元dogfightのぼやき
2012年 5月
エッセイ&コラム
昭和天皇稜1年前真逆の趣味常識の話孫の誕生日スーパームーン黄砂は怖い機能回復訓練10連休バードバス条件の変化老後の晴耕ハンガー中国製ソーラーパネル母の日バイタルパートプチクラス会地元デビューホットスポット三都会金環日食違い植物の遷移初めての北海道「初めての北海道」旅行記植物の遷移道東の旅道東の旅2

平成天皇陵
120501(火) dogfight
今上陛下の御不例が多くなって、御陵が話題になるようになった。
陛下ご自身からも、
 ・御陵の簡素化
 ・両陛下の合葬
 ・火葬
このようなご希望があると伝わってくる。勿論、国の経済事情に配慮しての、陛下らしい思いやりから発していることは間違いない。

大変ご夫婦仲のおよろしい両陛下なので『合葬』については賛成です。
ただ、火葬では「大喪の礼」成り立たない。これは、日本の伝統文化の根幹に触れることである。また、天皇家を敬慕する私には、不釣り合いに簡素化された陵墓は辛いものがある。
宮内庁には、東京都における猪瀬副知事のような知恵者はいないのであろうか?
もし経済事情が主要因なら、国家財政に頼るのではなく、広く国民に寄付を募っても良いのではないと思っている。


1年前
12502(水) dogfight
ゴールデンウイークも半ばになりました。
今年春に竣工した「川西の家」は、昨年のGWを主な設計期間としており、昨年は忙しくしていました。でも、今年のGWは「余暇」にどっぷりと浸かっています。
1年前の日記を読むと大きな変化を感じます。
仕事に倦んで、4月30日に生石へ行ったのが、結局「生石高原・野鳥荘」に繋がり

土留め製作中

なんと!野鳥荘敷地内にシャクナゲの大輪が満開
ました。
あの時は、桜が満開だったのに、今年は早々と散ってしまいました。

5月3日に孫の節句をしました。この写真には爺様が元気に写っています。先日(4月29日)に、爺様の100ヶ日法要を済ませました。
また、昨年秋に離婚があり、嫁と孫が去りました。去年、庭に翻っていた「鯉幟」はどうすればよいのだろう。

5月5日に私の孫「わかば」が生まれました。まもなく1歳の誕生日です。きっと、もう歩き始めたころだろう。
秋には、日光へ行くと思うので再会できるかな…
追記
昨日から、知人の協力を得て、野鳥荘の土留め柵を作っています。


真逆の趣味
120503(木) dogfight
出勤がめっきり減って、趣味の時間が増えている。野鳥荘とMy畑である。
ただ、最近は両者が「真逆の存在」と感じるようになってきた。
生石高原野鳥荘では『あるがままの自然』を楽しんでいる。
今年は、寝室の目の前にある巣箱にヤマガラが営巣してくれた。 とても嬉しいことですが、

野鳥荘・ヤマガラの営巣

My畑
仮に、蛇が狙ったとしても助けることはしない。私は自然淘汰を厳粛に受容れるつもりです。

畑作業は、人為的淘汰の世界である。
 ・除草
 ・間引き
 ・芽かき
 ・摘芯
 ・摘果
どれも、強者だけを選ぶ手段である。
強者を「より大きく育てる」ために、他は排除される。

私は、間引きや芽かきを「ごめんな」とつぶやきながらやっている。
だが、草刈りとなると酷いものである。
お山では、スミレ観察会まで参加するのに、My畑に自生するスミレは問答無用でカットされる。

我ながら、酷いギャップだと心が揺れている。


常識の話
120504(金) dogfight
橋下大阪市長が、職員の「刺青実態調査」を命じた。その上で、見える部分に刺青を持つ職員は配置転換させるという。

私なら、市民窓口で「職員の腕から刺青」なんてゾッとするが、これまた人権派団体から猛抗議が出ている。人権派は「自由」と言うが、もともと刺青が持て囃されたのは「軍隊・やくざ」で、人権や自由が軽視された世界だ。

こんなことは常識で考えればよい。
温泉どころか、銭湯でも「いれずみお断り」である。もし、あなたの会社なら「刺青社員」を営業担当に起用するだろうか?

