元dogfightのぼやき
2011年10月
エッセイ&コラム
ヤマトはハンターデジカメ購入放射能と理性豪傑夫婦の容つかの間の休息ジョブズ死す準備低線量被爆バードカム大は小を兼ねない屋根付餌場を作ろう趣味の木工金木犀と百舌鳥即独日光は遠く確率って国でしかできないこと今度は痛風か?生石の野生動物萩へ秋吉やっぱり痛風大阪「秋の陣」バードカムが届いたネット情報WiFi呆れたこと野鳥の情報伝達方レッドカード

ヤマトはハンター
111001(土) dogfight
ヤマトはやはりハンターであった! 
家内が家に帰ったら「野鳥の羽が居間に散乱していた」そうである。
ヤマトが外へ行かないように窓は閉めてある。だから、羽が散乱するなど「?」である。

野鳥が家に入り込むなどあり得ない。
考えられることは限られる。ヤマトがハンターになったことである。
ヤマトの行動がおかしいことに気付いた家内が、ヤマトのトイレの奥を見た。そこに、キジバトの雛がいた。まだ産毛を付けている。

キジバトの雛

猫ドア

ヤマトが外部へ出ることが出来るのは、サッシに仕込んだ猫ドアを通っての、2階のバルコニーだけである。
きっと、巣立って初飛行のキジバトが、ベランダに止まったところを襲われたのだろう。そして、室内の猫ドアを潜って、1階に連れてこられた違いない。

ヤマトにとって初めての狩りであった(と思う)。
普段から、爪を立てることもないヤマトなので、傷もつけずにつれてきたに違いない。キジバトの雛は、産毛をまき散らしたが、傷は負っていない。
家内が外へ放してやると、無事に飛び立ったそうである。

狩る方も、狩られる方も「初体験」に違いない。双方の興奮が見えるようである
追記
不思議である。
外部に通じていたのは写真の猫ドアだけである。ところが、バルコニーにはキジバトの羽が落ちていない。
とてもここで「狩り」があったとは思えない。

ヤマトはどんなふうに1階まで連れてきたのだろうか?
怪我がなかったところを見ると、乱暴な方法ではないように思う。

1階に降りてから、ヤマトがじゃれようとして、キジバトが驚いた…
そんな感じがします。

もし「キジバトとヤマトが仲良し」になれたら、きっと楽しいだろうと想像した。


デジカメ購入
111002(日) dogfight
新しいデシカメ(コンパクトタイプ)を購入しました。
 オリンパス SZ−30MR
 ・接写:3cm
 ・光学ズームレンズ:25〜600mm
 ・1600万画素
 ・連写機能
 ・同時2種類撮影
 ・ムービー・パノラマ・3D撮影
オートの他マニュアルが選択でき、ポテンシャルは1眼レフに近い。
問題は「私が使いこなせるか?」に掛かっている。

昨年6月に購入した、ソニーのコンパクトデジカメとほぼ同額でしたが、性能は5割増しと言ったところです。

特にズーム機能は素晴らしく、ソニーではなかった「連写」が出来る(但し画像サイズに制限が掛かる)ので、出会った野鳥の証拠写真にはなるだろうと思います。

購入と同時に、ソニーのコンパクトデジカメは修理に出しました。 「性能が上がって値段は下がる」電子機器の宿命を辿っていますが、一方でデジカメも「消耗品」になったなあと感じました。
追記
クレジットカードタイプのポイントカードを勧められました。 面白いので申し込んでみました、結果は2週間後です。
自己破産から6年、カード禁止期間の5年は過ぎていますが、許可されるやろうか?
私の自己破産は「家を捨てる」ためであって、世間一般の借金清算ではなかったが、受ける制裁は同じです。やはり、こんなことはない方が良い。


放射能と理性
111003(月) dogfight
豪傑
111004(火) dogfight
「余命3ヶ月」の宣告を受けてから、爺様は9ヶ月を超えている。
何度も危機を乗り越える「スーパー爺様」ぶりを発揮してきたが、やはり体力は落ちてきている。

開腹手術は臓器の癒着を招くそうで、更には腸閉塞に繋がる。
爺様の状況も、閉塞したり、細々開通したりを繰り返している。ただ、最近は「閉塞感」が多いようで、目に見えて食欲が落ちてきていた。

