ちょっとそこまで

   140529(木)葦のある池にて  晴れ
図鑑つくりの最中のAさん、サンショウクイの営巣風景が欲しいと、わざわざ横浜から2泊3日の予定でいらっしゃいました。
写真右は初日のもので、雛をいつくしむメス(左側)の表情がなんとも慈悲深い。
翌日は参加できなかったのですが、一段と雛が大きくなり「あと数日で巣立つ」のではないかと思ったそうです。

3日目、巣はもぬけの空になっていました。考えられるのはカラスの被害にあったのだろう。こうして今年も巣立ちまでいかなかった。
サンショウクイの悲劇を確認して、営巣観察は終了。
孟子谷から近くの池でレンカクが来ているというので、そちらへ向かいました。

大きな農業用ため池の一角に葦原があり、ここには「命」がいっぱいありました。
惜しむらくは、水面にゴミがいっぱい浮かんでおり、自然へ配慮が見えない。

カイツブリが抱卵中

オオヨシキリ(葦原に2つがいは営巣中だと思う





レンカク(オス・夏羽)
数年に1度、迷鳥としてやってくる珍しい鳥。他府県ナンバーの車が揃い、砲列(巨大レンズ)が並ぶ。残念な原、私の好きではない雰囲気で、最後は逃げ出したい気分でした。



   140514(水)孟子谷  曇り

サンショウクイはどうなっただろう?
そう思ったら孟子谷へ行きたくなって、畑作業は2時間で切り上げた。孟子谷は「竹の秋」です。



サンショウクイ どうやらまだ抱卵中のようです

エナガ
大きな群れで来ていたが巣立った雛といっしょっだったか

ホオジロ
こちらも巣立った雛を見守る様子

シジュウカラ

アオサギ

キセキレイ
声での出会いは、キビタキ・サンコウチョウ・ウグイス・コゲラなどがいました。


ノバラ

遠目にはギンリョウソウのように地面から生えているように見えたが、もちろん違う。
周りに苔が見えることで分かるように、日陰にたくさん咲いていた。さてなんという植物だろう

ノアザミ

山からの水が流れるところに咲いていたオランダガラシかな?

ウツギ 生石ではまだ蕾もないがこちらは早い

ウマノアシガタにとまる蝶?
ミツバツチグリ、キジムシロ、ニガナ、おそらくイヌナズナと思われる花など、黄色の花が多い。「雑草」で済ますのではなく、名前が分かればもっと楽しくなるだろう。



   140510(土)和歌浦漁港「朝市」と片男波海岸  晴れ
今日は、和歌浦漁港で「朝市」のイベントがあるという。
My畑を中抜けして行ってきました。

会場では、和歌山産品が売られています。何処も行列が出来ており、私たちは常設館へ。ここで、早すぎる昼食にしました。
 ・お造りはマグロとヨコワ
 ・寿司3品(桜エビ巻・ジャコ巻・柿のはすし)
 ・和歌山ラーメン
 ・イカの炒め物
こうなればビールは必須です。

食後は「買出し」です。夕食の食材を朝市で購入しました。
隣接する片男波海岸へ行きました。

ミヤコドリが死んだ
先日、片男波海岸へ飛来したミヤコドリ、嘴に釣針が刺さり錘までついていた。片男波に到着後に誤って針のついた餌を食べたようだ。死はその二日後であったそうです。

今日、片男波海岸へ行ったのですが、釣り人がたくさんいて、探鳥には不向きでした。釣り人のマナーの悪さが目立つ。弁当をとった後がそのまま放置される。冷凍の餌を入れたであろうスチロール箱が放置されている。きっと、使用後の仕掛けも放置していくのだろう。それが「自分たちの環境を壊し、自然を破壊する」ことに気づいていない。
(写真はテトラポットの上に放置された弁当のあと)



チュウシャクシギ

キアシシギ

ハマシギ
出会ったのはこの3羽だけ。人が多かっただけ野鳥がすくなっかった。



   140506(火)〜07(水)龍神温泉  晴れ
東京に住む二男がGWで帰ってきており、急遽「龍神温泉」へ行こうとなった。

往路は高野山経由にした。この日はGW最終日とあって、高野山は多くの人出で混雑していた。
5月とは思えぬほど冷えこんでいて、奥の院(写真右)参拝を終えるころは、体の真まで冷えた。
参拝を済ませて、高野山へ行けば立ち寄る茶店へ入った。
注文したのは熱い煎茶である。お茶請けは、高野山銘菓「みろく石」と、くるみ餅にした。
やっと一息ついて、
両方のお菓子を土産に購入して、龍神温泉へ。

高野龍神スカイラインを47q走って龍神温泉「季楽里」へ到着する。
到着は4時半で、日没までは「探鳥」です。翌日も朝食後は探鳥で、ここでの目的は
 ・温泉
 ・食事とお酒
 ・探鳥
これをしっかり楽しみました。では出会った野鳥たちを紹介します。なお、距離があったり、若葉の中だったりと、苦戦したことを言い訳にしておきます。


キセキレイ

トビ

コサメビタキ
イソヒヨドリ

ホオジロ

カワガラス

セグロセキレイ

オオルリ

オオルリ(動画)
往路は3時間かかりましたが、復路は一部高速を利用して1時間40分で帰宅。案が近いもんです!



   140505(月)孟子谷  雨

晴れれば畑優先で、どうして雨の日の探鳥が増える
今日の孟子谷訪問の目的は「サンショウクイの抱卵観察」です。概ねの場所は聞いていたのですが、しっかり若葉をつけたクヌギの中から、巣を見つけるのは容易ではありません。近づけば余計見えなくなります。小雨の中、距離50m先が見えるピンポイントに三脚を据え、デジタルズーム2400oでの撮影です。

抱卵交代

抱卵中(トリミングなし)

フジ

アザミ

コバノガマズミ

モチツツジ
孟子には何度も来ているのですが、お不動さんへお参りするのは初めてです。
「家族の無事息災」を願っての帰り、あぜ道で家内がこけて「膝をすりむいて」しまいました。
お参りをしていなかったら「骨折」だったかもしれないと思うことにしました。
孟子谷の帰り道。水路に野鳥を見つけました。車を降りて確認したのですが、にわかに信じられませんでした。
この30年、観察されていないタマシギです。
カメラを取りに行こうとしたら飛ばれてしまいました。これで新しい楽しみも見つかりました。
















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