元dogfightのぼやき
2013年 1月
エッセイ&コラム
謹賀新年『夢』真夜中の戦い農業税制の崖ついに和歌山県民何時まで続くのか?新年会ジェネリック追憶どうなる原発どうなる原発2バリアフリー講習会新たな潮流血圧測定猪瀬直樹氏体罰と自殺戦争準備技術革新静かな挑戦死別再婚爺様の1周忌困ったこと野鳥の来訪あっけなく挫折発想を変える発想を変える2超マイクロ水力発電作家「今野 敏」氏送別会家族さらば大阪

謹賀新年
130101(火) dogfight

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

家族で、竜神温泉で寛いでいます


『夢』
130102(水) dogfight
我家の西側の農地(写真)。
もう後継ぎがいないそうです。でも営農を条件に、税の減免を受けているので、売ることも耕作放棄もできないため、小作をお願いして米作りだけはしている。

只でさえ低地なのに、周りで宅地開発が進み、纏まった雨が降れば水没する悪条件です。写真でも分かるように、稲刈り後も水が引き切らず、私でも「よい農地ではない」と分かる。
以下は、実現するはずもない『夢話』です。

農地には馬鹿げた法の網が被されており、私には取得資格がない。もっと現実的には資金もない。でももし、この農地を入手出来たら「やりたいこと」がある。

面積は750坪くらいだろう。20坪くらいをMy畑にして、他は「雑木林とビオトープ」にしたい。

宅地化するのに必要な道路幅はないけれど、ミニユンボくらいは入りそうだ。農地の中で『土を移動』し、起伏のあるマウントと湿地(あるいは池)を作る。
湿地にはアシを植える。
マウントには餌木を植える。餌木は、
 ・アキニレ・モチノキの仲間・エゴノキ・クマノミズキ・山桜・ドングリの仲間などの高木
 ・低木は、イタドリ・ウツギ・ネジキなど
 ・更に、ツルウメモドキ・ヘクソカズラ・スイカズラなどツル性植物
どれも野鳥が好む実を付けます。
ここを「野鳥の楽園」に出来たらいいだろうな。うふふ・・・やっぱり夢物語やなあ〜


真夜中の戦い
130103(木) dogfight
寒くなると起こることだが、今年は特に酷いのが『真夜中の争い』である。
ダブルベッドの毛布や布団は、まるで生き物のように、時間とともに移動を始める。
あまり寝返りを打たない私に対し、家内は頻繁に寝返りをする。家内はその度に毛布や布団を我が身に絡めていくため、私は夜中に寒さで目が覚める。見事に上掛けがないのである。

何とか取り戻そうと、思い切り引っ張るのですが、これが『重い』のだ!
重い理由は、6kgもあるヤマトである。真冬になると、布団の争奪戦にヤマトが参加する。夫婦の間に楔を打ち込むように位置取りし、これまた体を蒲団に絡めてくる。
酷い時には、充分に蒲団があるのはヤマトだけで、私も家内も「上掛けは体半分だけ」という状態である。真夜中の戦いを、コマドリ撮影したら、オモロイ映像が出来るだろう。


農地税制の崖
130104(金) dogfight
二足歩行の私が見聞できる、極めて狭い範囲の話題です。

和歌山市内でも、貴志川線に3駅も乗れば「数十年前までは全くの田んぼ」であったそうな。いまは、無秩序な宅地開発が進み、建売住宅の街区に挟まれるように、農地が残っている。元々、余り海抜がないところに宅地化部分は地盤の嵩上げがなされて、農地の湿地化に繋がっている。
更に、宅地化で取り残された農地の多くは、都市計画法や建築基準法の定義による道路がない。つまり、将来とも農地以外の土地利用が困難なところが多い。
この状況を作り上げた大きな原因は、手を変え品を変えて「営農を条件に農地課税の減免」を行ってきたことにある。

当面の税を逃れるため、この制度を利用した農家が多い。
ただ、本来あるべき税を減免する方便に過ぎない。そのため、時限立法であったり、長期営農の条件が付けられている。例えば
 ※1979年 相続税納税猶予制度(相続者が20年営農するすれば免除)
        ⇒20年間は猶予期間で、営農継続中止時点で課税される
 ※1971年〜81年 宅地並み課税の払い戻し措置と減額制度
 ※1982年〜91年 長期営農継続農地制度
 ※1991年の改正 生産緑地法(30年間営農を条件に「農地並み課税」で減免)
赤字で表示した制度が現在も生きている。詳しくはこちらを参照されたい。
それがここにきて、後継者の問題が起きてきた。

営農を続ける限り減免あるは猶予が受けられるが、後継者があればこその話である。
目先の利益で減免を選んだ人も、後継者の有無は自らのことだけに分かる。条件を満たさなくなった時のペナルティーは緩くない。
まさに、『農地税制の崖』が見えてきたわけであある。
自民党に政権が変わり、また「手品」を考え出すのだろうが、後継者の問題は小手先のことでは解決しない。農業を根源から見直す政策転換が必要であろう。
 追記
現実はもっと厳しい。
減免を受けているが跡継ぎはおらず、営農が不可能な農家が、拘束された営農期間切れを待っている。それが終われば「土地が売れる」と考えてるのだ。だが、先に述べたように、宅地化の中で埋没したような農地には、開発に必要な道路がない。言い換えれば、
 ・とても買い手がつくとは思われない
  ⇒営農中に宅地化の条件を失っている
  ⇒土地価格の意識ギャップが酷い(バブル時の夢が消えていない人が多い)
 ・減免もなくなる
 ・後継者もいない
この三重苦が襲ってくる。このことを農家自身が気づいていない。
My畑(親戚の所有で、賃貸契約はなく、私が勝手に耕している)も、あと数年で営農期限が切れるそうであるが、一体どうするのだろう?


