元dogfightのぼやき
2012年11月
エッセイ&コラム
講習会アフターフェアとは?報道から初めてのヒゲ法事とシャツ忍城攻防戦鳥と遊ぶ太い野菜気のおけぬ仲間との呑み会関連省令の改正お勧めしたい1冊財政の崖大変だあ〜旅行準備旅行準備2野鳥の当たり年総選挙新国立競技場甘えん坊ウツ程よく「共通の趣味」iPad mini松竹座坊主頭夏との別れ準備終盤旅行準備とランチ木造耐火構造乱立&中傷合戦


講習会
121101(木) dogfight
私の専門外だと承知の上で「既存鉄筋コンクリート建築物の耐震診断」講習会へ行きました。予想通り、技術計算になると、まるで理解できないのですが、概念を知りたいという知的好奇心で、私にとって安くない受講料2万を支払いました。
これだけ、大規模地震が続くので、診断基準も更新しているだろうと思っていましたが、なんと2001年のものでした。言い換えれば、この基準で「耐震補強」を受けた建物が、東日本大震災の洗礼を受けたわけで、それはそれで興味深く聞きました。

概念の理解としては、過去の講習会や自習で得た知識で、大きな間違いはなかった。
 ・耐震診断の対象はS56年以前の旧耐震建築物
 ・耐震診断は1次診断から3次診断まである。その診断コストは安くない
 ・診断評価の単位は「Is」で、評価がIs=0.3以上ならば耐震補強の可能性あり
 ・耐震補強後の目標強度はIs=0.6(避難指定場所は0.7)
東日本大震災後、避難指定建築物4000棟の調査をしたところ
 ・耐震補強の効果が確認された
 ・耐震補強を済ませた建物の倒壊例もあった
 
補強済み建築物の倒壊が示すように、耐震補強工事は「推定作業」であり、保証や確証ではない。その割にコストが掛かる。また、コストをかけても、Is=1.0にはならない。
 (現行規準の新築建物なら、ゆうにIs=1.0を越すはず)
常に「耐震補強か建替えか」の選択肢がある。このことの理解が得られるのか?これが最大の関門だと思う。

一方、耐震診断で「耐震補強をしても効果がない」と推定できる建物は少なくない。この場合、補強を諦め建替えを選択しても、補助金の対象にならない。
 これってオカシイと思う!
耐震補強をしても効果がないなら、建替えることも立派に「耐震工事」だと思う。国土強靱化のためにも、是非「耐震化の概念の見直し」をして欲しいものである。
関係のない追記
2日間の講習を終えた昨夜、OB会に参加しました。
某社倒産で散った「昔の仕事仲間」です。楽しい酒でした!
次回は、12月14日(金)忘年会を兼ねておこないます。


アフター
121102(金) dogfight
2日続きの講習会も終わり、昨日は久しぶりにゆっくりと畑作業をした。

作業をしながら、ふと思い出したことがある。
もう随分前のことだが、某大手商社で役員まで登りつめたA氏から相談を受けたことがある。まもなく定年を迎えるが「何をしたらいいだろう?」と言うものであった。
定年は読める未来なのだから、それに備えて趣味くらい作っておけよと思ったものだが、そんな単純なことではないと、今は分かるようになった。

私は無収入でも、生活に怯える環境にはない。また、それなりに趣味は持っているつもりである。野鳥荘があり、My畑もある。これは『物凄く恵まれた環境』に違いない。それでも…
講習会は「どうしても必要なもの」ではなかった。暇つぶしの要素が強く、次に「現役への未練」と言ったところであろう。まだ、完全にリタイアしたわけではない(と、自分では思っている)が、やはり『現役に勝るものはない』というのが本音である。
畑作業を終えて、昼食と買い物へ出かけた。
久しぶりに回転寿司(100円に拘っておらず豪華なもの)で昼食。

昼食後、ニトリへ行った。ニトリのポイントカード(5000円分)が間もなく有効期限を迎えるということで、下記の買い物をした。
 ・IH用土鍋(5人用)お山で使う予定
 ・IH用土鍋(1人用)湯豆腐など、一人鍋が作れる
 ・1人用すり鉢。これで、好きなとろろ汁が作れる。

次にスーパーで夕食の買い出し。
最後は、紀ノ川河川敷(写真)で「探鳥」です。トビ・カワウ・ダイサギ・ノビタキ・ヒバリ・ホウジロと、特に変わったものがいたわけではないが、心休まる一時です。
これ以上の贅沢な『人生のアフター』はないだろう。


フェアとは?
121103(土) dogfight
日本シリーズ第5戦。
巨人選手が送りバントに失敗した。バントをするためにのめり込んでいたのですが、投球はボールのコースへ来た。急ぎバントを中断したが、ボールを避け損ねてバットが弾かれた。それが、自分の顎に当り倒れた。
ところが、審判のジャッジは「危険球」で、ピッチャーは退場処分である。

TV観戦をしているものには「なんのこっちゃ?」である。
審判の目には「ボールが打者のヘルメットを直撃した」そうだ。おいおい、いい加減にしろよ!というミスジャッジである。
普段なら、言を濁らす解説者も「あれはミスです」と断言するほど、明確な間違いであった。投球も、ヘルメット直撃コースではなく、普通の駆け引きで投げられる「ボール判定のコース」に過ぎない。何度もリプレーを見たが、バントをしに行って「止めた」プレーが下手だったに過ぎない。

翌日のTVでもこれが話題になっていた。
普段と違っていたのは巨人選手への非難であった。なにせ「微妙な判定」などではない。言い訳のしようもないミスジャッジで、誰よりも「下手なプレー」をした選手本人が分かっていることだ。あれは「自主申告があってしかるべきではないか」と言う、非難である。
だんまりを決め込んだ巨人軍の態度は『フェアとは何か?』を考えさせられる、醜いものであった!
追記
オリンピックでも、ビデオ判定が取り入れられているのに、何時までこんな旧態依然の「審判の権威」に拘るのだろう。これでは、巨人軍は「10人プレー」になる。


