元dogfightのぼやき
2011年11月 |
エッセイ&コラム |
■立場変われば■七年■入院回避■鎖国の勧め■対比■空白の桶狭間■家族■イケズな京都■スマホのウイルス■主夫(しゅふ)■年金改革■大阪ダブル選挙■ひつじ田■変な夢■八朔畑のその後■積み残し■月水金■爺様最後の戦い1■爺様最後の戦い2■爺様最後の戦い3■ちょっとそこまで「紀州東照宮」■TPP賛成派の論理■結婚記念日■次のホラ話し■草刈り■今年の漢字■TPPと労働慣行■ヤマトの変化■草刈2
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立場変われば |
■111101(火) |
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七年 |
■111102(水) |
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早いもので、妻が亡くなって丸7年が経過しました。 予定通りなら、入院中に亡妻の祥月命日が来るので、急に思い立って、法事を済ませました。
長男夫婦は広島、二男は音信不通、三男夫婦は東京暮らしで、急なこともあって「私一人の法事」でした。
法事と言っても、一心寺へ納骨しているので、まるで流れ作業のような法事です。読経が流れる中「焼香を済ます」だけですから、時間にすれば1分程度です。それでも、亡妻と久しぶりに語り合えたと思っています。
しばらく留守にするので、仏花は日持ちの良い「マキの葉」にしました。
二日間で、監理中の2物件とリフォームの相談を受けている2物件の「当面の対応」を済ませました。これで暫くは、私が不在による現場の停滞はないはずです。
なんでも段取りを考えるのは建築屋の性でしょうね!
こんな時くらい「仕事を発ほっぽりだして」と思わぬでもないのですが、それができません。『団塊の世代で企業戦士』って悲しいですね。
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入院回避 |
■111103(木) |
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遠くに生石高原が見える●に野鳥荘がある |
病院から生石高原が見える。ホッとしたら、無性に「山小屋へ行きたい」と思った。
追記
この日、血液検査の結果も出た。30項目のチェックで、尿酸値が低すぎる(尿酸を下げる薬を飲んでいた)以外、すべて正常値であった(γーGDP:37/中性脂肪:98/総コレステロール:193/血糖:84/ヘモグロビンA1c:5.5/RFリウマチ因子定量:1)。
ただ、健康管理には今以上に注意が必要だと強く感じました。
(写真は、転寝をする家内とヤマト)
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鎖国の勧め |
■111104(金) |
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空白の桶狭間
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■111106(日) |
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加藤 廣著「空白の桶狭間」新潮文庫
『桶狭間の戦いはなかった』と言う、奇想天外な歴史論である。
だが荒唐無稽ではない。今川勢と織田勢の軍事分析から「奇襲は不可能」と言う結論を導き出しており、非常に論理的である。
しかし、桶狭間で今川義元が討取られたのは事実である。
今川義元の死は急襲ではなく「暗殺であった」と言うのが、加藤氏の論旨である。桶狭間の合戦とは、暗殺と言う暗部を消し去るために作られたフィクションであるという。ただ、小説で紹介された暗殺方法(これは本を読んでください)は素直にうなずけない。
著者は、かなりの「信長嫌い」であるらしい。
信長の先見性として評価されている「歴史上の出来事」も否定的である。ただ、これに関しては、大変説得力があり感心してしまった!紹介します。
楽市楽座
濃尾平野は三川(木曽・揖斐・長良川)の氾濫が酷く「米どころではなかった」ため、桑を植えて養蚕が主な産業であった。つまり、米が基礎経済にならなかった。
絹製品は輸出しなければ米に変えられない。流通を阻害するものは、尾張にとって『悪』であった。楽市楽座とは、信長が勢力を伸ばすには必須条件であった。
農兵分離
戦国時代の戦は農閑期に行われた。兵と農を同じ領民が受け持っていたからである。ところが、尾張では繊維産業が主のため、必要な働き手は「女」であった。そのため、通年して出兵(男)しても産業にダメージを与えることが少なかった。
