元dogfightのぼやき
2016年04月
エッセイ&コラム
日本は変われるか?糞尿は資源世界幸福度報告書新右翼自分に優しい人達オモロイ人生パナマ文書ケンケンカツオオリンピック派遣標準記録人生を棒に振る東京五輪エンブレ候補先駆者の転落ビッグデータ?横浜の街熊本地震揺れる九州パナマ文書のその後横浜の街Ⅱ不愉快なこと先駆者の転落Ⅱ消えるプロバイダー若造資料作り加太「満幸商店」東京五輪エンブレム決まる地震の話臨時給付金習慣昭和の日


日本は変われるか?
160401(金) dogfight
アメリカの予備選が進んでいる。
泡まつ候補と思われていたトランプ氏の快進撃が、アメリカ国内で危機感を持って伝えられてくるようになった。

トランプ氏の大統領就任の可能性が高まってきている。もし、大統領になれば
 ・在日米軍撤退(日米安保解消?)
 ・日本の核保有容認
最早、戯言では済まない事態になってきている。もしアメリカが変わった時、日本国民の意識も変われるのか?

トランプ発言は、日本の『自主防衛』を迫るものだ。憲法9条があれば「平和でいられる」と信じる人には、とても理解できない事態だろう。
この時、日本国民のコンセンサスが出来なければ、もう「滅亡」しかないだろう。隣国に覇権むき出しの国があることの不幸を、己の死で知るのかな…
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160327-00000008-jij-n_ame


糞尿は資源
160402(土) dogfight
シンシアリー氏のブログから下記の抜粋をしました。
  シンシアリーのブログより
朝鮮末期の実学者にパク・ジェガ(朴斉家、1750~1805)という人がいます。
彼は当時の漢陽を次のように書いています。
 「都城(漢陽)のほとんどの家は汚い」
 「庭や通りに小便を捨てまくるから、井戸の水がどこもしょっぱい]
 「小川の辺にある橋の築台には人糞がべたついていて、強い梅雨でなければ洗い流されない」
   ・・・・途中略・・・・・
 「捨てる糞を肥料に変える方法を考えるべきだ」
   ・・・・途中略・・・・・
朝鮮時代の王宮図(宮闕図。上から見下ろす形で描いた王宮の絵)にも、トイレは見当たらない
切り取ったことで、全文の意味と変わっていますので、ご注意ください。

私が切り取った理由は、18世紀の朝鮮半島での「糞尿の扱い」を取り出したかったからです。
当時の李朝の首都では、糞尿は垂れ流しであったことが分かります。ただ、これで「特別朝鮮は不潔であった」と言うことにはならない。

中世ヨーロッパでも、糞尿は「窓からポイ捨て」であったわけで、かの地で傘が発達したのは「頭から糞尿を被らない」ためであったともいう。
ベルサイユ宮殿にもトイレはなく、朝鮮時代の王宮にトイレがなくても恥じる必要はない。ベルサイユでは「庭で用を足す」ため、あの裾広がりのドレスが発達した。
我国でも、寝殿作りの建物(王侯族の館)にトイレはない。広い廊下に衝立を立て、桶で用を足していた。

面白いのは「捨てる糞を肥料に変える方法を考えるべきだ」という意見です。
江戸時代初期に主要な街道が整備された。宿や飛脚制度だけではなく、トイレも整備された。当時、糞尿は「貴重な肥料」で、高価で取引されていた。街道に整備されたトイレは「収入源」でもあったわけです。どうもこの発想は、日本以外では無かったようですね。


世界幸福度報告書
160403(日) dogfight
国連は16日、2016年版の世界幸福度報告書を公表した。
  http://www.afpbb.com/articles/-/3080689
国連は16日、2016年版の世界幸福度報告書を公表した。報告書によると、昨年スウェーデンに最高位の座を明け渡したデンマークが1位に返り咲き、小差の2位はスイスで、紛争が続くシリアやブルンジは最下位グループとなった。同報告書は、社会をより健康に、より効率的にする手段として、幸せの質を数値化したもの。国連は、2012年に最初の報告書を発表した。日本は53位。
世界幸福度報告書によれば
 ・一人当たりの国内総生産
 ・社会的支援
 ・健康寿命
 ・社会的自由
 ・寛容さ
 ・汚職のなさ
の6要素で~各国間の違いの約4分の3を説明できる~そうだ。

上位を北欧が占めており、私には『北欧の価値観』が採点基準になっているように思えてならない。
チェック項目は分かるが、採点基準は不明のままです。客観的な数値で表現できるのは、「一人当たりの国内総生産」と「健康寿命」だけで、他の4項目の価値観に普遍性はない。もし、普遍性があるというなら、その段階で「偏っている」としか言いようがない。
 ・単純な話、一人当たりの国内総生産が大ければ幸せなのか?誰がそんなことを断言できるのか!質素でも幸せな暮らしはある筈である。
 ・社会的支援だって、アジアの多くの国では「大家族が支援の根源」な分けで、西洋的な福祉とスタイルが違う。大家族による相互支援を、西欧的価値観でどのように採点するというのか?
 ・寛容さも曖昧である。国により、寛容な部分と厳密な部分は異なる筈である。誰が採点するというのか?
 ・社会的自由だって、わが国の「かかあ天下」をどのように評価するのか?
ようは「大きなお世話」としか言いようがない。


新右翼
160404(月) dogfight
小説を読んでいたら『新右翼』という言葉が出てきた。で、ちょっと調べてみました。
「新右翼」は、世界的には様々な意味を持つが、日本においては70年代以降に、従来の右翼団体の「親米反共」路線に反発を感じた、いわゆる「民族派」団体を指す。
従来の右翼は、「安保条約堅持・憲法改正・北方領土返還」(加えて、打倒日教組)である。酷な言い方をすれば、米国&自民党&資本主義体制を裏から支えさせられてきたといってよい。しかし、77年の経団連事件(野村秋介ら右翼を名乗る青年たちが財界の頂点を襲撃した)をきっかけに新右翼という流れがはじまる。
また、異端の右翼団体、一水会では、「YP(ヤルタ・ポツダム)体制打倒・反米愛国・自然保護」がスローガンとして唱えられる。そこでは「民族主義」が声高に主張されていた。
どうも、民族主義の志向が強うそうだ。確かに、ネットを見ているとその傾向を感じる。原因としては、
 ・朝鮮韓国、中国の「日本への誹謗中傷」と軍事的脅威
 ・それによって「日教組の呪縛=自国を貶める教育」が解けてきた
私も「反米」とまでいかないが、ノー天気で信じる気もない。中国とコトを構えるとき「日米安保は発動されるのか?」には半信半疑です。安保に頼るだけではなく「自主防衛」への道を歩む必要を感じています。
このように考えてみると、私は右翼と思ってきたが、思想は「新右翼に近い」のかと思う。
関係のない追記
午後からは、大阪で診療所2軒(泌尿器と糖尿内科の検査)・ヨドバシカメラ(SDカード受領)・新規物件の打合せ・最後は呑み会。明日も忙しいなあ~


