元dogfightのぼやき
2013年6月
エッセイ&コラム
手法国益防災My植物園ついに12連敗迷子郵便メール整理水が足りない地域限定地震生石高原の植物建前国家アメリカボストン美術館日記が続かない天国と地獄想定外の晩年藤代山幸せになる条件へこたれるな橋下さんちょっとファッショナブルお天気頼み寒冷地と高山植物梅雨らしく超高密度画素建物と憩い着信記録

手法
130601(土) dogfight
NPO法人「生石山の大草原保存会」に加入して、生石山ライフを楽しんでいる。ただ…

多くのNPOは発足の背景(事情)を抱えている。NPO法人「生石山の大草原保存会」の成り立ちは官主導の発足であったようで、
 ・外部参入が殆どない(私が例外なくらい)
 ・高齢化がすすんでいる

かつて、私もNPOを起ち上げた経験がある。こちらは主要メンバーは外部ばかりで「地元が参加しない」組織となり玉砕した。

事情は異なるがNPO法人「生石山の大草原保存会」も、じり貧の道をたどっている。
理由は「外部参入が殆どない」からです。では、新規加入者を募っているかと問えばNOである。その理由は〜〜『自然を守るため』〜〜である。
何から自然を守るのか?それは『人』である。
 ・希少な動植物を持ち去る
 ・ゴミなどで汚す(自然破壊につながる)
こんな問題があるのは事実です。
では、どうして守るのか?それは大きく分けて二つある。
 ・秘して守る
 ・広く知ってもらうことで守る

NPOの動きは「秘して守る」に進んでいる。
希少な動植物の存在そのものを秘密にする分けだが、それでも生石高原から消失が続く。皮肉な見方だが、持ち去る人の知識は半端ではない(何が希少が良く知っている)。少なくとも私の知識では太刀打ちできない。

こんなところにも、NPOの方向性が見えている。
 ・NPOのホームページはあるが、数年前から『削除』が増えている。
 ・ネットを利用した広報などご法度である。
 ・守る自信もないのに『生石の魅力』など紹介するべきではない
私は同名のHPを持っている。上記は私のことかもしれない。

山の家「おいし」は、NPOが行政から運営委託されている。観光客が増えなければ運営が回らない。しかし、増えれば消失も増えるというジレンマを抱えている。

私のスタンスは「広く知ってもらうことで守る」である。秘して守れば特定少数が「自然を独占」してしまう。私は、誰もが「自然を楽しむ権利」があると思っている。
100人に一人の不心得者から隠すため、99人の「自然を楽しむ機会」を奪ってしまう。これは理不尽なことだと思っている。ただ、私の考え方は異端であり、理想に過ぎるのであろう。賛同してくれる人はごく少数に過ぎない。

「知らせることで守る」方法で日本で一番知られているのは「尾瀬のミズバショウ」であろう。ここまで有名になれば、破壊や持ち去りが防げる。でもまあ生石高原では、このレベルを求めるのはとても無理だろう。


国益
130602(日) dogfight
拉致問題で安倍政権が特使を派遣した時、日米調和を乱すと非難した人がいた。普段は、アメリカ追随だと批判していたのに、独自外交もまた非難する。およそ6ヶ国協議と言っても「拉致問題」が蚊帳の外であった。国民の悲願である拉致解決に動いたの正しいと私は思っている。

不快を表明していたアメリカが「中国のTPP参加を促している」と流れた。今度は日本への通告もなかった。ようは、アメリカだって国益のためなら単独で動くということである。
ただ、TPPは「中国包囲網」と思っていた(そういう理解の人は多かったのではないか!)だけに『裏切り』に感じてしまう。日本だけではなく、参加を決めているアジア諸国も、同様な気持ちではなかろうか。
中国が参加したTPP…酷く性格が変わってしまうように思う。「庇を貸して母屋を取られる」と言うことわざがあるが、中国に「いいようにかき回される」だけに思えてならない。

