元dogfightのぼやき 2016年6月		エッセイ＆コラム
■サイン入り写真■Windows１０■自然農■立ち食いステーキ■内閣不信任案■旭日旗■奨学金破産■バトル■鬼の攪乱■侵攻の兆候■現代の「田分け」■遠隔地と事前協議■リーダーのタイプ■生活保護が羨ましい■笑い話■現代の「戯け」■乳母日傘のヤマト■ロートルとIT■若者よ！■都知事選■噂と私■謙韓■カメラの保険■カエルの楽園■EU離脱■異端の国「中国」■帰化議員■行列の出来る医院■大混乱の英国■BIM
サイン入り写真 ■160601（水） dogfight 私の趣味は「野鳥」ですが、万年１年生を標榜する素人です。 カメラもバカチョンで「証拠写真」をとるのが精いっぱいです。ところが、野鳥趣味も凝ってくるとカメラも高性能になり、ご本人の才能にも磨きがかかるので、野鳥写真も「芸術の域」に達してくる。 こうなると違う心配が芽生える。 世はネット社会で、SNSで情報を発信出来る代わりに「パクられる」ことも増える。 パクった写真を使って「野鳥図鑑を発売」する輩が出て来た。まあ私の写真をパクル馬鹿はいませんが、芸術の域に達した写真は危険がいっぱいです。私の知人でもパクられた方が何人もいます。 その対策で始めたのが「サイン入り写真」です。野鳥写真の構図の大切な部分に「自分のサイン」を入れるのです。仮に、サイン部分をカットしてトリミングしたら、野鳥写真にならない、そんな場所です。 以下は、私の感想です(怒らないでくださいね！）。肝心な部分にサインを入れると「肝心の野鳥も死んでしまう」私にはそう思えて、何時も残念な気持ちで見ています。モラルが衰退した世界は悲しいですね…
Windows10 ■160602（木） dogfight Windows10への無料切替期限が迫って来た。それに連れて強引な「切替」を迫るようになった。 PCを少し休ませると、もう『切り替えを迫る画面』が出てくる。いくらNOを選択しても、何度でも出てくる。これを放置すると「数分後にインストールする」というメッセージが出る。これでは対応せざるを得なくなり、あまりの頻度で仕事にも差し支える。 仕事で使っているCADソフトは、Windows７用なので、Windows１０に切替えれば不具合が出るのは分かりきっており、マイクロソフトの都合に合わせるわけにはいかない。そこで友人のHさんに電話した。この強引な切替要求は、いくらNOを選択してダメだそうだ。選択肢は二つしかなく、それは「イエス」と「はい」しかない。これでは脅迫ではないか。 この強引な切り替え要求を無効にするには「専門知識」が必要ということで、Hさんにお出ましを願った。 ここからは「生存競争」です。 　・延長サポートは2020年まで（あと４年） 　・それまで私は現役で仕事をしていますか？ 　・それどころか、私は生きているだろか？ ちなみに、Windows１０に切替えても、サポート期間は２０２５年だそうで「もうWindowsを使うな」と言っているに等しい。今更どうしろと言うのだ！ 世界のOSの７割を席巻したマイクロソフトの横暴としか言いようがない。やっぱ、長生きはしたくないな！
自然農 ■160603（金） dogfight 無農薬どころか、雑草すら抜かない「自然農」がある。http://shizennou.info/?page_id=175 なにせ、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」というのが三原則だそうで、雑草の中に野菜がある。 気温が上がり、月２回の草刈りが必要になった。雑草を放置すればご近所から苦情が来る。 ３００坪の雑草を刈るには、ロープ刃や混合油など１回平均４０００円の費用が掛かり、作業日数は２日掛かる（１日でやってやれないことはないが草刈り機の振動で「腕のしびれ」が出て２日間苦しんだ）。費用と時間と体力を使いながら「これでエエのか？」と考えることが多い。 　　～雑草を刈る～ 私が想像するその意味は「雑草に土の養分をとられないようにする」ことかと思う。 野菜は「人間の都合で改造された植物」です。種を蒔くと一斉に発芽する。これって『種の保存』から言えば異常なことです。一斉に発芽すれば、一気に全滅する可能性もあるわけです。 　　～雑草の発芽率は３～５％程度～ という話を、大阪府立大学の先生からレクチャーを受けたことがあります。草刈りをしているとこの言葉が頭をよぎる。 花が咲き、種をつけて、その種が発芽するのは数パーセント。地中には９０％以上の予備軍が控えることになる。累積予備軍ともなれば、もう「無限」といえるだろう。現に、草刈りの翌日にもうタンポポは花を咲かす。 人間の成長期には凄いエネルギーがいる。ということは、雑草だって草刈り後に予備軍が芽吹くときに、地中から最大限の栄養分を奪うのでなかろうか？この想像が正しいなら「草刈りは土を痩せさす」ことになる。 うふふ…結局「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」に戻ってしまう。 誰か本当のことを教えて！