橋下市長が「こんな調査をすること自体が情けない」と言うが、全くその通りである。公務員の意識低下は目を覆うばかりだ。
組合擁護に熱心であった平松前市長さん、あなたはこの現実をどのように思っていたのでしょうか?聴けるものなら聞いてみたいものである。
関係のない追記
写真(120503撮影)は我家の庭に植えたサクランボです。まだ高さ1.2m程の木で、今年初めて実を付けました。


孫の誕生日
120505(土) dogfight
5月5日生まれの初孫が、満1歳の誕生日を迎えました。

遠く離れており、頻繁に会うことはできませんが、もうしっかり歩くようになりました(最近は動画で送って来るので良く分かります)。
関係のない追記
昨日から友人二人が我家に遊びに来てくれている。
よく呑み、よくしゃべっている!


スーパームーン
120505(土) dogfight


今日は、月が地球にもっとも接近する「スーパームーン」の日。この日はいつもより月が14%大きく、また30%明るく見えるとのこと。
で、三脚を据えて撮影したのですが、只の「白いお盆」になってしまった 。
孫の誕生日続き
今日は、親子でディズニーランドへ行ってきたそうです。

夜には、TV電話が入ったのですが、私の携帯電話が対応しておらず(私が分からないだけかな?)双方向にはなりませんでした。

でも、元気にはしゃぐ孫を見ることが出来ました。


黄砂は怖い
120506(日) dogfight
花粉症に悩まされているのに、そこへ黄砂が追い打ちを掛けてきた。黄砂が来てから、家内はこむら返りに悩まされ、私は腱鞘炎が酷くなった。
そこで、黄砂を調べたら…

雲海は黄砂だらけ?
黄砂はアルカリ粒子で、肺の奥に大量に吸引されると固着する。更に、黄砂に付着する汚染物質は長期にわたり血液に吸収される。

これによって、呼吸器官の酸素摂取能力が低下し、炎症反応を起こしやすくなる。黄砂を吸って1ヶ月以上たってからも、
 ・疲労感
 ・脳力低下
 ・耳鳴り
 ・ウイルスに対する免疫力低下
 ・結石
 ・腎炎(なんと冬になって症状が出ます)
 ・頭痛
 ・筋肉の性能低下による関節痛
 ・腱鞘炎
 ・足がつる
 ・こむらがえり
 ・ふくらはぎの痛み
 ・線維筋痛症
 ・アトピー性皮膚炎(特に顔面)
などの悪化などを引き起こす。黄砂の怖さは想像以上である。


機能回復訓練
120507(月) dogfight
My畑の隣はデイサービスがある。
畑作業をしていると、機能回復訓練の一環と思われる「集団遊戯」の声が聞こえてくる。指導員の声、それに唱和する入所者。知的レベルで言うなら「幼稚園以下」ではないか?

死ぬまで「株価」に興味を持ち続けた爺様が、デイサービスを嫌った気持ちが分かるように思う。少なくとも、認知症を持たず、知能の退化もないお年寄りには「失礼な訓練」と思えてしまう。

私も介護保険を負担する年齢となった。体の機能退化がおきて、介護認定によっては、このような施設を利用するのかもしれないが、知識の退化が無いままであれば「苦痛」に感じるだろうと思う。
今後、団塊の世代が「老人の主役」に取って代わるわけだが、いまのデイサービスの在り方を見直さないと、拒否反応が続出するのではないか。如何であろう?
関係のない追記
長いGWが終わりました。11日ぶりの出勤です!何か変化があればよいのですが…


