元dogfightのぼやき
2018年6月
エッセイ&コラム
時間給不思議な本呆れた国心の垣根浮世絵インテリジェントビルSNSの言論統制停職9ヶ月予想される国難明日葉異質な思考異質な思考「追記」元気70パス爪の汚れ米朝首脳会談腹が立つ話題の映画不注意な怪我大阪府「震度6弱」公租公課不注意な怪我Ⅱ「半端ない」地震への知識備中松山城終わりと始まり新幹線ボランティアと経費ブックオフ


時間給
180601(金) dogfight
私の勤務体制は、契約社員で「在宅勤務のパートタイマー」です。併せてフレックスタイムなので、比較的時間が自由になり、趣味(野鳥荘や旅行)やMy畑も並行できている。

精算は、自主申告の「作業時間×時間給」です。いまさら、ガツガツする歳でもないので、作業時間は正直に申告している。だが、問題は「作業時間と成果」が必ずしも一致しないことです。例えば、呑みすぎで「絶不調」のこともあるし、気が乗らずに「ダラダラと時間ばかり掛かる」こともある。
私は「仕事が早い」方です。結構な時間給を頂戴している、成果で割り算すると「まあ普通かな」とも思う。一方、心身いずれかが不調な時は「時間給泥棒」に思えてしまうこともある。「作業時間×時間給」が抱える問題がここにある。
今国会の目玉は「働き方改革」だそうです。https://bizhint.jp/keyword/53239
労働強化に繋がると、野党は反対しているが、業種や能力によっては「適切」に思える。
現在の私は、案外「成果に対する報酬」の方が良いかなと思う。ただ、成果を評価するのは、案外難しいことかもしれないとも思う。いずれにしろ、誰もが納得する「労働報酬」なんて、ないのかもしれない。


不思議な本
180602(土) dogfight
もう、10日余り『やる気が失せて』仕事が溜まる一方です。溜まるだけではあなく、新規の引き合いも来ており、遂に「ケツに火」がついた。
流石に「もうやるしかない」ところまで追いつめられてきたが、それでも今日は「お山」で過ごしてきます。ただ、予定では1泊2日でしたが、日帰りにして「明日から大車輪で働き」ます。

サボっている間に読んだ本は5冊。その中で特異な本がこれです。
 玉依姫(阿部智里著)文春文庫・・・八咫烏シリーズ第5巻です。
八咫烏の王朝の話ですが、その背景説明がないまま第4巻まで進んでいた。まあ、説明はなくとも、充分ワクワクする本でしたが、第5巻を読んで「やっとスッキリ」しました。
この本、好き嫌いがはっきりしていて、私の本交換仲間でも、まるで人気のない本です。しかし、この本が持つファンタジーが堪らない。

順序替えて、第5巻を読んでから第1巻を読んだらどうだろうか?そんな想像をしてみたが、きっと「もっと分らななくなる」と思った。やっぱり「不思議な本」です。


呆れた国
180603(日) dogfight
やっと米朝会談が「6月12日シンガポールで」と正式に決まった。遠交近攻は「世の常」ですが、決まった途端に、わが国を「口汚く我が国を罵り」出した。ある意味分かり易い国です。
決まれば決まったで呆れた話も伝わってきた。なんと「シンがポール滞在費が払えない」と言う。
そこで「だれが負担するのか」で駆け引きが始まっているらしい。
アメリカが払えばよいだろうと思うのですが、交渉相手に負担してもらうのは「屈辱だ」と言う。なんとまあ呆れてしまう。
  こんな貧困国が~核を持ちICBMを飛ばす~
これをもってしても「価値観違う国」と知るべきだろう。
とてもじゃないが、話が通じる相手だとは思えない。
https://mainichi.jp/articles/20180603/k00/00m/030/022000c


心の垣根
180604(月) dogfight
さて、人は誰も「心に垣根」を持っているのではないだろうか?
私には、しっかり垣根があります。ただし、出入り自由な垣根です。
  ~来るものは拒まず・去る者は追わず
そうなんですが、垣根の内外で私の対応は極端に変わることも承知している。
垣根の素材は「価値観と生活感」です。不思議に思うが、政治信条は関係ありません(友人の半数は、私と政治信条が真逆です)。
 ・垣根の中に入ったものの、居心地の悪さを感じて「出ていく人」もいる
 ・価値観と生活感以外の相違で「出ていく人」もある
私は、垣根の中の人には(私が出来る保護バリアーがあって)優しいが、逆に一旦「垣根の外」へ出た人には、我ながら驚くほど冷淡になる。まあ~だからこそ「心の垣根」であろう。最近「そう感じたこと」があったので、書いてみた。