立ち食いステーキ ■160604（土） dogfight 昨日、１２時の歯科診療予約を済ませ、大阪へ向かいました。いささか気の重い用件です。 横浜の物件Bは、新築部分は簡易なものですが、敷地の過去の履歴に何かと問題がある。先日の出張で、問題を見つけてしまい、その対処法の相談でした。かなり微妙な問題で具体的に書くことはできませんが、これを表面化しても誰も得をしない「ややこしさ」があります。まあ、ローテク技術屋として生きていると、ハイテクでは気づかない問題も見つけてしまうということです。せめてもの救いは早い段階で見つかったことを良しとしたい。 その後は「情報交換会」です。ローテク技術者にとって、必要不可欠な「刺激」です。今日の会場はこんなところでした。 場所は天王寺。「いきなりステーキ」と銘打った『立ち食いのステーキハウス』です。メニューを見て、 　・肉を選ぶ 　・量を選ぶ 　・焼き方を選ぶ ほかに頼んだ１品で焼上がりを待ちます。 私たちは、二人でサーロインと国産ヘレ肉を併せて約４００gを注文。ワイン各２杯で、併せて６３００円でした。いささか歯ごたえのある肉でしたが、コスパは良いと思います。これなら食欲たっぷりの若者を招待しても耐えられそうだ。 我らオジンはダラダラと食べていましたが、勤め帰りのサラリーマンが多く、３００ｇの肉を１０分もかけず平らげて帰っていきます。回転の良さも「新しい店」だと感じました。
内閣不信任案 ■160605（日） dogfight （もう古い話題になりましたが…） 安倍総理は、消費税増税「2年半延期」を表明して、国会を閉会した。 それに先立ち、野党4党は「内閣不信任案」を提出し、否決多数で終わっている。内閣不信任の理由は「消費税延期はアベノミクスの失敗が原因」だという。だから責任をとれというが、 　・消費税アップが不要なほどの税収自然増（ただ、継続の保証がないため「延期の理由」にしていない） 　・売り手市場の就職戦線 　・３年連続のベア 経済が上向かなければ決して起こらない現象が起きている。 素朴な疑問なんですが「今アベノミクスは失敗だ、政府は経済失政を認めろ」と騒いでいるマスコミ人たちは、民主党政権の経済政策にはどんな態度を取っていたのでしょうか。まさかあの時代に戻りたいとでも思っているのでしょうか？ ～～日本はこのまま坂道を転げ落ちていくとしか思えず、韓国にも経済力をバカにされ、もはや経済成長は望めないというエダノミクスや、消費税を上げれば景気が良くなるという菅直人説が堂々と語られていた～～ あのころの方が、現在よりよかったというのでしょうか？本気でそんなことを言っているのかと、正気を疑いたくなる。
旭日旗 ■160606（月） dogfight 日本の海軍旗である「旭日旗」が、韓国で毛嫌いされている。 まあ、好きになって欲しいとは思わないが、余りに度が過ぎる。そんな話題が、また、重なった。 反日的な言動で知られる韓国・誠信女子大の徐敬徳教授が、またも歪曲した歴史認識に基づいた言い掛かりをつけた。同教授は「旭日旗」を日本軍国主義の象徴と主張し続けているが、今回もナイキが２月末に発売したバスケットシューズの靴底のデザインが「旭日旗」を模していると強弁し「戦犯旗（旭日旗）のデザインを使用するな」などと米国のナイキ社長ら役員８人とマイケル・ジョーダンへ抗議書簡を３月２４日に送ったと韓国メディアが一斉に報じた。韓国内ではこの靴を巡って批判が起き、韓国のナイキが３月中旬に販売を中止していた。「反日」に基づく歪曲した歴史認識の典型といえるが、「旭日旗」が軍国主義のシンボルではないのは自明の理。にもかかわらず、韓国ネットユーザーは同教授を「本当に格好いい」と礼賛する声が寄せられていた。 韓国が共同訓練閉幕式で海自艦の入港拒否　「日本軍国主義の象徴」旭日旗にメディアが猛反発 訓練は韓国海軍主催の「西太平洋潜水艦救難訓練（パシフィック・リーチ）」で、日米韓のほか豪州、シンガポール、マレーシアの各海軍が参加した。海自は潜水艦救難母艦「ちよだ」と練習潜水艦「おやしお」を派遣。５月２４日に韓国南部の鎮海海軍基地に入港し、海上訓練などを経て３日に済州島で閉幕式を行う計画だった。ところが鎮海入港に際し、海自艦艇が旭日旗を掲げていたことに複数の韓国メディアが反発。ハンギョレ新聞（電子版）は「かつての日本軍国主義の象徴だ」と指摘した。ただ、軍所属の艦艇が他国の港に入る際に国旗や軍艦旗を掲げるのは国際法上の要件で、海自幹部は「掲げない方が問題だ」と指摘。実際、これまで海自艦艇は１０回以上も韓国を訪れているが、常に日の丸と旭日旗を掲げてきた。 日米韓の安全保障にも疑念が出る状況で、ここまでくれば、もう「話し合いで何とかなる」レベルではない。１０００年くらい「冷却期間」を置いた方が良いのではないか！
奨学金破産 ■160607（火） dogfight 「奨学金」という言葉の響きから、無償供与と思われがちだが、立派に「借金」である。それも金利は安くない。 返済は就職後まで猶予されるが、就職すれば返済が始まり、月額５万円以上にもなると聞くと、さすがに驚く。初任給からいきなり支払いが始まるわけで、払いきれない人が「自己破産」するケースが目立つという。 　　http://matome.naver.jp/odai/2142357814377133001 自己破産すれば終わりというわけではない。奨学金の返済には連帯保証人が必要なため、支払い義務は保証人へ移行する。当たり前ですが、保証人は受給者より一世代上が普通で、債務の肩代わりが生じるころは「年金生活」であることが多い。連鎖で「保証人まで自己破産」に追い込むこととなり、その人の老後を破壊する。 私は、どうしようもうない赤貧で育ち、高校の費用全てをバイトで賄った。お陰で奨学金を使うことがなかったので、この苦労を知らない。その代り猛烈に働いたことで、学生時代を謳歌することもなかった。誰もが馴染んだ音楽も知らないままに過ぎ去った。そんな青春を、今でも悔しく思うことがある。 暗い青春VS奨学金返済の苦労。さて？どちらが良かったのか？
