元dogfightのぼやき
2014年2月
エッセイ&コラム
ケアンズで感じたこと考証干支の置物またも事故ギネスの泡立ち晴れ男
皮算用八朔祭り必携品ヒートショック異論郵便局にて下痢嘔吐緑の石時代遅れ誕生日当たるどんどん捨てるもの空想の旅なっていない企業新しいカメラ真央ちゃんの評価野鳥図鑑足止めと花粉症功罪会話シフトチェンジ


ケアンズで感じたこと
140203(月) dogfight
生石からの帰り、家内が「シラオラケットを見たい」とつぶやいたことで、今回のケアンズ旅行が決まった。半端ではない行動力を持つ家内は、その日のうちに手配を始めた。

前回のケアンズは9月(冬)でしたが、今回は1月27〜2月2日(ケアンズ滞在実質5日間)で、夏の雨季のケアンズです。気温は想定内でしたが、湿度100%の暑さは猛烈である。それが虫を育て、食物連鎖で野鳥も繁殖する。

到着した日は雨でしたが、これは雨季というより巨大なハリケーンの影響でした。ケアンズ直撃コースをとっていたハリケーンだが、私たちが到着直後に90度方向を変えた。お陰で、以降は天候に恵まれた。「晴れ男」の面目躍如である。

シラオラケットカワセミ

Jetstarカウンター

キングフィッシャーパーク

キングフィッシャーパークで自炊

1AU$

コンドミニアムのキッチン

コンセント形状変換プラグ
雨季の繁殖期に合わせてキングフィッシャーパークを訪れた。
3組以上の営巣を確認、最大の目的を達した。今回のツアーでは、太田さん(プロ野鳥ガイド)のご案内で149種と出会うことが出来ました。

Jetstar
往復の航空機はJetstar。ケアンズ直行便ではこれ以外の選択肢がない。

LCCというが、行き過ぎた人員削減で手続きがもたつく。
機内の整備も不備が目立つ。私の座席はリクライニングのこ例が出来なかった(他の席でもあった)。用務員を呼ぶランプが消えないので伝えたら「故障です」と答えられた。

離陸時の客席チェックもおざなりであった。無料と言えるものは何もなく機内上映を見るのに必要なイヤフォンは3AU$であった。
出来れば乗りたくないLCCである。

キングフィッシャーパーク
標高450m、本来は熱帯雨林であるが、すっかり開墾されてサトウキビ畑になっている。

今ではここだけがポッカリと取り残され、自然の楽園(野鳥だけではない)となっている。ミナミオクイナが発見され脚光を浴びたんが始まりとされるが、今はシラオラケットカワセミの繁殖地として知られる。
KFPから最寄りのスーパーまで50qある。食料を買い込んで自炊です。

熱帯雨林は暗い
熱帯雨林へ入れば、見た目以上に暗い。私の使っているSX50SH(高性能のバカチョンカメラ)はレンズが暗く、熱帯雨林へ入ると、極端にシャッタースピードが落ちる。

ケアンズ市内には信号機がある。ただし「青と赤」だけで、注意信号はない。歩行者用信号は数秒で赤に変わるため、自己責任で横断するしかない。それでも交通量が知れているので危険は感じなかった。

1AU$
世界のコインを集める友人から1AU$を頼まれた。確かに、ネットでコインセットを調べてみても1$が欠けている。
ケアンズでその理由が見えてきた。集めただけでも11種のデザインが流通しており、定番がないことが理由だと思う。

力技
ケアンズで利用したコンドミニアム。見た目はとてもオシャレなのですが…
 ・家内が、玄関ドアが開かないという。体当たりの要領で突撃してようやく部屋へ入れた。
 ・キッチンはオール電化だが、IHではない。セーフティー機能がなく、鍋が煮詰まっても電源は止まらない。あわや火事になる処であった。
 ・洗濯機の扉が開かないという。スイッチを指がめり込むほど押してあけることが出来た。
 ・シャワーが出ないという。何のことはないホースの途中が破損していて、指で押さえないと出てこない。
 ・バス付の部屋を選んだが、バスタブの栓がないため湯を貯めることが出来なかった。ベッドランプはあるが、ついにスイッチの位置が分からなかった。

