home ノリタケの森 top
180123

 180122
1月22日、東京で会議があり、その帰りに今回も出張を利用した「+1の旅」です。

当日の天気予報は、大寒波が近づいており「午後から大雪」でした。
東京へ向かうときに既に天候が悪化しており、曇天の中で富士山が見えたのには驚きました。

東京到着時に既に雪になっており、予報より早い。
11時会議開始で、時折外を見ては「雪を気にしながら」会議です。雪による会議終了を予測して、昼食抜きで続行。

15時、ついに「大雪警報発令」で、得意先企業も『退社命令』が出て会議終了。無事に東京脱出出来るよう、急ぎ岐路につきました。

深々と降る雪で新幹線は既に遅れが出ていたが、何とか名古屋に到着。ふるさとで、夜は久しぶりに義兄と酒盛りです。
 180123
関西圏の経済規模を追い越した中部圏、その起点となる名古屋の発展は目覚ましい。なのに、JR名古屋駅から歩いて15分の距離に「ノリタケの森」がある。まさに、超高層ビル群の中の「異空間」です。

ここは西洋陶器の、わが国での「発祥の地」です。その一画である「レンガ建物群」」を中心に保存整備したのが「ノリタケの森」です。
(最盛時の全景模型のうち茶色部分がレンガ建物群)

なんかなあ〜歩いていると「楽しくて嬉しくなる」空間です。
主力工場を他の地に移し、企業の発祥地をミュージアムにすることが増えてきた。私が訪れただけでも、
 ・別子銅山記念館(愛媛県)
 ・ニッカ余市蒸留所(北海道)
 ・ミツカンミュージアム(愛知県)
 ・ノリタケの森(愛知県)
日本の企業も、それだけ「成熟した企業」が増えてきたということでしょうか。

それでは、写真と共に感想を残しておきます。

特に柵もなくオープンな「ノリタケの森」
イーストゲートから入ると最初にあるのが「ノリタケの森ギャラリー」です。今日は、若き建築家の作品を展示していました

ノリタケの森ギャラリーの角を曲がると、レンガ建物群が見える
多くは、保存されているが活用されているわけではない。建築屋としては「中を見てみたい」のですが、公開されていませんでした。これが残念です!

更に角を曲がると、右側にレンガ建物群。クリークを挟んで左側は噴水広場です

レンガ建物群に中に入ってみました。「いいなあ〜」と思わず声が出てしまった

レンガ建物群を突き抜けたら、煙突ひろばです
もとは「主力工場」だった場所で、煙突の基部だけがモニュメントとして残されてます

再びレンガ建物群の間を抜けて…(写真は振返って煙突ひろばを)

ノリタケミュージアム・クラフトセンター(入館料500円、65歳以上無料)
1,2階は「これぞノリタケ」と言える製品を手作りしているクラフトセンターです。私も熱心に見て回りました(残念ながら撮影禁止)。工程を見ながら「こりゃ高くつくなあ」と感心しました。事前に申し込んでおけば「絵付け体験」も出来ます。
3,4階はノリタケ100年の歴史を伝えるミュージアムです。

左端に見える建物はウエルカムセンター(プレスハウス)です。冒頭の模型はここで撮影しました。
ノリタケの発祥は「森村組」です。枝分かれした企業に、日本碍子やTOTOがあります。

噴水ひろばからレンガ建物群を見る。左側の建物がノリタケスクエア


ノリタケスクエア
ノリタケの食器やオブジェが購入できます。

我家では、立杭焼の食器が多いのですが、この系統が全くありません。
見ているとワクワクしてきます。そこで、一つだけ購入して土産にしました。

春になったら、名古屋にある干潟に「シギチ」を見に行こうと考えています。その時、ミツカンミュージアムとノリタケの森も併せて回ろうと家内と話しました。出来るだけ財布にお金を入れて、ノリタケ食器をたくさん購入したいですね!


お昼になったので、レストラン「キルン」へ。高級なノリタケ食器で料理が楽しめます。

注文したのは「黒毛和牛」のランチです。ワインは「白」を注文しました。
ワイン代を含め4千円超、ちょっと贅沢をしました。
久しぶりの「横めし」で緊張でした。

食事を終えて、帰路に着きました。
今回もまた「天候をすり抜けた」旅でした。この日は、雨も上がり気温も上がったのですが、明日は「今季最強の寒波」で最高気温も0℃予想。相も変らぬ「晴れ男」の旅でした。









inserted by FC2 system