元dogfightのぼやき
2013年12月
エッセイ&コラム
癌治療は要らない自己発電型無線通信技術健康寿命複合機の故障真逆の本燃料電池自動車我儘に生きるこの歳になって無気力地形模型感触を取戻せローテクシーズン到来水性色鉛筆物干し歳時記生石高原実測調査無国籍次へ猪瀬知事辞任原理主義ヒットマンランチプレートカントリーリスク節度豹変「永遠の0」生石高原基礎調査生石高原納会戦犯この1年

癌治療は要らない
131201(日) dogfight
朝、Amazonをポチッとしたら夕方に3冊の本が届いた(早いなあ)。
現行の医療のあり方を批判したもので、とても読みやすく書かれている。まだ読み始めたばかりだが、逆説めいた内容で「どこまで本当か?」私には分らないことが多い。

今までは、言い訳をしては「甘いものと酒」から抜け出せないできたが、著を信じるなら心配なさそうだ。

もう一点共感できることがある。親兄弟を「癌」で送ってきて、私かそうなっても「がん治療は要らない」と思うようになった。この旨は家族に伝えているが、この部分は著とピッタリであった。


自己発電型無線通信技術
131202(月) dogfight
今日、触れてみたいのは「自己発電型無線通信技術」です。
http://www.enocean.com/jp/energy-harvesting-wireless/

EnOceanは環境に果たす役割を認識し技術開発に取り組んでいます。 EnOceanのモジュールは、超低電力エレクトロニクスと超小型のエネルギー変換器と信頼性の高い無線通信技術を組み合わせたものです。EnOceanのお客様は、このモジュールを使用頂くことより、ビルや産業アプリケーション用途に効率的なエネルギー管理を実現する自己発電型の無線センサーソリューションが実現できます。

この革新的な技術は非常に単純な観察に基づいています。すなわち、センサーがデータを取得する場合、エネルギー状態は常に変化しています。スイッチが押された時や温度が変化した時、あるいは照度レベルが変化した時など、このような変化があるところでは、無線通信するのに十分なエネルギーが生成されます

簡単に考えれば〜電源供給をしなくともリモコン操作ができる〜技術です。
照明器具は、スイッチプレートからON/OFF回路でコントロールされている。照明器具とスイッチプレートの間はケーブルで結ばれ、電流が存在する。これを無線でやるわけです。
リモコンスイッチならあるやんと言われそうであるが、リモコンスイッチには電源となる電池がある。自己発電型無線通信技術は電源を必要としない技術です。これが実用化されれば、工事現場のケーブルは随分簡素化する。
現行技術でもこの発想の技術がつかわれている。
 ・暗闇に「スイッチの在り処を示すホタルランプ」
 ・トイレの自動洗浄のドップラーセンサー
これらは電源を必要としていない。ホタルスイッチは照明器具へ流れる電流を活用しているしドップラーセンサーは水流のエネルギーを活用する。これらは立派に「自己発電型装置」です。


健康寿命
131203(火) dogfight
健康寿命とは、厚労省が2012年6月に新しく出した指標です。これは「介護を受けずに自立して健康に暮らせる年齢」です。それによれば、2012年で
 ・男子70.42歳(平均余命は79.55歳)
 ・女子73.62歳(平均余命は86.3歳)

私は、年が明ければ67歳になります。勿論、年相応の「老化現象」がありますが、元気に山歩きと農作業をし、時折「建築の仕事」もしています。
わが家系は「早死に」で、すでに男系最長老になっておりますが、健康寿命で言えば95%を生きています。これは「悪くないスコア」だと思っている。


複合機の故障
131204(水) dogfight
今年1月に購入した複合機が「紙送り」をしなくなった。
公共工事の納品が迫っており、大量の出力が必要なのに困ってしまった。メーカー保証期限内なので、無料修理が受けられるのですが〜メーカーから梱包箱が送られてくる⇒それに入れてメーカーに送る⇒修理後返送される〜この手順では、どう考えても1週間はかかる。これでは納期に間に合わない。そこで有料の出張修理をお願いし、無事修理完了した。

今回の出来事は教訓になった。大阪で事務所を構えていたときは、3台のプリンターがあったので、何かで補完できた。和歌山では、1台しかなく代替するものがない。
メーカー保証は間もなく終わり、2〜5年は保険で対応になる。この保険には「出張修理」の制度がないので、修理時間(長ければ2週間という)に耐えられるのか?現実は、別のプリンターを購入することなる。まさかに備えての「保険」がだ、有効に使えるとは思わない。
タイに住む知人から〜どっちも選べるからいいじゃん。 こっちは故障したらジ・エンド〜とメッセージが届いた。でも、結果は同じようなもんだ!