自分に優しい人達
160405(火) dogfight
民進党の切り込み隊長「山尾議員」が火だるまになっている。http://www.j-cast.com/2016/04/01263092.html
「保育園落ちた日本死ね」の追及で勇名をはせた民進党・山尾議員。今は『ガソリン疑惑』で逃げ回っている。


山尾氏の資金管理団体「桜友会」と山尾氏が支部長をしていた旧民主党第7区総支部について、2012年の政治資金収支報告書におかしな記述が見つかった。
その中でも、特にネット上で話題になったのが、民主支部のガソリン代の項目だ。
1年間でなんと、230万円も支出しており、これはハイオクガソリンで走っても、地球5周分の約21万キロにも上るという。
新潮の記事では、これだけしか指摘がなかったが、実際の収支報告書を見ると、その異常ぶりが際立っていた。
山尾氏は、東大卒業後検事を務めたそうで、相当優秀な人の筈なのですが…
山尾氏個人のガソリン使用だけではなく、氏が代表を務める支部全体のガソリンです。これを問題視するなら、安倍総理の支部では「地球7周分のガソリン代」だそうです。
ここで問題なのは、山尾氏はガソリン代ではなく「ガソリンプリカ」であることです。ガソリンプリカには
 ・換金性があるそうで、マネロンにも使われる代物
 ・プリカ使用者が特定されないので、選挙区にばら撒くことも可能
つまり、ガソリンプリカは「車を動かす」以外の用途が多く、そこを突かれている。
ガソリン代なら個々に給油日と代金が明記されたレシートが存在する。安倍氏が問題にならないのは「ガソリン代」だからです。ちなみに、山尾氏にもガソリンプリカの他に「現金での給油が数十万円ある」そうで、こちらが本当のガソリン代だろう。
山尾氏は元検事の筈なのに、一体この方の「犯罪感覚」はどうなっているのだろう?
それにして、切り込み隊長をしながら、自分の防御を全く忘れている。脇の甘い人ですね!
ネット社会は怖いね!
山尾氏の炎上と同じくして、「保育園落ちた日本死ね」のブログも止ったことで、山尾氏と「同一人物説」が浮上した。それを否定するため、「保育園落ちた日本死ね」氏のブログが再開された。そこで、
  ~僅か数千円の児童手当~
と書いたことから、年収が推定された。
年収により支給される児童手当は変わる。年収960万円以上だと児童手当は5000円です。それ以下の年収では数万円になる。まあ、年収960万円以上なら「税に頼らず自分でやれよ」と思うわけです。それでさらに批判がわいた。

これを受けて、「保育園落ちた日本死ね」氏は、『勘違いだった』と反応した。匿名のくせに、批評が気になるらしい。
いずれにしろ、これほど有名になりながら「児童手当の額を勘違いする」くらいに、あてにしていない裕福な家庭なんだろう。もうお芝居は止めたらどうだろう。


オモロイ人生
160406(水) dogfight
私は建築屋であって、建築家ではない。
若いころは、建築家を目指したこともあるが、早く家庭を持ったことで「道楽」が許されなかった。建築家を目指すには、有名な先生に師従して勉強する必要がある。徒弟制度でのことで、給料を望む方がオカシイ世界です。恐らく、今もこれは変わっていないのではなかろうか。
家族を養うため、給料の出る設計事務所へ移った。結果としてこれは正解であった。残念ながら私には『建築家としての才能』はなかったので、早く見切りをつけてよかった思う。それからは建築技術者(建築屋)へ舵を切ったのですが、技術者としては優秀であったと自負している。

技術屋として、40代は時代の先端を走ったこともあるが、それは遠い昔のこと。今ではどっぷりと「ローテク建築屋」になった。面白いもので、何時になってのローテクの需要はある。私は70歳を目前にして、未だにお声がかかる幸せを味わっている。勝負は「下駄をはくまで」と言われるが、最後に「オモロイ人生やった」と言えそうである。
関係のない追記
今年も桜が満開になりました。花見に行く時間もなく、大阪へ向かう車窓から風景で、代替しています。
桜が咲くのは「年に1回」です。私が生まれてから、まだ69回しか咲いていない。もっと大切にしなくちゃね!


パナマ文書
160407(木) dogfight
  http://toyokeizai.net/articles/-/112460
4月4日、租税回避地への法人設立を代行するパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の金融取引に関する過去40年分の内部文書が流出。
各国政府は、各国指導者や著名人による脱税など不正取引がなかったか調査を開始した。

「パナマ文書」と呼ばれる機密文書にはロシアのプーチン大統領の友人のほか、英国、パキスタンなどの首相の親類、ウクライナ大統領やアイスランド首相本人に関する記載があり、波紋は世界中に広がっている。一部報道によると、サッカーのスペイン1部、バルセロナのリオネル・メッシ選手の名前も挙がっている。
隠し金など縁のない私には『痛快』でしかないが、世界の政治家や著名人、スポーツ選手など多岐にわたる「金持ち」には、戦々恐々らしい。
なにせ、有名な「タックスヘイブン」で、脱税やマネロンなど「不正」に利用されている可能性が高い。
社会主義国では、何時寝首をかかれるかもしれず、万一に備えて「不正蓄財した金」を避難させている。流出データには、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席が登場し、その打消しに躍起になっている。
早くも北欧では、閣僚の辞任が出ているし、アメリカでは「徹底した調査」をオバマ大統領が宣言している。
誰がハックしたかは分からないが、やじ馬には面白いこと限りない。それにしても、不正蓄財に日本人が出てこないのは、清廉なのかそれとも『ただの貧乏』なのか?少し情けない気もしないでもない。


