元dogfightのぼやき
2014年9月
エッセイ&コラム
季節みおつくし料理帳無関心進捗状況薄氷を踏むルーティンワーク自然の乱れ許容範囲新ウエア空き家の増加物件A筋肉痛生石高原設計にできること和泉葛城山事件は続く分離独立国際捕鯨員会地下鉄の民営化この数日異次元何にもない資源再利用型沸騰水型軽水炉シギチ院外処方日々1冊国家の定義御岳山噴火

空家の増加
140911(木) dogfight
「持ち家率」と言う言葉がある。
国交省資料から「持ち家率の推移」
(全国では持ち家率は減少、東京圏では持ち家率は持ち直しの傾向)
全年齢平均の持ち家率は1983年から1993年にかけて微減したが、その後は2008年にかけて持ち直しの傾向が見られる。
また、この間を通して6割程度の水準で推移している。年齢別に見ると、40代以下の持ち家率は1983年以降おおむね減少傾向にあり、特に30代の持ち家率については、1983年から2008年にかけて53.3%から39.0%になるなど減少幅が大きい.。

私の知識は「古すぎる」のですが…
30年ほど前は、持ち家率70%以上で「実質持ち家率100%」と言われた。
その理由は、わが国では「家は相続の対象」で、長男であれば、親の家はやがて「我家になる」からである。

国交省の「持ち家率の推移」を見ると、ジェネレーションが下がるほど持ち家率が下がっている。特に39歳未満の数値が酷い。その理由は、
 ・若年層の人口減少
 ・若者層の所得の低下
 ・都市への人口集中
こんな理由があるのだろう。

その一方で「空き家の増加」が社会問題化している。この理由も人口構成を見れば想像できる。受継ぐ世帯以上に「受継いでほしい家」があるからであろう。
もう「日本の運営(政治・経済)システム」を変えていかないと、わが国は立ち行かないのではないか?
私はもうそんなに長生きしないだろうから、日本の未来を見ることもないだろう。それでも真剣に心配している。


季節
140901(月) dogfight
野鳥荘やMy畑の記録は3年を超えた。
 ・生石高原「野鳥荘」
 ・農業日誌
野鳥荘やMy畑で過ごすことが多く、記録魔の私は「比べる」ことが出来る。

今年は春が遅かった。でも、山野草の花期や野鳥の行動を見ていると『今年の冬は早そうだ』と感じる。(写真はネジバナ)

日本の「季節」は随分変わって来たように思う。酷暑と酷寒が多くなり、災害も増えた。気象の変化で
 ・気象災害
 ・気象難民
こんな言葉が生まれた。

今日は〜防災の日〜
災害ニッポンはどこまで耐えられるであろうか?
みおつくし料理帳
140902(火) dogfight
作家「高田 郁」氏の代表作『みおつくし料理帳(全10巻)』が完結しました。
  『食は天』
がテーマで、食べることは「医」に通ずるとし、庶民に「美味いもの」を提供することに拘っています。
テレビ化された「銀二貫」も良かったのですが〜みおつくし〜は素晴らしい。完結編「天の梯」など、3ページに1度は泣いてしまうため、とてもじゃないが電車では読めなかった。是非お読みあれ!

 ※私は知らなかったのですが、みおつくし料理帳もTV朝日でドラマ化されていたのですね。
追記
作品中に、野鳥がよく登場する。名前だけではなく「鳴き声」も描写されている。高田氏は野鳥趣味ではないかと思ったが、確証は得られなかった。


無関心
140903(水) dogfight
facebookのグループに〜和歌山限定:和歌山の秘密教えてください#^^#秘密を知ってもっと素敵な和歌山ライフ〜がある。私が入会した頃は、そんなに大きなグループではなかったのですが、今は7000人を超える。

私が投稿するのは「生石の魅力」で、ほぼ毎週「生石高原の山野草」を紹介している。
会員数7000以上とは言え「いいね!」を押してくれるのは、50〜100人くらいです。それも、中まで見てくださるのは、一体どれくらいだろう?一人でも「生石高原へ行ってみよう」と思ってただければ幸いです。

グループの規約で「一投稿で複数枚の写真掲載禁止」となっている。
生石の魅力は毎週更新で、題名は同じでも「内容は別物」なのですが、管理人から『複数枚の写真に準ずる」としてクレームが入った。
きっと、管理人は内容を見たことがないか、あるいは「自然に興味がない」のであろう。
関係のない追記
強力な助っ人が届いた!
HONDAの耕運機です。スーパーカブのエンジンを転用したもので、今までのものとは、パワー・耕す羽数(4枚)・耕す深さ、どれをとっても倍増です。そのくせ騒音は半減で、これなら早朝でも回せる。(写真は新旧の耕運機)


