ちょっとそこまで

   140224(月)四季の里と平池  晴れ(ポカポカ陽気)
なかなか「生石高原の雪解け」が伝わってこない。おまけに事故後の修理もできておらず、野鳥荘へ行けないままになっている。だが、今日はポカポカ陽気で、きっとお山の雪も解けてきているだろう。
今日は朝から診療所(月一の定期)へ行き、畑の様子を見て、10時頃に出かけました。平池を目指したのですが、途中で「四季の里」へ寄ってみた。家から近いのに私は初めてだと分かり驚いた。
四季の里はこんなところでした。
緩やかな丘陵地を公園にしている。季節がら目立つのは梅くらいで花は少なく、野鳥も少ない。

雑木林に遊歩道があるので、そちらへ足を向けた。やっと出会ったのがジョウビタキ(メス:写真右側)。なんとも愛くるしい。
続いて出てきたのがルリビタキのメス。今年は野鳥が少ないので、これくらいで満足です。

ホオジロ

モズ
写真左がルリビタキ(メス)
ジョウビタキを含めて、オスに出会う機会がない。この日、四季の里で出会ったのは、写真のほかに
 ・ヒヨドリ
 ・スズメ
 ・シロハラ
 ・ツグミ
 ・カラス
と、まあ無難なところです。私は珍しい野鳥に拘る方ではないので、十分楽しめました。

平池緑地公園へつきました。目的は、パンのクズをたくさん持っていき「水鳥と戯れる」ことです。
平池を1周歩いたのですが、水鳥は数も種類も減っていました。

餌の袋を見ただけで寄ってくるカモがいます。すっかり人馴れしています。だが、まったく見向きもしないものもいます。

よって来るカモたちは貪欲です。
間もなく「北へ帰る」ので、しっかり体力をつけてほしものです。


カワウとダイサギ

マガモ
カンムリカイツブリ 平池にいた水鳥(写真のほかに)は
 ・ヒドリガモ
 ・カルガモ
 ・オオバン
 ・カイツブリ
 ・セグロセキレイ


散策の後は食事です。注文したのは「お造り定食835円(税込)「です。
ネタは
 ・タコ
 ・サバの木寿司
 ・カツオのたたき
 ・鯛
 ・ヨコワ
 ・鮪(赤身)
 ・鮪(大トロ)
 ・イカ
 ・イクラ
 ・白子
 ・トリガイ
 ・貝柱
いっぱい飲みたかったが、ぐっと我慢をしました。

付きあわせは、
 ・鰆の焼き物
 ・白身魚のフライ
 ・香の物
 ・味噌汁

とても美味しかったです!



   140221(金)和田川河口探鳥  晴れ
買い物ついでで、和田川河口付近を探鳥してみました。数も種類も減ってきていますが、まだ楽しめます。

最高気温は8℃ですが、寒さに慣れてきたせいか、暖かくなったように感じました。
和田川河口付近
ホシハジロ(オス)

コガモ(オス)とイソシギ

オナガガモ(オス)

ユリカモメ

さて?何のメスだろう

マガモ(オス



   140219(水)満幸商店の食事  曇り
加太・淡嶋神社境内にある「満幸商店」へ食事に行ってきました。
いままでは、てっきり『土産物店』と思っていたのですが、なかなかの食事を取ることができます。
コースはいくつもあるのですが、お勧めに従い「2人で5000円」の初心者コースを選びました。
では、写真でご紹介します。

メニュー

突き出しのワカメサラダ

前菜9品
どれも「加太」こだわり食材で作られています

10品目の前菜
豆腐の上にサーモン、ホワイトキャビアをたっぷりです


本日のメインディッシュの食材はこれ!
加太は、潮の流れの速い紀淡海峡に面した漁港です。
 満幸商店のご主人は、タイの本釣り漁師さんだそうで、朝に釣った鯛を丸ごと料理して、食わしてくれます。

料理は、
 ・お造り
 ・鯛骨の濃厚スープ
 (これは別の鯛で作ります)
 ・鯛のあらだき
 ・鯛の西京焼
 ・鯛皮の唐揚げ

鯛骨の濃厚スープ。24時間煮込んだスープだそうで
生わさびをたっぷり入れていただきます。

鯛のお造り
5種類の味で楽しみました

アサリご飯とヒジキご飯、きゅうりの漬物

鯛のあらだき

鯛の西京焼

白菜の漬物
鯛皮の唐揚げ(カレーパウダーをつけて食べる)
デザートは別料金(2人で1000円)
お昼から贅沢をしてしまいました。 もう、お腹ははち切れんばかりでした。御馳走様!

追記
食事の後、海の加太・山の加太双方を探鳥してみたのですが、あまりの寒さで野鳥も出てきませんでした。




   140217(月)丹生都比売神社  曇りのち晴れ
今日は67歳の誕生日。仕事は1日休みをいただき、生石高原へ行く準備を済ませた。念のため生石に住む友人に確認の電話を入れたところ、別荘地の積雪は約40cmで「止めなさい」という。吹き溜まりはもっと酷く、道路と崖の境界もわかない、さらには放棄された車もちらほらある。そんな状況で、今日の山行は諦めることにした。


タイムトンネル?

