元dogfightのぼやき
2012年12月
エッセイ&コラム
デジカメ性能ツイッターからいよいよ出発チェンマイ旅行衝動買いと価値観サバイバルチェンマイ旅行「雑記帳1」チェンマイ旅行「雑記帳2」決断激動日本次は…少子化は悪いことなのか?デジタル製品尖閣侵攻今年の漢字最新CPAP墜落の1年光のルネサンス認定低炭素建築物野良猫ヤマト耐寒装備臆面もなく雨にも風にも負けた


デジカメ性能
121201(土) dogfight
この1年で、夫婦で購入したカメラは
 ・1眼レフデジカメ(ニコン・ボディーは頂きました)
 ・デジカメ(キャノン)
 ・コンパクトデジカメ2台(オリンパス・ニコン)
 ・webカメラ2台
webカメラは性格が違うので、デジカメについて性能の感想を述べたいと思います。
10月に、ミスからコンパクトデジカメを塩水に漬けてしまった。修理不能と言うことで同じ機種を購入した、それがオリンパスです。
外見は一緒ですが、バージョンが一つ上がったことで、性能は全く別物と言っても良い。
デジタル技術における「1年」って、とてつもなく長い時間なんだろう。

チェンマイ旅行の準備中に、キャノンの「50倍ズーム」の存在を知った。その翌日に購入し、いきなりフィールドへ行った。その性能は驚愕である。
1眼デジカメと、このデジカメのタイムラグは2年。システム全体の費用は10倍違うが、デジカメ技術を含むCPU性能は「キャノンの方が上」ではないかと感じる。
1眼レフにはない機能
(最新の1眼レフには付いている)
1眼レフより優れている機能
 ・オート撮影では常に3枚撮り
  『自動で良いものを選ぶ』
 ・録画から『1枚の写真を合成』
 ・ワイド画面の作成
 ・驚異の録画能力
  ⇒事前処理なしでfacebookにUP可能
  ※ハンディカム携行を中止した
 ・ブルーツースとの連動
 ・ビュー機能搭載
 ・連写速度の速さ
 ・ズーム能力の飛躍的向上
これがこの値段で出来るのか!と驚いてしまう。ただ、レンズ口径が65oであるため『画素数×レンズ面積』では、1眼レフにはかなわない。

デジタル技術は「誰でも綺麗な写真が撮れる」ことを目指しているのではないか。
埋もれつつある「技術のニッポン」ですが、デジカメは世界シェアの7割を占めると言われるだけあり、凄いものだ。
オリンパスとキャノンのメーカー希望価格はほぼ同じだが、市場価格は倍ほど違う。
私の、総合評価はキャノンが上ですが、植物を撮る時の接写や、プログラムモードの扱いやすさは、オリンパスが上。私なりに、使い分けをしていくつもりです。


ツイッターから
121202(日) dogfight
私とタイに住む友人とのやり取り

各電力会社から「電気料金値上げ申請」が出ている。関電の値上げ率がひときわ高いのは原発比率が多かったためだろう。では、原発が普通に稼働している時でも、関電の電気料金は他社と変わらなかったのは何故だ?


その通りやな〜
ツイッターから拾った笑えない笑い話

「そろそろ日本と戦争するので税金を払ってください」中国の過剰徴税最前線
上海に住む知人とのやり取り

右傾化という報道が、中国など近隣諸国でされているが、日本が自衛隊を国防軍と位置付けることは、普通(まん中)に戻るということではないのか?中国、北朝鮮、韓国と比べて、どちらが右翼なのか?偏狭なナショナリズムを右翼と呼ぶのであれば、答えは明白だ。


特ア諸国は、日本が卑屈であることを望んでいるのでしょうね。だから、普通の国家になるのが困るのでしょう


そうですよね。こちらでテレビニュースを見ていると、日本がとても軍事増強しているように思えます。日本で少ししか報道してないことも流しているようで、ある意味、ほんとは日本のことが好きなのかな?と思ったりもします。


アメリカの分析で、中国は「ハワイの領有権も主張できる」としているそうです。こうなると、もう尖閣だけの話ではなく、世界中どこでも「中国領」と言いかねません。現に、レアアースが眠る南鳥島に、中国の監視船が盛んに現れます。そのうちに領有権争いがおきるかも


いよいよ出発
121202(日) dogfight
12月に入り、イルミネーションを点灯する季節になりましたね!
いささか気が早いと思いながら2月18日にチェンマイ旅行の予約を入れました。ずっと先のことだと思っていたのに、今夜、チェンマイへ出発します。
風呂に入りました。これから夕食を済ませ、洗濯物も干して、普段使っているものを詰め込んで、最終チェックです。
旅行中の連ドラは録画セットしました。

畑は潅水・液肥を済ませました。畑は暫く留守になりますが、冬なので大丈夫だろう。帰国後に、大根や小カブが収穫できると思います。

野鳥荘は凍結に備えて水抜きを済ませている。
自動給餌機や給水器への補給も完了。出来ることはしたので、野鳥たちが普段通りに集まってくれることを祈るばかりです。

ヤマトの給餌器・給水器もOkです。
寒がりヤマトだが、暖房はしばらく我慢してもらおう。
結構、ハードな旅になりそうなので、毎日のHP更新は自信がない。
旅行記は後日の編集にして、facebookで『その日のこと』を紹介できればと思っている。



「チェンマイ野鳥三昧」旅行紀 チェンマイ旅行「雑記帳」
チェンマイ旅行
121209(日) dogfight
夫婦で「タイ・チェンマイ」を旅行してきました。

ワットプラタート ドイカーム
(カーム山のプラタート寺院)

アオショウビン
チェンマイ大学メーヒヤキャンバス(農学部農園)にて

12月2日夜に出発し、9日朝に帰ってきました。チェンマイ滞在は6日間、毎日「野鳥三昧の旅」でした。
チェンマイはタイ北部にあり、ランナーイ王朝の古都です。
昔から「美人の産地」と言われるのは、タイ南部とは異なるクメール系の民族で、「色白」なことから来ているらしい。実際に、スリムな美しい娘さんが多かった。