物価
1AU$は90円ほどだが、手数料を考慮すると、1AU$=100円である。
 ・200ccのコーラ缶が5AU$
 ・コンビニで250くらいのサンドが10AU$
 ・写真のコンセント形状変換プラグは1個10AU$
改めて「日本の住みやすさ」を感じました。


考証
140204(火) dogfight
映画やドラマでは「時代考証」をしていることになっている。
ただ、建設現場のシーンが出てくると「あの時代にそんなものがあったっけ?」と思うようなことに出くわす。時代考証はしても、きっと詳しくない分野があるのだろう。

「自然考証」となるとかなり怪しい。
例えば、山の恵み(木の実=秋)が映っているのに、婚姻色の野鳥(春)が出てくる。TVドラマを見て、思わず「そんなのオカシイやん!」と突っ込みを入れてしまう。
BGMだと聞き流せばよいのだろうが、山野の散策シーンでは必ず「野鳥のさえずり」が流れてくる。野鳥は季節によって鳴声がかわり、さえずりは「恋の季節限定の鳴声」である。
映画やドラマでは、時代考証だけではなく、是非「自然考証」もして欲しいものです。


干支の置物
140205(水) dogfight
京都で330年続く「よし与工房」は火作り(ロートアイアン)の老舗である。
ここから、毎年干支の置物が届く。

5年前の「牛の置物」から始まって、今年で六つ目の「午の置物」が届いた。

毎年、年が明けてから作るそうで、届くのはいつも今頃である。毎年楽しみにしている!

聞くところによれば、一度お得意様になると十二支が揃うまで届くそうで、それまでは元気でいたいものだ。


またも事故
140206(木) dogfight
冬の生石高原は凍結する。そんなところへ野鳥荘を造ったことで、凍結した山道を登るための車が必要になった。年に4ヶ月しか乗らない車である。

最初の冬の終わりに、信号待ちで追突された。最初は完全なもらい事故であった。
二度目の冬の始めに、生石で「谷に転落」して全損廃車。わずか10ヶ月の寿命であった。購入時に「谷に落ちても大丈夫な車」という注文を付けたが、現実になってしまった。なんと「新車なのに自損保険に入っていなかっ」ことが分かり、補償なしであった。
1週間後に新車が届いた。流石に今度は保険内容に口出しした。そして…
三度目の冬、昨日買物へ言った家内から「ポールへぶつけた」と連絡が入った。暫く「車は入院」である。

この事故には二つの共通項がある。
 ・燃費は悪いが「とても頑丈」で、これと言った怪我をしていない
 ・私が同乗中の事故はない
どこへ行くのも一緒で「9割以上は同乗している」のに、昨日は忙しくて、買物に付き合えなかった。何があるというのだろう?
今度は「自損の保険」がつかえるが、何とも複雑な気持ちである。
もう13年乗っている車の方は、何時廃車しても惜しくないのに、こちらでは事故をしない。世の中、ままならぬ…


ギネスの泡立ち
140207(金) dogfight
朝からショールームで打合せをして、17時に終了。これからは、プライベートタイムです。

選んだのは、グランフロント北館地下1階にある「世界のビール博物館」です。

自称「ビールマイスター(本当にこの資格があるそうです)に、ビールとそれにあう料理を選んでもらいました。

最初は、ギネスの泡立ちを楽しむショーです。『動画

それからは「こんなビールはないか?」と注文を出しては、呑み続けた。
まさにに世界のビールです。アルコール濃度は最高8度まであり、味も濃さも千差万別です。楽しく呑みつづけるうちに、かなり酔いが回りました。


晴れ男
140208(土) dogfight
イベントでもなければ週間予報など見ない。
明日は『八朔祭り』なので、雨だけは困る。週間予報では、日曜日は「降らない」ことになっていた。

ところが昨夜から雪が降り出した。これは全国的な寒波で、各地から警戒態勢の声が聞こえてきた。和歌山市内でも2pほど積もったようだが、夜半から雨に代わった。

明日の天気予報はご覧の通り「晴れマーク」が広がっている。私は何時だって『晴れ男』なのだ!
追記
お山の野鳥たちは雪で困っているだろうな…車は入院中だし、フィットは急ぎスタッドレスに履き替えたけど、4駆ではないので、こんな本格的な雪では無理だし。ごめんナ!


