元dogfightのぼやき
2013年 2月
エッセイ&コラム
ビフォーアフター顛末ネットワーク完了BBQ視野二冊の本親切と不親切不規則勤務寒い朝困ったこと連想と空想ジレンマヤマトの心DNAレベル厳密な野生変わった生活習慣変わった生活習慣2久しぶりの大阪10年たっても初心者冬の道東命を賭けた移動青山繁晴氏の講演会「道東の旅」整理中

ビフォーアフター
130201(金) dogfight
寄る年波には勝てず「寒さが堪える」ようになってきました。そこで、リビングを改造して蓄熱式暖房機を入れることにした。

3年半前に家を建て替えた時、殆どの家具を新調したのですが、サイドボードだけは以前のものを使っていました。

昨年爺様を送り、お仏壇を新調してサイドボードの上に安置していたのですが、ここだけが異質な雰囲気になっていました。

今回の改造では、新築時と同じ素材で家具を作ってもらい、暖房機をビルトインしました。お仏壇ともとてもマッチしています。
勿論、とても温かく快適です。
追記
増える一方のカメラ機材の置場に困っていたのですが、整理がしやすく、カメラ本体の置場も出来ました。


顛末
130202(土) dogfight
昨年7月「再生可能エネルギーの導入支援策」が決められた。
 ・グリーン投資減税
 ・全量売電(発電量10kw以上で適用)
某診療所で、未利用の屋根を活用して「全量売電の太陽光発電設備設置」の計画を進行していたが、1月10日の厚労省事務連絡で「医療法人は全量売電禁止」となった。
これが、130124「一瞬で挫折」で書いたことで、本日はその後の顛末である。
事務連絡は法律や政令ではない。どこまで行っても『事務連絡』に過ぎないもので、国家方針が無視される馬鹿げた世界である。これ自体が不満であるが、それは我慢して「何か方策はないか」と検討した。

その結果〜グリーン投資減税即時償却(100%減価償却できる)〜の適用が受けられれば『余剰売電=基本は自己使用で、余った電力を売電』でも、採算可能という判断が出た。そこで計画内容を変更して継続した。ただ、グリーン投資減税即時償却適用には厳しい条件がある。それは、年度内(3月31日まで)に運用開始していることである。僅か2ヶ月間で、
 1.経産省の認定を受ける
 2.関電の系統連系協議をおえる
 3.太陽光パネル等の設備をおえ、系統連系を始める

1と2は大丈夫と考えていた。厳しいのは「3」である。
五社に照会を出したが、4社は「夏以降でないと供給できない」という。それでも、1社が「何とかなりそうだ」と言う回答である。これで実現に漕ぎつけると安堵したが、甘かった。

診療所には、非常電源確保という意味で、小規模な太陽光発電設備が付いている。なんとこれが問題になった!
全量売電なら、施設内を経由しないので問題なかったのですが、余剰売電となると、自己利用が優先されるため、施設内の分電盤に繋ぎこまれる(系統連系)。ところが、小さいとはいえ既に系統連系がある。

昨年7月の「再生可能エネルギーの導入支援策」を受けるには、経産省の認定を受ける必要がある。
しかし、既存太陽光発電を付けた2年前にはこの認定制度はなかった。そのため、既存設備と計画中の設備は『異なる認定』となるそうである。更に、同一施設に「異なる認定の太陽光発電があってはならない」と言う理由で、計画中の設備は認定できないという。
この見解は、当該診療所だけの問題ではない。
昨年7月に、民主党政権下で出来た「再生可能エネルギーの導入支援策」では、それ以前の既存設備があれば、新規設置(あるいは増設)が出来ないことになる。

結局、この計画は見送りになった。
新年度で、内容を見直した規準が出るようである。それを確認して、再度挑戦するかどうか?決めることになる。かくて、やはり「和歌山事務所第1号の仕事」は吹き飛んだ。しかし、貴重な勉強をすることができた。

噂の域を出ませんが、新年度で
 ・グリーン投資減税即時償却は期間延長されるのではないか
 ・既存設備の取扱が見直されるらしい⇒これがないと「増設」が出来ない
 ・買取価格が42円から38円にさがるらしい⇒元々、42円の価格設定に無理がある
  きっと年々下がっていくだろう。但し、既契約分は保護される(はず)
 ・自己利用分には補助金がつくらしい⇒売電ではなく、自己使用を促すのだろう
噂がどれだけ的を得ているのか?分かりませんが、いまより現実的になることは間違いなさそうである。


ネットワーク完了
130203(日) dogfight
和歌山へ事務所登録や住民票の移転で、最後になったのが「ネット環境」の構築です。それを昨日、SEの専門家に来ていただいて、9時間かかって終えました。これで足りないのは『仕事』だけになりました。