真逆の本
131205(木) dogfight
近藤誠先生の本を読んでいる。
ご本人も「医学界の鼻つまみ」とおっしゃっているが、およそ世間で言われていることと「真逆の内容」で溢れている。世間の評価通りは「喫煙の弊害」くらである。
 ・血圧は高めが良い⇒老化で血管が細くなるので血圧を上げないと必要な血液が
  送れない(年々「正常値」が下がっており高血圧患者は増えるばかり)
 ・コレステロールは必用⇒血管を保護する役目がある(高脂肪食の勧め)
 ・糖分接種の勧め⇒脳細胞の活性に必要
 ・塩分の勧め⇒塩分が多いほど長生き(精製塩が最も良い)
 ・酒の勧め⇒世間で言われる倍の量を推奨
 ・薬は毒⇒副作用とはごまかし言葉(抗がん剤は猛毒)
 ・サプリメントは有害⇒栄養分の過剰摂取に繋がる(卵と牛乳ほど有用な食品はない
 ・小太りの勧め⇒BMIの2割増しくらいがよい
まだまだあるのですが、赤字の部分など私には「神の声」に聞こえてくる。

『癌』についても記述も多いが、これは「信じるか否か?」だと思う。私はがんが見つかったわけではないが、近藤先生の考え方に近いものを持っている。ただ、宣告された時、持論を貫けるか?分からない。
追記
近藤説を私なりに解釈すると…
侵入者(ばい菌やウイルス)を免疫軍が迎え撃つ。その戦いが「病気」である。薬は「病気を押さえつけるだけで、治す分けではない」ので、病気を長期化させる。人間には自然治癒力があるので放っておけばよい。
健康な時は素直にうなずくのですが…
私は数年に1度風邪をひく。今も喉が痛くて仕方がない。放っておくことが出来ず風邪薬を飲んだ。近藤説を実践するには、相当強固な意志が必要だ。


燃料電池自動車
131206(金) dogfight
日産や三菱が「電気自動車」を出す中で、トヨタやホンダはハイブリット車にシフトしてきた。ただ、長期的にはEV車に移行することは間違いなく、それは産業構造に激変をもたらす。ハイブリット車は「産業構造変革の時間稼ぎ」という説を、以前紹介したことがある。

トヨタとホンダがついに狼煙を上げた!
ただし、電池走行するEVではなく、燃料電池で「発電しながら走行」するものだ。
 ・加速はガソリン車以上(EV系の特徴)
 ・走行距離は500km(EV車の2倍以上)
 ・充電時間が不要(水素の補給⇒GSの活用)

価格発表がされていないが、当初は「高い」だろう。だが、普及とともにコストダウンされるはずである。
燃料の水素だが、当面は「天然ガスを改質した高圧ガス」で賄うことになる。天然ガス系の欠点は、無視できない「CO2の排出」である。
 ・天然ガス(CH4)と吸気中の酸素(O2)反応させて電気を作る
 ・副産物は2酸化炭素(CO2)と水(H2O)
燃料を純粋水素に置き換えれば、副産物はH2Oだけになり、本当にクリーンになる。
純度の高い水素生産技術も進んでいるようだ。また、運搬貯蔵技術の研究が進んでいて、将来楽しみな分野ですね!


我儘に生きる
131207(土) dogfight
初めは2人だったが、バラバラと集まりだし、夕方には5人になった。

自己評価と世間の扱いのギャップを乗り越えてきた、60代のオッサンたちである。
あくが強く、自信を持ち、人の意見に耳を貸さず、我儘に第2の人生を生きている。
写真はジャズハウスにて…楽しい酒であった!