チェンマイ・野鳥三昧を思い立ったのは、マルさんのタイ日記に出会ったことから始まる。
今回の旅行では、マルさんに連日、野鳥スポットへのご案内を頂き、初めて出会う「チェンマイの野鳥」のご指導を頂きました。
また、チェンマイの「美味しいスポット」もご案内いただき、人との出会いの楽しさを満喫できました。

チェンマイ滞在中は、マルさんにご紹介いただいた、日本語ガイド(車付)のサリンさんのお世話になりました。
我侭な客で、鳥ばかり追いかけていて、観光は形ばかりでした。サリンさんは怒りもせず、無理難題の注文に応じていただきました。ありがとうございます。
明日からは、写真の整理を兼ねて『チェンマイ野鳥三昧』として纏めたいと思います。
是非ご覧ください。


衝動買いと価値観
121210(月) dogfight
夫婦そろって、衝動買いの常習者です。
事故以来、時折鞭うち症がぶり返す家内は、ドクターの勧めもあって枕を買い替えました。おかげで、少し楽になったようです。
問題は、枕とは正反対の低反発マットを衝動買いしたことです。注文から1週間後に届いたのですが、体が沈みこむため、一晩で「評価は×」です。私も家内もやわらかいベッドは苦手なことは分かっているの、まったくバカげた話です。誰か、必要な方はいらっしゃいませんか?
この1年で、衝動買いしたものを書き出してみます。ただ、価値観として必要と思っているものが多く、支出に対する抵抗感は、余りありません。
 ・野鳥荘で必要なもの(今年も改良を続けた+修理費・餌代・維持費・車を含む)
  ※野鳥荘建設そのものが昨年の衝動買いであった
 ・畑に必要なもの(天水装置・新しい土・農具・肥料等の維持費)
 ・カメラ機材等
 ・旅行
 ・服飾品(衣類・スニーカー)
これらは、夫婦で話題が盛り上がった当日か翌日には「オーダー」している。金額の多少に関わらず、常に「即断即決」が、私たちの特徴です。

そのくせ、いまだに決断が付かないものがある。
 ・耕運機
 ・クロッシー(通信環境)
11月に購入したカメラ機材とスニーカー代金で、上記の物品が買えるのに…
自分でも不思議である。


サバイバル
121211(火) dogfight
巨大地震が何時やって来るのか?
その時「何処にいるのか」で、運命が別れそうである。もし、大阪の地下街や地下鉄に乗っていたら、生存率は限りなく低いだろう。和歌山の自宅なら、津波が来る前にドングリ山へ避難で来るか?可能性は五分五分と言ったところだろうか。

「もし、野鳥荘にいたら」と、話題になった。
津波の心配はないが、山崩れの可能性がある(その時は諦めである)。地震そのものを乗り切ることができたなら、生存率は自宅より高いと思う。
 ・電気と水はOUTだろう
  ⇒懐中電灯や蝋燭はある
  ⇒緊急用の水は6g(5年保存)ある
 ・プロパンは独立しているので使用可能だろう
  ⇒工夫すればお湯は作れそう
  ⇒最低限の暖房は確保できる
 ・食品の確保
  ⇒冷凍食品から使用し、乾燥食品まで
総合評価は「1週間は耐えられる」であった。

ただ、登山道は各地で崩落していると考えた方が良い。つまり「陸の孤島」状態は間違いない。それでも、救出される可能性が高いと考えている。その理由は、写真にある。

昨年9月の南紀大風水害では、通信を確保するために、生石高原に自衛隊の通信隊が展開した。

121129にも、写真のように通信隊の訓練が行われていた。
大震災が起これば、車両での展開は無理だろうが、ヘリで機材を運んででも「通信ルートの確保」をするだろう。

ここへ辿りつけば、救出される可能性が高くなると考えるが、如何であろうか?


心配なこと
121213(木) dogfight
八朔の収穫期は真冬。
来年も、2月3日に「八朔狩り」を予定している。忙しい皆様が多いので、気の早い案内状を出した。

ところが…
肝心な八朔が心配である。
秋の初めまでは、手入れの結果宜しく、豊作だったのですが、秋の長雨で、裂果が目立つようになった。

更にご覧のように実の落果が目立つ。
例年も落下はあるのですが、今年は特に多い。
八朔狩りまであるやろか?
チェンマイ旅行「雑記帳1」
121214(金) dogfight
チェンマイ旅行中に『私が感じたこと』をそのまま書いています。格別、裏付けや確証を求めたものではありませんので、間違っているかもしれません。このことを、ご承知の上お読みください。
 車の話
チェンマイ市街には電車がない。
移動手段は、車・バイク・自転車である。これがレーン規制がないらしく、恐ろしく入り乱れて走る。車と行っても、マイカー・タクシー・乗り合いタクシー・乗り合い三輪車などさまざまである。朝夕のラッシュ時には、日本人には無秩序としか見えない走り方である。大阪のドライバーは「運転が荒い」と言われるが、ここでは幼稚園程度である。

これでよく事故が起きないもんだと思ったら、実際に事故は多いそうである。
事故が起きても、金持ち優先のジャッジが多く、死亡示談金は30万円と聞くと『死に損』としか言いようがない。
日本で言えば50ccバイクがとても多い。これが頻繁にレーンを変えて、車の間を縫うように走る。2人乗りまでは合法だそうで、時には3人乗り(不法)もある。ヘルメットの義務付けはあるが、無視が多い。夜間になってもライトをつけ無いもの目立ち、怖い限りであった。