バトル ■160608（水） dogfight 急遽、横浜へ行ってきました。 横浜の物件Bで、過去の履歴で「重大な問題」が見つかった。電話やメールでは、ことの大きさがなかなか理解してもらえないので、乗り込むことにした。 まずは行政機関で、過去の確認申請に対する疑義を説明した。最初は窓口に緊張感がなかったが、段々裏に引っ込むことが増えてきた。恐らく、事の重大さがわかり上司に相談しているのだろう。この辺が「お役所」らしい。 今回は「重大な問題」ということを分かって欲しかったので『結論は後日』は予定通りです。概ね1週間後に、再度協議の場を持つことなった。 行政の後は、依頼主の企業トップとの協議です。こちらにも「重大な問題」であること認識してもらうため、同様な説明を繰り返した。 「重大な問題」は今更起きたことではない。もう何十年にわたり、行政と企業が「今回だけは穏便に」という容で、法的根拠も作らずに暗黙の了解を与えて、丸く収めてきたようだ。そのため、合意書や覚え書きといった「記録」が、両者に全く存在しない。 姉歯事件以降、このような「曖昧な合意」は許されなくなり、全てが申請書類に根拠の記入がなされるようなった。だから、今回は行政サイドも「曖昧な合意」をキッパリ拒否している。 行政も企業も「法的根拠を明確にした記録」が必要ということまでは、理解してもらった。ただ、曖昧な合意が「超法規的合意に近い」ものだっただけに、法的根拠の形成に苦労しそうだ。 週末は、別荘地の総会がある。私は議長役を仰せつかっており、こちらもかなりのバトルが予想される。受益者負担という言葉すら通じていない現状での総会です。例えて言えば「減税して高福祉を！」という無理な要求に、キッパリと『NO』を伝えるのが私の役目です。 今週は、どうもバトルが続くようです。dogfightという名を贈呈された若いころのような闘志はないが、まあ、出来るだけはやってみよう。
鬼の攪乱 ■160609（木） dogfight 私は『鬼』ではありませんが、たまに寝込むと～鬼の攪乱～といわれる。診療所の記録によれば「半年振り」だそうです 朝起きての体温が37.5℃ 平温が低い私は、普通の人の38℃に相当かな。シンドイなあ～ 畑で受粉を待ってる、スイカ・メロン・カボチャ達 これだけはいかなくちゃと言ったら、止める家内。じゃあ「代わりにって来て」と受粉の仕方を教えたら『頑張ってきて』・・・だって 結局、家内の運転で畑まで連れ行ってもらいました。受粉は、 　・スクナカボチャ２ 　（今日も普通のカボチャは雄花ばかり） 　・メロン５ 　・スイカはなし メロンが大きくなりました。ソフトボール級１、テニスボール級２、ゴルフボール級多数、ビー玉級は数えきれない。もう、摘芯してツルの成長を止めて、実の熟成に向けさせなくちゃ…
侵攻の兆候 ■160610（金） dogfight 尖閣諸島の接続海域（領海に続く海）に中国軍艦が侵入したという。 中国が侵略行動を起こす順序はパターン化しており、これはかなり危険だというえる。 １．中国漁船（これは海軍のダミー）が領海を侵す ２．漁船を取り締まるという名目で海警が出てきて、 　　非中国船を排除する（既に日本漁船は操業できない） ３．最後に中国海軍が出てきて、占領を「既成事実化」する もう侵略の第３ステップまで来ている。 さて、翁長沖縄県知事の心境や如何にですね！ もう「中国のしもべ」として心躍る心境でしょうか？ 沖縄独立論がささやかれが、きっとあり得ないだろう。 日本が紳士的にふるまって独立を承認しても、中国は問答無用で「国土に編入」するだろう。その時、沖縄県民はどんな反応を示すだろう。その時は、何を思っても手遅れだろう。 「日本が嫌い」という県民がいることは承知している。日本から引きはがそうとする外国人もたくさん入り込んでいる。 でも「中国の政治体制の方が良い」と思う県民がどれだけいるのか？
現代の「田分け」 ■160611（土） dogfight 「たわけ」の語源は『戯け』ですが、洒落で出来た俗説が『田分け』です。 田分けとは、田んぼを際限もなく分割していく愚かさを説いたものです。 和歌山県では、知事の発議で「田んぼの宅地化に秩序を持たそう」という条例が提案されたのですが、議会で否決されました。議員には、目先の利益しか考えない有権者が怖かったのだろう。 無秩序に道路際から開発され「奥に接道のない田んぼ」が残される。こんな将来使い道のない土地がいっぱい生まれている。かくいうMy畑も、そんな一つです。 私の近所でも、また田んぼが潰されている。奥の田んぼを残したままに… 残った奥の土地が、将来有効利用できる方策を講じていればよいのですが、区画状況見れば一目瞭然です。 まさに「現代の田分け」としか思えない。 日本人って「自己防衛」意識がないのですね。気づいたときはもう手遅れ、目先しか見えていないなあ～
遠隔地と事前協議 ■160612（日） dogfight 建築工事の着工までに、建築確認申請の完了を示す「建築確認済証」が必要です。建築確認申請は、民間の検査機関が利用できるので、遠隔地の申請でも不自由はしません。 だが、建築確認申請以前に、建設地の自治体と各種協議を済ませておく必要があります。これは自治体ごとに定めており、千差万別です。更には、どんなに遠隔地でも、自治体まで出向く必要があります。 　１．事前相談（どんな協議が必要で、どんな資料が要るのかを調べる） 　２．事前協議書提出（事前相談に基づいて書類を作成） 　３．自治体によるチェック＆修正（これが複数回必要） 　４．事前協議書受領 こんな工程を踏みます。例えば、横浜へ1度行くのに必要な費用は「往復旅費＋日当2日分（行政機関は午前中しか対応してくれない。そのため、和歌山からでは前乗りが必要）＋宿泊費」併せて10万円になります。 上記工程で、工夫できそうなの「３」です。 最近は、行政も事情を説明すれば協力してくれます。「３」の工程は、電話とメール（図面や資料の送付）で済ませることが出来るようになりました。両者で合意できた申請書は郵便（捺印が必要でこればっかりはメールではできない）で送ります。許可が下りたという連絡を受ければ、受領に出向きます。これだけで数十万の費用が節約出来ます。 こんな協力が得られないのが、行政の建築確認申請です。それだけに、これは民間検査機関に出せる環境に持ち込むようにしています。