我家は家族4人で4機のPCを使っている。今日の作業は
 ・4機中、家内のPC更新
 ・大阪から移動してきたPC2機とNAS
 ・新規購入した複合機
これらのセッティングと、ネットワークの構築です。
頻繁にフリーズを起こしていた家内のPC。データ保存も無茶苦茶で「吸上げできるか」疑問視されたものもあったのですが、無事に終了。

OSはWindows7ですが、流石にCPUを8個積むだけあって、パワフルで処理スピードも速い。
自動バックアップもセットしたので、安全性は飛躍的に上がったはずである。
複合機の設定も
 ・データプリント
 ・FAX
 ・スキャン
と、順次済ませ、各PCから出力できるかチェックしました。

だが、想像以上にスペックダウンでした。
今まで使っていた複合機とは、金額で20倍以上の差があるので、覚悟はしていたが、これから「纏まった仕事」があれば、もの凄く不便だろう。
関係のない追記1
蓄熱式暖房機の導入を一番喜んだのがヤマトである。とても暖かそうだ!
関係のない追記2
今日は、和歌山での事務所開き兼ねたBBQパーティーを、八朔畑で開きます。


BBQ
130204(月) dogfight

『節分』にBBQをしました。


和歌山へ事務所を移転した「事務所開き」のお披露目と、八朔の収穫祭です。

約20人が集まってくださり、楽しい1日です。
天気予報は「冷えこみ」でしたが、畑の温度計は15℃を示す、ポカポカ陽気です。
天候も、この日だけは「晴れ」です。
前日は雨、この日も夜は雨となりました。
まさに奇跡の1日でした。

八朔狩りは3度目です。私なりに1年、八朔畑の手入れをしてきました。
天候には振り回されましたが、それでも今までで一番の出来だと思います。

始めてではないお客様は、入れ物をたっぷり用意しています。3度目ともなると、ご近所から、お裾分けを待つ声が掛かるほどだそうです。

「昔ながらのミカンの味」は、案外喜ばれるようです。
それでも、今年の八朔は糖度が高く、ジュースにしてみましたが「味も香りも最高」でした。
やや発育不足ですが、大根・ニンジン・小カブ・ほうれん草などの、My畑の作物もお持ち帰り多々抱きました。

視野
130205(火) dogfight
団塊の世代は「ろくでもない時代」を生き抜いてきた。
戦後の食糧難に育ち、何時も「腹いっぱい」を夢見ていた。長じては「企業戦士」となって酷使され、隠退期を迎えれば「高齢化の原因」として嫌がられる。

団塊の世代は逞しかったが、一方で『逃げ足も速い』のだ。
ターニングポイントは遅く、極限まで粘るが、命まではかけない。ダメと判断すれば、敵中突破してでも逃げる。そんな世代からみればイジメを原因とする『自殺』を、どうしても冷めた目で見る部分がある。
悩む本人の視野が狭くなっていることは容易に察しが付く。
しかし、死を選ぶ前に「違う道もある」ことを誰も教えなかったのであろうか?
イジメ・自殺報道では、親御さんも「我が子の悩み」に気付いていた分けである。ならば、違う道を親として教えることも出来たのではなかろうか?

スポーツ選手の親御さんには、本人以上に入れ込む人が多いと聞く。過剰な期待が、違う道を示唆するどころか、子供の逃げ道を塞いでいたかもしれない。体罰とは言い難い暴力をふるった教師を擁護する気はないが、親御さんが「無謬」だったとは思えない。
こんな憎まれ口をきくのも「団塊の世代」だと、お許しいただきたい。


二冊の本
130205(水) dogfight
同じテーマの「二冊の本」を読んだ。
 『いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由』三橋貴明著(WACBOOK)
 『虚言と虚飾の国・韓国』呉 善花(WAC BOOK)

時系列で言えば「虚言と虚飾の国・韓国」が先に書かれている。出典は明確にされているが、感性に基づいた著述が多い。
三橋氏の著作は、「虚言と虚飾の国・韓国」の問題提起に基づき〜数値データを駆使して詳述(テーマの追い方が共通している)された〜と、私は感じました。
「もはや日本はかっての日本ではない」と、日本を見下した発言の多い韓国。だが、三橋氏の示すデータからはとてもそうは思えない。

発展目覚ましい(と見える)韓国経済だが、サムスン・現代(自動車)・ポスコ(鉄鋼)の3社で、韓国のGDPの3割を占めると言われれば、首をかしげる。超寡占化が進み、中小企業の死滅状態が伺える。
更にこのデータは怖い!
サムスンの売上は輸出が78%を占める、そのくせ、利益に占める輸出の割合は13%に過ぎない。我が国には、サムスンを驚嘆の目で見る傾向があるが、この数字は明らかに異常である。国内を犠牲(食い物)にした出血輸出に過ぎない。

