元dogfightのぼやき
2017年6月
エッセイ&コラム
監理技術者カオスと政治家富士周遊広すぎる家来年の話し平々凡々週休3日制環境三法田植えおせっかい復活クマゲラに会いたくて豊洲問題と小池知事女は怖いタワーリングインフェルノテロ等準備罪成立内閣官房旅行終わる僻みAIへの恐怖快挙波力発電国民情緒法レイシスト


監理技術者
170601(木) dogfight
今更とは思いなら、監理技術者講習を受けてきました。
設計者は「設計監理」施工者は「工事管理」と言う棲み分けで理解してきましたが、最近「監理技術者」の存在を知りました。私が知らなかっただけで、案外この制度の歴史は古い。
  • 1988年 6月 公共的工事の専任制を把握する必要から監理技術者制度が導入される。
  • 2004年 3月 講習実施機関が登録制となり、資格者証取得のための講習開講が民間開放される。
  • 2008年11月 民間工事において専任の監理技術者には資格者証と講習修了証所持が義務付けられる。
  • 2016年 6月 監理技術者の配置が必要な金額要件及び公共性工事の専任性に対する金額要件が緩和される。
施工者サイドの監理者制度で、講習を受けながら「場違いなところへ来たかな」と思いました。

一定請負額以上の現場には、監理技術者の常駐を義務付けるもので、有資格者が幾つもの現場を兼務(現実にはありえない)することを禁止する制度です。
講習のあと「考査」があったのですが「採点はしない」そうで、いきなり受講終了です。これで、有資格者として国交省に登録されるそうです(有効期限5年間)。まあ、私は今更資格を取って「どうするねん」という話ですが、現場の数だけ資格者が要る制度だけに、どっかで役に立つかも知れません。
平成29年2月に「既存住宅状況調査技術者講習制度」が創設されました。
平成28年6月に宅地建物取引業法の一部を改正する法律(平成28年法律第56号)が、平成29年3月28日には宅地建物取引業法施行規則の一部を改正する省令(平成29年国土交通省令第13号)並びに平成29年国土交通省告示第244号及び平成29年国土交通省告示第245号がそれぞれ公布され、平成30年4月1日より、既存住宅状況調査技術者の行う既存住宅状況調査の結果が、既存住宅の取引における重要事項説明の対象となります。
私にも、既存住宅状況調査技術者の受講案内が来ましたが、流石にこれはスルーします。

なんかなあ~毎年いろんな「資格制度」が生まれるなあ。これって「仕事を増やそうとする(天下り先が増える)」お役人の陰謀じゃないかえ!


カオスと政治家
170603(土) dogfight
2日間旅行をしていました。話題不足ですので、ネットから2題拾ってみます。
2重国籍は解消したというが、未だに戸籍を公開しない、民進党蓮舫党首。なんと、中国のSNS「微博」で公式アカウントを運用し、35万人ものフォロワーを引き連れていることが分かった。一体この人は『何処の句の人』なんだろう?
  http://netgeek.biz/archives/97456
アカウントは「蓮舫_sha」という名前で登録されており、日本の政治家だという自己紹介文が書かれている。アカウントには公式マークもついており、フォロワーはなんと35万4,500人。日本在住の政治家で、ここまで中国で勢力を拡大している者はいない。
しかし、気になるのは蓮舫氏が何を狙いにこのようなアカウントを運用しているのかということだ。中国人のファンを増やして将来的に何か役に立てようという魂胆があるとしか思えない。
自国優先で~地球の利益はどうでもよい~
そんな大国や、民族が多すぎる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00360086.html
温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱をトランプ大統領が表明した。日本、世界、そしてアメリカ国内からも非難の嵐。
ニューヨーク市内にある太陽光発電のベンチャー企業は、今から始まるトランプ大統領の会見を、社員たちが固唾(かたず)を飲んで見守った。
トランプ大統領は「アメリカと米国民を守る厳粛な使命のために、アメリカは『パリ協定』から離脱する」と述べた。

世界も日本も益々カオスになっていく。


富士周遊
170604(日) dogfight

6月1日~2日、姉二人と「富士周遊」の旅をしてきました
「旅行記」を纏めましたので、是非ご覧ください
http://new.wildpig.web.fc2.com/nikki2017/huzi-syuyu/170601-02huzi.html


広すぎる家
170605(月) dogfight
長男が「五月雨式引越」を行っている。あと、1週間もすれば引越完了で「別所帯」になる。

家を造ったのが9年前、かつては爺様を含めて5人暮らしだったのに、これで「夫婦二人」になる。こうなると「広すぎる家」を持て余すことは間違いない。更には、どちらかが寝込むことが増えれば、とても維持できない。そう遠くないいつの日か、この「広い家」を長男に明け渡し、簡素で小さな家に引っ越すのかな?

