元dogfightのぼやき
2014年3月 |
エッセイ&コラム |
■今日から3月■偶像化?■雛祭り■焼酎■マスク■自己への挑戦■facebookで見る性格■こらえ性がなくて■初期の作品■会議■あれから3年■カメラ比較■今日から台湾旅行■野鳥と台湾料理■春一番■近くて遠い我家■歯車■ギブアップ■マイカー■規約と退会■仏か鬼か?■15年保証■春になれば■目的を遂げた韓国■低アルコール酒■晴耕雨読■四冊の本■バブル以来
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今日から3月 |
■140301(土) |
ogfight |
140228野鳥荘 |
140225野鳥荘 |
今日から3月。早いもんですね!
昨日は、野鳥荘で休息してきました。気分も切り替えて、春を楽しみながら頑張ります。
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偶像化? |
■140302(日) |
ogfight |
何が何でも真央ちゃんを「祀り上げたい」らしい。
写真は、facebookに載ったものである。
確かに、観音様や弥勒菩薩に似ているが、もっと深い意図があるのだろう。私には、仏様に模して「偶像化」するのか?と勘ぐってしまう。
私は真央ちゃんに何の恨みもない。ただ、偶像化も神格化も好きではないだけである。
実力を見せながら悲劇に終わった人は多い。義経もそのな一人だ。ただ、彼は「大局観がなく」時代の激変が見えていなかった。
ソチ五輪を見れば「主役が変わりつつある」と感じたのは私だけではあるまい。お気の毒だが、オリンピック開催期と「真央ちゃんの絶頂期」にズレがあった。もうそれは『運』なのだ!真央ちゃんには、そのことを素直に認めて次善を尽くしてほしいと願っている。
やはりfacebookに掲載された写真を見て笑ってしまった。
唯一、金メダルに輝いた羽入君の荷物である。小さなリュックとコロコロだけであった。それに対し真央ちゃんの荷物の多さには呆れてしまった。何と、炊飯器まで持参だとか。
世界で戦うということは、順応性の問題でもあると思う。総じてメダリストの荷物の少なさが、それを物語っていた。
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雛祭り |
■140303(月) |
ogfight |
今年も「雛祭り」がやってきました(写真は我家の飾りです)。
女の子に恵まれなかったので、そんなお祭りをすることもなかったのですが…残念です。
関係のない追記
気象情報によれば「花粉の飛散が非常に多い」そうです。この数日花粉症が酷く、壊れた蛇口のような鼻水、目はショボショボ、肌はヒリヒリ痛みます。アレルギーは辛いですね!
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焼酎 |
■140304(火) |
ogfight |
アルコールの中で、日本酒が一番好きだが「旨いものは危険」のたとえ通り、血糖値を上げないために控えている。
最近、届いたのが焼酎2本とワインです。
本当はアルコールそのものを控えるべきだろうが、こればかりは捨てられない。
にっくき花粉をこれで洗い流します。
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マスク |
■140305(水) |
ogfight |
今年はコレのお世話になっている。
PM2.5 には有効ではないようですが、花粉症には効果がある。夜、休む時もマスクをつける、咳き込むことが少ない。
家の中でもマスクがある方が症状が少ないことから、きっと家庭内にもアレルゲンがあるのだろう。
花粉症の薬は、体の水分を排除するのか、喉が渇き便秘になる。
最新型の空気清浄器も考えたが、これからは外で活動することが多いので、耐性を持つことも大事だろう。ちなみに、最新式空気清浄器のフィルターは「10年間メンテ不要」と聞いて…ホンマかいな?
追記
マスクをして帽子をかぶると…
普段でも『怪しい』と思われているのに、もっと怪しくなる。困ったもんだ!