経済の活性化で、車は爆発的に増えている。新車登録をしてからナンバープレートを作るため、数ヶ月間は「ナンバーフレートなし」が普通だそうな。
飲酒運転も日本とは違う。マルさんは、我々と食事を共にする機会が多かったので、毎日「飲酒運転」であった。
 生活習慣
生水は呑めない。歯を磨くにもうがいも「有料の水」である。水道水に何の疑問もない日本人には辛い生活習慣である。
水の値段も、エヴィアンから地元の水まで、優に10倍の差がある。ホテルの部屋に置いてあったペットボトルを、無料と勘違いして、チェックアウトの時にその高さに驚いた。

タイでは、家で食事を作らないのが普通だとか。街中に食堂があることからそれが分かる。そのため、安い家賃の住居では「キッチンがない」と言うのに驚いた。水も飲めないし、料理も作らないならキッチンは不要かもしれない。

6日間チェンマイにいて「不思議に思った」ことを聞いてみた。洗濯ものを干している風景がないのである。
基本的に、洗濯は外注だそうである。洗濯物「kgあたりいくら」と言う契約があり、月極め契約もあるそうだ。下着だけ自分で洗う人は「室内干し」のため、目に留まらないのだという。これだけで、この都市が綺麗に見えるから面白い。
 トイレの話
水にまつわる話で「トイレ」は欠かせない。
ホテルや空港のトイレは日本と変わらない。但し、ウオッシュレットはない。
野鳥を追いかけ郊外が多かったのですが、こちらは事情が変わる。洋風便器で洗浄はシャワーで掛け流すトイレ形式はまだよい方である。バケツで流す場合もあった。
ビルマ便器は、床に埋め込まれており金隠しはない。家内が「どちらが前か?」と尋ねてきたが、おそらく壁が前なのであろう。これはバケツで流した。

トイレは文化を知るうえでオモシロイ。
様々な経験をしたが、形式はともあれ、全て水洗トイレであった。疫病防止の意味合いが強いと思うが、文化水準の高さ示すものだろう

 追記
お世話になっているドクターから、こんな意見を頂きました。たしか、ドクターはタイで医療経験がある筈です。
タイのトイレにハンディタイプのシャワーがついていませんでした?ある意味、ウォッシュレットが多いはずです。シャワーがないところは、小さな洗面器がついてませんでしたか?あの小さな洗面器が優れもので、我が家でも1つ重宝しています。おしりを流す以外に色々使えます。
ありました! ハンドシャワーも洗面器も、便器を洗う以外に利用していませんでしたが、 そうですね「トイレ全体を洗うな」など利用法はありそうですね


チェンマイ旅行「雑記帳2」
121214(金) dogfight
チェンマイ旅行中に『私が感じたこと』をそのまま書いています。格別、裏付けや確証を求めたものではありませんので、間違っているかもしれません。このことを、ご承知の上お読みください。
 所得と物価
旅人には、タイの所得が分からない。これをある程度理解しないと、物価との関係(平均購買価格)が分からない。
これは、あるネット情報から引いてみました。
タイでは、月給と月収という。その理由は、サイドビジネスです。公務員もバイトは禁止ではないそうで、月給だけではないということです。
 ・夫婦共働きの家が多いです。
  中流と呼ばれる層の平均月収(夫婦で)は3万バーツから5万バーツ
 ・30歳前後の若い人で外資系のサラリーマンの月給は2万〜3万バーツ、
 ・デパートの店員なんかだと1.5万バーツぐらい
 ・国家公務員の初任給は、大卒で7300バーツ、修士卒だと12万バーツ
 ・民間企業の初任給は公務員の倍
 ・製造業でこの不況下、昨年12月のボーナスが月給の13倍だった会社があった
  (好景気の頃のトヨタもそんなものでした)
そうでなきゃ4月の正月休みに東京ディズニーランドやUSJにタイ人観光客が大挙して押し寄せるなんてことにはならないでしょう。
読んでも良く分かりません。1バーツは2.5円くらいです。
ここでは『中流と呼ばれる層の平均月収(夫婦で)は3万バーツから5万バーツ』で考えてみます。
  中流家庭の共稼ぎで、日本円で「7.5万円〜12.5万円」
大胆に平均してみると「5万円/人」の月収です。これは、我が国のワーキングプワと呼ばれる人から見ても随分低いですね。でも私は、この国から「貧困」を感じませんでした。収入に見合った物価なのだろう。道路にゴミの散乱もなく、とても衛生的な町でした。若い娘さんは充分ファッショナブルです。

カラオケ店には「若い娘」がたむろしています。「一夜妻」をアルバイトにしているそうで、スキ者には選り取り見取りと言ったところです。お値段は1〜2万円だそうで、国力を反映してか「白人と中国人」が主な顧客でした。研究論文で「売春が成立つ条件は収入の7倍以上」と言うものがありました。まあ、これなら充分成り立ちますね。

旅行中、食事や買い物で
 ・外国人の店
 ・タイ人の店
この落差(金額差)が5倍以上あるように感じました。
タイは、格差の大きな国だそうで、スーパーにもランクがありました。良い店の品ぞろえは「日本ではありえない」凄さでした。つまり、高望みしなければ、収入なりの生活できるのではないか、そんな印象でした。
 在留日本人
終の棲家をタイと定め、老後をここで過ごす人が多い。
チェンマイにもそういう人が2500人いるそうだ。だが身分保証はない。法律上は、単に「長期滞在者」で、1年ごとにビザの更新が必要と言う。国籍取得は、特殊技能でもない限り「ほぼ不可能」だそうで、何か問題を起こせば「即国外退去」である。

前項で述べたような生活水準だと、厚生年金受給者なら「年金生活」が十分可能だと分かる。ただ、生活するということは金勘定だけではない。
多くの人が「日本での生活基盤を整理」してくるそうで、後戻りのできない状況である。異国で暮らすということは「言葉が大切」である。タイ語も英語も話せない人は〜日本人コミュティーで固まり、食事は日本料理店〜と言う人が多いと聞いた。ただ、このように狭い社会になると必ず起きるのが「いじめ」で、居場所を無くす人もいるようだ。