食事も変わる。
息子たちにあわせていたメニューが必要なくなる。昨日の残り物が大活躍するようになり、簡単な食事が増えるだろう。

こうして「老後」がひしひしと迫って来る。
老夫婦と猫1匹のライフスタイルはどんなふうに変わっていくのだろう…


来年の話し 
170606(火) dogfight
生きるには「目標」がいる。目標達成には、
 ・時間(あるいは寿命)
 ・健康
 ・資金
これがいる。このことはいつも言っている。

70歳になってみると、
 ・日々の時間は余って来るが、寿命にはいつも「?」が付いてくる。何せ、髙松家の歴史で最高齢になっている。
 ・健康も、年齢の大台が変わると「変調がある」と言われるが、確かに「去年と違う」と感じることが多い。
 ・仕事はあるものの先細りは間違いない。ストックのない私には何時だって「自転車操業」なのだ。漕ぐのを止めれば倒れるしかない。

そんな分けで、先の長い目標は持ちようがない。更には「大志を抱く」ような元気もない。
とりあえず決まっている目標は『10月のシンガポール探鳥旅行』です。時間と資金は大丈夫だと思うが、健康はその時にならないと分からない。

なのに、
畑作業で「失敗」に出会うと、原因を考え対策を練る。そして「来年は失敗しないゾ」と誓っては苦笑い。
うふふ…「来年の話し」なんて、何処にも保証がないのに・・・ネ!


平々凡々 
170607(水) dogfight

世界は何かときな臭いが「憲法に縛られて」日本に出来る防衛なし
国際情勢が見えない野党に緊迫感なく、国会は「モリとカケ」で満腹

私は「平々凡々」もめごともなし
急ぐ仕事もなく、急ぐ治療もなし
刺激がなくて話題もなく、だから「日記」に書くこともなし


週休3日制
170608(木) dogfight
週休3日制が「新潮流」だという。
時代の変化と企業事情のマッチングから生まれてきた。
ただ、2種類の採用方がある。
 ・1日の労働時間を伸ばし「給与待遇は変えない」
 ・1日の労働時間を変えないので「給与減となる」
いずれの場合も「副業OK」で、余暇をどう生かすかは本人の自由です。趣味の多様化や介護などで、勤務時間以外の「時間が欲しい」という時代風潮にマッチしているとのこと。

さて?サンデー毎日のおいらは「週休7日」
余暇と言うより『暇』ですねえ~

環境三法
170609(金) dogfight
建築の憲法は「建築基準法」ですが、関連する法律は多い。
 ・密接な法律として「消防法」
 ・用途ごとに「業法」:ホテルならホテル業法、病院なら医療法など
 ・環境を守る法律

先日、環境に関する法律を調べる必要がありました。今日は「環境三法」をご紹介します。
 ■大気汚染防止法 http://www.env.go.jp/air/osen/law/
 ■水質汚濁防止法 http://www.env.go.jp/water/chikasui/brief2012.html
 ■騒音規制法    http://www.env.go.jp/hourei/07/000037.html
対象になるのは工場とは限りません。ホテルや病院も対象になります。騒音規制法は住宅にも適用されます。
つまり「身近な環境」を守るための法律です。読みやすくて分かりやすく表現されていますので、是非ご覧ください。


田植え
170610(土) dogfight
周りの水田を見渡せば、もうすっかり田植えが終わっている。

最近は何処の農家もトラクターで「同時に何条も」田植えをしていく。だがよく見れば、田植えのラインが見事にに直線を描いていたり、酷く曲がっていたりする。この当たりは「腕の差」と言うことであろうか?この精度は刈入れ時の作業性に大きくかかわってくる。

田植え前に行う作業が「代掻き」です。
水を張って均一に土を掻いていく。これの精度で、消毒や除草剤の均一化が左右される重要な作業です。
消毒や除草剤は水面に投げると融け「まさに水平に広がる」ようになっている。だから、代掻き後の土が「如何に均一か」は、後々の管理を左右するわけです。

My畑と水路を挟んでお隣の農家は、もともと大手ゼネコンの建設技術者です。
水張前に「レーザー水平器」を設置して、土のレベル誤差3㎝以内に調整する。
田植え時も、目標とする地点にポールを立て「直線」を目指している。まさに「建築屋」の面目躍如です。
追記
写真は、直線の精度も悪く、代掻きの精度も悪いので「水面から土が露出」している。この部分は必ず雑草に覆われ、刈入れ時に雑穀が混ざる原因となる。農業もやっぱり「理論の世界」ですね!