報道から
121104(日) dogfight
田中文科相の「新設大学不認可」は、驚きである。
貧すればどんすると言うが、野田政権に踏んだり蹴ったりだろう!
「到底承服できない」――。文部科学相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が認めていた大学3校の来春開校に2日、田中文科相がストップをかけたことに、大学の地元から強い反発が噴き出した。
官僚は、絶対自分が傷つかないようにしている。
学校法人審査会に掛けるには、施設整備が不可欠で、そのくせ「勝手に整備した」ことにしている。学校側は入念に、官僚の意向を汲んで行動しており、予定通り審査会で認められた。後は「形式だけの大臣認可」であったはずである。

このままでは、官僚世界は大混乱である。
結局、野田政権は田中大臣を罷免した上、次の大臣で認可することになるだろう。これは野田政権の大失点となる筈だ。今更ながら、在庫一掃・棚卸内閣の欠点露出である。
またシンドラーエレベータの死亡事故である。
民間では、シンドラーはとっくに信用を無くしており、最近の建物でシンドラーを使うのは公共建築物だけだろう(外国企業を差別できない・日本製と比べて安い)。ただ、技術的には10年遅れと言うのが実感である。外国に気配りして自国民を犠牲にしたといえるだろう。


初めてのヒゲ
121105(月) dogfight
不精髭が伸びて、ついでで伸ばしてみた。
上品ではないので、口の周りの髭は止めた。食べ物で汚すだけである。そこで、顎鬚だけにした。

不器用なので、鋏で手入れなど出来ない。電気カミソリで「何となく周りを剃る」だけである。

かれこれ2週間になる。髭を剃るのも面倒だが、伸ばすのはもっと面倒だと思うようになってきた。
それに、自分でも似合うとは思わない。ボチボチ剃ろうかな…


法事とシャツ
121106(火) dogfight
今週は「法事」が続く。
 ・11月4日 中野家の法事(ご主人の13回忌ほか)
 ・11月7日 亡妻の祥月命日(9回忌)
 ・11月10日 中野本家49日法要
まずは、4日に御主人の法要です。ただ、ここにはご主人側の親族はいない。死別後の「縁」は難しいのだろう。

こんな時にしか「白のカッターシャツ」を着ることはない。
余りに『ゾウの服』みたいなので、新しいものを購入したが、同じである。私は頸が太い。ネック44pに合わせて購入するのですが、写真のように
 ・胴はブカブカ
 ・袖周りもダブダブ

どうやら、ネックサイズに合わせて裁断し、ゆきの長さを何種類かカットするらしい。私のように、首だけ太い場合は、胴も袖口も「ゾウの服」になる。やはりフィットしたシャツを得るには「オーダー」しかないようだ。
追記
私も早いもので、妻が突然逝ってから8年になります。
死亡診断は7日午前1時ですが、6日午後4時には心肺停止でした。

最初の1年がとても永かったことを思い出します。
妻の死、二男の問題、自己破産が同時にやって来ました。この年の年収は僅か70万円。それで「如何に楽しく過ごすか」を考えたことで、自殺せずに済んだのだと思う。

昨日、一心寺で一人で法要を済ませました。
近くに、亡妻の縁者がいるのですが、私は、とっくに縁を切られている。


忍城攻防戦
121107(水) dogfight
先日の「最強のふたり」で予告を見たことから、映画『のぼうの城』を観たくて、家内と行ってきました。
残念ながら、ベストセラーとなっている和田竜著「のぼうの城」(小学館)を読んでいないので、映画と比較はできませんが、野村萬斎氏ならでは演技を楽しんできました。娯楽としてみるには充分なのですが、歴史としてみるなら、もう少し背景説明があってもいいかなと言う感想です。

のぼうの城は、秀吉による『小田原攻め』に付随する史実です。
僅か500名が守る忍城を、石田三成を総大将として、2万の兵が襲います。鎧袖一触と思われた攻城戦は、北条勢で唯一落城しなかったことで、歴史に名を残しています。

「のぼう」とは、守る側の総大将で忍城城代の成田長親が、平時では「でくの坊」と呼ばれ、領民から慕われていたことから来ています。
映画「のぼうの城」では、この成田長親から見た、忍城攻防戦を描いていますが、この攻防戦を扱った小説はもう一つあります。

   風野 真知雄著「水の城―いまだ落城せず」 (祥伝社文庫)
こちらは、忍城城主の娘『甲斐姫』を通してみた攻防戦を描いています。
結果は同じですが、歴史的背景が良く分かる作品です(和田氏の「のぼうの城」もそうかもしれない)。
 ・湿地に建つ特殊な条件の城
 ・豊臣軍のおごり
 ・三成と成田長親の指揮力の差
落城しなかったのは、こんな要因があったと思います。
甲斐姫の「その後」には、歴史の面白さを秘めています。
甲斐姫は秀吉の寵愛を受け、秀吉の死後は「秀頼の性教育係」となります。
風野氏は、秀頼の娘「奈阿姫」の生母を甲斐姫としています(諸説あり)。
奈阿姫は、豊臣家滅亡後は天秀尼となり、鎌倉・東慶寺の住持として生涯を終えています。なお、東慶寺が「駆け込み寺」となったのは、天秀尼が住持になってからです。
狸と言われた家康も、子孫を残すことは許さなかったが、天秀尼に「それなりの権威」を与えたことが分かるオモシロイ史実ですね!