病院で診察待ちの時、在留日本人から話しかけられた。お名前を伺わなかったので「Aさん」とします。Aさんは72歳、奥様と死別後、8年前にチェンマイへ来たそうです。日本人コミュニティーを嫌い「英語圏」で住んでいるという。40歳下の奥様をもらい、家を買い、月3万バーツのお手当(7.5万円)を出しているそうです。これは私が聞き出したことではない。余程「話相手が欲しかった」のだろう。ただただ、私は聞き役であった。

タイでは『メニーマネー・メニ―ラブ』だと感じた。
 1番:奥様の両親
 2番:若い奥様の子供(早婚と離婚が繰り返されている)
 3番:若い奥様の親戚
これだけの面倒を見て、やっと「若い奥様」が得られるとボヤいていた。これは特殊なことではないようだ。Aさんは、余りに多い親族に辟易して、別に家を構え「隔日で奥様に来てもらう」と言う通い婚に切替えたそうです。

タイでは「美貌は最大の武器」だと聞きました。それは、メニーマネー・メニ―ラブに直結する。タイ人の価値観では、これは「悪いこと」ではない。意地悪な見方をすれば、日本人年金生活者は、タイ人の娘さんからみれば「メニーマネー・メニ―ラブ」の対象である。
ただ、日本の年金者は「メニーマネー・メニ―ラブ」だけを求めているわけではない。むしろ「心のふれあい」を求める人が多いのではないだろうか。

「金の切れ目が縁の切れ目」で、何もかも失う人も多そうだ。
外国に「終の棲家」を求める勇気は私にはない。チェンマイは素晴らしいところであったが、私は「旅人」でよいと思っている。


決断
121216(日) dogfight
仕事が無くても、1年間は「大阪で事務所を維持する」と決めた。それが終わりに近づいている。更なる継続の条件は「受注」であった。幾つかオファーはあったのですが、違反行為を強要されるようなものが多かった。資格維持に拘る気もないが、今更、罪を犯す必要もない。

維持のために用意した資金も予定通り底をついてきた。予定通り、大阪の事務所を畳もうと思った時、おかりから「無給でいいからもう少し頑張りませんか」と提案があった。
今まで、かおりにどれだけ精神的に助けられたことか!だが、もう覚悟決める時期にきたと判断した。

来年1月末で、大阪の事務所は閉鎖。和歌山の自宅で事務所登録を行い、業務を継続します。これなら維持費は不要です。和歌山で構える事務所の規模は「6畳一間」に過ぎない。名実ともに「私一人」になるので、移動する機材は現在の1/3程度のものになります。
PCは移動しますが、複合機やレーザプリンタは処分します(プリンタは別途購入予定)。テーブルやイス、書類キャビネット等も不要になります。
今更、引越費用や処分費を掛けるのは勿体ない。
和歌山へ移動するもの以外の全てを貰ってくれる人を探しました。名乗りを上げてくれたのは『まだ30代で、事務所を始めて2年』と言う青年です。今は間借りをしており、自前の事務所ではない。機材もほとんどなく、仕事も下請けで「働いても売上明日くない」と言う。

若いころを思い出しますね!
私も事務所を始めたのが30歳の時。先輩の事務所で『居候』から始まる。10年の下請生活をへて、元請に脱皮できた。若者よ!ガンバレ
 関係のない追記
今日は国政選挙。我が国はどんな進路を選ぶだろう!私は期日前投票をしました。
余り天候は良くありませんが、今日は生石山登山です。あんまり自信はないが、私も頑張ります。


激動日本
121217(月) dogfight
総選挙は終わった。下馬評を超える激動である。
政党 獲得数 選挙前
民主 56 230
自民 291 119
未来 62
公明 30 21
維新 52 11
共産
みんな 18
社民
大地
国民新
無所属
合計 472 479
新しい勢力分布は表の通りです。
 ・自民・公明大躍進、衆院での再可決権を持つ
 ・民主史上最高の負け方
  ⇒自民に負けただけではなく、維新にも食われた
 ・民主に並んで無残なのが「みらい」だ
  ⇒小沢の隠れ蓑を許さなかった。嘉田氏の経歴に傷
 ・みんなも躍進したが、維新と纏まればもっといっただろう
 ・共産・社民・大地・国民新党は横ばい
 ・日本・改革は消えた
 ・幸福はまたも議席取れず
まずは速報程度ですが、これで、安陪政権と維新が組めば「憲法改正」が出来る。早く『普通の国』になって欲しいものだ。

追記
東京都知事は猪瀬氏が「記録的勝利」となった。
ある意味、東京大阪が『維新のバック』になるわけで、大きな圧力になるだろう。


次は…
121218(火) dogfight
昨日は、家内と一緒に大阪へ出た。
家内が使う「次のPC」の組立をお願いするAさんに「当方の要望」を説明し、スペックを確認するためです。
 ・OSは、Windows7(ビジネス用)
 ・5年間は耐えられるよう、各部品は耐久性の高い物を選ぶ(使い方が荒っぽいので)
 ・使いやすいファイル整理ソフトを入れる
 ・HDは1TB×2で、定期的にバックアップできるようにする
  (野鳥写真のデータ量がバカほど多い)
1月末に大阪の事務所を閉鎖し、和歌山の自宅で、事務所を構えます。その時に、現事務所のPCとNASを持って行くので、新規PC(家内用)と、購入予定の複合機でLANを組む。
 追記
我侭な注文を付けても、PCの組立費用は10万までで済むという(LAN構築費用は別)。それから比べると「カメラは高い」ね!
大阪へ向かう途中「次はどこへ探鳥に…」が話題になった。
チェンマイへもう一度行きたいけど、それ以外にも行きたいところだらけである。
 ・流氷に乗ってやってくる北海道の鳥(2月下旬)。気温は零下20℃らしい。
  寒さの想像もつかないが、衣類は「ユニクロで揃う」と言う説もある。
 ・5月の台湾もいいらしい
夜は、おそらく今年最後の忘年会。
気のおけぬ仲間で、ちょっと高級な『焼肉』です。流石は、お店が勧めるだけあって、素晴らしい肉でした。マッコリにピッタリ合い、しこたま呑んでしまった。

