ちょっとそこまで

 180329(木)京都迎賓館

現代の名工の手になる『京都迎賓館』一度見学してみたいと思ってたら、ウエーヴ産経のイベントで、参加募集していたので応募しました。大阪集合(バスツアー)と、現地集合の2種類があったのですが、現地集合の方が時間にゆとりがあるので、こちらにしました。

和歌山から快速で日根野へ。ここから「京都行はるか」に乗車です。思えば、特急「はるか」に乗るのは初めてかな。
このまま、乗り換えなしでゆっくり京都へ。
京駅到着は10時半。京都駅から地下鉄にのり「丸太町」で下車。集合場所の京都ガーデンパレスホテル(京都御苑前)まで歩きます。集合時間は11時半、まだ時間い余裕があるので「お上りさんの観光」です。思えば京都へ来るのは、いったい何年振りだろう…

笑ってしまう出来事ですが、
元々この企画は一番の繁忙期『桜の季節』を微妙外したものだったのです…
今年の開花は、全国的に1週間早まり、もうまさに満開の京都でした。

最初の寄り道は「菅原院天満宮神社」です。
ここには、菅原道真公が「産湯をつかった」と言う井戸があるのですが…
たしか、この2月に行った、京都府園部の生身天満宮似もあったような?
きっと「本家争い」がいっぱいあるのだろう。
まずは「家族無事息災」を祈りました。

次の寄り道は「足腰お守り」の護王神社です。
このには至る所に「イノシシ」がいます。護王神社とイノシシが如何様な関係なのか?分かりませんが、私の干支です。
最近は、足腰の弱りが目立つだけに「足腰を守りたまえ」としっかりお願いしてきました。

この道は「歴史の宝庫」です。
いくらでも寄り道する場所はあるのですが、ボチボチ集合時間が迫っています。

ガーデンホテル到着。
ここも宮家跡に建つホテルです。
道路を挟み、対面は「蛤御門」です。幕末、薩長が激しく戦火を交えた場所です。

2階ロビーで受付を済ませる。
参加者は約100名。
 ・圧倒的に「年寄り」
 ・7割は女性
このイベントの参加料は、1人8800円。
ウエーブ産経の説明によれば「4班に分けて行動」だそうで、班ごとに御所の案内ガイドさんが付くそうです。
スケジュールは、
 ・京懐石の料理で食事
 ・その後で「京都御所見学」
 ・京都迎賓館受付で解散
  (以降自由見学)
で、まずは「食事」ですが、この参加費ですから多くを期待してはいけません。

右写真の他「すまし汁」がありました。

ドリンクは別料金。これから「歩く」ので、ビールは止めました。それなりに美味しく頂いて、いよいよ見学です。

蛤御門(写真右)を脇に見て、京都御所へ向かいます。

京都御苑は、京都御所と主な宮家屋敷跡から成り立っています。
御所も、迎賓館も京都御苑内になります。ちなみに、
 ・京都御苑:環境庁
 ・京都御所・宮内庁
 ・京都迎賓館:内閣府
このように、所轄官庁がバラバラと言うのは、日本らしいですね!

昔と違い、今は予約なし「無料」で入れますが、持ち物検査があります。

清所門から入り「持ち物チェック」です。私のバックパックが重いので、警察官氏は「ナニが入っているんですか?」「いろいろ」と答えて入れてもらいました。

普段通り、サバイバルグッズが入っているのでとても重い。本気で調べられたら、ナイフも入っているのでヤバかったかな?