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自己への挑戦 |
■140306(木) |
dogfight |
今週は、畑作業にシフトするつもりであったが、そうも行かなくなった。
隠居したはずの私が「仕事」を再開するにあたって葛藤がなかったわけではない。
一番の悩みは「アフターケア」である。67歳になれば、いつ何があるかわからない(現時点で病状があるわけではないので、突然死以外は猶予がありそう)。今は設計段階であるが(5月着工を目指しており)、この建物は少なくとも「私より長生き」するだろう。私が元気である内は対応できても、完成後の何処かで「メンテの相談」にも、のれなくなる。
建物は、クライアントと設計者の意志の合意があれば良いはずだが、私の持ち時間に限りがあれば、それだけでは済まない。対処法として私が選んだ道は「客観的評価」を持たせておくことである。
住宅性能評価と言う制度がある。
・設計性能の評価
・施工性能の評価
・竣工後のメンテナンス
この評価を受けておけば、私の死後も客観性が保たれる。
・クライアントに相続が発生しても、価値評価が公正にされる
・売却の必要性が出来ても、融資に有利
だが、クライアントに勧めながら、私はこの制度に詳しくない。まさに「自分の首を絞めている」状況である。
性能評価の協議中であるが、2項目で設計見直しが必要となった。一つは「内規」で、もう一つは簡単に読み流していたことである。どちらも不慣れゆえのことで、その見直しに今週一杯かかりそうである。緩くはないが、何とかこの評価をパスしようと頑張っている。
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facebookでみる性格 |
■140307(金) |
ogfight |
facebookを楽しんでいる。とは言え、一時の熱は冷めて、やや引いている。
facebookを通して感じる、その人の「性格」がある。ただ、極めて主観的な感想であるが…
・友達数が3桁の人
私も増えつつあるがまだ50人弱。更に幽霊会員が多く、恒常的にfacebookに書き込みをしている人は15人くらい。当然、私のページに書き込みをする人は限定的。
一方、毎日100人以上から「いいね!」が押されている人もいる。余程人気があるのだろう。私には絶対無理だと思う。
・早朝の書き込み
朝起きてPCを開いてみると、必ずその日の「天気と気温」を書き込んでいる。私は、休む時も盛んに書き込みをしている人を見て「一体何時寝るのだろう?」と思ってしまう。
・マシンガン
毎日、数十回の書き込みをする人がいる。最初は付き合っていたが、今は「いいね!」を押すのも面倒になってきた。正直をいえば「鬱陶しい」気もするので、友達解消を考えている。
人のことをあげつらったが、私にも「癖」があり、辟易している人もいるだろう。そんな時は遠慮琥なく切り捨ててください。
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こらえ性がなくて |
■140308(土) |
dogfight |
若いころからせっかちであったが、歳を取って益々「こらえ性」がなくなってきた。ただ、この傾向は自覚しており、自制する努力もしている。
仕事をしていると自分だけでは出来ないこともある。
設計は基本的に異なる専門分野の総合でなっている。ただ、船頭役は必要で、職種から言って私が指揮をすることが多い。
今は、私の分野で出来ることを済ませ、協力事務所から資料が出てくるのを待っている。また、メーカーの協力が必要なこともあり、その要請は済ませた。答えが返ってくるのは「相手のペース」で、私の思うようになるわけではない。
イラつく気持ちはあるのですが、これも「こらえ性がない」ためである。
〜果報は寝て待て〜の言葉に従い、畑作業へ戻ることにした。畑作業は「自分のペース」で出来るが、誰も助けてくれるわけではない。これはこれで、行為と結果が直結しており、せっかちな私には合っているかもしれない。
追記
どうにも解決法が見つからず苦慮していたことがある。
解決法が見つかってみれば何のことはない。私の思い込みが自分を縛っていただけであった。昨夜遅くと今朝早朝で「図面修正」も済ませ、すっきりとした。これから畑へ行き、その後は探鳥に回る。
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初期の作品 |
■140309(日) |
dogfight |
今野 敏氏の「初期の作品(短編集)」が発刊された。
今野氏は、私の好きな作家で、今や「刑事ドラマ」では第1人者となっている。特に好きな作品『隠蔽捜査』はTVドラマ化され放映中です。