鳥と遊ぶ
121108(木) dogfight
野鳥荘へ、どれだけヤマガラがやって来るのだろう。家内と友人の3人で、同時にカウントしたが「30羽以上」としかわからない。

ヤマガラは雌雄同色で、どれも同じに見える。
 〜ヤマガラには、頭頂に白いラインがあり、この模様が個体によって微妙に違う
ヤマガラが遠かったときは、その違いなど分かる筈もなかったが、距離が縮まって来ると、少しずつだが、ヤマガラの「個体識別」が出来るようになってきた。
野鳥荘へやって来るヤマガラの変化が面白い。

野鳥荘内でヤマガラとの信頼関係が出来た。
いまは、野鳥荘内なら誰の手にも乗って来る。これは「餌をねだる行為」です。

私たち夫婦とは、更に進んだ関係が出来てきた。
ヤマガラは、私たちに「遊びを求めて」やって来るようになった。
体のところ構わず留まり、じゃれてくる。カメラを構えると、レンズフードの中へ入ってくる有様です。

この違いから、ヤマガラも人間の個体識別をしていることが分かる。
野鳥は凄い能力を持っている!
野鳥荘を作って1年2ヶ月。本当の意味で『野鳥と遊ぶ』ことができるようになってきた。
追記
値上げの秋はこんなところにもある。
野鳥荘で使う「黒ヒマワリの種」、5gk2000円だったものが、突然、2500円になった。自動給餌器だけで、月に20s必要で、野鳥と遊ぶときに手でばら撒く量を含めれば少なくとも25sの消費になる。そこで、5s2000円で購入できるところに変更した(配達に時間がかるようになった)。鳥と遊ぶコストも緩くはない。


太い野菜
121109(金) dogfight
My畑のミズナをサラダで食べてみた。
写真で見るように、根や,茎の太さが尋常ではない。
食べても、猛烈な歯ごたえと、濃厚な葉の味である。とてもサラダ向きではない。
次からは「鍋料理」に使おうと思うが、さて?大丈夫だろうか。

周りのプロ農家と比べて、背丈の成長に倍の時間が掛かった。また、見た目にもプロ農家のようにフワフワ感がない。
時間が掛かった分、幹が肥ったということだろうか?
これでは、友人に配ってもきっと評判は悪いだろう。
追記
ほうれん草にも同様なことが起きていると思う。成長が遅いのに、葉が厚いのだ!
きっと歯ごたえのあるほうれん草だろう。


気のおけぬ仲間との呑み会
121110(土) dogfight
気のおけぬ仲間と呑むのは楽しいものです。
LC時代の仲間で、年に数回呑み会をしており、会場は主に「魚屋ひでぞう」です。

8日の呑み会もここでした。魚は「その日の入荷次第」で、当たりはずれがあるのは、新鮮な魚しか扱わぬ証拠です。この日は、最高の鮮魚が揃っていました。あまりの旨さに,酒と話が弾み、ついに写真を撮ることもなく食べつくしてしまいました。

   注文した料理
 ・お造り盛り合わせ(アワビ・ウニ・イカ・足赤エビ・太刀魚薄造り・マグロ赤身・シマアジ)
 ・キンキ(煮物)
 ・北海道の生ガキ(ポン酢)
 ・シシャモ天麩羅

 ・ポテトサラダ
 ・チジミ
 ・スジ肉焼うどん

盛り上がった話題は、高尚なものから下ネタまで…
そんな中で「万里の長城」の遭難事件が話題になった。旅行会社は悪者になっているが、実はあれほどの優良会社はないという。「客4人にガイド2人」で分かるように、配慮は充分であった。危険を感じた会社側は縦走中止を申し出たが、それを押切って続けた参加者の非は語られない。
この旅行社は「倒産必至」だそうですが、既に、業界では社員の争奪戦(それだけ優秀な社員が揃っている)が始まっているとか。報道だけでは分からないことも多い。
なお、下ネタは、きわめて個人情報に帰属するので書けません。
追記
普段は2次会はないのですが、馴染みのスナックから「30周年記念」の案内が来ていたので、足を延ばしました。今はすっかり馴染みの店も減ってしまった。時代は移ろっていく…


関連省令の改正
121111(日) dogfight
東日本大震災に伴う「法改正」がある筈と思っていましたが「決められない政治」のため、法改正ではなく、官僚で出来る『政令・告示』の形式で通達されました。
 ・建築基準法施行令の一部を改正する政令等の施行について(国交省)
 ・建築基準法施行令の一部を改正する政令等の施行について(技術的助言)
 ・建築物の耐震診断及び耐震改修の実施について技術上の指針となるべき事項に係る認定について(技術的助言)
読んでも、専門知識がないと分かり辛いことが多いので、概略を書いてみます。
 ◎容積緩和の範囲拡大
建築基準法では、建設可能な延べ面積を「敷地面積×倍率」で定めています。それが容積率です。ただし、容積率に参入されない部分(緩和)があります。
 ・駐車場
 ・共同住宅の共用部分(設備系を除く)
 ・共同住宅の地下の活用(居室を除く)
これに、政令で下記のものを「緩和対象」にしました。
 ・防災用備蓄倉庫
 ・蓄電池を設ける部分(設備的関連諸室を含む)
 ・自家発電装置を設ける部分(関連諸室を含む)
 ・貯水槽(用途は問わない・関連諸室を含む)
お分かりのように、この度の震災で、必須と分かったものばかりです。
仮に、容積率を使い切っていても、今回の緩和で建設できることになりました。

これだけでは、片手落ちなので「増築行為」を緩和しています。
これは、姉歯事件に便乗して行われた
 ・構造基準の強化
 ・構造基準の違う建物への増築制限強化
この処理で増築が制限されていたが…

今回の改正で『構造基準の違う建物への増築制限』が緩和されました。これは、構造基準の古い建物でも「増築できる」ようにしておかないと、上記の防災や強靱化に必要な施設が作れないからです。
併せて、既存建築物へのエレベータ設置が容易にできるように、構造の緩和も行われています。これも、広く考えれば防災強化に繋がるでしょうね。
追記
この省令は、H24・9・20に出されています。ホームページに紹介されたのが10月中旬で、私が知ったのはごく最近です。やはり、アンテナが錆びてきました。