ついに和歌山県民
130105(土) dogfight
18歳で関西に出てきて、最初の居住地は兵庫県尼崎市であった。それから48年、引越は多い方だろう。記憶をたどって書き出してみる(時期と年数はもう曖昧です)。

兵庫県 ・尼崎市下新庄
・尼崎市立花
・加古川市
・高砂市
大阪府 ・寝屋川市
兵庫県 ・西宮市
大阪府 ・羽曳野市
・富田林市寺池台
・富田林市高辺台
・大阪狭山市今熊
・大阪狭山市茱萸木
・大阪市
和歌山県 ・和歌山市
結婚するまでは「ほんの数か月で引越」と言うありさまでした。その理由は、勤務地の都合もありましたが、徹夜残業が当たり前で、下宿先から追い出されることも多かった。

結婚したころは西宮に住んでいたので、本籍地は今も西宮のままになっている。ただ、今は道路になっており、影も形もない。
1番永く住んだのは、大阪狭山市今熊で、18年であった。ここは、妻の突然死で家庭が崩壊し、夜逃げと相成った。その後はまた放浪が続く。

1月4日、住民票を大阪から和歌山に移しました。実際は、3年前に和歌山に移り住んでいるのですが、やっと住民票が家内と一緒になりました。
今後の予定は、
 ・1月7日に、1級建築士登録と事務所登録を和歌山へ提出
  これには「住基ネットや保険証」が必要なため、住民票の移動を先行
 ・1月半ばには事務所登録も完了予定
  これが済めば営業地変更の手続きが出来ます
 ・上記がすべて完了すれば、和歌山県へ「指名願い」の提出が出来る
これで、住民票だけではなく『飯の種の確保』手段も和歌山へ移ってきます。名実ともに和歌山県民への第1歩になります。
みなさま宜しくお願いします!


何時まで続くのか?
130106(日) dogfight
日韓双方のトップは変わっても、融和は無理のようだ。
靖国神社放火犯の中国人を、韓国の司法は「政治犯として釈放帰国」させた。
日韓には「犯罪人引き渡し条約」があるが、こうなれば何のための条約かわからない。韓国では、放火は政治行為になるそうだ。この分だと、殺人犯でも相手が「日本人」なら、政治的行為で無罪になるだろう。

韓国では「親日家」のレッテルを張られれば『政治生命が終わる』と言われる。この状況で日韓友好がなると思えない。
李大統領の「もはや勝手の日本ではない」という発言で分かるように、
 ・日本は格下の国
 ・日韓に友好関係は不要
このような意識が露骨に現れている。
今回の出来事に対し、当然、日本政府は抗議したが、上から目線で抗議を退けた。「政治犯」騒動も、日本を捨て中国を取ったということであろう。
中国・韓国・北朝鮮・・・ここまで価値観の違う国と「もうええやん」と私は思ってしまう。必要なら100年でも「冷却期間」を置いても良いのではないか!


新年会
130107(月) dogfight
NPO法人「生石山の大草原保存会」の新年会へ行ってきました。
昨年から、保存会に参加していますが、まだこれと言ったお役にたっていない。新年会で、銘酒『八海山』2本の持参がことが初めての貢献だと思う。新参者ですが、みなさま宜しくお願いします。

場所は紀美野町役場近くの公民館(古民家を利用)、参加者は15人。全員で会場準備し、酒や料理(獅子鍋)は持ち寄りの楽しい宴です。(カメラを会場に忘れてきてしまい、楽しい写真を紹介できないのが残念です)

酔いも回ってくると、『今後のNPO運営』について、本音の話が出てきます。
初めて知ったことですが、紀美野町の職員が指名されて起ち上げた組織(NPO)が出発点であったそうです。その後定年を迎えて、残った有志が「今のメンバー」と言うわけです。そのため、住んでいるのはこの付近が多いそうです(つまり、生石山の地元とは言い難い)。
このような経緯を知らないのは私を含め数名に過ぎない。新しい血が少なく、地元からの参加がない。このままでは、じり貧を迎えるという。

うふふ・・・「いつか来た道」がここにある。
私が「NPO法人あまの街道」で体験した失敗が繰返されようとしている。これを乗り越えないと、真の組織にならないのだろう。
この日は、多くの先輩が持つ「不安や問題点提起」を知ることができました。あまの街道とは違い、悩み考えるメンバーが多いだけに、きっと解決策を見つけてくれるだろう。私は微力ながら参加していくのみです。

13日は、NPOのツアーガイド講座で、野鳥講座を受け持ちします。時間は30分、上手く纏め上げられますかな?使う資料は「生石の野鳥」です。紹介するのは71種。標高が高く、海も川もない条件では多い方だと思います。
17日は「ジジババ新年会」です。平均年齢66歳の集まりです。後家・ヤモメ・バツイチ・家庭内別居の計5人(男3人・女2人)。口の悪い連中で、罵りながら楽しく呑みます。


ジェネリック
130108(火) dogfight
財政圧迫の一要因である生活保護費。その半分を占めるのが『医療扶助』である。
政府は、生活保護で処方される薬で、ジェネリック薬品があるものは、その使用を義務付ける(最新薬は差額を払えば利用できる)方向で検討し始めた。

この手法は、既に大阪で提案され、医療機関の指定と共に動き出そうとしている。
何故このような動きがあるのか?残念ながら、医療扶助が「悪用の温床」になっているからである。
 ・処方を乱発する医療機関がある⇒防止のため医療機関の指定化
 ・無料で入手した最新薬の売却⇒医療賦与を悪用した換金の防止
まさに、故意に労働遺棄する受給者と、悪徳医療機関が結託して成り立っている『貧困ビジネス』の駆逐にある。

きっと、善意で怒り狂う人(あるいはマスコミ)が出るだろう。
確かに、本当に医療を必要としている人に不都合が起きる可能性は否定できない。それでも、悪用の弊害が大き過ぎることは看護できない。不正受給者を駆逐しなければ、本当に必要とする人への給付が確保できない現実に、立向かう必要がある。
 関係のない追記
7日は、朝から「和歌山での手続き開始です。
 ・和歌山県建築士会へ住所変更の手続き
 ・和歌山県建築士事務所協会へ事務所登録提出
  (一部修正があり、夕方に修正書類再提出)
 ・和歌山県庁へ「指名願い」下相談
ジェネリックみたいな私ですが、まだ新薬に近い働きをしたいと、このように再稼働の火を入れています。