ケンケンカツオ
160408(金) dogfight
うなぎ・イカ・秋刀魚・マグロ・・・日本の食卓でお馴染みだった魚の漁獲が激減している。
和歌山は、ケンケンカツオの産地であるが、今年の漁獲は1/10にまで減っているという。
つい最近、とれたてのケンケン釣り(和歌山独特の1本釣り漁法)カツオを食べたが「とっても美味」であった。さて、この味をいつまで食べられることか…
  http://www.pride-fish.jp/JPF/pref/detail.php?pk=1428053086
日本の食材、特に魚が世界で注目を浴びるようになって「枯渇」の問題が起きてきた。
魚に注目したの欧米だけではない、アジア諸国も目を付けた。問題は、そこに「モラルもルール」もないということだ。
我国の漁業は沿岸漁業であった。対象は「太平洋を回遊する魚」で、日本近海で秩序を持って漁獲してきた。ところが、アジア諸国が目を付けたことで、回遊途中(赤道付近)でのインターセプトが行われるようになった。そこでは、成魚だけではなく、稚魚や産卵前のものまで、まさに「根こそぎ」とってしまう。そこにあるのは「早いもん勝ち」だけで、資源確保はない。獲りつくせばそれで終わりである。

日本の漁船も、かつて、世界中で「獲りまくった」という。ただ、日本人の口に入れる(それしか需要がなかった)だけの量で、大型の漁船団(3000トンクラス)による集団漁獲と桁が違う。日本の問題であった頃は、漁業協定が守られていたが、世界の「分捕り合戦」ではそうも行かない。どうなることやら…


オリンピック派遣標準記録
160409(土) dogfight
リオ・オリンピックが目前に迫ってきました。「オリンピックは参加することに意義がある」と言うが、前提はある。それが、派遣標準記録です。国として恥をかかない記録と言うことであろうが、おかしなこともある。

日本水泳連盟は、選考方法を下記のように定めている。
 ~選考会決勝において優勝及び2 位で派遣標準記録を突破(同タイム含む)したものを自動的に選考する~
そのため、
 ・予選では標準記録を上回ったが、決勝1位で記録は下回ったため『派遣選手なし』となった。
 ・決勝1位で日本新記録を出したが、標準記録を下回ったため『派遣選手なし』となった。

と、まあ「不思議なこと」が起きている。
問題は「派遣標準記録」です。水泳連盟は右表のように定めているが、この標準記録が、欧米に比べかなり厳しい。例えば、アメリカならオリンピックに出場できるのに、日本国内の『内規』で出場不可になる。
これって、やっぱりおかしいやろ!
 関係のない追記
プロ野球は開幕したしたけれど、わが愛する「中日」は、今年も望み薄です。せめて、4月いっぱいはプロ野球があって欲しいものです。


人生を棒に振る
160411(月) dogfight
生き辛い世の中になりました。

バドミントンの新旧エースが、闇カジノにどっぷりつかっていたことが発覚。確実視されていたリオ・オリンピック出場も絶望にになった。それどころか、勤務先のNTTも懲戒免職の可能性がある。

有名になれば「自分を律する」ことが何よりも要求される。そのことの自覚が全く足りなかった。
本人が人生を棒に振るだけではない。有望視されていたメダル確保も諦めることになる。
この違法行為で儲けたのは「闇カジノの暴力団だけ」ということです。
それにしても、掛け金が1千万円と聞くと「バドミントンが儲かるスポーツ」とは、ついぞ知らなんだ。
http://www.sankei.com/affairs/news/160407/afr1604070006-n1.html

今年も巨人の選手が賭博をしたかどで「資格停止処分」を受けている。事実上「選手生命」を絶たれたに等しい。
「強ければ何をしても良い」時代ではない。スター選手になればなおさらです。選手としては有望でも、人間としては「ただのアホ」でしかなかった!


東京五輪エンブレム候補
160412(火) dogfight

2020年東京オリンピック・パラリンピックの新たなエンブレムの最終候補の4作品が発表されました。大会の組織委員会はホームページ上で公開して国民に意見を求めたうえで、今月25日に新エンブレムを決定します。

去年9月に白紙撤回されたエンブレムを巡っては、組織委員会の有識者会議「エンブレム委員会」が選考を進め、1万4000件余りの応募作品から、ことし1月に4件の最終候補に絞り込みました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160408/k10010472161000.html?utm_int=news_contents_news-main_004

出張先で、時間もありません。簡単なことしか書けませんが…
先日発表された「東京五輪エンブレム」の候補作品です。白紙撤回された前回作品と違い、どれも良いですね!
 ・私の好みはA案ですが、ちょっと華がないかな?
 ・次に好きなのがC案です。とっても肉感的で「土偶」を連想させます。
 ・B案、D案はメルヘンチックです。
どれが選ばれても文句なしです。


先駆者の転落
160413(水) dogfight
横浜出張で某ホテルに泊まった。
スーパーバジェットホテルの先駆者で、客室管理に「テンキ―」を採用した企業です。当時は最先端でしたが…
「まさか、まだテンキ―じゃないよね」と言いながらチェックイン。やっぱりテンキ―でした。今では、カードキーが当たり前のホテル業界。キーレスシステムに出遅れていた企業がいつの間にか「先頭ランナー」になり、先駆者が陳腐になってしまった。

こんな出来事ってたくさんありますね!
■我国は電話網が発達していたため「携帯電話」で後れを取った。
 ⇒NTT保護が裏目に出た。インフラが遅れてた国は「いきなり携帯電話」で整備した。
■有線LANが建物のステータスの時代もあったが短命で終わり、WiFiに取って代われた。
 ⇒その結果、整備が遅れていた建物がトップランナーになってしまった。
これ以外にも、先行していたがゆえに「技術革新に出遅れた分野」ってたくさんありますね。勝者があっという間に転落する。油断のできない時代になりました。


ビッグデータ?
160414(木) dogfight
 ~もし「何処かで行き倒れ」になっても、自分の行動を分かってもらえる~
そう思ってグーグルのタイムラインをはじめ、それが面白くてやっていたのですが…
写真は「12日のタイムライン」です。宿泊ホテル名や大阪での訪問先の名前が出ている。
知られて困るわけではないが、大阪での場所は大きなビルの1室で、企業名までわかるって、どうよ!

