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3連休の中日、琵琶湖1週のバスツアーに参加です。
和歌山駅前9:25集合で、定刻前に会場に着いたのですが、私達の「名簿がない」という。笑いながら見ていたら、かなり胡散臭く思われているようなので「旅行案内書」をだした。これは、ネット申込して料金を納めると、メールで送られてくるものです。これでようやく、自分たちのミスに気付いたようです。最近は、己のミスを疑うより「人を疑う」いやな傾向ですね。
とりあえず出発。
私達は2号車で、38人の参加。なにせ、員数外ですから席は一番後ろです。
30分ほど走って、岸和田ASでトイレ休憩。15分後に出発したのですが「一人足りない」ことが分かり、Uターン。
・乗客の遅刻
・添乗員の確認不足
これで「30分遅れ」になったのですが、ピックアップされた乗客は激怒の声で乗り込んできた。己の不注意(遅刻)が主原因だから、迷惑をかけたみんなに謝れよと思うが、最近は違うようだ。
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何はともあれ、30分遅れで再出発。
最初の予定地は、京都山科「井筒八ツ橋本店」。ここで2度目のトイレ休憩、いよいよ買い物ツアーの始まりです。
まあ、それなりにツアー会社の陰謀に乗り「土産を購入」
この地に「坂之上田村麻呂」の像があった(背景)、如何なる縁があるのだろう?
更には「大津絵発祥の地」でもあるそうな。
山科から琵琶湖は至近の距離。琵琶湖を右回りに1周して「最後の紅葉」を楽しむツアーですが、この頃から『渋滞』が目立ちだした。 |
途中、バスは高速を一旦降りて坂本に入る。
・日吉神社(秀吉ゆかりの神社で全国日吉神社の総本社)
・西教寺(明智光秀の菩提寺)
わざわざここを通過して、再度高速道路へ。なのに、添乗員さんは「一言の説明もなし」だから、気付いた人は少ないだろう。
まあ、添乗員であってガイドさんではないだろうが、わざわざのコースは「企画」があったのだろう。もう少しプロ意識があってもいいだろうというのが私の感想。 |
白髭神社の船鳥居を「車窓観光」でパス。ここは、全国「白髭神社の総本社」です。
次は、高島町の「メタセコイヤ並木」を目指します。
約2.4㎞続く「並木」で、滋賀県下NO2の観光スポットだそうです。
この頃になると、歩く方が早いほどの渋滞になる。
バス運転手さん曰く「この状態が琵琶湖1周続いている」そうで、最早「行程表」は有ってなしが如くです。 |
メタセコイヤ並木到着は2時間遅れ。もう2時を越えており、昼食にも当たっていない。
観光地は、芋の子を洗うような観光客。時間が押しているので「観光時間は圧縮」なのに、トイレは長蛇の列。
やっとトイレを済ますと時間終了で、これでは、バスとトイレだけで終わります。
もう名実ともに「バスツアー」で、ただ『乗ってるだけ』です。
昼食は「焼サバ寿司4切れ』でこれは車中で食べる。まるで足りない! |
次は「鶏足寺」です。石田光成が豊臣秀吉と出会った場所として有名です。
茶を所望した秀吉に対し、最初はぬるい茶をだし、次は暑い茶を出した。この配慮に感動した秀吉は、ブレーンとして召し抱えることにした。
見事な紅葉なのですが、腹が減っては戦が出来ぬので「腹ごしらえ」
ここの観光時間は50分、駐車所から鶏足寺まで片道25分掛かるので、ほぼ駆け足です。とてもじゃないが「楽しむ」ゆとりはなし。おまけに時刻は17時で陽が暮れだした。 |
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鶏足寺でも「スマホを落とした」人が出て、更に出発は遅れ5:15でした。もう、外は真っ暗です。
本来なら、水鳥が集まる「三島池公園」へ行くはずでしたが、時間の都合でカット。ここが一番楽しみにしていたのですが、これだけ暗くなれば「な~んも見えない」分けで、キッパリ諦め。
夕食は、関ケ原古戦場に近い「関ヶ原花伊吹」です。
到着は18時過ぎで、
・近江牛のすき焼き
・近江牛の寿司
・近江牛のサラダ
・マッタケご飯
近江牛はと言っても、まあ普通です。マッタケは探しても見つけられませんでした。
ここで、旅行参加者へお土産配布
・マッタケ1本
・富有柿1個
・サツマイモ1本
・近江米300g
・近江牛100g
うむ~お米以外は恐らく「出荷できない規格外品」だとおもう。よくこれだけ数を集めたもんだ!
ここの出発は18:50でした。次は最後の目的地「永源寺」です。 |
永源寺は「紅葉の名所」だそうで、ライトアップされている。
ただ、猛烈に寒い上に、足元は薄暗い。
駐車場から橋を渡り、更に124段の階段上に永源寺はあるそうです。
家内は階段下でパス。
私は階段を上りだしたのですが、薄暗い階段に自信がなく途中で引き返した。
最近は、下り階段が怖い。
膝の問題もあるのですが、段差の認識が悪く、自分でも「危ない」と感じることが多い。怪我をせぬうちに諦めました。
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なお、他のグループで「転落事故」があったそうで、諦めてよかったと思っていまあす。
全行程を終えて永源寺を出発したのが20:45
バスは猛烈なスピードで和歌山へ向かう。和歌山到着23時。長い1日でした。
参加費は1人1万円。
38人で売上は38万円です。人件費だけでも、バス運転手2名と添乗員。バスの償却費、燃費、高速代、食事代、土産代を差し引いて一体いくら残るのか?ちょっと気の毒になってきました。
更には企画のミスマッチも感じました。
参加者の年齢は「優に70歳を超えて」いる。渋滞間違いなしの3連休ではなく「ウイークデーで困る人はいない」だろうに。更には9:25発は遅すぎる。行程をカットするほど遅くなるなら、もっと早く出ればよい。 |