少しで消化の良いものをと言うことで「離乳食」に変えてみたが、その効果も落ちてきた。最終的に「固形化=ウンチ」するものは、閉塞しやすい患者にはよくないという。
ドクターから高カロリーのドリンクを処方されている。これは、固形化しないそうで、閉塞を起こしやすい患者にはベストだそうな。

これさえ受け付けなくなると、入院して「24時間高カロリー点滴」が必要になる。それでも完全閉塞を起こせば、開腹して閉塞部分の切除になる。
ちなみに、爺様がお世話になっている病院の記録では「閉塞部切除15回」と言う豪傑がいるそうです。小腸の機能は「50cmあれば大丈夫」と伺ってびっくりした。
111003 爺様は再度入院しました。ドクターの診断は「閉塞」です。
暫くは開通を促す処置をして、それでもだめなら開腹となる。

爺様の切除は都合3回、切除したのは2.5mである。まだまだ大丈夫と言える!
関係のない追記
昨年竣工した診療光庭の「ヤマボウシ(写真)」が見事に実っている。
ただ、これがとても美味しいことは知られていない。


夫婦の容
111005(水) dogfight
「似たもの夫婦」や「夫唱婦随」は、夫婦の容を表す言葉です。

家内の三男が離婚した。
昨年5月に「子供が生まれた」のを機に入籍し、一緒に暮らしだした。今年6月にけじめをつける意味で結婚式を挙げたが、その2ヵ月後に別居。あっけない幕切れであった。

若夫婦を見ていて感じたことは、最後まで自己主張が強く、夫婦の容を作ろうとしなかったことです。これでは、似たもの夫婦になりようがなかった。俗にいう「性格の不一致」である。

今時、離婚など珍しくもないそうである。
離婚騒動では「子供の幸せ」は置き去りにされる。「子はかすがい」など、とっくに死語と言うことか。せめて、親権の押し付け合いが無かったことが幸いであった。
死別同士の後家とやもめが一緒に暮らしている。そんな私から見れば…
折角、縁あって一緒になったのに、離婚は「勿体ない」と思えて仕方がない。
追記
今日の予報は「午後から雨」
爺様の病院へは親戚の方が行ってくださるそうで、しばしの休息です。
3連休は延べ10人のお客様がやって来る、午前中は山小屋へ補給に行ってこよう。午後からは出勤の予定です。


つかの間の休息
111006(木) dogfight
まもなく10月の3連休がやって来る。連休中に10人お客様を迎える。
 ・8日 7人
 ・9日 3人
お出迎えの準備に掃除、補給品の搬入を兼ねて、昨日は早朝からお山へ行ってきました。
あっという間に昼になり、出勤のため下山しました。家内が「1週間くらいゆっくり来たいね」といいます。私も本当にそう思いました。
  生石高原の魅力と四季
  生石高原『野鳥荘」自然観察記録

生石高原のススキは見ごろを迎えました。連休にいらっしゃるお客様に、しっかりとお楽しみいただけそうです。
追記
爺様の容体が急変し、本日夕刻から手術となりました。胃を出た部分が完全に閉塞しており、開腹します。

連休の最終日(10日)は、家内と二人で山小屋でノンビリのつもりでしたが、そうもいかなくなりました。


ジョブズ死す
111107(金) dogfight
準備
111108(土) dogfight
本日夕刻から、山小屋へ7人のお客様を迎える。
家内と準備をするつもりでしたが、3日に爺様が緊急入院した。6日に手術となったが、想定以上に悪化しており、一時は「危ない」状況にまで行った。当面の危機は脱したが、家内は付きっ切りになっている。

そこで、食事の準備は私の役目になった。メニューは、
 ・夕食
  おでんとお造り
 ・朝食
  パンと飲み物
で、買いそろえた食材が写真である。

男の買い物は「こんなもの」と言いながら、一体誰がこんなに食べるのだろう?と思ってしまう。

きっと残ると思うけど、9日のお客様にも召上っていただこう!