想像できるのは「WiFiI」を感知して企業名を割り出しているのだろう。一体どこまで「ビッグデータの収集」をされているのだろう。うすら寒くなってきた。
追記
大阪梅田で郵便局を探して30分ほど地下街をうろついた。タイムラインを拡大すると、この足跡も残っている。GPS電波の届かない地下街の追跡って、どうしているのだろう?


横浜の街
160415(金) dogfight
2014年設計の「横浜の物件(磯子区)」は、大幅な設計変更や着工延期で、今年1月にようやく着工となった。
この物件が終わらぬうちに、やはり横浜で次の物件(鶴見区)が決まり、GWはその設計で忙しく過ごしそうだ。そんな分けで、まだしばらく横浜とご縁が続きそうです。

先日、新規物件の事前調査で横浜関内の官庁街を歩きました。東京の街を歩くような恐怖心はなく、ゆったりした気持ちで歩けました。

街のあちこちに「近世日本の面影」が残り、機会があれば、外観だけではなく「中も見てみたい」建物がたくさんあります。
流石は「横浜開港の地」だと思う。
仕事のついでで行けるうちに、もっと楽しみたいものです。

 追記
技術者と言っても、施工屋と違い、設計屋なんぞ、歳が行けば使い道がないと思っていた。
ところが、ありがたいことにローテク分野でいまだにお声が掛かる。40代のように「先端技術を売り物」にしていたら、きっと今はないだろう。何が幸いいするか分からない。
お陰で、こうして横浜の街も楽しめる。生きてさえいれば「オモロイもんだ」と思う。
 関係のない追記
昨夜、熊本で直下型地震があった。
M6.4と決して大きくはないのですが、直下型で震源が10㎞と浅く、最高震度7と言う激しい地震です。大きな被害がなければと、思います。


熊本地震
160416(土) dogfight

14日夜、熊本県熊本地方を震源とする地震が起きました。
 ・最大震度7(M6.5)最強の揺れです
 ・震源の深さ10㎞(直下型)
一晩で有感地震が90回を超えるという、密度の濃い地震です。
直下型地震は被害範囲は広くはないが、被害は甚大となる。
国指定重要文化財の熊本城も石垣の倒壊や瓦の脱落と言った被害が起きている。情報が分かるにつれて被害が広がっており、とても心配です。

この事態に、官邸は素早く対応した。自衛隊の派遣も早かった。
もの凄く大変だと思ういますが、被災地の皆様が力強く復興へ向かうことを、心より祈ります。

 追記
朝起きてびっくりです。今までの熊本地震は「前震」であったという。
16日1時25分に『M7.3の地震』が発生。現時点では、これが本震と思われると発表された。
揺れは広範囲に広がり、阿蘇地方を中心に甚大な被害が出ている。今後どうなるのか全く予測を許さない事態となっている。

政府首脳も対策に必死で、総理や官房長官に疲れが目立つ。まだまだ続くと思われ、政府には頑張ってもらわねばならない。

被災地の皆さん、怖いでしょうね!でも頑張ってください。国民の誰もが救援します。
私は建築屋ですが、専攻は構造ではない。構造は概念でしか知らないが、地震への対応は殆どが「横揺れ=震源が遠い」を想定しており、熊本地震のような直下型には「お手上げ」と言ったところではないか。
今回も「緊急地震速報」が頻発されたが、このシステムは縦揺れと横揺れの伝搬速度の差を利用したもので、直下型では有効ではなかったであろう。
揺れる九州
160417(日) dogfight
4月14日夜に起きた「巨大な前震」から始まった熊本地震。16日深夜の本震(と思われる)で、一気に被害を拡大した。

地震学者は「出番」だとばかり張り切っているが、
 ・多すぎる余震回数
 ・規模が多きる余震
 ・火山の噴火
どうも学者先生も前例が頼りにならない様子で、張り切った割にしどろもどろです。

更には、中央構造線に沿って、震源が移動し始め、今や「九州大震災」の様相となってきた。
このまま、移動を続ければ「和歌山」も通ることになり、当方も戦々恐々となってきた。

地震列島ニッポンといえども、こんな頻度で巨大地震が起きると、やっぱり心配になります。


パナマ文書のその後
160418(月) dogfight
我国では、熊本地震の話題に隠れてしまったが、世界では『パナマ文書』が波紋を広げている。
洋の東西、政治形態を問わず「権力と隠し金」は憑き物のようで、西欧でも清廉と思われていた政治家の隠匿が暴かれている。
その割にアメリカ人の登場が少ないことから、この漏洩に「アメリカ陰謀説」も囁かれている。
まあ、貧乏人には「ざまあみやがれ!」の気持ちが強く、普段なら起きるであろう「ハッカーはケシカラン」と言う意見が出てこない。
飯田亮(セコム取締役)
戸田寿一(セコム元取締役)
内藤一彦(東宣取締役会長)
内藤俊彦(東宣取締役社長)
電通
バンダイナムコ
シャープ
サンライズ
大日本印刷
大和証券
ドリームインキュベータ
ドワンゴ
ファストリ
ジャフコ
ソニー
ファーストリテイリング(ユニクロ)
やずや
みずほFG
三井住友FG
JAL
石油資源開発
丸紅
三菱商事
商船三井
日本製紙
双日
オリックス
三共
東レ
日本郵船
大宗建設
ドリテック
ジー・モード
トキワ(化粧品)
千代田リース
アーツ証券
山一ファイナンス
シャープ
三共
東レ
パイオニア
ホンダ
KAORI INTERNATIONAL
KAWAGUCHI TECHNOLOGY
楽天ストラテジー
ソフトバンクグループ
SBI
セコム


