ちょっとそこまで

 210320(土) 天川村
天川村で、ちょっとした引き合いがあり「現地調査」のために向かいました。
と言っても、お仕事は簡単に済ませて、後は「久しぶりの天川」を楽しみます。

数年前の大風水害の爪痕が今も残る道を抜けて「洞川温泉」へ向かいます。

天川は2008年8月以来13年ぶりの訪問です。天川の渓流に沿って「キャンプ場やバンガロー」など、レジャー施設がひしめいていたのが大きな変化でした。
13年前、まだ出来たばかりの蕎麦屋へ入りました。その美味しさが記憶にあって「もう一度行こう」と話していただけに、嬉しい再訪です。

蕎麦「清九郎」は、今は『行列のできる店』に変わっていました。
13年前と同じ「天ざる」を注文。変わらぬ美味しさに嬉しくなりました。
ただ注文から出てくるまで「とっても時間が掛かる」ので、川魚の甘露煮でビールを頂きました。

清九郎の隣、間口1間の「小さなパン屋さん」があり、パンを買い込みました。家へ帰ってから食べてみたのですが、これが「メチャ美味しい」のです(帰ってから調べたら、こんなパン工房が、天川にはたくさんあるらしい)。

帰路に立ち寄ったのが「西吉野・桜の湯」です。

大きくはないのですが「凝った温泉」です。
このバスタブが最高です!
いつもお湯が満タンで、入ればこぼれ、出ればすぐに満タンに満たされる。

ここでも土産を購入。
温泉の亭主に勧められるママにビッグなキノコや、吉野名物の乾麺、紅しょうがを購入。

ここで奇麗に咲いた「桜の枝」を戴きました。




最後の買い物は「吉野名物の豆腐」です。
小さなお店ですが、ここも行列が出来ていました。

私は、大和揚げ(厚さ4㎝ほど揚げ)5枚と豆腐半丁(これで普通の大きさ)を購入、更にオカラドーナツも!

もうまるで「グルメ素材買出しツアー」でした。

家へ帰り、今夜は「お鍋」でした。温泉で購入したキノコと豆腐に大和揚げが主役です。
どれも「とっても美味」でした!


 210315(月) トラフズク
約1週間前に「仕事から解放」され、まあ~ジッとしていない!飛び回っています。

野鳥荘滞在中に「トラフズク現る」の報があり、急ぎ生石高原から下りました。
紀ノ川沿いに北上し、約2時間の道のりで、紀ノ川河川敷で2羽のトラフズクに出会いました。
もう枝被りの少ないところを探して動くので、トラフズクはご立腹。警戒心満載でスレンダーになっています。




トラフズクも済んで、昼食です。朝のトーストは「真っ黒こげ」で、ほとんど食べられなかったので、結構お腹が空いています。

美味しそうな蕎麦屋を見つけたので食しました。やや太い蕎麦で、まあ腰の強いこと!
ここは、真田幸村が隠遁した九度山に近い。真田庵と言えば「蕎麦」で、この付近では蕎麦が名物かも!

さらに足を延ばし、橋本駅前にある馴染みの「柿の葉寿司」の店へ。今夜の食事用のほか4軒へお土産やら発送です。
うふふ…お互い「相手の財布」頼りで、全くおあしが足らない。急ぎコンビニへ!大笑いでした。


 210313(土) 鳥のお絵描き教室と探鳥
■鳥のお絵描き教室
今日は、竜門山の自然を守る会主催講演会があり、参加してきました。
中村先生(会長)の挨拶で始まり、野鳥漫画家・富士鷹なすび氏の、野鳥デフォルト画の描き方を紹介しながらの講演でした。

その後は、参加者各自で「お絵描き」です。
なすび先生の「お手本」があり、好きな題材を選んで描いていきます。
私は、ミコアイサを書き写したのですが、どうも漫画チックなデフォルト画が好きではありません。そこで、画面に映し出されていたジョウビタキを描いてみました。

なんせ色鉛筆で描くなって…とっても久しぶりです。出来たのが写真の絵です。やはりデフォルト画より、私にはあっているようです。
■河川敷で探鳥
講演会に先立ち、オガワコマドリに出会ってきました。今日も律義に出てきてくれました。

それにしても、この河原には野鳥が多い。その中に、珍しいシベリアジュリンが混ざっているそうで、こちらが目的です。
ホオジロによく似た野鳥で、ファインダーだけでは分かりません。とにかくシャッターを押して「映ってるかな?」


ホオジロ
アオジ

スズメ


オガワコマドリ

カシラダカ
写真のほか出会ったのは、小型のカラス(明らかに小型だった)・トビ・ツグミ・ヒヨドリ・シベリアジュリンと思われる野鳥でした。

 210310(水) あまの街道・狭山池・浜寺公園
■あまの街道
狭山池(大阪狭山市)に「ツクシガモ」が入ったというので、出かけることにしました。

私もようやく気持ちが吹っ切れて、狭山へ向かいました。

大阪狭山は20年以上暮らした地です。
妻が突然死した後、ここにある「あまの街道」を歩くようになり、精神の静謐を維持できました。

あまの街道は、大阪狭山市と堺市の市境にある尾根道です。5世紀、大和朝廷の官製陶器工場があった場所で、当時は「陶器山」と呼ばれていたようです。
陶器山から女人高野・天野山金剛寺に通じるこの道を、豊臣秀吉が「天野街道」と名付けました。