皮算用
140209(日) dogfight
ソチオリンピックが始まりました。
多くのメダルが期待され、開始前に「メダルの数」が勘定されていましたが、競技が始まれば「絶対」はない。さてどうなりますやら…
追記
「晴れ男」も面目躍如です!良い天気になりました。
今日は、My畑で「八朔祭り」 八朔を収穫して持ち帰って戴きます。さらにBBQを行います。参加は8家族22人(子供7人を含む)。楽しい1日になるでしょう。
追記2
今日はかおりの誕生日。エライこっちゃ、何もお祝いを用意していない。土産にオーストラリアで買ってきた「マヌカ蜂蜜」を加えよう。
1998年から昨年1月まで、私の秘書兼アシスタントをしてくれて、公私にわたり私を支えてくれました。多くの人が「本当の親子」と思っていたほどで、私も「愛娘」と思っています。


八朔祭り
140210(月) dogfight
八朔祭りも今年で3度目。私が元気な間はずっと続けていきたいと思います。

集まってくださったのは、8家族22人(子供7人)です。毎年増えており、楽しいことです。

食材は「各自持ち寄り」をお願いしたのですが、なんとお肉だけでも7kgを消費しました。今年はBBQに3時間ほどかけて、ゆっくりしたのが食欲に繋がったようです。

八朔の収穫も、皆様が要領を得てきて、効率よく納めていました。今年もたくさん持ち帰って頂けたと思います。


必携品
140211(火) ogfight
今日は「建国の日」ということで国旗を掲げました。
自然の中を歩くようになって、必携したいものが増えてきた。

 ・医薬品:医薬品の基本は医療キッドです。軽微な怪我の対応品で、ムヒ・バンドエイド・オロナイン等です。私の場合、持病用にブドウ糖(急性低血糖)やニトロ(狭心症)を持っています。また最近は万能の幅広テープを持っています。緊急時の包帯になることは勿論、靴の修理にも役立ちます。

 ・ライター:なんらかでサバイバルを迫られた時「火」は必須です。私は煙草をすいませんが、着火の道具としてリュックの中にライターを入れています。このライターには小さな照明がついていて、緊急時には役立ちそうそうです。なお、このライターは、もう何度も「海外旅行」をしていますが、一度も捕まったことがありません。
もう一つ必携したいのものに「ホイッスル」があります。以前は携帯していたのですが、壊れてから補充できていません。

 ・刃物:災害に巻き込まれれば「何があるかわからない」。そんな時きっと事態を切り開くために「刃物」がいると思うのですが、まだ用意できていません。私は血を見るのがとても怖く刃物が好きになれません。
追記
次の日曜日早朝から、6時間の尾根道縦走に挑戦します。初めての経験ですが、メンバーに迷惑を掛けないように頑張ろうと思います。


ヒートショック異論
140212(水) dogfight
夏の熱射病に冬のヒートショック、どちらも温度が原因の病です。
昔からあったはずだが、最近とみに騒がれるのが「ヒートショック」です。季節がらもあるのですが、やはり増えているのだろう。その理由に住宅性能の変化があるように思う。
省エネ法
昭和54年に、通称「省エネ法」と呼ばれる法律が出来た。その後、改正が重ねられ、今は「第4世代」と呼ばれる『改正省エネルギー法(住宅・建築物関係)』が平成25年10月から施行されている。世代が上がるごとに「倍の性能」に強化されており、現行省エネ法をクリヤすると、効率が良すぎて冷暖房器具とミスマッチが起きる。実際に私が手がけた住宅では「床暖房が利きすぎて」温度制御のシーケンスを書き換えてもらう事態が起きている。

つまり同じ広さでも、第3世代に比べ第4世代では冷暖房能力は半減できるほど違う。ところが、複数の世代(性能の異なる住宅)が混在するため、メーカーが表示している「目安」では、第4世代はオーバースペックとなってしまう。
更に、私の住む関西(日本海側を除く)では、一般的に居室(常時生活する室)以外に暖房は行わない。そのため居室と非居室(トイレや浴室)との温度差が広まっている。これがヒートショック要因の増大につながっている。
※私が設計する物件では、基本的に「全館空調」を行うようにしている。そのためヒートショックは少ないと思う。