進捗状況
140904(木) dogfight
物件Aは工期3ヶ月遅れで、ようやく動き出した?
私が挫けたら「全部終わってしまう」と、ただ粛々と手を打ってきた。少しは効果があったのか、9月10に第1回検査を受け11日に基礎コンクリート(ただしベース部分のみ)打設の予定までこぎ着けた。今後の工程表も出てきたが「絵空事」にならないことを願うばかりだ。

物件Bは、Aで手を取られたため遅れている。
それでも計画段階を過ぎ、基本設計半ばまで来た。今日の打合せに必要な資料も作り上げた。
My畑は、9月中旬までに種蒔きが必要な畝の準備ができ(季節は待ってくれない)、当面の山を越えた。これから物件Bの時間も、十分とれるだろう。

物件Cと物件Dは「オオカミ少年」である。
〜もう決まるから〜と言ってくるが、さて何時かな?どちらも遠方の物件で、規模もまとまっているので、本当に動き出したら大変である。それまでに、物件Aの目途がつくこと祈るばかりです。

追記
三足のワラジ(仕事・My畑・野鳥荘)に限界を感じながら、仕事から足を抜けないでいる。こうして、いつも自分を追い込んでいる。


薄氷を踏む
140905(金) dogfight
物件Aは、毎日「薄氷を踏む」思いだ。
昨日は、1日大阪であったが、その移動中に入ったメールは十分に肝を冷やすものだった。
内容は〜図面が食い違っており決められた数値の性能(断熱性能)を出すには倍の費用いる〜という。
意味が分からない。これが移動中も棘のように刺さったままであった。夜遅く家へ帰り、各段階の図面を調べてみた。どこにも間違いがない。これが気がかりで、朝まで眠ることができなかった。

明け方、気づいたことがる。物件は、幾つもの「緩和規定」を受けており、必要な厚さの半分の個所がいくつもある。彼らが言ってきたことは「これだ」と理解した。要は、工事関係者のだれもが「断熱材の仕様書(緩和規定)」を読んでいないということだ。これはこれで、ゾッとする出来事である。

追記
「住宅性能評価」の権威に驚いた。建築工事は、複数の検査を受けて「検査済証」が発行される。
 ・建築基準法に基づく検査
 ・瑕疵担保責任保険に基づく検査
更に、物件Aでは「住宅性能評価」を取得することにした。

工期3ヶ月遅れで、第1回検査を受けるまでに漕ぎつけたが、住宅性能評価を受ける限り
 ・建築基準法に基づく検査は「竣工検査」以外不要(検査機関が共通なので事実上なし)
 ・瑕疵担保責任保険に基づく検査は住宅性能評価で代替
と言うことが分かった。つまり、住宅性能評価をパスすれば「すべてクリア」と言う。
言い換えれば、住宅性能評価に失敗すれば「すべて失う」ことでもある。これはこれで〜薄氷を踏む〜思いである。


ルーティンワーク
140905(土) dogfight
露地物夏野菜のピークは7月です。お盆を過ぎれば一気に「空いた畝」が増え、日々の潅水から解放される。ただ、8月下旬〜9月上旬に秋冬もの野菜の作付があるため、畝の切替(天地返し・区割り変更・元肥入れ)が忙しい。

私は「3足のワラジ」を履いている。仕事・畑・野鳥荘です。
毎日の潅水から解放されてからは、表のローテーションを守ってる。
黄色部分はフリーですが、その時の事情に左右される。畝の切替時は、フリー部分に畑が入る。仕事に追われれば仕事が入る。出来れば、読書タイムにしたいのですが、なかなかそうはならない。
だが、そんなに遠くない時期にローテーションから「仕事が消える」だろう。健康を害せば畑も消える。そうなった時のローテーションはまだない。
自分で決めて「自分で守る」こんなルーティンワークは私の性にあっている。きっと「何かを見つけて」自分を律する生活は死ぬまで変わらないだろう…


自然の乱れ
140908(月) dogfight

尾羽が6節あるオスのヤマドリ。左上にメスがいる
土曜日午後から野鳥荘へ行きました。途中、高原に寄っていたので、餌場にヒマワリの種や小米を蒔いたのが午後4時でした。ベランダでHさんとビールを飲みながら談笑していると、やって来たのがヤマドリです。
4時半に、写真中央のヤマドリ(オス・尾羽6節)が階段を登ってやって来た。その数分後に別のヤマドリ(オス・尾羽10節)がやってきて、更に反対側からメス(写真左上)がやって来た。ちなみに、前回は尾羽4節のオスが来ていた。一体、野鳥荘には、どれだけのヤマドリが来ているのだろう?
生石高原NPOと野鳥荘、それにMy畑と「自然に接する」機会が増えて、僅かな〜自然の乱れ〜にも敏感になって来た。土曜日のヤマドリも、私には異常と感じる。
ヤマドリの研究はそんなに進んでいる分けではないそうだが、
 ・オスは縄張りを持つといわれる
 ・オスとメスは別行動が普通