タイ土産を渡し、ひとしきり「タイの話」となった。
前日に、総選挙があったばかりで、普段なら「政治談義」になるのに、この日はまるで盛り上がらない。
 ・投票率の低さ
 ・自民圧勝は「原発容認」ということ
 ・沖縄でも自民圧勝「アンチ基地報道はなんだったのか?」
と、シラケムード。普段なら口うるさいオッサンたちも話題にならないようだった。
さて、次の政権は「どんな政治」をしてくれるのか。
最終の特急で帰った、日付が変わる前に帰還できました。
家内は、網走と台湾の「探鳥ポイント・ホテル・温泉」をネットで調べメモっている。
大きな袋を持ってきた。中から出てきたのは『二人分のオーバーズボン』であった。ああ〜、もう真冬の北海道旅行の準備が始まっている。


少子化は悪いのか?
121219(水) dogfight
自民党・安倍政権は「危機突破内閣」として発足するそうだ。

本当に我が国は危機を迎えており、先行きを託す重要な選挙だと思っていたが、
 ・投票率は10ポイント下
  がり最低
 ・自民党の圧倒的勝利
  ⇒原発継続の容認
 ・沖縄でも自民圧勝
  ⇒ではあの基地移転反
  対はなんやったん?
どうも、多くの国民は「どうでもええやん」と思っていらしい。
国の根幹をなす政策はたくさんがるが、普段からの私が疑問を持っているのが、少子化である。

まるで、少子化が悪のように言われているが本当だろうか?
老人の比率が増えて、若者の負担が大変と言うが、そんなのは、人類の長い礫で考えれば、一時のことである。

右のグラフのように人口は減ると予測しているが、実態はもっと早いだろう。
出生率1.35が維持できるとは思えないし、我ら「団塊の世代」が、今までのお年寄りのように長生きできるとは思えない。

2010年(現在)で、団塊の世代は1000万人いるそうだ。上の表によれば、
 ・10年後で900万人(70〜75歳)
 ・20年後で700万人(80〜85歳)
と推定しているが、とてもそんなに長生きするとは思えない。企業戦士とおだてられ、暴飲暴食に明け暮れた世代である。およそ「体に良いこと」などしていない。
毎年「同期の訃報」が届き、高校の同級生は、早や2割欠けている。今日も親友の訃報が届いたばかりである。
日本の人口減少は、どんな政策を打っても止まるとは思えない。
むしろ希望的観測ではなく、もっと「あり得る減少のシナリオ」を素直に受け入れて、人口半減(おそらく50年後)後の「日本の姿」を前提に、今から政策を変えて行ってはどうか!
その時、
 ・国土はもっと余裕が出来、食料は自給できるだろう
 ・必要なエネルギーは激減し、新しい資源で自給できるのではないか
 ・輸出に頼らず、為替に一喜一憂しない日本
そんな日本が生まれるように思う。勿論、私が見届けることはないが、そうあって欲しいと願っている。


デジタル製品
121220(木) dogfight
17日に、家内のパソコン(イージーオーダー)を注文した。
18日は、和歌山移転に備え複合機の下見に行った。狙いはこれである。まだ使ったことがないので「使いやすさ」の判断は付かないが、ささやかな事務所なら、これだけ機能があれば十分である。
 ブラザー「ジャスティオ MFC-J6710CDW

 ・インクジェットタイプ
 ・A3、A4ダブルトレー
 ・両面フルカラー自動印刷
 ・フルカラーで毎分12枚(白黒15枚)
 ・4色独立カートリッジ(1セット9千円と高価)
 ・フルカラーコピー
 ・フルカラーFAX(打出しは選択可能)
 ・フルカラースキャン

半年ほど前のバージョンで調べた時は6万円していたが、今はこの最新バージョンで、上新価格38000円であった。
年が明ければ価格が下がる予定だそうで、33000円くらいになりそう。
デジタル製品の値下げ合戦は、メーカーが気の毒になるほどです。
ちなみに価格.comなら32200円である。
ただ、上新なら価格の5%の保険料で、5年間の無料修理保証が得られるが、価格.comにはそのような制度がない。

この手の機械の修理はべらもうなものが多い。先日も、HPのXYプロッタのベルトが切れたので、修理の見積もりをとったら、ベルト1本の交換が8万円」であった。勿論、プロッタは廃棄した。
 関係のない追記1
チェンマイ旅行前に購入した、キャノンのカメラ「SX50HS」は素晴らしい。
上新で価格交渉したら、47500円で買えるということで、今度は家内用に購入しました。
 関係のない追記2
チェンマイまでの往復航空券と、釧路までの往復航空券(早割55)で、1万円しか変わらないことが分かった。ガイド料は、車付でもチェンマイの方が安い。北海道で食べる「海鮮どんぶり」の費用で、チェンマイなら「テーブルいっぱいに料理が並ぶ」。どう考えても、北海道ツアーよりチェンマイのほうが安い。
デジタル製品の安さと比べ、このアンバランス。日本はどこかおかしい!