リーダーのタイプ ■160613（月） dogfight 私はリーダーのタイプではない。ただ、リーダー次第で「使い応えがある方」だと思っている。 リーダーには２種類のタイプがある。 ■独裁的リーダーで「黙って俺についてこい」とばかり、ぐいぐい引っ張るタイプです。パワーは絶大だが、後継者が育たない欠点がある。 ■テーマは決めるが、内容は部下に任せて取り纏めだけを行う。万一齟齬があれば責任は一手に引き受ける。上記ほどのパワーはないが、継続的な組織が出来上がる。 長年盟友であった人物が昨年死去した。ただ、この１０年近く縁が途切れており、死を知ったのはご家族からの喪中ハガキでした。 彼も有能なリーダーだったが、上記のどちらのタイプにもなれなかった。 周りには「任すから」と言いながら任しきれない性格で、全て細かいチェック入れる。自分の思い描いたものでなければ採用しない。つまり最初に「答」があって、異論や異なる発想を受け入れない。結局は自分の枠で「任された方の能力を採点」するため、人が離れていく。やはり、彼は組織作りには不向きであったと思う。 長年、私は彼のNO２であったが、彼の意志で切り捨てられた。その後、彼と私の生き方は全く異なる道を辿った。お陰で、私は彼と離れてから自分の意志で仕事が出来るようになった。 ふと、そんなことを思い出した…
生活保護が羨ましい ■160614（火） dogfight 年金 社会負担＋医療費 国民年金　約60万円 厚生年金　約31万円 国民健康保険料　　 約21万円 （医療費自己負担）　約24万円 介護保険料　　　　　 約10万円 県市民税　　　 　　　 約10万円 合計　　約91万円 合計　　約65万円 昨年は頑張って働きました。お陰で、過去3年の累積赤字を一掃して、更に昨年度の所得は124万円（生活保護費とほぼ同じ）となりました。収入は源泉徴収されているので、確定申告の段階で所得税は支払済です。 ６月になって、行政から各種の社会負担が出そろってきた。それが右表です。 介護保険は利用したことがないので、払うばかりです。健康保険は歳相応に持病を持っていますので、自己負担が年間24万円あります。 頑張って働けば、年金受給額の半分が「社会負担」で消えます。これから医療費の自己負担を払うわけで、年金の７割が消えます。 年間245万円以上稼ぐと年金が減りだします。336万円以上稼ぐと「年金が０」になり、逆に社会負担が飛躍的に増える。こうなると、まるで「働くな！」と言われているのに等しい。 逆に働かないと収入は「０」で、年金の91万円だけでは、飯が食えません。その代り、生活保護の受給の要件を満たします。生保を受ければ、昨年働いたと同じ金額が受給でき、社会負担も医療費も全額免除です。つまり、生活保護を受ける方がずっと楽になる。こんな風に考えると「この国はオカシイ」と思えてくる。 160614PM20:30追記 今日、介護保険料の確定金額が届いた。なんと、158400円でした。これは、アッパーの166320円に次ぐものです。年収10億円の人と、7920円しか違わない。この制度！オカシイ 現実は、甲斐性のあるパートナーのお陰で、何不自由なく暮らしているが、そうでなければ、どこかでブルーシーターになっていただろう。
笑い話 ■160615（水） dogfight 次の参院選挙では、野党５党は統一候補を出すという。 それには政策合意が必要なはずで、それが下記の項目です。 　(1)安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする 　(2)安倍政権の打倒を目指す 　(3)国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む 　(4)国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う わはは…合意したことは「与党のやっていることを否定する」と言うだけだ。これでは「呉越同舟」「同床異夢」にもなっていない。もう「笑い話」である。 それが実現した後のことには全く触れていない。いわば『何も合意が出来ていない』ということです。これで勝ったとして、次はどうするのか？馬鹿げた「火種」を作るだけではないのか。こんなんで、野党に期待する人の気がしれない。民進党の支持母体である労組が、四分五裂してきていると聞くが、これでは支持のしようもないだろう。
現代の「戯け」 ■160616（木） dogfight 再生可能エネルギーは、高値の「固定価格買取制度」で推進されてきた。 だがこの制度、少し考えれば誰でもわかる馬鹿げた制度である。高値で買い上げた差額を「消費者が負担する」もので、提供側が１０％程度の時は成り立ったが、今や新築物件で５０％を超えるようになれば、高値買取コストを「自分で負担する」ようになってきた。もうこれは、現代の「戯け」である。 それだけではない。太陽光にしろ、風力にしても「お天気任せ」で、必要な時と発電量がまったく一致しない。更には、送電網とリンクしていないので、不要な時に大量に発電されると「システム破壊」さえ起こしかねない。再生可能エネルギーの先進国として神様扱いされてきたドイツも、ついに固定価格買取を見直すことにした。 我国でも～再生可能エネルギーはもうたくさん！？～と５電力会社が受け入れを断念（放棄）した。 　　https://energy.rakuten.co.jp/blog/news/20141216_3149 再生可能エネルギーを「売る」という発想がそもそも間違っている。売るのではなく「蓄えて自家使用」こそが、あるべき姿であろう。これなら、スマートグリッドの一部になりえるし、災害時のサバイバリティーも高める。 まだ高い蓄電池だが、需要が高まれば自ずとコストダウンされるであろう。そうなれば、あるべき姿に移行していくだろう。人間の営みには、無駄な試行錯誤が付いて回るものだ。