10連休
120508(火) dogfight
4月27日〜5月6日まで、なんと10連休を取った。記憶に間違いがなければ、社会人になって初めてのことである。
以前なら、こんな長期の休みは苦痛であったに違いないが、この半年で私は大きく変わった。11日振りに出勤する時は、逆に違和感があり、人間は「慣れる」のだと実感した。

10日間の内容は
 ・野鳥荘4日(1泊2日+日帰り2回)
 ・爺様の100ヶ日法要
 ・友人の来宅(1泊2日)
 ・リラクゼーション(マッサージ)1回
 ・畑作業(日々、他に用事のない日は終日)

と、全くじっとしていない。これだけは相変わらずである。
ちなみに、この間に読書は一度もなかった。
なお、10連休の詳しい記録がある。上記リンクでご覧ください!
関係のない追記
東京都が呼びかけた「尖閣諸島寄付金」は順調に伸びている。


バードバス
120509(水) dogfight
5月の初めに、野鳥荘にキビタキが来ているのを確認した。
ただ、家内は見ていないので6日に野鳥荘へ行ったのですが、この日は確認できなかった。
7日に再挑戦で野鳥荘へ行った家内は、野鳥荘の近くでキビタキのオス2羽を確認した。その際、野鳥荘がまさに「野鳥の楽園」になっていることに感激したそうである。

野鳥荘の敷地から少し離れて見ていると、次から次へと野鳥がやって来てバードバスで水浴びをしていくという。やはり人間が居るときは警戒しているようだ。


キビタキ

バードバスとカワラヒワ
それでも、ヤマガラ・シジュウカラ・カワラヒワ・カケスのバードバス利用を確認している。

先日私がキビタキを確認した時も、バードバスへ来ていたかもしれない。野鳥荘付近には渓流が無く、貴重な水場になっているのだろう。
このバードバス、「深すぎる」と言う指摘を受けて、浅いものも用意したのですが、結局こちらしかやって来ません。

キーワードは、
 ・森の中で
 ・見通しの利く
 ・開けた場所
ではないかと思います。
水場・餌場・巣掛けも工事用に林を切り開いた、こんな場所にあります。


条件の変化
120510(木) dogfight
-----------これは暫く前に書き留めておいた日記です------------

2月に竣工したばかりの「川西の家」では、床暖房(電気式フィルム型面発熱体)を採用しています。
4段階のコントロールが出来るのですが、一番低くしても「熱過ぎる」と改善要求が出ていました。最初は工事ルートを通じて改善交渉をしていたのですがラチがあかず、施主の立場からメーカ―にクレームを入れていただきました。

その結果、施主・メーカーと私が現地で立ち合うことになり、話をしてきました。当初は「スペック通り」と頑なであったメーカー氏ですが、
  建物性能の向上に「発熱体のコントロール方式が追随していない」
ことを説明したところ、ようやく納得していただき、真摯な話し合いが出来ました。
この床暖房方式は、15年ほど前に開発されたものです。温度が高くなるにつれて電気抵抗が大きくなる、PTC(Positive Temperature Coefficient=正温度係数)の特性を利用したヒーターです。温度のコントロールは、通電量をON・OFFのタイマー制御します。

私も、面発熱体の開発段階から承知しており、床暖房に採用した最初の設計者かもしれません。何度も設計に取り入れてきたのですが『もっと温度が上げられないか』と言う改善要望はあっても、今回のような「熱過ぎる」事例は初めてです。これはメーカーも初体験だそうで、対応に戸惑いがあったようです。

川西の家では、私の「過去の採用事例」と異なる点がいくつかあります。
 ・第4世代省エネ基準適合の建物
 ⇒高性能断熱材で床・壁・天井の6面断熱(内断熱)
 ⇒最高級性能の断熱サッシ(H-1クラス)
ハウスメーカーが盛んに「外張り断熱(外断熱ではない)」をPRしますが、高性能断熱材による6面断熱は「冷蔵庫の庫内環境」と同じで、こちらの方が省エネ効果は高いと思っています。