尖閣侵攻
121221(金) dogfight
19日、防衛省防衛研究所は、中国の安全保障政策について分析した報告書を発表し『日本を含む周辺諸国と対立する海洋権益をめぐり、中国が人民解放軍を派遣する可能性を指摘』した。つまり、尖閣への軍事侵攻である。
このことは、防衛研でなくとも想像できる。少なくとも「少しは先は見える経営者」なら、日中国交断絶はリスクに入れるべきことだ。

こうなれば
 ・「話し合いで何でも解決できる」とするリベラル派も沈黙しかなくなる。
 ・ノンポリの若者も目が覚めるだろうし、自民党の改憲論議のハードルが下がる。
 ・最も『媚中派の経済界』も撤退の決意をせざるを得なくなる。
その結果、日中は決定的に対立する。その時は我慢比べになるだろうが、損得勘定ならば、案外「日本い良い結果」をもたらすのではないかと、私は思う。さて、如何であろうか?
 追記
中国は既に「沖縄は中国のモノ」と国連へ提訴を始めた。根拠は「大陸棚の延長にある」である。〜別の民族が住みつき、既に長い歴史を持っている〜と言った現実論は関係ない。中国の欲望にはきりがないのである。もう戦うしかない。

だが、沖縄県の行政責任者たちは「米軍出て行け」の大合唱である。中国軍の侵攻が予測される中で、知事や市長は「中国軍ウエルカム」なのであろうか?ならば、先日の総選挙で自民党候補を選んだ県民の意思と、いかにして整合性をとるのだろう。


今年の漢字
121222(土) dogfight
今年もあと僅かになりましたね。
年末になると、今年の漢字やら、4文字熟語が出てきます。
まあ、私流に今年の漢字を書けばこれしかありません。
   『暇』
もう説明の必要もないでしょう。来年は、もっと「暇」に慣れるよう努力します。

4文字熟語ではありませんが、私の言葉として
 ・『お干しさま』・・・朝一番の私の受持ちです。寒くなってきて、手がかじかみますね。
 ・『異文化の衝突』・・・再婚3年、異なる家庭史を持つ家に入り、感じてきたことです。
とても異文化交流などと綺麗に表現できることではありません。異なる家庭を築いてきたものが再婚すれば、誰でも経験することでしょう。
私のように「何処かネジが抜けている」ものでも、それは衝突でした。惚れた同志は調整できますが、子供たちと親子になるわけではありません。
表だってトラブルがあったわけではありませんが、違う価値観で育んできたものが融合するのは容易ではない。きっと、子供たちも私の行動に苛立つことがあったっと思います。3年たって、やっと、こんなことを書くことができるまでになりました。
 関係のない追記
会計事務所を訪問。来年1月で、大阪での事務所を閉鎖することを伝え「永い間お世話になりました」とお礼をしてきました。また長年、アシスタントをしてくれた「かおり」の就職先も斡旋してくださるそうです。ありがたいやら、寂しいやら…


最新CPAP
121223(日) dogfight
CPAP(シーパップ)とは、睡眠時無呼吸症候群を軽減するマシンです。私はもう10年以上お世話になっています。

私はリースを受けていますが、最近は購入もできるみたいです。
月一の受診を含め、リース代は「月額約5千円」で、超貧乏時代は負担に感じたものです。
故障修理や消耗品の取換はリース代に含まれており、3年毎にニューマシンに交換されます。12月に交換された最新機種は写真のものです。デザインが一新されていて、メカらしくなりました。
私は花粉症に悩まされおり、鼻詰まりでマシンを装着すると、息苦しくなることが多々あります。その改善を含めて、加湿器付のマシンを供給されました。ニューマシンは
 ・フィルターは、花粉対応
 ・送風機(左半分)と加湿器(右半分)がジョイントできるようになった
 ・記録はSDカードになり、呼吸状態のチェックにマシンごと運ぶ必要がなくなった
 ・呼吸の「吸う」と「吐く」が別々にコントロールされている
 (その必要性が理解できません。自呼吸と微妙にずれるので慣れる時間がいる)
きっと、多くのことが改善された筈なのですが、面倒なことも増えました。
 ・加湿器には「精製水」を使用
 ・海外で使用するにはトランスが必要
  (240V仕様になっていない。これは能力退化)
さて、あと3年も生きてるやろか?きっと最後のマシンだろうな
 11:15追記
今日は天皇誕生日。陛下、79歳の誕生日おめでとうございます。何時までもご健康であらせられますこと、御記念申し上げます。
東京に住む息子は、早や、皇居での参賀へ行ってきたそうです。


121224(月) dogfight
クリスマス・イブですね!サンタさんの靴ではありませんが…

車が運転できない私の、主な移動手段は「二足歩行」である。
それだけに、靴にはこだわりを持っている。デザインや色には頓着ないのですが『歩きやすさ』にはコストを掛けてきた。ただ、ふところには優しくなくて、なにもかも「一足で間にあわす」時代が長かった。この数年、趣味が増えてきて、気が付いたらこんなに増えていた。

登山用トレッキングシューズ

 軽登山用トレッキングシューズ(ゴアテックス
・防水仕様)通勤および探鳥用

軽登山用トレッキングシューズ(ゴアテックス
・防水仕様)畑作業用

予備スニーカー(ゴアテックス・防水仕様)

革製スニーカー(冠婚葬祭用)
革製スニーカー(カジュアル用)

サンダル(夏用)

サンダル(冬用)
いつの間にか、シューズボックスを結構占領していた。私の寂しいふところから言えば、これで一財産です。うふふ…この他、山用と畑用の長靴がある(ごく普通のもの)。
 追記
2月20〜24日、真冬の北海道旅行の航空機・宿・ガイドさん等、全ての予約が出来ました。
零下20℃に備え『耐寒装備』が必要だが、想像がつかない。イズミヤで、防寒と銘打ったスノーブーツを購入したが、1680円にビックリ。これで大丈夫かな?
同時に、防水の手袋、耳あてを購入した。ユニクロではヒートテックの肌着を購入。防寒用オーバーズボンは購入済み。後は手持ちの衣類の重ね着とホッカイロを考えているが、こんなんで大丈夫やろか?