この歳になって
131208(日) dogfight
過去を振り返ることが多くなった。
気力の減退と、体調に違和感を覚えることが多くなったからかも知れない。
長生きするはずがないという「自己暗示」もある。松家の始まりから言えば(家は継いでいないが)8代目に当たるが、既に歴代男子の最長を生きている。

先日のことですが、知人の家族と牡丹鍋を囲みながら「東京オリンピック」の話題になった。Aさんの恩師は85歳で「東京五輪が楽しみだ」とおっしゃるそうです。この前向きさに感動しながら「俺は無理だな」と思う。東京五輪は7年後、生きていれば私は73歳になっているが、松家の歴史で70代は未知の領域です。
我武者羅に生きてきた。
私はバイタリティーに溢れていたが、がさつである。グルメとは縁がなく「食」とは飢え死にを避けるためにあった。高卒で、当然「学生運動」とは縁がない。
音楽を楽しむ余裕もなかった。ビートルズのころはバイトに追いまくられ、フォークソングやGSの時代は徹夜で働いていた。

猛烈な企業戦士であったと自負するが、67歳を迎える今「何か残っているのか?」と自問すれば答えはない。
私は初めて「ハングリーではない1年」を過ごした。あと20日余りで新年を迎える、それがどんな年になるか?この歳になって、まだ見えないでいる。


無気力
131209(月) dogfight
自分を持て余すほど「無気力」になっている。
長引いている風邪も、のどのイガイガが痰に代わり、鼻をかむことが出来るようになってきたので、ようやく快方に向かっているのだろう。ただ、これも無気力の理由の一つにすぎない。
気力が戻ればするべきことはたくさんある。
 ・畑の手入れ(最近まったく行っていない)
 ・次の仕事への着手
 ・年賀状の作成
 ・山と積まれた本を読む
 ・生石高原の地形模型
早く気力を取り戻し「忙しい正月」にしたいものだ。


地形模型
131210(火) dogfight
生石高原のNPO活動も、冬を迎えてストーブリーグに入った。

複数の部会が活動を始めたそうですが、私はただの実働部隊で、全体像は知りません。その辺は、リーダーたちにお任せしておきます。

私は「ガイド部会」配属(私が選んだわけではありません)で、生石高原のマップつくりに参加しています。
ただ、イメージがわかないようで、会議は噛合いません。そこで、地形模型を作れば「方向性が見える」のではないかと、専門家に相談してみました。
私の相談内容は
国土地理院の等高線入り地図から3Dプリンターで地形模型を作ることは可能でしょうか?その時の費用はおいくらくらい掛かるのでしょうか?

丁寧な返事をいただいたのですが、私の意訳で掲載します。
3Dプリンターの性能について(ハード面の遅れ)
 ・普及品の3Dプリンターで出来る最大サイズ⇒150mm角×高さ100mmまで
 ・大きなものは分割して作って接着してつなぐ⇒性質上つなぎ目はきれいではない
 ・後から削ったり着色したり木を植えたりはなかなか困難
3次元データの作成
 ・国土地理院の地図(2次元)を3次元データにするのは容易ではない
  ⇒簡易に3Dデータ化する術がない(ソフト面の遅れ)
〜今の3Dプリンターは高くて遅くて自由度が無いのが現実です〜ということでした。

結局、標高ごとのボードを作り「重ね合わせる」従来の手法が良いというご返事でした。ただ、プロに頼めば「100万円は超える」そうで、自分で作ってみてはと方法が添えてありました。
毎日が日曜の私ですから、何時か挑戦してみようと思いますが、約40枚のボードを切り抜く必要があります。腱鞘炎必至でしょうね…
追記
131208産経新聞朝刊に、3Dプリンターの技術で、中国やアメリカに「決定的に遅れている現状」が紹介されていました。産業への応用範囲が広いだけに、この遅れは心配ですね。


感触を取戻せ
131211(水) dogfight
〜もう使うこともないだろう〜そう思いながらも捨てられずに、和歌山へ持ち帰った「模型道具」

久しぶりに引っ張り出して、作り始めてみた。
スタイロフォームを削り出して作るボリューム模型だが、クライアントにはイメージを掴んでもらえるだろう。
何よりも私自身が感触を取り戻す必要がある。


ローテク
131212(木) dogfight
模型を作り上げた。その「ローテクさ」に思わず苦笑いである。
CADは3次元が主流になり、模型などなくとも「立体図」が出せる。要は時代遅れなのだ。

だが…
プランニングをしながら空間をイメージしている。模型作りは、イメージの確認にとても役に立つと思っている。3次元図では分からないこともあるのではないかと、私はうそぶいている。
追記
浪人生活の中で、ときおり内職をしてきた。うふふ…最近は、まだ「ローテクでしかできないこと」もあるように思うようになってきた。