お勧めしたい1冊
121112(月) dogfight
 〜日本人はなぜ世界で一番人気があるのか〜
   竹田恒秦著(PHP新書)


題名から「日本のナショナリズムを刺激する本」かな?と思ったのですが、全く違っていました。その意味では、題名と内容はミスマッチだと思います。

奇をてらった記述はありません。そこには、日本人なら「知っておきたい歴史」が淡々と、書かれているだけです。
古代からの「我が国のあり方」を読みながら、私は何度も涙が溢れました。

多くの皆様に、是非読んでいただきたい「1冊」です。
追記
最近、読書ピッチが上がっている。1日に2冊読むこともあり、やっと「晴耕雨読」の覚悟が付いてきた。


財政の崖
121113(火) dogfight
大統領選で勝利したオバマ氏。勝利の余韻に浸っている暇はなさそうだ。アメリカでは来年1月には「財政の崖(フィスカル・クリフ)」と呼ばれる事態が警戒されている。
「財政の崖(フィスカル・クリフ)」とは
2000年代に始まった所得税などに対する大型減税策、いわゆる「ブッシュ減税」が2012年末に期限切れ。そして、2011年にアメリカの債務上限が問題になった際に2013年1月からの強制的な予算削減(国防費を中心に10年間で最大1兆2000億ドルの歳出が強制削減)。
2013年から、減税が切れ「実質的増税」と「強制的な歳出削減」のダブルパンチで崖から落下するような急激な財政の引き締めが起こってしまう可能性があること。
経済不安は、世界中で起きている。
 ・欧州経済の不安定化
 ・中国経済の減速
我が国でも、経済が減速期に入ったといわれ、先行きの不安が広がっている。これには、民主党の「無為無策」が大きく影響している。
私には「経済の崖」刻々と近付いている。
事務所が冬眠状態に入る前に、可能な限りの経費削減を行い、売上げが無くても「年内は持つ」と見通を立てた。
結局、事務所運営資金の出入りは最悪のシナリオ通りに推移して、ついに『崖』を迎えようとしている。残念ながら、崖の回避の目途はない。余程幸運がなければ売上があるとは思わない。なにせ無給の身で、経費もこれ以上の削減方法は思いつかない。

ただ、冬眠状態の1年が無駄であったとは思わない。私自身を納得させるのに必要な時間であったと感じている。おそらく来年からは、今までと違う人生が始まるのだろう。逆らう気もない、あるがままを受入れていきたいと思っている。
関係のない追記
孫の写真が届いた。可愛くなるばかりなのに、会いに行くタイミングが合わない。


大変だあ〜
121114(水) dogfight
家内のパソコンを新調しようと思い、まずは長男に相談した。その答えを待って、知人を介して「セミオーダーのPC」を頼もうとしたのですが、私の生半可な知識が災いして、大げさなことになってしまった。

 ◎混乱1
データのバックアップが必要と考え、深く考えもせずに「自動バックアップ」と言う条件をだした。バックアップを取ることと、自動バックアップには、大きなシステムの違いがあると指摘された。これが騒動の始まりです。本格的に自動バックアップを組めば、それだけで『ン十万かかる』と言う大げさな話になるそうです。

まずはお詫びをして、データのバックアップをとる方法を考えてほしいと訂正した。
と言っても、これもピンキリのようです。そこで「事務所にあるNAS(写真)をバックアップに使えないか?」と尋ねたが、これが次の混乱を呼んだ。

現在の利用方法は、
 1.各PCからマニュアル操作でNAS(1TB)にデータ保存する(システム保存なし)。
 2.NASのバックアップ用に、設定時間に従って、外付HD(1TB)へ自動コピー。
 3.上記システムは常時通電で、停電時は無停電装置で自動シャットアウト。

ここで問題になったのが〜常時通電に耐えるグレードのNASなのか?これは危険ではないか〜というものです。
これには私が混乱した。
NASは、業務データの安全のために設置したもので、私なりに安くはなかった。もし、指摘通りならNASの構築を頼んだ人の知識不足であり、更には私の認識不足となる。

 ◎混乱2
家内は、モニター上に、やたらに画面を開いていく癖がある。開くほどに重くなり、やがてフリーズする。そこで、軽く動くという条件を付けた。
Windows 8なら軽くなる」と言う息子の助言があり、これを希望したが、『使いこなせるのか?』と疑問が出た。Windows 8は、今までと全く別物らしい。スマホさえ使ったことがないのに、大丈夫かということである。
今回の混乱は、私の知識不足に帰結する。
近々にスペックの提示があるそうです。想像ですが、
 ・CPUは出来るだけ早いものを選ぶ
 ・OSはWindows 7かな?
 ・HD容量のデカいものを選び、基本的にはPC内で運用する。
  ⇒バックアップは自己責任でNASを使う
 ・ファイル整理が下手な家内でも使える整理ソフトの導入
こんなところに落ち着くのかな?
「大山鳴動して鼠一匹」でゴメンナサイ!