「隠蔽捜査」は1〜3.5(単行本なら「4」まであるみたい)まであるが、原作だけでドラマを続けるのは容易ではなかろう。
5編ある短編のうち、3作までは「これなら長編に仕立てられる」と思って読み進んだ。だが、その後がいけない。やはり初期作品なのだろう。デビュー当時は、作品の出来にバラつきがあったということだろう。
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会議 |
■140310月) |
ogfight |
削除しました
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あれから3年 |
■140311(火) |
ogfight |
東北大震災から3年になりました。
あの日、ガンを患う友人の見舞いの帰りで、車に乗っていたため地震に気づかなかった。駅へ着いて「運転停止」で異変を知った(友人は、その年の6月に逝った)。
この数日、報道は「震災特集」で埋まり、復興の遅れを非難する大合唱である。
・進まぬ高台移転
・景観を損なう防潮堤(安全か景観か、両立はないだろう)
政府サイドの対応の遅れを否定するものではないが、住民側にコンセンサスがないのも「遅れの原因ん」ではないかと思ってしまう。
こんな時は「責任者の決断」が必要だが、高台移転や防潮堤を反対する人たちから、宮城県知事が「暴君扱い」を受けているのを見ると、複雑な気持ちになる。
次の巨大災害が「いつ来るのか?」決まっていないため、悠長な議論が沸き起こる。やはり「決断する人」が必要なはずだが…民主主義は辛いね。
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カメラ比較 |
■140312(水) |
ogfight |
2機のカメラを使うようになった。
値段は違うが、1年も過ぎれば同じになるだろう。
発売時期が1年半違うので「設計思想」もかなり違う。ただ、価格帯が同じで詰め込める機能に限界があるのだろう。ニコンが「今様にWiFiに特化した」分、切り捨てられた機能も多い。スマホも使っていない私には、切り捨てられたデメリットが多いが、スマホ世代には便利だろう(ワイヤレスでリアルタイムにfacebookにアップできる)。
機能 |
ニコンCOOLPIX P600 |
キャノン PawerShot SX50HS |
Amazon
価格 |
49,268円 |
36,178円(探せば3万円である) |
発売時期 |
2014年2月27日 |
約1年半前 |
画素 |
1605万画素 |
1210万画素 |
重さ |
565g(電池を含むカメラの重さ) |
595g(電池を含むカメラの重さ) |
レンズ |
光学60倍ズーム、35mm判換算24-1440mm相当の撮影画角 |
光学50倍ズーム、35mm判換算24-1200mm相当の撮影画角 |
WiFi対応 |
○ |
× |
以下はカタログスペックではなく『使用実感』です |
接写 |
1p(ただしマニュアルに切替える必要があり不便) |
5p(花も写しやすく使いやすい) |
AF
ピント |
○(鳥モードで苦労なく綺麗な撮影できる)
但し「空抜け防止のホワイトバランス調整」は不便
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△(ニコンと比べややピントが甘いが、芸術作品でないならOK)ホワイトバランス調整は簡単 |
AF速度 |
△(正確だけど) |
○ |
連写後の処理 |
△(遅いのでイラつく) |
○ |
スーム速度 |
△(動き回る野鳥は大変) |
○ |
パノラマ写真 |
○(これは便利) |
× |
動画撮影 |
△(撮影中のズームアップ、ズームダウンが出来ない |
○(ハイビジョンで綺麗に撮れるのでハンディカムを使わなくなった) |
電子レリーズ |
装着不可⇒シャーターを押す時の手振れで夜間撮影は困難 |
○(別売り:三脚を使えば夜間撮影が綺麗にできる) |
外付ストロボ |
装着不可⇒夜間の野鳥写真は不可能 |
○夜間の野鳥撮影も完璧 |
飛んでる鳥の撮影 |
ほぼ不可能(AF時間が長いため) |
△ |
ニコンは、
・日中なら「鳥モード」は抜群に便利である。
(ただ、空抜けの傾向があり、ホワイトバランスを変えたいときは不自由である)
・動画撮影でズーム機能が使えないのは辛い。
・夜行性の野鳥撮影には「電子レリーズは必須」だが装着できない。
説明書では、WiFi機能で「専用アプリをダウンロードすれば、スマホやPCと同期出来る」とある。私は、WiFi機能もスマホも使っておらず、専用アプリで「何が出来る」か分かっていない。〜WiFi到達距離(数百メートル)内で同期できる〜ということは、スマホでリモコン操作も出来るのではないか?もしそうなら電子レリーズがないことも頷ける。