と言うことで、このように複数(雄雌3羽)が揃うのはまことに
珍しい。自動カメラが健在だったころの映像でも
 ・複数のオスの映像はない(幼鳥は除く)
 ・雌雄混在の映像はない

私には「この秋は木の実が少ない」と感じてきた。毎週、野鳥荘へ来て植物観察をしているが、木の実が少ないというのは実感です。そのせいか、野鳥の行動にも乱れを感じる。
冷え込みがきつくなると、カラ類は「餌の備蓄行動」をとる。ところが、今年は既に、ヤマガラにその行動が見える。更に、ヤマドリのこの行動(複数のオスが同じ餌場に来る)など、野鳥が「本能的に危機を感じている」からではないのか?
岡山に住む野鳥好きの方も「今年は木の実が少ない」と言う印象を書いていた。どうやら私だけの感性ではないようだ。もし、私の感じている「乱れ」が本物なら、My畑はどうなるのであろうか?とても心配である。


許容範囲
140909(火) dogfight
〜惚れたはれた〜と言ってるうちは「あばたもエクボ」だが、そうそうラブホルモンが続かない。
親兄弟でも何かとトラブルのだから、夫婦なんぞは「もとは他人」であったわけで、何かと「反りの合わない」ところが目につくようになる。うまく「空気」のような存在になれたらラッキーである。
では、空気になれる許容範囲はどこまでであろうか?
 ・小さな癖の違い
 ・生活パターンの違い(習慣や時間)
 ・性格の違い
 ・価値観の違い(金銭感覚も含む)
 ・政治信条の違い
世に「似た者夫婦」と言う言葉がある。暮らし始めたころはまるで違っていたのに、いつのまにか「価値観が似てくる」のだろう。

私たち夫婦は、再婚して5年になる。友人の期待を裏切って、今も「愛情ホルモン」が続いている。以下は自己評価である。
 ・癖や生活パターンは今もズレたままである。私の方が少し「早寝早起き」である。
 ・性格は似ていると思っていたが、5年経って「随分違う」ことが分かって来た。だが、お互いに違いを認めあえば済むことで、何の問題にもなっていない。
 ・価値観は近いと思っている。金銭感覚(大雑把で浪費型=生活を楽しむ)も酷似してる。ただ、私は素寒貧であることが大いに違う。
 ・政治信条は共通している。もしこれが真逆であれば、とてもではないが夫婦は続けられない。

皆様は、如何であろうか?
(写真は、かまって欲しくなると「仕事の邪魔」をするヤマト。これは家内の癖に似ている)


新ウエア
140910(水) dogfight
畑の作業衣を変えた。性能は、
1.適圧サポート
2.接触冷感
3.吸汗速乾
4.UVカット
5.消臭機能
このように書かれている。

着用してみると、体を締め付けるように密着(最近のスポーツウエアはみなこれですね)する。これが適圧サポートなのであろう。骨格が丸分かりで、歳の割には筋肉質な体だが、突き出た腹が良く目立つ。

汗は、この衣類を素通りするように表面に出て、蒸発熱でひんやりする。
要は、1〜3は一体した機能です。まだ慣れていないので、快適か?と聞かれると「微妙」ですね。

汗が素早く蒸発するので、接触冷感と言うより「肌寒さ」を感じる。少なくとも保温性はなく、気温が下がったらなにか対策がいるだろう。

UVカットは「ちょっと手遅れ」の感が否めない。私の背中には、見事は日焼けあとがつている。


物件A
140912(金) dogfight
物件Aは建設住宅性能評価第1回検査をパスしました。
だが、余裕のパスとはいかず「薄氷を踏む思い」でした。各設備のスリーブが、図解付きで説明したように入っておらず、検査直前でやり替えたことです。予算の厳しい現場だけに、こうした現場での「やり替え(二度手間)」は避けたいものです。それには施工図で事前の検討をしておくことがとても有効です。
ただ、再三、施工図の提出をお願いしていたのですが、ついに提出されることはありませんでした。1時間もあれば書ける施工図を作らず、現場で二日間ロスする。「急がばまわれ」とは、まさにこのことです。

