ちょっとそこまで

 170611(日)曇りのち晴れ 『復活』

先月、ウイーン少年合唱団のチケットを頂いて(家内の知人から)、シンフォニーホールで鑑賞してきました。

そのことを、家内がmixiに書いたことで今日に繋がりました。
mixi仲間のお一人が「オーケストラ千里」に所属しており、第25回演奏会のチケットを送って下さいました。

マーラーの「復活」をフルオーケストラで演奏するそうです(フルオケを聴くのはもう20年ぶりくらい)。
オーケストラ千里に多くの助っ人が加わって、演奏者は約120名。
第1楽章から第5楽章まで、休むことなく80分の演奏です。

全身を使った藻川繁彦氏(オーケストラMFI指揮者)の指揮で、静かに始まった第1〜第2楽章。
聴きながら時折「風景が頭に浮かぶ」それが、演奏に合ったものかどうか?私には分からないけど、こんな体験は始めてでした(小説を読んいるとよく風景が見えるのですが、音楽では始めてです)。

第3楽章で、福原寿美枝氏(武庫川女子大学音楽学部教授)のアルトのソロが入り、第4楽章では坂口裕子氏(藤原歌劇団)のソプラノのソロが入る。

そして、怒涛のような第5章が始まりました。
パイプオルガンにあわせて104人の混声合唱が入る。
静かに始まった第5楽章の合唱も、ソプラノやアルトが加わり〜キリストの復活を祝う〜かのように、音も声も歓喜のクライマックスを迎える!
もの凄い感動で胸が震える思いなのに、なぜか涙が止まらなかった。
演奏を聴きながら、脈絡のない思いもよぎる。
入り口で渡されたパンフの束、その中に「団員募集」がいくつかあった。入会料のほかに、月々の会費も結構な値段でした。
オーケストラ千里…ってプロだろう?プロも入っていると思うが、大半が「同好の志」だろう。緩くない費用負担をしながら、でも、こうして発表の場を持つことって素晴らしいなあ!

そんな時「俺ももう1度スケッチを始めようかな」と頭に浮かんだ。若いころ1度だけ個展を開いたことがあった。もう1度、そんな機会を目指してもいいかな…ってね。









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