手続きの間に「加太の海」へ行ってきました。それはこちらでご覧ください。
ここには私の知る「最高に美味いお造りを食べさせてくれる店(まったく安くない)」があるのですが、家内にたしなめられて我慢、ラーメンで済ませました。


追憶
130109(水) dogfight
事務所の引越荷物を段ボール箱に詰めている。
大量の写真アルバムがある。もう私だけでは預かり切れないので、息子たちに送ることにして、仕分けをしながら、見直すことになった。それは「追憶」そのものであった。

子育てにまるで関心がなかったと自覚していたが、案外小まめであったと思い直した。
3人の子供の名前が書かれたアルバム、中には日付だけではなく、コメントやスケッチが添えられている。私にもそんな時代があったのだと、何とも懐かしく、涙が出てくる。

1人だけ異色に育った二男。妻の突然死後もパラサイトを止めることはなかった。親子の縁を切った後も、働くことを拒否し続け、今は西成で生活保護を受けているという。
でも、子供の頃の写真はとても愛くるしい。アルバムの量もほぼ均等で、これを見ただけで、分け隔てして育てたわけではないと知れる。長男と三男にはアルバムを送ることができるが、さて?二男にこのアルバムを渡す時が来るであろうか…

亡き妻は、写真が趣味であった。
未整理の写真が、段ボール箱一杯分出てきた。殆どはモノクロ写真で、アルバム整理したものは僅かである。今やもう何時ごろのモノか?想像のつく方が少ない。何処で写したものか定かではない。

それでも、とてもよく分かったことがある。
写真の大半が「私」であった。私が見たこともない写真がいっぱいである。いつ、どんな思いで私を写していたのか?
ただ、私をずっと見続けていたことだけは間違いない。私は嗚咽していた。
私が生きている限り、私の傍で眠り続けるだろう。もし私が逝ったら、写真は荼毘にして送ってほしいと、息子たちに伝えておこう。


どうなる原発
130110(木) dogfight
安倍内閣は「原発継続」を打ち出している。
私自身は、福島のメルトダウンで安全神話から覚めている。おそらく、10年後だって人類は「原子力の完全制御」に成功はしていないだろう。その意味で、出来るだけ早く『脱原発』をするべきだと思っている。

一方、代替提案を伴わない「言葉だけの脱原発」には、胡散臭さも感じている。脱原発には具体策が必要である。安易に「再生可能エネルギーで賄える」論が多いが本当だろう?本気でそう思うなら、
 ・エネルギー予算配分の見直し(スマートグリッドの整備を含む)
 ・省庁再編
この二つが実行されなければあり得ない。
再生可能
エネルギー
概要 最小単位 関係官庁等
買取価格
調達期間
太陽光発電 最も身近な発電。駆動部がなく故障が少ない。小規模分散発電に適している。建築基準法の緩和でビルへの設置誘導が望まれる。大規模なら海面への設置。
天候に左右されやすい
10KW未満 ・経産省
・国交省
・環境省
漁業権
42円
10年間
風力発電 風車を利用する発電。風が無くても、強すぎても発電できない。低周波公害もあって、海に設置するのが有効と考えられる。海に囲まれた日本は、世界有数の設置環境を持っているが、最大の阻害要因は「漁業権」。天候に左右されやすい 20KW未満 ・経産省
・国交省
・厚労省
・環境省
・農水省
漁業権
57.75円
10年間
潮力発電 潮の満ち引きを利用する方法で、海に囲まれた日本は世界有数の設置環境を持っているが、最大の阻害要因は「漁業権」。海が大荒れ状態では稼働できない。天候にやや左右される 不明
(水力と同等か?)
地熱発電 火山帯が有力。世界有数の設置環境を持っているが、多くが「国立公園」のため、活用が制限されている。 15,000
KW未満
・経産省
・国交省
・厚労省
・環境省
温泉組合
42円
15年間
小規模
水力発電
水の流れがある所なら可能。例えば、病院工場等の排水や空調管・農業用水路・浄水場・渓流で考えられる。天候にやや左右される
※「身近で未利用」のエネルギーが活用できるマイクロ水力発電機
200KW未満 ・経産省
・国交省
・厚労省
・農水省
水利権
35.7円
20年間
我が国には、有力な「再生可能エネルギー」は多いが、問題は関係省庁の多さと利権団体である。これでは、
 ・A省内部で不一致(例えば、国交省で河川部は可だが、港湾部は不可)
 ・A省関係では許可されたが、B省関係では不可
なんてことが頻繁に起きる。やはり、許認可の一元化(省庁再編)が必要だろう。
更に、利権団体の多さである。特に、漁業権と水利権は強烈である。この利権を反故にしないと、再瀬可能エネルギーは『絵に描いた餅』である。政治家がこれに立ち向かえた時、本当の脱原発が出来る。


どうなる原発2
130111(金) dogfight

上図は、中国人民解放軍対日攻撃概念図です。狙いが、全て原発に向いていることが分かります。特に、若狭湾に濃厚な攻撃目標を置いています。
世界の常識は「原発は軍隊が守る」であるが、我が国では警察官である。これで本当に大丈夫であろうか?
何も、我が国に「核ミサイル」を打ち込んで、国際的な顰蹙を買わなくとも、この通りに攻撃されれば、我が国は『核まみれ』になる。福島だけでこれだけ大変なのに、日本中の原発が攻撃されれば、もはや「住むところにあらず」であろう。

原発を、経済面からだけ見るのではなく、攻撃目標になるという観点から「最重要防衛施設」と言う認識も必要である。

 追記
中国軍のもくろみ通りになれば、我が国は壊滅する。
だが、核には「核の冬」と呼ばれる悲劇もある。きっと、世界中は重大な危機を迎えるだろう。


バリアフリー講習会
130112(土) dogfight
講習会へ行ってきました。友人に言わせれば「また、暇つぶしをしている」そうです。

「高齢者・障碍者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」と言う、何とも長い名前の講習会です。バリアフリーのユニバーサルデザインを定めた国際条約があり、日本は調印しているのですが批准がまだです。
2020年の批准を目指しているそうで、現在の基準では、条約内容の6割達成程度だとか。2020年までに国際標準に近づけようと、年々「誘導規準」を持ち上げています。