このように「視点の面白さ」に溢れた作品である。暗殺方法にもっと説得力があったなら、とても良い作品だったと思う。
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家族 |
■111107(月) |
dogfight |
家内に付き添って、今は日赤病院にいます。
爺様(末期癌)、家内(脊椎狭窄症)、家内の三男(前立腺炎症)、そして私(不安定狭心症)…まったくの病人家族です。それだけに「家族」をとても意識するようになりました。
東京に暮らす三男夫婦から写真が届きました。
「わかば」は日々成長し可愛くなっています。5月5日生まれで、生後半年になりました。
今日は、亡妻の祥月命日。7年がたちました。
『家族』と言うことを考えさせられる1日になりそうです。
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イケズな京都 |
■111108(火) |
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スマホのウイルス |
■111109(水) |
dogfight |
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主夫(しゅふ) |
■111110(木) |
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家内が救急搬送されたのが日曜日の夜。診断は脊椎狭窄症だが、
・爺様の入院による精神的負担
・介護による肉体疲労
こんな理由で、原因以上に症状をキツくしている。
私は無宗教だが「神の采配」は感じる。
私自身の不安定狭心症だけではなく、家内のこの度の病状を考えると、仕事が一気に減ったのは「この時に備えたこと」と思えてくる。
幸い、仕事はネットと電話で処理できる程度なので、ほぼ寝たきり状態の家内に変わって家事を引き受けている。
爺様は入院中とは言え、なにせ4人家族の家事である。
数年前の独身時代の家事とは違う。特に、食事の支度は「各自の好み」が分かっていないだけに、及び腰である。
月 |
筑前煮
チキンステーキ
浅蜊のすまし汁 |
火 |
野菜具沢山スープ
酒のムニエル野菜添え |
水 |
(冷蔵庫の残り物利用)
具沢山トン汁
サバの塩焼き
アユの煮物 |
右表は3日間の夕食メニューである。私に敬意を表してくれているのかもしれないが、幸い、家族の食欲は旺盛である。
食欲の落ちている家内に、少しでも食べてもらえるようメニューを考えたつもりだが、こうして表にしてみると、独身時代を思い出す。
・野菜中心
・食材の使いまわし
・冷蔵庫の整理(食材を残さない)
もうネタ切れで、わずか三日で根を上げそうである。それでも、冷蔵庫はだいぶ綺麗になった(賞味期限切れはなくなった)。
悪夢の独身時代であったが、健康に過ごした理由は食事にあったかもしれない。油分の少ない野菜中心の料理であったことが分かる。
随分、家内も回復したので、今日は出勤します。
僅か3日の経験ですが「主婦とは偉大な存在である!」と感じた次第です。
追記
結論が延びていた岐阜の物件。どうやら不調に終わりそうだ。残念な気持ちもあるが、健康上の理由でお断りするつもりでいたので、ホッとした気持ちもある。
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大阪ダブル選挙 |
■11112(土) |
dogfight |
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変な夢 |
■111114(月) |
dogfight |
変な夢を見ては目が覚めて、また寝ては夢を見る。けったいな一夜でした。
さて?夢を判じるならどうなるのでしょうか…
まさか、これTPP加入後の『未来の姿』と関係ないよね
■私は首を〆られ、もがいている。〆ている本人は話に夢中で、〆ていることすら気づいていない。
「このままで死んでしまう」
最後の力をふりぼって振りほどく。その時、大声を出したようで、目が覚めた。
■普段は家内と寝るのに、珍しくヤマトが私の布団にもぐりこんできた。
ヤマトは小振りになっている。真っ黒のはずなのに「何で栗毛なの?」と話しかけたら、傍でヤマトが「こんな家は出ていく」と怒っている。
ヤマトと違う猫が布団に入っていたのだ。でもこの猫、何処から家に入ったのだろう?
■UFOの群れが襲ってきた。巨大なUFOで、無数のマニュピレーターで「人間狩り」をしている。廃墟と化した巨大都市のガレキの中を逃げ惑う私。ここは未来の姿か?
