見学先は、古座川弧状岩脈(古代噴火後のカルデラ)にある3ヶ所です。
まずは「1枚岩」からです。国指定天然記念物
|
|
|
マグマで出来た、巾500m高さ100mという見事な岩(流紋岩質凝灰岩)です。
この岩肌に、花期の盛りは過ぎていましたが、クルマギクが咲いていました。
ここにはクマの代表する植物があり、今は「盗掘」と戦っているという。いずこも同じ悩みを抱えていますね。 |
クルマギク |
キイジョウロホトトギス |
キイイトラッキョ |
次は「滝の拝」です。
付近の川床は約1kmにわたり、熊野層群下里累層(堆積岩体)が露出して出来ており、小石が水流で転がって岩石を削り、次第に深い穴になった甌穴(ポットホール)が多数形成され、その一部が水路状になり、奥が落差約8mの滝になっている。2010年(平成22年)3月16日に和歌山県の名勝・天然記念物に指定されている。
写真右は「クサギ」、青色の染料として使われる。 |
|
|
最後は「虫食岩」です。国指定天然記念物。火山岩体で、風と雨の浸食により出来たとされる。
|
|