低線量被爆
111109(日) dogfight
バードカム
111110(月) dogfight

バードカム(BirdCam)2.0は野鳥撮影用自動撮影カメラです。
野鳥用としては最高解像度 800万画素で時間間隔による周期撮影と夜間カラー撮影可能なフラッシュを搭載しています。昼間は動画撮影も可能でセンサーにより野鳥を感知し動画撮影を開始する機能もあります。操作は簡単で使う人を選びません。(
販売価格:税込22,113円)

山小屋に「屋根つきの餌場」を作ろうと用意しています。

何種類もの野鳥を呼びたいのですが、そうなると「証拠写真が欲しい」と思うようになる。

IPカメラの相談をしていたのですが、かなり大げさな話になりそうでした。

そんな折、こんな自動カメラを紹介していただきました。
アメリカ製のカメラで、
バッテリーは12時間。
屋外用なのに「防水仕様ではない」など、何となく仕様がチグハグです。

そこで、問合せをしていますが、納得できれば1台購入してみようと思います。
まあ、値段も手ごろなので、気に入れば何ヶ所か仕掛ければ面白いだろう…


大は小を兼ねない
111011(火) dogfight
世間では「大は小を兼ねる」ことが多いが、建築ではほとんどない。
仕上げ材では、小さければ隙間ができ、大きければ入らない。大も小もないのである。
構造体はもっと大変である。
 ・小さければ強度不足
 ・大きいと
  ⇒自重の増大を招き「荷重オーバー」となる
  ⇒想定より大きな構造メンバーは強度のバランスを崩す
このように、大きくても小さくてもろくなことはない。

ところが、こんな基本的なことを理解していない現場管理者が増えている。下記は、進行中の二つの現場起きて事例である。
 ・設計で梁背800なのに、2000で施工しようとした
 ・設計で床版厚180なのに、600で施工しようとした
どちらも「下仮枠を節約したい」と言う、現場事情に過ぎない。監理者として許すわけもなく、組みあがった鉄筋をバラして「やり直し」を命じることになる。

こういうことに限って、監理者に事前相談が無く、現場の判断で進行してしまう。
現場で起きていることで困ることに、監理者の裁可を仰ぐべきことと、現場判断で改善すべきことの区別がついていない事態がある。根底に「大は小を兼ねる」という安易な考えがある。


屋根付餌場を作ろう
111012(水) dogfight
ポッカリと暇になった(現場監理や大規模修繕の相談などで動いていますが、設計中の殺気立った緊張感に欠ける)。
時間が作りやすいのだから、もっと山小屋ライフにのめり込めば良いのですが、どうも余暇と言うやつは「忙しい中で時間を盗む」ことに醍醐味があるらしい。

それでも「屋根付餌場」の準備に入っている。
45p×90pのベニヤ板から作れる範囲の餌場を図面化した。
このためだけに電動鋸を買うのは大げさだし、怪我をしてもつまらない。そこで、カットしてくれるところを探した。
まず近所の東急ハンズに電話したが「此処ではやっていない」と言うことで、次にコーナンへ電話した。「ワンカット30円でやっています」と言うので、チャリンコで出かけた。

450×900のベニヤが1200円ほどで安くはないと思いながら、カット場へ行った。
正面に、大きな文字で「ワンカット30円」とある。ところが、終わってみたら無料であった。
どうやら「ただなら頼もう」と言う輩を撃退する手段らしい。それにしても親切で丁重な店員さんでした!

これをビスで組めばスケッチのようになる筈である(大丈夫かなア〜)。

これが出来れば、雨掛かりが減り、ヒマワリ以外の実が置きやすくなる。きっとヤマガラ以外もたくさん来ることになるだろう。
関係のない追記
ビザのクレジットカードが届いた。自己破産からカードは持てない身分になっていたのですが、6年が経過して「ダメ元」で申請したものです。でも、まあ使わないようにしよう


趣味の木工
111013(木) dogfight
屋根付餌場の「足」を忘れていた。
地面に直接置くわけにはいかない。そこで、再びコーナンへ出向いた。 木工コーナーで杭を見つけて帰ろうとしたとき目に入ったのが「多目的棚」である。1辺22pの4本足で、これなら1本足の杭より安定性が良い。

中国製の多目的棚(390円)

某森林組合が作る巣箱(平均900円)