24時間換気
省エネ能力を高めるため、断熱性能の向上と同時に「気密性能」が高められた。
隙間風が入る家ならば、居室非居室の温度差は少なかったはずであるが、気密性が高まることで別の問題が起きてきた。
それはシックハウス症候群である。室内空間の空気を閉じ込めれば、環境ホルモンが蓄積される。そのため「強制換気」が法律で定められた。それが「24時間換気」である。具体的には、建物容積を1時間当たり0.5回の換気を行う(強制的に1日に12回空気を入れ替える)ものである。
両法律は矛盾するものだ。
私自身は、第4世代省エネ法は「行き過ぎ」と考えている。もう少し気密性を緩め「呼吸する家」であっても良いのではないかと思っている。


郵便局にて
140213(木) dogfight
やっと年賀状の1等賞金の引換券が郵便局の簡易書留で届きました。

手続きをした郵便局で「受取りは本局で」と言
われていたので、本局へ行ったのですが…
「手続きをした郵便局へ」行ってくださいという。きっと、こんなものを持ち込まれたのは初めての体験で、前例のないことには関わりたくないというのがというのが本音だろう。
そこで一悶着(この段階で、私はほとんど切れかかっていた)。

結局わかったことは
 ・郵便事
業の1等賞なのに
 ・受取はゆうちょ事業で
ということで
違う窓口へ、それなら本局でなくてもいいだろうに…

ちなみに手続きの時に身分証明のコピーまで取られたのに、簡易書留の名前が間違っていた。結局「何も確認していない」ということだろう。意味のないことをするもんだ!


下痢嘔吐
140214(金) dogfight
5年ぶりに「下痢嘔吐」で悩まされている。

10日から家内が下痢嘔吐となり、3日間で小康を得たが、交代するかのように13日から私が始まった。
症状は全く同じ経過を辿っており、明らかに伝染性と分かる。食中毒のような激しい痛みはなく、熱も微熱程度である。

発症から24時間は、まったく腸が働かず、腸内にガスがたまって苦しかった。今朝になってようやく腸が動き出してガスが出るようになった。まだ下痢は止まっていないが、少しずつ快方へ向かっている。
今日は大雪である。
昨日木曜日は、この地域は休診日だったので、雪の中を歩いて診療所へ行ってきた。
帰ったら、かおりから「バレンドーナツ」が届いていた。これを見て、やっと食欲が湧いたのでかぶりついた!


緑の石
140215(土) ogfight
和歌山市では、昔から「緑の石」が多く使われている。
寺院の石畳や、和歌山城の城壁の一部にも使われています。運搬手段が少ない時代では、地元で入手できるものが建材で利用されたはずです。ネットで調べてみたら、緑色岩というそうで、置き去りにされた太平洋プレートだそうです。

我家の付近でも、多く利用されていますが、毎年確実に減ってきています。何時まであるか?分かりませんが、細やかな記録にしておこうと思います。
ここは和歌山市神前。地名が示すように日前宮の門前町でした。紀貫之の本願の地で、古墳時代から栄えた地域です。

ここでは海底から隆起した「緑色岩」が、様々な用途で使われています。順番に紹介していきます。写真上は緑色岩で作られた塀(背景はドングリ山)、右写真のように積まれています。

里の中には大きな旧家が多い。
写真右は、都市計画道路のために半分以上削られた旧家。静かだった佇まいが消えてしまった。

この道路の下から、古墳時代の官庁跡が発掘された。5世紀ころの中心地であったようです。右側は古墳です。

この一帯は、古くから紀ノ川の水を利用した灌漑が発達していたようです。

水路の擁壁は、今はコンクリートに置き換えられることが増えていますが、まだ各所に「緑色岩」の水路を見ることができます。

緑色岩は水路や塀だけではなく、建物基礎や庭の縁石にも幅広く使われています。

海底隆起で出来た岩だけに、無造作に入手できたのではないかと想像します。
今は、便利な建材にとってかわられていますが、機会があれば設計に採りいれたいものです。


時代遅れ
140216(日) dogfight
成り行きで、某市へ指名入札の資格を得る手続きをした。丁度、ケアンズへ出発する当日のことであたふたした。何とか仮受付してもらい旅立ち。
帰国後、不備な書類を整えて「受付番号」までもらったが、これで完了したわけではない。何せ。イレギュラーなことが重なっている。
 ・税の完納証明が必要
  ⇒昨年に転入したばかりで、某市では納税義務が生しておらず、完納証明はない
  ⇒事情説明書を作成して提出(私はいかなる自治体にも滞納はしていない)
 ・2年間の確定申告の控え
  ⇒法人から「個人」に切り替えて2年が経過していないため1年分しかない
  ⇒法人の決算報告書を添付して「事業が継続している」旨を説明
これで受付してもらい、あとは庁内で「資格を認めるか否か」協議するそうである。