有名ゲーム会社役員
元自民党議員
有名大学教授
アグネス・チャン

タックスヘイブンの利用は、現在では「違法ではない」そうですが…
我国で稼ぎながら、わが国に税を収めない分けで、名前が公表されれば、良い印象は持たれない。
右表は噂の人物リストです。個人的に名が挙げられているのは僅かですが、企業となるとエゲツナイ。

日銀が把握している「企業による課税回避は60兆円」ともいわれる。この金額に課税されれば「消費税アップは不要」と言われる。
また、アベノミクスが下々に波及効果をもたらさない理由もこれでうなずける。政府の努力で業績を上げても、社員に回らずタックスヘイブンに逃げていたわけだ。ここは一つ政府に頑張ってもらい、租税回避した金からも徴税してほしい。
熊本地震で「復興費も必要」になる。回避するほど儲けている企業に拠出してもらおう。


横浜の街Ⅱ
160419(火) dogfight
2週続きで、月曜火曜の出張です。
早朝6時に家を出発、列車を乗り継いで横浜へ向かいます。
18日は、横浜物件Aの検査立会いと、施工図チェック。
19日は横浜物件Bの現地調査です。

で、18日の泊りは横浜関内です。
そうなれば、やっぱり夜は横浜中華街ですね。5時半スタートで、2時間呑み放題のバイキング。
大阪人らしく入り口で値段交渉したけど、払う時は一緒でした。
 ・小皿料理で12品
 ・アルコール9杯
 ・デザート3品
二人合計24品。
支払額7772円(二人合計消費税込)
コスパ:7772/24=324円/品
歳を取ると「元が取れん」なあ~

「こんな早くてどうするネン!」そんな時間にお開きとなりました。そんな分けで、珍しく早く休みます。

不愉快なこと
160420(水) dogfight
熊本地震は容易に収まる様子を見せない。誰もが支援の気持ちを持ち、被災者の皆様も助け合っている時に、一部だと思うが不愉快なことがある。

■自衛隊の救援活動を非難する声が、一部の思想信条を持つ人たちから発信されている。19日から米軍のオスプレーも救援物資の搬送を始めてくれた。天変地異に苦しむ人が10万人もおり、その人たちの救援の主力である、自衛隊や米軍に対し、素直に感謝が出来ないものだろうか?

■さらに不愉快なのが、この投稿である。投稿だけでは国籍は分からないが、とても日本人とは思えない。何の根拠があって、自衛隊や共同体を貶めようとするのか?
在日某国の人が『熊本地震おめでとうございます』と垂れ幕を掲げたが、同じ類の人達であろう。

陛下が音曲自粛しているのに、アメリカでバカ騒ぎする都知事。やはり半島のDNAのなせるわざか?

■被災地で火事場泥棒が横行しているそうだ。日本人が最も嫌う行為です。
そう言えば、尖閣列島に中国漁船(中国第7軍)が数百隻で押し寄せた。自衛隊が災害救援に忙殺されている時を狙った、これも「火事場泥棒」だ。

■安倍総理を「災害時にこんなリーダーシップのない人が総理だなんて…」となじった人がいた。これには驚いた!私は安倍総理でよかったと感謝しているだけに、では「誰が適任なんだ」と突っ込みたくなった。
 追記
横浜でのこと、整列して電車を待っていたら、駅員二人に付き添われて「車いす」がやって来た。
駅員が、並んでいる私たちに「違う乗車口へ移動」するように伝える。誰も不平を言わず従ったのですが、ここから先が不愉快でした。車いすの当事者は「当然」とばかりふんぞり返ったままで、お礼の会釈もない。ハンデキャッパーには親切にすべきだと思うが「感謝の気持ち」は捨てないでほしい。


先駆者の転落Ⅱ
160421(木) dogfight
先週と同じホテルに泊まりました。
全国ネットで展開するこのホテル、実は私も2棟の設計をしています。
写真のバスユニットは、同ホテルが特許を持つもので、とてもコンパクトで機能的です。縦配管のスペースをバスユニット内に取り込むユニークな発想で作られています。

一方で、致命的な欠点を持っています。バスユニット内に縦配管スペースを組み込んだことで、側面からしか施工できない。そのため「バリヤフリーにできない」ということです(この説明はとても難しいので、そのまま頷いて下さい)。

今や我が国はバリヤフリーは当たり前になりました。
15年前、最初の1棟を設計したとき、同社の社長にバリヤフリーの時代が必ず来るから」と忠告したしたことを思い出します。
ここでも「先駆者の転落」が見て取れる。画期的な商品開発が、時代の流れに竿刺している。
私も69歳になり、広くないバスユニットから、この段差を降りるのに怖さを感じるようになりました。


消えるプロバイダー
160422(金) dogfight
ホームページを始めたのが、1998年9月。あれから基本的に、毎日日記を書いている。個人でHPを持つのは早い方で、もう18年のロングランになった。以前、接続記録を調べたことがあるが、月の1000人(重複を省く)くらいの読者がいた。今はSNSの時代になり、かなり減ったとは思うのですが、それでも固定客はあるようです。久しぶりに出会ったのに、私の「日々の暮らし」を知る人が多い。こんな人は、日記を読んでいる。

HPのデータも1GBを超えており、とっても安いプロバイダーを選んでいるが、昔から固定客のために「トップページのURL」だけは、niftyを継続している。ところが、niftyは年内で「プロバイダー業務を終了」すると言う。
これで、否応なしでプロバイダーの変更が必要になり、URLが変わる。プロバイダーは無料の何処かを探すが、読み人知らずの日記だけに、その周知に困っている。

去年は、事務所のHPで使っていたプロバイダー(OCN=NTT系)が消えた。そのため、事務所のURLが変わってしまった。今度はniftyです。どちらも、老舗で安定していると思い選んでいたが、この世界は、老舗と言うだけでは生きていけない世界のらしい。
時代の先端を行く『IT』の世界ですが、一寸先は闇の厳しい世界のようだ。結局、ローテクのロートルが一番気楽かな!