中国の歴史に「春秋・戦国時代」がある。合従連衡を繰り返し、結局「秦」にしてやられる。秦が、今の中国にダブって仕方がない。


防災
130603(月) dogfight
防災について考える必要があった。
防災を素直に考えれば「災害を防ぐ」となる。少し拡大解釈して
 ・災害から守る
 ・災害に備える
と考えられる。ところが災害の範囲がとてつもなく広い。
 ・地震
 ・津波(地震に付随するが、太平洋を越えてやって来ることもある)
 ・突風(最近は竜巻も参加してきた)
 ・洪水(異常気象/爆弾低気圧による被害が発生するようになった)
 ・地崩れ(深層崩壊/地震や異常な降雨が引金となる)
 ・旱魃(異常気象が増えてきた)
 ・豪雪(異常気象が増えてきた)
 ・大火災(地震を引金とするコンビナート火災、阪神淡路大震災で火災による死者多数)

時節柄、災害を『地震』に絞ってみても、津波は外せない。
 ・地震による倒壊
 ・沿岸部では津波、山間部では地崩れ
 ・避難場所の確保(避難タワーへの懐疑)
 ・緊急時の生活環境確保
  ⇒仮設住宅の常備および用地の強制収用制度の整備(法制化なし)
  ⇒医療記録・医療機関(マイナンバーとのリンクが必要だが、法は認めていない)
  ⇒防災グッズ・食糧飲料の備蓄・トイレの確保
 ・自己責任と自己防衛(多すぎて書き切れない)
  ⇒自己備蓄
  ⇒避難ルートの確認(家や塀の倒壊で避難ルートが塞がれやすい)
  ⇒災害時の太陽光発電の自家使用(法制化なし)余剰売電の緊急時解除
  ⇒雨水活用(法制限の解除)
  ⇒下水設備の仮設トイレ化(法制化なし)
 ・理解しやすい災害想定情報の提供と複合評価
  ⇒緻密だが細分化されて全体像が見えない

『津波はてんでんこ』が示す冷徹な現実
 ・普段からの「家庭内合意」が必要
レジメを書き出しただけでパニックになりそうです。考えを纏めるのは容易ではない。


MY植物園
130604(火) dogfight
My畑は「多品種少量生産(実験)」である。出荷するには遠く及ばないが、それでも「家で食べるには多すぎて、なんとも中途半端な量である。
私には初めてのモノ(赤色で表示)も多く「実験菜園」であるが、これだけ種類が増えてくると、今や『植物園』と言った感がある。現時点で作っているものは、
 ・キュウリ
 ・ナス
 ・トマト
 ・オクラ
 ・サツマイモ
 ・ピーマン
 ・パプリカ
 ・シシトウ
 ・スイートパール
 (食用ホウズキ)
 ・カボチャ

 ・アスパラ
 ・レタス

 ・ツルインゲン
 ・スナップエンドウ

 ・メロン
 ・枝豆
 ・イチゴ
 ・スイカ
以上18種ある。
この他にお花畑があり、仏花を含め我家の花を賄っている。言うまでもないが、畑の主役は「八朔」で70本もある。
先日、ジャガイモを収穫した畝が「土づくり」の最中です。9月後半には「冬野菜を作る」予定で、それまで3ヶ月間遊ばすのはもったいない。短期で収穫できるのは「葉物」ですが、成功した試しがない。どうしようかと思い悩んでいる。いまでは、「とても楽しみ」な作業なのだ。


ついに12連敗
130605(水) dogfight
昨日、電子入札の開札が4物件あったのですが、今回もクジに外れたようだ。
これで12連敗!相変わらずくじ運は弱い。

来週の入札参加は見送るつもりです。
20日から北海道旅行なので、万一「クジ」に当たると、旅行が出来なくなりそうだ。旅行から帰ったら、電子入札と言う「クジ」に再挑戦しよう。
関係のない追記1
今夜は「野鳥荘」で泊まり、のんびりと過ごして来よう。
明日の夜は、今は亡き某ゼネコンのOB会です。
関係のない追記2
猪瀬知事の「失言問題」。いまイスタンブールで起きていることは、猪瀬知事が指摘したことそのままではないか!国際社会では「本当のことは言ってはいけない」と言うことか?
関係のない追記3
ワールドカップ予選「オーストラリア戦で際どいころで引分」に持ち込み、無事出場決定!良かった