乳母日傘のヤマト ■160617（金） dogfight ヤマトは、毎朝私がドアを開けてやって「外出」する。といっても、乳母日傘で育っており。敷地から出ることは少ない。 先日、私たちがお山へ行くのに、普段なら帰ってくる時間になっても帰ってこない。やむを得ず、家に収容することなく戸締りをして出かけた。 夕方、お山から帰ったのですが、ヤマトの様子がおかしい。 私たちに盛んに抗議する。 どうも何かあったらしい。 猛烈なストレスがあるようで、 何度も吐いた。 明らかに精神的に不安定です。 耳を触ると熱もある。 夜は一緒に寝たのですが、 うなされたような声を出す。 近所の野良に酷い目にあったのかもしれない。以前もこんなことがあって病院へ通ったことがあった。 一夜明けて… この日は外へ出ようともしない。 丸まって１日寝ている。 ネコとしては大型ですが、闘争とは縁がなく、きっと子猫にも勝てないだろう。 心の傷が癒えるには時間が掛かりそうです。
ロートルとIT ■160618（土） dogfight ■Windows10に切り替えろ！という強迫を撃退したはずなのに、敵もさるもので、そのバリアを破ったようだ。また、最近頻繁に出てくる。うっかりすると勝手に切り替えるので、その都度拒否している。 ■利用しているネットバンキングのセキュリティーが７月で変わる。やっと手続きを済ませた。 ■１９年も利用しているniftyが９月でプロバイダ業務を終える。とうとう、ホームページのURLを変えざるを得なくなった。無料で移行できる方法が用意されているが、あまりに複雑で諦めた。これは、ビール飲み放題でHさんに頼もう。 もうロートルにはシンドイことばかりです。 追記 お山のHPを作らなければならないのですが、それには「数日間の集中が必要」です。一気呵成にしないと纏まりがつかない。ただ、横浜の物件Bが、なかなか「山が越えられない」ので、とても手が回らない。
若者よ！ ■160619（日） dogfight ～若者が貧困している～ そんな記事をいくつも読んだ。 私はいつも「貧乏は友達」であった。 5歳で実家が破産し、それからは「働かざる者食うべからず」であった。小学校２年からバイトが始まり、稼いだ金は母に預けた。ある日、預金通帳の残高がないのを見て「家の状況」を子供心に知った。それからは、稼いだ金を母に渡しても、決して「預金」のことは口にしなかった。 父の勧めで高校へ進学した。 ただ「金はない」と父はいう。入学金を稼ぐのは大変であった。教科書を買うまで稼げなかったので、校門で先輩にお願いして教科書をもらった。猛烈に働いて、おかげで奨学金の受給資格を失った。先生から大学進学を勧められたが「働いて学ぶ」ことに疲れていた。 関係のない追記 昼酒が美味い！My畑のMy漬物もサイコ―！ （ナス、キュウリ、ズッキーニ） 就職して、勤務先の部長から「野武士」とあだ名をつけられた。きっと、闘争心がギラギラしていたのだと思う。 ３０歳直前でサラリーマンを断念（事務所設立）した。それからも波瀾万丈であった。 １３年前、３７年連れ添った妻が突然逝った。 （思い起こせば、申し訳な思い出ばかりだ） その直後、家庭は崩壊。私は自己破産した。名実共に見事なまでに「素寒貧」となった。息子たちは自殺を恐れたというが、私はどこにブルーシートを張ろうかと、そればかりを考えた。 最後まで私を支えてくれた所員がいる。 ある日、給料を返上するから「出直そう」と言ってくれた。それで今の自分がある。 生きていれば「きっといいことがある」 若者よ！それを信じて生きていけ。 私は、６９歳４ヶ月。「仕事、Mｙ畑、お山」の３ルーティンは続き、今も元気に暮らしている。
都知事選 ■160620（月） dogfight 日本語が、また一つ「国際語」になった。それは『SEKOI』である。 やっと、２１日に都知事を辞任する桝添氏。あまりの金に対する執着心は「見苦しい」の一言であった。在り様は「せこい」に尽きる。 様々な思惑から、数多くの立候補者が取り出されている。これも、公示日までに収斂されていくのだろう。 野党候補は一本化の動きがある。まず候補になったのが蓮舫氏。民進党と共産党の統一候補なんかゾッとする。 やっと「韓国の召使」を追放できたのに、後任が『中国の代弁者』では先が思いやられる。だが、蓮舫氏は辞退表明している。 面白いのは、百田尚樹氏の立候補表明（ツイッターで本人が盛んに書いている）である。 https://twitter.com/hyakutanaoki ただ、かなり冗談も多い人で良く分からない。それでも、私は立候補してほしいと思っている。 誰になるのかは予想もできないが、前知事が決めた「東京五輪のボランティアユニホーム（写真）」、これは素早く解約してほしい。何が悲しくて「李朝の衛兵」スタイルで、東京五輪をしなければならないのか！馬鹿げている。
噂と私 ■160621（火） dogfight ある日、朝食を食べながら、家内とお笑いした。 ご近所の噂では「私は大金持ち」だそうです。大金持ちと一緒になったおかげで「家内はとても幸せ」という。 どんな根拠でそうなったのか？ 私が「家内の扶養家族」だということは知られていないようだ。サラリーマンの平均年収くらいは稼いでいるが、道楽（畑と旅行）で大半は消え、残りは私の呑み代となっている。噂で間違っていないのは「私たちはとても幸せ」ということです。 ある雨の日、「雨読」にした。 今月購入した本は既に４冊。親友とのトレードで１０冊以上回ってきているが、読む方はまるで進まない。それでも、雨の日と出張の往復で４冊読んだ。 さらに２冊注文していた２冊が届いた。 　・風の王国（母方のルーツに興味がある） 　・カエルの楽園（日本と中国を風刺？） でも、何時？読めるのかな