浮世絵
180605(火) dogfight

北斎のオリジナル『朝焼けの富士』

刷師によって『夕焼け』に変えられた赤富士
浮世絵に詳しいわけではない。
私の知識はたかが知れている。

浮世絵には、パトロンの求めに応じて描く肉筆画(1枚だけのオリジナル)と、版元によって出版される版画に分かれる。時代の寵児になって後世に名を残すには、大量に浮世絵(版画)が出回る必要がある。

版画には、出版社(版元=金主)が必須で、その下に
 ・作家(画家)
 ・彫師
 ・刷師
この三位一体で浮世絵が出来る。
このうち、後世に残るは「作家」だけであるが、案外「刷師も大きな権限を持っていた」らしい。そんなことを思い起こす作品がある。

葛飾北斎の「富岳36景」の『赤富士』の逸話を、面白く読んだ。
有名な赤富士は「夕焼けに染まる富士」ですが、北斎が書いたオリジナルは『朝焼けの富士山』であった。
微妙なグラデーションで構成される朝焼けの富士でしたが、余りに刷り方が複雑になると言う理由で、刷師によって「夕焼けに染まる富士」に変えられたという。

さて、皆様はどちらがお好きでしょうか?
作家によっては、線画だけで「着色は刷師任せ」であったという話も聞いたことがある。
北斎も、刷師の意見に抗うことが出来ないほど権限があったのだろうが、後世にまったく名が残らぬとは、まことに不思議な世界ですね。


インテリジェントビル
180606(水) dogfight
インテリジェントビルの概念が伝わったのは、もう25年程前であろうか。
パソコンは普及し始めていたが、まだMSDOSの時代で、データ通信はあったがインターネットは生まれていなかった。公衆電話のISDNが重宝されていたころです。

当時、自分なりに「インテリジェントビル」を咀嚼して設計に当たっていた。要約すれば、
■個別制御:何もかも「セントラル制御」の時代であったが、これからは24時間活動する時代が来るので、個別制御が望ましいとされた。
 ⇒これは、一般化して「セントラル制御(例えば、セントラル空調)」は廃れてきた。
■プレキシビリティー:これを私は「自由度の確保」と理解した。その後の設計では内装をユニット化して、床はフリーアクセス・壁はパネル化・天井はシステム天井と言ったように、脱着可能な設計を目指した。
 ・メンテナンスフリーの実現(機器の耐用年数が減り入替え頻度が多くなった)
 ・組替えの自由さ(例えば、容易な間仕切りの移動)
 ⇒残念ながら、この設計思想は未だに普及していない。初期コストが掛かることも理由であろうが、クライアントの意識改革が最も遅れている。
 ⇒橋下政権下で変わった大阪市。大阪地下鉄のキオスクやトイレが「パネル化・ユニット化」で劇的に変わった
■情報通信:当時はデータ通信が始まったばかりであったが、漠然と「インターネットの出現」を予感して設計をした。
 ⇒この分野は、私の想像など遥かに及ばない「飛躍的発展」をしている。
若いころは「10年先を読む設計」を心がけたが、今は「来年だってわからない」時代になった。
世間の進歩が速すぎて、老化の一途を辿る私は、ただ「見てるだけ」です。


SNSの言論統制
18607(木) dogfight
facebookの「言論統制」はなかなかのもので、特アの批判記事は「アカウント停止」の理由になる。
ところが、ツイッターでも同じ傾向が出てきている。以下、写真で紹介するのは、ツイッターのルール違反だとして警告を受け、部分的に機能停止を受けたものです。ここでも、特ア非難は「タブー」のようですね!

左画面の「表示」を押すと、制裁内容が表示される。


インターネットは第4勢力(マスコミ)の対抗手段だと思ってきたが、SNSの言論統制がこれだけ露骨になると、庶民の味方かどうか?怪しくなる。最早、自由な発言のキャリアにはならないということですね。


停職9ヶ月
180608(金) dogfight
 外務省、ロシア課長を停職9ヶ月
外務省は5日までに、国家公務員としての信用を損なう行為があったとして、国家公務員法に基づき毛利忠敦ロシア課長(49)を停職9ヶ月の懲戒処分とし、官房付に更迭した。いずれも4日付。政府関係者は、外務省内の女性にセクハラをした疑いがあると説明した。
河野太郎外相は5日、「誠に遺憾だ。外交に直接関係はない。被害者のプライバシーがあり、これ以上は話せない。綱紀粛正に努める」と記者団に述べた。