迷子郵便
130606(木) dogfight
畑作業をしていたら携帯電話が鳴った。珍しいこともあるもんだと、出てみたら初めての人である。なんと!「野鳥荘を利用したい」と言う内容であった。野鳥荘のキーを送るため、住所をメールで知らせていただくようお願いして、電話を切った。

月曜日に郵便でキーを送ったが、火曜日に「料金不足」の付箋がついて戻ってきた。すぐに、追加の切手を貼り投函したのですが…
結局、その週には先方に届かなかった。そこで、土曜日に和歌山中央郵便局に照会した。
 ・時間的経過の説明
 ・当方の住所氏名
 ・メールで知らされた相手先の住所氏名
これらの情報から探してもらいました。

1時間ほど後に、調査結果が伝わってきた。
それによると『その住所では配達できない』という。だが、どう見ても「普通に表記された住所」である。配達できない理由を尋ねたが「個人情報」なので答えられないという。いったい何が理由なのか?なんとも面妖な話である。
なお、郵便局の説明に通り、翌週に「差出人(私)へ返送」されてきました。

ちなみに、返送がないときは「紛失」になる。書留で送ったわけではないので「記録はない」そうだ。つまり、紛失の責任は取らないということであろう。
そういえば、以前も迷子になった郵便があったが、その時は「そんなに大事なら郵便なら『書留』にしてください」と簡単に開き直られた。あの時よりは随分対応が良くなった。
 追記
先方の方が、地元の郵便局に出向き「何故届かないのか?」問い合わせたそうである。結果は『分からない』とのこと。ようは郵便配達の不手際なのだろうが、結局「誰も責任を取らない」ことに変わりはない。


メールの整理
130607(金) dogfight
 dogfight@mbb.nifty.ne.jp
上記は私のメールアドレスである。
アドレスの「mbb」で分かるようにインターネットが世に出て、かなり初期のものだ。言い換えれば「ながく使って」おり、今更代えると私なりに混乱が起きてしまう。

ところが、このnifty web mail(有料メールソフト)にはキャパが「5GB」と決まっており、料金を追加すればキャパが増えると言ったシステムになっていない。
それがついに「送受信併せて約9000メール」で5GBに達してしまった。継続するには保存されているメールを削除するしかない。悩んだ末に決めたのは「身内のやり取り」である。

今年1月で大阪の事務所は閉鎖したが、元々、私とかおりの二人の事務所であった。
かおりが、事務所を守り「連絡役」をしてくれたおかげで、私は心置きなく外周りが出来た。移動中は、ノートPCに逐次情報が入ったり、指示を出すことができた。これこそがある意味で「私の業務記録」であった。今更であるが、私は最少人数で「良い環境」を持っていたのだと、改めて感じた1日であった。
今は和歌山へ拠点を移し、最早この手の通信はない。そこで、私と事務所とのやり取り「約2000メールを削除」して、1.5GBの余裕が出来た。ただ、大切なものを削った寂寥感が残っている。


水が足りない
130608(土) dogfight
例年より10日早く、5月28日に梅雨入り宣言したのに、ろくに雨が降らない。
天気予報も「1週間晴れマーク続き」で、どうすンねん!

図は気象庁発表の降水量を示す棒グラフである。
6月の欄に記載がないのは、月の途中だからではなく、6月になって降雨がないからである。
図に平年降水量(30年平均値=気象庁資料より))を折線グラフで書入れてみました。如何に少ないかが良く分かる。ちなみに、今年になってからの降水量は「平年(30年平均)の1/3程度」だという。もう立派に『水飢饉』である。
畑では「水の確保」が容易ではない。
農業用水路はあるが、水利組合から購入している「水」で、何時でも流れているわけではない。流れている時に、急いで補給するようにしているが、二日もタイミングが狂えば「あとがない」ことになる。
勿論、こうカラカラ天気では、天水など頼りようもない。幸い、順調に作物が出来ているだけに「水切れ」は大きな恐怖である。


