愛媛・城巡り■191017道後温泉再び

湯築城址は「道後公園」になっている。
公園の一角にあるのが『湯釜』です。
道後公園にある石造りの湯釜。直径が166.7cm、高さが157.6cmという円筒形で、かつては湯口として使われていました。
天平勝宝年間(749~757)に作られ、正応元年(1288)、一遍上人の書で「南無阿弥陀仏」と彫られてあります。また、周りの文字は亨禄4年(1531)に河野通直が天徳寺徳応禅師の温泉記を彫らせたものといいます。この湯釜は現在の下から湯が出るものと違い、てっぺんの球の部分から湯が吹き出るようになっています。これは当時は湯が自然に吹き出ていたためだそうです。
この湯釜は全国で最古のもの。県指定の有形文化財となっています。
公園の一角には「正岡子規記念館」もありました。でもまあ、私は俳句に興味がないのでスルーして…

道を一本渡れば「道後温泉」です。
帰路は、道後温泉から、15:52発のバスに乗って空港へ向かうつもりです。それまで道後温泉で過ごします。

時間は14時を過ぎており、空腹も極限です。つけ麺の店を見つけて注文しました。
濃い「魚出汁の出汁」でつけ麺を頂きました。とっても美味しかったのですが、食べても食べても麺が減りません。結局、半分の残しました。
腹が膨れれば、次は温泉です。
到着初日は「古からの湯」に浸かりましたが、今日は新しい湯です。広場を挟んで2ヶ所会うのですが、両方入るほど元気もないので、向かって左側にある「飛鳥の湯薬」です。泉質は、いにしえの湯と同じで、匂いもなくリンスのようにさらさらしているわけでもない(美人の湯と系統が違う。無色透明で殆ど、特徴がない。

内部はスーパー銭湯のようで、露天もあるが、やっぱり風情では「古の湯」には勝てない。
カメラを持ち込んで良ければ、最もい白い「画像」を提供できるのですが、当然不可です。

この頃から「雨」が降りだした。ぼちぼち「私の念力」も切れてきたようです。
予定通りのイムジンバスで空港へ。
予定より少しフライトが遅れ、最後まで「揺れたまま」でしたが、無事着陸。
これで、2泊3日「愛媛・城巡り」は無事終了です。

念願の「既存天守12巡り」も合せて完了しました。良い思い出になります。そして楽しい「旅」でした。


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