ちょっとそこまで

 180413(金)片男波海岸と純喫茶

今日は、耳鼻咽喉科の診察日。10時半に受付を済ませたのですが、受診まで「2時間待ち」と言うことで、片男波に向かいました。

あいにくの強風で肌寒い。
もう「シギチの渡り」の季節なんですが、サッパリいない。
 ・タヒバリ
 ・カラス(種類不明)
 ・セキレイ(種類不明)
 ・セグロカモメ
 ・カワウ
 ・トビ
 ・ミサゴ
 ・カワラヒワ(鳴声)
 ・ツバメ
風に追われ、ほうほうのていで帰りました。

普段なら破止にたむろするのに、強風を避けて和歌川河口の砂州に集合したセグロカモメとカワウ

この人たちが一番気持ちよさそう

セグロカモメ

タヒバリ

ミサゴ
探鳥は諦めたのでですが、時間は未だたっぷりある。
早昼にしようと思い、何処かないかと尋ねたら、地方紙に紹介された喫茶店が近くにある筈と言うので、探してみました。

純喫茶「リエール」です。
ここは、和歌山の英雄「陸奥宗光」の従兄弟で、第2代農林大臣を務めた、岡崎那輔の別荘です。それをほとんど手を入れず純喫茶にしています。
黒松の庭を見ながら、リエール名物の「和歌山モーニング」です。

税込1000円のこのモーニング、午後1時まであるそうで、次々にやってくるお客様も、モーニングを昼食にしていました。
中々結構なお味で、趣向も面白く「遠来のお客さま」をお連れしたい雰囲気です。

ちなみに片男波は、小野小町も逗留したことがある風光明媚な地で、戦前は「新婚旅行のメッカ」でもありました。
この店で見つけた本がコレ!
和歌山の妖怪を集めた本です。存在は知っていたのですが、何処で入手できるのか?分からなかった本です。

私の生まれ故郷にも、同様の本があるのですが、非売品でかつ絶版になっていて入手できませんでした。
地方には「住民と親しんだ妖怪」が必ずいるはずで、大切に伝承したいものです。


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