想像でしかないが、これはカメラの革命かもしれない。本当はどうなのだろう…
私はWiFiスマホもないので、夜間撮影や、山歩き(山野草の接写が多い)にはキャノンが欠かせない。明日からの「台湾野鳥三昧」も2台持ちで楽しんできます。
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今日から台湾旅行 |
■140313(木) |
ogfight |
今日から「3泊4日の台湾旅行」へ行ってきます。その間は、日記の更新はありません。
今度は短期なので、コロコロ(写真)とバックパック(カメラやPCを入れる)だけです。
旅行に備え、出来るだけの手配りはしておきました。
■隠居仕事
1年半ぶりに再開した仕事。自分なりにスキルを保ってきたつもりでしたが、 性能評価の資料つくりの過程で、否応なく「ブランクの大きさ」を感じさせられました。それでも、
・性能評価を資料を揃えた
・必要な事前協議申請は提出済
・協力事務所への指示も完了
と言うことで、旅行で仕事が滞ることはないだろう。
■道楽の畑仕事
昨日、イチゴの雨覆いを済ませました。旅行から帰れば気温も上がっているだろから、種蒔きの準備に入れるはず。Amazonに注文していた肥料も届きだした。
■趣味の野鳥
9日に餌の補給と巣箱の設置を終えておきました。
■ボランティアのNPO
ガイド部会の会議は18日で、帰国後です。実は、この予定が入ったので台湾旅行を前倒しにしました。
追記
11日朝から頻尿に襲われている。これではゆっくり探鳥もできない。そこで昨日、受診してきました。歳相応に前立腺肥大が原因かと思っていたが、「急に病状が出る」ことはないそうで、尿検査に結果「軽い膀胱炎」と診断された。旅行中でなくてよかったと思っている。
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野鳥と台湾料理 |
■140317(月) |
ogfight |
3泊4日の台湾旅行を楽しんできました。
パック旅行で、実質滞在は2日間。
この2日間はパックから外れ、台中「谷関」へ行ってきました。
目的は「探鳥」ですが、今回は自炊ではなく、豪華な台湾料理つきでした。
台湾にも寒波が来ていて、ご覧のようにアノラックが手放せなかった。
台北では「夜店」を楽しんできました。今回は観光気分満喫の旅行となりました。
旅行記は編集中ですが、こちらでご覧ください。
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春一番 |
■140318(火) |
ogfight |
今日は「春一番」だそうである。夜半から強い風は吹いている。
旅行から帰り『日常』に戻っているが、やはり4日間のブランクは小さくない。
・台湾旅行記はもう少しで終わるの早く整理を終わらせる(これを後回しにすると、ずっと積み残しになる)
・優先順位は「仕事」にして、昨日から既に動いている
・今夜はNPOガイド部会の会議がある
・金曜日に最後の寒波が来るようなので「畑作業」はその後から(それまでに仕事の方は大きな山を越しておきたい)
春一番が吹けば、もう春に間違いない。今年の春は忙しそうだ!
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近くて遠い我家 |
■140319(水) |
ogfight |
昨夜は夕方から海南市で会議があり参加してきました。
会議も終わりJR海南駅へ着いたら、特急は20分後、各停は40分後になっていました。電車に乗れば15分でJR和歌山駅まで着くのに特急はもったいない。待つことにした。
和歌山駅に着いた。電車に乗れば7分で家の最寄駅へ着くのに、貴志川線の待ち時間は28分もある。最近、金遣いが荒くてフトコロが寂しくなっているで、これも待つことにした。
結局、乗り継ぎが順調であれば30分で帰れる距離を2時間かけて帰った。なんと、近くて遠いことか!お蔭でたくさん本が読めた。
関係のない追記
プーチン大統領は「クリミア併合」を発表した。
オバマ政権は「有効な牽制」すらできなかった。これで中国も見習うだろう。安倍政権が強引な手法も辞さず「この国を変え」ようとしている気持がよく分かる。
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歯車 |
■140320(木) |
ogfight |
電車の窓から流れる景色を見ながら、こんなことが頭に浮かんだ。
人の営みって、様々な『歯車』で回っているのではないだろうか?感情と言う歯車、健康と言う歯車、仕事と言う歯車、友達と言う歯車、家族と言う歯車…歯車はいっぱいある。