地域限定地震
130609(日) dogfight
和歌山県北部を震源とするが頻発している。
気象庁発表の地震情報で、震源地の地図を見ると『我家の真下』です。震源地の上に住む者には「突き上げる揺れ」は、結構「怖い」です。

震源深さは「ごく浅い」と表現されるほどで、揺れの範囲は狭い。
 ・大阪府羽曳野にする知人は「知らなかった」
 ・大阪府貝塚に住む友人は「かすかな揺れ」
という。表のほか、TVテロップが流れない「有感地震」も多いが、結果的に「地域限定地震」となっている。こんな地域限定は「いらんなあ〜」


生石高原の植物
130610(月) dogfight

生石ヶ峰山頂から鉄塔を見る
山焼き跡の新緑が美しくコントラストを作っている
近畿には、生石高原の他、ススキの大草原は「曽爾高原と岩湧山」にある。
曽爾高原と岩湧山では、文化財補修用に「栽培販売」をしている。そのため施肥をしているそうで、ススキの高さが、生石高原とはまるで違う。ちなみに、生石のススキも文化財の補修に使用されているが、販売用の栽培は行っていない。このことが「生石の植生を豊か」にしている。

亜高山性の植物は生存競争力は強くない。ススキが強勢になると、他の植物は駆逐されてしまう。生石ではススキに施肥をしていないため、様々な植物と共生できている。

コキンバイザサ
130609「生石高原植物観察会」があり、参加してきました。約50種の植物を紹介しています。是非ご覧ください下さい。併せて、今年行われた観察会もご紹介します。
 ・130512植物観察会
 ・130420黒沢山の植物
 ・130414「春の花」
なお、7月7日は「ササユリ観察会」があります。是非ご参加ください!


建前国家アメリカ
130611(火) dogfight
元CIA職員が、国民の通信傍受を政府が行っていると暴露して「問題化」している。
  何をいまさらである!
少し軍事に興味がある人なら、アメリカは『エシュロン』を運用しており、世界中の通信を傍受していることは周知の事実である。
私の携帯電話すら、アメリカが危機管理に必要なキーワードを含んだ通話をすれば「マーク」される。エシュロンとはそういう機能を持った傍受衛星である。なのに「アメリカ国民だけは傍受から除外されている」と、どうしてアメリカ国民は考えられるのか?私には不思議である。

アメリカの元日本部長であったメイ氏は、先日の「そこまで言って委員会」で、橋下市長発言を批判した。それに対し、日本の論客から「アメリカ軍基地周辺には今でも、そのての施設がある」と指摘され、
  「でも、無いことになっている」
と来るし言い訳をした。アメリカとはそういう国なのだ。ここには真実や現実など関係なく『建前がどうか?!』でしかない。
アメリカは大切な友好国だが、アメリカのポチになるには、私は抵抗がある。腹を割って話せるかどうか?そこまで信じられる国であろうか…


ボストン美術館
130612(水) dogfight

大阪市立美術館

慶沢苑から見るハルカス(只今プレオープン中)

阿倍野の陸橋もオープン
期待していた台風も何処かへ行ってしまい「待望の雨は何時のことやら」となった。

そんな畑作業の途中電話が入り、急遽大阪へ出た。ただ、先方の都合は「時間があき次第」ということで、早めに大阪へ出ました。
大阪到着後、連絡が入り「16時から」と言うことになり、3時間ほど時間が出来た。

まずは「一心寺へ墓参り」です。と言っても決まった墓石があるわけではないので、心からのお祈りだけです。
折角、時間が出来たので大阪市立美術館で行われている「ボストン美術館・日本美術の至宝」へ行ってきました。