結局、杭はもとの棚に戻し、これを購入した。いくら中国製とはいえ、作って日本に運んで390円とは驚きである。
山小屋の敷地に巣箱を掛けようと思った。
巣箱は自分で作ろうと、モデルをネットで探していたら、東北の某森林組合の巣箱に出会った。

仕様によって微妙に値段は違うが、平均900円程度である。

少なくと、ホームセンターで材料を買うより安いし、私が作るより、出来栄えは雲泥の差であろう。

早速取寄せたが、見事なものである。このように、安価で確実なものが手に入ると、工作意欲がなえてしまう。困ったことである。
追記
屋根付餌場を組み立てるビスの位置を決めるのに「けびき」http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/reform/hobby/20040507_01.htm
があれば便利だろうと、大工道具売場へ行った。「木工をしよう」などと思ったのは45年ぶりである。安価でよい既製品があることは良く分かったのですが、山小屋の整備は手作りも入れたいと思う。


金木犀と百舌鳥
111014(金) dogfight
秋になりましたね!
それぞれに感じる「秋」が違うだろうし、いろいろなことに「秋」を感じます。

私の感じる身近な秋は、金木犀と百舌鳥です。

朝、ベランダに出て物干し(生活感たっぷりや)をします。その時、金木犀が香り、百舌鳥の甲高い声が聞こえてきます。

百舌鳥が縄張り宣言を、声高々にする季節になりました。

うふふ…
私自身の「秋」はどうなるのだろう。
持て余す時間を、どうやって楽しい時間に変えられるのか?これが、老後の試金石になりそう。
追記
いい夫婦の日(11月22日)に、松竹座に観劇に行く予定だったのに、家内は申し込みを忘れてしまった。さて、結婚記念日のイベントを考えなおさなくちゃあ〜


即独
111015(土) dogfight
日光は遠く
111016(日) dogfight
10月に入って、いっぺんに暇になった。
私は軟着陸の「引退」を望んでいたが、このまま強制着陸(あるいは墜落)になるかもしれない。過去の経験から、こんな時に無理な受注活動をすれば「墓穴を掘る」ことが多い。悠然と構えて「墜落も良し」と思いたい。まあ、芸者商売の終わり方って「こんなもん」かもしれない。

ありがたいことは、家内は私が暇になること喜んでいる。
爺様の方向性が定まれば、夫婦で旅行の機会が増えるだろう。行きたい所は、国内外を問わず山ほどある。その時は、おいらは『鞄持ち』で付いて行こう。

珍しく来週後半から暫く忙しい筈であった。
 ・20日 山口県小野田市で定例会議
 (もう余り出張予定が無いので、来月は「萩」へ足を延ばそう)
 ・22日10:30 川西の家(兵庫県川西市)定例会議
 ・22日18:00 東京で末っ子親子と会食
 ・23〜24日 夫婦で日光旅行

 ・25日 終日「被災宅地危険判定士」更新講習
 ・27日 川西の家配筋検査
 ・29日 川西の家定例会議と上棟式

残念ながら、爺様の術後の容体が思わしくない。とても家を空ける状況にない。と、言うことで日光旅行は中止にしました。
(写真は会えなくなった息子夫婦)
思えば「日光は遠い」
中学の修学旅行は「東京・日光」であった。義務教育が終われば就職するつもりであった私は、日光観光と就職試験(2次テスト)が重なってしまい、行くことが出来なかった。
いつか行けるだろうと思いながら50年がたった。
今年の春に日光旅行を計画して「いよいよ来週に」という時にまた遠のいた。まあ、健康ならいつか行けるだろう。
 追記
2次試験は東京で受けた。試験後、当時完成したばかりの東京タワーへ上ったことが思い出になっている。就職は、京都で受けた3次試験で落ちた。お蔭で、まるで違う職業についている。
いま、スカイツリーが完成しようとしている。ちょっと因縁を感じますね…


確率って
111017(月) dogfight
私は高卒で、大学レベルの数学は学んでいないが、50年前の工業高校は、今時のアホな大学生よりハイレベルであったと思っている。