旅行準備
121115(木) dogfight
1月に「チェンマイ旅行」の予約を入れた。いささか早すぎると思ったものだが、出発まで3週間を切ってしまった。で、準備を始める時期に来た。

チェンマイはタイ北部に位置し、メンラーイ王により、1296年に建都された『古都』です。
旅行期間は12月2日(出国)〜9日(帰国)で、主目的は「野鳥散策」ですが、夫婦で古都を楽しみたいと思っています。

事前情報の収集には、ネットで知り合った『チェンマイ在住のマルサン(ハンドルネーム)』に、すっかりお世話になりました。マルサンは、タイの野鳥にとても詳しく、探鳥のご案内を頂けるそうです。今回の旅行で初めてお会いするのですが、とても楽しみにしています。

ホテルは中級ですがよいホテルを確保できたと思います。
現地でのプライベートガイドも、車付で、マルサンに紹介していただきました。
食事もご案内頂けるそうです。タイ料理は、過去の旅行でいささか苦手感があるのですが、今回は素敵な料理に出会えると思います。

気候は、雨季を抜けベストシーズンに入ったそうです。気温は、最低15〜最高24℃くらいだそうですが、寒い日も暑い日もあるということで、幅広く用意する必要がありそうです。

急いで準備リストをつくり、具体的にチェックできるようにしたいと思います。
 ・パスポートや保険証書(準備完了)
 ・旅行ガイドブック、タイの野鳥、各種資料(準備完了)
 ・撮影および録音機材
 ・衣類および日常品
 ・医薬品
大きく分けてこうなるのですが、一番難しいのは医薬品だと思っています(これは、次回に)。
関係のない追記
野田総理は「16日解散」を党首質問の場で表明。ついに、総選挙となる。為替は82円まで円安にふれた。政権が代われば「インフレ政策」に進むと読んでのことだろう。日本が変わることを期待しよう!


旅行準備2
121116(金) dogfight
私は臆病な性格なので、旅行には考えられる対応をしておきたいと思っている。
一番心配しているのが「健康維持」です。何せ、気候風土の違うところ行くわけで、食あたりの可能性が高い(過去に何度も激しい下痢を体験している)。勿論、ドクターが必要な時に備え、旅行保険は万全にしている。

旅行に持参する薬品ですが、
 ・持病の薬(ドクターの処方)
  狭心症予防・逆流性食道炎治療薬+消化薬・湿布薬・導眠剤・花粉症治療薬・
  鎮痛解熱剤・尿酸値を下げる薬(旅行に備え検査した結果)
 ・一般薬
  総合感冒薬・総合胃腸薬・正露丸・オロナイン・バンドエイド・アレルゲン

旅行中に起きたらどうしようと心配なのが、
 ・歯肉炎(抗生剤が必要)
 ・キツイ下痢への対応(これもきっと抗生剤が必要)
これは、入手できないだろうな。
マーフィーの法則風にいえば、準備したものは必要なく、出来なかったものが必要になる。後は運任せかな…
追記
旅行に備え、ノートPCの空き容量を確保しようとデータ整理をした。驚いたことに、2年弱の間に生石高原で撮影した写真データだけで58GBもあった。
ノートPCの空き容量が40GBしかなかったので、NASや外付けHDへデータを移動整理して「100GBの空きスペース」を作った。

NASには、1993年からの写真データが残っている。
案外整理は良い方で、フォルダーをこまめに分けて場所と日付で管理している。写真データの19年間は、私の趣味が「夜の蝶から自然へ」変わっていった記録でもある。
写真を見るだけで「生きてきた証」になっており、しばし思い出にふけった。


野鳥の当たり年
121117(土) dogfight
野鳥の飛来は、数・種類とも年によって大きく変わる。
昨年は全く不作でしたが、今年は、夏鳥・冬鳥ともに大豊作です。夏は、アカショウビンで大フィーバーした生石高原野鳥荘ですが、冬鳥も楽しめそうです。
今週3回目の探鳥は生石高原(昨日)。
生石では11月14日に初雪だったそうで、これは例年より随分早い降雪です。雨の多い週でしたが、この日は抜けるような青空に恵まれました。そして、ワクワクするような野鳥たちに、たくさん出会いました。

ミヤマホオジロ

コゲラ(ムベを食べている)
 ・ミヤマホオジロ
 ・オオマシコ
 ・アカウソ
 ・キクイタダキ
 ・アオジ
と言った冬鳥です。野鳥ファンなら、垂涎の的ばかりです。それが群れで来ています。

留鳥では、
 ・ヤマガラ
 ・シジュウカラ
 ・ゴジュウカラ
 ・ヒガラ
 ・エナガ
 ・コゲラ
 ・ヤマドリ
 ・ヒヨドリ
 ・カラス
など、とても楽しい1日でした。

生石で珍しい写真が撮れました。
コゲラはキツツキの仲間で一番小型です。木を突いて虫を追い出して食べるのが普通ですが、ムベの実(アケビの仲間]を食べていました。
追記
冬イチゴが熟してきました。こちらは美味しく楽しめます。


総選挙
121118(日) dogfight
16日に衆議院は解散した。
総選挙は12月16日。結果予測はまるでつかないが、閉塞された日本が「チェンジ」できればと思っている。

衆院解散は総理の専権事項で、事前に公表されることはなかった。それが今回は、14日の「党首討論」の席で公表された。異例のことである。総理は、身内(民主党)からの、解散権を奪う動きを防ぐために、もみ消しが出来ない公の場で事前公表したと言われる。

政治に興味を持つ方なら誰でも想像できるが、私も14日のツイッターに下記のように書いた。
早くも民主党が崩壊を始めた。一方、強引な連衡も始まっている。ついにガラガラポンの始まりだろう
解散表明直後から離党者が相次ぎ、当に民主党は「沈没前に逃げ出すネズミ」状態で、自壊を始めた。総選挙では大幅に議席を減らすだろと評論家は言う。

政党は乱立状態である。17日現在で政党数は15。民主党離党者によって「さらに増える」らしい。一方、第3極を作るために連衡の動きも早い。
石原前東京都知事が「たちあがれ日本」を母体に作った『太陽の党』は、日本維新の会へ合流を決めたことで、僅か数日の命であった。最終的には、
 ・日本維新の会
 ・太陽の党(石原前東京都知事+たちあがれ日本)
 ・みんなの党
 ・減税日本
 ・生活が第一
これらが合流する可能性があるそうな。
これだけ揃えば、第3極には充分な数が揃うだろうが、民主党のように「党綱領すら作れない」烏合の衆にならないリーダーを頂いて欲しいものです。
それでも、政界を『ガラガラポン』するパワーにはなるだろう。それが出来るなら『即ドボン』になっても意義があるのではないか。