日本で美術館へ行くのは30年ぶりくらいです、思えば「切った張った」の世界に我が身を置き、そんな気持ちの余裕がなかった。

チケット購入時から長蛇の列で、入館後は「芋の子を洗う」状況でした。
じっくり味わえば「1日で済むやろか」と思える名品揃いです。

明治初期、フェロノサはじめ数人のアメリカ人により、日本から持ち出されて『日本美術』です。駆け足の観賞でしたが、日本にあれば「国宝指定」だろうなと思いました。
とてもゆっくり鑑賞できないので「出典カタログ」を購入してきました。家でゆっくり味わってみます。

西欧からの植民地化を阻止した、江戸末期の日本人も、自国の美術価値を評価するまでは至らなかった。
日本人として悔しくもありますが、良好に保存された美術品に安堵も覚えました。
肝心の会談を終えました。内容は、私の仕事ではないと判断し、適任の友人に引継です。その後「ちょっと呑んで」ご帰還でした。お疲れ様!


日記が続かない
130613(木) dogfight
日記のネタは常々ストックしておき、暇を惜しんで書いてきた。
ところが、最近は「My畑と野鳥荘」で殆ど時間を使ってしまう。更には、どっぷりと自然に使っていると「緊張感」がない。やはり、緊張の持続こそが「日記」に繋がっていると思う。

今朝も早くから『野鳥三昧』で、この言い訳を持って日記に代えたい。日々平安につき、ご容赦を!
写真は、ウツギの蜜を吸う蝶(種類は分からない)。
生石高原では昆虫も多い。こちらの知識にも興味を持ったら「忙しくて仕方がない」ことになるだろう…


天国と地獄
130614(金) dogfight
天気予報で「梅雨前線がない」と開き直った。雨が降らないだけではない、とてつもなく「暑い」のだ!
連日35℃前後の気温が続き、もう立派な『真夏』である。当然、最低気温も25℃を超える熱帯夜で、冷房をつけて寝ている。

ところが…
野鳥荘なら最高気温が28℃。涼風があるので体感気温はずっと涼しい。就寝時のパジャマは冬物で、毛布しっかりかぶって寝る。天然の冷気と冷房には雲泥の差がある。野鳥荘で快適な2日間を過ごし、下界へくると、そのギャップにウンザリする。
(写真はマタタビ)

ただ、下界には「ヤマトと畑」があるため、長期間「山にこもる」ことができない。
昨日など、僅か1日「朝の潅水が途切れた」だけで、多くの作物がダメージを受けた。事実上の干ばつで、土中の水分も絶杆状体で、潅水を頑張ってもすぐに乾いてしまう。大変な夏になりそうだ!


想定外の晩年
130615(土) dogfight
この歳になれば「想定外」は多いけれど、いまの生活ほど措定害想定外はない。
老後は「晴耕雨読」が夢であったが、誰よりもそんな生活を信じていなかった。理由は、あらゆる意味で「無理」だと思っていた。
それが、親兄弟の誰よりも「長生き」となり、日々を「山歩き(探鳥と植物観察)」と畑で鋤鍬を振るう生活になった。

山小屋は、建築屋という「一攫千金」みたいな職業だと、何時か持つ日はあると思っていたが、畑は法律の制約もあって「晴耕」など、あり得ないと考えていた。

〜箸より重たいものを持ったことがない〜設計屋暮らしから、鋤や鍬を振る生活になった。ただの肥満に過ぎなかった体も、それなりに筋肉がついてきた。余命は「神の領域」だが、健康が許す限り続けて行こうと思う。
 関係のない追記
これから「藤代峠」を歩きに行きます。天気予報は「曇りのち雨」です。山歩きの雨は嬉しくないのですが、畑には「待ちに待った雨」です。世の中、上手く行かないもんだ!