停職になった官僚氏は、ロシアのスぺシャリストで、先般の安倍総理のロシア訪問の際も側近として随行したそうです。
停職理由は明らかになっていないが、森友問題で公文書改ざんを指示した佐川元理財局長ですら「停職4ヶ月」です。セクハラが理由となっているが、いったいどれだけの罪を犯したのだろう?にわかに信じられない。

スパイ小説風に言うなら~対ロシア特殊任務に就くため「罪をでっち上げ」て潜入する~思わずこんなことを想像してしまった。


予想される国難
18609(土) dogfight

西日本を中心に大きな被害が想定されている南海トラフ巨大地震が起きた場合、道路など公共インフラの損害で長期的に1410兆円の被害が生じるとの推計を7日、土木学会が公表した。学会は「国難」レベルの災害になるとして、対策の強化や都市機能の分散を進めるべきだとしている。

土木学会の委員会が公表した報告書によると、南海トラフ巨大地震の発生から、経済がほぼ回復するとみられる20年後までの間に、インフラの破損などに伴う経済活動の低迷で1240兆円、建物や工場、個人の資産で170兆円が失われるとした。
私は「自主防衛論」に賛成ですが、この記事を読むと考えてしまうしまう。
我国が「壊滅的打撃」を受けた時、助けてくれる国ばかりだと思うほどお人好しにはなれない。
この機とばかり、わが国への侵攻を始める国があるに違いない。東北大震災の折にも「米軍が海防を担ってくれた」ように、未憎悪の災害に備えた「日米安保」もあるのだろう。侵攻を受けて「想定外だった」と言う政治家に、この国を任せたいとは思わない。


明日葉
180610(日) dogfight
何事にも「賞味期限」があるだろう。私の建築屋人生も最晩年を迎えていることは間違いない。
どんな組織でも、事業を拡大させただけでは「成功」と言えない。それが言えるのは後継者を育ててからだろう。その意味で、私は後継者を創ることが出来なかったのでリーダー失格です。

私が引退しても、過去に造った建物が消えるわけではない。
最近、相次いで保守補修の相談があった。だが悲しいことに、現役バリバリだったころの交際(人脈)も影響力もない。おまけに私のお願いに神通力がない。こうなれば、人脈があって保守補修を担ってくれる「若手」にバトンタッチしていくしかない。ということで、若手を紹介して正面に立つこと避けるよう心がけています。
71歳になって「契約社員」になった。
バックアップがないまま自営業を続けるのは「無責任」だと思ったことが大きな要因です。今、それなりに活動の場を与えられ、私は充実した生活を送っているが、私が(恐らく健康上の理由で)倒れれば『後がない』ことに変わりない。プラントにおける建築は「特殊」で、建築士の資格さえあれば誰でも出来るというものではない。

親友からは「契約社員がでしゃばるな」と忠告を受けたが、後継者作りについて、直属トップの部長と話す機会を得た。私の進言を具体化するには会社トップの同意が必要で、今後は私の手を離れる。私のできることは「明日葉」の役目です。


異質な思考
180611(月) dogfight
是枝監督が炎上中だという。なんで?と思ったら・・・炎上の理由は「二つ」あるようです。
  https://www.asahi.com/articles/ASL68677QL68UCVL025.html
■その1 
是枝監督がパルムドール賞を受賞した作品名は「万引き家族」です。
文化庁から補助金(2千万円)を受ける時に使った、当初のタイトルは「声に出して呼んで」であったそうです。
それが、完成した時は「万引き家族」になっていた。
つまり、補助金(税金)を使って「ディスカウント・ジャパン」を行ったという非難です。
■その2 
パルムドール受賞作品は文化庁の補助金を得て製作された。なのに「公権力とは距離を置きたい」という理由で、文科大臣の祝意は辞退するという。「だったら補助金なんか受けるなよ!」と言う非難です。

私は作品を知らないので、作品の批評はできません。ただ、非難に対する私の感想は、
 ・日本を貶めるのは自由だけど、税金は使わないでほしい
 ・税金を使って作ったなら、文科大臣の祝意は敬意もって受けて欲しかった
半島の人故の考え方(価値観)だろうか?やっぱり、日本人には馴染まないなあ~
 180612追記
今朝になってこんな記事が出た。
万引き家族の1シーンだそうですが、立膝で食べる家族は日本にはない。明らかに朝鮮族の風習です。

更にはこのコメント
 ~アジア近隣諸国に申し訳ない。同じ(安倍)政権がずっと執権することによって私たちは希望を失っている
我国は民主主義で、安倍総理は「国民の多数決(間接的ではあるが)」で選ばれたトップです。
是枝氏は、如何なる権限を持って「日本を代表するような発言」をするのか!思い上がりも甚だしい。
私は、安倍政権を支持しており「希望を失って」はいない。