自信を持って言えないのが残念だが、高名なジャーナリストがツイッターで「確率」の話をしていた。それを読んで「おかしい」と思った。
評論A
なぜ1000年に一度の天災を考慮する必要があるのか
とても長いのでクリックして読んでください。
    ↓ ↓
高名なジャーナリスト
計算が間違っている。「日本全体で」1000年に1度なのだから、来年起こる確率は0.1%。
千年に1回の確率って、毎年0.1%の割合で起きるという意味ではないと思う。
その意味は「明日起こるかもしれないし、千年後かもしれないけど、千年以内に必ず起こる」と私は理解するのですが、おかしいのでしょうか?
関係のない追記
風呂上り、うたた寝をする家内に乗っかって寝てしまったヤマト!
最近は、爺様の付き添いで家内が留守にするので、ヤマトは寂しくて仕方がないみたいだ。

何とも幸せな寝顔である。良かったねヤマト!


国でしかできないこと
111018(火) dogfight
今度は痛風か?
111019(水) dogfight
数か月前から、時折左足首が痛む時があった。夕方から「歩くと痛みを感じる」のだが、翌朝は何ともない。

昨夜も痛むようになったが、普段より痛い。朝起きたら、更に痛くなっていた。これは危ないと思い病院へ行った。
 ・レントゲン検査をしたが骨に異常はない
 ・外形状も腫れはない
 ・打ち身やねんざの覚えもない
と、こんな消去法で残ったのが痛風である。ただ、痛風なら「もっと痛む筈」だそうで、可能性があるということです。

そこで血液検査をすることにして、湿布と軽い痛風の薬を処方されました。
糖尿病事件以来、注意してビールや日本酒は避けているのですが、自分でも「やはり」の気持ちがある。我ら団塊の世代が「健康である筈がない」のである。

今日(18日)は出勤せず、1日家での仕事にした。座っている分に問題ないが歩くと痛い。残念ながら痛みは治まらない、こんなことは初めてである。
関係のない追記
最後に来てもたついた中日ドラゴンズであるが、横浜戦を引き分けに持ち込み,やっと優勝を決めた。50年来のファンとして、ホッとしている、そして心から喜んでいる!


生石の野生動物
111020(木) dogfight
生石に野鳥が多いことや植生豊かなことは知っているが、野生動物も多いらしい。今まで別荘地で出会った動物は、
 ・野兎
 ・イタチ
と、まだ少ないが、先日聞いた話によると、ハイキングコースでは、クマ・猪・鹿・カモシカ・猿と出会うことがあるそうだ。
遠くから見る分にはよいが、至近距離で出会いたくはない。
関係のない追記
日記に困ったときは、ヤマトの写真に限る。こんなふうに寝るときは「枕」がいるみたいだ。夜は、私か家内を枕代わりにします。
関係のない追記2
本日は山口出張。仕事が終わって、爺様に急変が無いことを確認できたら『萩』へ足を延ばそうと思っている。左足首は、通風の薬と温湿布で収まっている。歩き回るにはこれが不安だ…


萩へ
111021(金) dogfight
昨日は、山口での仕事を終えた後『萩』へ向かいました。
爺様の容体が不安定で、直前まで、萩へ行くかどうか判断が付かない状態でした。いずれにしろウイークデイだからと、たかを括っていたのですが、国体と重なり宿の確保に苦労しました。ビジネスホテルは満室で、萩観光の中心地から3qほど離れた旅館に落ち着きました。

普段は、格安のビジネスホテルしか利用しないので、こんな豪華な食事は想定外です。でも、一人の食事は楽しくないですね!
食事をしながら、様々なことが、頭をよぎる。

数年前まで、こんな思いつきで贅沢をすることはなかった。
で…
AさんやBさんのことが浮かぶ。内容は書けないけれど「信じられない」ような請求が届いた。私の知っている彼らから考えられない。
 ・Aさんは、変化なく勤めているのだろうか
 ・Bさんの健康は大丈夫だろうか
今の私は、きっと「とてつもなく幸せ」なんだろう
初めての萩である。
朝から観光を済ませて、帰路に着こうと思う。歩こうか?レンタサイクルにしようか…まだ迷っている