韓国は無理な為替操作で「好調な輸出」を作り上げてきた。それが綻びつつある。もし、サムスンがコケれば「韓国がコケる」状態である。
 ・為替操作の過程で増えた外貨準備高
 ・異常な大学進学率と就職率の悪さ
 ・広がるばかりの貧富の差
 ・国外脱出を図る若者
 ・コリアタウンと韓国の悪評
 ・なんでも「韓国がルーツ」説⇒漢字も、ピザも韓国がルーツ
まあ、挙げればきりがない。全てが本当かどうか?分かりませんが、思い当たることの多い「本」でした。
追記
中国は、我が国に対し「戦争挑発行為」を始めた。
大東亜戦争も、アメリカの執拗な挑発(ハルノート)にやむを得ず乗ったものだ。負けを覚悟でも受ける戦争もある。いまは夜郎自大の中国に理解はできないであろう。戦わずして「中国の属国」にはなりたくはない。


親切と不親切
130207(木) dogfight
事務所移転で、いくつか問題があった。
大阪ではNTT光フレッツでプロバイダはOCNであったが、和歌山ではEO光である。そこでOCNに解約を申し出たところ、ホームページとメールアドレスは、月額260円ほどで維持できるという。
今後も仕事があるのか?極めて心もとないが、MAC(事務所名)のメールアドレスとURLは、大切な『情報の窓口』である。これが変わると、情報の孤島になってしまう。だから、僅かな金額でこれが維持できるのはとてもありがたいことであった。

引越を済ませ、ネットワークも構築できた。
ところが、MACのメールは受信できるが送信が出来ない。カスタマーズセンターへ連絡して状況を説明した。理由は簡単であった。それは「プロバイダが変われば設定も変わる」と言うことである。そんなの「当たり前ヤン」と言われそうであるが、疎いということは、こんなもんである。僅かな費用で「アドレスの継続利用」が出来ると教えてくれたとき、一言「設定が変わりますよ」と添えてほしかった。

カスタマーズセンターの女性はまことに親切で、約30分かけて設定を指導してくれました。おかげで無事メールが使えるようになりました。
親切と不親切は「紙一重」である。もし、詳しい人に「設定が変わりますよ」と言えば、大きなお世話だと言われるかもしれない。カスタマーズセンターの仕事は大変だね!
追記
大阪では、私は「仕事以外」はしたことがない。全てかおりに任せていたので、こんな作業をすることはなかった。口座振込もネットバンキングで初めて行ってみた。今は、何もかもが「初めてのお使い」状態で、とても不安である。
  ※かおりの就職先が決まったそうである。良かったね!

関係のない追
中国フリゲート艦による「射撃用レーダー照射事件」を、中国政府は「知らなかった」と言い、更に「関係者に聞いて欲しい」と述べた。中国政府の発表が本当なら、想像以上に危険な状況である。中国解放軍は、政府の指揮下にないことは承知しているが、これでは『開戦』も野放し状態である。


不規則勤務
130208(金) dogfight
橋下大阪市長は、動物園や図書館の「休日オープン」を目指すという。これは、年末にツイッターに書き込まれた「市民の苦情」を受けたものである。
市民サービスや、サービス業と言われる業種では、既に不規則勤務が多い。
 ・警察官・消防官・自衛隊(世界共通)
 ・病院関係者(世界共通)
 ・老人介護施設(不規則勤務を評価されていない)
 ・スーパーマーケット・百貨店等物販関係(これは日本だけかも?)

治安や医療を守る人たちが、不規則勤務であることは、普通に認識されている。
案外知られていないのが、身近にお世話になっている「福祉・介護」の世界です。
長男(家内の)が勤めている老人ホームでは、1月毎に勤務ローテーションを組むため、月が変わらないと「何時が休日か」も分からない。勤務体制は、
 ・早朝
 ・普通
 ・午後
 ・深夜
この4勤務時間に分かれる。

長男にお見合いの話があったのですが…
先様の指定日(日曜日)が、勤務日だったため変更を願いした。そこでやっと「介護士は不規則勤務」を知ったようで、お見合い話そのものが流れた。
世間では介護の充実を叫ぶが、不規則勤務ならお見合い話も敬遠される。キツイ勤務の割に給与が低いうえ、世間の認識もこの程度だと、とてもじゃないが「福祉の充実」など絵に描いた餅に過ぎない。
追記
この冬は『ノロウイルス』が大流行です。長男の勤務する老人ホームでも、半数の介護士が感染する事態となり、普段でもキツイのに更に酷い勤務となった。
では、応援が頼めるか?と言えば、無理だという。普段のコミュニケーションと入所者個々の状況把握がないと、とても介護など出来ないという。まことに大変な世界である!


