暇つぶしと、久々の「丹波篠山名物」が食べたくて、安価なバスツアーです。
和歌山駅前集合7:20
参加費は食事と土産付きで9000円弱。
バスはほぼ満席です。なんちゃって添乗員はいますが、ガイドはなし。この添乗員さん、前日に資料を受け取った臨時さん。丹波篠山も初めての訪問だそうで、きっと私の方が「上手くガイドできた」と思うほどでした。
更には、このツアーを組んだ人は「きっと篠山の知識がない」のだと思う。時間の組み方も無駄が多く、ホットスポットも見事にスルーしてる。
満足は出来ませんが「値段が値段」なので、文句も言えません。 |
和歌山から高速に乗り、阪和道~近畿道と走ります。最初のトイレ休憩は「近畿道八尾SA」で、次は中国道の三田で高速から下車。
行った先は「めんたいパーク」です。福岡の有名な明太メーカーの直営工場で、生産と観光客相手に販売も行っている。
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めんたいを試食しました。これがまことに旨い!
その隣で「おにぎり」を作っています。暖かいご飯で「握りたて」です。誘惑に勝てず、「出来立てめんたいオニギリ370円」を注文。
小ぶりの茶碗2杯分くらいの量で、めんたいがドッサリと入っています。ご飯も海苔もまことに旨い。
この1時間後に「早すぎる昼飯」があることが分かっているので、食べてしまいました。
当然、明太のお土産も購入しました。 |
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三田から再び高速に乗り、丹波篠山へ向かう。
城から車で5分ほどの距離にある「団体専用の食堂」で昼食です。到着は10時半、早すぎる昼食ですが、団体客がバスで次々とやってくる。
ずらりと「同じ料理」が並んだテーブル。こんな広い建物がまだもう1棟あった。
・突出し3品
・但馬牛のすき焼き(もどきかな)
・但馬牛の陶板焼き(もどきかな)
・コロッケ
・そば
・炊きたてのタケノコご飯(食べ放題)
・味噌汁
・飲み物(アルコール類・ソフトドリンク:呑み放題)
・イチゴとオレンジ(食べ放題)
更に土産に
・イチゴ2パック
・オレンジとグレープフルーツ各1
・米300g
・ジャガイモとタマネギ計2㎏
・炊き込みご飯1パック
・イセエビ(130g)1匹
これがパック料金に入っているというから凄い!
格別「絶品」というわけではないが、イセエビだけでも1日1000匹以上の調達がいる分けで「一体『どこ産』だろか?」と考えてしまう。
ここの割り当て時間は1時間半。大幅に時間があまり、結局「土産もの」を買い込むことになった。
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やっと、篠山城に到着。
ここでの見学時間50分で、各自散策(要はガイドなし)。さっきの食事時間とあまりにバランスが悪い。もし添乗員氏が篠山に詳しかったら、時間配分を大きく変えただろう。
・篠山城址
・武家屋敷町
・城下町観光とショッピング
全部周るには2時間は必要です。これでは、どれかに絞って動くしかない。
私達は、ショッピングに絞って行動。
・焼き栗(これが旨い)
・篠山の野菜各種(これが旨い)
・黒豆製品各種
・黒豆パン(これが旨い)
・和菓子
・サバ寿司(ここは鯖街道です)
などなど、見る間に手荷物が増えていく。
始めてきた人も多かったようです。もし私に、マイクをもらえたら説明できたのにな!
・幕府の老中を務めた青山氏の城下町
・東京の青山通りは、この青山氏の江戸屋敷があったから。その末裔はヨーロッパに渡りEUを作り上げたこと
・鯖街道の話
・酢の利いたサバ寿司の話
・観光名所の案内(ぜひ知って欲しい旧商店街)
阪急交通社に「売り込み」に行こうかな!
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篠山を後にして、京都府園部へ
ここは生身天満宮。道真公御存命の折に良く訪れた地だそうで、罪を得た後、子息を匿った地でもある。そのため、今もこの地に「道真公の血脈が続く」そうです。
そんな分けで「元祖・天満宮」が売りです。ここでも、ひきも切らず観光バスが来るが駐車場もない。トイレも休憩所もなく、参拝が終われば「寒風の中で待つ」しかなった。
ここでも時間が中途半端でした。
近くに、園部城址があり、大手門や天守が再現されている。もう少し時間があれば、散策に行けたのにと残念です。
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バスは更に走り、大石酒造へ
ここも商売上手な酒蔵のようで、観光バスが次々にやってくる。
酒の説明後に利き酒が出来るのですが、私にはPRしか耳に入らない。利き酒も1種類で、とても「土産に酒を買おう」と言う気にならなかった。
トイレを済ませ、酒饅頭を食べて、隣接する「稗田野神社」でお参り。
延喜式の古い神社ですが、大鳥居が立派な割に境内は広くなかった。
ここも、商売上部のようで、まるで「神様のデパート」のように並んでいました。
これで、行程は終わり。後は帰路に着くばかりです。
盛沢山でしたが、ちぐはぐが目立つ。
土産物ツアーのようにも見えるのですが、何処にも「ツアー会社がバックマージンを受ける」システムを感じなかった。最近はそんなことはしていないのだろうか?
帰路はほぼ「爆睡」でした。
阪和道に入り「雪」が舞うようになった。
寒いだろうと覚悟した篠山はそんなに冷えていなかったのに、和歌山の方がずっと寒い。
頂いた土産が多いのに、観光やトイレ休憩の度に買い求めて、帰ってみればこれだけの土産!
いったい誰が「食べるネン」です。 |
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