111022(土) dogfight
昨夜(111020)から萩に入り、天気予報を確認して寝たのですが…
晴れ予報が、朝から雨。爺様の容体を盗んで来た報いでしょうか?
これで、歩きやレンタサイクルはなし。公営の「萩おもてなしバス・ぶらり」があるのですが、これは前日申込みが必要で、萩に到着した時は終わっていた。残るのは「観光タクシー」となった。

いつものように事前調査はない。観光スポットがどれだけ散らばっているのかも分っていない。駅のタクシー乗り場で相場を見て「2時間半コース」を頼んだのですが、結局5時間のtチャーターとなった。
理由は、
 ・想像より遥かに広範囲であった
 ・タクシー観光は車窓観光だけで素通り

私は素通りでは困るから、スポットで止めてもらい、いつものように「ブラ歩き」するため、時間は伸すばかりであった。
更に、ついでにと秋芳洞へ足を延ばしたためである。

吉田松陰歴史館

松陰神社

松下村塾

東行寺回廊

東行寺瓦

毛利家奇数代藩主が眠る(東行寺)

明神池

笠山火口

高杉晋作生家

重要文化財「菊屋家住宅」

菊屋家「迎賓」部分

萩城跡

大照院

大照院(毛利家偶数代の墓所)
山口県民が「松陰先生」と敬称を付ける、松下村塾から観光スタートです。

まずは、吉田松陰歴史館の蝋人形で、松陰先生の歴史を復習します。
松陰神社は、勿論、後で作ったもの。

驚いたのは松下村塾の大きさです。
この規模から「明治維新が生まれたのか」と、感嘆しました。箱モノではなく、国づくりは『人』なのだと感じた次第です。
松陰先生生家跡を見学して東行寺へ。
ここは、黄檗宗の古刹で、毛利家の菩提寺でもある。
初代藩主を除く奇数代の藩主が眠る。

瓦は、NHKの大河ドラマ「太閤記」のタイトル画面に使用されたそうです。

東行寺墓地は神仏混交の様式で、鳥居を潜って墓域に入ります。そこは、静寂が支配していた。
「日本一小さい火口があります」と言うことで見学に行きました。

途中にあったのが明神池。噴火で孤立して出来た「海水池」で、石鯛やアカエイが泳ぐ。閉鎖された生態系です。

パンくずを投げ入れると群がってきましたが、空中からトビも参加し、海空戦が凄かった!

笠山は立派に加工を持っている。赤い溶岩がむき出しになっており、9万年前のことだそうだ。

笠山から沖合に大小の島が見える。これも、噴火によって出来た島だという。
城下町「堀内」へ。

掘りを挟んで外周に商家や中級武士の街並みが残る。

ここには、高杉晋作や桂小五郎の生家がある。

素通りは止めてもらい歩いてみる。雨が酷い中、健康な観光客である。人気の街並みなのだ!

街並みの特徴は、漆喰を塗った「白壁」である。
秋吉台で知られるように、ここは石灰が取れる。白壁は身近な健在建材であったのかもしれない。ただ、最近は「いら壁の維持が困難」そうである。

重要文化財「菊屋家住宅」を見学した。
毛利藩御用達で、調達業務を一手に引き受けた「総合商社」であったという。

また、何かと幕府へ遠慮のあった毛利家は、外交の場としても利用した。そのため、菊屋は商家部分とオフィシャル部分に分かれている。

幕府からの使者を迎える迎賓スペースには、江戸時代初期に素晴らしい庭がある。思わず見とれる見事さです!

菊屋は、廃藩置県後も困窮武士に求めに応じて武家地を買い取り、県下有数の大地主となった。
旧武家地は、文化遺産となり、今も残る。

菊屋の没落は、戦後の「農地改革」だそうな。
広大な菊屋の土地は没収された。

教科書では持て囃される農地改革であるが、日本文化の最大の破壊事業でもあった!
(菊屋の写真や資料がたくさん入手できたので、別ページで紹介したい)
堀を超えて上級武士の街に入る。俄然、雰囲気はグレードアップするが人影はまばらである。毛利の上級武士から明治維新の功労者がいなかったので、有名人の「生家跡」が無いことが理由か?

