ちょっとそこまで
111120/紀州東照宮他(晴れ)

次に向かったのは紀州東照宮(写真上)です。
日光東照宮へ行ったことがないので、比較のしようもないのですが、見事なものでした。

別名「関西の日光」とも言われます。
創建は1621年、日光東照宮に遅れること3年で出来ています。

左甚五郎の彫刻が最も多いと言われる建物で、狩野派や土佐派の極彩色の絵画で飾られています。

わず見惚れる東照宮で、拝観料の500円は、思決して高くはありません。


ここも、蛇紋岩で出来ています。
石段、石畳だけではなく石垣も「緑の石」です。鎮守の森と相まって、まさに「緑の神社」です。
石段は煩悩を示す108段。これも怖かったですね!


玉津島神社

山部赤人の歌碑

塩竈神社(背面の岩山に登れる)

塩竈神社の岩場から片男波海岸が一望できる
この辺りは、海の野鳥観察によく訪れる場所です。
普段通りの場所に駐車したのですが、ここが玉津島神社の境内だと知らなかった。

車を止めて、赤い鳥居へ向かえば、そこが神社である。

万葉歌人・山部赤人はこの地で詠んだ

若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る

これは「和歌浦や片男波」の語源ともなった有名はうたである。

ここには、小野小町も訪れたことがあり、古来より知られた神社です。

この日は、何処の神社も七五三のお参り繰る親子で賑わっていました。
塩竈神社の前は良く通るのですが、足を運ぶのはこの日が初めてです。

塩竈神社は、岩山をくりぬいて作られており、小さな神社です。
大正時代に、玉津島神社から分祀したそうで、安産の神様です。

岩山には玉津島神社側から登ることが出来、そこからは「片男波海岸」が一望できます。
この後、片男波海岸を散歩して帰路につきました。

風が強く、白波が立っていたこともあるのでしょうか、期待した『水鳥との出会い』も、ほとんどないままでした。













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