面発熱体は床を暖め「輻射熱」で部屋を暖めます。この時、発熱量の全てが暖房に寄与するわけではなく、床下へのヒートロスも多い。メーカーとのやり取りで、床下へのヒートロスを4割と想定して、通電量をコントロールしていることが分かった。
もうお分かりだと思いますが、第4世代省エネ基準で住宅性能が飛躍的に向上(第3世代と比べ倍の性能)して、想定程ヒートロスがなくなったため、室内側の床温度が上がりすぎていると考えられる。

第4世代の省エネ住宅が普及すれば、川西の家で起きたことが頻発する可能性があると、メーカー氏も理解してくださり、コントローラのプログラム見直しを約束してくれました。
条件が変われば結果も変わる。そんな現場に行き合わせた出来事でした。


老後の晴耕
120511(金) dogfight
友人が次々と65歳になって、否応なしに『老後』と直面している。老後には、
 ・経済面
 ・時間の潰し方
がある。経済面は個々で事情が異なるが、『有り余る時間をどうするのか?』これは共通の問題である。私は、友人が多い方ではないが、身近では晴耕(雨読:こちらは怪しい)に向かうケースが、案外多いと感じている。
私は、たまたま爺様が耕していた畑(所有ではない)があり継承した。家から徒歩10分ほどで、遠からず近からずで丁度良いと思っている。

まだ1年にも満たない経験であるが、必要なものが分かってきた。
 ・当たり前であるが「農地」が必要
  (できれば程よい距離であって欲しい)
 ・最低必要な農具や肥料だけでも、それなりに費用がいる
 ・身近に指導者が欲しい
 ・時間のサイクルは「作物に合わせる」しかない
 ・健康が不可欠
 ・気長な気持ちも要りそうだ
幸い、私は恵まれた環境で「晴耕」に移行できたと思っている。だが、想定外と言えるほど読書量は減っている。
24日から28日までの5日間、釧路湿原で探鳥三昧をする。とても楽しみなのですが、問題は「生き物をどうする」である。
ヤマトは最低限、ペットフードと水を家族に頼むことが出来る。

生き物でも、植物は厄介である。
我家の花壇の水遣りは、季節柄欠かせないが、うふふ…
家族に頼んでも無理。そこで、簡単な自動潅水装置(四角内の青い装置)を付けた。

でも、最大の問題は「畑」なのだ。
5日間放置すれば、作物全滅間違いなしです。これは、知り合い数人に頼むしかないだろうな…


ハンガー
120512(土) dogfight
「物干し・ゴミ出し」これは私の分担として定着した。
洗濯そのものは洗濯機が行ってくれるので、干す・取りこむ・たたむ・分別収納を行う。日々の作業で「あればいいな」と思うのが『ズボン用のハンガー』である。衣類の中で、
 ・男性用ズボン(ジーパンや作業着)
 ・女性用パンツ(スラックスやスパッツ)
 ・下着(パッチやストッキング)
これらの割合は案外多く、ハンガーとの相性が悪い。つまり、干しにくいのである。
こうした下半身用衣類の、使いやすいハンガーはないであろうか。
ノースリーブで襟首の大きな衣類もハンガーとの相性が悪い。キャミソールなど、最悪である。

一枚の衣類にピンチをいくつも使わなければ干せない衣類は多い。当たり前であるが、取りこむ時の作業も増える。
うふふ…主婦モドキのボヤキである。
関係のない追記
旅行中「畑の潅水をどうする」という問題を解決するため、SIMERASU水やりテープを注文した。
ペットボトルを利用したもので、テープが土中の湿度によって収縮し、ペットボトルの水をジワジワと出すそうです。

実用性は試してみない分かりませんが…
毎日、誰かに「水遣りを頼む」のも現実的ではありません。旅行の後半には、かおりが畑へ来てくれるので、数日間はこれに賭けてみます。