元気70パス
180613(水) dogfight
和歌山市では、70歳を超えると「元気70パス」の発行を受けることが出来る。最近、それに気付いたので申請しました。
和歌山も「中々やるではないか!」と思っていたのですが、ちょっと違っていたみたい。

和歌山市では、65歳以上になると「老人優待利用券」が発行されていました。私もこれは知っていたのですが、俺は「そんな年寄りではない」という気持ちが強くて、受領していませんでした。
和歌山市も高齢化の波が押し寄せてきた。そこで、老人優待利用券に付随していた「多くの特典」を取り上げ、新たに作った「元気70パス」に特典を移行したというのが本当のところ。つまり『高齢者福祉の先送り』です。まあ、福祉負担の軽減でしょうね。家内は私と同時に「老人優待利用券」を受領したのですが「何のメリットがあるのか?」と、首をかしげていました。
「元気70パス」を申請するには、本庁または支所に行きます。
私は、普段利用しているところに行ったのですが「ここはサービスセンターで、支所ではない」と言われた。
そう言われてサインを見れば、確かに「地区サービスセンター」になっている。
ここでは、住民票や印鑑証明の交付が受けられ、投票所にもなっている。だからここが支所だと思い込んでいた。ここには、10人ほどのおばちゃんが暇そうにしていたが、選挙以外でそんなに忙しいとは思えない。

サービスセンターからは0.5㎞ほど離れた支所へ行った。客は誰もおらず、支所長と事務職員1名が、ここでも退屈そうに座っていた。どう見ても二重行政で「無駄」としか思えなかった。

元気70パスの申請には、有名無実の老人優待利用券が必要と言うことで、これから申請でした。元気70パスでは、
 ・「和歌山バス乗車賃が距離に関係なしに100円になる」か、「市営駐車場の割引」かを選択する
 ・市が指定す温泉の入泉料が割引
で、早速使おうと「黒潮温泉」へ行ったが、いきなりドジを踏んだ。温泉割引券は「月に4枚」で、私は4月の券を持って行ってしまった。痛い授業料でした。

普通料金で温泉に入ってから、レストランでビールを注文した。食卓テーブルの醤油を見たら「キッコーマン」である。
思わず「これはアカンやろ!」と声に出してしまった。和歌山は「醤油の発祥地」で、有名な醸造所がたくさんある。公共施設に準ずる黒潮温泉が、キッコーマンはないであろう。なんとも無神経な話です。
   (うふふ・・・すっかり和歌山市民になった『私』がいる)


爪の汚れ
180614(木) dogfight
爪は「清潔のバロメータ」だと思う。
若いころは製図板に向かう日々で、何時も「爪の間は真っ黒け」でした。何せ、鉛筆を常に使うので、芯の粉が爪の間に入る。これが簡単には落ちない。だから、人前に指を出すのが嫌だった。

CADの普及で製図板から開放されたが、歳がいって「畑作業」をするようになって、また爪の間が黒くなるようになった。
怪我防止のため、耐突止手袋(安全靴の手袋番)を使用しているので、お陰でまだ怪我をしたことがない。だが、株間の細かな作業(間引きや草抜き)は、耐突止手袋をしていては出来ない。素手で行うのですが、その時にどうしても爪の間に土が入る。爪の間を洗うブラシがあるのですが、これを使っても容易には落ちない。深爪をすれば洗い易いが、これは怪我をしやすくなる。
ということで、また「爪の汚れ」に悩まされることになった。まあ「働いている証拠」だと思って諦めるしかなさそうだ。


米朝首脳会談
180615(金) dogfight
6月12日、シンガポールで歴史的な米朝首脳会談が開催された。
世界の耳目を集めた会談の熱気も、あっという間に冷めてきて、冷静な分析が出るようになってきた。
パフォーマンスばかりが目立った会談でしたが、終わってみれば「成果の欲しい強面トランプが、北朝鮮にしてやられた」と言う印象が強い。