「自民公明でも多数を取れない」事態が囁かれている。この場合、自公民の「大連合」が予想される。こうなると、第3極は、2大政党の昇格する。安定多数による「決められる政治」が絶対不可欠です。上記の状態になれば、第3極は立派にガラガラポンの役目を果たせることになる。
追記
知名度は高いが、ハグレ鳥の人たち(亀井静香・田中靖男・鳩山邦夫・桝添要一氏など)はどうするのだろう。主義に拘るのは分かるが、数は無視できない。折角、優れた知識があるのだから政治に活かせてほしいものだ。


新国立競技場
121119(月) dogfight
新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクールの最優秀賞(写真)に、ザハ・ハディド氏が選ばれた。

ザハ・ハディド氏へのインタビューでは「実現できたらいいね」という答えでした。
ザハ・ハディド氏は、いま最も脚光浴びる建築家ですが『実現化率が低い』という結果も持っている。その理由は
 ・技術的に不可能
 ・予算的に不可能
こんなことがある。

つまり、裏付けに拘っていては「斬新な提案」にはならないということあろう。
少なくとも、建築家と名乗るなら、あまりに地面に足を着きすぎては『夢が語れない』のだと思う。そして、夢物語を世間に納得させるパワーが必要なのだ。

この作品写真を眺めていても、レイヤー(階層)が良く分からない。私には「だまし絵」のように感じる。
うふふ…それくらいにならないと「世界の建築家」にはなれないだろう(これは皮肉ではない。本当にそう思う)。名もない町の建築屋としては、まことに羨ましい話です。


甘えん坊
121120(火) dogfight
寒くなってきて、ヤマトの甘えたぶりに拍車がかかってきました。

何時もすりすりしてきては、ダッコのおねだりです。

この日はご覧の通り、家内のカーディガンに入り込んでまったりとしています。

こんな調子で私たちが旅行中は大丈夫なのだろうか?心配でなりません。
関係のない追記
数日前から、家内が体調を崩している。
診断は「むちうち症」で、事故の影響は簡単には消えない。旅行まで2週間を切った。それまでに回復すればよいのだが…


ウツ
121121(水) dogfight
平均年齢93歳の4姉妹、健康の秘訣は「雑談」だとTVドキュメントでやっていた。これは医学的にも証明されたそうで、逆に「孤独がウツに繋がる」と言う報告もあった。
  孤独⇒⇒⇒ウツ
この図式は、私にはとてもよく理解できる。

開店休業状態が1年になろうとしている。
大阪へ出ることもめっきり減ってきて、無理やりにも「呑み会」を作り上げたりしている。
勿論、和歌山で、ご近所や畑、あるいはお山での知り合いは増えているが、とても大阪で疎遠になっていく仕事仲間や友人知人をカバーできるものではない。これは、私だけのことではないと思う。

リタイアは、生活環境を大きく変える。
更には、高齢化とともに家族が減少していく。連合いを亡くしたままの人も多い。変化に合わせて交際範囲も変わっていくが、その帳尻がプラスになる人は少ないだろう。話し相手の減少は、ウツへの近道であることに間違いない。

ウツは自分との葛藤だと思う。私も「ウツにならないか?」を本気で心配した方である。
幸いにして「夫婦」を再構築できた。畑も出来た。野鳥荘も出来た。それによって、今までと違う「人の輪」が出来つつある。でも、これで「ウツは大丈夫」とは思っていない。
追記
現役復帰と期待していた引き合いが、3ヶ月延期となった。未練を断ち切るにはよいきっかけかな。そのくせ、今日も「講習会」へ出席することにしている。夜は「呑み会」予定


程よく「共通の趣味」
121122(木) dogfight
離婚理由のNO1は「性格の不一致」だそうです。
でも、夫婦って元々他人なわけで、性格が一緒なわけがない。似たもの夫婦と言う言葉があるが、これは夫婦の理想形だと思っている。
先日も「結婚しない女」と言う特集番組で、キャスターが〜結婚って「一人の寂しさ」を選ぶか「二人の煩わしさ」の選択〜と言った。これはきっと名言だろう。
今日は「いい夫婦の日」で、私たちの結婚記念日です。満3年になりました。
私たちの趣味はともにネイチャー系ですが、ピッタリ一緒ではない。HP「生石高原・野鳥荘」をご覧いただければ分かりますが、私は「風景・野鳥・植物」と案外幅広く興味を持っています。一方家内は野鳥に凝り固まった趣味となっています(非ネイチャー系の趣味ももっているが…)。

この差は、カメラ機材にも見てとれる。
家内はニコンD700に望遠レンズやパワーユニットを付けて高性能画質の写真を撮る。その代りカメラ重量はゆうに3sを超える。
私は、オリンパスOLYMPUS SZ-31MRです。軽くて、接写からズームまで撮れるものを選んでいますが、画質は比べようもない。

10日後に、チェンマイへ出発するが、野鳥の家内と、歴史の街も楽しみたい私で、微妙に焦点がずれている。ただ、この状態が3年続いているわけで、程よく「共通の趣味」は上手く行っている。
追記
軽くて私好みのSZ-31MRですが、ファインダーがなくズーム状態で野鳥をとらえるのは容易ではない。そこで急遽、SX50HSを購入しました。設計思想が違うので単純に比較できませんが、こんなカメラです。
オリンパスOLYMPUS SZ-31MR キャノンPowerShot SX50HS

 ・光学24倍ズームレンズ(600o)
 ・デジタルズーム(1200o)
 ・1600万画素のフル画素静止画記録と
  フルハイビジョン動画の同時記録
 ・244g(バッテリー、SDカード含む)
 ・背面固定画面