中国製ソーラーパネル
120513(日) dogfight
中国製のソーラーパネルが売り上げを伸ばしているそうだ。
その最大の理由は、日本製ソーラーパネルの保証期間が10年なのに対し、サンテック(中国製)は「25年」だという。

ただ、これだけでは分からないことが多い。
一般論で言っても、保証(補償ではない)には「免責事項」が付いて回る。ざっと読んだところ、日本製と中国製で免責事項に大きな差異はない。
ただ、気象状況の変化による出力低下は免責となっており、見解に左右されやすい条項である。ガン保険でも、いざ請求をするとなると、免責が多くて問題になっているが、大丈夫であろうか?
うがった見方をすれば、中国企業の約束違反で痛い目にあった日本企業は『枚挙にいとまがない』であろう。
 ・25年は企業の栄枯盛衰には充分な年数である。
 ・25年保証には「第3者による担保」があるのであろうか?
 ・25年と言えば、世代が代わる時間である。
  保証システムの継承がきちんとできるのか?甚だ心もとなく思っている。

更には、サンテックの総合保障制度は有償であるし、扱いは販売店単位となっている。もし、販売店が破産したらどうなるのだろう?


母の日
120514(月) dogfight
昨日は「母の日」でした。
畑のカーネーションの蕾は固く、残念ながら間に合いませんでした。
その代り、息子がケーキをプレゼントしてくれました。嬉しいですね!
私たちは、この数日「ネーチャー三昧」です。
 ・和泉葛城山バードバンディング
 ・生石高原ツアーガイド講座
 ・生石高原の魅力
 ・生石高原野鳥荘
 ・農業日誌


バイタルパート
120515(火) dogfight
軍艦にはバイタルパートという言葉がある。軍艦と言えどもすべて守るわけではなく、特に重要な部分を集中的に防御するゾーンをさす。
原子力発電は、原子炉と発電施設から成り立っている。いま、議論が沸騰しているのは原子炉関連で、発電装置が危険なわけではない。
原子炉で注意すべきは「燃料棒の冷温停止が出来る環境の維持」である。原子炉の緊急停止に成功しても、燃料棒を安全に冷温に持って行けなければ、福島のようになる。

原発の究極の安全性は「燃料棒の冷温管理」に収斂できる。その意味で、原発が稼働中だけではなく、停止中でも電源喪失がおきればメルトダウンに至る。そこで、どちらにしても危険なら「稼働して電力確保すべき」と言う意見が出る。しかし、稼働中に大地震に見舞われれば、停止中より危険度が高いことは事実であろう。

福島原発が
 ・どのように破壊されたか?
 ・その原因は何であったのか?
まるで情報開示されていない。一説によれば、電力盤室が地震あるいは津波で破壊されたため、電源車を接続しても、原子炉を冷却するポンプに電力を届けることが出来なかったという。これでは、電源車を増強したから「安全」と言われても、とても信じる気になれない。
きちんと「失敗の教訓」を情報公開すれば、筋道が見えてくる筈である。
福島の原子力災害から1年以上になっても、燃料棒の冷温管理に必要なシステム(施設および施設への通信や道路の確保を含む)をバイタルパート化して「安全を担保」する発想が、政府筋から出てこない。

繰返して言うが、停止中なら安全と言うわけではない。バイタルパート化は、あらゆる原子炉や燃料プールに必要なのである。


プチクラス会
120517(木) dogfight
5月15〜16日は、50年前の同級生が集まる『プチ・クラス会』です。その後は、前日見つけたアオゲラの営巣地の観察です。
詳しくはこちらの120515−16部分をご覧ください。


地元デビュー
120518(金) dogfight
プチクラス会で、2日間畑を留守にしたら、お隣の畑の大先輩から「寝込んでいるのかと心配していた」と言われた。また、別の畑の先達から指導を受けることもできました。嬉しいですね!