シーズン到来
131213(金) dogfight
生石高原野鳥荘にも本格的な冬が来た。積雪と凍結の季節です。
生石へ上がるのは容易ではなくなってきたが、楽しみも多い。いよいよ、野鳥観察のシーズン到来です!
追記
生石の冬も3年目。慣れが油断を呼び、こんな雪の中、ノーマルタイヤで行ってしまった。下りは危険なのでルートを変えて無事帰ったが、注意が必要です。


水性色鉛筆
131214(土) dogfight
カタログから選べる「引き出物」をものをいただきました。
あれこれ悩んだのですが、これに決めました。
 水性色鉛筆です
水を付けた筆で、色鉛筆をのばすことができます。
うふふ…絵を描きたいと思いながら、道具ばかり揃って、一番欠けているのが『やる気』です。
何でも参加したがるヤマトです。
昨日は、久々に脱出に成功したのに「寒さに勝てず」すぐに帰ってきました。


物干し歳時記
131215(日) dogfight
寒くなってきましたね!
私の朝は「洗濯干し」から始まります。洗濯物を干しながら「今日は冷えてるな」といったように、その日の天候を肌で感じます。
出かける予定があったり、予報で「荒れ模様」なら、室内干しにするといったように、臨機応変な判断が必要です。出先から帰れば、最初にすることは「取り込み」であることは言うまでもない。
洗濯物を干すと、○○は「昨日は風呂に入っていないなあ」といったこともわかります。案外、家族の健康に密着した家事仕事だと思う。

夏は、シャワーを浴びるので、衣類やタオル系の数も多い。農作業をすれば、ジーンズまで汗まみれになるので毎日洗います。
一方、冬は「着ぶくれ」と言いますが、洗濯物の量は減ります。インナーは毎日洗いますが、アウターは2日に1度といったように減り、タオルの使用量も激減です。
なんか、洗濯ものだけで「歳時記」が書けそうですね。


生石高原実測調査
131216(月) dogfight
昨日、生石高原のガイドマップを作るため、実測調査を行いました。最高気温は0℃と冷え込んでいますが、ほぼ無風で動き回るうちに汗ばんできました。

全ての散策道の「距離と標高」を測定して、基礎資料を作る作業です。
ウオーキングメジャー、100mメジャー(階段部ん測定に使用)、GPSを持って歩きます。

計るという性格上往復をするので、アップダウンも普段の倍で、予定の6割程度でバテてきました。残りは27日に継続するということでこの日は終了。

家へ帰ってから、調査内容をPCの上に落としていきます。念のため、地図とスケールを合わせて、プロットの確認をしていくのですが
 ・誤差とは思えない違いは再測定
 ・入込んだ部分での測定忘れ
こんなことが分かってきます。27日の継続調査時に、再測定をします。
基礎資料の全てをガイドマップに掲載しても複雑になるばかりです。
どのように「見せる」かは、今後の検討になります。私個人の気持ちとしては、基礎資料データはホームページに掲載し、詳しく知りたい人が利用できればと思います。


無国籍
131217(火) dogfight
ある本を読んでいる。
ハードボイルドで暴力シーン満載の本だが、底流にあるテーマが「無国籍」である。

わが国は長く国境警備が疎かになってきている。その証拠に「密入国」が後を絶たない。
在日と呼ばれる「韓国・朝鮮人」も、その大半は戦後の密入国と言われる(戦後直ぐに、殆どの朝鮮族は一旦帰国した)。
密入国1世は、母国に国籍を持っているが、問題は「密入国後に生まれた子供」である。親が密入国であることを理由に、出生届を出さないまま「無国籍」となった子供も多い。それも、今や2〜3世の時代である。

義務教育は地方自治体の配慮で、無国籍でも教育を受けれる。そのため、本人は日本人という意識で育つ。だが、大学進学や就職に直面した時、無国籍は「救いようのない事態」となる。わが国には、こうした無国籍の人々を救済する法律がない。
小説のストーリーとは関係なく、考えさせられる内容であった。


131218(水) dogfight
納期2ヶ月で請けた公共工事の設計。
簡単な仕事の筈が苦戦続きとなった。公共工事は初体験。余程相性が悪いのか、いやいや、きっと私の能力不足だろう、どうにも「検査(上司のチェック)」が通らない。それでも何とか目途が立ち、やっと今日が納品となった。