 ・光学50倍ズームレンズ(1200o)
 ・デジタルズーム(2400o)
 ・有効画素数約1210万画素
 ・595g(バッテリー、SDカード含む)
 ・背面可動画面+ファインダー
マニュアルと首っ引きで動かし始めた。凄い機能を持っていることだけはすぐわかる。これは家内へのプレゼントになりそうだ。
ニコンD80(300oレンズ+テレコン装着)を持って行く予定でしたが、これで機材重量が2s減りました。


iPad mini
121123(金) dogfight
「スマホ料理」という言葉あるそうです。スマホでレシピを見ながら料理するという意味でしたが、最近は、
 〜スマホをしながら片手で食べられる料理
こんな風に変わってきているそうです。そういえば、我家の食事風景は、全くそのままで、会話どころか顔をあわすこともない。食事とは「団らん」のことだと思ってきた私には、これはカルチャーショックであった。
タブレット端末で革命をもたらせたアップルも、ミニサイズには乗り遅れた。
遅れての発売でしたが、転んでも只では起きないアップルらしく〜iPad mini ミニなのはサイズだけ〜と銘打っている。

技術には、昔から川上論と川下論がある。
iPad miniは、iPadのサイズダウンだけで、性能はiPadと同じだという。だから「電話機能」は付いていない。サムソンや東芝のタブレットミニは、携帯電話を祖としてサイズアップしてきたため、電話機能が付いている。

未だに、旧式の携帯電話で、スマホすら使ったことがない私の想像ですが…
アップルは「携帯電話はもう古い」と言っているように思う。iPad miniには電話機能は付いていないが〜iPad mini+スカイプ+ブルーツース+ワイヤレスマイク〜これで通話はできるはず(だと思う)。これなら、全盛を極める携帯電話はいらない。まさに、インターネットとPCの世界ではないか。


松竹座
121124(土) dogfight
結婚記念日から1日遅れですが、23日に松竹座へ行きました。このような観劇の習慣はなく、再婚してからのことです。
ハイ!私は「家内のお供」なのです。

桂ざこば師匠が特別出演での松竹新喜劇です。
師匠ふんする漫才師は、芸歴50年とはいえ、売れない芸人です。弟子が有名になったことが自慢な一方、自分の限界に気付きながら「引退の決断が付かない」でいる。

「大舞台に上がる」ことを花道にしたいと弟子にせがむが、そこで大失敗をおかす。そんな泣き笑いのお芝居でした。

涙を流しながら、実は身につまされていました。うふふ…まるで私自身のことのように感じました。


坊主頭
121125(日) dogfight
鏡で見える範囲は「白髪」になっていましたが、後ろ髪は未練たらしく黒かった。
先日、三面鏡で後ろを見たら、こちらも白髪になってきたので、もう「頃あいだ」と判断。幸い、家内の許しも出たので、25年ぶりに「丸坊主」にしました。

ところが、どうにも季節が悪かった。元々、僅かしか残っていなかったのに、バリカンで刈った途端に「寒っ!」と感じた。

散髪料金は、3500円から2800円に下がった。これはおまけだろう。
もう一度、顎鬚を延ばしてどんな雰囲気になるのか?試してみようかな…
追記
私は「悪人顔」で、若い頃(40代はスキンヘッドだった)は、その筋の人と間違えられて、何度も取調を受けた。
流石に、歳と共に柔和になってきたので、今度はイミグレで取調を受けることはないだろう。




夏との別れ
121126(月) dogfight
昨日は、朝こそ冷えたけれど、日中はポカポカノ良い天気でした。そんな陽気の中で、私は畑で「夏とのお別れ」をしてきました。

隣の田んぼの先達から〜収穫できないものを、何時までも置いとけば『土の養分を失うだけ』〜とアドバイスされた。
私はアマチュアで、野菜をペット感覚で見ていました。頑張って生きてるのだから「抜いたら可哀そうや」と思ってしまう。けど、これは『畑を殺すこと』だと教えられた。要は大局観に欠けるのだ。 これで踏ん切りがついたので、

 ・夏野菜のナス
 ・夏野菜のトマト
 ・硬くて食べられ
  ないミズナ
 ・夏の花
これらを全部引抜きました(写真上部)。
これで春まで、土を休ませることができます。
追記
9月に新しい土を入れてため、今はまだ地味がありません。
先達に見解を尋ねたら「5〜6年耕し続けたらエエ土になるで」だそうです。おいらはその時、まだ生きてるやろか?


準備終盤
121127(火) dogfight
チェンマイ出発まで5日間となりました。
旅行準備も終盤です。現地との情報交換も頻繁になってきて、その結果「思ったより気温が低い」ことが分かってきました。
 ・宿泊するチェンマイ市内は25〜30℃くらいで、半袖でOk
 ・探鳥のフィールドは標高1600mにあり、朝の気温は10℃くらい
 ・100q離れた自然公園は、標高2500mあり、気温は零下に下がることもある。

衣類はチョイス済でしたが、もう一度見直します。旅行鞄に詰まるだけ、夏物から真冬の装備まで持って行く必要があります。
移動中に、気温に合わせて「着たり脱いだり」が必要なため、バックパックも余分に用意しました。毎日、気温差が20〜30℃ある地域を往復するわけで、思った以上にハードな行程になりそうです。

カメラ機材は、新しいカメラを購入したことで、一眼レフ1台とハンディカムを置いていくことにしました。レンズや充電器まで含めれば、随分軽量化できます。
また、ニューカメラの動画(結構便利に利用できる)は、そのままfacebookに載せることができることも確認しました。旅行中、これでご紹介できそうです。