夏野菜の世話が欠かせない時期に来ており、日々、畑作業に追われている。
120515
120516
プチクラス会
120517 誠佑病院定期受診
120518 睡眠センター受診
お世話になった方と呑み会
120519 三都会(最初の就職先OB会)
120520 家族で野鳥荘
120521 皆既日食観測後出勤
珍しく仕事で「調査」
120522 畑に車庫建設(天水集め用)
120524

120528
釧路湿原探鳥旅行
120531 ライオンズクラブ旧友呑み会
120602
120603
ふるさとから親族来宅(野鳥荘)
高野山(お参りと精進料理)
なにせ、素人で分からないことばかり。
もう少し勇気を奮って、ご近所のプロ農家に話しかけ、教えを受けたいと思っている。

生石高原野鳥荘でも、NPO参加だけではなく、別荘地に棲む方々との交流が増えてきている。
こうして少しづつ「地元デビュー」を始めている。
一方、仕事でお世話になった方々との交流も続いている。
以前に作った建物のメンテ相談も幾つか戴いており、予定が決まり次第動いていきます。

お蔭様で、なにやかやと忙しくしておりおります。ありがたいことです!


ホットスポット
120519(土) dogfight
日本野鳥の会の皆様にもご参加いただいて、生石高原野鳥荘付近のアオゲラの営巣地(写真左下四角)を観察しました。

先日来、アオゲラキビタキの激しいバトルを目撃していましたが、この日、右上四角にキビタキの営巣を確認しました。

直線で1mも離れておらず、これで雛が孵れば「もっと激化するのでは」と言う予測でした。

更には、至近にカケスクロツグミの営巣は確実だそうで、この夏は、このホットスポットから目が離せない!


三都会
120520(日) dogfight
この1週間、旧友や旧知と呑み交す機会が多かった。

昨日は「三都会(写真)」です。
私が初めて勤めた会社のOB会で、企業としてはもうありません。
物故者で減ることはあっても、決して補充のないOB会です。それでも、思い出の多い集まりでもあります。
追記
北海道(釧路湿原探鳥)から帰れば、ライオンズクラブの旧友と呑み会が入っています。
頻繁な旧友旧知の邂逅。うふふ…おいらのお迎えが近いのかなあ〜


金環日食
120521(月) dogfight
金環日食があるというので楽しみにしていた。
事前情報では、天候は「曇り」でした。

生石高原でこれを見たかったのですが、下界より山の天気は不安定です。

そこで、シャンスを求めて自宅待機しました。
朝一で空を見て「OK]と思いました。
日食グラスではまことに美しく金環を見ることが出来ました。

うふふ…バカチョンデジカメの手撮りでは、こんなもんですが、これもメモリーです!
120522追記
生石高原は金環日食を観察する人で満杯だったそうな!やっぱり行きたかったなあ


違い
120522(火) dogfight
畑の成績はイマイチである。
そこで、師匠に診断を頼んだら「可愛がり過ぎ」であった。120503『真逆の趣味』で書いたことだが、野菜は「生かすもとと殺すものに峻別」する必要がある。師匠のいう可愛がり過ぎとは、殺すべき枝やツルを殺し切っていないということである。そのため、マニュアル通りの成長過程にならず、知識のない私は混乱するばかりとなっている。


天水を集めるために、既製品の車庫を建設
これで、資材置き場が広がり、休憩所もできる
更には、農協のマニュアルに頼り切ったことで「柔軟な対応」が出来ていないという。

当然、農協の扱う商品でマニュアルは構成されており、土作りが出来ていない私の畑では、もっと速効性の肥料が必要だそうな。

臨機応変は、経験も知識も豊富な人が出来ること。せめて、来年は同じ失敗をしないようにしたい。
2日後に北海道へ向かう。
現地からは「暖かくなった」と知らせてくるが、スポット天気で釧路湿原の気温を調べたら、最低2℃・最高11℃とある。これって、大阪で言う「真冬の気温」である。
急いで冬物(パッチ・ハイソックス・セーター・アノラック)を引っぱりだした。
畑も旅行準備も『違い』の大きさを感じる出来事でした!