目覚ましの音で夢は終わった。
関係のない追記
ホシホウジャクがホバリングしながら、長い管をアメジストセージの花に差込み蜜を吸っている。
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八朔畑のその後 |
■111115(火) |
dogfight |
今年は夏まで忙しく、八朔畑は防草シート貼りと、肥料を1回撒いただけで、手入れを怠ってしまった(知識もない)。
「忙中閑あり」の中で、山小屋へ関心が移ってしまい、すっかり八朔畑がお留守になっていた。
久しぶりに八朔畑を見てきた。
ご覧の通り、防草シート以外の面は「夏草」の天下になっている。
摘花や受粉の知識もなく、放置したために、八朔の実りは昨年の1/5程度と言ったところです。
酷い処では、全く実を付けていない樹もある
ただ、実の数が少ないせいか、1つ当りの実の大きさは昨年より大きいようだ。
草刈りを含め「冬の間にできること」を調べてみようと思う。
時間は「山ほどある」状況になって来た。私の生活感をチェンジできれば、不可能なことではない。
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積み残し
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■111116(水) |
dogfight |
本は数冊ずつ購入する。特に精選して買うわけではなく、作家名や題名で「衝動的購入」が多い。
家へ持ち帰ると右側に積む。読み終わると左側に積んでおく、そうすると家内が処分しておいてくれる。
自己破産で夜逃げする時、蔵書していた好きな本(4000冊)を置いて去った。それ以来私には「蔵書」する趣味が消えた。
かつては、右側の本は10冊程度であったが、最近は増える一方である。
その理由は、読み始めて嫌になった本が、もう一度「右に戻る」からである。いまは、楽しく読めない本を敬遠するようになったからだ。能が退化し「考える」ことを面倒に感じだした証拠である。良くない傾向だ!
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爺様最後の戦い1 |
■111118(金) |
dogfight |
爺様の「最後の戦い」をドキュメントで書き留めています。
111003
前日まで一人で風呂に入っていた爺様の様子が変だ。そこで病院へ連れて行ったところ、即刻入院となった
111005
容体が急変した。嘔吐から誤嚥性肺炎を起こしたようで、39度の高熱を出している。そもそも、嘔吐が閉塞の証で、手術の方針を決める
111006/15:00
まもなく爺様の手術が始まる。事前の説明では、 ・誤嚥性肺炎を起こしており手術には適していない ・しかし、腸閉塞は待ったなしの状況にある
・手術により血圧が上がるので、足の動脈瘤が破裂する可能性がある ということで、血管専門医立会での手術になりました。
爺様の奇跡を祈るのみです
111006/15:30
手術室へ入る 「戦闘開始」
111006/18:00
執刀医から説明があった。腹部は想像以上に悪かったそうである。
ドクターによれば「癌の中に臓器がある」状況で、言外に「生きているのが不思議」と言ったニュアンスであった。
十二指腸と大腸(横架結腸)の立体交差部分が大きな癌で癒着しており、これが閉塞の原因であった。
切取るのが不可能な大きさで、胃袋の途中に小腸を縫い付け、更に10cm先で大腸に縫い付けるバイパス手術を行ったそうです。
この結果、胃から肛門が直結状態になり『消化器で栄養を吸収する力は失われた』そうです。
悲劇はこれだけではない。昨夜の吐瀉物で誤嚥性肺炎が起こり、右肺が機能していない。この状態では自発呼吸での生存は無理で、麻酔をかけたまま高濃度の酸素を送り続ける必要がある。奇跡的に右肺の回復が見られれば麻酔を外せる可能性があるが、望みは低いとの診断であった。
奇跡が起こらなければ、自身の能力で生きて行く能力を回復できないという。 家族はどこかで「辛い決断」をする必要がある。
1月の手術で「余命3ヶ月」の診断を、今まで元気でいたことが奇跡であった。
爺ちゃん、よう頑張ったヤン!
なあ、お母さん
111006/20:00
やっと入室を許された。 個室は集中治療室に変わっていた。様々な機器が置かれ、爺様の体と結ばれている。時折警報音が出て、ドキリとする。その度にナースがやって来る。
やはり自発呼吸だけでは必要な酸素量は補えないそうで、肺に入れたチューブで高濃度の酸素が送られている。
この状況で「明日(7日)昼まで様子を見ましょう」とのこと。
その時、やはり自発呼吸では無理となれば、どうするのだろう?怖くて、その先を聞く気になれなかった
111007/7:30
昨夜は、家内の妹さんが病室に泊まってくれたおかげで、家内は家で休むことが出来た。
ヤマトは敏感である。蒲団に潜りこみ、家内に寄り添って寝た。家内には何よりの癒しであっただろう。
今日は東本願寺(京都)へ、納骨に行く予定であった。 当たり前であるが中止である。爺様は「俺も行くから待て」と言ったのであろうか?
111007/11:30
執刀医の回診があった。昨夜より熱は下がってきている。これは、肺炎が好転しだした兆しか?