物件Aで、目立つことがいくつもある。
 ・設計図書を熟知しているものが、施工側に誰もいない
 ・設計者から意図を伝えようとしても「忙しい」と言う理由で会議を嫌がる
  ⇒そのくせ、インターネットの活用(メールによるデータのやり取り)が出来ない⇒スマホで済むと思っている
 ・指令系統(連絡網)がなっていない⇒情報が現場の職人さんに伝わっていないことが多すぎる⇒二度手間の原因
 ・関係者が多すぎる。利口な大人たちは顔を出さない⇒責任をとらない
簡単に言えば『今時のシステム』にチェンジてきていない。私はカルチャーギャップに悩まされている。


筋肉痛
140913(土) dogfight

草刈りと溝掘り

備中鍬で鋤起こし、座り込んで「土と雑草の根」を分離

耕運機で耕してから畝割
久しぶりに「筋肉痛」に悩まされている。
夏野菜から、秋冬野菜へ切り替える途中で、畝の手入れが必要です。
なお、収穫終了時に、スコップで「天地返し」を済ませています。

写真は、スイカを作っていた畝。これを豆類の畝に切替えていきます。
 ・茫々に伸びた草を刈る(草刈り機)
 ・周囲にスコップで溝を入れる
 ・備中鍬を打ち込み土を起こす
 ・座り込んで、土をほぐし、雑草の根を分離していく
 ・耕運機で細かく鋤いていく
 ・作物に合わせて畝切をする
作付をするには、畝ごとに作物に合わせて元肥を量を変えて、土作りをおこなう。

写真は「第1ブロック」で、だお6第6ブロックまである。1順するには、この6倍あるわけです。機械で出来ることもありますが、多くは体力勝負です。
第1ブロックは10月中旬までに元肥を入れて作付していきます。

まだ、第2・第3ブロックの半ばに「夏野菜」が残っており、この作業はまだまだ続く。
手は腱鞘炎、腰痛も酷い、さて体力がいつまで続くのか…


生石高原
140914(日) dogfight

昨日はNPOの学習会がありました。
気象情報によれば、晴れた週末は6月以来だそうで、気温も下がり「爽やかな晴天」でした。ススキが一斉に帆を出し、生石高原にハイシーズンがやってきました、60種を超える山野草も楽しむことが出来ます。是非、お越しください!
  http://new.wildpig.web.fc2.com/oisi-yatyoso/2014event/140913kansatu/140913kansatu.html

設計に出来ること
140915(月) dogfight
設計に出来ることは、クライアントの希望を仕様に反映することです(と、私は思っている)。勿論、設計者の感覚として「希望と予算」がアンバランスであることは、常に指摘していきます。
でも、クライアントには「希望的観測」があって、設計者の忠告を素直に受け入れてもらうことは、あまりありません。設計者のできることは、設計途中で「希望を仕様書」にまとめ、精度の高い『概算見積』を施工者にお願いして「厳しい現実」を知ってもらうことです。物件Bはその覚悟(すごく経費が掛かりるけど〜まあいいや〜と思い)で頑張ってきました。

ところが…その途中で、クライアントの関係者から「予算内で出来ること」を提示して欲しいと要求された。
多くの方が誤解されているが、工事費を決めるのは設計者ではない。設計者は工事費の予測はできるが、約束できるのは施工者です。
だから〜ン千万円で出来る家〜と予算優先を決められたら、もう設計者の出番はない。さらに言えばクライアントが、施工者に「仕様の注文」を出せば、それだけで〜ン千万円で出来る家〜は成り立たない。
物件Bは何かと忙しい中で頑張って来たけれど、もう無理ではないかと思いだした。
安くはない経費が掛かっているが、幸い、設計契約をしているわけではない。ただ働きになっても、これで解放されるなら〜まあいいか〜と家内に話したら、家内も賛成してくれた。


和泉葛城山
140916(火) dogfight

和泉葛城山で、野鳥(バンディング)と山野草を楽しんできました。
http://new.wildpig.web.fc2.com/tyotto2014/tyotto1409/tyotto1409.html

写真は、和泉葛城山で出会ったジムグリ(無毒でとてもおとなしい蛇)です。
脱皮したばかりの、体長50pほどの成蛇です。あんまり可愛いので、手のひらに乗せてみました。
実は、蛇に触るのは生まれて初めてです。ベトついたイメージを持っていたのですが、とてもさらっとしていました。


ポッカリと仕事に穴が開きそうなので、仕事のことはすっかり忘れて楽しむことが出来ました。
苦手だった蛇が「可愛い」と思ったのは初めてです。これも心境の変化かな?