全てが滑らかに回るときなんてめったにない。いつもどこかで軋みが聞こえてくる。この歳になれば、素直に「そんなもんだ」と思えるようになる。
時として、酷くギアが狂うことがある。治そうと焦れば更に酷くなる。これでもかと不調が押し寄せてきくる。こんな時は「首をすくめてやり過ごす」しかない。これも67歳になって分かるようになった。
移動中に電話が入った。連絡を受けて「上手く回りだした…」と呟いた。
歯車を回すエネルギーってなんだろう?きっとそれは「命」ではないか。ならば何時まで歯車が周るのか?それは「神の領域」に違いない。
ギシギシを不興音を出しながら止まるのか、それとも滑らかな回転中にエネルギーを失うのか。どちらでも受け入れられそうに思う。
(写真は彼岸の墓参り「一心寺」にて)
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ギブアップ |
■140321(金) |
dogfight |
やっと「設計住宅性能評価」の申請書提出に漕ぎつけた。
裏付け資料を整える過程で、1年半のブランクの大きさを思い知らされた。アンテナは張っていたつもりであるが、やはり抜けが多い。
性能は「基準・型式・認定」のいづれかで証明する必要がある。ハウスメーカーの住宅なら型式や総合的な認定があるが、単品生産の注文住宅では「基準(法)」に従うしかない。ところが、ブランク中に基準が恐ろしく細分化され、フレキシビリティーがない。
サッシ(金属建具)を例にとれば、基準は
・防火設備(防火性能)
・断熱性能(内部の影響を断ち切る)
・遮熱性能(外部の影響を断ち切る)
上記の性能は公的機関で「開閉方法・形状・素材・大きさ・ガラスの種類」ごとに「個別に認定」され行く。
だから、断熱性能はクリアできているが、とっても高いガラスを使わないと「遮熱性能」がクリアできない。やっと両方をクリアしても「防火性能」の認定がない…と言った具合です。
今回の性能評価ではすべて必要で、クリアできるサッシは限られてくる。つまり、設計者の選択肢など、事実上無いに等しかった。
同様のことが、外張り断熱でもいえた。最初は抵抗していたが、私の考えを認めてもらうには「私が公的機関の認定を受ける」必要がある。そんなことなど出来るはずもない。
プランニングの制約はないが、詳細設計で私が出来たことは、限られた条件の中で「最適と思われる『認定済建材のチョイス』をする」ことでしかなかった。これやったら、設計なんかいらんやん…と呟いていた。
追記
今回は「木造住宅」で認定済み建材が揃っていたが、鉄筋コンクリート造ともなれば容易ではない。
和歌山市から「入札参加資格」が下りた。でも、今回の経験で「大規模な建物はむりやな〜」とつくづく思う。
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マイカー |
■140322(土) |
dogfight |
我家には4台の車がある。と言っても、私は生きた化石で運転免許を持っていないので、家族の車である。息子二人が各1台と、家内が2台です(普段用と冬の山小屋用)。 普段用の車は、すでに13年経過して(日本の車は頑丈だね)おり、廃車にするのは遠くはないだろう。それからは「山用の車(恐ろしく燃費が悪い)」だけになると思う。
私は永く大阪で暮らしていたが、車がなくても不自由しない環境があった。和歌山で暮らしだしてみると、車のない生活は考えられない(公共交通機関の密度がまるで違う)。
こんなふうに言えば「昔は車などなかった」と突っ込まれそうであるが、ほんの数十年前までの生活圏は、今より遥かに小さかったのだろう。
つい最近、長男が車を買い替えた。フィットのハイブリッド車である。
至れり尽くせりの性能(その割に安いと思う)で、これでは「人間がバカになる」のではと、心配になる程である。
私があと数年生きていれば、今と違う「車社会」が出来ているのだろう。
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規約と退会 |
■140323(日) |
ogfight |
facebookで、ある「野鳥グループ」に所属していましたが、退会をしました。
グループですから規約があるのは当然です。簡素な規約で、多様な価値観が感じられたのですが、だんだん変質していった。つい1週間ほど前に、「規約の根拠」なる書面が公開(日本野鳥の会の制作だと思う)されました。
その基本思想は「人は野鳥にかかわってはいけない」に尽きると思う。
・繁殖に関ってはいけない
・餌をやってはいけない
・猛禽類の捕食風景を公開してはいけない(残酷だからだろうか?)