テーマは〜高齢者・障碍者等の円滑な移動等に配慮〜となっていますが、講習を聞きながら「高齢者の捉え方」が少し違うのではないか?という疑問を感じました。
私は、数年前に緑内障の進行を知らされています。最近、急に視力が落ちてきており『老化現象』をひしひしと感じています。私は、障害と老化は似て非なるものだと認識している。バリアフリー研究者は、そのことに気付いているだろうか?きっと、研究者自身が老化を感じるようにならないと理解できないかもしれない。


講習会風景

堀川えびす
今更、講習を受けてもと笑われますが…
今年は公共工事へのデビューを目指しています。運よく受注できても、きっと「トイレ改修」だろうと想像しています。それには、バリアフリーの最新情報に接しておこうと思ったのですが、うふふ…お役所は『新しいことは望んでいない』と、友人に言われてしまった。そうかもしれないな。

運よく公共事業の受注に成功したら、私はもの凄い「カルチャーショック」を味わいそうである。
覚悟はしているのですが、私の覚悟など一瞬で吹っ飛ぶと脅されています。
和歌山へ営業拠点を移しましたが、さて?どうなるやら
関係のない追記
今年も「えべっさん」に行ってきました。
商売繁盛を願いながら、大阪でお参りするのこれで最後だろうと思いました。


新たな潮流
130113(日) dogfight
我家では、夫婦で同じカメラを使いだした。キャノンの『PowerShot SX50 HS』である。
 ・重さは600g(バッテリー・SDカードを含む)
 ・光学50倍ズーム(1200o相当)×ファインデジタルズーム2倍
  =2400o相当(A3サイズ対応) 
  ※画像は荒れるが最大ズームは4倍で、4800o相当まで可能
  ※接写はやや苦手か(私は植物接写ようにチビカメを別に持っている)
この威力は、使えば使うほど驚嘆する。
最近、家内もフルスペックで4s近いカメラを持たず、これだけで出かけることが増えてきた。

和歌山では、海や川の野鳥が多いため、被写体まで100m以上なんて珍しくない。この距離で「ノートリミングの写真」が撮れるのが凄い。

来月の北海道旅行では、オホーツク海の野鳥が主になるため、遠距離撮影が必至である。このカメラが主役になることは、もう間違いない。

ただ、デジタルズームを使うと手ブレが増すため、三脚が欲しいと思うようになった。そこで、カメラが軽いので簡易な三脚を購入しました。
野鳥サイトの情報を見ていると、最近、野鳥ファンの間で爆発的にこのカメラが増えている。あるサイトで「芸術性を求めないなら、こんな素晴らしいカメラはない」と絶賛していた。私も同感である。

一眼レフ、ミラーレス一眼と進化してきたカメラも、超ズーム機能付きデジカメの出現で、全く別の潮流が生まれたのではないか。
もう少しレンズが明るくなり、画素数が上がれば「一眼レフ不要論」まで出るのではないか?そんなカメラである。今頃、他のメーカーはこの機種に対抗するため、必至の開発に取り組んでいることだろう。


血圧測定
130114(月) dogfight
血圧は、健康度合いを測る目安ですが、片腕だけでは意味をなさないそうです。
血栓や動脈硬化を調べるには、両腕・両足首の4点同時測定が必要だという。
例えば、左肩の付け根は血栓が出来やすい個所だそうです。もし、血栓があったら、そこから先は「血圧が下がる」ため、腕で計っても異常(高血圧)がわからないという。

家庭用の血圧計を2台用意し、左右同時に測るのが最低限必要で、左右の血圧差が『1割以内なら正常』という。
あいにく我が家には、1台しかないが、左右を続けて計ってみました。
 ・下の数値は左右とも76
 ・上の数値は、右が130・左129
と言うことで、私は上半身は正常だと分かりました。

股関節部分も血栓が出来やすい個所だそうです。正常なら、足首の血圧は腕より高いという。ただ、家庭用の血圧計では正確に足首の血圧を測ることは出来ない(これは医療機関しかできない)。
それでも、足首に血圧計を巻いて測ってみたら「205」ありました。どうやら腕より足首の血圧は高そうである。どうやら、血圧に関しては、私は「正常」らしいと分かりました。
でもなあ〜あんまり長生きもしたくないのになあ…


猪瀬直樹氏
130115(火) dogfight
私が猪瀬直樹氏の存在を知ったのは、道路公団の改革からです。
「作家なのに…」と言うのが正直なところでした。
その後、石原氏のもとで東京都副知事になった。ただ、大阪にいては活動が見えなかった。更に氏の著書も読んだこともなく、とても猪瀬氏を理解しているとは思えない私です。
ツイッターで、猪瀬氏をフォローしたのが2年前。それからは「只者ではない」と言うことが分かってきた。見識と行動力を併せ持った人物像である。
 ・調査に裏づけられたデータ
 ・論理的思考
 ・実行可能でかつ「一歩進んだ」政策提案
それは利権を打ち破る鋭さを持っている。
更に、ツイッターを通じて見ていても、氏のプロパガンダ能力は、都のレベルでは勿体ない。これは国政に生かすべきものと私は思っている。
何かと突飛な行動で知られた石原前東京都知事だが、彼が大過なく知事でいられたのは、猪瀬氏あればこそだったと、私は感じている。

猪瀬氏が都知事選で見せた「後出しジャンケン」は見事な戦術であった。これを卑怯と言う人もいるだろうが、勝つためには戦術は必要である。氏の実力を知る『有力な対抗馬』は、立候補を見送った。かくて、70%を超える得票率で知事となった。
知事就任後に氏が繰り広げる『広報活動』は凄い。猪瀬氏は「配下を動かす名人」である!配下の東京都組織をツイッターに次々と登場させ、和歌山に居ても東京都の動きが分かるほどである。この手法は、橋下市長にも是非見習ってほしい(橋下氏は孤軍奮闘が目立つ)。
ぼちぼち、氏の著作を読んでみようと思っている。
作家から、ネゴシェターになり、更に軍師で活躍し、ついに将軍として采配を始めた。その原点を知りたくなった。