おせっかい
170611(日) dogfight
家内はどうも「子離れ」が出来ない。五月雨式引越中の息子に、なにかと世話を焼きたがる。
まるで自分が引っ越すように手際よく家事用品などを買い揃えていく。でも、もし「不自由でも一から家庭を作りたい」と考えるタイプだったらどうる。やり過ぎは「不快感」しか呼ばない。
 ・新世帯を持つのだから、息子の嫁に任せた方が波風が立たない。
 ・息子夫婦からSOSが出たら助ければよい。
私が「なさぬ仲」の親子からだろうか?少なくとも私の方が冷静に見ていると思う。
冷たい関係も良くないが、何時までも「母子関係」が近すぎるのも問題だと思う。「普通の関係」になるには、まだ時間が掛かりそうだ。
追記
長男の引っ越しを手伝いに行った家内が帰ってきて「最近の冷蔵庫はセンサーで開く」と感激してた。
そこで「自動で閉まるん?」と聞いたら、それはないそうです。我家では、頻繁に冷蔵庫の閉め忘れがおき、警報音が鳴る。手で開けるから、必ず閉まる冷蔵庫が欲しい。開発担当者って、そんなこと考えヘンのやろか?


復活
170612(月) dogfight
先月、ウイーン少年合唱団のチケットを頂いて(家内の知人から)、シンフォニーホールで鑑賞してきました。

そのことを、家内がmixiに書いたことで今日に繋がりました。
mixi仲間のお一人が「オーケストラ千里」に所属しており、第25回演奏会のチケットを送って下さいました。

マーラーの「復活」をフルオーケストラで演奏するそうです(フルオケを聴くのはもう20年ぶりくらい)。
オーケストラ千里に多くの助っ人が加わって、演奏者は約120名。
第1楽章から第5楽章まで、休むことなく80分の演奏です。

全身を使った藻川繁彦氏(オーケストラMFI指揮者)の指揮で、静かに始まった第1~第2楽章。
聴きながら時折「風景が頭に浮かぶ」それが、演奏に合ったものかどうか?私には分からないけど、こんな体験は始めてでした(小説を読んいるとよく風景が見えるのですが、音楽では始めてです)。

第3楽章で、福原寿美枝氏(武庫川女子大学音楽学部教授)のアルトのソロが入り、第4楽章では坂口裕子氏(藤原歌劇団)のソプラノのソロが入る。

そして、怒涛のような第5章が始まりました。
パイプオルガンにあわせて104人の混声合唱が入る。
静かに始まった第5楽章の合唱も、ソプラノやアルトが加わり~キリストの復活を祝う~かのように、音も声も歓喜のクライマックスを迎える!
もの凄い感動で胸が震える思いなのに、なぜか涙が止まらなかった。
演奏を聴きながら、脈絡のない思いもよぎる。
入り口で渡されたパンフの束、その中に「団員募集」がいくつかあった。入会料のほかに、月々の会費も結構な値段でした。
オーケストラ千里…ってプロだろう?プロも入っていると思うが、大半が「同好の志」だろう。緩くない費用負担をしながら、でも、こうして発表の場を持つことって素晴らしいなあ!

そんな時「俺ももう1度スケッチを始めようかな」と頭に浮かんだ。若いころ1度だけ個展を開いたことがあった。もう1度、そんな機会を目指してもいいかな…ってね。



クマゲラに会いたくて
170613(火) dogfight
「クマゲラに会いたくて」北海道へ行くまであと1週間になりました。  
http://new.wildpig.web.fc2.com/hokkai…/2017-6hokkaido-f.html
今回の目的はクマゲラですが、コアカゲラにも出会う可能性があります。両方出会えれば「国内制覇」です。
ガイドは、弟子屈町「鱒や/橘様」にお願いしています。探鳥地は、おそらく行ったことがある林道だと思います。
クマ除け(スプレーと鈴)を持って、テントに入りクマゲラの登場を待つのですが、これは恐怖ですね!どうぞヒグマと出会いませんように。
鱒やさんのあとは、定宿の「きらの宿・すばる」に移動します。何と地図で見たら「歩いてでも行ける」近くで、笑ってしまいました。
すばるの久郷さんの情報では、
~~6月に入って寒い日が続き、なんと薪ストーブに火を入れた日もありました。6月にストーブを焚くのは宿を始めてから初めてのことです。
今朝はもうすでに16度あり、最高気温は24度の予想です。家にいるときは、Tシャツだけでいることが多い私ですが、寒いときにはやはり綿シャツを一枚着ます。
でも最近のヘンテコな気候を考えると、その日によって寒暖の差が大きくあることも考えられます。外出の時の服装は、やはり重ね着ということを念頭にして、寒かったら1枚着る。暑かったら1枚脱ぐ・・という感じでしょうか。
マダニが今年は多いような気がしますので、ツルツルとした化繊の合羽みたいなのは必須です~~
日本いる「キツツキ」の仲間
名前 生息地 出会い
 クマゲラ 北海道 いまだ出会いなし
 オオアカゲラ 全国 野鳥荘にやってくる
 アカゲラ 全国 野鳥荘にやってくる
 コアカゲラ 北海道 いまだ出会いなし
 アオゲラ 全国 野鳥荘にやってくる
 ヤマゲラ 北海道 網走で出会った
 ノグチゲラ 沖縄 沖縄で出会った
 コゲラ 全国 野鳥荘にやってくる
ということで、10℃未満から25℃くらいに耐えられるよう衣類を用意します。
以前の道東旅行で「マダニ被害」にあっているので、ツルツルの上下とスパッツ(靴と一緒に足首をカバー)も用意しました。
フィライとはLCCを使いますが、今回は20㎏まで重量制限がないということで、気にせずに持っていくことが出来ます。
後は「体調管理」に気を付けます。