謙韓 ■160622（水） dogfight 日本人としての誇りは持とうと思ってきたが、特別「他国を嫌う」こともなかった。 だが、エンドレスで我国に謝罪を求め、それを「金に換えよう」とし、歴史をでっち上げては「日本を貶める」行動に、謙韓感情が増してきた。この数年だけとっても、 　・慰安婦問題 　・世界歴史遺産 　　⇒外相会談で合意をしておきながら土壇場で合意を破った 　　⇒何の恥じらいもなく「してやったり」との態度 日朝併合だけを見ても、日本人は朝鮮人に対してこれだけの罪を犯してしまいました。 どんなに謝罪してもしきれません。 　１．朝鮮国民を飢餓から救った罪 　２．朝鮮国民を内乱から救った罪 　３．朝鮮国民に教育を実施し、就学率を６１％まで高めた罪 　４．耕地面積を２４６万町から４４９万町まで拡大した罪 　５．鉄道を３８２７ｋｍ引いた罪 　６．禿山に５億９千万本の植林を行った罪 　７．反あたりの収穫量を、０．４９石から１．４９石まで増加させた罪 　８．平均寿命を２４歳から５６歳にひきあげた罪 　９．独立国家にするために支援した罪 １０．ハングルを広めた罪 １１．人口を１３１３万人から２５５３万人に増加させた罪 １２．大規模インフラ整備を行った罪 １３．日本国として対等に接した罪 １４．朝鮮人に希望を持たせた罪 １５．２０００年以上に渡って続いていた中国の従属国から独立させた罪 もうこの国とは『何の信頼関係も築けない』とよく分かる。いまでは、露骨に韓国が嫌いである。 あるサイトで右の記述があったので、無断借用する。 無知とは恐ろしいことである。先日の米国のある調査で、『世界で最も嫌いな民族』にダントツで1位になっていた。 最近は「日本を貶める」この1点だけで、中国とタッグを組むようになった。中国の覇権主義の片棒を担ぎだした。お陰で、アメリカからも同盟を疑問視されている。哀れな民族である。
カメラの保険 ■160623（木） dogfight 電化製品を買うと、保証書が付いてくる。更に購入時に「延長保証」を聞かれる。 　・保証は1年で、対象は「自然故障」だけ 　・延長保証は、購入金額の数パーセントを払い、保証期間は５年 　　ただし、対象は「自然故障」だけ（部品代が必要なこともある） 案外、保証を利用することは少ない。１年以内に自然故障することはめったにない。 　・ただ、ニコンP900は１年以内に２度目の入院中です。 　・カメラを水没させてしまったことがあるが、これは自然故障ではなく、保証対象ではなかった。 保証で助かったのは複合機です。最初は１年以内でメーカー保証、２度目は延長保証で助かった。２度の修理費合計は、新品より高いと思う。 先日、横浜で手から滑って落ちて破損したカメラ。私は仕事用と個人用を分けているため経費で処理しなかった。そのため領収書が見つからない（保証書もない）。そこで、ヨドバシカメラの事故受付センターへ、ダメ元で電話をしてみた。 　・ヨドバシプレミアム会員ナンバー、住所氏名等 　・カメラの型番 　・購入店、購入時期と金額（これは記憶で） その結果、今年４月購入で、現品限り商品９７００円であったと分かった。 プレミアム会員だと、事故原因を問わず「１年以内は保険対象」になる。但し「カードで購入」しか適用されない。 私は自己破産以降、可能な限りカードを使わないようにしている。ところが、この時に限って「カードで購入」しているそうで、保険対象になった（これから気を付けよう）。 以降の手続きは、 　・ヨドバシカメラ事故受付センターから保険会社へ「事故証明」が送られる 　・保険会社から私に「請求用紙」が届く⇒必要事項の記載と、事故写真および修理費見積書を添付して送付 支払われる保険額は、購入費または修理費の安い方を上限として、免責３０００円を差し引いた金額となる。 ということで、６７００円が返ってきそうです。恐らく修理費は１万円を超えるはずで、カメラは処分になるでしょう（もう代替品を購入しているので）。 関係のない追記 この手続きを電話で行っている最中（約３０分かかった）に、苛立ったようにチャイムが連打される。郵便局から家内宛のユーパックが来た。家内宛だから私が本人ではないと一目でわかる（家内は病院へ行っていて不在）。こちらの都合も聞かず、私が代理者であることを証明しろという。もう全く無礼な態度です。「出直してくれ」と言ってドアを閉めた。
カエルの楽園 ■160624（金） dogfight 　「カエルの楽園」百田尚樹著（新潮社） 百田氏の最新作です。カエルを擬人化して「憲法９条信者」を揶揄したものです。 現存する国名や人名は一切出てきませんが、読めば「どの種類のカエルがどの国か？」「どのカエルが誰か？」直ぐに分かります。 虐殺が続く自国を捨て、新天地を求める主人公ソクラテスは、さすらう中、ツチガエル（日本人）の国「ナパージュ」に着く。そこは「三戒（憲法９条）」さえあれば平和が続くと信じる平和な国でした。彼らは、本当は平和を支えていた鷲（日米安保）を追い出す。それは危険だと訴えるハンニバル３兄弟（陸海空自衛隊）を処刑した。 その後は、怒涛のように、ウシガエル（中国）が侵攻する。ウシガエルのお先棒を担ぐのがヌマガエル（朝鮮人）で、そこからは虐殺の嵐です。異国人ソクラテスは、ナパージュ滅亡を確認して立ち去る。 実に簡単で分かりやすいストーリーです。ただ、滅亡のエピローグ以外を読めば、 　・９条さえあれば日本は平和 　・日米安保と安倍内閣の「安保法性」が必要 どちらの立場（思想）でもこの小説を肯定するだろう。そんな不思議な小説です。 追記 　「第３次世界大戦２」大石栄司著（中央公論新社） Amazonで予約していたことを忘れて、本屋で買ってしまい２冊になってしまった。 第２巻の末尾で、中国解放軍は２隻の豪華客船に分乗し、観光客に化けてハワイに乗り込み「軍事占拠」するストーリーでした。これは他人ごとではない。日本在住の中国人何十万人が、沖縄侵攻と機を併せて、日本国内で武装蜂起する。これが「夢」だと言い切れるのか！その時、日本が大嫌いな大多数の在日朝鮮人がお先棒を担ぐ危険性は否定できない。小説なのに、小説ですまない怖さがある！
