生石高原「野鳥荘」自然観察記録 | ||||||||||||||
110901(木)曇りのち雨 | ||||||||||||||
朝9時に第1便の家具類が到着。続いて2便は什器備品です。更にブラインド取付工事でした。 ガス工事店が来て、ガスの接続。湯沸しを作動させて給湯のチェックも完了。 これと並行して、造園部隊が到着。屋外物置の設置と視界を遮る樹木の伐採を始めました。 時間とともにきつくなる雨の中で作業を続けたのですが、16時で本日の作業は終了。残りは後日にしました。まだまだ、造園部隊にお願いする作業があるので急ぎません。 午後からは電化製品が到着。その後、本日家から運んだ荷物を搬入しました。 これで概ねは揃ったのですが、管理会社に預けてある荷物の搬入まではできませんでした。 これは次回にして、内部整理と一緒にします。 寝泊りが出来るようになるまでは、もう少し時間が必要です。 でも、とっても素敵な山小屋ですから、是非お越しください! |
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110910(土)晴れ | ||||||||||||||
やっと、山小屋が完成した。今日は、最後の荷物を搬入し、備品や什器の整理を行った。 18.19日は友人を招いての試泊会。忌憚のない意見を頂いて、内容を高めたいと思っています。 先輩から「山小屋らしくない」と言われてしまったが、私たちにはそんな拘りはなかった。 何時の日か、生活の中心をこちらに置きたいとの思いがある。 だから、生活重視の作り方をしました(もちろん工費の制約も大きかったが)。 整理を終えて、収納にまだ余裕があることに驚いた。 家内は「家より多いみたい」と不思議がっていた。 「野鳥の会」の皆さんが訪ねてくださいました。 今後は、野鳥荘の名に恥じぬよう「野鳥が集まる環境作り」に入ります。 私たちでは知識不足なので、野鳥の会の皆様にご指導を頂きながら、進めていきます。 メジロやヤマガラが集まるようになれば「期待が持てる」そうで、楽しみにしています。 追記 展望風呂に入りました「最高だ!」 でも、スッポンポンは紹介しません。 山小屋が落ちついたら、生石の自然を紹介していきたい。 |
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110913(火)晴れ | ||||||||||||||
次の連休は、取引先をお招きして、初のお披露目です。 冷蔵庫の中身も少しずつ充実してきました。 また、水周りの備品類も増えました。 本日は、野鳥のバードバスの設置と餌場を作り始めました。 ペットボトルにハンダゴテで穴をあけ、ヒマワリの種を入れます。野鳥が啄ばめば、自動で補給される仕掛けです。 材料は ・ペットボトル ・木片 ・棕櫚紐 出来上がりが上の写真です。 お客様には、これを作ってもらい、野鳥集めを行いたいと思います。 今日のもう一つの目的は「野鳥荘」の門柱の揮毫です。 出来たのがコレ! アプローチ階段脇に設置の予定です。 野鳥の大きな混群がやってきました。 ・メジロ ・エナガ ・シジュウカラ ・ヤマガラ ・コゲラ ・ムシクイ (種類までは不明) ・サンショウクイ? これらが、1日に何度も周回しているようです。 早く「えさ場」と認識してくれたらと、楽しみです。 山小屋の周りには「アケビ」がたくさんあります。 アケビで唯一常緑の「むべ」が、少し色づいてきました。 紫色になれば食べごろなのですが、さて?野鳥さんに先を越されそうです。 まだ、自然観察に回るほど余裕がないのですが、まもなく観察報告もできるでしょう。 |
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110915(木)晴れ | ||||||||||||||
恒常的に餌を切らさないようにすれば「野鳥の楽園」作りも夢ではない。 コサメビタキも、もう生石に入っている。先日はムシクイにも出会った。 まだ下界では「真夏日」が続いているのに、ここでは冬鳥が来ている。 |
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110918(日)〜19(祝)晴れ/試泊会 | ||||||||||||||
天気予報はず〜っと『雨』だったのですが、念力で晴れにしてみせると大見得を切った。 精神を集中した念力は功を奏し、大雨を降らすとされていた台風15号は沖縄近辺で1回転の足踏み。おかげで、奇跡の晴天に恵まれました。 山小屋に向かう途中、生石高原へ寄りました。 そこには、写真のように「災害派遣の通信中継基地」が設けられていました。 これは、台風12号で壊滅的な被害を受けた和歌山南部との通信を確保するものです。 大変礼儀正しい自衛官で、写真をお願いしたら服を着替えて応じてくださいました。嬉しいですね! 山小屋について、食料や着替えを運び込んで、それから「探検」です。 アケビが食べごろだろうと、狙いをつけていたのですが、まだ少し早かった。 