豊洲問題と小池知事
170614(水) dogfight
豊洲市場の土壌汚染対策を検討する東京都の「専門家会議」は11日、新たな安全対策の提言を取りまとめた。
 ・地上には汚染はおよばない
 ・地下空洞の対策
  ⇒地下の床を補強する(ようは地面剥き出し部分に蓋をする)
  ⇒地下を換気する(有害物質を除去できるフィルターを設けるのだろう)
何のことはない。豊洲問題(地下空洞)が発覚した時、私でも直ぐに思いついたくらいで、建築屋なら誰でも考える対策です。なにもわざわざ専門家会議を設置するまでもない。もっと言えば、埋戻しをしていれば「時間差はあれど何時かは地表に汚染物質が到達する」のは、少し考えれば分かりそうなことだろう。
私は今でも「地下空洞」は正解だったと思う。恐らく設計者はこのことを予想していただろうし、最良の解決策は上記2項目だろう。

小池知事が、豊洲問題を「政治の道具」にしたことで、こんなアホなセレモニーをしている間に問題がすっかりこじれてしまった。
 ・築地の方がもっと危険(土壌汚染と老朽化)というデータが揃ってきた
 ・豊洲移転派と築地残留派が鋭く対決(もはや小池知事の一言で決着がつくとは思えない)
 ・妥協案として両施設併設論も出てきた
都議選前に結論出すはずが、何時の間には「都議選後に結論」に変わった。
しかし、築地は2020年の東京五輪の「主要道路予定地」で、築地残留を打ち出せば、これはこれで大問題を引き起こす。もう小池知事自身に収拾策がないのではないのか?
私には、着地点を決めないままに「ド派手に問題点を打ち上げた」だけのように思えてならない。


女は怖い
161615(木) dogfight
 さよならパヨク/千葉麗子著(青林堂)
こんな本を読みました。まあ、一種の暴露本です!
私は、芸能界のことは全く疎いので、千葉麗子氏のHPからプロフィールを拝借します。

東北大震災を機に「反原発運動」に参加。それが「サヨクの看板」になるきっかけであった。ただし、著書によればこれは本人の意志ではないという。反原発に参加したはずなのに、いつの間にか「安倍倒せ・戦争法NO」になり、気が付けば周りは共産党ばかり。ある日、街宣活動の最中に「マイクを投げ捨て」パヨクと決別。この本では、パヨクの手口を暴露している。なお今は、真逆の右翼民族派の「民族の意志同盟」に参加して活動中。

うむ~あらたむるに憚ることなし~というけど、これは激しいですね!
パヨクにのめり込む過程で、コアメンバーの「パヨパヨチーン」と不倫に陥る。ちなみに、パヨパヨチーンとは、web世界では有名なパヨクです。長く正体不明でしたが、はすみとしこ氏の風刺画(左翼活動を強烈に風刺)に賛同した人の「個人情報」をばら撒いたことで右翼系の怒りを買い、webプロによって正体を暴かれる。その後、外資系企業のエリートコースから脱落。

追記
著書の中で、パヨパヨチーンとの性交渉も暴露(性癖を含むすべて)している。これには流石に「女は怖い」と思った。

先般から「下半身の不始末」で身を滅ぼした事件が続いている。
 ・前川前文科省事務次官:これで名誉と信用を失った
 ・小出恵介(タレント):放映中止の補償だけでも、一生浮き上がらんやろなあ
買う方も問題だけど『売る方』だって普通だとは思わない。小娘だって、立派な「ワル」である。
まあ私には、こんな話題には縁がないけど、皆様「ご注意」を!


