ちょっとそこまで

 141025(土)南紀熊野ジオパーク  晴れ
世界的に貴重な地質、地形、火山などの地質遺産を複数有する自然公園。世界遺産の地質版ともいわれ、2004年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の支援で設立された世界ジオパークネットワークが審査・認定を行っている。認定には、地質遺産の保護とともに、それらを地域の教育や科学振興、観光事業に活用し、地域社会の活性化に務めていることが必要。4年ごとに実施される再審査で、適正や活動度がチェックされる。
  南紀熊野ジオパークhttp://www.nankikumanogeo.jp/は、2013年9月日本ジオパークの認定を受け、世界ジオパークの認定を目指している。

10月25日(土)南紀熊野ジオパークにて〜平成26年度和歌山県自然公園指導員研修会〜があり、参加してきました。
ジオパークといても、ピンと来るものがなく「行ってみなけりゃわからない」と言うのが正直なところでした。
午前中は座学があり、午後から見学です。
ジオパークは「地質や地形の展示場」と言った程度の知識で現地見学でしたが、圧倒される風景に感激でした。
地球表面を構成するプレートが熊野で折り重なり、地形を隆起させる。
 ・火成岩体
 ・付加体
 ・堆積岩体
地形を隆起させる要素はこの三つで、南紀熊野ジオパークにはすべてが揃っているそうです。短時間の研修ですべて見たわけではありませんし、理解が出来たのはホンの僅かでしたが、とても有意義でした。

見学先は、古座川弧状岩脈(古代噴火後のカルデラ)にある3ヶ所です。
まずは「1枚岩」からです。国指定天然記念物
マグマで出来た、巾500m高さ100mという見事な岩(流紋岩質凝灰岩)です。
この岩肌に、花期の盛りは過ぎていましたが、クルマギクが咲いていました。

ここにはクマの代表する植物があり、今は「盗掘」と戦っているという。いずこも同じ悩みを抱えていますね。

クルマギク

キイジョウロホトトギス

キイイトラッキョ

次は「滝の拝」です。
付近の川床は約1kmにわたり、熊野層群下里累層(堆積岩体)が露出して出来ており、小石が水流で転がって岩石を削り、次第に深い穴になった甌穴(ポットホール)が多数形成され、その一部が水路状になり、奥が落差約8mの滝になっている。2010年(平成22年)3月16日に和歌山県の名勝・天然記念物に指定されている
写真右は「クサギ」、青色の染料として使われる。

最後は「虫食岩」です。国指定天然記念物。火山岩体で、風と雨の浸食により出来たとされる。

これで、研修は無事終了。
和歌山まで特急で2時間半、待ち時間を含めて3時間余は先輩のNさんと「呑みながらの帰路」となりました。

 141015(水)貴志川河川敷  晴れ
貴志川河川敷に、いろいろ野鳥が入っているというので行ってきました。

河川敷にはノビタキがいっぱいでしたが、お目当てのノゴマやセッカは現れずでした。
いたのは、ノビタキ・ホオジロ・ヒバリ・キジバト・モズ・トビと言ったところでした。


ノビタキ

ホオジロ

トビ

モズ
河川敷は面白い!
いろんなものが流れ着き、自生していく、。
 ・大きなクコの群落(右写真)を見つけた。巾3mほどにビッシリと実っていた。
 ・マクワウリが実っていた。こちらは1個いただいてきた。
 ・スイカの花が咲いていた。今頃どうするというのか?

帰りに丸巳に寄った。昼食は看板メニューの「お造り定食」これで¥890円です。

今年も、「案山子アート」をやっていた
















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