この2ヶ月、私の気力を奪ってきたのがこの物件である。
好きでなった建築屋。仕事が「苦しい」と思ったことはなかったのに、今度ばかりは辛かった。これでやっと「次へ」向かうことが出来る。
納品を済ませたら、My畑に戻りたいし、仕事面でも自分に戻れそうだ。幸い、民間事業の引き合いも増えてきて、来年は忙しくなりそうだ。
だが、公共事業は入札へ参加しなければ縁が切れるので「遠ざけたい」と思っている。


次へ
131219(木) dogfight
昨日、無事納品を済ませて、やっと棘が抜けた。晩酌は祝杯でした!
一昨日は「来年の話」の引合、2物件が舞い込みました。例年この季節になると出てくる話ですが、ほとんど成果に結びつきません。だから、全部OKしています。
うふふ…この2年、そんな引合もない年末が続いていたので、やっと「景気が戻ってきたな」といった感じです。
暫く、積み残し状態になっていた仕事に着手するため、某社へカタログ請求をしておいた。届いた資料の厚さを見て「時代の変化」を感じました。数年前なら、きっと5倍の厚さがあったと思う。カタログも電子化が進みこのように変わってきました。
ただ、ネットで目的のアイテムを見つけるのは案外難しい。カタログでメッコをつけてから、詳細はネットでダウンロードするのが、私には利用しやすい。


猪瀬知事辞任
131220(金) dogfight
5000万円献金問題で揺れていた猪瀬知事が、昨日辞任した。
辞任の弁の中に「アマチュア」という言葉が5回も出てきたそうであるが、やはり「政治家としてはアマチュア」であったのだろう。徳洲会マネーに群がった政治家は山ほどいただろうが、チクられたのは猪瀬氏だけである。それだけ脇が甘かったのだろう。

剛腕をうたわれ、石原東京都政の影の知事であった猪瀬氏も守りに弱かった。
それにしても、マスコミの執拗さには辟易した。〜水に落ちた犬は打て〜というが、ここまでエゲツナイかと思う。

私は、小さな設計事務所を長年経営してきた。経営者に「安心」はない。半年分の運営資金が出来ると「1年後が心配」になる。経営者心理とはそんなもんだろう。楽勝と言われた猪瀬氏も、初めての選挙で「安心」が得られなかったのだろう。「万一に備えて」の積み重ねの延長に徳洲会マネーがあったように思えてならない。

5000万円は言い訳出来ない出来事だが、猪瀬氏の功績が全て無視され、これだけ叩くマスコミ(マスコミの煽られた国民も)とは、何であろうか?これでは「清濁併せのむ」政治家など存在できない。とても国際政治でパワーゲームが出来る政治家は育たないであろう。


原理主義
131221(土) dogfight
人それぞれ考え方があるのは認めるが、好きになれないのが「唯物史観」と「原理主義」です。
どんな世界にも原理主義はあるもので、野鳥の世界でも「あるがまま」を至上にする考えがある。そこでは、人も「自然の一部」という思考がない。だから、バードテーブルやバードバスの提供を蔑視する。

野鳥荘にはさまざまな野鳥がやってくる。特に冬場は自然界の餌が枯渇するため、野鳥荘は賑わってくる。
私たち夫婦は、週一くらいしか行くことが出来ないが、自動給餌器があり、ある程度の(野鳥にとって全てではない)餌を供給している。
バードバスは凍結していることが多いが、近くにポンプ場があり「漏水」が絶えることがない。
雪が降れば地表に落ちた木の実も閉ざされる。生石に暮らす野鳥のいくらかは、野鳥荘を生きる術にしているだろう。

真冬の北海道へ行ったことがある。そこは雪と凍結の世界で、野鳥が生きていけるのはバードテーブルだけだと説明された。
ある野鳥好きのグループで、私がバードテーブルを維持していることを知って、退会を余儀なくされた。その時は怒りを覚えたが、きっと原理主義の集まりであったのだろう。
野鳥写真家で多くの図鑑を出している真木氏が判例をネットで載せている。
バードテーブルを蔑んだ人を「名誉棄損」で訴えた裁判である。判決は原理主義を退け、バードテーブルも「自然との接し方の一つ」としている。
今年の生石高原は雪の日が多い。それだけ行くのが困難がだ、野鳥たちは待っているだろう。私たちが行けば、普段より多くの餌が播かれるからだ。
迷彩ネット裏から寒さをこらえて、集まってくる野鳥を見るのがとても楽しみである。