寒い朝
130209(土) dogfight
普段の私のルーティンワークを書いてみました。
これは昨日の出来事です。

寒い朝です
雪が舞っている

7時に起きて、急いで着替えて畑へ行く
今日はゴミ出し日、この付近の収集時間は早い
昨日、集めておいた「落下した八朔」7袋を集積場まで運ぶ

家へ帰って朝食
それが済んだら、今度は家のゴミ出し、今日は3袋だ
ついでに、野鳥が食べた八朔の実を入れ替えておく

洗濯物を干す、普段より量が多い
寒い日なのに、変な脱ぎ方のシャツを、手をかじかめて治す
「ちゃんと脱げよ!」と、一人文句を言う

今日は睡眠マシンの加湿器を洗浄する日
週1度の洗浄を済ませ、洗濯ピンで止めて干す

亡妻の仏壇に線香をあげ「おはよう」と話しかける
一応、事務所あてのメールチェック、今日も特に無し

今日は、畑の草刈りの予定であった
でも、朝の雪で気勢が削がれた、軟弱である

だんだん世間が遠くなる
久しぶりに電車に乗って、本屋へ行ってみようか


困ったこと
130210(日) dogfight
乱開発のツケともいえることで困っている。
昨年から、たびたびMy畑がイタズラにあっている。だんだんエスカレートしてきており『悪意を感じる』まで来ていたが、どうやら犯人は、未就学児〜小学校低学年の5〜6人と分かってきた。

現場を見つけ注意してから、お隣の田んぼへ「八朔を投げ入れる」ことは無くなったが、イタズラが消えたわけではない。
畑へ行ったら、用水脇に置いてある桶に八朔がいくつも入っていた。田んぼに投げ入れはしなくなったが「畑内で投げ合う」のは構わないと思っているようだ。


My畑の周りは田んぼと小規模開発の住宅ばかり

ジャガイモ用の畝を修復してロープを張った
大きな柄杓とハンドスコップがとんでもない場所へ行っていた。これはいつものことで、遊び道具になっているらしい。

何より困ったのが、ジャガイモ用に耕しておいた畝が『砂場』として遊ばれたようで、無茶苦茶になっていた。
畝は修復してロープを張ったが、その意味を分かってくれるだろうか?

こうしたことが『いけないこと』だとは、まるで思っていまい。どう、注意すればよいのか、実は私の方が迷っている。

周りの風景を見れば、田んぼが次々とミニ開発で「住宅」に化けている。
子供の数はどんどん増えているが、児童公園の設置義務を伴わないミニ開発の連続のため、どこにも「子供の遊び場」がない。

My畑は、田んぼのようにぬかるんでいない。まさに,格好の『児童公園』に違いない。だからと言って見過ごせない被害もある。私は本当に困っている。
関係のない追記
射撃用レーダー照射事件は、ついに『日本の悪質なねつ造』と言い出した。中国って、あれだけ日本の技術をパクリっておいて、まだ日本の技術水準の高さ知らない。中国の「余りに酷いすり替え」に、では「証拠を示そうか」という雰囲気になってきた。ところが、NHKやTV朝日などが「中国を追い詰めても益することは無い」と論陣を張りだした。いったい何処の国のマスメディアか?

年々酷くなるばかりの「中国の大気汚染」は殺人兵器並みである。PM2.5は日本をも広く覆っている。ところが、その発生源は「中国に進出した日本企業」と言い出した。
二つの事例は、何でも「他人のせい」にする中国の姿勢がよく表れている。これでは反省も改善もない、あるのは際限のない欲望だけである。そのくせ「謝る」ことを知らない、度し難い国である。


連想と空想
130211(月) dogfight
NPO法人「生石山の大草原保存会」の座学のため、気になっていたことをネットで検索してみた。それは『生石』という地名の由来である。

「生きる石」と書く地名など、滅多にあるまいと思っていたら、結構あるもんだ。ざっと調べただけで下記のごとくです。
 ・生石神社(しょうせき)和歌山県有田川町⇒地名としては「おいし」
 ・生石神社(おおしこ)兵庫県高砂市宝殿
 ・生石神社(おいし)岡山県岡山市北区門前⇒岡山神社庁では「おおいし」
 ・生石(おんじ)岡山県浅口市にある地名
 ・生石神社(いくし)広島県尾道市因島
 ・生石(いくし)大分県大分市にある地名
 ・生石(おいし)山形県酒田市にある地名

