元dogfightのぼやき
2011年9月 |
エッセイ&コラム |
■騒動■倦怠感■所得制限■非適材適所■記録的豪雨■至福の日曜日■松下翁の置き土産■只今出張中■歴史散歩「長府」■フードテック2011■爆弾■リスクゼロ■お月見■想定外■忙しいはずだったのに■あれから10年■糟糠の妻■Macの時代がやって来る■試泊会■台風がやって来る■Macの時代はやってこない?■ケアンズから1年■落合監督退団■怨念の民族■救荒作物■日本生まれのクラウドノート■甘えたヤマト■残念ながら■残念ながら2
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騒動 |
■110901(木) |
dogfight |
爺様が奇跡の退院をして、再びデイサービスへ通うようになった。その初日に施設から電話があり、トラブルがあったという。
施設では、マスゲームのような集団行動がある。これに参加しなかったことが原因らしい。
爺様は自宅でテイラーを職業としていた。温厚な性格だが、集団生活に馴染むタイプではない。福祉施設の利用に際し、家族が一番配していたことである。
私は、老人福祉施設を作る側として「マスゲームのような集団行動」を何度か目撃しているが「俺はようやらんなあ〜」と、いつも感じていた。
私は団塊の世代で64歳、まもなく「老人」のカテゴリーに入る。団塊の世代が老人福祉施設のメインユーザーになった時、今の形態の施設でどれだけの人が満足するであろうか?
小泉政権は長期政権であった。また、様々な改革をもたらせた政権でもあった。あまり知られていないが、老人福祉施設の垣根(種別)を取り払い、方向性も大きな改革を試みた政権であった。特に
・ホテルコスト(自己負担)の導入
・個室化の推進
このような、自己責任と快適(自由)な老後を求めた。
我ら「自我の強い」団塊の世代が、大部屋生活やマスゲームを好むとは思えない。
その意味で、小泉政権の方針は正解であった。しかし、結果として「差別化を促す」ため福祉難民を増やすという批判もあった。ただ、これが無くても、年金受給額の減少で否応なく福祉難民の増加を招いたであろう。
一旦進行した「個室化」は、小泉政権の終わりと経済失速で元の木阿弥となった。今や再び大部屋が主流となっている。この現実は、恐らく10年以内に「我侭な団塊の世代」に総攻撃を受けるだろう。願わくば、QOLを体感できる新しい形態を探したいものである。
追記
上記とは別に、公私共に「騒動」を抱えている。いつか、お話し出来るように解決したいものである。
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倦怠感 |
■110902(金) |
dogfight |
夏風邪は治ったのに倦怠感が続く。夏バテの季節なので、そうなのかと思う。
リバウンド気味であった体重が、夏風邪とともに減りだし、今も下げ止まらない。ついに65kg台に突入し、糖尿病の警告を受けて始めた減量から3ヶ月余で7kg減になっている。
あと1kg減れば、7年前に妻の突然死のショックで、激減した時に並ぶ。
この歳になると、早すぎる体重減に「病気でなければよいが」と、ちょいと心配がよぎる。
追記
山小屋がほぼ出来上がりました。
9月1日に「引っ越し」と早くから決めていたのですが、なんと!台風12号の足音を聞きながらの引越となりました。
(写真は山小屋の展望浴室)
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非適材適所 |
■110904(日) |
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記録的豪雨 |
■110905(月) |
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至福の日曜日 |
■110906(火) |
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毎週土曜日は「定例会議」を組んでいる。
ただ台風12号の接近で、予断を許さない状況のため前回は休会とした。台風12号は全国に多大な被害をもたらせたが、結果として「会議中止の必要性があったのか?」は分からない。
ポッカリ空いた土曜日は、ここぞとばかりに仕事に取り組んだ。
朝の7時から始めた仕事が終わったのが22時。多少の休憩はあったが、集中業務となった。監理中の物件を進めるために重要なチェック業務だったので、有効な時間となった。
日曜日は、山小屋の整理に行く予定をしていたが、土曜の疲れがしっかり残っていたのと、気分的にも「カラッポ」になりたい日であった。
11時ころから「酒のアテ」作りを始めた。久しぶりの昼酒である、それもご法度の「日本酒」を飲んだ。ヤッパ旨いなあ〜
こんな日曜日も良いもんだ!