近代になり、ニュータウンが作られるようになりました。
 ・堺市側は
 「泉北ニュータウン」
 ・大阪狭山市側は
 「狭山ニュータウン」
そして、市境の尾根道が取り残されたのです。
今から20年ほど前に、この道を「市民が散策する道」として整備し『あまの街道』と名付けられました。

コナラ林が続く道で、あと2週間もすれば「新緑が美しい季節」になります。
早くも、ミツバツツジが咲きだし、雪柳に似た小さな白い花も咲いていました。


あまの街道を歩くようになって目立ちだしたのが、沿道の宅地開発でした。

あまの街道の「自然を守ろう」と、NPOを立ち上げて、保護保存運動に乗り出したのですが、見事に「一人相撲」で終わりました。
遠方に住む方から賛同を得たのですが、肝心の「地元の人たち」が、運動に立ち上がることはありませんでした。
残したかった森は、今は「薄皮1枚残して」住宅が立ち並んでいました。

結局、夢破れて「狭山を去る」ことになりました。
私にとって、この地は「ほろ苦い思い出の地」です。
あれから11年。やっと、訪問する気になりました。

遠方から参加してくれた一人が今の家内です。NPOの成果はこれだけですが「充分だろう」と言われそうですね!

NPO運動では、陶器山の由来をもっとPRすべきだというものもありました。
ようやく発掘が行われサインが立っていました。
ただ、須恵器を焼いた「登り窯の復元」までは至っていませんでした。
あまの街道の起点に、高層マンションがあります。

ここで亡妻と17年間暮らしました。妻が逝った半年後に自己破産、この住居を失いました。

何かと思い出の多い場所で、やはり再訪には時間が必要でした。
マンションの最上階(17階)から見える池で、ある日「あの鳥はなんだろう?」と思ったのが「野鳥に興味を持った」始まりでした。

まったく「バカの壁」で、自分がとてつもなく「自然豊かな場所」に住んでいたことに気づいていなかったのです。
野鳥が趣味になって2年後に、妻が突然逝きました。まるで「私のその後」を見据えた神の采配としか思えませんでした。

この後、狭山池へ向かいました。約5km1時間の歩行でした。

■狭山池
狭山池は「日本最古のダム」です。
何度も「大改修」を加えて、今も重要な灌漑ダムです。

冬で一番の渇水期です。
冬鳥の来訪が多い池ですが、多くはもう「北へ帰った」ようです。
平成の大改修でも、野鳥の会の保護運動で残された「湾処」があります。その湾処にツクシガモがいました。飛来したのは1羽だけだそうで、大阪では珍しい野鳥です。

では、狭山で出会った野鳥の紹介です。


ツクシガモ

コガモ

ハシビロガモ

コゲラ

イソヒヨドリ
これで狭山は終了。昼食後、浜寺公園へ向かいました。

■浜寺公園
ここには超レアな「キバラガラ(恐らく迷鳥)」が入っています。コガラくらいの小さな野鳥で、ネットフェンス越しの撮影です。おまけに、捕食するのは「秒単位」でまったくじっとしてくれません。どなたも撮影には手こずっているようです。





苦労した割には、まともな写真がない。まあ「証拠写真」程度にご覧ください。


 210308(月) 今日はお出かけ
仕事も一段落で、今日は「お出かけ」です。
まずは、紀三井寺にある漢方薬局へ。コロナから退院後、漢方薬を飲み続けています。20日間が1クール―で費用は15400円、決して安くはありません。2クールが済んで「効果は?」
 ・肺の異音が消えた
 ・肺から「白い影」がほとんど消えた
 ・血中酸素濃度が「97」まで戻った
どれも「もう戻らない」と宣言されていた肺機能の復活です。かくべつ病院からの薬があったわけではなく、違うことは「漢方薬を飲み続けた」ことくらいです。まあ、消去法で考えれば「漢方薬の効果」としか言いようがない。そこで、もう1クール呑むことにしました。
漢方薬局を出て、昼食会場へ向かいました。
予約時間までにはまだ余裕があるので、スーパーで買い物を済ませ、次は「日本酒のアンテナショップ」へ立ち寄りました。

和歌山には「現役の酒蔵」が多く、隠れた日本酒王国です。本来は「日本城」のお店だったのですが、今は県下の日本酒アンテナショップになっています。
 ・出来たばかりの新酒
 ・酒粕
 (あまり硬く絞っていないので美味しそう)
 ・加太の海苔
これらを買って「すし藤左ヱ門」へ向かいます。11時半開店ですが、もう行列でした。
行列のできる店の予約がやっと取れて、食べに来ました。噂に違わぬ、リーズナブルでコスパの良い店でした。
 ・寿司てんぷらランチ1480円
 (プリンとコーヒー付き)
 ・茶碗蒸し180円
 ・ビール500円
凄いボリュームで、食べきれませんでした。味も、とっても美味しゅうございました。

次は是非「家族を連れて」来たいものです。

食後は「探鳥」です。ここは、オガワコマドリが出てくる場所まで至近距離です。



オガワコマドリ
オガワコマドリが出てきたのは1時間以上待ってからでした。今日は人が少なく、誰も餌を持っていない。だから「餌で吊る」こともできません。私はじっと待つのが苦手ですから、その間「河原で探鳥」でした。
万年1年生の私は「特殊な野鳥」に拘りがありません。野鳥と出会えれば、それだけで嬉しいので、結構楽しめました。

ダイサギの群れ(時には集団で狩りをする)

ビンズイかな?

アオジ

ホオジロ

ツグミ
スズメ

ハシボソガラス?

セグロセキレイ

ミサゴ

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