共同声明に両首脳が署名したが、
 ・非核化は「努力目標」に据置かれ、CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)も、廃棄に向けたタイムテーブルもなかった。
  ⇒非核化の意味が「同床異夢」に思えて仕方がない。両国で「意味はまるで違う」と思う
  ⇒非核化のコストは我国に押し付けられるであろう
 ・ミサイルは「アメリカに届かなけりゃいい」といった姿勢で、中距離ミサイルの廃棄は議題にならなかったらしい
  ⇒我が国への配慮はなかった
 ・一方、米韓合同演習の中止や、国家体制の保証の言質を与えている
  ⇒これで「斬首作戦」が行えなくなった
このように、北朝鮮に交渉上手が目立つ。
しかし、ガチンコの政治交渉としてはまずまずだろう。これまでの六か国協議では実務者だけでの議論で、トップ同士の政治的な枠組みが弱かった。その点、今回ではまず両国のトップが政治的な合意をしているので、これから実務協議が行われていくのだろう。実際、トランプ大統領も、ポンペオ国務長官がすぐに交渉すると記者会見で明かしている。
それにしても、共同声明署名後にあったトランプ大統領の記者会見では、安倍総理の名前が連呼され、いかに安倍総理が今回の米朝首脳会談に食い込んでいるかが改めてわかったのではないか。
しかし、上記のような評価もあり、成果がないわけではない。
共同声明には盛られていないが、拉致問題が語られたことは事実で、今後「日朝首脳会談」で直接交渉(今までこれがないため、トップの意思確認が出来なかった)に繋がっていくだろう。

米朝首脳会談の評価は、今後の流れで決まる。北朝鮮有利に見えた米朝首脳会談だが、アメリカの深慮遠謀があるのかもしれない。それに期待したいものです。
 180616追記
舌の根も乾かぬうちに、早くも北朝鮮は「立ち問題は解決済み」と言い出した。今こそ「真摯に向き合う」べき時の筈なのに、これだからあの国は信用できない。


腹が立つ
180616(土) dogfight
夏草の伸びが凄い!畑の草刈りをする時、ついでで「水路敷きの草刈り」をするのですが…
たいした手間ではないのですが、やっぱりこの風景は不愉快ですね。

水路を挟んで両側は「泥揚げ地」で、両者合わせて公有地(水路敷き)です。写真で見ると分かるように、
■水路の左側は、今は作物がないけど、畑になっています。常に草抜きされて、何時でも定植できるように手入れされている。でも、これは水路敷きの不法占拠です。
■水路の右側は、日々近隣住民が「ゴミ集積所」に行くのに利用する通路です。なのに「草茫々」で、私が草刈りしない限り、誰も手入れしない。

水路敷きは「公有地」ですが、誰が利用しても良い(個人的に占拠するのは不可)。利用して良い代わりに自主管理が義務です。だから、利用者が草刈りすべきです。なのに、私に「草刈りしろ」といってきます。ちなみに、私はここを利用していない。
腹が立つのは「自主管理しない利用者達」です。
もっと腹が立つのは、不法占拠しながら、自分も利用する通路の草抜きをしない。これでは「自分の家を掃除して、そのゴミを道路へ捨てる」のと同じです。


話題の映画
180617(日) dogfight
2本の映画が話題になっている。
どちらの映画も観ていないのに、話題にするのは不謹慎ですが、世評を紹介します。

■焼肉ドラゴン http://yakinikudragon.com/
舞台で様々な賞を総なめにした「焼肉ドラゴン」が映画化された。差別にめげず暮らす、昭和44年当時の「在日朝鮮人家族」の絆をテーマにしているそうです。
この映画は、堂々と「我国で暮らす在日朝鮮人」と紹介しており、世評も好意的だと思う。

■万引き家族 http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
犯罪で生計を立てる家族を紹介した映画です。違う名称で(これは詐欺まがい)文化庁の助成を受けて製作され、パルムドール賞を受賞した作品です。
ところが、是枝監督が文科大臣の祝意を拒否したことで物議をかもした。
作品内容が紹介されると、こちらは『隠れ在日』であることが暴露されてきた。
右表を見れば、これは日本人の家族ではないと分かる。アジアの区別がつかぬヨーロッパで、あたかも「日本人の暮らし」のごとく紹介したことで、批判が沸き起こった。更には、是枝監督(在日)が「日本への憎悪」を隠さなくなった。
どちらが好感を持てるか「自ずと明らか」です。


不注意な怪我
180618(月) dogfight
昨日、生石高原について「さあ歩こう」とした途端に、思いっきりこけた。
何時も通過しているロープをまたいだつもりが「片足が残って」いた。
老化とは悲しいものですね。それでも、とっさに右手で体重を受けたが、受けきれずに「デコを打ちつけた」

一人の時の怪我で、ちょっと不安でした。 
幸い電話がつながる場所(生石ではあまり電話がつながらない)でしたが、家内には繋がらない。知人にSOS出していたら、通りかかりの方が救急車の手配をしましょうと言ってくれたりと、まだまだ日本は捨てたもんじゃないですね。
なんとか家内と連絡がついたが、日曜日で受け入れてくれるところがない。消防署も探してくれたのですが、近隣では病院がなく、一旦、和歌山市内に帰り、日赤病院で診察を受けた。