数百みつけてあるアケビのうち、食べごろを示す「裂果」をしているアケビ3個を収穫。 都会育ちの親子に食べてもらいました。 チーズ風味の濃厚な味です。「オイシイ!」と喜んでくれました。 「酒の方がいい」と言って、一人探検に参加しなかったO本さんは「至福の時間を過ごした」と言う。 天空ベランダで、一人、酒を傾けていたら、野鳥の群れがやって来たそうだ。約30分、O本さんの周りで遊んで帰ったという。 O本さんは、野鳥ファンではないが、この出会いに感激したそうです。 サンシャインを見ながら風呂に入ろうということになった。 初めての体験をしたのが、小学校5年の男の子と3年の女の子。無邪気に混浴です。 この展望風呂、狙い通りの大好評で、朝まで何度も利用されました。 夕食は、 ・マツタケの鍋 ・カツオのたたき (高知から届いた) ・お造り です。鍋用食材は半分ほど残ってしまいましたが、アルコールの消費量は凄かった。 鍋料理を選んだのは正解であった。 ・天候に左右されない(雨だと深い庇が無いため屋外料理が出来ない) ・人数がフレキシブル ・食材の準備がしやすい 夜更けても、天空ベランダで酒盛りは続く。 断続的に霧が出るが、晴れると夜景がとてもきれいだ。 天空には、満天の星。 写真に写せないのが残念です!きっと、都会では見えない星空です。 パソコンで星座を出して照合。北斗七星が綺麗に見えていました。 酒盛りは10時半でお開き。ダイニングキッチンを片付けて、布団を敷く。素直な定員は4名だと思うので7名はキツイが、何とかなるもんだ。 夜中は「いびきの大合唱」でした。 日中の下界は真夏日。生石の山頂でも29℃あったのに、夜中にベランダに出てみて、思わず「寒い」といった。 明け方は、冬布団を体に巻き付けていた。 やはり「真冬の利用は無理」と思った。 夜中に、夜行性の野鳥の声が聴けるのではないかと思ったのですが、残念ながら聞けませんでした。 翌朝は5時半起きたのですが、野鳥散歩には遅かったようです。 それでも、歩き始めて鳴き声を聞くことが出来ました。 ・ホトトギス? ・トラツグミ? ・ヤマドリ? ・ヤマガラ ・シジュウカラ ・コゲラ ・エナガ ・カラス ・メジロ 朝食はトーストとゆで卵。飲み物はコーヒーとミルクで済ませました。 その後は、工作の時間です。結構みんな楽しんでくれたようです。 山小屋の清掃を済ませて、出発です。 時間に余裕があったので、高原を歩いてみました。ススキが背丈ほどに育っていますが、まだ黄金色にはなっていません。きっと来週はもっと綺麗だろう。 詳しくは「生石の魅力と四季」でご覧ください。 生石高原では、ベニマシコと思える、綺麗な野鳥に出会えました。 山小屋の広さは10坪。我家の居間の中にすっぽり収まる大きさです。 こんな広さで作るには、相当綿密に考えておかないと、中途半端になって収拾がつかなくなる。 試泊会では、想定通りに使えた。DKと予備寝室が兼用なので「片づけ」をきちんとしないと変身できないが、これもうまく行ったように思う。 自己採点は90点でした。 生石高原を後にして、金屋明恵温泉郷へ。温泉でゆっくり浸かって、昼食は「釜飯」です。 修理川に面したこのお店では、先日の大雨で「あわや」と言う状況になったそうである。無事でよかった! これで試泊会は終了。またのお越しをお待ちしています! |
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では、自然観察記録をご紹介します。これからは、こちらの記録が増えていくと思います。
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110924(土)〜25(日)晴れ | ||||||||||||||
私たちは昼過ぎに到着。お客様が到着するまでに、アプローチの清掃そうです。 箒で落ち葉と土を掃いた後、高圧洗浄機で洗い流していきました。 やっと、40年前のコンクリート面が出てきました。これで、とても歩きやすくなりました。 いまですら、落ち葉が多いので、秋本番を迎えると、半端ではない落ち葉になるのでしょう。これからは、山小屋へ行くたびに掃除が大変です。 バードバスの周りから芽が出ている。 どうやら、野鳥の餌に撒いているヒマワリが発芽したようだ。「来年はヒマワリだらけ」になりそうだ。 野鳥の餌やり器にヒマワリの種を補給。ただ、ペットボトルに相当大きな穴を明けないと、簡単には種が出てこないことが分かった。ハンダゴテで穴をあけ直ししました。 日没寸前にお客様が到着。BBQを開始です。ところが… 写真を見て分かるように、厚手のダウンを着ないと「寒くて」大変です。 気温は10℃あるかどうか?やはり、お山の冷え方は半端ではないことが分かる。 室内の暖房効果を試してみました。 居間の、床暖房の効果は大きいことが良く分かった。ただ、床暖房を掛けたまま布団を敷くと、かなり蓄熱することが分かった。温度設定を下げておく必要がありそうだ。 |
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