藤代山
130616(日) dogfight
昨日は「山歩き」をしてきました。と言ってもたいした距離ではありません。
JR海南駅〜(約1q)〜藤代神社(海抜1m)〜(約1.7q)〜地蔵峰寺まで歩き、藤代山・御所の芝(標高280m)で食事をして下山しました。
予報では、久々の雨で「午前中に降り出す」ということでした。雨具・着替え・弁当など4sのバックパックを背負って行きました。でも、帰路で14時海南駅到着も降り出さず「また騙された」と思いました。

藤代神社は「全国の『鈴木さん』発祥の地」と言うことで、鈴木屋敷もあるのですが、もう「分解寸前」です。どうやら資金不足というのが理由のようです。

藤代神社(地図のAマーク)から山登りです。藤代神社〜地蔵峰寺は直線では1qほどですが、ここには「丁石」があり、登山道は1.7qあります。でも、1.7qで標高280m登るわけで、結構キツく「シャツを絞れるほどの汗」をかきました。

このコースは熊野古道が最初にぶち当たる「難所」で、遺跡が多く残っています。私がくどくど説明するより分りやすいホームページがあったので無断借用しました。是非こちらをご覧ください!
http://www.h3.dion.ne.jp/~kyujitu/kiisanpo/fujisirozaka/fujisirozaka3.html

藤代山・御所の芝からの風景
 追記
いまようやく本降りになってきました。嬉しい限りです。


幸せになる条件
130617(月) dogfight
「日本で一番大切にしたい会社」で、日本理科学工業の『働く幸せ』が紹介されていました。そこには〜知的障碍者を雇用する〜に至る葛藤を感動を持って紹介されている。

文中で『幸せになる条件』が上げられていた。
 ・人に愛されること
 ・人にほめられること
 ・人の役に立つこと
 ・人に必要とされること
この多くが『働くことで得られる』と続いている。
我が身に置換えて考えてみる。
 ・特定少数であるが、私は愛されていると思う。勿論、私も愛している
 ・My畑で何かとアドバイスを下さるプロ農家は、とても『ほめ上手』である
  私はそれがうれしく頑張っている
 ・人の役に立っている自信はない。ただ、現役時代は「役に立っていた」と思う
 ・人に必要とされているとはとても思えない。ただ、必要と思われた現役時代があった

事実上隠退した今では、後半2項目を自覚するのは困難である。
誰しもいつかは引退期があるわけで、仕事以外の角度から「幸せになる条件」を見つけることが必要に違いない。
私は「とても幸せ」と思っているが、箇条書きに出来る「理由あるいは条件」見つけられていない。それにはもっと時間がかかりそうである。


へこたれるな橋下さん!
130618(火) dogfight
「日本維新の会・橋下共同代表」はまことに損な役回りをしている。
言い方の問題はあるにしても、本来「政権党」が発言すべきことを、ズバリと言っては叩かれる。慰安婦問題も「何処でもあること」を、60年以上さかのぼって非難される理不尽さに、憤りを感じる日本人は多いだろう。大新聞やTVは「きれいごとに終始」しており、これでは分からないが、ネットサイトを見れば『橋下擁護論』は少なくない。

先日も、沖縄の基地負担軽減のため、大阪府は「八尾空港でオスプレイの受入れ」を行う発言をした。それに対し、八尾市長は「オスプレイの安全性が確認できていない」として、反対を表明した。ただ、このことは八尾市長の想像より反発が強かったようで「政府の要請があれば検討する」と言うところまでトーンダウンした。

ここで問題が二つある。
 ・本来「国が言うべきこと」である
 ・安全性が確認など物事に反対するための「常套語」にすぎない。
つまり、いつものように『総論賛成・各論反対』なのである。
沖縄の基地負担軽減は「総論賛成」だが、八尾空港が受け入れるのは「各論反対」なわけである。ところが、基地負担を理由に反対すれば「これはこれで問題」のため、安全性云々にしたのであろう。

だいたい、世の中に「絶対安全」な代物などある筈がない。今やなくてはならないコンピュータだって、いまだに
 ・セキュリティーホールが発見される
 ・ハッキングが絶えない
 ・情報の漏えい(ミスや故意に)
どこにも「絶対安全」などない。

基地負担にに戻る。
八尾空港でオスプレイ受入のメリットは多い。特に大規模地震が想定される中、オスプレイが離発着できる救援基地ほど頼もしいものはない。政治家には、本当のことを国民に知らせ、必要なことは説得する姿勢が欲しいものである。
橋下共同代表には今後とも活躍して欲しい!某芸人のような付和雷同しかできない輩など相手にする必要などないのである。