天野の里
その代りに目指したのが、丹生都比売(にゅうつひめ)神社です。神話・国譲り伝説(出雲滅亡のきっかけを作った)に登場する、にゅうつひめ縁の地です。

和歌山を出て、国道24号線を奈良方面へ走る。
途中、笠田で紀ノ川を渡り、山道(国道480号線)に入る。このあたりでは相当雪が降ったようだが、流石国道で「綺麗に除雪」されていた
。峠越えの曲がりくねったトンネルは、まるでタイムトンネルのようであった。このトンネルを超えると、天野の里が広がる。丹生都比売神社はこの地にある。

丹生』とは水銀です。〜あおによし〜と詠まれた朱色は水銀の色で、現代で言えば黄金の値打ちです。
出雲集合に遅刻して、処罰を恐れた丹生都比売が「出雲から離れた」と神話ではありますが、実は、大和朝廷が出雲王朝を倒すため、出雲勢力の金蔵「丹生都比売」を切り崩したと、私は考えています。

この水銀は、大和へ運ばれます。そのルートが「天野海道(大阪府河内長野市〜大阪狭山市)」です。丹生都比売神社は「天野の里」にあり、そのためルートにもこの名前がついたと考えています。
更に時代がすぎて平安の地に都が出来てからは、天野海道⇒石川(富田林付近から)⇒河内湖(当時大阪は海の底だった)⇒宇治川と運ばれています。この水運を握っていたのが楠正成です。関東勢10万を迎え撃てた財力は「水銀」でした(今も昔も金がなければ戦争はできない)。

高野山は天野の里と10qしか離れていません。国家の援助をアテに出来なかった空海は、真言宗の聖地を高野山と定めた背景には「天野の財力」があったのだと考えています。高野山の坊主はあしげく天野の里へ通っていた記録もあります。

神話(史実かもしれない)の神宮皇后東進コースと、丹生都比売神宮が重なるのも面白いですね!歴史の転換期を支えた地、それが丹生都比売神社です。

丹生都比売神社は「雪の中」です。この地域では雪が多いようで、除雪車があったし、屋根瓦も「雪仕様」であった。
丹生都比売神社訪問は3度目だが、初めて気付いたこともある。寄進された鳥居が「船鳥居」である。宮島の鳥居と同じ形式で、海の神社であることが分かる。
雪で渡れなかった太鼓橋は、住吉神社(これも海の神様)と同じである。

神宮皇后は瀬戸内海を東行し、上陸時に大和軍に敗れる。神宮皇后は紀州に逃れ、紀国で軍を再編(味方を得る)して大和へ攻め上り、大和を制圧したとされる。もし、味方が丹生都比売なら…ワクワクするではないか!
拝殿(写真上)の奥に神殿が並ぶ(御祭神は写真右)。神殿は「妻入り」で、明らかに大社造り(出雲系の特徴)である。
このことを持ってしても、丹生都比売は、元来が出雲系であったことが分かる。

更に今回気付いたことがある。それは各所に緑色岩が使われていることである。海底隆起で出来た岩で、紀の国では容易に切り出すことが出来た。

拝殿への階段は緑色岩

境内に流れる川も緑色岩の石積

大念仏宗・宝篋印塔
高野街道は複数ある。その一つに、大阪市平野区(かつては河内湖に突き出た半島であった)に本山を持つ大念仏寺を起点にして、高野山へ通じる街道があった。
両者(大念仏宗と真言宗)は、強烈な勢力争いを繰り返し、一方が街道を制した時代が複数回あった。

写真右では、真言宗のお膝元と言える丹生都比売神社まで、大念仏宗が勢力下に置いたことがあることが分かる。
丹生都比売神社の周りを散歩です。野鳥も探してみました…

歌碑園
西行堂

イソヒヨドリ

ホオジロ

ニュウナイスズメ

モズ

これで帰路に着きました。
途中、こんにゃくの里2軒と、地産の店に立ち寄りました。そこで買ったものが右写真です。
これではまるで「買出しツアー」です。夫婦とも腸炎で絶食が続いていたので、とても飢えていたのです。

こんにゃくの里Uはおしゃれな店で、美味しいケーキがありました。
土産の豆乳プリンは「誕生日ケーキ」の代わりにしました。



こんにゃくの里T

濃厚な生姜湯、美味かった!

こんにゃくの里U

私はピリ辛こんにゃく、家内はケーキセット

これで「ちょっとそこまで」は終了です。

写真右は、こんにゃくの里Uの裏山です。急斜面に緑色岩を積み上げ、柿畑にしていました。
歴史の里を訪ね、今まで見えていなかったものを「見て」来た旅でした。

   140204(火)30年ぶりのマナヅル  曇り時々雨
畑作業を終えて帰ったら「30年ぶりにマナヅルが飛来したとの情報が入った。この誘惑に勝てず、仕事の予定をさぼって出かけてしまいました。併せてナベヅルも来ていました。

マナヅルとナベヅル

マナヅル

ナベヅル

ナベヅル(左:成鳥/右:幼鳥)
ケアンズ探鳥から2日前に帰ったばかり。時差ボケはないが、夏冬の逆転で「温度ボケ」が出ている。軽装で出かけてしまい、寒くて仕方がなかった。どうやら風邪をひいたらしい。
写真下は、帰り道に出会ったハヤブサです。
















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