自発呼吸を促す意味で、酸素の圧力を少しずつ弱めていくそうである。自発呼吸で酸素が賄えるようになれば、麻酔を止めることが出来、意識も回復する。
ただ、消化器官の能力が無くなったことで、水分も栄養も点滴以外に補う術がない。
いずれにしろ、この10月を乗り切ることは困難のように思う。家内も覚悟をしているようだ。せめて、きちんと感謝の気持ちを伝える時間を持ちたいと願っている。
111008
爺様は再び奇跡を起こそうとしている。熱は37.4度まで下がってきた。
自発呼吸2回に人工呼吸1回の割合に変わり、酸素濃度も50%までに下がった。チューブから酸素マスクに変われば、話もできるようになる。
111010
見た目には改善されている。酸素の割合も40%まで下がった。しかし、レントゲンや血液検査では、肺機能の改善が見られないという。明日、ためしに「肺へのチューブを外してみる」そうだが、まだ予断を許さない。
111011/11:00
朝、爺様は、肺に入れた酸素チューブを外し、酸素マスクに切り替えた。それに伴い、麻酔も中止したことで、意識も戻ってきた。再度、肺の機能を検査するそうだが、またもや爺様は驚異の復活ぶりを示している。ただ、水分や栄養を食物で摂取する力を失っている。今後について、ドクターはどのような予測を示してくれるだろう?
(残念ながら、肝臓の数値が悪化しているそうだ。多臓器障害が起きても不思議ではないのだろう)
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爺様最後の戦い2 |
■111119(土) |
dogfight |
111011/13:00
担当医から「今後の予測」を伺うことが出来た。バイパス手術の縫い口がきちんと繋がっているか?それが確認できれば、口からの流動食を試してみるそうです。残っている消化器官は
・胃の上部半分
・小腸10p
・大腸の一部(下方結腸〜肛門)
総延長にして1mもない。が、全くないわけではないので「キャパを試す」そうである。その結果では、在宅介護に切り替える可能性もないわけではないと言う。(執刀医はこれほど楽観的観測はしていなかった。家族を慰める意味もあるのかな?)
在宅介護といっても、家内の負担が増えるばかりです。私には余計心配である。
111012
爺様は、早くも酸素マスクを外していた。自発呼吸だけで必要な酸素を確保できるまでになっている。いつもながら驚く回復力である。手術直後比べれば、随分チューブやマシンが減っている。意識があるが、声が上手く出ないので、首を振ることでY&Nを伝えてくる。まだまだ戦闘は続く…
111013
鼻から入れていたチューブ利用して、術後の撮影をした。このチューブは、閉塞した消化器から内容物をバキュームするものです。
手術は、胃と小腸のバイパス(穴をあけて直結する)、小腸と大腸(下方結腸)とのバイパスの2ヶ所で行われた。撮影の結果は、胃と小腸が繋がっていることは確認できたが、小腸と大腸は確認できなかった。この撮影は相当きつかったようで、爺様はぐったりしている。
経過を見るため、いったんチューブを抜いたが、さて?どうなるか
111014
今日は大量のウンチが出たという。これで、バイパス箇所が上手くつながったことが確認できた。
夕方、ドクターから連絡があった。爺様の肝臓がよくないという。その理由に「癌」の可能制があるという。今日、付き添いを変わってくれた家内の妹さんから「弱ってきている」と言う知らせもあった。残念だが、予断を許さない状況が迫ってきている。
111014
肝臓が悪化している。
GOT(正常値13‐33)1579/GPT(正常値6‐30)1247
誤嚥性肺炎も続いている。夜になれば8度台の発熱で、その理由が排煙なのか肝臓なのか?判断がつかないそうですが『予断を許さない』状況が続く。
来週に予定していた、東京・日光旅行は中止した。「日光は遠く」である。
111017
肝臓の数値:GOT(正常値13‐33)1579⇒200台まで下がってきた。熱も37℃代までになった。なんと、重湯を呑みだした。
爺様は激変である。ただ、僅かな期間で、好転と悪化を繰返しているので、まるきり信用できるわけではない。
111019
爺様の容体は一喜一憂を繰り返している。熱は平熱に近い。食事はゼリー状にしたものを少し食べるようになった。半面、座位を保つことが困難になってきている。今後、介護すべきことが増えるだろう。
111021