事件は続く
140917(水) dogfight
何でこうなるのか?
日々「事件」の連続です。昨日も、神戸・大阪と回り事件の解決にへとへとです。でも最後は、久々にNさんとコリアンキッチンで呑んできました。

家に帰ったら、孫から「手形」のハガキが届いていました。癒されて休みました。

今日は家内のお供で「あるところ」へ出掛けます。実は、私も「何があるのか?」分かっていません。


分離独立
140918(木) dogfight
イギリス(連合国)からスコットランドの分離独立が住民投票で可決されそうな勢いです。もし、可決されたらどうなるのか?実は、連邦離脱の条件は何も合意されていないようだ。

時代の趨勢として「分離独立」の動きは各地で起きている。
我国だって「沖縄独立運動」があり、いずれ表面化するだろう。無責任に言えば「住民の意志ならエエやん」と言えば、物分かりが良い人なんであろう。
スコットランドの分離独立も、投票者の過半数を問うものだが、住民の過半数ではない。賛成反対両陣営が、一番力を入れているのが「投票率のアップ」と聞くと、住民の意思を問うだけでも容易ではない。

沖縄の分離独立運動の背景には「中国」があることは、政治に興味のある方なら御存じであろう。日本政府が物わかり良く分離独立を認めたとしても、
 ・本当の独立になるのか?(中国の属国にならなければ良いが)
 ・通貨や経済の自立が出来るのか?日本政府への借財(起債)は清算できるのか
沖縄の人々が幸せになるのか?これはまた、別次元の話になりそうだ。


国際捕鯨員会
140919(金) dogfight
国際捕鯨委員会(International Whaling Commission: IWC)が開催中で、今回も我国は苦戦に陥っている。
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/whale/iwc.html
IWC加盟88ヶ国、日本の条約加入は1951年主な捕鯨国は下記の通り
 ・南極海捕鯨操業国:ノルウェー、英国、日本、ソ連、オランダ、アイスランド(1992年脱退)など、
 ・沿岸捕鯨操業国:ペルー(非加盟)、デンマーク、オーストラリア、米国(エスキモーの食料のみで捕鯨。捕鯨には反対の姿勢)カナダ(1981年脱退)など
堂々と商業捕鯨を行っている国は、非加盟か、とっくに脱退しており、残っているのは日本くらいである。

反捕鯨の急先鋒はニュージーランド。NZはわが国以上の捕鯨国であったが、1960年に鯨油が急落したことで商業捕鯨を終えている。
  http://luna.pos.to/whale/jpn_nz.html
いまやIWCは、NZ政府が「日本を貶める場」に変わってきている。なお、NZの国内世論は捕鯨再開なので、鯨は日本を貶める「道具」になってしまった。我国と、NZに何か問題があったのであろうか?私には分からない。

追記
シンシアリー著「韓国人による沈韓論」P73から抜粋紹介
(韓国に住む韓国人が日本語で書いた本で、韓国では発禁処分)
 ・2012年7月8日 IWC加盟国から報告された規律違反事件23件のうち、21件が韓国で発生している
 ・韓国沿岸では2000年以降だけで、4700頭の鯨が混獲(ほかの魚に交じっていたと言う理由)された。
  ⇒勿論、商業捕鯨の言い訳に過ぎない。混獲と言えば、流通証明書が発行され、オークションに出せるので、立派なビジネスになっている。
ちなみに我国の、北西太平洋における調査捕鯨は380頭/年で、韓国の混獲より少ないのではないだろうか。


地下鉄の民営化
140920(土) dogfight
大阪市議会与党の「大阪維新の会」は、地下鉄の民営化を目指している。
ただ、過半数を制しているわけではない。野党は自民・公明だけではなく、共産党まできっちりタッグを組んでおり、多くの条例は葬られている。全国広しといえども、自民共産が同じ意見の議会は珍しいであろう。

地下鉄料金 1区 2区 3区 4区 5区 6区 開業
大阪 180
(200)
240 280 320 370 昭和8年
東京 170 200 240 280 310 メトロ昭和2年
都営昭和9年
名古屋 200 240 270 300 330 昭和32年
札幌 200 240 280 310 340 360 昭和46年
福岡 200 260 300 330 350 昭和56年
野党が「民営化反対」とする理由は〜赤字ではないから何も民営化は必要ないだろう〜と言う。
しかし、この「黒字」が曲者である。
料金表をご覧いただきたい。特に、大阪と東京の料金の差は驚くばかりです。これでも、春に初乗りを200円から180円に下げたばかりです。
ご覧のように公営地下鉄としては日本で最も早く、減価償却も済んだ区間も多い筈である。なお、議会で民営化案が否決されると、初乗り料金は200円に戻ってしまう。

維新の会が民営化を主張する理由は、料金と職員給与にある。
大阪市職員の平均年収が700万円代であるのに対し、地下鉄職員の平均年収は900万円代と言われる。一方で「日本一高い料金」があるわけで、給与を下げて市民に還元しろと言う主張です。それには民営化が一番であろう。