ちょっとファショナブル
130619(水) dogfight
北海道旅行に備え準備しているが、その一環で衣類を買いに行った。普段から衣類に無頓着なので、家内に奨めらてこんなものを購入した。

まず、ジーンズである。暫く新調していなかったし、やたらポケットにものを詰め込むため、しっかり型崩れしていた。そこで「夏向きデニム生地のジーンズ」を選んだ。店長の勧めは33インチであったが、無理なく31インチが入ったのでそれにした。

家内が「もう1本」と言うので、ジーンズではなく、カラーパンツにした。
こちらはジーンズほどサイズはない。気にいった形や色のものは体が入らない。勿論、ウエストの問題もあるが「ふくらはぎや太もも」が入らない。近頃の若者は「きゃしゃな体」なのだと実感した。
私はスポーツなど欠片もしたことがないのに、ガタイはしっかりしている。結局、体が入ったのは写真の「赤いパンツ」であった。

これを選ぶとシャツが欲しくなる。それは家内が選んでくれた。すべて合わせれば「写真」になる。
こうなると「靴が似合わない」のだが、靴は拘りの軽登山用トレッキングシューズである。足に合わせて調整した靴なので、こればかりはおいそれと変えられない。写真を撮る時は「膝から上」にしておこう。
なお、帽子も山歩き用に先日購入したが、この服装には合わない。残念ながらTPOで選べるほどたくさんあるわけではない。


お天気頼み
130620(木) dogfight
いよいよ「北海道」へ出発である。
旅行中は、梅雨の最中で「潅水は心配なし」のはずであったが、ご存知の通り日照りが続いた。そこで、旅行中の潅水を、友人知人にお願いした。
 20日 私(雨で不要になった)
 21日 友人Hさん(予報が当たれば不要かもしれない)
 22日 かおり
 23日 −
 24日 家内の長男(予報が当たれば不要かもしれない)
25日からは私が復帰です。



どうしても23日が確保できなかった。先日も、朝一の潅水が出来なかっただけで、結構野菜が弱ったので、48時間の「水なし」はきついだろうな。願いは「雨が降ってくれること」だけである。

潅水をお願いした方には
 ・畑の実りをお持ち帰りください
 ・北海道から「贈り物」をします
こんなお礼しかできませんが、よろしくお願いします。
 追記
旅行中は「昨日の日記」更新が出来ないと思います。



130620〜130624 初夏の道東「野鳥と野草三昧」
ただいま編集集です!



寒冷地と高山植物
130625(火) dogfight
道東旅行ではガイドをお願いする日高さん。詳しいのは野鳥だけではない。
今回の旅行では、野鳥が余り期待できないと思われたので、「野鳥と野草三昧」をテーマにしていた。実際には「野鳥も野草も充実」した旅行となりました。

そこで、普段から感じていた「疑問」を日高さんに尋ねてみました。それは「寒冷地植物と高山植物の共通性」です。
道東は「釧路湿原」に代表されるように、標高はない。つまり「低地」であるが、真夏でも最高気温が滅多に20℃を超えない寒冷地でもある。ここにある植物が「高山植物」に似ているのである。

地球は何度も氷河期を経ている。元々寒冷地であった場所で咲く植物は、氷河期がやって来ると「南下」して生き残りを図る。ところが、氷河期が終わると寒冷地植物には生息条件が合わない。そこで高山に登ることにとって生き残り策を見つけたものが『高山植物』である。
高山植物には、シベリアやアラスカにルーツを持つものが多いそうである。

これは野鳥にも言えることである。
生石には、標高1000m以上に生息するといわれる野鳥が幾種も存在する。これは「生石が寒冷地」であるからであろう。


梅雨らしく
130626(水) dogfight

旅行中に梅雨らしくなった。昨夜から降り始めた雨が、今もシトシト降っている(予報では大雨になる可能性もあるようだ)。
今日は、雨合羽に身をつつみMY畑へ行ってきます。潅水の必要はないのですが、スイカ・メロン・カボチャの「受粉チェック」があります。水分を嫌うトマトやサツマイモには「降り過ぎ」なのですが、今更如何ともならない。あとはケセラセラである。

 追記
初夏の北海道「野鳥と野草三昧」の『野鳥三昧』が編集できました。是非ご覧ください!
 関係のない追記
CIAの内情を暴露してロシアへ亡命した、米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)。どう考えてもお利口ではない。
ロシアが送還拒否しているが「善意ではない」ことくらい誰でも分かる。これからロシアに「しゃぶりつくされる」まで利用されるだろう。そんなことも理解していなかったのだろうか?