あれから10日が経過したが、まだ協議が済んだわけではないようだ。
市の担当者から「問い合わせ」の電話が入った。電話番号欄の携帯電話番号ではだめだという。と言われても、固定電話は持っていない。だから掲載不能だし、携帯の方が確実に連絡がつく。根気強く説明したが「協議してみる」と言って電話が切れた。

私が不見識なのか、それとも携帯電話を認めない行政が時代遅れなのか?どうであろうか。


誕生日
140217(月) ogfight
今年も誕生日がやってきて、67歳になりました。
松家直系男子で約150年になりますが、60歳を超えたのは父が初めてで、続いて長兄が60歳を超えたが、それも私が追い越してしまった。60代の設計を持たなかった私が、想定外の幸せを享受している。
腸炎を患て5日目。ようやく昨日からおかゆを食べてる。食欲も戻ってきて、肉も食べたいしお酒も呑みたい。それでも、病が長引くのは老化の表れであろう。
老化と言えば、ひどく「冷え性」になってきた。パジャマだけでは寒く、薄手のセーターと靴下を履いて寝る。更に、ひどく寒い日にアンカを使ってからは手放せなくなった。

2年ぶりに本格的な設計を行っている。
こちらは心配したほど「能力低下」はなさそうだとホッとした。スピードも余裕を見て工程を組んだが、結構なハイピッチで進んでいた。ただ、それも丸3日寝込んだことで、リードを手放してしまった。

それでも次回打合せに必要な資料はそろえることが出来た。
と言うことで、今日は野鳥荘へ行ってこよう。ケアンズ旅行・家内の事故・夫婦で腸炎と続き、3週間も野鳥荘を留守にしている。自動給餌器の餌も途切れている筈だ。今年は生石も雪が多いだけに、野鳥たちは苦労しているだろう。明日からまた「雪予報」なので、どうしても補給を済ませておきたい。

誕生日を野鳥荘で過ごすのも良いだろう。さて?どんな野鳥と出会えるであろうか?
140217夜追記
生石高原へ行く準備を済ませ、念のため生石に住む友人に確認電話を入れた。別荘地の積雪は約40cmで「止めなさい」という。吹き溜まりはもっと酷く、道路と崖の境界もわかない、さらには放棄された車もちらほらある。そんな状況で、今日の山行は諦めることにした。
その代りに目指したのが、丹生都比売(にゅうつひめ)神社です。神話・国譲り伝説(出雲滅亡のきっかけを作った)に登場する、にゅうつひめ縁の地です。


当たる
140218(火) ogfight
今年は、年賀状の1等賞からスタートして、よく「当たる」
ケアンズ旅行や八朔祭りでは「好天」を引き当てた。
家内はポールに車をあてた。
更に、先日は「食あたり?」まで…

ならば、ジャンボ宝くじも「当たる」のではないかと買ってみた。いまは、仏壇に供え果報を待っている。


どんどん捨てるもの
140219(水) dogfight
週刊現代の見出しから〜60すぎたらどんどん捨てなさい
 1.親を捨てる
 2.子供を捨てる
 3.友人を捨てる
 4.家を捨てる 
 5.見得を捨てる
 6.年賀状やお中元をやめる
 7.金を捨てる

これを見て笑ってしまった。努力したわけではないが、私は多くを実践している。
 ・早死に家系で、物理的に「1」はとっくに完了
 ・家庭崩壊で「2」も完了
 ・自己破産で「4・5・7」も完了
 ・引退で「6」もほぼ終わった

ただ、友達は大切にしておきたいものです。


空想の旅
140220(木) ogfight
丹生都比売(にゅうつひめ)神社へ行ってきました。丹生都比売は、丹生(水銀)を支配した一族です。そのことを「ちょっとそこまで」で書きました。それに対し、能登半島にルーツを持つ灰庭(はいにわ)氏から、こんな書き込みがありました。
  〜私の苗字の「庭」が「丹羽」に由来するかも知れないと思い、
   文献をあさった頃もありました