御所の桜は「満開」です。随分前に来たことがあるが、桜の季節は初めて、感激でした。


紫宸殿では桜が満開。まさに、パンフレットの写真そのままです。
惜しむらくは、私達の班について下さったボランティアガイドさんは、歴史も建物知識も余りなく、質問にも明確な答えがありませんでした。
御所の建物は年代もバラバラで「当時の様式を守っている」と言うことでしたが、とてもそうは思えなかった。建物の年代ごとに、蔀戸や内法寸法が変わっており、詳しく聴きたかったなあ…という思いが残りました。


いよいよ迎賓館に到着。
ここで、ウエーブ産経のスタッフ氏とはお別れで、以降は自由行動です。

迎賓館は基本的に「予約制」ですが、当日に隙が有れば、見学可能です。

まずは地下へ行き、空港並みの検査です。X線検査と金属探知機をクリアして、荷物はロッカーへ預ける。

私達は、ガイド装置(200円)を借りて出発です。
全てが「創造」で、現在の名工が「技を競った」最高の建物でした。私にはそんな才能はないけれど「技が必要だった時代」を思いだしました。ありがとうございました。もう、絞りきれないので量が多いのですが、名工の作品をご覧ください!
「百聞は一見にしかず」です。写真で素晴らしさを語ることは出来ません。是非、訪問なさることをお勧めします。
追記

写真は「五七の桐」の紋章
皇室の裏紋であり、日本政府の紋章でもある。迎賓館では、さりげなく使われている。勿論、名工の作品です。
迎賓館を後にして、探鳥をしながら「旧近衛邸跡(京都御苑内)」に向かいました。私は知らなかったのですが、京都市民が最も「桜の名所」とする場所だそうで、それはもう見事でした。
「花見」を堪能したのですが、些か歩き疲れました。
近くで喫茶店を探し、暫し「足休め」です。店主はご高齢の女性で、まことに闊達な方でした。次々とご近所がやってきて、此処が「溜まり場なんや」と思いました。
地下鉄で京都に向かい、少し早い夕食です。選んだのは回転寿司(但し100円ではありません)、コマシャリでネタが良く、まことに旨い(写真と取っていなかったのがまことに残念)。シャリが少ないのでたくさん食べられます。私たち夫婦も、普段の倍の18皿を平らげました。お客様派の半分は外国人で、白人系が多かったように思う。皆さん、うず高く積んだ皿の前で記念撮影をしていました。

お土産をしっかり買い込み、夕方1本しかない、和歌山直行の特急帰宅。私の財布は「すっかり軽く」なりました。

 180326(月)大阪城の花見



今年の桜は開花が早い。
大阪城も満開のこの日、2家族4人で「大阪城の花見」としゃれ込みました。
月曜日にも関らず大変な人出です。更には、半数が外国からのお客様です。さて?日本のお城がどのように写っているのでしょう。
大阪城のBBQゾーンは今年から「完全有料化」され、秩序あるものになりました。関取りに占拠され「闇で取引」されることもなく、予約さえしておけば「花見をしながらBBQが出来る」ようになりました。

友人は予約してくれたのは、昨年リニューアルなった「旧第四師団司令部庁舎」の屋上です。大阪城天守閣とほぼ同じ高さの展望で、良い天気にも恵まれ「最高の花見」になりました。



食事のあとは城内を散歩。ホンマに「エエ~天気」です。

森之宮から寺田町へ移動。
折角の外出ですから、今日は「旨いもんづくし」です。
寺田町駅前のうなぎ屋さんへ。ここは品切れ閉店の「行列のできるお店」です。日によって変わりますが、午後6時には閉店になることが多く、フルコースを一気に注文。
どの品も「量が多い」お店で、味も抜群です。
BBQも呑み放題でしたが、此処でも良く呑みました。

何時まで呑めるのか?
それは「神様の判断」にお任せして、今はせっせと呑みます。

3月は良く外出しました。
 ・180302マレーシアより帰国
 ・180313島津亜矢コンサート
 ・180314大相撲大阪場所
 ・180317しみず温泉
 ・180324しみず温泉
 ・180326大阪城の花見
そしてフィニッシュは、29日の「京都迎賓館見学と京料理」です。春を心行くまで楽しみます。


 180317(土)清水温泉

野鳥荘の水道を開いたのですが、今年も浴室のサーモカランが破損で、浴室は水浸し。すぐに修理依頼の連絡はしたのですが、時間がかりそう。
これでは「今夜はお風呂がない」と言うことで、温泉へ行くことにした。近い順に、
 ・二川温泉
 ・清水温泉
 ・明恵温泉
とあるのですが、二川温泉は2年前に閉鎖(維持費が捻出できず)。ということで、目指すは清水温泉です。