植物の遷移
120523(水) dogfight
NPO法人生石山の大草原保存会の活動は活発である。
常時、10人ほどのメンバーが活動しており、私のように「ツアーガイド講習」に参加するだけの非活動者には、感謝仕切りである。

前回、講習が終わった後のミーティングで「ススキの衰退」について話が出た。関西では、曾爾高原・生石高原が2大草原で、やや小規模で岩湧山がある。最大のススキヶ原を持つ曾爾のNPOから、保存について共同行動の呼びかけがあったそうです。


野鳥荘にヤマガラの幼鳥がやって来た
此処を巣立った雛かもしれない
植物は、放置(人間が介入しない)すれば遷移を行い、25年程度で『黒い森』に変わる。
これは、あまの街道の保存運動で学んだことである。

ススキは、遷移の初期に所属しており、放置すれば「淘汰される」側にある。
現に、この数年のことしか知らない私でも、生石高原のススキはずいぶん減ってきていることが分かる。

ススキの保存には、次世代の植物グループを、人の介入で食い止めねばならない。生石高原でも、あまの街道で味わった「自然を守る」ことの矛盾と難しさに直面して行くことになるだろう。
追記
野鳥荘は、野鳥に認知されて種類も数も増えてきて、名実と共に「野鳥の楽園」になってきた。今度は、野鳥を脅かすことなく人が楽しもうと準備を進めている。
 ・観測スペース作り(迷彩ネットを貼り、三脚を据えるスペースの確保とベンチ)
 ・自動カメラの設置
これからが楽しみです!


初めての北海道
120524(木) dogfight
今日から28日まで、初めての北海道旅行です。家内は、教員時代に引率で何度も行っているそうですが、探鳥旅行は初めてです。

朝4時起きで空港へ向かいます。早朝の関空〜羽田〜釧路空港(10時半着)の予定です。
目的は「探鳥」ですが、グルメも温泉も楽しんで来ようと思います。更に私は、初めての北海道の風景も満喫したいと思っています。

釧路湿原で3日間過ごした後、北上し摩周湖を通って女満別空港から帰ります。勿論、移動中のホテルも野鳥で有名なところを抑えており、全行程が楽しみです。
天候はおおむね順調。予想気温は最低7℃〜最高14℃で、ほぼ大阪の冬の温度です。冬の衣類をリュックに詰めました。では「行ってきます!!!」
関係のない追記
旅行をしよとすれば「生き物」をどうするか、これが大変です!
我家では、
 ・ヤマト
 ・畑の作物
ヤマトは世話は息子に頼みましたが、畑の世話が気がかりです。こちらは、農業日誌で書いています。

写真は初収穫のジャガイモの一部です。素揚げにして食べました。美味なり!



120524〜120528
「初めての北海道」旅行記」
避難ルートの検証
120429(火) dogfight

来るべき巨大地震(三連動地震)の津波予測が大幅に引き上げられた。
標高3mにある我が家はとても心配である。そこで、津波予測地図(上図)を出してみた。ところが、驚く程軽い被害予想である。

和歌山港に押し寄せる津波は1mで、家の近くを流れる和田川を遡上する津波も0.5m〜1mとされており、我家()には影響なし。
津波到着まで2時間と言われる大阪市内でも、広範囲な水没が予想されているのに、震源に近いここで、ホンマにこんなもんやろか?