 ・デコの出血が酷かったが、擦過傷でたいしたことはない。念のためCTも撮ったが異常なし。
 ・右手首が酷く痛む。内出血もしている。骨折を疑われたが、レントゲンの結果「骨折なし」と分かった。それでも、状態が酷いので、硬化性のハーネス(石膏みたいなもの)で手首を固定した。お陰で、暫く使い物にならない。
多くの方に助けていただき、励ましもいただきました。
確認を怠った自分の不注意の怪我です。思ったように体は反応しておらず、歳を感じる出来事でした。それでも、治療を終えて再び生石へ戻り「山歩き」を始めた。ただ、片手でこければ今度はタダでは済まない。危険なコースは避けるしかなかった。
今後1週間は、仕事も農作業も出来ない。それでも、畑の潅水くらいは出来るだろう。30年ぶりに「左手1本」でPCを使っています。とってもまどろっこしいね!


大阪府「震度6弱」
180619(火) dogfight
18日7:58大阪府高槻市を震源とする「震度6弱の直下型地震」がありました。これは、観測史上初だそうです。
死者4名・怪我多数の被害ですが、建物の倒壊はごく限られていました。皆様、お怪我や被害はなかったでしょうか?

直下型だけに被害範囲は狭く、和歌山まで離れると、大げさに感じなかったのですが、大阪府下全域で、高速道路・JR・地下鉄・私鉄が運転休止。終日大混乱となりました。
ちなみに神崎川沿いに建つ、私の勤務先から惨状(写真)が届きました。阪神淡路大震災並みの揺れだったそうです。

私は、お山(野鳥荘)で緊急地震情報を受けて身構えたのですが、揺れを感じたのは約30秒後で、たいしたものではありませんでした。岩盤に建つ野鳥荘は、地震には強い構造だと思います。
なお、同じ地震でも、表層地盤によって揺れの増幅率が違います。

増幅率は0.5~3.0まであります。我家は、2.7ですが野鳥荘は0.6です。危険度は揺れに比例するわけで、今回は安全な場所で揺れを迎えました。  http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/
観測史上初の大阪での震度6弱。これで、プールのブロック塀が倒れ、通学途中の女子が死亡した。
倒壊した理由を大学教授を呼んで、解説していたが『なんと頓珍漢』だろう。
プールと言う「大きな質量」を持つところに、突起状に造ったブロック塀。プールの水平力(地震の揺れ)が突起物に全て伝わったことによる倒壊です。施工性や強度基準うんぬん以前に、このような状況でブロック塀が持つはずがないし、作ったことそのものが間違いです。実務を知らない「先生」って、どうしようもない。


公租公課
180615(水) dogfight
確定申告を済ませて、所得税はすぐに払ったのですが、6月になって相次いで届いたのが、
 ・市県民税・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・課税対象額×税率
 ・介護保険料決定通知書・・・・・・・・所得×掛け率
 ・国民健康保険料決定通知書・・・・(所得ー基礎控除)×掛け率
折角マイナンバーがあるのだから、リンクさせれば「3ヶ月遅れの請求」にならないだろうにと思う。もったいないね!

確定申告で「所得」が確定する。
 ・所得=収入ー経費
 ・課税対象額=所得ー(医療控除+社会保険控+・生命保険控除+基礎控除)
収入が同じでも、公租公課の計算は、分母と掛け率が違うため、徴収額が酷く違う。割合で示せば、
 市県民税「1」:介護保険料「8」:国民健康保険料「12」
このように後になるほどキツクなる。
昨年までは「個人事業主」だったので『経費』がありましたが、今年からは会社員(給与所得者)なので、次の確定申告から経費がありません。
来年からは、課税所得額=所得ー(医療控除+社会保険控+・生命保険控除+基礎控除)となります。
給与所得者の基礎控除は、事業主より多いのですが、「経費」には及びません。
来年は、どっと公租公課が増える覚悟が必要です。


不注意な怪我Ⅱ
180621(木) dogfight
『骨折はない』と言う診断でしたが、なんとなく怪しい。そこで、近所の整形外科で診察を受けました。再度レントゲンを撮ったのですが
 ・明確な骨折はないが怪しい部分はある
 ・小さなクラックは分かり辛い
 ・腫れが酷く、内出血も広い
ということで、湿布と痛み止めで様子を見ることになりました。

ところが、どうしても急ぎで処理すべきことがって、CADを使った。
流石に、CADオペを左手一本でするのは無理で、痛み止めを飲んで「右手でマウス・左手でキーボード」と言う、普段通りの作業をした。
マウスは、スナップを聞かせて使うので、夕方にはかなり痛んできた。やっぱり無理は出来ないなあ~
絆創膏を貼っていた「デコの怪我」剥がしてみたら、ゴルバチョフになっていた。