萩城は海に面した指月山の麓にあるこじんまりしたものだ。
山城にしなかったのも「幕府への遠慮」であっただろう。

上級武士の街も城跡も「タクシーで素通り」。もう時間が押しており文句が言えなかった。
萩観光の最後は、
鎌倉時代創建の大照院です。古刹で、臨済宗。

ここには、初代と偶数代の毛利藩藩主が眠る。

大照院と東行寺、同じ禅宗だが、宗派が違う。宗教勢力が集中しないように、奇数偶数で分けたと思われる。
これから秋吉へ向かう。
47年ぶりの訪問である。これは明日に…


秋吉
111023(日) dogfight

ごぼう定食(1000円)

秋吉台

秋芳洞内部(千枚田のようだ)
雨脚は予報通り、早くなるばかりである。まさに「足早な萩観光」を終えて、秋吉に向かう。

移動のタクシーの中で業務連絡を済ませる。
秋吉まであと僅かの位置に「美東(みとう)」がある。あたり一面「ごぼう畑」で、ここの自慢は「ごぼう」という。
美味しい「ごぼう定食」があると、運転手さんに勧められて食べました。

歯の悪い私でも食べられる、柔らかさで味も良い。家内への土産にごぼう天を揚げてもらった。
秋吉は47年ぶりである。
高校の修学旅行で訪れたが、まるで記憶に残っていない。

中学の修学旅行で行くはずだった「日光」がキャンセルになり、高校の時の秋吉に化けたようだ。

秋吉は広大である。「こんなに広かったのか」と、情けない記憶が恨めしい。
出来れば歩きたい気分であったが、どしゃ降りである。
エレベータで80m降りて、秋芳洞に入る。
これまた壮大な鍾乳洞に見とれる。やはり私の記憶は蘇らない。

一旦、300m登って出口手前で引返し、下り1kmを歩く。
内部は、地底湖あり、富士山ありで、風景に圧倒された。
以下は、写真で紹介します。


上:荘厳な石柱/右上はマリア像/下は上部出口/右下は富士山
地底湖と下の出口
鍾乳洞では傘を持っていなかった。下の出口から出て、駐車場までの距離を知らなかったので、ずぶ濡れとなった。タクシーに戻ってから、昨日の衣類にきがえた。風邪をひくよりましである。
これで、現場出張を利用した「山口の旅」は終りである。随分行ったもんだと感謝している。


やっぱり痛風
111024(月) dogfight
  ※ドクターから間違いの指摘を頂きましたので日記を訂正します。

検査結果が出た。立派に『痛風』であった!
血中に溶け込んでいる尿酸が、一定量を超えると結晶化し悪さをするそうな。よく知られている痛風の痛みは、関節に結晶が溜まることで痛みとして出る。ただ、私はそれほどの痛みを伴っていない。心臓や脳に結晶が溜まれば心筋梗塞や脳梗塞の原因となる。

今年になり、糖尿病と痛風の発覚である。どちらも「贅沢病」である。数年前までの「貧乏暮らし」では、考えられない事態となった。
まだ、肝臓と腎臓に病名が付けられていないが、糖尿病と痛風だけで、充分「不自由な食事制限」となる。更には日頃から服用すべき薬が増えていく。我が身の不摂生を棚に上げ「老化を嘆く」自分がいる。
追記
検査結果をメールで家内に知らせておいた。家に帰ったら、ドクダミ茶が用意され(良いそうな)・血液さらさらサプリメント・プリン体の少ない食材などが調べられて反映されていた。お母さん、ありがとう
但し、ドクターの指摘によれば、血液サラサラと結晶化は関係ないそうである。



大阪「秋の陣」
111025(火) dogfight
バードカムが届いた
111026(水) dogfight

注文していたバードカム(写真右側)が届いた。
アメリカ製で、野鳥用の自動撮影カメラである。
驚いたことがいくつかある
 ・まずは大きさである。これは想定外であった
 ・バッテリーは単1電池4本(リチウムイオン電池ではない)
 ・取扱説明は簡素すぎる(分かるかなあ〜心配や)

ソーラーバッテリー(左側)も購入したのですが、英語の説明書と悪戦苦闘しても、繋がらない。どうためしてみても、カメラとバッテリーの接続ジャックの大きさが違う。購入先に問合せのメールを入れたが、さてどうなるやろか?まあ、アメリカ製だから「こんなもん」かなあ〜
(カメラもバッテリーもMade in China であった。アメリカ製と言っても中身はこんな時代なんだろう。さて、アメリカが杜撰なのかそれとも中国がそうなのか…)