体罰と自殺
130116(水) dogfight
まことに書き辛いことですが…
桜宮高校で起こった「体罰が原因とされる自殺」についてである。但し、私にはマスコミ報道以上の情報はないので、かなりが想像の域を出ない。
自殺した高校生は、自殺前日に30発以上殴られ、顔の形が変わるほど腫れ上がっていたという。私の子供の頃は、体罰は当たり前であったが、精々数発で、それも跡が残るようなことはなかった。もうこんなのは暴力以外の何物でもない。
桜宮高校はバスケットの名門校。暴力をふるった顧問の先生は、バスケの看板教師で、18年間も同校に勤務していた(通常4〜5年で転勤)。つまり「特待先生」である。それだけに、周りも見て見ぬ振りがあったのだろう。

私が不思議に思うのは、自殺の前に選択肢があったのではないか?と言うことである。
桜宮高校は特殊な形態で『退部=退校』だという。その意味で、退部の選択肢はなかったが〜バスケット部のキャプテンを辞退〜この選択肢はあったはずである。
キャプテンには自ら立候補したという。だが、顧問はキャプテンとしての資質に疑問を持っていたようである。自殺の数日前に、父兄と話合いがあり、その旨も伝えられていたそうである。
 ・キャプテンを辞退すれば体罰の対象から外れる
 ・その代り「二軍落ち」
こんな内容であったと報道されている。ところが、自殺した本人から
 ・キャプテンを続けたい
 ・その代り体罰も受け入れる
その結果が、顔の形が変わるほどの暴力に繋がり、自殺に直結した。

自殺した本人がキャプテンに拘ったのは『大学進学に有利だから』という(これは周知のことらしい)。彼には〜「有利な進学条件」を放棄〜という選択肢があったのである。
学業も優秀な生徒であったという。如何なる大学を狙っていたのか?分かりませんが、命と引き換えにするほどであったのか。申し訳ないが、私には理解できない。
 追記
顧問は、本人に「キャプテン辞退」を促すのではなく、顧問権限で「キャプテン更迭」を言い渡すことも出来たのではないか。だがその時、やっぱり彼は「自殺を選んだ」かもしれない。


戦争準備
130117(木) dogfight
中国解放軍は「戦争準備せよ」と、緊張感をあおっている。言うまでもなく相手は日本である。
日中中間線付近をパトロールする海上保安庁、自衛隊、米軍機にスクランブルをかけ、執拗に追い掛け回し、まるで戦争を挑発するかのような事態が続いている。

足元では『言論の自由』を求める火がついている。
バラバラになりそうな国内を纏めるため「敵を作る」古典的な手法を施政者が取り、かつ、その主導権争い(内部抗争)が聞こえてくる。
 ・中国には政府・共産党・解放軍の3権力がある
 ・解放軍は政府の指揮下にない
 ・解放軍は「独立採算」を課せられている
 ・解放軍は収入源として主要国営企業を経営
解放軍は、軍事と経済で発言力を増し、夜郎自大になっている。今や「中国の意思」は、共産党なのか解放軍なのか?専門家でも読み辛いという。

分かっていることは、解放軍は己を更に肥大するため「戦争を欲している」と言うことだ。中国解放軍は、戦前の旧陸軍と似ている(旧陸軍は、政府が統帥権を持たなかったため「軍事暴走」した)。一説によれば「全面戦争を目指している」とも伝えられ、日本が望まなくとも「戦争を迫られる」事態を覚悟する必要がある。
 追記
尖閣ばかりが報道されるが、解放軍の侵出(経済援助の形で支配地を拡げている)は、既に「第2列島線」と呼ばれる地域に及んでいる。第3次大戦があるとすれば、それは中国が起こすだろう。


技術革新
130118(金) dogfight
野鳥荘に仕掛けている自動カメラが作動しなくなった。
夏は、気温に加えてカメラ自身の発熱でSDカードが破壊される事態が続いた。厳冬期になり、気温が零下になるようになって、SDカードに記録できなくった。どうもラフな気象条件では上手く作動できないのではないかと想像している。

先日、ニュースで『盗撮カメラ』が紹介された。
 ・超小型のカメラ
 ・動態センサーで撮影
 ・SDカードで記録(最大32GB)
 ・カメラとACアダブターは有線
こんな機能が紹介されていた。盗撮の趣味はないが、これなら野鳥用の自動カメラに使えると考えた。ネットで探り当て仕様を見てみた。上記の機能はあるが、1機種で全て満足しているものはなかった。どうやら、ニュースでは性能をゴチャマゼにしたようだ。それにしても、カモフラージュカメラの性能は恐るべしである。これも、技術革新の賜物であろう。
 追記
技術革新と言えば、再々紹介している、キャノンの『SX50HS』は凄い。
だんだんとポテンシャルを生かせるようになってきて、驚異の性能を改めて感じる。
写真は家内が撮った、カワアイサである。約30mの距離でノートリミング。この性能が5万円で購入できることも驚きである。


静かな挑戦
130119(土) dogfight

御堂筋のイルミネーション

上:新年会風景/下:新事務所

法定保存書類は1間巾のヨド物置にいっぱいになりました
40代に仕事仲間だった5人で、4時スタートの新年会です。
 ・死別3人
 (再婚は私だけ)
 ・離別1人
 ・家庭内別居1人
今や住むところもバラバラになり、集まるのは年に1〜2回。
平均年齢も66歳となり「ボチボチ誰かの訃報が届きそうだ」と、相も変わらず罵りあいながらの酒盛りです。

1次会のお開きは7時半。もう開いているお店を探して、新地まで歩きました。
御堂筋は、見事なイルミネーションです。
めっきり大阪と疎遠になり、このようなイベント中とは知りませんでした。
それにしても「省エネなどどこ吹く風」です。でも、美しいことは楽しいですね!
翌日は、事務所移転の第1陣でした。
大阪と比べ、作業デスクも資料ラックも1/3になりました。
勿論、陣容は私だけ(きっと家内に手伝ってもらうだろう)になります。今後の予定は、
 ・23日プリンタ到着
 ・29日IT系移転
 ・2日ネットワーク構築

1年間「悠々自適」の生活をしてみましたが、やはり刺激が欲しくなりました。もう一度「現役復帰」を目指します。
長い建築屋人生で、何度も挫折してきましたが、これが何度目の挑戦になるだろうか?
今までと違うのは『何が何でも』と言った我武者羅さはありません。浸みこむように、静かに挑戦したいと思っています。
何かありましたら、是非お声をかけてください。宜しくお願い致します。
 追記
亡妻の仏壇も一緒に来ました。早速、家内が仏花を用意してくれて、ともに拝んでくれました。感謝!