・場所が分かるような写真はいけない(素人が知れば危険な行為をするかもしれない)
それを素直に読めば、バードテーブルも巣箱もダメとなる。野鳥たちに関るために生石山に野鳥荘を構え、、野鳥たちの1年の営みを見て楽しみ、野鳥と親しむことも良くないことになる。
近所の河川公園。スケッチをする人、ジョギングの人、
家族連れの散歩など、公園を楽しむ人は多い |
そんな公園の樹上にはこんな珍しい野鳥(ヒレンジャク)が
いる。でも、誰も気づこうとせず、それぞれに楽しんでいる |
私は、人も野鳥も自然の一部だと考えている。
地方都市と言えども20万人を超える市に住んでいれば、野鳥と人が関らないなんてありえない。
小さな公園にレンジャクが群れでやってくるし、ビルの屋上ではハヤブサが繁殖する。
天邪鬼な私には、鳥に関ってはいけないという考えこそ「人間は特別な存在」と言う驕りを感じてしまう。
猛禽類の捕食(小鳥を襲う)と小鳥が虫を食べる(どちらも食物連鎖)ことに何の違いがあるか?私にはわからない。これでは、牛はOKだがクジラはケシカランと一緒に思える。
私はコンデジで野鳥荘の来訪者を写し、ホームページも掲載をしている。グループ規約の説明によれば、グループへの投稿だけではなく、個々が運営するHPに掲載することも禁止の対象にしている。
私は、野鳥荘もHPの閉鎖もする気はない。これだけ価値観が違えば、無理に所属する必要もない。と言うことで退会を選択しました。
但し誤解はしてほしくないの書き加えておきます。私は、グループの存在を否定しているわけではない。同行の志で続けていただくのに何の問題もない。私が異分子なので「去る」だけである。
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仏か鬼か? |
■140324(月) |
ogfight |
時代劇で出てくる憎まれ役の金貸し。取り立てでは『鬼!』と言われるが、借りるときは拝み倒している。
まもなく消費税が上る。福祉の充実は要求するが、その負担にはまるで『鬼』ように非難している。確かに、
・増税分が間違いなく福祉に回るのか?
・無駄を節約すれば増税はしなくて良いはず
こんな声があることはよく承知している。
私のように「目の前を問題を即刻解決(あるいは方向性を決める)して前進させる」職業についていたものからすれば
・何事にもリスクや歩留まりがある
・百年先の解決策は「ない」と一緒
と理解している。負担を減らして福祉を充実させる「魔法の箱」など私は知らない。消費税UPはやむを得ないと思っている。
増税前の「買いだめ」を批判するように装って、煽っているのがマスコミである。
我家では「普段通り」で、何も買いだめをしていない。
家族の性格はそれなりに理解している。我が家では、買いだめは「無駄な消費」になるだけである。
インクジェットのインクが切れた。通常は1箱単位の補充だが、2箱購入(仕事を再開したら、インクの消費が思いのほか早い)。これは買い溜めかな?
近くの100均ショップへ、A4ファイルを購入しに行ったが、棚は空っぽ。何とメーカーにも在庫がなく入荷の見込みなしだとか。まさか買占めとは関係ないよね!
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15年保証 |
■140325(火) |
dogfight |
家を造った時に「太陽光発電」をつけている。
1年ほど前から、毎月20日なると「系統連系運転」が出来なくなり、その都度リセットして復帰していた。系統連系がなくなると、折角発電しても、売電も自己使用も出来ず「電気を捨てる」ことになる。これはおかしいとメーカーに連絡を入れた。
早速、調査に来てくれてプログラムの書換えをしてくれました。
点検の結果「異常」であることは分かるが、治すとなると原因不明で、マニュアル通りに「制御ソフトの書換え』からです。この辺は、最近の電化製品と同じで、エンジニアと言うより「チェンジニア」の世界です。4月20日異常が起きなけれそれでよし、再度起きるようであれば「次へ」となる。
設置時に「10年保証」の契約は結んでいる(国策で義務化)が…10年保証で「何をしてくれるのか?」まことに曖昧である。
・定期点検があるわけではない
・故障の連絡をすれば来てくれる。今日の作業は無償であったが、
・部品交換が必要な場合は「有償」だそうな
こんな時に、メーカーから「15年保証に切替えませんか」という通知が来た。15年まで延長できて、保証料は45000円。だが、相変わらず無償有償の区分は不明確で、読んでも、何を「保証してくれるのか?」さっぱりわからない。
普通「保証」と言えば〜無償で治してくれる〜と思うはずだが、10年保証も、15年延長保証も「どうも違う」のだ。
今日も調査マン氏と話したが「無償修理範囲は曖昧」という。