山小屋の整理が終われば、自然の中でのんびりできる日が来るだろう…
追記
先日の大雨の影響が確認できていない。管理会社によれば「心配ない」とのことだが、大丈夫やろか?
9月は3連休が2回ある。土曜日の定例会議か「週末を楽しむ」ことを困難にしているが、永久に続くわけではない。
18(日)19(祝)は、気のおけない友人に「山小屋への招待」を出した。出来る人には敷地整理のお手伝いを頼もうと思っている。
第2回目の招待は、23〜25日に考えている。真ん中に土曜日があるが、これは前後どちらかに変えてもらおうと考えている。
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松下翁の置き土産 |
■110907(水) |
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歴史散歩「長府」 |
■110909(金) |
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山口県下関市「長府」の街を歴史散歩してきました。こちらでご覧ください
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フードテック2011 |
■110910(土) |
dogfight |
毎年行われるフードテック。久しぶりに行ってきました。
金曜日、10時過ぎに南港のインテックス大阪の会場に到着。
ちなみに、この日が最終日でした。
会場は1号館から3号館まで。
どの会場も「食べ放題」状態ですが、特に3号館では、主要な食品メーカーが模擬店を作り、盛大に提供しています。
滞在時間は2時間、飲み食いでお腹はパンパンになりました。
例年なら最大の展示スペースを取る「関西電力」がありません。
きっと、世に節電を要請した関係で、遠慮したのでしょうね。
午後からは、孫が事務所へやってきました。
16日に東京へ引越すそうで、お別れにやってきました。
これからは気ままに会うことも難しくなります。
何とも寂しい限りです!
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リスクゼロ |
■110912(月) |
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お月見 |
■110913(火) |
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昨夜(12日)は「中秋の名月」でした。
早く帰りたかったのですが、阪和線の事故で、家に着いたのは21時でした。
一風呂浴びて、ウッドデッキで「月見」です。
時折、薄雲は掛かるのですが、綺麗な月でした!
今日は、山小屋へ行ってきます。
野鳥荘の名に恥じないように、野鳥が集まる環境作りに着手するつもりです。
私自身の精神のリフレッシュも兼ねて行ってきます。
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忙しいはずだったのに |
■110915(木) |
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あれから10年 |
■110916(金) |
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糟糠の妻 |
■110917(土) |
dogfight |
苦労を共にした妻。努力の甲斐あって、夫は立身出世したが、その変化についていけない妻。
何時までたっても「ぬかみその臭いが消えない」ことから糟糠の妻と言う。ちょっと悲しい話しである。
建築家を目指す人は多いが、建築家として世に出られるのはホンの一握りである。その道のりは容易ではなく(ほとんど無給に近い)、尽くしてくれる妻なしでは生活は成り立たない。
ところが、建築家となると晴れの舞台に立つ機会が増える。パーティーでは主賓席に座り、夫人同伴が当たり前である。しかし、多くは「糟糠の妻」のままで、その変化についていけない。高名な建築家の殆どは、出世の過程で奥様が代わるが、それはこの理由による。
私は建築屋で終わっているし、高名でもない。家内は替わったが、理由は死別である。だが、仮に私が出世しても、パーティーには出席できない「糟糠の妻」であったと思う。そういことには慣れない人であった。
今の家内なら糟糠の妻にはならない。
但し「家を離れられない」と言う点では同じである。
なんでも「自分でやる」タイプで、家族にも割り振ることが出来ない。だから疲れてしまう。折角山小屋が出来たのに、家内と二人だけでゆっくり過ごす機会が、なかなか作れない!
・家事
・介護
もう少し、家族や施設に振りまいても親不孝ではあるまいと思う。
息子たちももう大人である。ほっておいても良いのだと勧めている。(私はなさぬ仲であるが)息子たちに「お母さんにもう少し楽をさせて」と願いたい。
関係のない追記1
福島原発事故のシミュレーション結果が公表された。それによれば「4時間、海水注入が早かったら水素爆発やメルトダウンは防げた」と言うものです。
管直人(当時の総理)のパフォーマンスのために、注水が遅れ、世界が迷惑を受けた。万死に値する!