爺様の最新の検査結果が出た。
胃のバイパス部分は僅かにしか繋がっておらず、今度は胃で閉塞が起きている。既に内容物が堆積しており、バキュームを始めた。
ドクターから、今後について宣告さえました。もう『口から摂取』はないそうである。今後は栄養点滴をしながら閉塞をチェックしていく。そのため「退院はあり得ない」と言うことであった。想定されたことであるが、家内にはショックであった。
111028
爺様は急性期を過ぎて転院を要求されているが、行き先が決まらない。病院は、 ・急性期(手術等の施術が必要) ・療養期(社会復帰をめざす療養) この二つに分かれる。 爺様は「もう回復することはない」と言う診断のため、上記に当てはまらず、転院を打診した病院から「入院理由がない」と言われた。 末期癌で、自宅で最期を迎える方が多い理由もこれだと聞いて、我が国の終末医療制度はこんなにお粗末だと知らされた。
爺様はもう、点滴以外に生きて行く術が無い。自宅で対応できることは少ない。
親族で、自宅での点滴を逐次減らして衰弱死を選んだ先達がいる。安楽死は家族の責任で選べと言うことであろう。
111101
転院の了解を得られた病院が見つかったのですが、爺様の容体が思わしくなく、暫く店員は見合わせとなりました。また、少しづつ「体に付けたチューブ」が増えてきました。
111106
爺様の転院先はあったのですが、体調の波が激しく「もう患者ではない」と手放す状況でないようで、入院が続いている。
その間に、家内の疲れがピークに達し、ついに寝込んでしまった。まさに「家族の戦い」となっている。私の仕事は開店休業状態に近いので、家事の手伝いで協力している。
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爺様最後の戦い3 |
■111120(日) |
dogfight |
111109
爺様は転院した。家内はまだ体調が回復せず、転院は親族にお願いした。
連絡によると、差額ベッド代は「1万円/日」である。勿論、医療行為は別費用。個室ではあるが、洗面もない(当然トイレ風呂なし)部屋で、月額30万円になる。更に面会時の駐車代は別に要る。
1年前に爺様が入院する時、これで賄うようにと大金を預かった。「何を大げさな」と思ったが、もう8割が消えた。
受入は1ヶ月の約束なので、直ぐに次を探す必要がある。大変な世の中だと感じている。
111111
絶食絶水で、繋がれたチューブで生きているにもかかわらず、爺様は元気である。遺憾なく「スーパー爺様」ぶり発揮である。こりゃあ「長生きするぞ〜」と言うのが、家内との共通の意見である。
111115
1週間前から、家内は体調を壊している。まるで「鬱」のようだ。爺様の病因へ向かうと気分が沈んでシンドクなる。「もっと不精になれ」と言うのですが、それが出来ない。登校拒否と同じです。なんでも自分一人で背負いこむ性格の家内が心配である。
111116
婦長さんから「最後は家で迎えてはどうか」と言うお話があった。もう、爺様は家に帰ることもないと覚悟していただけに驚きであった。
111117
家に帰れる条件に付いて、ドクターに伺うことが出来た。
爺様は点滴で生きている。また、胃に溜まった唾液などをバキュームしている。これらはチューブで機械と繋がっている。家に帰るには、手術で体にコンセントのようなものを取付し、チューブの接続が容易にできるようにする必要があるそうだ。
111118
週明けに来るようにと、副院長先生から連絡があった。
爺様の「帰宅」に関することだろう。入院中の病院は手術をしないので、コンセント設置はどうするのだろう?いつ行うのだろう
111120
今日は爺様の誕生日、91歳になる。
この年齢で2度の手術よく耐えたものだ。まだまだ、爺様の最後の戦いは続く。さて…
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ちょっとそこまで「紀州東照宮」 |
■111121(月) |
dogfight |
日曜日。 今日は家内も病院通いを休めるそうなので、二人で出かけました。
和歌山に棲んで2年。まだまだ「行ったことがない」ところが多い。
まだ見ていないメジャーコース「東照宮(しゃしん)」を目指しました。
詳しくは「ちょっとそこまで」をご覧ください。
関係のない追記
家内に届いた5通の喪中葉書。
90〜99歳で旅立たれたそうで、その平均年齢は96歳。
すげえ〜!