今日は、野鳥荘で過ごすつもりです。
餌の補充に清掃、それからカメラはとりあえず電池で動くので、野鳥荘にセットします。
追記
大工道具も買いそろえました。鉋・ノコギリ(両刃)・回し引きノコギリ・ペンチ・玄能・ドリル・釘各種です。板が揃い次第、不細工でも手製で巣箱を作ろうと思っています。


ネット情報
111027(木) dogfight
WiFi
111028(金) dogfight
呆れたこと
111129(土) dogfight
野鳥の情報伝達法
111030(日) dogfight
野鳥荘へやってくる野鳥の9割はヤマガラです。
3日〜1週間に1度、必ず「野鳥の餌」の補給をしています。でも、何時行っても補給用のペットボトル(4本)は全て空になっています。

山小屋へ到着して、真っ先にすることは「餌の補給」です。これを始めると、いつの間にかヤマガラやシジュウカラが集まってきます。まるで監視役がいて「来たぞ!」と発信しているかのようです。

ヒマワリの種を食べるヤマガラ

ヒマワリの種を食べるシジュウカラ

ビシャコの実を食べるエナガ

生石高原にて

ペットボトルに補給していると、枝にヤマガラが並びだす。まことに行儀が良い。
補給したものから木に吊るすのですが、1羽ずつ降りてきて種を1つ咥えて飛び去ります。

ヒマワリの種を枝に打ち付けて、殻を割って食べます。食べ終わると、また列に加わります。
注意深く観察してみました。

ペットボトルは500cc入りです。これに黒ヒマワリの種を満杯まで入れます。

4ヶ所のうち、2ヶ所はベランダから少し離れた位置に吊るします。やはり、こちらから食べ始めます。

この2ヶ所のペットボトルが、半分に減るまでの時間は2時間でした。
これでは、明日まであるかどうか?

ヤマガラの体重は20g前後です。1羽のヤマガラが食べる種の量はどれだけだろう?

1時間に200〜250gの種が食べられていく。いったいどれだけの数が来ているのか?
ヤマガラに背番号を付けたいと、家内と話をしていた。
実際に見てみないと分からないと思いますが、半端な数ではない。

ヤマガラの行動半径が分からないのですが、とてもご近所だけとは思えない。

野鳥荘を利用した友人も「生石中のヤマガラが来ているのではないか」と感想を述べた。

餌の情報はどのように伝えられるのだろうか?
とても興味がある。


レッドカード
111031(月) dogfight
初夏までは、翌月の予定表が殆ど詰まっていたが、9月に「想定外」があって、ばったりと仕事が切れた。
11月の予定を眺めてみた、ぱらぱらと予定があるのは「定例会議」のみ。こうして、世間から「引き際」を教えらる。
今年に入って、糖尿病と痛風と言う2枚のイエローカードをもらった。これで退場のはずなのに、決断がつきかねていたらレッドカードが出た。

日曜日、ショールームめぐりを終えて帰ったのですが、嫌な予感はあった。
夕方から胸が痛みだした。最近は一過性の痛みが時折起きていたが、この日は30分以上続き、痛みは強くなる。流石に自分でも「おかしい」と思い、病院へ連絡を取ってもらい、やっと4軒目の心臓専門病院で診察の了解が得られて運んでもらった。

診断は「不安定狭心症」

即刻の入院を勧められたが、2日間待ってもらった。
その間に最低限の仕事を済ませ、水曜日から検査入院。
ただ、日曜日の上棟式には出席するつもりだ。
10日の山口出張も欠かせない。それまでは入院になりそう。
爺様だけでも大変なのに、私まで負担をかけることになる。
家内にはとても感謝している。もし、一人暮らしだったら、不安で仕方なかっただろう。

検査後は「山小屋で野鳥と過ごす」ことが増えるだろう。
ぽっかりと仕事があいたのも、神様の啓示であったのだと理解している。
     (写真は孫のわかば。とても可愛くなっている!)























inserted by FC2 system