若造
160423(土) dogfight
昨日のこと。
仕事が終わったのが16時。まだしっかり明るいのに「呑む」ことにした。夜のお店が開くのはまだ先のこと、そこで「飯屋」に入った。棚から「小鉢」をとってビールをあける。
贅沢が出来るほどの収入もないので、こんなお店はありがたい。

安酒の酔いが回りだした。「熊本地震やパナマ文書」と話題に事欠かない。
そんな話の中で「60の若造が…」という言葉が出てきて笑ってしまった。
我らもまだ69歳、アラ70から見れば、60歳は若造だという。10歳違えば時代が違うということだ。

「後家とやもめの会」で、再婚していないのは、男女1名ずつ。そのうちの一人、Mさんは再婚するなら「若い女がいい」という。どうやら、10歳違えば充分「若い女」になるそうだ。20も違うと『異次元になってしまう」のだ!
 関係のない追記
今日はお山で、管理会社の会議です。私はたいしてお手伝いが出来ていないのですが「自主運営」って、想像以上に大変ですね!


資料作り
160424(日) dogfight
昨日は、終日「生石高原観光管財」の事務所で会議が続いた。
4月から、別荘地の自主管理のため、経営を引き継いだ新役員5名。何もかも見直している上に、新年度の管理費請求や、経営刷新に伴い所有者から質問が相次いでいる。そのため、新役員2名が「常勤状態」です。
こんな時に限って、私は仕事も畑も忙しい。だからと言って、何時までも甘えているわけにはいかない。他の役員氏も専門分野を生かして、見直しで浮かび上がってきた問題点を解決するため活動している。

そこで、私もできる分野で動きたいと思っている。
 ・6月に予定されている総会の資料作り
 ・要望の多い「ホームページ」の立上げ
 ・道路補修の資料作り
忙しいことを理由にしているといつまでたっても出来ないので、昨日帰宅後からHP作りを始めた。殆ど徹夜になったが、基本部分(トップページと主要なサブページ)を作り上げた。次回、役員の皆さんに公開して意見を取り入れたい。

道路補修は待ったなしのことです。別荘地内には町道と私道がある。私道部分は管理費で賄うもので、既に始動している。町道の補修は「町と掛け合う」必要があり、そのための資料作りがいる。
 ・地図上に保守必要ヶ所をプロット
 ・補修個所の寸法確認と写真撮影
これは、非常勤3名で、27日から行うことにした(必要な道具は昨夜買い揃えました)。役所に提出するには、きちんと記録を纏めなければならい。それは、GW中に行っておきたい(GW後に沖縄旅行へ行くので)。
今日は、日ごろお世話になっている「畑の師匠ご夫妻」をお招きしているので、加太の「満幸商店」で漁師料理をふるまいます。
明日からは、遠来のお客様が3日間野鳥荘にお泊りです。
横浜の物件Bの調査資料を今夜中に発送する必要があります。個々のデータは出来上がっているのですが、ファイル分類が出来ていません。漁師料理から帰ったら、酔った勢いでやります。
まさに、公私ともに忙しいのですが、こんな時は「生きいきする私」です。


加太「満幸商店」
160426(月) dogfight
日ごろからお世話になっているMy畑の師匠ご夫婦を、加太にある「漁師料理の店・満幸商店」へご招待しました。

満幸商店は、加太・淡島神社の境内にあります。本来が漁師さんで、その日に獲れた「海の幸」が料理されます。メニュー写真はあるのですが、基本は「お任せ」です。
時間通りのスタートで、次々と料理が出てくる。本日のメイン食材は「写真の鯛」です。これ以上「成仏のしようもない」と言うほど、徹底的に調理されます。

そんな様子を「ちょっとそこまで」に掲載しました。是非ご覧ください。


東京五輪エンブレム決まる
160426(火) dogfight
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は4月25日、公式エンブレムが最終候補4作品の中からA案に決まったと発表した。大会組織委は、4つの候補案についてネットやはがきで広く意見を募集。最終的に、エンブレムの選考を行う組織委員会の有識者会議「エンブレム委員会」の採決で多数決により決定したという。
  野老朝雄 Asao TOKOLO 
・アーティスト
・建築を学び、江頭慎に師事。
・2001年9月11日より独学にて紋様の制作を始める。
・「繋げる事」をテーマに美術,建築,デザインの境界領域で活動を続ける。
・部分(ピース)を組み立てること(ピーシング)で生成される繋がる図を目指す。
・単純な原理に基づき 定規やコンパスで描画可能な紋と紋様の制作をはじめ,同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている
今日はまるっきりパクリでページを作っています。
4案が発表された時、私は「この案が1番好き」と表明しておいた。でも、街の声は「意外だ」という声が多いようです。確かに「プロ好み」の傾向があるかな?という印象は否めません。


耐震の話
160427(水) dogfight
熊本地震は終息の兆しが見えぬまま頻発している。従来の地震との違いは
 ・震度7(上限なし)が2連発
 ・余震と言いながら震度4以上がやたら多い
 ・平均@15分で震度1以上の地震が4月14日以降、今も続いている
TVは学者先生を動員して解説しているが、建築屋の私から見ると「的外れ」が多い。
俗に「金属疲労」と言われるが、余りに頻度が高い振動(地震)で、避難所にも「倒壊の危険性」が出るほどになってきている。ある有名なアナウンサー氏は「新耐震なのに倒壊した」と発言していた。これを聞いて、あの人でも「この程度の知識なのか」と思わざるを得なかった。

過去に何度書いたことですが、もう一度整理をしてみたい。
■新耐震
建物の耐震基準は、地震災害を受けては対応している。つまり、地震災害が発生(過去の経験)しては基準を強化改正してきた歴史を持つ。1978年の宮城沖地震を受けて、大幅に基準を強化し1981年に改正されたのが「新耐震」です。
ところがその後も、阪神淡路大震災や東北大震災など巨大地震が起きている。当然、その後に「耐震基準の見直し」が行われおり、新耐震と言えども年代によって大きく変わっている。感覚としては、1981年当初と比べ、現在の耐震基準は2倍になっていると思う。
■震度7
揺れに応じて震度が定められている。では、耐震設計は何処まで「耐えられる」よう対応しているのか?
  答えは『震度6+』までです。
震度は段階的に揺れ巾を定めているが、震度7には上限がない。先に述べたように、耐震基準は「過去の経験」にしか対応していない。そのため「震度7=未知の巨大地震」には耐えられない。
■理念
建築基準法「構造設計指針」の前文では~国民の生命を守る(憲法の理念のように「国民の生命財産」とはなっていない)~としている。構造設計指針では、震度7に対しては「建物倒壊時に避難時間を稼ぐ=瞬時に倒れない」ことを目標にしており、財産(建物)は守れないと明言しているに等しい。
■その他
熊本地震の特徴である「反復」も想定外です。基準法が定めているのは「一撃に耐える」です。
更に、過去の経験に対応と言っても「直下型地震と大津波」にはお手上げではないかと思う。建築屋として「これに耐える方法」が思いつかない。
 ・直下型地震では「丸ごと跳ね上がる」
 ・大津波では「浮き上がる」
仮に、こんな対応をしても、普段「住める家」にならないだろう。