上記の位置を、右側から地図上にプロットしてみました。
酒田市を別にすれば、見事に瀬戸内を包み込む。

更に共通項を探してみた。
上記の「生石神社」の創建は、8〜9世紀です。これは、我が国おいて「石の需要が増大した」時期と一致する。

当時の我が国は、こんな国家プロジェクトの最中であった。
 ・平城京 707〜784年
 ・東大寺建立 751年大仏殿完成
  ⇒大仏殿交流のため朝鮮半島から大勢の「石工」が連れてこられる
  ⇒完成後も大和各地に残り永住
  ⇒建立の残りを使い「石仏」を作る
  ⇒庶民の墓石文化のルーツ(室生寺〜九体寺の散策コースに記録が残っている)
 ・平安京遷都 791年
巨石は、修羅に載せ(水に浮かべ)運ばれた。当時、大阪平野は「河内湖」で、大和川(奈良)や宇治川(京都)で、都と直結していた。

さらに遡れば、この地は「古墳時代の石棺の供給地」でもある。
生石神社が各地に出来たころは、庶民が「墓石」を持ち始めた時代と一致する。何の根拠もないが、想像が次々と繋がり、楽しい空想に耽ることができる。如何かな?


ジレンマ
130212(火) dogfight
NPO法人「生石山の大草原保存会」の会員になってまもなく1年になります。末端の一員に過ぎませんが、それでも見えてくるジレンマがある。

山の家「おいし」は、紀美野町からNPO法人「生石山の大草原保存会」が運営委託を受けている。以前は冬季は閉鎖していたが、NPOが運営するようにしてから、フルシーズン営業している。
町からは補助金が出ているが、不足分は稼ぐ必要がある。こんな理由から(だと思う)、NPOは2種類の活動をしている。
 ・運営維持をする営利部門
 ・生石山の自然を守るネイチャー部門

運営費を稼ぐには、出来るだけ「生石高原に来てもらう」必要がある。現に、NPOが運営委託を受けてから観光客は倍増している。ただ、来訪者の誰もが善人ではない。この点はいずこも同じである。
生石には貴重な植物も多い。ネイチャー側から見れば、客が増えることは脅威に違いない。現に、貴重な植物が持ち去られる事態が後を絶たない。

生石に野鳥荘を作って2年になる。私は益々「生石の自然」に魅かれ、多くの人にこの魅力を知ってほしいと思っている。
だが、NPO活動として行われている「詳細な観察記録」はホームページに掲載されることは無い。数年前まで、NPOのホームページに「生石の植物」が少数だが掲載されていた。今はそれもなく『守るために秘す』方向に変わったようだ。ようは、二部門あることが矛盾を生んでいる。
私は、単純に「生石を楽しむ」一人である。生石の魅力(風景・植物・野鳥など)を、私のHPに掲載し紹介しているが、秘して守りたい人には迷惑かもしれない。

私の職業でも「開発と保存」は常にバッティングしてきた。
生石でも「自然を楽しむ」行為と「自然を守る」ことが、共存していないと感じる。
ただ幸いなことは、私が最末端の会員で、NPO活動を、距離を置いて眺めることができることである。


ヤマトの心
130213(水) dogfight
「甘えたヤマト」はとてもナイーブである。
私たち家族に思い切り可愛がられ、大切にされてるのが「普通」だけに、少し違う状況が起きると、ストレスになる。
 ・孫や姪っ子の来訪
 ・お客様
こんな時は要注意である。「俺より大切にするな!」と抗議をするかのように、とんでもないところでオシッコやウンチをする。

ヤマトは箱入り息子である。たまに逃げ出すことはあるが、基本は「家猫」です。
時折、白い猫がやってくる。ヤマトも体重6sと大型ですが、さらに大きなメス猫である。そしておそらく齢上だろう。このメス猫がやってくると、ヤマトは興奮状態となる。

白い猫は、どうやら飼い猫のようだ。毛並みも体格も良い。悠然としており、飢えた様子もない。ヤマトとのランデブーは「ガラス越し」である。私が近づいても逃げない。それどころか、ガラスに手を当てると、頬を摺り寄せてくる。とても可愛い猫である。ところが、これを見てヤマトが豹変した。白猫と私の間に陣取り、白猫を威嚇したのです。

これには、家内も驚いた。
ヤマトは『NO1』でないとだめなのだ。更には、NO2も許さないまでに独占欲が強いことが分かる。夫婦で、別のペットや2匹目の猫が話題になることがある。しかし、ヤマトがこれでは「絶対無理やなあ」と言う結論になった。
追記
探鳥に行こうと、ドアを開けた途端にヤマトが逃げた。久しぶりの「脱出」である。
そのまま放置して出かけ、帰宅したのは3時間後。
ヤマトはウッドデッキのベンチに座り、私たちが帰ってくるの待っていた。顔を見るなり、まことに情けない声で鳴いた。
逃げ出したものの「途方に暮れていた」ようである。