EU離脱 ■160625（土） dogfight イギリスの国民投票で「EU離脱」が確実になった。 離脱派、残留派の主張を要約したのが右表です。残留派のリーダー、キャメロン首相は辞意を表明した。 実際には、２年掛けて離脱協議（条件）を詰めるそうですがが、それは、離脱派の責任になるのだろう。いずれにしろ、シギリスにもEUにも、景気悪化が避けられない。 株式や金融市場では早くも大きな影響が出ている。 　・一気に円高が進行 　・一気に株安になった ポンド不安から「日本円が買われた」ことでの、円高ですが、迷惑な話です。円高は企業収益の悪化させるので株安も連動している。 もうこの状況は、日本１国がどうこう出来る状態ではない。イギリスのEU離脱で『何で日本がこんな酷い目に』と思ってしまう。こんな「誰も嬉しくない」EU離脱なんて止めてよ！と、なるのですが、それほどまでに「移民受入れ」は重いことなのだろう。
異端の国「中国」 ■160626（日） dogfight 上海ディズニーランドがオープンしたそうな。一歩ゲートを出ると、ディズニグッズの偽物の店が立ち並ぶという。 　　「上に政策あれば下に対策有り」 識者からは「こんな美味しいことを取り締まれる筈がない」という声が出ている。 中国も、独自でクオリティーの高い開発が出来るようになってきて、自国の知的所有権を自国で潰している愚かさに気付いたようだ。やっと、取り締まり強化に乗り出したが、効果が出るには数百年も掛かるのではなかろうか？ 何せ「（手段を問わず）儲けたものが勝ち」という、中国４千年の歴史を持ち、国際会議でも「知的所有権保護」を無視してきただけに、急に舵を切っても出来るはずもない。 追記 覇権主義もあらわに、中国の強引さが目立ってきた。 何せ、価値観を共有しない中国の台頭だけに、世界中が混乱する。第３次世界大戦の発火点は中国に間違いない。それとも、戦わずに呑みこまれるのか。その時は「地球の終わり」だろう。 イギリスのEU離脱で「チャイナリスク」が表面化してきた。中国は、今まではイギリスに拠点を置き「EU支配」をしてきただけに、EU離脱を一番嫌がった。残留派のキャメロン首相が「中国のポチ」と言われる所以である。中国が離脱に伴って拠点を移すのは間違いない。中国が去った後は「荒地」しか残らない。イギリス経済は耐えられるのか？
帰化議員 ■160627（月） dogfight 参院選の期日前投票へ行ってきました。結構たくさんの人が来ていました。 今回から選挙権年齢が18歳になり、有権者が増えました。分母が増えただけで、投票率が低下しませんように。 終えて出てきたら、NHKが「出口調査」していた。きっと、この調査で確度の高い予測ができるのだろう。 我国では、帰化後、非選挙権を得るのに制限がなく「帰化人議員」が多い。日本人の大らかさもあって、これは開けた文化と言える一方、帰化後も、ほとんどの人が日本人にならない。特に議員にその傾向が強く、当選後は母国（帰化前）のために露骨に働く人が目立つ。もう公然と「母国の代弁者」と言った感じである。前都知事も、露骨に「韓国の代弁者」で、都民より韓国の利益を優先する決定が目立った。 これでは「立候補者の民族的ルーツの公表を義務付けろ」という声があがりそうだ。私も最近は、立候補者のルーツがとても気になるようになりました。
行列の出来る医院 ■160628（火） dogfight 我家の周りには、脳外科から内科まで、およそ揃わぬ診療科目がないほど、診療所が多い。 ただ、何処も繁盛しているわけではない。閑古鳥が鳴く医院もあれば、行列の出来る医院もある。 私の利用する内科は、何時も閑古鳥が鳴いており、待たずに診察が受けられる。 　・無駄な検査はしない（と私には思える） 　・薬の処方も高いものはほとんど使わない 　・説明もきちんとしてくれる 私の印象は「的確な診断」で不信感はない。 一方、家内の利用する内科は「２時間待ち」が普通である。 なんでこれほどまでも患者が偏るのか？その差が分からない。強いて言えば、紙カルテと電子カルテの違いくらいしかない。さて、紙カルテを「古臭い医者」と思う人が多いのだろうか？