ヒットマン
131222(日) dogfight
「餃子の王将」社長だった大東隆行さん(72)が射殺された。無駄玉なしの4発命中、サイレンサーを使用したらしいことから、おそらく殺しを職業とするものの犯行だろう。
報道によれば、大東氏は名物社長で「誰からも恨みを買う人ではない」という。もし、殺し屋が犯行を行ったのなら、大東社長が亡くなることで「利益を得る人」がいるのだろう。
猪瀬前都知事辞任の理由となった「徳洲会マネー」、検察が朝日にリークしたのが発端だと言われている。となれば、猪瀬氏抹殺は依頼者が検察で、ヒットマンは朝日になる。
清廉潔白で傷一つない政治家などいるはずもない。猪瀬氏は行政改革に手を染めていただけに、検察には不都合な政治家であったかもしれない。今回の出来事は、オリンピック招致の結果を待ってリークしたのだろう。
結局、政治家の殺生与奪の権を検察が持っており、それをマスコミが煽る。そして多くの国民が大合唱して踊る。

20日夜から渋谷で深夜バスが走りだした。
都市が眠らなくなったが、インフラが追い付かない(公営企業が多いのも原因)。深夜バスに合わせて、美術館の開館時間も伸びたそうだ。この改革をしたのが猪瀬前知事。東京都の改革には「まだまだ猪瀬氏の剛腕が必要」と思っていた人も多いかもしれない。だが、1点を持って猪瀬氏を「全否定」し葬り去った。不正献金への処罰は必要であったが「政治的抹殺」が良かったのか?都民はこれからツケを払うかもしれない。

都知事選への顔ぶれが出ているが、だれも小粒に見えて仕方がない。東京都は自治体の一つであるが、同時に「日本の玄関」でもある。それなりに剛腕が必要だろう…


ランチプレート
131223(月) dogfight
今日は天皇誕生日。
偉大だった昭和天皇が崩御されたあと「平成天皇で大丈夫やろか?」が正直な気持ちでした。しかし今上陛下は、昭和天皇に勝るとも劣らぬ素晴らしい!国民として、とてもうれしく思います。
陛下、誕生日おめでとうございます。ご無理をなさらずに、お健やかにお過ごしください。
丹波立杭焼悟窯に注文していた「ランチプレート」が焼き上がった。
我家のお子達(と言っても立派な大人だが)は、長年の習慣で「大皿に盛りつけた料理」をとろうとしない。
きちんと食べてもらうには個々に盛り付けて並べる必要があった。ただ、これだとやたらと皿の数が増える。

丹波で宿泊した時に朝食で使われたランチプレートを見て、これなら個々の盛り付けが楽だと思った。家庭のことで、べらぼうな数の料理を作るわけではない。プレート内の区分けを少なくして家族分の枚数を焼いてもらいました。


カントリーリスク
131224(火) dogfight
海外駐在の某氏とカントリーリスクの話が出た。氏によれば「現在では日本が何番目かにカントリーリスクが高いのですよ」という。言われてみれば、そうかもしれないと思う。
カントリーリスクの要素は多義にわたる。
 ・政情不安(安倍政権が長期化しそうで、日本は脱却しつつある)
 ・経済不安(国債発行残高では日本はトップクラス)
 ・紛争リスク(中国といつ開戦になっても驚かない)
 ・通貨リスク(開戦となれば一気に問題になるだろう)
 ・治安リスク(日本は少ないと思うが)
 ・宗教リスク(日本にはない)
 ・社会資本の整備(エネルギー供給・交通運輸通信手段、日本は優良だろう)
 ・自然災害リスク(地震だけは読めないけれど、それ以外は優良だろう)
最大リスクは、紛争と地震かな?
関係のない追記
今日はショールームまわり。帰りにはクリスマスケーキを購入してきます。


節度
131225(水) dogfight
南スーダンの治安が悪化している。
スーダンからやっと分離独立したが、今度は内紛で国がまとまらない。もう紛争は50年以上続いているそうで、なんとも悲劇な地域である。
国連はPKO部隊を派遣して、難民の保護に当たっているが、反政府軍(中国の支援を受けている)がPKO部隊を攻撃する事態が起きている。