野鳥荘からは、30㎞で30分の距離です。二川ダムのダム湖を越え、あらぎ島(段々畑で有名)から1㎞にあります。

早咲きの桜がとても良い雰囲気です。

私は2度目の筈ですが、ほとんど記憶がありませんでした。温泉は有田川町経営で、温泉の他、宿泊施設やレストランもあり、年中無休だそうです。

木造のこじんまりした温泉で、洗い場も10人あるかどうかです。ナトリウム泉で柔らかい泉質です。

ここなら、温泉だけではなく食事も兼ねてくることが出来ます。野鳥荘から近いし、入泉料も600円と安い。
酒を呑まない犠牲者(運転手)を作って、のんびり来たいですね!


 180314(水)大相撲大阪場所

初めての「相撲観戦」です。
私は不案内なので、親友のお世話になりました。

まずは、相撲茶屋へ寄って、案内を乞います。
大相撲のチケットは、相撲茶屋を通じて購入です。相撲茶屋にて、席料+飲食費込のチケット購入なので、観戦費用自体は料金不明です。今回の「桝席」は4人セットで8万円。バブルのころなら15万円したそうです。ただし今回は、私たちは「およばれ」でした。

相撲茶屋の人に案内されて桝席へ。大きなバッグには、酒・ビール・お茶・ジュース・3段重ねの弁当・お菓子類・お土産の品が入っています。
ホンマに4人座れば「身動きできない」狭さです。
今回は親友と我ら夫婦だけの3人ですが、この大きな「飲食セット」を置けば、もう大変です。

座るなり酒盛り開始です。
ビールと酒、各自1本ではとても足りません。セットは4人分で呑兵衛は二人、まだ足りない分は周りの升席から「ご援助」を遠慮なく頂戴しました。

土俵際は「砂被り」で、次に升席が始まります。私たちは9列目で、関取がクッキリハッキリ見える。
もうTVとはまるで違う迫力に圧倒されます。
関取の動きに、思わず大声が出ます。これが醍醐味なのでしょう!
大相撲協会に反旗を翻した貴乃花親方。改革の気持ちは尊重するのですが、初めての観戦で「出来上がったシステム」にも感心しました。もし、貴乃花親方が「別組織」を立ち上げるつもりなら「容易ではない」と思いました。
やはり、貴乃花親方には「内部からの改革」をと願いました。
この日は夜から「仕事の打ち合わせ」があり、相撲が引けた後は、大急ぎで次の会場へ。
打合せは10分で済ませ、呑み会へとチェンジ。良く飲みました。
これで、3日連続で「遅くの帰宅」となりました。いささかお疲れ気味です。


 180313(火)島津亜矢コンサート

今や女性歌手の第一人者「島津亜矢」さんのコンサートへ行ってきました。大阪フェスティバルホール18時開演で、休憩をはさみ2時間の公演でした。

島津さんは、あまり口達者ではないので、トークショーにはなりません。第1部は「歌また唄」でした。
第2部は、ドレス姿でオープニング。決して痩せ形ではないので、腰を〆たドレスはいかにも苦しそう。本人も「大笑い」していました。
ドレス姿は数曲で終わり、その後は「変りネタ」でした。
澄んだ通る声で、声量が素晴らしいのに、負けじとばかりのボリュームでオーケストラの演奏する。もう少し、押えた演奏で「島津亜矢の歌を堪能したかった」と言うのが、夫婦共通の感想でした。
何曲か「ピアノ演奏だけの曲」があったのですが、これは文句なしに素晴らしかった!

私は、無伴奏・マイクなしの「アカペラ」で聞きたかったなあという願望がありました。彼女の音質声量とフェスティバルホールの音響条件なら、アカペラで聴衆を感激させることが出来るだろう。

もう半世紀も前、昔のフェスティバルホールで、アイ・ジョージ氏がアカペラで唄ったことがある。朗々とホール全体に響く声に魅了された記憶が蘇った。
もし、島津さんに希望を伝えることが出来るなら、是非「アカペラ」をお願いしたいものです。


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