団塊の世代では考えられない
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TPP賛成派の論理 |
■111122(火) |
dogfight |
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結婚記念日 |
■111123(水) |
dogfight |
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次のホラ話し |
■111124(木) |
dogfight |
私の得意技は『ホラ』である、ホラを吹かせたら絶妙である。
だから、私が何かを言うと「また〜大げさな」とよく言われる。全くその通りです。ホラは私の活性剤なのです!
ただ、長い目で見ると…そうですね5〜10年くらいのスパンで見ると、案外嘘はついていない。ホラは、己を鼓舞する手法でもあるのです。
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八朔の手入れ(ネットから)何処まで出来るやら |
草刈: |
まずは早々に、以後は随時 |
収穫: |
1月〜2月 |
施肥: |
剪定前・剪定後・梅雨時・秋 |
剪定: |
2〜3月 |
病虫害防止: |
5〜8月に4回、薬品散布 |
摘果: |
果実が5cmくらいになった
時に行う |
八朔畑が酷いことになっていた。
僅かに防草シートを引いただけで、施肥も剪定も、摘果もしていない。なにせ私には何も知識がない。
おまけに、車が運転できないこともあって、エンジンがまるで分らない。エンジン付き草刈り機はあるのですが、動かせないままでいる。
そこで、家庭用ボンベで動く発電機と、電動鋸、電動耕運機を買おうと思ったのですが、友人から止められた。
電動鋸では「木を痛める」とのことで。切れ味鋭い「替え刃式鋸」を勧められた。剪定鋏と鋸2種で結構なお値段であった。友人から実技指導を受けてから使おうと思う。
耕運機は、家庭用ガスボンベで動くものが使いやすいそうなので、何時か買おうと思う。家庭菜園が出来る面積があるので、挑戦したい。
今日も、いっぱい『ホラ』を並べてしまった。
閑に慣れない私だが、余暇⇒趣味⇒生甲斐になっていけば理想である。
追記
一畝だけ大雑把な草刈りをした。それで、雑草の下の土が「とても軟らかい」ことを知った。TVで自然農法を見たが、雑草と共存する農法であった。雑草と言えども「土中に空気を送る」役目をしているのかもしれない。草刈りや除草剤が本当に必要なのか?知識がないだけに分からない。出荷目的ではないので、自然農法だとどうなるのか?試してみたいと思いながら、それすら知識がない。
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今年の漢字 |
■111127(日) |
dogfight |
月 |
2010年 |
2011年 |
1 |
・ |
・爺様腸閉塞手術 |
2 |
・ |
・爺様の入院続く |
3 |
・ |
・ |
4 |
・私が帯状疱疹を発症
・家内の初孫誕生(三男) |
・広島旅行 |
5 |
・帯状疱疹の痛みが続く |
・家内の三男左手を大怪我
・私の初孫誕生(三男の子)
・私の糖尿病が見つかる |
6 |
・ |
・家内の三男挙式
・熊本旅行 |
7 |
・家内が右手首骨折 |
・爺様は再入院をするも
奇跡の退院を果たす |
8 |
・ |
・ |
9 |
・ケアンズ旅行 |
・生石高原『野鳥荘』竣工 |
10 |
・爺様が脳梗塞で入院
・最大の取引先倒産
(仕事上で重大な影響を
受ける) |
・家内の三男離婚
・爺様開腹手術
「最後の戦い始まる」
・日光旅行は断念
・私の痛風見つかる
・私は不安定狭心症発症
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11 |
・爺様再入院 |
・爺様の入院続く
・家内の頸椎狭窄悪化
・家内の三男尿路結石発症 |
12 |
・爺様の入院続く |
何が起きるやら? |
毎年、清水寺管主による「今年の漢字」が発表される。
東北の大震災に、台風過が続いた今年は、おそらく、選ばれる漢字は『災』ではなかろうか。
右表はこの2年間の、我家の主な出来事をまとめたものである。家族の病気や怪我が目立つ。
我家を漢字一文字で表すなら『病』で間違いない。
家内の頸椎狭窄や私の狭心症は「一生もの」と引導を渡された。
歳を取れば「何でもあり」である。これからは、病とも仲良く付き合うしかない。
追記
爺様は自宅療養に向けて、12月2日に体にコンセントつけるプチ手術を受けます。上手くいけば、正月は家で迎えられる。
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TPPと労働慣行 |
■111128(月) |
dogfight |
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ヤマトの変化 |
■111129(火) |
dogfight |
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