弾薬不足になった韓国部隊が、自衛隊へ「弾薬貸与」の要請をした。現地からの報告で、直ちに国連を通じて韓国部隊へ貸与した。
「国連要請」という形式をとったのは、韓国への配慮であろう。それでも韓国で反発がおき、韓国政府は「日本には頼んでいない」と抗議声明である。なんともはや素直になれない国である。それほどいやなら〜自国軍の命を無視して弾薬を返却すればいい〜などと、つい意地悪く考えてしまう。
昨日、猪瀬氏が退任した。都庁を去る猪瀬氏を見送る人はわずか60人、まさに『石持て追われる』状態である。こうなると、是が非でも、猪瀬氏に捲土重来を期して欲しいものである。


豹変
131226(木) dogfight
沖縄県の仲井真弘多知事は25日、政府が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設のため申請した同県名護市辺野古沿岸部埋め立ての承認を27日に記者会見して表明する意向を固めた。同県幹部が明らかにした。知事は25日に安倍晋三首相と官邸で会談。米軍施設の返還前倒しなど一連の負担軽減要望に対する政府対応について首相から説明を受け「驚くべき立派な内容だ」として評価する考えを表明した。
1996年の日米合意以来、停滞してきた普天間飛行場移設問題が進展する可能性が出てきた。
安倍政権は、見事に「飴」で沖縄問題の前進を見た。
人を食ったような仲井真知事が、「驚くべき立派な内容だ」と、歯の浮くような賛辞を述べた。これで「辺野古反対」を叫んできた地元自治体は、梯子を外されたのも同然だ。
3年半に及ぶ民主党政権の後戻りも、これでやっと出発点に立つことが出来た。
以下は、私の勝手な想像である。
仲井真知事豹変の裏には「厳しい鞭」があったのではないか。数千億円の追加補助金でOKするか、鞭を受けて沈むか?
安倍政権が簡単には見せない「厳しさ」があったように思うが如何であろうか。


「永遠の0」
131227(金) dogfight
映画「永遠の0」を鑑賞してきました。小説とは微妙に構成が変わっていましたが、映画方がより分かりやすく思いました。

特攻は「テロ行為か?」小説では前面に出たテーマと思いましたが、映画では少しマイルドにしていました。しかし、それは映像でよく表現できていたと思います。
特攻に最後まで抵抗し、ついに自ら特攻を志願した男を、孫が探し求めていきます。それは生き残った特攻の人々の証言でもあります。愛する人を守るため散って行った多くの命を、そして語り継ぐべき真実を「永遠の0」は求めているのだと感じました。
歳相応の老化で、ドライアイで目を傷めていますが、緩んだ涙腺のお陰で楽になりました。
奇しくもこの日、安倍総理は靖国神社を参拝した。
想定通り、中韓とわが国主要メディアが反発した。腰の引けたアメリカも迷惑顔である。
しかし、先の戦争で散った英霊への感謝を伝えるなら、総理には恒常的に参拝を願いたいほどである。


生石高原基礎調査
131228(土) dogfight
第2回生石高原基礎調査を、本日行う予定です。ただ、今期最強の寒波が来ており、無事にお山まで行けるのか?ちょっと心配です。前回の続きで、調査計測を何とか終えておきたいものです。無事にできれば、その後はガイド部会の忘年会。楽しい1日になれば良いのですが…

この寒波、年末まで続くようで、今日「野鳥荘のバードテーブル自動給餌器」に補給をしておかないと、野鳥たちもとっても困ると思います。何とか行きたいものですが、無理はしないでおきます。
関係のない追記
今年もあと僅か。
貴志川線では「たまちゃん」の8種類の絵柄で初詣をPRしています。アイディアを絞って善戦している貴志川線ですが、この広告もスポンサーがいるわけではない。きつい決断だったであろう…


生石高原納会
131229(日) dogfight
昨日は、こんな大雪で「大丈夫かいな?」と思った「第2回生石高原基礎調査」も無事終了。それにしても、凄い雪でした。