超高密度画素
130627(木) dogfight
 〜夢のカメラ〜の話である。

野鳥を写すのは案外難しい。
 ・居場所を見つける(これが難しい)
 ・カメラを向けても止まっていてくれるとは限らない
 ・諸元が合うかどうか(明るさやフォーカス)
そこで以前「視神経と連動したカメラ」が出来たら、もっと撮り易いだろうとなった。

ところが、視神経と連動しても『野鳥を見つけられなければ』どうしようもない。
今回、野鳥観察をしながら盛上ったのは『超高密度画素カメラ』の話である。
 1.野鳥の声が聞こえる方へ向けて「やたらとシャッターを切る」
 2.画像データから野鳥を探す⇒『画像認証ソフトが出来るだろう』
なにせ、超高密度なので「超部分的トリミング」でも、1枚の写真として切取が出来るというわけである。
ただ、本来の「探鳥の楽しみ」は失われること間違いナシ。写真が撮れるということと「楽しみ」とが別次元になってしまう。デジタル技術の進歩とは、案外こんな要素を持っているのかもしれない。
 追記
最近、ネット上で「写真クラブ」が隆盛になっている。そこでは、デジタル技術を駆使した美しい芸術写真が掲載されるようになった。ところが被写体となった
 ・野鳥や野草そのものには興味がない(したがって名前も知らない)
 ・風景が持つ文化や歴史的背景には興味がない
つまり「美しく撮る」ことだけが目的になっている。写真の下手な私には「少しは被写体に興味を持てよ」とひがんでいる。


建物と憩い
130628(金) dogfight
畑へ向かう途中で作られていたマンションが完成した。
ファミリータイプ6戸(2×3階建て)で、Dハウスの設計施工である。外から見る限り、何ら違法性はない。和歌山市内とはいえ、10年前まで田園地帯で、敷地の周りには充分な空地がある。

ところが、私には違和感が残る。その理由は、敷地が見事に「コンクリートとアスファルト」で固められており『100%無機質』なことだ。
私には「人が住む」と言うことは、こんなことではないと思っている。
大きなお世話だと言われそうだが、クライアントがお気の毒である。決定はクライアントが行えばよいが、設計者は「ゆとりや憩いの提案」を行うべきだと思っている。
(クライアントの希望でこうなったのなら、ホンマに大きなお世話である)

もう今では「回想」に過ぎないが、私の建築屋人生の晩年は「コラボ」であった。雨露をしのぐことは最低条件であるが、それだけで『住む』ことにはならないだろう。
コラボでは、設計の構想段階から「造園・オブジェ・IT」などと共生できる道を模索できた。「幸せな仕事の晩年」であったと感謝している。
写真は、我が家の玄関のオブジェである。左から
 ・My畑の花
 ・フクロウの彫刻
(今回の北海道旅行で購入した。結構高価であった)
 ・生石の素材だけで作った苔玉(器は信楽焼き)
 ・ロートアイアンの干支「蛇」である(毎年「よし与工房」から送られてくる)

季節ごとに変化するのは言うまでもない。こんな家内の趣味が、私はとても好きである。


着信記録
130629(土) dogfight
携帯電話の着信記録を見てみたら、最新のものが「3日前」であった。それも私から電話したが不在だったので、後ほどかかってきたものでした。
  うふふ…
世の中に、居てもいなくても良い存在になった。

家内にそのことを話したら「気楽になったね」と言われた。
まあ〜そんなもんかな。ン!そんなもんだろう…

























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