タワーリングインフェルノ
170616(金) dogfight
ロンドンでタワーリングインフェルノが起きた。120世帯が住むタワーマンション(1974年建設・24階建て)で、未明の火事であった。犠牲者数はまだ不明ですが、多くの人命が失われたことは間違いない。御冥福を祈ります。
火災原因は「冷蔵庫の爆発」説が出ていますが、日本では考え辛い。ガス冷蔵庫が多い国なので、ガス漏れでもあったのだろうか?

では、この火災は日本でも起きるのか?
~~平成27年に全国で起きた高層マンション火災は計477件で、うち死亡火災は13件(14人)。だが、高層マンション火災全体の平均焼失面積は3・4平方メートルにとどまる。消防庁予防課の担当者は「国内では焼けても1室だけで済む例が多く、大規模な延焼や逃げ遅れは考えにくい」と話す~~
このように、日本では起こりにくい事例です。
我国の建築基準法は、耐震だけではなく「防火基準も世界一」と言ってよいと思う。
日本では防火区画の基準(特に住居系では100㎡区画で壁で仕切られている)があるので、全館「災」に包まれるのか考えられない。ただし、アスクルの火災に見るように、防火シャッターが15%しか閉まらなかったというの論外ですが…

建基法で「耐火性能」を定めている。http://www.dwall.co.jp/kiso/kukaku.html
URLでご覧いただきたいのですが、規模や階数に応じて耐火性能(30分~3時間耐火まで)を定めている。この理由は、無限の耐火性能を求めているわけではなく(現実に不可能)「避難時間の確保」を目的としている。
折角主要構造部に防火性能があっても配管類の貫通部分が脆弱であれば何にもならない。そこで、姉歯事件(耐震偽装事件)を契機に改正が行われ、区画貫通配管の「防火被覆(耐火性能)」も強化されています。これはかなり厳密にチェックされますから、姉歯事件以降の建物では問題ないと思います。外部配管に規制はありませんが、室内に貫通する個所では厳しい制限があります。
 ※筆者注:姉歯事件は「耐震偽装」です。法改正には国会の議決が必要ですが、姉歯事件に緊急対応するという名目で、国会を通さず「省令」で改正されました。この時、どさくさまぎれに、姉歯とは縁もゆかりもない事項がいっぱい強化されました。

今回のマンションでは外壁から延焼しています。ちょっと理解しがたいですね。可能性があるのは、改修工事の際に「外断熱」で、外部に樹脂系の建材を使う方法(北欧や北米で普及)があります。ただ、超高層で使うのは考え辛いです。
 ※筆者注:やはり昨年の改修工事で「外断熱」が行われ、これの延焼が大火災の原因になったようです。
 ※筆者注:我国でも、外断熱普及活動が行われています。 https://sotodan-jaei.org/about_us/  
        我国で使われている断熱材は「熱可塑性樹脂」で燃え上がるようなことは無いはずです。
ちなみに、建基法で外壁は「1時間耐火」が求められています。

内装については、別の基準で「内装制限」があります。 http://www.rwa.gr.jp/download/data/naiso_seigen.pdf
内装制限(燃える燃えないの判定)は以前からありましたが、姉歯事件を契機に「遮煙性能」と「遮炎性能」の二本立てになり~煙に巻かれて死亡~を防ぐ性能が定められました。なお、床は内装制限の対象ではありません(床が燃えるのは最後なので)。
残念ながら『大事故』がある度に法改正が行われ、対策が強化されてきました。
最後になりますが、イギリスの事件で「日本にはあるがイギリスには無かったもの」を列記してお置きます。
 ・11回以上にはスプリンクラー設置の義務がある
 ・高さ31m以上の建物(避難梯子が届かない)には、非常用エレベータ設置義務付け(小規模の場合緩和規定有)
  (炎や煙から隔離された構造で非常電源で動くエレベータ)
 ・15階以上通じる階段は「特別避難階段=炎や煙から隔離された階段」で2方向避難が義務付け
 ・上記以外に全周バルコニー(避難に有効)、上下避難には梯子付きハッチ(住居系やホテルに適用)
「絶対安全」はないけれど、わが国は「より安全」を目指している。


テロ等準備罪成立
170617(土) dogfight
テロ等準備罪が「中間報告=委員会採決を省く奇策」により、参院で可決された。
  http://www.sankei.com/column/news/170616/clm1706160001-n1.html
野党は怒り狂っているが、委員会を問責決議で打ち切った張本人は民進党である。問責決議を提出すれば、可否を問わず「委員会が打切り」になることを知らぬわけではあるまい。委員会採決をせぬまま打切りなれば、これで「廃案」と思ったかもしれないが、中間報告と言う手法があるとは、私も知らなかった。