・半永久と言うコレクターパネルの故障修理は無料(破損は別)
・寿命10年と言われるパワーコンデンサーユニットは有償
壊れるはずもない部分は無償で、間違いなく寿命が来る主要部品は有償、定期点検もない。これでは保証の意味がない。
耐久資材には「保証」などという曖昧な言葉は止めて、
・保守点検(能力低下の測定を含めて定期点検を行う:有償)
・修理(早めの部品交換で能力維持:実費請求)
上記2項目が需要であろう。この当たりを明確にし『良好な維持には費用が必要』であることをユーザーにきちんと説明することこそ、メーカーのあるべき姿であろう。
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春になれば |
■140326(水) |
ogfight |
140325野鳥荘にて「ヤマカカシ」 |
140321野鳥荘にて「ヤマドリ」 |
140325大池付近にて「キジ」 |
はるになればしがこもとけて
どじょっこだのふなっこだの
よるがあけたとおもうべな
唱歌の世界だけではなく、冬眠していた生物が地上へ出てきた感じです。
昨日は、生石高原をフルコース歩いてきたのですが、枯葉の下から「ガサゴソ」と音が聞こえてきました。
「長いのもおきだしたかな?」と思っていたのでっすが、野鳥荘へ着くなり出会ったのがヤマカカシ。体長1.2mもある大型でした。
春が来たと浮かれるばかりではなく、注意も必要になりますね。
久しぶりにヤマドリにも出会いました。一足早く繁殖するヤマドリだけに、きっともう抱卵中だろう。
雉も素晴らしい婚姻色をしています。ヤマドリより都会暮らしの野鳥で、案外身近にいるのですが、出会うのが難しい野鳥です。きっと、雉もこの近くで営巣中だろう。
私も冬眠から覚めているのですが、まだ活発に動いているわけではありません。
エンジンをフルスロットルにしなければいけないな!
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目的を遂げた韓国 |
■140327(木) |
ogfight |
オバマ大統領の仲介で、歴史問題は議題にしないという条件で「日米韓会談が実現した。だが、せっかくの会談も「握手も拒否」では実効性があるかどうか?
海外に駐在する知人は、
東洋人に馴染みのない握手は、ボディコンタクトの初歩手段。先にどちらが仕掛けるか、力の入れ具合、アップダウンの回数等々で相手の気持ちを量る手段。 この絵をみた欧米人には、とても険悪な関係だと思われるでしょうね。 だってパレスティナとイスラエルのトップ同士でもとりあえずは握手をするんですから。 |
私ですら「不協和音」しか感じないくらいだから、世界がどう思うか知れようというものだ。 朴政権にとって「不仲をアピール」できたわけで、大成功であっただろう。
日本を目の敵にすることは、朴政権の政策かと思っていたが、どうやら朴大統領の『生きがい』らしいと分かった。政権維持から言っても、今更握手などしようものなら、国内のブーイングは計り知れない。もはや関係修復は無理だろうと思う。
一方、中国とは「蜜月関係」のアピールに精を出している。数千年という単位で「属国」となっていただけに、恨みを遥かに通り越したと言うべきか。
私は「緩やかな鎖国」が持論ですが、先日TVタックルでビートたけしさんが同じことを言っていた。こう思うの私だけではないようだ。
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低アルコール酒
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■140328(金) |
ogfight |
アルコール度数が1度違えば「まるで味が違う」ことをご存知でしょうか?これは酒類が違っても同じです。
・ビールは4〜7度のものが売られていますが、味の濃さが違います。
・日本酒も13度(低アルコール酒)〜20度(大吟醸)があり、味はもう「別物」です。
・焼酎は殆ど25度になったが、昔は40〜60度もあった。
健康上の理由で、暫く日本酒を控えていたが、どうにも日本酒が飲みたくて、買に行った。東北の酒が並んでいて「少し協力しよう」と度数確認もせずに買った。
一口飲んで「???」である。飲みたかった日本酒と違うのである。ラベルを確認して13度の低アルコール酒と分かった。そういえば「値段も安かったな」と理解した。
最近は、18度以上のお酒ばかり飲んでいたので、すっかり贅沢な味に慣れていた。きっと、低アルコールの方が体にも良いのだろう。そう思うことにした。
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晴耕雨読