この数日
140921(日) dogfight
140919 この数日、花粉症が酷い!目はショボショボ、鼻はズルズル、クシャミは連発です。
さあ〜畑へ行って来よう(でも、1時間でダウン)
140920-1 今日から「山小屋で過ごす」つもりでしたが、体調が悪いので諦めて、60歳以上の「指定検診」を受けてきました。これに任意検査を足して…
 ・身長(マイナス1p)⇒縮んできた
 ・体重(マイナス3s)
 ・腹囲(メダボ脱却)
 ・血液検査(後日判定)⇒ヘモグロビンa1c,尿酸値に注意
 ・尿検査(異常なし)
 ・心電図(異常なし)
 ・胸部レントゲン(複数医の判定のため後日。おそらく異常なし)
 ・肝炎検査(後日判定)
 ・胃カメラ(異常なし)
問診票の「親族にガンはあるか?その種類は」は全部〇 私だけが「例外」でいることを改めて確認
140920-2 世の中はオモロイな!昨日の敵が、今は唯一の「戦友」になり、穴にこもって暴雨風の過ぎるのを待っている。勿論、もう一戦もくろんでいる
140921 雨音の夢を見ていた。今朝は「畑の水遣りがいらない」と思って朝寝坊していたら、ピーカンの空。
体調は相変わらず良くないが、お山へ行ってこよう。草原を歩いて、気分も体調も元へ戻そう!


異次元
140923(火) dogfight
  シンシアリー著「韓国人による沈韓論」扶桑社
韓国に住む韓国人が日本語で書いた本(韓国では発禁処分)です。淡々と描かれた本で、結論を一言でいえば「日韓が分かり合えることは永遠にない」と、伝えています。これを読めば「話せばわかる」なんていうのが、いかに妄想か分かります。もう、異文化や異星人ではなく『異次元』だと理解できます。ちなみに、シンシアリー氏には、ブログもありますのでご覧ください。
   http://ameblo.jp/sincerelee/entry-11928484022.html

インチョンで行われているアジア大会「バトミントン」では、不可解なことが起きていますね。
こうまでして「何が楽しいのか?」やはり異次元ですね!


何にもない
140924(水) dogfight
感受性が鈍ったのだろうか?
いやいや、もともとたいした感性があるわけじゃない。
 ・イスラム国が世界に暗い影を落としている
 ・インチョンアジア大会は何かと問題を起こしている
 ・神戸で女の子が「バラバラ死体」で発見
事件は起きているのに「日記」に仕立てることが出来ないでいる。

畑は農閑期の筈なのに、毎日、用事がある。生石高原は毎週行っていて、季節の移ろいを敏感に感じているでも、両者は別建てのページです。
仕事も、何か『切れ』が悪い。
 ・物件Aはやっと「現場らしく」なってきたが、今だにヒヤッとさせられる
 ・物件Bはクライアント側の内部調整が出来ていないので様子見です
 ・物件Cはついに動くようだ
なのに「ケツがチリチリするような」緊迫感がない。
で、結局は日記が書けないでいる

資源再利用型沸騰水型軽水炉
140925(木) dogfight
今更「原発新設」などと思わぬわけではないが、このまま、全ての原発を廃炉にしても〜今後10万年にわたって使用済核燃料を冷やし続ける必要がある〜わけで、廃炉=解決ではない。
再生可能エネルギーの評価が下がる(必要な時に必要なだけ得られない)なか、原発廃止先進国ドイツは「原発維持」に舵を切りなおしている。

日立製作所が開発を目指している〜核燃料を燃料に使う資源再利用型沸騰水型軽水炉(RBWR)〜は、冷却の必要期間を300年ほどまでに縮める「核廃棄技術」とみることもできます。 使用済み核燃料の問題は「避けて通れない」課題だけに、成功してほしいものです。 私は、ネタ不足に悩んでおりますので、以下、丸ごとパクリです。

日立製作所が使用済み核燃料を燃料に使う資源再利用型沸騰水型軽水炉(RBWR)の実用化に向けて動き出した。使用済み核燃料の有害度は天然ウラン鉱石と同程度まで減衰するのに約10万年かかるとされる。だがRBWRが実用化されれば300年程度まで短縮できるという。原子力発電にとっての課題は使用済み核燃料の処理だ。日立は処分場の面積を約4分の1まで減らすことができるとみており、開発の行方に注目が集まる。