これがきっかけで、空想の旅をしてみました。
「丹生」をキーワードに調べていくと、この記述が詳しいことが分かった。
丹生鉱山 ここに、古代から近代にいたるまでの「水銀の利用や発掘」が述べられており、私が欲しい情報には充分です。

主要な水銀鉱山は、和歌山県と三重県(両者は紀勢山脈で繋がっている)であったことが分かる。各地に丹生神社があるが、丹生津姫(にゅうつひめ)を祭神としており、丹生を支配する一族の活動拠点(小規模な鉱山や中継基地)があったのだろう。
灰庭姓は、能登半島・珠洲市でも珍しい姓だそうだ。空想の旅では、灰庭姓を「灰」と「庭」に分けて考えてみる。以下は連想である。
  〜丹生(にう)⇒丹羽(にう)⇒丹羽(文語体で「には」)⇒庭
地名や性は、
 ・読みはそのままで漢字が変わる
 ・漢字はそのままで読みが変わる
こんな事例は多い。語源の解説にはこの手の説明が山ほどあるので、それほど強引ではない。

丹羽姓と丹生の関りを記述した文献を探すことはできなかった。しかし、丹羽姓の起源
 ・尾張国丹羽郡丹羽郷の地名より発祥
 ・この地に移住し、丹羽氏を称した一族より丹羽姓が発祥したものということ
他の資料を含めて「どこから移住したか」の記述を見つけることが出来なかった。また、丹生鉱山と丹羽郡は遠くはない。丹羽氏が、丹生を支配する一族から分かれたことを否定するものはない。
そこで、上記(赤字表示)の変化があったと考えても、滅茶苦茶強引ではないだろう。
調べていくうちに面白いことが分かった。
珠洲市には、丹生神社と灰庭神社が近くにある。これで、珠洲市に「丹生の拠点」があったことが分かる。では、『灰』は何を意味するのか?
丹生鉱山の記述を読めば、水銀の活用には「加工処理が必要」であったことが分かる。当然、廃棄物が出る。この廃棄に携わった一族に「灰」がつけられたとしても、不思議ではなかろう。

学者ではない私は、空想のt旅が出来る。空想の中では、灰庭とは「丹生に携わった一族」であったと思えてきた。楽しいものである。
追記
「庭」の語源を調べてみた。ここでは「丹」との関係に触れていて興味深い。
珠洲市の丹生神社は「海の神」とある。丹生都比売神社の造りは「海の神社」であることを表している。これは、丹生が重要な交易品であったからではなかろうか。


なっていない企業
140221(金) dogfight
本日は実名で書きます。名誉棄損と思うのであれば、抗議をしてください。

大阪発祥で、現在は東京に本社を持つ「遠藤照明」と言う企業がある。デザイン性に優れ、個性的な照明環境を作り上げる。ただ、施工者には不評である。取付方法が複雑で、施工性が悪いのだ。乾球を取り換えるのも「一苦労」と言った商品が珍しくない。ただ、これは企業側も承知しており「売り」にしている部分もある。

照明器具大手はパナソニックである。こちらは施工性が良く、施工者の評判も良い。ただ、ここは「遊びたい」と思うところで、選ぶものがない。
だから、パナソニック8割、遠藤2割といった組み合わせで使いたい。
ところがこの遠藤照明、私との相性が悪い。
以前、物件丸ごと遠藤照明で選んだのですが、最終確定には「クライアントによる現物確認」が不可欠です。そこで「日曜日のショールーム会館」を希望したのですが、拒否でした。
クライアントは地域医療に活躍するドクターで、遠藤の開館日(土日祝休館・10〜200時オープン)に行くことは不可能です。で、結局この話は流れた。
開館日を見ると、誰のためのショールームか分からなくなる。遠藤の商品を見たければ「仕事を休んでやってこい」と言っている。この会社は、とっても「偉い」のだ!