DNAレベル
130214(木) dogfight
昨年、野鳥の分類が「DNAレベル」で見直しされました。その結果、とてもついていけないほど細分化されてしまった。
 旧分類:スズメ目ハタオリドリ科スズメ
 新分類:スズメ目スズメ科スズメ
まあ、これは納得できる部分ですが、分けの分からないものも多い。
一般的に「白鷺」と言われていたものは、旧分類で
 ・ダイサギ
 ・チュウサギ
 ・コサギ
に分類されていた。
ところが新分類では、ダイサギが
 ・ダイダイサギ
 ・チュウダイサギ
に分かれました。
和歌山では、多くはチュウダイサギだそうで、紀の川で写したダイダイサギ(写真)は少数派だそうです。

この日、50羽ほどのカワラヒワに出会ったのですが、これも新分類では「オオカワラヒワ(冬鳥)」になるという。夏に、野鳥荘に来ていたカワラヒワは、新分類で「カワラヒワ(夏鳥)」で、珍しい野鳥になるそうです。
ちなみに旧分類では、カワラヒワは『留鳥』でした。ようは、カワラヒワとオオカワラヒワが混同されて「1年中いる野鳥」と思われていたのだろう。
新分類で「科目」が何倍にも増えた。さて「それがどうした」と言った心境である!
関係のない追記
今日はバレンタインデー、昨年までは「かおり」が最後の砦になっていたが、今年は無理やなあ〜
130216追記
14日、宅急便で「バレンタインデー和菓子」が届いた。やはり、最後の鳥では「かおり」であった。嬉しいねえ!


厳密な野生
130215(金) dogfight
「自然を守ろう」と呼びかけると、いっぱい人が集まるが、「自然」の定義がまるで纏まらない。私の苦い経験である。

ある野鳥サイトに参加してみた(いつまで続くかわからないが…)。ルールがあり、
 ・場所を書かない⇒心無い人から野鳥を守る
 ・餌付けしない⇒野生を損なわない
このルールを軽く考えていたのですが、管理者は、かなり『厳密な人』らしい。
これは、投稿したが削除された事例です。
 ・和歌山の河では、中流域以上で出会えます
 ・来週、道東へ行きます
地名には違いないが、これで「心無い人」が、場所が特定できるとは思えない。しかし、ダメなものは駄目であった。

バードテーブルへやってくる可愛い野鳥もダメ。我家では、バードテーブルだけではなく、水場もあるし、庭樹には「餌木」を選んでいる。どれも、窓越しに野鳥を楽しみたいからであるが、これは「野生を損なう」ことになるらしい。
でも現実は、こんな緩くはない。
大阪の主な野鳥スポットでは、餌付けが普通に行われている。枝を切りそろえ石を置くなど背景を整え、写らないように餌を置いて〜野鳥を呼び寄せる〜なんて、珍しくもない。
自宅の庭にバードテーブルを置くレベルとは、まるで違う「やらせ」である。出来過ぎた写真は、まず「やらせを疑う」必要があるほどである。

水鳥はもっと酷い。
多くの干潟では、田畑を守るために餌付けを行っている。珍しい水鳥が入ったという情報で行ってみると、餌をねだりに(水鳥が)やって来ることなど珍しくない。

警戒心が強く、人に馴染まない野鳥(主に猛禽類)は、200m以内に近づくことさえ難しい。10m以内で撮影できる野鳥は「人馴れしている証拠」に他ならない。
野鳥に危害を加える気は全くない。私は、野鳥と親しみたいと考える方である。とても厳密な『野生』は無理である。
130216追記
バードテーブルは『餌付け』とされ削除されのを機に、予想通り、野鳥サイトは離脱しました。家や野鳥荘には、餌場だけではなく、水場や巣箱もある。庭木は餌木が〆ている。私たち夫婦の目的は『人と野鳥は親しむ空間』でしたが、管理者の価値観に対し逆鱗に触れたわけだ。ただ、それほど「あるがまま」に拘るなら、上記に述べたような「やらせ」に触れていないのはおかしい。綺麗(すぎる)な写真無罪と言うことか。


変わった生活習慣
130216(土) dogfight
出勤しなくなって、曜日の観念が薄らいでいく。唯一、曜日を意識するのは『ゴミ出し日』だけである。先日も、肩こりが酷くなって整骨院へ行ったが、祭日(休診)であった。


爺様が残した松の剪定

餌木の植替え

甦った『ゴム』の木
自分なりにルーティンワークを課しているが、外部からの刺激(あるいは圧力)がないと、曜日は必要がない。「パジャマで過ごさない」これも重要な日課です。晴れた日は畑があるので、9時には出勤(畑へ)するようにしているが、雨の日はついルーズになる。
和歌山の自宅で『事務所の体裁』は整えたのですが、毎朝のメールチェックはアッと言う間に終わり、今は仕事が動く様子もない(つまり、全くの閑)。