死別再婚
130120(日) dogfight
私はバツイチである、と言っても「死別」で離別ではない、家内もそうである。つまり、死別同士の再婚になる。
この時、覚悟すべきことがある。何時かは私たちも逝く時がくる、その時「どうするのか?」である。幸い私たちは、国籍も宗教(浄土真宗)も相違はないが、これが国際結婚だと『死んだときどうする』は大きな問題だと思う。

妻が亡くなってから最近まで、私は亡妻を祀った仏壇を置ける場所を持っていた。
和歌山へ事務所を移転し、再起を図ろうと考えた時、一番悩んだのが「仏壇の行き場」である。今は、籍は入れていないが事実婚で「入り婿状態」である。和歌山には、家内の亡くなったご主人を祀る仏壇がある。亡妻をここに入れる分けにはいかないし、この家に仏壇を持ち込むことも、遠慮すべきと思っていた。

結局は、この迷いを家内に相談した。家内は、事務所にする部屋に仏壇を置くことを、快く了解してくれた。まことにありがたいことである。
だが、最後の課題はクリアしていない。勿論、私は「どちらの墓に入るのか?」である。それは息子たちに決めてもらうしかない。
追記
今日は爺様の1周忌法要です。この家には二つの仏壇があり、4人が祀られている。
合掌!


爺様の1周忌
130121(月) dogfight
昨年1月22日に爺様が逝って、1周忌法要を行いました。

どこの家庭でも、このような機会がないと、親族が一堂に会することは少なくなったのではないでしょうか。

法要が済んで、会食です。私は新参者ですが、昨年からこんな機会では「酒盛り」をするようにしています。

写真のように男性群を集め酒盛りをしたのですが、話の中で「女性にも酒豪」がたくさんいると伺いました。ならばもっと結構です。

「お茶で3年・お酒で3分」という言葉があるように、酒は親睦の促進剤です。
こんな機会に、是非、親族の一員に加えて頂けるようにしたいものです。


困ったこと
130122(火) dogfight
この歳になって『和歌山デビュー』を目指している。
建築士会・建築士事務所協会・建築事務所登録を和歌山に切替え、本日(130121)和歌山県へ「入札参加資格審査申請」を提出し、受理されました。
ただ、私は公共工事の実績がないため、能力審査(一般業務認定審査会)を受ける必要があります。この審査を受けるために『実務実績』を具体的に示す必要がある。具体的に
 ・事業年度、事業名
 ・発注者
 ・事業内容
 ・証明する資料
これだけ必要である。特に、証明する資料は『契約書・建築確認申請関係書類・設計図の一部」などがいる。私は、違反建築をしない主義でしたので、何も心配していなかったのですが、困ったことが起きた。それは『契約書がない』と言うことです。

個人相手の受注では揃っているのですが、企業相手は「殆どない」と分かって呆然です。それも、大企業になるほどない!
その理由は〜決裁が煩雑なので〜実態だけが進行し、支払いはきちんと受けているのに契約書がない。某大企業など「注文書すらない」状態です。

お役所の審査を受けるだけに、あるべきものがないと「失格」に繋がります。
保存書類は物置になおしてしまったので、これから探すのが大変ですが、契約書のあるものを探して頑張ります!


野鳥の来訪
130123(水) dogfight

メジロ(動画

ヒヨドリ(窓越しで画像が悪い)
家を建て替えてから来なくなっていたメジロが、今年は毎日やって来るようになった(動画でご覧ください)。

どうやら、餌場に気付いたようで、日に何度もやってくる。
それを最初に気付くのはヤマト(我家の黒猫)だ。ヤマトの様子で、来訪を知る。

ジョウビタキの雌も頻繁に来る。こちらは水と、庭木のムラサキシキブの実が目当てだ。ムラサキシキブの実もあと僅かなので、それまでに餌場に気付いてほしいものだ。

水場は、野鳥の来訪を期待して、大皿を置いている。これも3年にしてやっと来てくれるようになった。
この他、ヒヨドリ・イソヒヨドリ・キジバトもやってくる。

家を建て替えた時、庭木に餌木を選んだ。
野鳥が好む、アキニレの実も今年からわずかだが付けるようになった。
エゴノキは土が合わないのか、まだ実を付けたことがない。
まだ3年なので、餌木が十分に実を付けていないが、元気でいれば、野鳥の来訪が増えるだろう。その時を、私はとても楽しみにしている。


あっけなく挫折
130124(木) dogfight
和歌山へ移って、再起「第1号の仕事」と思っていた物件が、あっけなく挫折した。
某診療所の未利用の屋根へ、太陽光パネルを敷き詰めて『売電事業』をする計画が進行していた。ところが、見積徴収の前日に、愕然とする知らせが届いた。
それは、H25.1.10付「厚労省事務連絡」で
  〜医療法人の太陽光発電の取り扱いについて
それは、昨年12月から続けていた仕事が吹き飛んだ瞬間であった!
家内と顔を見合わせ、思わず「大笑い」であった。こんな時は笑うしかない!