野党は「強行採決」と言うが、最近の維新を除く野党には、与党との「共通の土台」が全くない。
100年、委員会を続けても合意などない。もう「異民族と日本の安全を協議」するに等しい状況で、いつ裁決しても「強行採決」と言うだろう。

テロ等準備罪を、維新を除く野党は「悪逆非道の法律」と言うが、国民の過半数は賛成している。
勿論、私も賛成である。これで、国際的に「テロ対策」の情報ネットワークに加わることが出来る。少なくともテロに関して言うなら「事件が起きてから」では遅いのである。野党が言うように、居酒屋での悪口で「捕まる」なんてアホなことは、断じてない。
安倍総理には、是非「憲法改正」まで突き進み、アクティブにわが国を防衛できる体制に、なんとしてでも作り変えて欲しい。


内閣官房
170618(日) dogfight
  ~官僚依存から脱却して自前の政府を作ろう~ 
これは歴代の政権が目指したことだが、安倍政権で初めて実現した。それが『内閣官房』です。
  http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/ 組織図参照
内閣官房副長官補の下に専門チームが多数存在する。
総理の構想がダイレクトに専門チームに下されて、実現に必要な企画が作り上げられていく。

ちなみに、専門チームは各官庁の気概あるトップエリートがピックアップされ、帰属省庁とは『縁切り』の上で登用される。政権に直属するため、政権が変われば解雇され、元の省庁には帰れない(きっと解雇されても「引く手あまた」の頭脳集団であろう)。この当たりは「政権が変われば官僚が変わるアメリカ」と同じです。
まさに、従来の「官僚依存から脱却」した、政権直属のシンクタンクで、安倍政権の『キモ』と言える。

よくマスコミに登場する「内閣府」は、内閣官房の下位にあたり、役目は「構想の実行部隊」です。
 内閣府 http://www.cao.go.jp/about/about.html
 組織図 http://www.cao.go.jp/about/doc/soshikizu.pdf
とかく「省益や既得権益」を守ろうとする官僚(各省庁)とぶつかり合うのが、この内閣府です。
それだけに、内閣府はマスコミからヤリ玉にあげられるが、トップダウンで実行しているだけで、気の毒な存在です。

日本最高のシンクタンクにより、省庁のしがらみに縛られない「自由な発想」で作られた構想。それを、いくらでも「トラの威」を借りられる内閣府が官僚に実現を迫る。
これでは、何の構想も持たぬ官僚が勝てるはずがない。

些か食傷気味であるが「モリもカケ」も、太刀打ちできなかった「官僚の恨み節」が根底にあるのであろう。
官僚は政権の政策を実行する立場にある。それだけに「総理のご意志」があって当然ではないか!それが許されないら、政府は要らない。民進党は「官僚にお任せ」の政権を作りたいのだろうか?不思議な政党だね。


旅行終わる
170624(土) dogfight
昨夜、無事帰宅しました。5日間の旅行でしたが「疲れが残る」歳になりました。
出迎えてくれたヤマトは、激しく鳴いて「抗議」です。とても寂しかったみたい。
何時ものように「デングリ返った」家の中の片付けが終わったのが11時半。それからは爆睡でした。
詳しくは「旅行記」で纏めようと思いますが、メモ代わり概要を…
天気予報は「ずっと晴れ」だったのに、ピーカンの晴れは殆どなく、雨も二日ありました。念のために持っていったアノラックは、最後まで欠かせない衣類でした。最低気温は6℃くらい、最高でも16℃で日差しがないのでとても寒かった。

念願の「クマゲラ(写真)」に出会うことが出来ました。ただ、ワンチャンスを活かせただけで、会えない可能性の方がずっと高かった。

出来れば会いたかった「エゾライチョウとコアカゲラ」は、今回もダメでした。元気で道楽が出来る余力があれば『次の目標』になるかな…

意外だったこともあります。
弟子屈町にはもう何度も行っています。今回は弟子屈町(道東)で4泊でしたが、今までいるとは思わなかった「タンチョウ・オオジシギ・カッコウ・オジロワシ」によく出会ったことです。逆に、無造作にいた山野鳥(小鳥)がずいぶん減っていました。

旅行中は、TVも新聞もない「情報砂漠」でした。あったのは、インターネットからの情報だけ。
帰宅して、TVを付け新聞を広げた。相変わらず「モリとカケ」に遅すぎた豊洲決断。それに某氏の死亡がトップニュースになっていた。webの世界で問題視されている「ISと中国問題」には触れていない。TVや新聞しか見ない人には、フィリピンで対IS戦争が起きていることなぞ知らないだろうな。