今年は、野鳥が多いので「探鳥」に出かけることが多い。
野鳥の鳴き声は「さえずり(繁殖期だけの鳴き方)」に変わってきた。幼鳥が出てくるゴールデンウイークまで楽しめそうだが、GWまでに「仕事が決まらない」と、本当に生活習慣を変える必要に迫られそうだ。
関係のない追記
只今、庭木の植替えや剪定中。
地下水位が高く、山の木は枯れることが多い。
枯れてしまったエゴの代わりにピラカンサにした。

我家の小さな庭には「餌木」が多い。
 ・シマトネリコ
 ・アキニレ
. ・ヤマボウシ
(これも地下水から守るため嵩上げ)
 ・ソヨゴ
 ・シロヤマブキ
 ・ムラサキシキブ
などがある。窓越しのバードウオッチングが楽しみである。

事務所から観葉樹「ゴム」の木を丸坊主にして持ち帰った。ちゃんと芽が出てきた。


変わった生活習慣2
130217(日) dogfight
今日は、私の誕生日。ついに66歳となってしまった。
本屋へ行くのは「ついで」で、本を読むのは「通勤時間」であった。
しかし、出勤しなくなって両者とも変わった。本屋へ行くためだけに電車に乗るようになった。これから月に数回「電車で本屋通い」をするだろう。実は、これが案外刺激になると知った。
午前中は「畑仕事」をして、昼食はやや遅めになる。本を読むのは、午後からである。200頁程度の文庫本なら寝るまでに読み終える。月間の読書量はやや落ちたが、本のまとめ買いは欠かせない。

私が本を読む習慣を持ったのは、亡妻の影響であった。勿論、貧乏が伏線となっている。
他の趣味と違い、読書には「凝る」と言うことがない。図書館を利用すれば、実に金のかからぬ趣味である。ただ私は「本を乱雑に扱う」ので、図書館を利用しないでいる。
3人の子供も読書量は多かった。特に長男は、中学校の「図書館の本は全部読んだ」と言っていた。

家族全員が「本が好き」であったが、傾向はまるで違った。
つまり、家の中で「回し読み」がないのである。そのため、ピーク時には、月間の購入量(文庫本+月刊誌)は50冊に達した。
本が置けるスペースは限られているので、蔵書にするのは僅かです。大半は読み終えると捨てていた。それでも、夜逃げをするときに置いてきた「蔵書4000冊」は今でも残念な記憶である。お蔭で、その後は全く蔵書することは無い。返却不可で友人に送るか、廃棄するだけである。


久しぶりの大阪
130218(月) dogfight
先月30日に、大阪の事務所を引上げて以来、初めて大阪へ出ます。今更ながら「引込む」ことの意味を実感する。
今日は、大阪を忙しく駆け回る。
 ・大阪市市民税の残りを一括納付(ネットバンキングで納付できない)
 ・和歌山市へ介護保険料納付(ネットバンキングで納付できない)
ようは、銀行とお役所を回る必要がある。ささやかな年金(2ヶ月分)が入ったが、上記の納付額すら賄えない。1年間無収入のうえ、事務所の維持で預金は使い果たしてきた。そこへ市府民税や保険料は「前年度の収入」に対し掛かって来るので容赦なしです。

今回は確定申告が間にあわなかったので、下記のことは旅行から帰ってからになります。
 ・大阪市へ健康保険料の還付請求
 ・和歌山市からビックリすような健康保険料の請求が来ており、月末に自動引き落とし
  こちらは還付交渉が必要
ちなみに、前年度課税所得は290万円でワーキンプア並みです。そのくせ、健康保険料と介護保険料は緩くなく(合計月額63000円)、年金から引かれると何も残らない。私は、生活保護が羨ましい!

退職後の1年は、このような「地獄」が待っている。このピンチを乗り切れば、
去年は無収入なので、市民税・国民保険料・介護保険料のどれも最低額になる筈です。勿論所得税はなし。不動産もないので固定資産税もない。少しは年金が残りそうだ。
睡眠障害の治療は大阪で受けており、今日、診察予約を入れている。交通費は緩くはないが、大阪へ出てくる刺激は捨てがたい。
夜は、昔の仕事仲間と「呑み会」です。素寒貧ですが、無理せずに楽しく生きていきます。