ショールームは「要予約」なので、月曜日昼前に電話を入れた。だが、流れてきたのは「開館時間にご電話ください」であった。どうやら開館時間になっても、オートアナウンスの切替えを忘れているらしい。
やむを得ず遠藤のHPの問い合わせフォームに要件を入れた。これは東京本社で一元管理しているらしい。折り返し、自動送信で「3日以内に担当から連絡を入れます」という。

遠藤に伝えた希望は「木曜日にショールームへ行きたい」であったが、何の連絡もない。木曜日。ショールーム巡りの対象から遠藤を外して行動中に「何時に来るのか」と電話が入った(この時点でやっと東京本社から連絡があったそうである)。それからドタバタである。

郵便だって、翌日には大阪へ届く。インターネットを活用した情報システムも「一元管理」と言う『超悪性能フィルター』が入ることで、機能不全を起こしている。また、電話受付の切り替えを忘れる程度では「なっていない企業」としか言いようがない。


新しいカメラ
140222(土) ogfight
私の使っているカメラは、キャノンPpowerShot SX50HSです。キャノンから、20日に7種類新商品が発売されたが、PpowerShot SX50HSの後継機種と言うわけではない。ただ、目的別に特化したものが多く、魅力的である。いま使っているカメラ(キャノンとオリンパス)は「接写機能が弱い」ので、超接写が出来るカメラが欲しいと思っている。

 ・CANON  PpowerShot SX50HS(24〜1200)50倍ズーム
 ・FUJI FILM FinePix S9400W(24〜1200)50倍ズーム
 ・パナソニック LUMIX FZ70(20〜1200)60倍ズーム
   接写1pは魅力だが、液晶画面固定は、私の利用法では致命的
 ・Nikon COOLPIX P600(24〜1440)60倍ズーム  2/27発売予定
  接写1pは魅力 液晶モニター可動

超望遠撮影のためのシーンモードとして、新たに「月」モードと「鳥」モードを追加しました。撮影が難しい月や野鳥の手持ち撮影においても、シーンモードを選ぶだけで最適な絞りやシャッタースピードをカメラが自動設定するため、超望遠撮影を簡単に楽しむことができます。
3月13日からの「台中野鳥三昧」に、是非、持っていきたいカメラです。と言うことで、夫婦用に2台注文してきました。


真央ちゃんの評価
140223(日) ogfight
今夜でソチ五輪が終わる。懸念されたテロは今現在防がれている。
例によって「過大な期待」で始まったが五輪だが、一番のプレッシャーを受けたのが、真央ちゃんではなかっただろうか。
ソチ五輪フィギュアスケートで期待された真央ちゃん。
総合6位に終わったが、国内での評価は高い。
森元総理の真央評が不興を呼んでいるが、実は私も同じように考えていた。
但し、後追評ではなく、競技前の判断であった。
 ・過剰な期待が先行しすぎている
 ・彼女は本番に弱い
と言うことで、競技当日は期待せずに「さっさと寝て」しまった(家内は必至で見ていたが…)、結果は、転倒のショックから立ち直れず、ショートプログラムは16位であった。その後、フリーの演技で本領発揮し、総合6位まで戻したことが誉めそやされている。
だが、メダルの可能性がない中で「プレッシャーから解放された成績」とみるのは酷であろうか?
「ツキも実力のうち」と私は考えている。練習ではだめでも本番に強い人もいれば、練習は完ぺきだが「本番がダメ」な人もいる。やはり、ツキを呼び込む強運が必要であろう。
(こんなふうに考える私は「変人」だろうか?)


野鳥図鑑
140224(月) ogfight

Amazonから、次々と野鳥図鑑が届いた。
上段は、「極楽鳥全種」でパプアニューギニア(一部ケアンズを含む)に住む、極彩色の極楽鳥全種の写真集です。下段は左から、アメリカ・インドネシア・台湾の野鳥図鑑です。

台湾は、間もなく探鳥旅行へ行くので用意したものです。台湾語で書かれており、想像がつき易い反面「和名変換」に苦労しそうです(英語はネットで検索出来る)。
パプアニューギニア、アメリカ、インドネシアは、以前から家内が憧れており、家内の性格から「何時か行くことになる」だろう。