関係のない追記2
台風15号の影響が紀伊半島を襲いだした。12号の繰り返しである。被害が最少で済むことを祈るばかりである。
明日は、友人(仕事関係)を招いての試泊会。雨は避けようもないが、穏やかであってほしい。
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Macの時代がやって来る |
■110918(日) |
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試泊会 |
■110920(火) |
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9月18〜19日に「試泊会」を開きました。
ご招待したのは、仕事関係の友人とその家族(私を含めて大人5人と子供2人)。とても楽しい試泊会でした。詳しくはこちらでどうぞ
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台風がやって来る |
■110921(水) |
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迷走していた台風15号。スピードを上げて日本へやって来た。
8時現在、潮岬沖80kmにあり、刻々と近付いてきている。お昼ごろには、紀伊半島に上陸する可能性が高いらしい。
ただ、我が家がある和歌山県北部では、少し風が強まってきたが、雨はそれほどでもない。
それより、名古屋や北近畿で被害を大きくしている。
台風のコース上と被害地域が一致しないのは何故か?私にはよく理解できないが、被害地域の皆様の無事を祈るばかりです。
野鳥荘のある生石の天候は、これ(スポット天気)で、リアルタイムの気象を知ることが出来る。
http://weather.excite.co.jp/spot/zp-6430131/
山の西側にあり豪雨地帯から守られており、酷い嵐に会うことは少ないようだ。それでも、標高が800mあると、天気は変わりやすく、雨も多い。
先日、試泊会を行った。幸い好天に恵まれたが、雨に降られたら困ったところだ。天空ベランダが山小屋の狭さを緩和してくれているが、雨だと、それが活用できない。
と、言うことで、急遽「ターフを注文」した。ブルーシートに毛の生えた程度の簡易テント(風の強い時は利用しない条件)だが、少雨ならベランダも利用できる。
「宴の後」の掃除に、家内が山小屋へ行った。掃除の具合は及第点をもらった。
途中、ヤマドリに出会ったと感激していた。まさに、野鳥荘の醍醐味である!
追記
本日は警報が出ていることもあり、事務所は閉鎖です。私は、家で仕事をします。
明日は山口出張なので、今のうちにマッサージへ行っておこうと思います。
11:30追記
風は強まっているが、シャッターを閉めるほどではない。雨はさほどではなく、今回も幸い、台風は急所を避けてくれたようだ
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Macの時代はやってこない? |
■110922(木) |
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ケアンズから1年 |
■110923(金) |
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新婚旅行かねてケアンズへ行ってから1年がたった。旅行記を見返しながら「もう一度行きたい」と思う。
ケアンズで出会った100種を超す野鳥たち、家内が写真と図鑑を照合して、名前の整理まで済ませたが、私が忙しさにかまけて「図鑑」作りが出来ていない。
行きたいところだらけで、ケアンズだけではなくカナダも行きたいと思っている。ただ、気持ちはあっても現実は容易ではない。
爺様はケアンズへ出発する前に、不調の兆候があった。まるで私たちの旅行が終わるのを待っていてくれたかのように、帰国後に入院手術となった。
爺様の介護で、1泊の段取りだけでも大変なのに、1週間も家を空けることなど、今は可能だと思えない。せいぜい「空想の旅行」を楽しむことにしよう!
追記
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落合監督退団 |
■110924(土) |
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怨念の民族 |
■110925(日) |
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救荒作物 |
■110926(月) |
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「救荒作物」ってご存知ですか?