不在中の22日、和歌山は大荒れの天気だったそうです。畑のお世話をKさんにお願いしていたのですが、荒天で中止。今日は久々の畑へ参ります。どれだけ被害が出ているか?ちょっと怖いです。
今月の請求書を作る必要があります。僅かですが、仕事の方も溜まり気味です。
こうして「日常」に復帰していきます。


僻み
170625(日) dogfight
手間暇とお金が掛かるくせに売上がない。リターンは「健康」だけです。
だから私はMy畑を「道楽」と呼んでいる。所詮素人がやることで、いくら工夫を重ねたところでプロには適わない。

でも…私なりに努力してるんだけど「ガッカリ」することがある。
作物は、プロでアマでも同じ時期に収穫を迎える。家内の妹さんがプロ農家に嫁いでいる。収穫期に入ると様々な野菜が届くが、時には「これ見よがしの悪意」を感じてしまうこともある。
 ・私の収穫したものと比べようもない。
 ・家内は当然のように「届いた野菜」を使い、私の収穫したものは放置される
結局、私は誰彼なしに連絡して「収穫した野菜をもらってくれる人」を探す。
私に出来ることは、どんなに美味しそうでも「手を出さない」ことに過ぎない。こうして心の底に「僻む気持ち」だけが淀んでしまう。悲しいなあ~


AIへの恐怖
170626(月) dogfight
NHKで、AIの現状紹介をする番組を見た。最初は興味を持ってみてたのですが、段々と恐怖心が湧いてきた。
様々なビッグデータを重ねあわせて「AIで行われる予想予測」は想像以上に社会へ浸透している。
 ・将棋の世界では、もう人間は勝てない
 ・株取引はAIの独壇場
 ・手術リスクの回避
 ・タクシーの需要予測
 ・退職リスクの予測
これを見ていると、もう「切れる人」など不要に思えてくる。AIが繰り出す奇策に「人間が翻弄」されている。
私の恐怖心に火をつけ、何よりも怖かったのは、開発者自身が『無限に広がっていくAIの思考を制御(制限)できない』ことを認めていることです。
AIは「結果を提示」するが、思考過程の説明がない。つまり「何を考えているのか?」が分からない。そのくせ、とても人間では及ばない。これでは、SFの世界まで「あと1歩」で、人間がAIの支配下に入るのは、時間の問題に思えてきた。
私の現実は、PC・スマホ・カメラなどの「境界がなくなった」ことについていけていない。この程度の人間には「進歩は恐怖」なのだと感じた。
流石にNHKは「戦闘ロボット」に触れていなかったが、近代戦争を起こせるような国は「少子化」と言う共通の悩みを抱えている。それは巨大な人口を誇る中国ですら例外ではない。この状況で覇権を唱えるには「戦闘の自動化」しかない。ロボット同士の戦闘が、いつの日か「人間に牙をむく」時が来るのだろう。生きている間に、そんな世界は見たくないもんだ。
関係のない追記
昨日、若き技術者の結婚披露宴にお招きを受けて出席してきました。彼は37歳で「統括現場所長」になっており、複数の現場を統括しているという。
設計事務所との付合いも多いだろうと思うのですが、設計業務で招待を受けたのは私だけのようでした。彼との付合いは、私の設計で彼が工事主任であった物件が3軒ありました。長くはない期間でしたが、印象に残ったのでしょう。

宴たけなわに、次男のことが頭に浮かびました。長らく音信不通でしたが突然、今年になって「家を買うから」と連絡があった。
もし、結婚するという連絡があったら、私はどんなに嬉しいだろう。


快挙
170627(火) dogfight
藤井聡汰4段(14歳)が、プロ昇段後『29連勝』と言う快挙をあげた。30年ぶりに歴史を塗り替える新記録だそうです。
序盤劣性だった勝負も、中盤で盛り返し、怒涛の終盤で勝ち切った。
  http://www.sankei.com/life/news/170626/lif1706260043-n1.html
勝負ごとに疎いので、マスコミが騒ぐことくらいしか理解できていませんが『凄いこと!』だそうです。
現在は、竜王戦決勝トーナメントが始まったばかりですが、もし優勝するようなことがあれば「いきなり7段昇段」だそうです。いくら天才といえども、8大タイトルの一角「竜王戦(読売新聞主催)」をいきなり奪取することはないだろう。
(もし、優勝したら「えらいこっちゃ」やねえ)


波力発電
170628(水) dogfight
https://solarjournal.jp/otherenergy/18169/
いきなり本題とは「関係のない」ことですが、巨大メディアが報道を忘れ「印象操作」しかしなくなりました。
日記のネタがないときは、報道から拾いたいのですが、それもできない。
ということで「技術紹介」です。
再生可能エネルギーは下記のものがある。
 ・太陽光
 ・風力
 ・地熱
 ・水力
 ・バイオマス
現在の主力である、太陽光と風力は、気候に左右されやすく、環境破壊の大きさも問題になっている。