■処分場を4分の1程度まで縮小
RBWRは使用済み核燃料の中に含まれるプルトニウムなど有害度の高い超ウラン元素(TRU)を燃料に使うのが特徴だ。TRUは使用済み核燃料のうち数%含まれており、使用済み核燃料から取り出したTRUをRBWRに投入する。

RBWRは炉に投入したTRUを燃焼によって約9%減らすことができる仕組み。通常の原発であるBWR2基に対し、RBWRが1基あればTRUを現状より増やすことなく、BWRを運営できるのだ。

通常の使用済み核燃料の有害度が高い原因はTRUを含むことによる。TRUを除去できれば、使用済み核燃料が天然ウランと同程度まで減衰する期間を10万年から300年程度まで短縮できる。よって使用済み燃料の処分場を4分の1程度まで縮小できる公算だ。
使用済み核燃料は原発メーカーにとっても大きな課題だ。

日立はRBWRの実用化を進めるために、米3大学と原子炉の性能や安全性などの評価を開始した。2016年3月まで米マサチューセッツ工科大学(MIT)、ミシガン大学、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)とRBWRについての詳細な評価をする。

MITとは冷却水が沸騰した際の蒸気の割合や冷却水の流量で十分に燃料棒を冷やせるかどうかを調べる。ミシガン大とは核分裂のしやすさに影響を与える中性子の挙動を探る。UCBとはRBWRから出てくる放射性廃棄物の有害度を分析する。

■開発順調なら30年代に実用化も
使用済み核燃料の再処理に伴い発生する寿命の長い放射性物質は原発に伴う最も重要な課題の1つだ。政府は長期停止中の高速増殖炉もんじゅ(福井県)を改造し、こうした放射性物質TRUを燃料として使い、毒性を低くする構想をもつ。
しかし高速増殖炉は扱いが難しい液体ナトリウムで炉心を冷却する。技術は確立しておらず、もんじゅは運転再開のめどがたっていない。一方でRBWRは既存の原発の発展型であり、水を冷却材に使う。試験炉の稼働など開発が順調に進めば、30年代の実用化が期待できる。

東京電力福島第1原子力発電所事故をきっかけに原発を取り巻く状況は厳しくなったが、アジアを中心に原発の新設需要は増加している。日本でも九州電力の川内原発が再稼働へと一歩踏み出した。
原発メーカーにとって原子炉の安全性向上は極めて重要だが、使用済み核燃料の問題も避けて通れない。核燃料サイクルの行方が不透明なだけに、RBWRにかかる期待は大きい。


シギチ
140926(金) dogfight
ホームグランドの「生石」を中心に、山野草から「季節が変だ」と感じてきた。
野鳥荘では、ヤマガラの「いつもより早い蓄餌行動」にも、季節が変だと感じてきた。
台風16号が去って「石垣島に一気に鳥が入った」そうです。
野鳥は「渡り=移動」の季節に入っているのに、今年は動きが鈍い。特に、シギ・チドリといった海辺の鳥に顕著でした。それが、南の方からやっと動き出したようです。

和歌山では、加太や片男波と言ったところが海鳥の観察地です。
でも、今年は「まるでいない」状況が続いています。石垣島からの知らせで、あと数日すれば「片男波にもシギチが入る」かもしれません。
(写真は、まだ寂しい方男波でしたが、ミサゴが魚をゲットしていました)


院外処方
140827(土) dogfight
医薬分業が当たり前になって、薬は処方箋薬局で受取ることに違和感を持っていなかった。
私の服用薬
ヘルベッサ―R100 狭心症の予防
・降圧効果
・血液サラサラ
サイロリック100r 通風予防
タケプロンOD15 逆流性食道炎
アレグラ60 花粉症
マイスリー5r 導眠剤
ところが先日のこと、指定検診の結果を聞くと同時に常に服用している薬の処方箋をいただいた。その日は大変待たされて、薬局へ着いたのが13時を回っていました。
なんと、木曜の業務は13時(複数の薬局を周ってみたが同じであった)までとなっており、その日の内に薬を受け取ることはできなかった。
私の服用薬は右表にあるもので、一刻を争うものは何もない。薬局が閉店で、翌日になっても深刻になることはないが、病気によっては「時間が勝負」のものもあるのではなかろうか?
少なくとも、夜間診療をお願いした場合、普通は「朝まで待てない」わけで、院外処方ではどうしようもないであろう。

処方箋薬局の営業時間は「地域で統一」しているようであるが、本来は逆ではないのか?
地域の「どこかで薬を受け取ることが出来る体制」こそが必要ではないかと思った1日でした。


日々1冊
140928(日) dogfight
少し時間が持てるようになってきた。
仕事は物件Aが廻りだし、その代り物件Bがとん挫しそうで、暇になってきた。
畑も、冬野菜の準備はあるものの、秋野菜は「見守る」段階になってきて、時間の余裕が持てるようになった。
生石高原は毎週足を運んでいるが、これは普段通りです。

