愛媛・城巡り■191016天赦園と闘牛場


宇和島城の搦め手から出て「天赦園」へ向かいます。

天赦園へ入る前に、遅い昼食です。
美味美園「天赦園」で、今日も「宇和島・鯛めし」を注文です。

鯛めし御膳には、天ぷらや茶わん蒸しが付いており、昨夜より豪華です。
だが、鯛めし本体は遜色ありません。私は、小さなグラスビールも注文しました。

昨夜と「食べ方」が違います。
 ・どんぶりに鯛の切り身を並べる
 ・薬味や山葵も載せる
 ・出汁卵を良くといて、必要な量をかける
正直な感想を言えば、「昨夜の方が美味しかった」
あくまで私個人の好みですが、濃い味が好きな私には、昨夜の出汁が口に合っていました。

予想より宇和島城が小さいことや、天守以外に遺構が少ないこともあって、まだたっぷり時間がある。
ゆっくり食事して、天赦園を見学することにしました。

天赦園は、7代藩主伊達宗紀が隠居所として造営したもの。


天赦園一帯は、宇和島城の西南を囲んだ海であったが、寛文一二(一六七二)年二代藩主伊達宗利がここを埋め立てて造成した浜御殿の一部で、周囲六〇七m、面積一六三〇三平方メートルある。

第七代藩主宗紀(春山と号す)は、この浜御殿の南寄りの一角に隠居所を造るため、文久二(一八六二)年に工事を起こし、同一二月に潜淵館・明心楼・春雨亭・月見亭の建築が完成したので、宗紀はここに居を移して、南御殿といった。
入園料は500円。
美味美園で食事をすると、タダ券がもらえます。鯛めし御膳は2500円ですが、実質2000円ということになります。

天赦園の入園料は、後楽園と同じですが、広さは1/10もない。案外「簡素な庭園」でした。


天赦園を後にしたが、帰るつもりの特急まで、まだ2時間ある。
城の周りを半周して駅に向かう途中「闘牛場まで2.5㎞」の標識が目に入った。

「宇和島に闘牛があるんや!」と驚きです。しかし、鬼牛祭りがあるように「牛と縁が深い」のあでろう。

時間つぶしにはちょうど良いと歩きだした。
ただ、歩くにつれて傾斜が強くなる。どうやら闘牛場は「山の上」にあるらしい。気温も上がりだし、汗を拭きながら良い運動です。

日本の闘牛場を見るのは初めてです。
 うわじま闘牛
 https://www.tougyu.com/taikai-info/

年に5回開催されるそうです。

今は休会中ですが、ゲートもなく自由には入れるので、(かってに)中を見せていただきました。なかなか本格的な施設です。

外へ出ると猫がいました。
人馴れしており逃げません。栄養たっぷりのようで、丸々しています。きっと、ここへやって来る(闘牛場の他、市民球場もある)人達に餌を貰っているのだろう。

私も「常にキャットフード」を持ち歩いているので、早速出しました。同行の林さんは、そんな私に驚いていました。ウフフ…私は変人なんでしょうね!

闘牛場から宇和島駅まで約2㎞、帰りは下り坂です。駅へ着いた時には「西陽が当たる」時間となりました。
帰路の特急は17:09発。林さんとは、松山駅でお別れでした。
ホテルへ一旦帰り、明日の予定を組みました。愛媛・城巡りも残すは後1日。出来るだけ有効に回ろうと、地図と資料を見ながら作戦を練る。

その後、居酒屋へ行って遅い夕食でした。
残念ながら、余り美味しい店ではなかったので紹介はしません。


inserted by FC2 system