残念ながら、あらゆる天変地異に耐えられるわけではない。私たちは「恐れを知る」ことも大切なんだと思う。

追記
こんな折~3.11は「地震爆弾の実験による人工地震」であった~という、まことしやかな説が流れている。 
私には「胡散臭い」としか思えないのですが、皆様は如何でしょうか?


臨時給付金
160428(木) dogfight
お役所から「年金生活者等支援臨時福祉給付金(高齢者向け)申請書(請求書)」が届いた。どうやら「消費税は逆進性がある」と主張する公明党を懐柔するため、自民党が折れた給付金らしい。

これでは何のための消費税なのか?釈然としないが、申請した。給付されたら熊本地震被災者へ寄付をしよう。

それにしても、日本って「優しいね!」
表を見ると分かるように、日本人だけではなく、在留外国人にも分け隔てなく支給するようだ。
それでも、文句たらたらの在日も多い。一体何が不満なんだろう?


習慣
160429(金) 昭和の日(昭和天皇誕生日)dogfight
普段の習慣は簡単には変わらない。
分かっちゃいるけど治らない。私の習慣は、
 ・玄関で靴を脱ぐ。そのままの方向で、逆にはしない。
 ・風呂に入る前に体重を計る。体重計を出すけど、元に戻さない。
 ・いつもご飯を少し残す。

私は、阪神淡路大震災をモロに体験している。地震で食器棚の扉が開き「食器が落下しては割れる音」が聞こえるが、揺れで立ち上がることも出来なかった。
このことから、震災以降は地震時ロックの付いた家具が多い。

我家の固定家具の扉は、全て「地震時ロック」が付いている。
なのに、阪神淡路大震災の悲惨な体験をしていない家内は、いつも「扉を開けたまま(これも習慣)」にする。ロック機構も扉が閉まっていてこそ働く。それを閉めて歩くのは私の習慣。
ついでで書けば、家内は冷蔵庫をきちんと閉めない。警告音を聞いては閉めに行くのは私の習慣。不要なところの明かりを消して歩くのも私の習慣。~耳かきで集めてスコップで捨てる~くせに、妙にケチな私です。


昭和の日
160430(土) dogfight
昨日はGW初日で「昭和の日」でした。言うまでもなく昭和天皇の誕生日です。我が家では、国旗を掲げておりました。
それでは、「ねずさんのひとりごと」より~マッカーサーを心服させた昭和天皇~を転載させていただきます。
 昭和20年9月27日のことです。陛下が一人の通訳だけを連れて、マッカーサーのもとを訪れました。「ついに天皇をつかまえるべき時が来た」事前に連絡を受けていたマッカーサーは、二個師団の兵力の待機を命じました。
 すでにこの時点で、陛下をどのようにするのか、GHQの中でも議論が交わされていました。方針は大きく分けて3つありました。
 1 東京裁判に引き出して絞首刑に処する。
 2 日本共産党をおだてあげ、人民裁判の名のもとに血祭りにあげる。
 3 支那に亡命させて秘密裏に殺害する。
 いずれにしても、陛下を亡きものにすることが決められていたのです。マッカーサーは、陛下が命乞いに来られるのだと思いました。ですから彼は、傲慢不遜にもマドロスパイプを口にくわえ、ソファーから立とうともしませんでした。

 このマドロスパイプを咥えたマッカーサーの姿は、彼が日本に降り立ったときの姿としても有名なものです。当時の米国は、トウモロコシが主たる産物でした。これが小麦にとってかわるのは、日本占領後、日本の農林10号(小麦)が米国に渡ってからのことです。ですので、当時、トウモロコシでできたマドロスパイプ(コーンパイプ)は、米国の象徴でした。
 パイプタバコをやったことがある方ならおわかりいただけると思いますが、マドロスパイプのような柄の長いパイプは、長時間は咥えていれません。口からヨダレがタラタラと流れてしまうからです。ですからマッカーサーがマドロスパイプを咥えるということは、米国のトウモロコシが日本を制圧したことの象徴であり、彼独特の先勝を誇示したポーズでもあったわけです。
 椅子に座って背もたれに体を預け、足を組み、マドロスパイプを咥えた姿は、ですから陛下をあからさまに見下した態度であったわけです。

 そのマッカーサーに対し、陛下は直立不動の姿勢をとられ、国際儀礼としてのご挨拶をしっかりとなさったうえで、このようにおっしゃられました。
  日本国天皇はこの私であります。
  戦争に関する一切の責任はこの私にあります。
  私の命においてすべてが行なわれました限り、日本にはただ一人の戦犯もおりません。
  絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟があります。
 弱ったのは通訳でした。その通り訳していいのか?けれど陛下は続けられました。                      
  しかしながら、罪なき八〇〇〇万の国民が住むに家なく、着るに衣なく、食べるに食なき姿において、まさに深憂に耐えんものがあります。温かき閣下のご配慮を持ちまして、国民たちの衣食住の点のみにご高配を賜りますように。
 マッカーサーは驚きました。世界中、どこの国の君主でも、自分が助かりたいがために、平気で国民を見捨てて命乞いをし、その国から逃げてしまうのが、いわば常識なのです。ところが陛下は、やれ軍閥が悪い、やれ財閥が悪いという当時のご時勢下にあって、「一切の責任はこの私にあります、絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処せられても」と淡々として申されたのです。