売電は営利事業に違いない。だから、医療法人で出来るのか?という疑問は当初から持っていた。クライアントも会計事務所の先生と相談したうえでゴーサインを出している。事実、この事務連絡で分かるように、1月10日までは禁止ではなかった。第一、エネルギー確保は国家的命題である。今回の計画では、
 ・発電量17kw/H
 ・売電収入の全額を、金利無視で投下資本の回収に回しても、11〜13年掛かる
と、とても営利事業になっていない。

今回の「事務連絡」は、医療法人あてであるが、世の中には、営利を目的としない法人はたくさんある。
 ・公益法人
 ・財団法人
 ・宗教法人
 ・社会福祉法人
 ・医療法人
このような法人では「発電事業は不可」となるのか?
国家の命題であり、国が率先すべきエネルギー確保を、たかが省庁の『事務連絡』で禁止できる。考えてみれば恐ろしいことである。お役人には「国家観」がないのであろうか?
追記
時間と共に「腹が立ってきた」
ダメ元で、担当官庁と「なんでやネン」と強談判したくなっている!

関係のない追記
また、探鳥の日々が続きそうだ。
遅くなっていた「チェンマイの野鳥(48種)」を整理し、やっとアップしました。是非、ご覧下さい。次は「何時行くの?」と聞かれたが、それは私の稼ぎで行きたいので「ちょっと待て!」と言っておいた。出来れば12月のハイシーズンに、もう一度チェンマイへ行きたいものだ!


発想を変える
130125(金) dogfight
世間を騒がしている「B787」
従来型の延長にある機種ではなく、全く発想を変えて開発された「夢の機体」と言われていた。超のつく多国籍機だが、我が国は機体の35%を作っており『準国産機』と呼ばれる。
新発想で作るだけに開発が遅れ、試験飛行もそこそこに就航したと言われる。それから1年、今年になって「これでもか」と不具合が出ている。
開発と言っても、昔のように「試作試験の積み重ね」で行うわけではない。殆どは、スーパーコンピュータ上でのシミュレーションで行われる。これで開発時間が飛躍的に縮まったとされるが、隠れた脆さもあるかもしれない。

準国産と言われるが、日本が負担したのは『素材』部分が多い。
最多の事後原因は「リチウムイオン電池」である。バッテリー本体はGSユアサが作り、その出力制御はフランスの会社、機体への組み込みはボーイングといった塩梅である。出力制御のミスで発火した可能性だってある。また、組立過程のミスかもしれない。多国籍製品の欠点である。

報道以上のことは知らないが、
 ・機体の基本設計に日本企業は参加しているのか?
 ・システム設計に日本企業は参加しているのか?
つまり、手足はやったが「頭脳は蚊帳の外」だったような気がする。脳の指令が間違っているのに、手足に責任を求めることがあってはならない。
日本企業は恐れずに「原因究明」すべきである。如何に優れた素材でも、使われ方を間違えられれば、齟齬をきたすからだ。

飛行中に「ガラスにヒビ」が入った事故もあった。
機体の軽量化に炭素繊維を多用しているが、これが原因ではと私は想像する。
強度とは『強さと靱性の掛け算』である。炭素繊維は「軽くて強い」が変形が多い素材(優れた靱性)である。一方、ガラスは強いが変形に追随しない。つまり、ガラスと炭素繊維は種類の違う強さの対極にある。
これは経験則ならすぐわかることであるが、スーパーコンピュータ上でのシミュレーションで分かることであろうか?
発想の転換は必要であるが、経験を無視してよいことではない。
関係のない追記
2月に予定している「真冬の北海道・探鳥旅行」ですが、季節柄レンタカーで移動と言うわけにいきません。そこで、公共交通機関が多くなるのですが、釧路湿原の移動では「SL冬の湿原号」の予約が取れました。それも、タンチョウが良く見える側の席です。益々楽しい旅行になります!


発想を変える2
130126(土) dogfight
またまた、キャノンの『PowerShot SX50 HS』の話である。
どうしてこれほど「綺麗に撮れるのか?」夫婦で話題になった。以下は想像である。
キャノン
PowerShot
 SX50 HS
 ・光学50倍ズームレンズ(1200o)
 ・デジタルファインズーム(2400o)
 ・有効画素数約1210万画素

オリンパス
SZ-31MR
 ・光学24倍ズームレンズ(600o)
 ・デジタルズーム(1200o)
 ・1600万画素のフル画素
私は、オリンパス『SZ-31MR』も愛用している。右表が、2台の簡単な性能比較である。
デジカメは、光学性能とデジタル性能の合わせ技である。ところが「一眼レフ」に見るように、今までは光学性能に重点を置いてきたのではなかろうか。

私が愛用している2機種(どちらもコンデジ)を比べて、キャノンの方が画素数が少ないことが分かる。なのに、デジタルズームを目いっぱい使って撮影しても「きれいな画像」って何や!
画素数を増やしても、画面全てを埋め尽くすわけではない(と思う)。光学系を最小に抑え、デジタル系の向上で、画素と画素の隙間を埋める技術を飛躍的に向上させたからこその「ファインズーム」だと想像した。
コストパフォーマンスを上げ、性能の割に格安感をもたらせたのは、光学系を抑えたからではないか?もし、私の想像が当たっているなら『発想の転換』がこの商品開発に繋がった筈である!


超マイクロ水力発電
130127(日) dogfight
再生可能エネルギーの中で、私が興味を持っているのが「小規模水力発電」です。
小規模水力発電の中でも、10kw以下をマイクロ水力発電と言う。既に、9Kwの商品化がなされており、ベスト条件で稼働すれば、住宅18戸分の発電が出来るという。
配管に仕込む3kwタイプもあるが、これも大規模建築物が対象で、、個々の住宅で発電できるまでには、まだ小型化されていない。

水路などに設置

配管途中に設置

小さな山小屋を持ってみると、谷筋を流れるせせらぎ(飲料水には利用されている)に仕込める「超マイクロ水力発電機」はできないものだろうか?と思う。
(アメリカの冒険映画などでは出てくるように思うけど…)

