ちょっとそこまで

 160720(水)〜160721(木)高野山から龍神温泉

 160720(水)晴れ
急に思い立って、龍神温泉へ向かいました。
9時に我家をスタート。往路は貴志川に沿って走り、だるま湯でトイレ休憩。更に走って高野山の少し手前で貴志川とお別れして、高野山登山道へ入りました。
高野山は2年ぶり。高野山の寺院群から聞こえてくる外国語は、フランス語が1番です。中国人がめっきり減ったことで、静かな雰囲気が戻っていました。
お参りは奥の院門柱前で「家族皆無事息災」をお願いしただけでスルー。高野山では、お目当ての和菓子の購入と昼食で終了。その後は、アジサイ園〜護摩壇山〜森林公園〜恋小袖の滝〜龍神温泉でした。

和歌山は温泉が多い。公営の温泉も多く、入浴だけでも楽しめる。ここ「だるま湯」もそんな一つです。
ところが、私たちはいつもトイレ休憩だけで、ここで入浴いたことがない。
この日も、ここでトイレをお借りして、川面に鳥を探しただけで通過してしまいました。
(川は貴志川。貴志川が高野山付近まで遡ることを知りませんでした)

高野山の楽しみは、精進料理と和菓子です。
今回は、夜に御馳走が控えているので、精進料理(これは見事ですよ)はパス。
弥勒石本舗へまっしぐらです。ここでは、
 ・土産用に六方焼(銘菓弥勒石)といも焼
 (写真右の左側2種)
 ・店内で、くるみ餅と水饅頭を食しました
 (写真左下)
奥の院門柱で、家族の無事息災を祈願。
門柱脇のお店で昼食。
 ・私はおでんとビール(色は黒いが適度に甘みもあってとっても美味しかった)
 ・家内は山菜蕎麦(地で採れた山菜で冷凍品ではない)これも美味しかったそうです。

値段はどれも「高野山価格」で、下界の3割増しと言ったところです。

高野山に別れを告げ、龍神スカイラインへ入りました。
最初の休憩地は護摩壇山。いまだスカイタワーに登ったことがない。

龍神スカイラインの交通量は少ない。崖の補修や補強が各所で行われていたが、それでもまだ「荒れた場所」が目立つ。
費用対コストで言えば、これも「馬鹿な公共投資」だったのだろう。ただ、利用者が少ないとはいえ「あれば便利」であることは間違いない。

護摩壇山からほど近くに「アジサイ園」がある。
アジサイは綺麗なのですが、ラジオが大音声で流れており。折角の雰囲気が台無しでした。
次は「森林公園」です。
残念ながら手入れが滞っており、路肩も危険な個所が目立つ。
森林公園の中心にワイルドライフ(写真右の施設:現在閉鎖中)があり、龍神スカイラインはジグザグな線で円を描きながら、3/4周ほどしている。
相当な資金で整備したものの、利用者がほとんどいないまま放置されてきたようです。公共事業には『造れば終わり』のものが多いが、これもそんなものの一つであろう。
ただ、メインと言ってよい「シャクナゲ園」だけは手入れがされており、まだ維持する意志はあるようだ。

野鳥に出会えないか…そんな気持ちで歩いてみましたが
 ・オオルリ
 ・クロツグミ
など、僅かな出会いだけでした。




更にスカイラインを下ります。
日高川の源流の一つと言われる「恋小袖の滝」です。いくつもの岩に当たっては砕け落ちる滝」で、なかなかのものです。
こんな沢が幾つも集まって日高川が出来上がるのですね!

滝の対面は山桜のミニ公園。
この付近でも標高は800mくらいあると思うのですが、この日は暑く、ここで涼む方もちらほらいらっしゃいました。

この後は、スカイラインは日高川に沿って下り、龍神温泉に至ります。

龍神温泉『季楽里(きらり)』到着が14時半。まったく涼しくない!

汗を拭きながら「探鳥」に出かけました。
ただ、ホンマに野鳥がいないですね。夏は野鳥が減るのは分かるのですが、メジロやエナガまでいない。なんでやろ?

結局、お約束の場所でカワガラスに出会っただけでした。
カワガラスって、結構な水流にも負けないのですね!

私は50mほど距離を置いていたのですが、家内はお構いなしに近づて行きました。最後は10mほどまで行きましたが、特に怖がる様子もありません。カワガラスは臆病と思っていたのですが、個体差があるのかな?

探鳥で大汗をかいて、温泉でゆったりしました。その後はなんといっても、楽しみな「食事」です。

季楽里はジビエに拘ったバイキングです。品数は50種くらいで、とても全制覇は不可能です。それでも、お腹の都合など関係なく、目が欲張ります。

家内も、写真は1回目ですが、この後、スイーツを2回追加しています(写真右上)。

私の1回目もご覧の通りです(写真右下)。
ランチプレートのほか、蒸篭や別皿に盛っています。これを肴に地酒を頂きました。
更に追加が2回(写真下段)。終わった時は、もう「口から洩れそう」でした。

就寝前にもう一度温泉に浸かり「オヤスミ」です。

 160721(木)晴れ
朝風呂を楽しんでから、7時半に朝食。今朝は控えめにしました。
残念ながら、やっぱり野鳥の声がしません。もう、龍神での探鳥は諦め、9時に季楽里を出発。

日高川に沿って、目指すは道の駅「龍遊」です。
ここには、家を新築した際に購入した、ダイニングテーブル+椅子を購入したG・Worksがあります。あれから9年近くなり、ワックス掛けとメンテをお願いするためです。

その後も日高川に沿って、ヤッホーポイントや椿山ダムなどをぶらぶらして帰路に着きました。

道の駅「龍遊」は日高川を背にしてあります。
シンボルは『ふくろう』ということで、この後もたびたびふくろうが登場しました。

ちょっと場違いな感じがしたのが、EV車の充電ステーション。周りには電気自動車は1台もなかった。でもGSの少ない田舎では、これから需要が増えるでしょうね。

G・Worksでは、家具のメントをお願いして、ドライブ開始です。

日高川にある「ヤッホーポイント」は、椿山ダム湖にあります。
湖に向かって「ヤッホー」と叫べば、「ヤッホーと返ってくる」はずです。私は、ドラ声を張り上げてやってみました。私にはよく分からなかったのですが、家内によれば「ちゃんと返って来た」そうである。

赤の橋脚と亜鉛メッキのつり橋。
とても美しい!