墜落の1年
121225(火) dogfight
軟着陸を望んでいましたが、世の中そんなに甘くない。飛ぶのか落ちるのか?ハッキリしろという。飛びたかったが、無理もしたくないと思っていたら墜落した。
ただ、墜落はしたけれど分解はしていない(つもり)。整備も続けており、良好なモスボール状態である。もう新鋭機ではないので空中戦は無理だが、後方支援はできるだろう。

事務所を自宅に切替えて、蘇ったヤツを知らない。私も、もう2度と「大阪で事務所を構える」ことはないだろう。そこまでの高望みはないが、『暇時々仕事』になればと思っている。背伸びをすれば、誰かに迷惑を掛けそうだが、分相応な仕事なら是非したいと願っている。
年が明ければ、まず住民票を和歌山に移し、様々な手続きに入る。
 ・営業地の変更(自宅を事務所にする)
 ・金融機関、年金、郵便物、宅急便とうの住所変更
 ・資格関係の登録(1級建築士登録・事務所登録)
 ・保険関係の切替
作業はたくさんあるが、引越準備と合わせて進めて行こう。

自宅の事務所は「6畳一間」です。
 ・作業テーブル(1800×900)、テーブル下にキャスター付きキャビネット2+チェアー、テーブル上にノートPC2台
 ・OAラック(NAS+タワー型CPU+複合機)
 ・スチールラック+データキャビネット!
これで作業に必要な環境は作れます。

また、法で定められた保存書類は、段ボールのまま「淀の物置」です。帳簿は複式簿記は無理なので、現金出納帳だけにします。このように全てを「簡素化」します。

排気量はいささか小さくなりますが、エンジン整備はキチンとしていきます。
 追記
ありがたいことです。
和歌山へ事務所を移すなら「公共工事の設計に参加」をと、複数の方から勧められた。民間仕事を勝手気ままにやって来た私に、ルールに縛られたお上の仕事が勤まるであろうか?


光のルネサンス
121226(水) dogfight
来年4月から、省エネ法とは別に「認定低炭素建築物」と言う制度がスタートします。
現在は『任意の制度』ですが、いずれ法で義務付けをしたいそうです。そうなれば、多くの人のフトコロを直撃する法です。この内容については後日、日記で取り上げたいと思います。
121225 14:00上記記述に間違いがあったので訂正しました
この法改正の講習会のあと、歩いて帰路についたのですが、大阪市役所周辺で、毎年行われる「光のルネサンス」に出会いました。25日はクリスマス。今夜が最終日でした。
この数年、このイベントを訪れることがなかったのですが、随分盛大になっていました。
特に、壁面の映し出される3D映像は、図書館から公会堂へと場所を移し、迫力も倍増していました。動画でどうぞ!
 関係のない追記
本拠を和歌山へ移すため、大阪での事務所登録は「廃業届」を出しました。


認定低炭素建築物
121227(木) dogfight
民主党政権は終わりましたが、置き土産とも言える「CO2削減」の亡霊が、いまも蠢き続けている。
現行の「省エネ法」に加え、2013年4月から『低炭素建築物の認定制度』が施行されます。そこで、12月25日に講習会へ参加してきました。今は「任意」ですが、法で義務付けを目指しているそうで、そうなれば、庶民の生活に大きな影響を与える制度です。省エネ法と、対比してみます。
省エネ法 認定低炭素建築物
届出制 任意の認定制
認定を受ければ「税率・金利・容積率」で緩和の恩典があるが、コストアップも多い
建築確認申請とは別申請でリンクしていない。検査制度もない 建築確認申請と同時申請同時審査。どちらかが不備でもに認定されない(建築確認も下りない)
住宅と非住宅に分かれている
非住宅は、(1)ホテル棟(2)病院等(3)物品販売業を営む店舗(4)事務所等(5)学校等(6)飲食店等(7)集会所等(8)工場等に用途区分
平成24年12月に公布された低炭素建築物の認定基準では、住宅・建築物ともに外皮性能と一次エネルギー消費量を指標として、建物全体の省エネルギー性能を評価する

用途や面積区分はなく、全ての建物が対象になり、計算方式はキャスビー(エネルギー計算」に統一された。省エネ対象は、
■外皮性能
■一次エネルギー消費量
 ・空調設備
 ・換気設備
 ・給湯設備
 ・照明設備
 ・昇降機設備
建物全体で省エネ度をチェックする。
なお、目標の一次エネルギー消費量は省エネ基準の90%に抑えている。
認定を受ければ、省エネ法・長期優良住宅制度やフラット35制度の省エネ部分は代替できる
省エネ基準は、建築外皮・空調・換気・照明・給湯・昇降機の項目に分かれ、項目ごとに省エネ基準をクリアする。

用途によって、クリアすべき省エネ対象が定められていた。例えば、工場なら、対象となるものは「照明と給湯」だけである。
申請対象と計算方式
 ・300u未満 対象外
 ・300〜2000u 簡易ポイント法
 ・2000〜5000u ポイント法
 ・5000u以上 キャスビー(エネルギー計算を行う)
独立行政法人建築研究所から、認定低炭素建築物の一次エネルギー消費量計算ができる、webプログラムがダウンロードできる。講習で、少し演習したが「容易でない」と言うのが正直な感想である。

個別の建物でこの制度を活用するのは、まことに困難だろうと思う。ただ、大手ゼネコンやハウスメーカーには、大きなビジネスチャンスになるだろう。また今後、補助金事業(新築や空調機の更新)では、給付条件に「低炭素建築物」の認定が入りそうだ。
いずれも、弱小企業には厳しい制度がまた増えたという印象である。


野良猫ヤマト
121228(金) dogfight
今日で今年の業務は終わり。と言っても、「毎日が日曜日」です。
畑行く途中に野良猫がいる。真っ黒の猫で、ヤマトみたいである。
野良猫の生存率は低いそうである。天敵の野良犬はいなくなったが、「生きる」ことは容易ではない。
もう捨てられて数か月するが、大きさは変わっていない。餌が十分あるとは思わない。雨をしのぐ屋根はあるのだろうか?寒さもきついだろうな。