 マッカーサーは、咥えていたマドロスパイプを、机に置きました。そして椅子から立ち上がりました。そして陛下に近づくと、今度は陛下を抱くようにして座らせました。 部下に、「陛下は興奮しておいでのようだから、おコーヒーをさしあげるように」と命じました。
 マッカーサーは今度はまるで一臣下のように掛けていただいた陛下の前に立ち、そこで直立不動の姿勢をとりました。「天皇とはこのようなものでありましたか!天皇とはこのようなものでありましたか!」彼は、二度、この言葉を繰り返したそうです。
 そして、「私も、日本人に生まれたかったです。陛下、ご不自由でございましょう。私に出来ますることがあれば、何なりとお申しつけ下さい」と言いました。
 陛下も、立ち上がられました。そして涙をポロポロと流しながら、 「命をかけて、閣下のお袖にすがっております。この私に何の望みがありましょうか。重ねて国民の衣食住の点のみにご高配を賜りますように」と申されたのです。

 そののちマッカーサーは、陛下を玄関まで伴い、自分の手で車の扉を開け、陛下をお見送りしました。そして、あわてて階段を駆け上がると、これまでのGHQの方針を180度変更するあらたな命令を下しています。
 このことがあったあと、マッカーサーは、「陛下は磁石だ。私の心を吸いつけた」と言ったそうです。

 「ヒロヒトのおかげで父親や夫が殺されたんだからね。旅先で石のひとつでも投げられりゃあいいんだ。ヒロヒトが40歳を過ぎた猫背の小男ということを日本人に知らしめてやる必要がある。神さまじゃなくて人間だ、ということをね。それが生きた民主主義の教育というものだよ」   
 昭和21年2月、昭和天皇が全国御巡幸を始められた時、占領軍総司令部の高官たちの間では、こんな会話が交わされていたそうです。ところがその結果は高官達の期待を裏切るものでした。

 昭和天皇は沖縄以外の全国を約8年半かけて回られました。行程は3万3千キロ、総日数165日です。各地で数万の群衆にもみくちゃにされたけれど、石一つ投げられたことはなかったのです。
 英国の新聞は次のように驚きを述べました。「日本は敗戦し、外国軍隊に占領されているが、天皇の声望はほとんど衰えていない。各地の巡幸で、群衆は天皇に対し超人的な存在に対するように敬礼した。何もかも破壊された日本の社会では、天皇が唯一の安定点をなしている。」
 イタリアのエマヌエレ国王は国外に追放され、長男が即位したが、わずか1ヶ月で廃位に追い込まれています。それに対して、日本の国民は、まだ現人神という神話を信じているのだろうか? 欧米人の常識では理解できないことが起こっていたのです。

 以下のことは、先日の日本史検定講座で高森明勅先生に教えていただいたのですが、フランスに、世界を代表する歴史学者のマルク・ブロックという人がいます。そのマルク・ブロックが、ヨーロッパの歴史を書いた『封建社会』(みすず書房刊)という本があるのですが、その本の中で彼は、
 「西ヨーロッパは、他の世界中の地域と違ってゲルマン民族の大移動以降、内部で争うことはあっても、よそから制圧されて文化や社会が断絶するようなことがなかった。それによって内部の順調な発展があった。我々が日本以外のほとんどのいかなる地域とも共有することのない、この異例の特権を、言葉の正確な意味におけるヨーロッパ文明の基本的な要素のひとつだったと考えても決して不当ではない。」と書いています。

 西ヨーロッパでは、歴史が断絶しなかったからこそ、中世の文化を継承し、世界を征服するだけの国力をつけ、18世紀後半以降の市民革命を実現し、近代化を実現することができたのです。そしてそのことは、「我々が日本以外のほとんどのいかなる地域とも共有することのない異例の特権」と、マルク・ブロックは書いているわけです。
 ここに書かれたゲルマン民族の大移動というのは、4世紀から5世紀にかけて起きた事件です。そしてこの大移動をもって、西ヨーロッパの古代の歴史は断絶し、まったく別な中世へと向かうわけです。

 ところが日本では、4世紀から5世紀といえば、大和朝廷の発展期です。そしてその大和朝廷は、弥生時代に倭国を築いた朝廷が、そのまま大和地方に本拠を移したものに他なりません。その弥生時代が縄文時代の延長線上にあり、弥生人は決して渡来人などではなく、縄文時代からずっと日本に住み続けた同じ日本人であることは、先日書かせていただきました。その弥生時代が、まさに卑弥呼の登場する時代です。そしてその倭国が東上しながら古墳時代をつくり、そして奈良県の大和盆地に都を構えて、これが大和時代です。
 その大和朝廷が第三回の遣隋使のときに、「東の天皇、つつしみて西の皇帝にもうす」と書いた国書を持参しました。これが日本が対外的に「天皇」を名乗った最初の出来事です。西暦608年の出来事です。
 そしてその大和朝廷が「日本」を名乗ったのが689年です。つまり、「天皇の御存在」は、「日本という国号」よりも「古い」のです。

 そして万世一系、昭和天皇は第124代の天皇です。ご在位は、歴代天皇の中でも最長です。
 昭和天皇のお名前は「裕仁(ひろひと)」です。明治天皇がお付けになられたお名前です。「裕」は、易経の「益徳之裕也」、詩経の「此令兄弟綽々有裕」、書経の「好問即裕自用即小」、礼記の「寛裕者仁之作也」からとられたのだそうです。
 その意味は、「広く大きな心で国を治め、人類の幸福に尽くすように」です。そしてまさに、昭和恐慌から支那事変、先の大戦、戦後の復興、東京オリンピック、そして高度成長と、激動の時代を生きられたのが、昭和天皇です。
 その昭和天皇のご辞世を、せんだってご紹介しました。

 やすらけき 世を祈りしも いまだならず 
 くやしくもあるか きざしみゆれど

 この御製は、昭和63年8月15日に陛下が全国戦没者遺族に御下賜遊ばされたものです。これが陛下の御辞世となりました。
 「安らかな世をずっと祈り続けたけれど、それはいまだなっていない。そのことが悔しい。きざしはみえているけれど、そこに手が届かない」という意味だと拝します。
 昭和天皇は、お亡くなりになる直前に、「悔しい」と詠まれておいでなのです。どこまでも国民のためを思うご生涯を遂げられた昭和天皇の思いに、わたしたちは日本国民として、ちゃんと答えているのでしょうか。
私は感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

























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