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■140329(土) |
ogfight |
晴耕雨読とは「悠々自適の暮らし」を意味するそうだ。
そこまでは無理だが、文字通りの「晴耕」だけでも容易ではない。「晴耕」を続ける条件を考えてみた。
□条件A
耕作に3日坊主はない。継続は必須条件で「耕作が楽しい」と感じられなければ続かない。だから誰でも出来ることでは無い。
□条件B
こちらはとてもリアルな条件である
・時間(季節に合わせるわけで待ったなしである)
・資金(機具や肥料、資材は消耗品で、意外とお金がかかる)
・場所(農地がなかれば始まらない。私は放置農地の開墾からであった)
・健康(説明の必要なし)
わたしも「晴耕雨読」は夢であったが、それが実現するなどとは思っていなかった。
条件Aは、案外私に向いていた。条件Bはたくさんの「ラッキー」に支えられている。4項目の何が欠けても成り立たない。
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四冊の本 |
■140330(日) |
dogfight |
最近少し読書量が回復してきている。
この金曜土曜で2冊の本を読んだ。久々に本屋にも足を運び、シリーズものの続編が出ていることが分かった。ただ、大きな本屋でも「半分はアニメが占める」時代で、次が学習・ハウツーもの。小説コーナーなど僅かなものである。
結局はAmazonで注文した。
私の好きな『隠蔽捜査(今野敏著)』は文庫では1〜3.5までで、次の予定がない。ただ、単行本では「〜5」まで出ている。単行本が売れている間は文庫本はでない、何せ文庫の3倍で売れるからである。Amazonで検索したら「中古」を仲介していた。値段は単行本の半分である。私は蔵書せず「読み捨て」だから中古で充分である。第4,5巻を注文した。
大石栄司氏の「謎の沈没船を追え」は下巻が本屋で手に入らなかったのでAmazonで注文した。大石氏は2系統の本を出している。
・近未来戦記(時代の先読み小説で鋭い指摘が多い)
・近未来SF(ややオカルト懸る)
「謎の沈没船を追え」は近未来SFである。
最後に、上田秀人氏の最新作を予約注文した。暫く「雨読」も楽しめそうだ。
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バブル以来 |
■140331(月) |
dogfight |
日本には、後に『バブル景気』と呼ばれる異常な時代があった。1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に日本で起こった資産価格高騰である。
バブルは団塊の世代前期(つまり私の年代)が作り上げ「美味しさ」を享受した。私が下請けから元請に脱出した時期と符合する。まだ40歳になったばかりの団塊の世代は「課長職」であったが、今で考えられないほどの決済権を持ち、部長には「事後報告」ですます程であった。
団塊世代後期では、バブルを知ってはいても享受はしておらず、実に限られた世代だけが知る特殊な時代であった。
バブル期の異常の一つは、仕事は発注するものではなく「受注してもらう」ものであった。私は建築設計を生業としているが『施工をしていただく』ため、建設会社へお願いに足を運ぶ時代であった。
そんなある日、バタリと設計の仕事がなくなった。私はバブル崩壊を予感し、事務所を一気に縮小した。まだ世間はバブルに沸いていたころである。
設計業は「景気の先行」を担う。建設業界は〜設計⇒申請⇒施工〜の順序をへる。設計がなくなれば半年から1年後に確実に不況が来る。
東北の震災があり、震災特需がでた。しかしバブル崩壊後、長期の不況で「建設労務者は激減」している。そのためミニバブルが起きた。更にアベノミクスが景気を刺激し、消費税アップが駆け込み需要を作った。
1年半ぶりに現役復帰をし、1物件の設計を終えたが、施工者を探すのが大変である。
4社に声を掛けて、見積を了解してくれたのは2社である。当方から出向いて図面説明をしながら「バブル以来やなあ」と思った。
この物件は申請中である。審査をする機関は、まったくの暇である。世間の動向が集約されているわけで、審査機関が暇だということは、数か月後に「建設不況」が目に見えている。
その話をしても、現在「腹いっぱい」の建設業界は想像できないようで、強気のままである。これもバブル崩壊期と同じだ。この業界に「学習はない」とつくづく思ってしまう。
追記
明日から消費税がアップする。私は安倍政権を支持しているが、消費税不況は想定以上に厳しいのではないかと思う。何とか乗り切って欲しいものである。 |
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