10年たっても初心者
130219(火) dogfight
野鳥に興味を持って10年以上になるが、今も私は「初心者」である。
免許も車も持たぬ私の行動半径は、2本の脚の範囲でしかなかった。大砲のようなレンズは経済的に無理で今も、コンパクトデジカメで野鳥を写している。
(軽薄短小は信条で、経済的余裕があっても大砲は買わなかっただろう)
和歌山に住むようになって3年半。家内の車があるので、行動半径はやや広がったが、和歌山県を出ることは殆ど無い。主な探鳥フィールドは和歌山市内で、
 ・和歌山城
 ・岡公園
 ・紀ノ川べり(複数)
市外では「生石高原野鳥荘」が、私のホームグランドである。

例外は、海外(ケアンズとチェンマイ)と北海道くらいで、野鳥オタクのような「オッカケ」はしていない(きっと、これからもしないと思う)。
遠征は、刺激もあり楽しいのですが、これは年に1度で満足です。

かつて「あまの街道」がそうであったように、定点観察を続け、微妙な変化を「肌で感じる」ことが好きな方である。
今は、生石山の定点観察を何よりの楽しみにしている。(写真はミヤマホオジロ:野鳥荘にて)
追記
昨日、20日ぶりに大阪へ出ました。何やら風景が変わっているような…
誕生日記念に献血へ行ったのですが、問診で拒否されました。その理由は「昨年12月のチェンマイ旅行」でした。古都チェンマイの観光もせず、連日、郊外の農地や森へ探鳥に行っていました。この地域は「マラリア指定地域」だそうで、献血不可でした。
でも、トイレは全て水栓だったし不潔感はなかったが、国の判断では危険なんだね?
追記2
明日早朝から「道東」へ向かいます。寒さに耐えられるやろか?という不安と「オオワシに会える」楽しみが交錯しています。


冬の道東
130220(水) dogfight

増える一方の機材(双眼鏡は高性能の小型に更新)

100g/30g/20gのバックパック(全て機内持込み)
昨年5月に続いて、2度目の北海道。コースは昨年とほぼ同じです。

フライトも前回と同じで、関空6:55発、羽田を経由して「たんちょう釧路」空港へ向かいます。
違うのは、今回はB787ではないということです。

20〜21日ポロト泊
22〜23日昴泊
24日帰阪予定です(前回と同じ宿)。
ホテル付搭乗券の方が安かったので購入していますが、こちらは宿泊予定なしです。
荷物はご覧の通りです。衣類はヒートテックとダウンで揃え、数も減らして軽量化したのですが、機材は増える一方です。
特に、極寒ではバッテリー性能が下がるため予備を増やし、一晩で充電を完了させるために、充電器も増えました。
これを全て機内持ち込みで背負っていきます。


命を掛けた移動
130226(火) dogfight
道東で写した写真を整理していたら「50羽を超えるヒレンジャクが来ている」と連絡が入った。和歌山市内の某公園で、たった1本のクロガネモチに群がっていた。

ヒヨドリ

ムクドリ

電柱に止まっていたヒレンジャクを数えたら、60羽を超えていた。また、自宅から車で20分程の場所に、500羽のアトリが来ているという。このように、今年は、野鳥の飛来が多い。

北海道の冬は「野鳥が少ない」という。分けは
 ・大地は雪に覆われて餌がない
 ・湿原や川、海は氷や流氷で閉ざされ生息場所が減る。

それが、秋の実りが悪かったうえに「今年は雪が多い」そうで、本州へ避難した野鳥が多い(北海道では少ない)らしい。

考えてみれば、急に野鳥の数が増える分けではない。命を賭けた移動が行われたに過ぎない。
追記
2日前に、野鳥の会のメンバーが野鳥荘へ向かったそうですが、雪が凍りその上に雪が降り、チェーンを巻いても上がれなかったそうです。その時、北海道にも季節外れの寒波が来ていた。寒かった筈である。
逐次、冬の道東『野鳥三昧』を纏めています。是非ご覧ください!


青山繁晴氏の講演会
130227(水) dogfight
青山繁晴氏の講演会へ行ってきました。
定員350人に対し聴講希望者は1000人もあったそうです。会場を大きくして600人の聴衆でした。
講演時間も1時間の延長で、2時間半となりました。

噂ではなく、1次資料だけで繰り出す話題はもの凄い迫力で、聴きごたえのある内容でした(内容はとても書き切れません。残念です!)
関係のない追記
北海道から帰るなり「花粉症再発」です。
やっと、ジャガイモの種芋が届いたので、本日は雨が上がり次第「農作業」です。花粉症がもっと酷くなりそうで、心配やなあ〜


「道東の旅」整理中
130228(木) dogfight
閑なはずなのですが、午前中は事務所の事務処理で過ごし、午後からは「ジャガイモの植付」で過ぎてしまいました。

冬の道東『野鳥三昧』もやっとここまで編集しました。
 ・旅行行程と出会った野鳥たち
 ・2月20日
 ・2月21日
まだ、2日分残っています。野鳥写真の整理は家内に任せています。























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