夫婦とも、薬のお世話になることが増え、持って行く持病の薬もばかになりません。フィールドでは、虫刺されに備えて軟膏やバンドエイドが必要です。また、腕に付ける蚊取り線香や、寒さに備えてホッカイロも用意しました。
関係のない追記
今年5月下旬に旅行した、道東・野付湾では、25日に海が氷結を始めたそうです。懐かしいなあ〜


旅行準備とランチ
121128(水) dogfight
旅行準備も最終段階です。
電話の設定を「海外用」に変えるため、DOCOMO SHOPへ行きました。

その帰りに、女性に人気のお店(写真右)が近所に出来たというので寄ってみました。

昼食メニュ−で一番安いランチ(980円)を注文しました。

 まずはサラダです。結構たっぷりあって美味しかった

 パンは食べ放題。でも、バターもジャムもないので、そんなに食べられるものじゃない

 家内が注文したメインディッシュは「鮭のチーズフリッツ」これは美味しかった

 私は「豚バラと根菜の洋風味噌煮込み」です。でも、何処を探してもバラ肉はありませんでした。味は『普通の味噌汁』でした!
   (メッチャ健康食でした)
サラリーマンの昼食は「ワンコイン時代」と言うのに、主婦の皆様の方が余裕があるみたいですね。私の評価は、可もなく不可もなく「普通の味」のお店でした!
追記
左膝が痛み、歩き方がおかしくなっている。その影響で靴を履くと右足小指に痛みが出るようになった。
チェンマイでは歩き回る予定なので、これでは不安です。そこで、重心を測り直したら、やはり右足小指側に狂っていた。靴は新調したのですが、履きなれた靴も重心調整をしました。旅行にはどちらを履こうか迷っています。
(写真は新旧の靴。通勤・畑・生石高原、どれも同じ靴です)


木造耐火構造
121129(木) dogfight
今更ながらですが『大型木造高齢者施設の設計・耐火構造建築の実際』と言う講習(有料)を受けてきました。

もう随分前になりますが、外圧を受けて「木造3階建て(専用)住宅」が許可され、さらに「木造3階建て共同住宅」が許されるようになりました。
 (注:専用住宅と共同住宅は建築基準法の扱いがまるで違う)
平成12年に耐火性能の認定が、仕様規定から「性能規定」に変わったことで、建材や施工側の開発が進み、木造の耐火構造が可能になりました。また、木造3階建て以上の用途制限もなくなり、高齢者施設も木造で建設可能になりました。

とは言え、まだ工法は開発途上で、性能認定も順次増えつつある状況です。
今回の講習では、案外「本音」が語られたと思います。まだまだ「性能認定を受ければ、木造の耐火構造が出来る」程度で、3階以上では鉄骨・耐火構造のコストには勝てないようだ。資料にあった設計図をみても、あまりにも施行が煩雑で、現実的とは思えませんでした。

ただ…
長引く不況で、建築のパイは減るばかりです。今時需要があるのは「高齢者施設」しかありません。これも、今後の人口の推移を考えれば「需要は20年続くかどうか?」です。
こうなると、減価償却の長い非木造構造では収支計画が成立たない。木造の耐火構造なら、減価償却は17年で、我ら団塊の世代が死に絶える前に「投下資本の回収」が出来るメリットがあります。
追記
講習会の主催は「カナダ林産業審議会SPFグループ」で、共催が「日本木質トラスト協議会」です。我が国の林業振興に直結していないのが、寂しいですね!、


乱立&中傷合戦
121130(金) dogfight
総選挙は公示前だというのに『誹謗中傷合戦』の様相を呈してきた。
政策争いでは「負の実績」だらけの民主党は分が悪く、個人攻撃が目立つ。まるでアメリカ大統領選のようだ。
ただ、これは、自民・民主間だけのことではない。
第3極も纏まることができず、第3極間での個人攻撃が目立つ。特に、橋下氏が攻撃の的になっているのいるのは、好き嫌いが「分り易い」からだろう。また未来の党は、維新以上に「政策合意」が見えないため、これから格好の餌食になるかもしれない。
 ・日本維新の会(維新+太陽)
 ・みんなの党
 ・未来の党(みどり+反TPP+減税+国民の生活?)
 ・その他(たくさんあるなあ)
「争点」だけ挙げても「真剣度または本気度」が分からない。キャッチフレーズだけではなく、実現するための方法論を示してほしい。

例えば原発だが、
 ・卒原発(時間を区切って原発廃止=卒業)
 ・脱原発(時間は不明確だが原発廃止を目指す)
 ・脱原発依存(一定規模の原発維持を容認)
私は、原発は廃止するべきだと思っているが、今日スイッチを切ってもすぐに「廃炉」になるわけではない。また、代替エネルギーの具体的提言がなければ信用できない。

TPPの賛否も、賛成理由や反対理由の明示が欲しい。
反対派の多くは「TPPに加入すれば農業が壊滅する」と言うが、農業の真似事をしてみて、この主張はウソだと思うようになった。TPPなど関係なく、現在進行形の農業政策そのものが間違っている。
私がTPP加入に危惧を抱くのは、世界に冠たる日本の「保険制度・医療制度」の維持だ。貧乏人でも医療の恩恵を受けられるこの制度は是非守りたい。これが、TPP違反となるのなら私も反対に回りたい。

国政選挙だから、下記も是非「方法論も含めて争点」にして欲しいのだが、あまり票にならないのだろうか?
 ・外交安保
 ・年金福祉の見直し
 ・経済政策の転換
 ・憲法改正

公示は12月4日で、旅行中のことです。投票は16日です。旅行から帰って、誰に投票するか?余り時間がありません。予断を許さぬ選挙ですが、日本の未来を決める大切な選挙です。万難を排して「投票」をお願いしたい。
追記
嘉田滋賀県知事が立党した「日本未来の党」ですが、早くも小沢氏に丸め込まれた様子が見える。知事のままだったら、きっと「名知事」で終わっただろうに…残念です。























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