小型水力発電が少しずつ普及しだしたが、個人消費用の性格が強い。

今回の波力発電は、
 ・公共への供給
 ・天候に左右されない
 ・環境破壊をしない
 (海底へのアンカー不要)
なかなかの優れものです。

原理はイタリアで誕生したものだが、設計、製造は日本の近畿圏内の企業がそれぞれ担当した。

波によって生み出されるエネルギー密度は、太陽の約20倍、風の約4倍にもなるといわれている(平成22年:東京都環境局「波力発電検討会報告書」より)。GPIは最低50cmの高さの波があれば発電できるため、発電にかかるコストも5~7円/kWh程度だという。また、海洋は枯渇の心配がなく、発生する波も太陽光や風力のように天候の影響がほとんどないため、安定的な電力の供給が可能だ。



国民情緒法
170629(木) dogfight
日中での法整備は遜色がないという。なのに、運用で言えば
 ・日本は法治主義(法に基づいて治める)
 ・中国は人治主義(指導者の思惑でなんとでも変わる)
ところが、お隣の韓国では、憲法や国際条約よりも上位に『国民情緒法』があるという。
   シンシアリーさんのブログから
国民情緒法という言葉、ご存知でしょう。「韓国には憲法の上に国民情緒法がある」とするフレーズが有名です。
法律、規則より、多数が望むほうが「正しい」、すなわち「上」だとする考えです。気に入らない結果を不当な「自分以外の何か」のせいだとする民族情緒の恨(ハン)と、憲法前文の四一九民主理念精神が生み出した歪みでもあります。

日本では韓国社会の皮肉としてよく用いられますが、これ、韓国でも結構有名な言葉です。マスコミの用語として採用されたりもします。「毎日経済」紙が提供している毎経時事用語事典によると、「国民情緒に反する行為を法になぞらえ、国民情緒法と呼ぶが、これは実定法(成文法)ではなく、不文律である。国民情緒法は世論に頼る感性的な法で、マスコミの影響を強く受ける。国民情緒法は、世論に依存して法規範を無視する風潮を生み出す問題を発生させたりする」となっています。マスコミが国民情緒を扇動するのではなく、国民情緒がマスコミをも支配する(マスコミが大衆に迎合する内容を書くことになる)といったほうがいい気もしますが、ここまではこれでいいとしましょう。


これを読むと、韓国と言う国の思考過程がよく分かる内容ですね。

最近、日本でもマスコミが「印象操作」で誘導して、国民情緒を作ろうとしていますね。これは、マスコミ人に半島の人が多いからでしょうか?
とっても怖いことですが、わが国メディアの多くが「乗っ取られている」と言うのは、隠しようのない事実のようです。


レイシスト
170630(金) dogfight
  レイシスト(wikipediaより)
人種差別(じんしゅさべつ、英語: racial discrimination)とは、人間を人種や民族、国籍、地域において、その特定の人々に対して嫌がらせ、いじめなどの行為や差別をすることである。世界的、歴史的に、各種の事例が存在している。
差別的思想を持つ者のことを「racist(レイシスト)」(race:人種、racist「人種差別主義者」)と称す場合もある。
私は、随分前から「右翼」だと自認してきた。パヨクふうに言えば、最近はこれに『レイシスト』が加わるのだろう。

レイシスト=人種差別主義者と訳されるそうだが、私が嫌いなのは「韓国・北朝鮮・中国」の特ア3国だけです。
 ・20代のころには、特アに対する嫌悪感はなにもなかった。朝鮮系の人は身近にいたし、友達もいた。
 ・中年になって「国(国家)は嫌いだが個人(国民)は悪くない」と思うようになった。
今は、国を挙げて人も何もかも『大嫌いに』になった。とてもじゃないが「個人は悪くない」とは言えない。
 ・日本の法や道徳の無視
 ・犯罪率の高さ(特に凶悪犯の多さ)
 ・日本を蔑むことに血道を揚げる性向
国籍もないのに「利益だけを享受」しての悪口雑言。帰化しても「精神は変わらない」人達。
これらを非難すれば『レイシスト』と呼ばれる。まったくアホらしくなる。

百田尚樹氏が~『アメリカ人が大嫌い』と言っても何にも言われないのに、『韓国人が大嫌い!』と言ったら、途端にレイシストだと言われるのはなぜだ」~と苦言を呈している。
いまやレイシストという言葉は、特アの人達の「護符」になっている。
もう一度言うが、私が嫌いなのは「韓国・北朝鮮・中国」の特ア3国だけです。

























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