野良猫ヤマトに比べ、我家のヤマトは2倍以上ある。
探鳥で家を留守にす夜はることが多いが、ヤマトのために暖房はついている。
ご飯も水も何時でも食べられる。甘えたいときは「ダッコ」してといい、夜はベッドで川の字で寝る。
清潔なトイレもある。でもヤマトは、これが「幸せ」であることを知らない。
隙あらば「外へ出たい」と狙っているが、野良猫ヤマトの生活など、1日も持たないだろう。
(写真は、大あくびするヤマト)
 追記1
この数日、野良猫ヤマトに出会っていない。誰かに拾われたのなら良いが、さて?どうしているのだろう。
 追記2
私も、65年の人生で「一番幸せ」に暮らしている。野良猫ヤマトの時もあったのだと、そのことを忘れないでおこうと思う。


耐寒装備
121229(土) dogfight
真冬の北海道旅行に向けて、耐寒装備の準備をしている。
想定される最低気温はー20℃と言われておののいていたが、それはまさに最低気温で、探鳥に出る頃の想定はー5℃くらいと言う現地情報でした。これなら、用意した衣類で間にあいそうだとホッとする半面、『早朝が探鳥のチャンス』と言われると〜もっと寒いやろな〜とも思う。

想像以上に厳しそうだと分かったのが、カメラの耐寒準備です。
デジカメの正常作動温度は0℃で、氷点下は「保証の限りにあらず」と言うメーカーの回答でした。つまり『北海道旅行は自己責任で』と言うわけです。
ネットで「冬の写真」を調べたら、色々と注意事項がありました。
 ・0℃以下ではバッテリー能力が1/2〜1/3に低下する
  ⇒バッテリーを保温して能力低下を抑える。念のため予備を増やす
  ⇒保温にはホッカイロが良いが、空気に触れないと発熱しないので「布」で包む
    但し、バッテリーとホッカイロが直接触れると発火の危険性あり
 ・カメラの結露に注意
  ⇒ホッカイロを活用したカメラの保温を考える
  ⇒車内でカメラ本体を開けると「内部結露」し、故障の原因になる
    バッテリーやメディアの入替は外部で行う
 ・レンズの結露に備え布を用意
 ・サングラスが必須
  

ラッピングイメージ

2台のSX50SH
試しに、カメラの保温カバーを購入してみたが、私たちのカメラには合わないことが分かった。

そこで、梱包用のプチプチシートを活用し、カメラン本体のラッピングを考えている。このシートにホッカイロを貼って保温する。操作用に下部は開放なので、発熱するだろうし、雪からカメラを守ることも出来そうだ(そんなに上手くいくかな?)
写真はキャノンの「SX50SH」です。夫婦用に2台になりました。
最近は、近場に頻繁に探鳥に行っており、習熟するようにしている。1眼レフの密度は期待できないが、被写体まで100mくらいのなら、ノートリミングで使えるくらいにズームアップできる。また、動画撮影が綺麗で簡単に撮れる。

私のHPを見て下さるH本さんも、アップした動画に刺激されて、同機種を購入したそうである。うふふ…お仲間が増えると「使い方」の情報交換ができるようになり、便利です。


臆面もなく
121230(日) dogfight
小沢さんがまたやりましたね!
餌食になったのは、嘉田滋賀県知事。
総選挙で担ぎ出され、予想通りの惨敗。これで、小沢氏は惨敗の責任を回避できた。国政参加などしなければ、嘉田氏は「名知事」でいられただろうに…

未来の党は、選挙が済めばもういらないと『分党』だそうな。
嘉田知事は「未来の党」の名を引き継いだが、政党助成金8億円は小沢氏が持って行った。これも、小沢氏の予定通りであろう。
こうなることは、普通の国民なら誰でも予測できたはずだが、嘉田氏だけは見えていなかった。余程育ちが良いのだろう「人を疑う」ことを知らないようだ。

それにしても、小沢氏である。臆面もなく「またやったか!」である。
それでもまだ、小沢氏を『剛腕』と評価する人がいるが、彼が豪腕なのは「金がらみ」だけで、剛腕と言うより『強欲』と言った方が良いのではないか。何時までこんな人が政治家として生き残るのだろう…
関係のない追記
今日は雨。本を読んで過ごそう
写真左奥は読了した本、いずれ処分される。右奥は読み止しの本(どうするネン)。手前は買い置きの本、正月はこれで充分です。


雨にも風にも負けた
121231(月) dogfight
あっという間の1年です。今日は「大晦日」
石川啄木の有名な詩。パロディーが多いが、私も作ってみた。

  雨にも負けて
  風にも負けた
  雪にも夏の暑さもかなわない
  丈夫な体は昔のこと
  迷いは多く
  決して謙虚ではない
  いつも何かを欲している
  1日5種類の薬を飲み
  脂ぎった食事を食べ
  あらゆることに
  自分を勘定に入れる
  よく見聴きもせず
  早とちりする
  田んぼの中の
  そこそこの家に住み
  東に病気の子供あれば
  行って「児童福祉に頼れ」と言い
  西に疲れた母あれば
  行って「生活保護を受けろ」と言い
  南に死にそうな人あれば
  葬儀も福祉でしてくれると言い
  北に喧嘩や訴訟があれば
  もっとやれと囃し立てる
  日照りの時は雨乞いをし
  寒さの夏はおろおろする
  みんなに役立たずと呼ばれ
  褒められもせず
  居ることに気付かれもしない
  そういう者に私はなっている
さて・・・
みなさん、どんな1年でしたか?

私は「縮んだ1年」でした。
昨夜は、次から次へと仕事を受注する夢」を見ました(仕事の夢なんて久しぶりだ)。
新年は、和歌山へ拠点を移しての出直しです。昨夜の夢を実現するために「もがき、あがいて」でも活路を見つけようと思います。そして来年は、もっと前向きなパロディーを作ってみたいものです。
では、みなさま『良いお年』をお迎えください。
 追記
今年最後の畑へ行きました。























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