その後は、NPO法人・生石山の大草原保存会/ガイド部会の納会です。
Yさんの山荘へ集まったのは7人。運転担当はお茶で、それ以外は「大酒呑み」です。
酔えば本音が出るのは「世の常」です。
それぞれの『思い』を聞くことが出来ました。
NPOも一枚岩ではありません。それでも、出来ることを其々の部会で活動しています。
一本の木も根っこはたくさんあるわけで、部会活動は根っこだと思います。いつか大きな幹になりますよう、来年も頑張ります。


戦犯
131230(月) dogfight
戦争は「外交」の一部であり、最終形である。其々が国を代表して戦うのであり、勝者が敗者を裁くのはおかしい!
「戦犯」という概念を作ったのはアメリカである。最初の適用は、大東亜戦争の「東京裁判」だと思っていたが、それより遥か昔にあったそうだ。
首都中心部にそびえる大聖堂はキリスト教のあらゆる宗派の礼拝や追悼の国家的な場となってきた。多数の大統領の国葬や歴史上の人物の式典が催され、無数の米国民が参拝してきた。
大聖堂のネーブ(身廊)と呼ばれる中央の礼拝堂の祭壇わきには南北戦争でアメリカ合衆国に反旗を翻し、奴隷制を守るために戦った南部連合軍の最高司令官のロバート・E・リーとその右腕のストーンウォール・ジャクソンという2人の将軍の霊をたたえる碑文と生前の活動を描く多色のステンドグラスが存在する。
靖国参拝 オバマ政権の偽善 ワシントン駐在客員特派員・古森義久〜は、オバマ政権のダブルスタンダードを暴いている。
追記
わが国の民主党政権と同時期に成立した、アメリカ民主党のオバマ政権。中身は一緒やったなあ〜


この1年日
131231(火) dogfight
本当に1年は早いですね!もう大晦日です。
和歌山へ事務所も住民票も移して1年が経ちました。66年生きてきて、様々な波に出会ってきましが、この1年も大きな変化でした。
□事務所の収支
今年の売り上げ55万円/支出100万円といったところでしょうか。法人から個人に切り替えて、2年で赤字は300万円くらいかな。それだけフトコロが痩せたわけですが、逆に潤沢になった時間を楽しく過ごしました。ただ、初の「公共工事」はシンドかったなあ〜
新春は、久々に「新規物件」の設計に入ります。

□My畑
冬野菜の作付を済ませてから「息切れ状態」です。
まずは「八朔祭り」を行い、春が来れば再開します。井戸も掘ったし、畑も広げます。益々、どっぷりとつかっていくつもりです。
     『農業日誌』
 2013年/1月2月3月4月5月6月7月・8月9月10月11月12月

□生石高原野鳥荘
週一のペースで過ごしました。もう完全に生活リズムに入っています。
生石だけではなく「探鳥」は人生の一部になりました。
      『生石高原「野鳥荘」自然観察記録』
 2013年/1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
       131012生石の秋の贈り物「アケビ」

□旅行
旅行と言っても「探鳥」が目的です。今年は、北海道へ2度、石垣島(沖縄)へ1度行きました。昨年12月はチャンマイ、来年1月はケアンズへ探鳥です。いわゆる観光旅行は、龍神温泉と丹波篠山くらいでした。
   ■冬の道東『野鳥三昧』(2013年2月)
   ■初夏の道東『野鳥野草三昧』(2013年6月)
   初の石垣島『探鳥三昧』(2013年9月)(一部しか編集出来ていません)

□NPO法人生石山の大草原保存会
優等生ではありませんが、Myペースで楽しんでいます。
     『生石の魅力と四季』
 2013年/1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
 2013年/生石高原観察(NPO主催および個人にて)
   130317生石高原山焼き130414「春の花」130420黒沢山の植物
   130512植物観察会130518MALTA JAZZ四重奏団130609植物観察会
   130630ヒメユリ観察会130714植物観察会(130716追加)
   130728自然観察会(ガイド演習)130803親子キャンプ自然観察会
   130810植物観察130810昆虫観察130818植物観察130824植物観察
   130825汗濁生石高原リレーマラソン130908植物観察130917植物観察
   130923植物観察131006山野草下見会131013秋の山野草観察会
   131014植物観察131021植物観察131027植物観察131106植物観察
   131113植物観察131127植物観察

うふふ…66歳になっての「この1年」
われながら「ようやっとるなあ」と思います。皆様、新年も宜しくお願い申し上げます。
最後になりますが、この1年の日記です。
 2013年/1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月























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