幅は、ご覧の通りです。橋ですれ違うのは、かなりリスキーです。つり橋だけに「揺れもなかなか」で、私は20mほど行っただけでギブアップです。橋の中央からの風景は「さぞや」と思うのですが、恐怖心には勝てません。

椿山ダム周辺をしばし散歩。
ヤマセミでも出てきてくれたら最高なんですが、そんな奇跡はありませんでした。

この後、日高川水系からお別れして、有田川水系に沿って走ります。
修理川(有田川支流)を走り「明恵上人の湯」を通過。昼食は、何時も利用する「釜飯の店」で、うどんで済ます。

その後は我家へ向かって一直線。
帰宅は13時半でした。ただいま〜って声を掛けたら、ヤマトが抗議の声を上げながら降りてきた。
昨日はまったくの「一人ぼっち」で、寂しかったのだろうな。


 160708(金)小雨 『平池のハス』

生石高原へ向かう途中「平池」に寄りました。
今は、大賀ハスの見ごろで、雨にも関らずハスを見るために訪れる人が多かった。

平池には、大賀ハスとベトナムハスがあります。どちらも「今が盛り」で、大輪の花が美しさを競っていました。


大賀ハス



こちらは「ベトナムハス」/大賀ハスより更に大きく、花弁の数も多い
「平池公園」として整備される前は「野鳥の観察地」として有名でした。繁殖の条件を備えた池で、以前は、子ずれの野鳥をよく見たものです。特に、冬鳥の飛来地で、オオハクチョウも来ていたのすが、公園整備で「自然のえさ場」が撤去されてしまった以来、越冬することもなくなりました。
「自然を大切に」というコンセプトでも、野鳥の優先順位は低いですね!

平池がある地名は「甘露寺」です。
地名の由来となるお寺がありました。きっと由緒あるお寺だと思うのですが、由来の説明はありませんでした。家族の無事息災をお願いしました。
周りに桃畑がありました。お分け貰えないかとお願いしたのですが、ダメでした(農協への遠慮が強いようで)。
ツバメの巣が、10ヶ所ほどありました。ファミリーが共同生活しているようで、電線にはたくさん止っていました。


 160707(木)晴れ 『ベーグルと雨の森』

TVでベーグルの美味しい店を紹介していたそうで、家内と出かけました。正直言えば「ベーグルってナニ?」というレベルで、物珍しさだけでしたが…
海南市重根1981‐25
C'est joli
073‐487‐5314
結構辺鄙な場所で、カーナビなしでは行けそうにもない場所です。でも、特徴あるお店なら「場所は問わない」のだと感じました。

ネットで「ベーグル」を調べてみました。
食パンやフランスパンに比べて簡単に作れるし、生地に混ぜるものによって色々な味が楽しめるため専門店もあります。
もともとユダヤ人が食べていたものがニューヨークで爆発的に流行し、世界に広まったといわれています。
またバターや牛乳・卵を使用していないため、他のパンに比べて低脂肪低コレステロールです。水分量も少ないため、長期保存も可能です。
さて!お味は如何でしょう?

そんなに大きな店ではありません。入るとほんの数坪のスペースに焼き上がったベーグルが置いてあります。ネットで紹介されているように、生地に様々なものを混ぜたベーグルが並べられています。
事前に情報を仕入れていた家内は、いきなりベーグルを買い求めていました(簡単に売り切れてしまうそうです)。

私は席の交渉です。予約なしで入れたのが奇跡のようです。
レストラン部分は、テーブルが4卓で、椅子の総数が15席です。グループごとにテーブルを占めていくので、本来なら私たちは入れなかったのですが、相席で座ることが出来ました。

ランチメニューは1200円と1400円です。
1200円だと、サラダかスープのどちらかになります。
 ・サラダ
 ・スープ(この日はパンプキンの冷製)
 ・ベーグル
 (中に挟むものは選ぶことが出来る)
 ・デザート(2種類から選べる)
 ・ドリンク

お味は・・・
メチャメチャ『美味い』です!
ベーグルの食感は、パンと言うより餅に近く、顎が疲れるほど噛みますが、ジワジワと味がしみだしてきます。量を見ると、少なく感じますが「良く噛む」間に満腹感が出てきます。
あえて苦言を呈すれば「時間が掛かる」ことです。
大きくもないお店で、店員さんは4名。食材は「作り置きできる」ものが主です。それでも、出てくるまで30分以上かかりました。この辺は改善の余地があります。家内は「何度でも行きたい店」という評価でした。

昼食を終えてから、「雨の森」へ足を伸ばしました。
野鳥は期待薄だと覚悟の上ですが、ヤッパリ暑さには参りました。それでも、
 ・キビタキ
 ・アオバト(声)
 ・サンショウクイ
 ・ホトトギス(声)
 ・ウグイス(声)
 ・ホオジロ
 ・カワラヒワ
 ・トビ
 ・ヒヨドリ
 ・カラス
ちょっぴり「探鳥」を楽しみました。

ホオジロ

キビタキ















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