ちょっとそこまで

 180923(日) 蒙子谷不動

世は「3連休です」が、私は仕事三昧。仕事にも倦んで、蒙子谷へ出かけました。

駐車場に車を置き、1㎞強の道のりを歩く。今日は真夏日で、汗をかきながらの「久々の自然」です。

それなりに「台風の被害」があったようですが、普段通りに「彼岸花の咲く」蒙古谷でした。

生石高原への道路復旧はまだまだのようで、暫くはこうした「代替自然」で過ごすことになりそうです。
歩きながら「路傍の花」を観察です。

曼珠沙華

ウスギハマカンゾウ?

ガマの穂(何故か好きな植物です。神話に出て来ますが、何か役立つのだろうか)

蕎麦の花

ミズヒキ

キンミズヒキ

ドングリ(恐らくアラカシ)


スイレン

コウホネ

カキツバタ?

ガンクビソウ?

アキノノゲシ

これは園芸種らしい

キツネゴマ?

カワミドリに似ているが分からない

ノアズキ

アキノタムラソウ

ジュズダマ
相変わらず「?」が多い。熱心さに欠けるのですが、実は「万年1年生」を楽しんでいる(と、言訳している)

蒙古谷不動に到着。ここは、弘法大師伝説を持つ。
お不動さんって「神社それともお寺?」で迷って柏ではうたなかった。
普段通り、家族の「無事息災」を願っておきました。

ここで家内は野鳥を追い出した。
家内にプレゼントした新しいカメラNikon P1000の能力は素晴らしらしい。
オリンパスのチビカメを使い慣れた私は、P900でも重たい。

デタラメな視力・聴力の私は、野鳥を追うのは早々と諦めて、のんびりと「久々の自然」を楽しんだ。

自然の中では、こんな弁当でも「ご馳走」です。
僅かに撮った野鳥写真をアップしておきます。この他、サンコウチョウ・キジバト・ホオジロ・ヒヨドリで私の視力・聴力では僅かなもんです。


 180915(土) 片男波海岸台風被害

「シギチの渡り」の季節です。片男波海岸へ「鳥見」に行ったのに、見たものは「180904台風21号」の被害ばかりでした。

和歌浦の観海閣へ渡る「三断橋」、数年前に改修を終えていたのですが、今回の台風で大きな被害を出しました。
観海閣は、頼宣が慶安年間(1648~1652)に木造の水上楼閣として建立したもので、 対岸の紀三井寺と対面しています。(当時の建造物は昭和36年に第二室戸台風で流出。現在はコンクリートで再建されたものです。)

※観海閣の写真はありません
不老橋は、片男波松原にあった東照宮御旅所の移築に際して紀州藩10代藩主であった徳川治宝(橋が架けられた当時は13代藩主徳川慶福の治世中)の命により、嘉永3年(1850年)に着工し、翌4年(1851年)に完成したアーチ型の石橋です。
この橋は、徳川家康を祀る東照宮の祭礼である和歌祭の時に、徳川家や東照宮関係の人々が御旅所に向かうために通行した「お成り道」に架けられたものです。

片男波海岸へ着いて唖然とした。
閉鎖中の駐車場の何処にも舗装面が見えない。約20㎝の砂に覆われている。

海水浴場も、砂浜が押し上げられて、出店で賑わう部分は50㎝ほども砂が盛り上がってる。

更には直径1mを超えるコンクリート塊も打ち上げられていた。

幸い、海水浴はオフシーズンになりましたが来年までに復旧できるのだろうか?

片男波海岸(外洋側)と和歌川を仕切る突堤の被害も酷い。

 ・突堤を守るため、外洋側の砂浜に敷きつけられた岩が、突堤に打ち上げられ。更には和歌川側に乗り越えているものも多い
 ・和歌川側の護岸コンクリートも数十メートルに渡り
破損
 ・波返しのある堤防の内側コンクリートが抉られている。
潮風に強いはずの「松」も、枯れが目立つ。余程手ひどく海水を浴びたようです。
 ・倒れた樹も多い
 ・吹き飛ばされた小枝は無数

既に、造園業者が入って復旧に着手していましたが、枯れが目立つ松はどうするのだろう?
肝心の「鳥見」はサッパリです。僅かに
 ・イソヒヨドリ
 ・カラス
 ・トビ
 ・チドリ(僅か1羽を目視)
どうやら、シギチの渡りの「お休み処」の環境が酷く壊れたみたいです。


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