「半端ない」
180622(金) dogfight
ロシアワールドカップで、19日、誰も勝てると思っていなかった(口では「勝つ」と言っても本気にしていなかっただろう)、コロンビアに勝ってしまった。ちなみに、アジアのチームが南米チームに勝った「初の快挙」だそうです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm32541267
それにしても、アスリートの賞味期限は短い。
ロシアワールドカップでは、日本代表チームの主役も、いつの間にか変わっていた。私はスポーツに暗いのでよく分かりませんが、対コロンビア戦で、大迫選手の攻守にわたる活躍が目立った。そこで、大迫選手の高校時代の逸話が沸騰している。それが『大迫、半端ないって』である。準決勝で負けた滝川二校のキャプテンが、大迫を讃えた言葉です。
「半端ない」これって、今年の流行語大賞にノミネート間違いなしですね!


地震への知識
180623(土) dogfight
18日、大阪を襲った「震度6弱」の地震で5人の死亡者を出したが、建物倒壊での死者は出していない。
 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0620/mai_180620_3545480929.html
地震の規模を示す単位は多いが、それぞれで意味が違う。
■マグ二チュード:地震のエネルギーの総量。揺れとの直接的な関係はない。スロースリップではマグ二チュード(Mw)は大きくても揺れは少ない
■震度:体感的「揺れ」の尺度。震度0~震度7まである。なお、震度7には上限がないので、未知の巨大地震(無限大の災害)も含まれる
■ガル:地震の加速度。揺れの激しさは加速度に比例し、被害も比例する
■地震波の周期:揺れの周波数によって「被害対象」が変わる。今回、建物の倒壊が少ないのは周波数に関係している
■表層地盤「増幅係数」:同じ地震でも表層地盤の違いで、揺れの大きさが変わる
全ての地震に対応するのは困難かもしれないが、対策を講じることが出来ることもある。
 ・我家の増幅係数を知っておく(これで液状化も分かる)
 ・家具類の耐震化(固定だけではなく、扉の耐震ロックも必要)
 ・避難ルート(朽ちた家やブロック塀のないルート)を熟知しておく
 ・非常時に備えた備蓄(雨水タンクも有効です)
何時あるのか?分からない。備えても活用することがないかもしれない。でも「備えあれば憂いなし」です。
更に「地震発生確率」の予測は信用しないことです。今回の、「震度6弱」も予測地域外でした。
 https://www.static.jishin.go.jp/resource/evaluation/long_term_evaluation/updates/prob2018.pdf


備中松山城
180624(日) dogfight
28日から山口出張。早速「+1の旅」を計画。今回は、備中松山城です。
 https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=1087&sel_data_kbn=0
29日は岡山駅前で宿泊(誰か一緒に呑む人居ないかなあ)
30日は日本三大山城の一つで、かつ天守を持つ唯一の備中松山城とその城下町を散策です。
FB友達の林さん(城フェチ)が同行して下さるそうで、楽しい旅になりそうです。

帰路には、まんふく食堂の「焼豚ラーメン」を楽しもうと、欲張っています。
旅から帰れば「次の仕事」が始まる。
私には「良きチェンジ」になりそうです。


終わりと始まり
180625(月) dogfight
建築に関する「考え方」も、時代と共に変わってきています。
かつては、建築は「造れば終わり」でしたが、段々と「造った後を考える」ようになって来た。
 ・造った後の「維持管理」
 ・撤去のことを考慮しておく
私が「造った後を考える」ようになったのは、比較的早い方であったと思う。だが、まだ撤去時のことまで考えるに至っていない。
人が住む家を造らなくなって久しいが、プラント容器の建物が「易しい」わけではない。
プラントの建物は「造った時が始まり」と思うことが多い。
 ・竣工後「一度も稼働せず」改造が始まった物件
 ・既存の遊休機器を集めて「新しい製造ライン」を構成するプラント
竣工時には「時代遅れ」になっていたなんてこともある。常にニーズに合わせて『ものを造る』のが目的のプラントですから、プラントの建物は流動的です。