大混乱の英国 ■160629（水） dogfight ６月２３日に行われた国民投票で「EU離脱」を決めた英国。 それだけで、世界中に『大迷惑』を掛けているのに、当の英国自身が大混乱に至っているという。 年代別投票行動の分析が右表です。生まれたときからEUであった若者は残留を望み、古き大英帝国の記憶を残す年寄りが離脱を選んだ。その結果、未来に対して責任を持たない年寄りによって、未来が決められた。 この表は、大阪都構想の住民投票と全く同じパターンを示している。都構想も年寄りによって否決されたが、否決を煽った政党（自民党から共産党まで）が『何の改革案も持ち合わせていなかった』ことが、その後判明。今、再度「都構想」投票が行われたなら、圧倒的に支持されるだろう。 投票結果が出てから、やっと「離脱による悪影響」を認識した人が多いようで、わずか５日で再投票を求める署名が４００万人に上るという。 更には離脱を煽った政治家が、離脱後の政策を全く持っていなかったことが判明。調子の良い「公約」も～言った覚えがない～というあり様で、離脱に投票した人たちを困惑させている。 混乱はこれだけではない。大阪都構想同様に、投票行動に「地域差」が明確に出たことです。 もともと、英国は連合国家です。それも「EU域内利益」を共有することで、連合してきたが、離脱となれば連合するメリットがない。 表で「青色表示が残留希望＝EU域内利益重視」です。スコットランドや北アイルランドは見事に残留指向です。地方自治政府は、公然と「連合離脱＝分離独立」の動きを見せだした。ロンドンも分離独立を唱える人が多いそうで、最早『大英帝国崩壊の危機』となっている。 この混乱を見て、スペインではEU離脱派が退潮した（選挙結果）。 EU自体に問題も多いようですが、離脱に伴うデメリットの方がずっと多いということのようだ。 離脱解消には、次期政権による「再度国民投票」が不可欠で、何とも迷惑な話となった。
BIM ■160630（木） dogfight 旧知のTさんから「BIMってご存知ですか？」と電話が入った。 私には、何のことかわからない。もう時代遅れの人間ですから… BIMとは、Building Information Modeling（ビルディング インフォメーション モデリング）の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、また、それにより変化する建築の新しいワークフローです。BIMを実現するソフトを使って3次元モデルを作成し、設計から施工、維持管理に至るまで建築ライフサイクル全体でモデルに蓄積された情報を活用することで、建築ビジネスの業務を効率化し、建築デザインにイノベーションを起こす画期的なワークフローです。 で、検索してみたら上記のようなことと分かった。BIMで目指すものは 　A、３次元の建物のデジタルモデルに「コスト・仕上げ・管理情報」をデータベース化し 　B、設計・施工を行い 　C、維持管理（建物寿命中の「大規模改修」を含む建築ライフサイクル）まで一元化する 私が建築CADを始めたのは今から３０年前。当時の日本では「草分け」であったと思う。 当然、その頃は「２次元CAD」です。CADを始めた私が想像したことは 　・PCは１人１台の時代が来る（当時は複数人でシェア） 　・技術者が自分で使う時代が来る（当時は専任オペレータが存在した） 　・設計図と施工図が一体化するだろう（上記「B」の概念） これは全てそうなり、いまや「当たり前」です。 あまり知られていないと思うが、２次元CAD当初でも、すでに３次元CADへの模索があった。私にも、３次元CAD開発のお声が掛かったのですが、発案者のイメージが大き過ぎて、実現に至らなかった。 平面データに「高さ」を入力すれば「３次元」になる。言葉でいえば簡単なのですが… 発案者のイメージは「同時に建設コストが算定できるもの」だったのです。まさに上記の「A」です。 問題は、「高さ」の種類が多すぎて、施工のプロでないと判断できないことも多い。例えば「壁の３次元情報」だけでも 　・外壁の高さ（階高） 　　⇒壁と梁を分離する必要がある 　　⇒材質 　・窓やドア等開口部の種類と材質 　・耐火被覆の種類（壁と梁で違う）と高さ 　・断熱材の種類と高さ 　・仕上げ下地材の種類（材質）と高さ（床下まで行くケースと天井下で終わる場合がある） 　・仕上げの種類と高さ（床下まで行くケースと天井下で終わる場合がある） 　・異種仕上げの見切縁の有無と材質 ２次元CADの「作業量を１」とするなら、上記の情報を入力するには「１０くらいの作業量」になるだろう。更に「C」を行おうとすれば、個々のエレメントに寿命や修繕サイクルを入力する必要がある。もう、気の遠くなるほどの作業量であり、かつスーパーマン並みの「知識が必要」なはずです。 Tさんのお付き合いのある設計の先生（６５歳）は～５年後には「BIMが義務付け」される～という予測だそうです。 そこで私に意見を求られたのですが、そういう方向に向かっているが、普及にはまだまだ時間が掛かると思い「１０年先だろう」感想を述べた。 設計の世界は、２次元から３次元に移行しつつある。とは言え、BIMとは程遠い次元です。「B」のレベルに単純に高さが入っただけで、コストやライフサイクルの管理は出来ていない。 建築CADで多数派は、特殊なモジュールを持つフリーソフトの「JWW－CAD」です。一応、図面の電子納品における標準ファイル「SXF」に対応できることになっているが、その利用は普及していない。 国土交通省の主導で、1999年3月に設立されたCADデータ交換標準コンソーシアム (SCADEC) が開発。 SXF（エス・エックス・エフ）は、CADデータ交換標準コンソーシアム (SCADEC) が提唱する、異なるCAD間でデータをやりとりする際に使用する中間ファイル形式である。Scadec data eXchange Formatの略。図面の電子納品における標準ファイルとして扱われる。 公共工事での電子納品は、このSXFであるべきなのに、制定から１７年経っても、地方自治体では実現できていない。この理由は、地方の中小ゼネコンに、JWW－CADのSXFバージョン使用を強いることが出来ないためです。SXFでもこの有様で、BIMは「遥か彼方」だろうと思う。 むしろ、民間の大きなプロジェクトでは、BIMの要求は急速に高まると思う。 もう「何時引退しようか」と思い悩む私には、とてもじゃないが『BIMへの挑戦』はない。老兵は去るのみである。