極楽鳥は、息をのむほど美しい。本の中で著者が「美しい理由」を述べている。
それは、メスが「美しいオス」を求めたからだ。より美しいオスとの交配を続けることで「究極の美」に到達したという。
先月、シラオラケットカワセミと会いたくてケアンズまで行ってきたが、極楽鳥を見ていると色あせてくる。上には上があるもんだと、感心してしまう。
追記
贅沢な生活だと言われそうだ。ただ夫婦合計で129歳になれば「何時まで健康でいられるのか?」分からない。それだけに、いま楽しんでおきたい気持ちが強い。夫婦揃って「ブレーキがない(私はエンジンブレーキ程度は持っている)ので、希望は計画に直結し実行されていく。
国内外の遠距離探鳥旅行は年に2〜3回のペースで行っているし、結局は毎年カメラを更新している。それでも、子供たちが大学に通っていたころの経済負担よりはるかに少ない。そういう「親の義務」を終えたものの余生だと思っている。


足止めと花粉症
140225(火) ogfight
2月はまだ一度も野鳥荘へ行くことが出来ていない。
ケアンズ旅行から帰って、すぐに家内が事故を起こし、続いて夫婦で順番に腸炎。やっと動けるようななった頃に大雪となった。
生石に住む仲間に連絡を入れてみたが、2月中旬の大雪が残ったままで、生石をよく知る人にも「こんなことは初めて」だそうです。元来、根雪になる地域ではないので除雪車などはありません。でも、昨日から気温が上っている。どこまで行けるかわからないが、今日は野鳥荘へ向かってみます。

歳がいってから花粉症になった。それが今年は特に酷い。受容体がオーバーフローすると発症するそうで、何が原因になるか分からない。

昨年の晩秋から花粉症が酷くなった。家にいても畑にいても、ひどい症状が出る。特に、何処にも出かけないのに、家の中で花粉症に苦しむことに首をかしげていた。
それがやっと氷解した。犯人は「水仙」である。
畑では水仙がたくさん咲いており、我が家では、あちこちに活けてある。
個人差はあるようだが、ブタクサに匹敵するアレルゲンと言う記事もあった。「綺麗」だと楽しめないのが残念である。


功罪
140226(水) dogfight
大阪の事務所を閉じて1年が過ぎた。職住を一緒にして、
良いことは、完全なフレックスタイムで「勤務時間」を自由に選べることだ。お陰で「気まぐれな探鳥」を楽しんでいる。
半面、働く時間は「起きてから寝るまで」何処でも選べることで、公私の区別が曖昧になった。睡眠中も「考えている」ことが多い。
こうなると、自分を律するのは「期限を守る」ということしかない。仕事は工程表を作って、月単位で「締切」を設けている。今月も無事そのノルマを果たした。

「良いこと」の裏返しが、そのまま「悪いこと」になっている。
長期に「仕事をつづける」なら、やはり職住は分けた方が良いだろう。ただ、分けるほどバリバリと仕事をする気もない。結局は軟着陸していくことになるだろう。


会話
140227(木) ogfight
夕方から打ち合せで大阪へ出ていました。呑む予定はなかったのですが、久々の友人と連絡がつき…
以下は帰りに交わした、携帯電話のメールのやり取りです。

 「今日も最終特急になりました」
 「はーい(^−^)カメラさっき受け取ってきましたよ!」
 「性能はどうですか」
 「只今充電中です」


私はとても幸せな時間を過ごしている。

カメラ は台湾旅行に備えて購入したもの。赤が私で黒が家内用です。光学ズーム60倍、ファインズーム180倍、デジタルズーム360倍…ほとんどオバケみたいな性能ですが、使い勝手はどうだろう?


シフトチェンジ
140228(金) ogfight
今日で2月も終わり、春は目の前に来ている。

3月になれば「畑作業」へシフトする。
それには、進行中の仕事を確実に進めておく必要がある。
2日続けて大阪と神戸で打合せがあり、先が見えてきた。微調整はあるが、大きなスケジュール変更なく、私の主目的を仕事から畑へシフトすることが出来そうだ。

打合せの帰り、大阪で友人と一献。大切な「情報交換」の場です。
今日は梅田大丸16階のミュンヘンです。アテは、
 ・ピリ辛ジャガイモ(でも、全然辛くなかった)
 ・玉ねぎの丸焼き(ホンマに焼いただけの普通の玉ねぎであった)
 ・唐揚げ:何と言ってもこれがミュンヘンの代表料理。安くてうまい!
 ・最後はブランド豚(どこか忘れた)のステーキ:たれの味が濃すぎて、豚の旨味がよく分からなかった。

ビールは3種楽しんで、1人3300円。梯子をせずに大人しく帰りました。























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