「造った時が始まり」と思うなら、建物のフレキシビリティーを高めておく必要がある。具体的には、
 ・余裕あるスペース
  ⇒配管のメンテナンス
  ⇒機器換装のスペース確保
 ・積載荷重を充分見ておく
  ⇒主フレーム以外は、何時、機器に併せて変えられるか分からない
よくあるのは、余裕があった通路に「機器を増設する」なんてことです。この時、通路に荷重設定がなかったら設置できません。だが、通路にすら荷重設定しておくことは、案外容易ではない
 ・建築確認申請では、違法(無届)な用途変更を防ぐため、用途と荷重設定(多くても少なくてもダメ)に口を出してくる。
 ・当面必要ではない荷重を設定しておくことは「余分な費用」に繋がる。
予算の責任者である「企業の担当者」が、将来に備えたアロアランスへの、最大の抵抗者であることも、ままあります。
まあ、プラントの世界も「奥深い」ものがあることを、ご紹介しました。


新幹線
180626(火) dogfight
新幹線と言ってもJRの話ではなく、回転寿司の「オーダー専用レーン」の話です。
出掛けたついでで、回転寿司で食事を済ますことにしました。普段は、和歌山市内の「浜寿司」なのですが、ついでなので「蔵寿司」に入りました。もう和歌山暮らしも9年ですが、蔵寿司は初めてです。

https://www.youtube.com/watch?v=1GKyBSj_MwA
  ちょっと面喰いました。
まず、レーンに流れている寿司皿は、埃除けのパッケージに入っていて「取り方が分からない」ので、店員さんを呼んで教えてもらいました。裸で流れている浜寿司より随分衛生的です。

蔵寿司ではレーンは2段になっていて、下段が回転寿司。上段はオーダー専用レーンです。ちなみに、浜寿司には専用レーンはありません。
専用レーンを「新幹線」の名称で特許を取ったのは私の友人で、最初に導入されたのが「かっぱ寿司」です。その後、複数の回転寿司で採用されています。
かっぱ寿司の新幹線は、新幹線車両を模したパレットに寿司皿を乗せて、注文主の席までダイレクトで運んできます。
ところが、蔵寿司の専用レーンは「パレットレス」で、レーン上をお皿が直接注文主の席まで運んできます。

  これには感心しました。
パレットタイプだと、パレットのリターンが済むまで「次が送れない」のに対し、パレットレスだと「客が皿を取れ」ば、レーン上の障害がなくなるので、リターンを待つ必要がなく、直ぐ「次が送れる」と言う優れものです。さしずめ「リニア新幹線」と言ったところです。

更には、寿司ネタも豊富で、凄い企業努力を感じました。私は、蔵寿司にも時々行こうと思うようになりました。
浜寿司は「平日1皿90円」で頑張っていますが、安いだけでは安心できませんね。


ボランティアと経費
180627(水) dogfight
40代のころ、ハンディキャッパーへのボランティア活動に参加していた。この時、厳密に区分されていたのが「奉仕と経費」です。例えば、
 ・奉仕活動は、体力知力を使うことに限定され
 ・外出同伴に伴う交通費は、ハンディキャッパーへ請求する
必要経費まで、ボランティア負担にすると、どこかで行き詰るからです。
別荘地管理では、2年間、ボランティアで役員を務めた。
機器購入費など、立て替え分は精算してもらったが、行動に伴う経費は精算外でした。
まあ、私は主にホームページ担当で、ほぼ経費負担はなかったが、リーダーたちの負担は無視できない金額だったのではと思う。だから経費はボランティア活動とは区別するべきだという気持ちがあった。

新役員から「退職慰労金として10万円」用意しましたという通知をいただきました。これはきっと「経費充当分の配慮」だと思う。ただ私は、慰労金を戴くほど貢献はしていないし、10万円も経費を使ったわけではない。
しかし、受け取り拒否は角が立つので、ありがたく頂戴し、その上で管理会社へ寄付しようと思います。


ブックオフ
180628(木) dogfight
図書館を利用しない3人が「本を融通」しあっている。
お互い融通した本は「返却不要」で、廻って来た本は溜まる一方になる。
更には、微妙に好みが違うので、廻って来た本を全て読む分けではない。
 ・良くて半分で、残りは読まずに積み上がる
 ・読み終わった本も積み上がる
これは、家内からクレームが出るので、定期的にブックオフに持ち込む。

まだ読んでいないが「いつかは読みたい本」約30冊残し、今回ブックオフへ持ち込んだ本は106冊です。

本に折り目は付けす、汚さずに綺麗に読んでいます。
それでも106冊の売却価格は、併せて4115円。購入価格の1/20です。まあ、ゴミで出すよりいいやと思うが、それにしても安いねえ~


そんな中に、今話題の本があった。それは、
紀州のドン・ファン「美女4000人に30億円を貢いだ男」です。何時か読んでみたいと思う。

 関係のない追記
本日より
3日間、出張と+1の旅で留守にします。
PCを携帯しませんので「昨日の日記」はお休みとなります。























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