そんなこんなで、9月の後半からは「毎日1冊」のペースで本を読むようになってきた。秋の夜長は「読書で!」そんな秋になりそうだ。

追記1
来年は68歳になります。
名実ともにリタイアした「わが姿」が、少し見えてきたように思います。18歳から私を支えてくれた「建築と言う仕事」…それが消えるということは、とても寂しいことなのだと。

長い付き合いの友人が「もう一つなんかやりそうやな」と言ってくれました。さて?そんなものがあるのか私には分かりません。ただ、立ち止まることがとても苦手な自分に気づきました。

追記2
1泊2日の野鳥荘から帰ると、4本のお酒が届いていました。
 ・島根県江津から日本酒が2本
 ・石川県から2本の焼酎です
友人が、私の風貌に引掛けて「はげあたま」と「馬鹿野郎」です。これには〜美味しいお酒で秋の夜長をお楽しみください〜とあります。
秋の夜長は、読書とお酒で楽しませていただきます。


国家の定義
140929(月) dogfight
国家の「定義」ってあるのだろうか?そう思って調べてみた。複数のヒット(内容は同じ)に下記のものがあった。
    国家の三要素
1.領域(Staatsgebiet:領土、領水、領空)- 一定に区画されている。
2.人民(Staatsvolk:国民、住民)- 恒久的に属し、一時の好悪で脱したり復したりはしない。
3.権力(Staatsgewalt)ないし主権- 正統な物理的実力のことである。この実力は、
  対外的・対内的に排他的に行使できなければならない、つまり、主権的(souveran)でなければならない。

このモデルにおいては、国家とは、権力が領域と人民を内外の干渉を許さず統治する存在であると捉えられているのである。領域に対する権力を領土高権(Gebietshoheit)、人民に対する権力を対人高権(Personalhoheit)という。国際法上、これらの三要素を有するものは国家として認められるが、満たさないものは国家として認められない。この場合、認めるか認めないかを実際に判断するのは他の国家なので、他国からの承認を第四の要素に挙げる場合もある

「イスラム国」が世界に脅威を与えている。
私は、イスラム国についての深い知識があるわけではない。ただ〜イスラム国が目指すのは7世紀のイスラム社会〜と聞けば、それだけで充分「異常な国家」を想像できる。
ジェンダフリーの闘志たちは何故、イスラム国を非難しないのだろう。現代の日本ですら「性差別がある」と非難するが、7世紀のイスラム社会で、女性は人間扱いされていたのだろうか?

イスラム国を「国家の3要素」で見てみる。
 ・領土は何時も流動的である⇒何時何処が侵略されるか分からない
 ・人民はいるのだろうか?いるのは軍隊と奴隷で、それ以外は難民になっている
 ・権力は軍事力と暴力「」だけで維持されている
 ・他国から承認されるには「政府」が必要だと思うが、そんなものは見えてこない。勿論、承認した国もない。あるのは、イスラム国制裁に反対する国(中国)があるだけである。


御岳山噴火
140930(火) dogfight
9月27日正午のニュースで「御岳山噴火の速報」を流した。それを聞いて野鳥荘へ向かってしまい、その後を知らなかったのですが、翌日帰って「大参事」になっていることを知りました。
  【最新情報】御嶽山が噴火 被害情報・現地画像まとめ
御岳山に登ったことはないのですが、愛知県で生まれ育っただけに、馴染の山でもありました。
信仰の山としても親しまれていたそうで、危険な山と言う認識も薄かったのでしょう。噴火して知ったことですが、24時間監視対象の山で、それだけに「何時噴火するか分からない山」でした。

今回の噴火では「警報の出し遅れ」を指摘する向きもあるのですが、どうだったのでしょう?
どうやら、マグマ噴出ではなく「水蒸気噴火」だったようで、予測の難しい噴火だと聞きました。それでも、観測強化をしていたわけで、臆病なくらいの入山規制でも良かったのかのではないかと思います。
今年は豪雨による災害が多かっただけに、政府は「早すぎる避難勧告」を咎めない方針を明確にしています。火山と豪雨は担当が違うとはいえ〜教訓は生かされなかった〜感をぬぐえないでいます。

追記 facebookに載った意見を紹介しておきます。
民主党政権は、活発に活動する火山について高精度の監視機器を設置するという国土交通省の事業について、大規模噴火は数千年に一度なので24時間の監視は不要として、事業費をばっさりと切りました。 しかも、その際に1979年、1991年、2007年とまさに活動中であった御嶽山も監視対象から外してしまったのです。

























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