最短だけどブロック塀の細道

迂回路だけど安全
ところが洪水予測マップによれば
 ・和田川の氾濫⇒1mの浸水
 ・紀ノ川の氾濫⇒2mの浸水
大雨による被害予測の方がずっと酷いのである。昨年9月に紀伊半島を襲った豪雨(台風12号)では、紀ノ川は危険水位を超えてオーバーフロー寸前であった。

畑を耕すようになって、この一帯が紀ノ川の洪水による堆積物で出来ていることが実感できる。
地震により、紀ノ川が決壊すれば、大雨と同じ被害になる。と言うことで、やはり避難した方が良いと考えている。

で、そのルートを検証してみた。
我家から直線200mで、福飯ヶ峯()の山すそに到達できる。しかし、その道は狭くブロック塀で囲まれている。巨大地震後に通れるとは思えない。

そこで、広くて倒壊物が少ないと思われるルートを探ってみた。
その結果、200m程迂回になるが、100円ショップの駐車場を抜けるのが、最も安全と分かった。
あとは、落ち着いて対処できれば、短時間で避難できるであろう。


道東の旅
120530(水) dogfight
初めての北海道旅行に「道東」を選んだ理由は単純です。NHKのネイチャー番組で、釧路湿原の特集を見たことによります。

北海道は、道北・道南・道西・道東・道央に分かれるそうで、家内に聞くところによれば、それぞれ気象も風景も異なるそうである。今回は、
 24日「釧路湿原(釧路)」
 25日「野付半島(根室)」
 26日「霧多布湿原」
 27日「釧路〜網走」
 28日「帰阪」
このように、釧路からオホーツク海に沿って網走まで移動する旅行でした。
旅行目的のキーワードは、
 ・湿原
 ・探鳥
印象は、行程中の全てがこの条件を満たしていたように思います。

○○湿原と断らなくとも全域が湿原で、道路部分だけを埋め立てたような状況でした。
そこは写真のように、ハンノキやシラカバを主体にした高木と、ヤチボウズ・スゲ・ミズバショウ・コゴミ等の湿原の草で覆われた風景です。

また、××探鳥コースなど言わなくても、湿原は至る所が「探鳥スポット」でした。
野鳥趣味のない方には理解しがたいことだと思いますが、TVのある世界に到達したのは「明日は帰阪」と言う夜でした。都市部は訪れておらず、余り文明と関わらない旅行でした。

旅行中出会ったのは約70種の野鳥です。半数は「初めて」で、残りの多くは「初めての夏羽」でした。
野鳥の多くは、夏と冬ではまるで違う羽で覆われます。関西では冬羽でしか出会えない野鳥を、北海道では『夏羽』を見ることが出来ました。これは、初めての出会いに匹敵する感動でした。北海道は、野鳥の生態環境がまるで違うことが良く分かりました。
(もっと書きたいことがあるのですが、それは明日の続きで・・・)


道東の旅2
120531(木) dogfight
道東を旅しながら「外国に来た」錯覚を何度も受けました。きっと、その理由は
 ・広さ
 ・緯度
にあるのだと思う。

沖縄から東北まで、国内はほぼ訪れているが、そのどれとも風景が違う。
北海道の緯度はヨーロッパの主要国に近い。また、広さはアウトバーンを走った時を思い出した。
まだ道東しか知らないが、道東は標高差があまりなく、河川に護岸がない。この風景も、スイス〜ドイツ付近の風景に似ている。

動物、植生もまるで違っている。だからこそ、固有名の頭に

エゾリス(子育て中のようでオッパイが大きい)
 ・エゾ○○
 ・シマ○○
このようにして、本州の動植物と区別する必要があるのだろう。

道路はきちんと整備されているが、やはり本州と雰囲気が違う。
 ・直線が多い
 ・信号がない
 ・街路灯がない
 ・トイレの整備
これは、人口密度の低さに関係しているではないか。何せ、交通量が低く、渋滞という言葉と縁がなさそうだ。

道路脇に、駐車場を持つ立派なトイレがある。
と言って、店舗があるわけでも、公園の入り口でもない。
当に、ドライバーにトイレを提供するだけでのものである。これも「広さ」ゆえであろう。
まだ、書きたいことがあるが、それはいずれまた…























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