畑をやってみて分かったことがある。My畑は農業用水路に接しているが、限られた時しか水は流れていない。そのため天水を集める装置が必要になった。
この一帯では、紀の川の水利組合から「水を買っている」そうである。費用を抑えるため、米作り期の最小限しか流さないが、紀の川の流れが止まっているわけではない。もし、
 ・水路に常に水が流れている
 ・水路向きの超マイクロ水力発電機を開発

一般家庭の「太陽光発電」は3〜4kw相当である。このくらいの超マイクロ水力発電機を、仮に農地を縦横に走る農業用水路(幅450〜900程度)に、@100mで仕込んだら、農村は発電地帯に早変わりする。・・・と、これはアホな夢話だろうか?
太陽光発電のコストは安くはなってきたが、まだ超マイクロ水力発電の方が安くつきそうに想像している。
これだけで結構な発電量が見込めると思うが、規制緩和や利権解消がないと、何処まで行っても「絵に描いた餅」に過ぎない。国民が「自由に発電アイディアを出せる環境」が欲しいものです。

 追記
天候に左右されない宇宙で「太陽光発電」して、電磁波に変換して地球に送る技術が開発中だそうな。途方もない技術開発も必要だが、足元の「小さな発電」も〜チリも積もれば山となる〜だろう。


作家「今野 敏」
130128(月) dogfight
作家「今野 敏」氏が面白い。
今野氏の作品には『武技の達人を主人公にしたバイオレンス小説』が多い。どちらかと言えば、荒唐無稽なストーリーで、文章も上手いとは思わない。ただ、面白さは抜群で、氏の作品はほとんど読んでいる。

ところが下記の作品は、同一作家とはとても思えない『心理描写を主とした小説』である。
 ・隠蔽捜査シリーズ
 ・警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ
構成が緻密で、文章も練れている。
読みながら、ふと「我が身を考える」ことも多い。そして過去を振り返り、俺のあの時も『こんなんだったやろな』と考えさせられてしまう。

これを読めば「刑事ものも捨てたものではない」と思われるであろう。どちらも「文庫版化」されているので、是非一読されたい。


送別会
130129(月) dogfight
かおりが入社したのが、1998年。
今日は、15年勤めてくれた、かおりの送別会です。本当に『ありがとう!』
(阪堺線で「てっちり光」へ)

事務所運営は大浪荒波続き、かおりの入社後もそれは変わりませんでした。

事実上の倒産(この時からから給与も大幅ダウン)をしたこともありましたね。よくこんな不安定な事務所に15年間も務めてくれたもんです。

事務所も、天満A⇒天満B⇒美章園A⇒美章園Bとよく引越しました。引っ越すたびに規模は小さくなりました。
それも、ついに『究極のリストラ』である、和歌山(自宅)で事務所を継続することになりました。そのため、かおりには退職をしてもらうことになりました。申し訳ないことです。

15年間、私はかおりを頼りきりでした。記憶力の低下で「あれ!あれ?」としか出てこない時でも、ちゃんと資料を出してくれた。
秘書・アシスタント・SE・事務経理・庶務となんでも任せられるスタッフでした。妻が突然死した時、落ち込んだ私を精神的にも支えてくれた「我が娘」でした。これから「何でも自分でする」ことに、私自身が一番自信がない。
今日は、そんなかおりの送別会です。
   『ありがとう』
次の職場をお世話出来ればよかったのですが、私はその力も無くしています。
これからは、私の「出金メモ」を帳簿にしてもらいます。毎月末にメールで送付することにしており、顔をあわすのは「年に数回」あるかどうか?
うふふ…何時まで経っても「子離れできない親」の心境です。

1.湯引き

2.てっさ

3.鍋のネタ

4.まずは湯豆腐

5.これは白子の焼き物

6.〆は雑炊
湯引き、てっさを味わってから『鍋』のスタートです。
具をいっぺんに入れることはなく、まずは豆腐。骨付きの身、野菜、ふぐの身、皮、白子と順番に食べて行き、最後は雑炊で〆です。メチャクチャ美味かった!


家族
130130(水) dogfight
130128『作家「今野 敏」氏』の続きである。
今野氏の作品〜警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ〜
 1.リオ
 2.朱夏
 3.ビート
この第3作を読み終えた。
刑事モノでありながら、心理描写が素晴らしいと先に述べたが、このシリーズには『家族のあり方』が伏流として流れている。

第3作「ビート」では、断絶した父子を描いている。私はこの作品の、残り1/3を涙で読んだ。これが、電車の中でなくてよかったと思ったもんだ。
私も二男と断絶した家族で、音信不通状態が続いている。残念だが、今でも二男の思考回路が理解できていない。だが、この作品を読みながら、私は二男を理解しようと努力しただろうかと疑問に思った。
追記
和歌山で暮らしだして3年半、新たな家族の構築である。まだまだぎこちない限りであるが、それでも私なりに「変化」を感じている。家族が家族であるには「双方の努力がいる」のだと、改めて感じている。


さらば大阪
130131(木) dogfight
35年間維持し続けた、大阪での建築設計事務所を、30日で閉鎖しました。

普段通りに出勤し、大阪で最後となるリポートを書き上げ、メールで送信した。これを終えて、
 ・複合機を使うために残しておいたケーブル(電源・LAN・電話線)を外した。
 ・家具配置の邪魔になっていたフロアコンセントを復元。

カラッポになった事務所「夢の跡
 ・掃除機をかける
 ・ルーターをNTTに返却
 ・複合機のカウンターを
  連絡
 ・宅急便の支払い
これだけを済ませて、昼となった。
かおりには、長い間世話になったお礼を言って、全ての業務終了である。

 ・午後からは、残ったOA
  機器と備品類を「若い
  人」に渡し
 ・夕方、オーナーに部屋
  の引渡し

夜は、世話になった仲間数人と「大阪お別れ会」です。今までは、用事があろうが無かろうが「大阪へ出勤」したが、明日からは家の中での出勤となる。
いくら私がホラ吹きでも、今度ばかりは捲土重来はあり得ない。寂しいですね!
さて?どうだったのだろう…
私は軟着陸を目指していたが、墜落してしまったと感じていた。いま、何もない事務所を見て、これで良かったのだと思う。いつか来る日が、そう、やってきたのだ。























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