イネ,麦類など一般の作物が凶作のとき,代用として食するために栽培する作物。時代や地域により異なるがヒエ,ソバ,サツマイモ,ジャガイモ等天候異変に強く荒地でも育成可能なもの。 |
彼岸花が咲いている。 全草有毒で、誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死にいたる。水田の畦や墓地に多く見られる
・ネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物が毒を嫌って避ける
・土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐ
ここまではネットで容易に調べられるが、彼岸花が救荒作物であることは、案外知られていない。
田の畔に多く植えられた理由は、有毒なので「農産物ではない」と年貢の対象外にされたこともあり、救荒作物として田畑や墓の草取りのついでに栽培された。
死に至ることもある彼岸花ですが、球根を丁寧に水でさらせば毒性が消え、良質な澱粉が取れる。つまり、飢饉の時の非常食の役目を背負っていた。
近畿では、今でも畔に大豆を植えるとことが多い。多くは「枝豆」として消費されるが、これも救荒作物である。
ほかにも救荒作物には「リョウブ」がある。これは、私の山小屋の周りにたくさん自生している。食料危機が来たならば、お山に籠ろうか。
http://new.wildpig.web.fc2.com/oisi-yatyoso/top.htm
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日本生まれのクラウドノート |
■110927(火) |
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甘えたヤマト |
■110928(水) |
dogfight |
久しぶりに孫がやって来た。その時のヤマトの反応は異常であった。
普段から私たちの愛情を一人(1匹)占めしているので、家内が孫を抱いているのがショックであった。
直ぐにヤマトは2階の寝室へ行き、ベッドの上でウンチした。
これは、ヤマトが不安に襲われた時の独特の行動である。それからは、もう私たちにベタベタとスキンシップを求めてくる。
普段でも、私たちのベッドで寝るが、先日のウンチ以降、写真のように「しがみつくように」して休む。
ヤマトは最近、鳴き声で感情を表現するようになってきた。
鳴きながらやって来たら「ヤマトが一番かわいいよ」と、応えるようにしている。
関係のない追記
家で仕事をしながら「国会答弁」を聞いていた。民主党の不勉強だけではなく「外国にやさしく、被災地に厳しい」姿が良く分かる。
増税にはあれだけアクティブなのに、現行法を盾に「自民党の救済案」に冷たい対応だ。そのくせ、自ら頭で救済策を考えない。酷いなあ!
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残念ながら |
■110929(木) |
dogfight |
私は3現場の監理を行っている。
規模・用途・施工者はどれも違う。規模は大小で7倍違い、施工者は街の工務店から一部上場企業(大手ゼネコン}まで様々である。ところが、抱えている問題は驚くほどそっくりである。つまり「大手だから安心」といったとろは何もない。
何度も書いたことだが、建築は「単品生産の注文生産で試作品が無い」のである。だから、想定を繰り返すことが「想定外」を排除する大切なことだ。
設計図から始まり、施工上の問題を検討しながら「施工図」が出来る。更に現場で問題が起きれば速やかに対処していく。だから「設計監理と施工管理」が品質を担保する両輪である。
建築の世界も分業が進み、工事担当と施工図担当が分離された。さらに、コンピュータ化が進んで「精度が落ちた」のである。
・施工担当者が施工図を描かなくなったことでリスクマネージメントが低下
⇒経験則が無くなった
・施工図担当は「現場で起きた問題のフィードバックが無い」
⇒コンピュータ化は学習効果を駆逐した
施工図を分離しただけではない。
分野別にしたことで管理能力を大きく低下させた。例えば、
・施工図Aと施工図Bは別々に作られる
⇒AとBは隣同士にある分野なのに、クロスチェックを行わない
⇒そのため整合性の不備に気付かない
施工者(管理側)から、クロスチェックどころか、分野別チェックすらしていない施工図が回ってくる。その結果、施工者が施工精度の砦にならず、監理者だけが「砦」になる。こうした恐ろしい出来事が現場で起きている。
更に深刻なのは、施工図が「現場に反映されているのか?」である。
構造体は「建物の生命線」である。姉歯事件であれほど世間を騒がせ、チェック体制が強化されたはずなのに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、現場が弛緩している。
躯体施工が、施工図と違う事態が、複数の現場で起きた。
・間違いに気付かなかったのか?
・監理者に「無断で変えた」と思える時もある
本来、管理者によってチェックされて、是正されるべきことが、監理者検査で見つかる。監理者が目をつぶるわけもない。当然、組みあがった構造体のやり直しを命ずることになる。
・工期の遅れ
・不必要な費用の発生
こんなご時世で、受注費用の厳しい現場ばかりである。だからこそ、このような後ろ向きの事態が起きないようにするべきであるのに…
忸怩たる思いでこの日記を書いている。
両輪であるべきことが「片輪走行」になっている。齟齬を防ぐ全てを背負いこむのは重すぎる。私が「引退」を考える理由の一つにこれがある。
関係のない追記 〜韓国でC大阪の試合に「日本の大地震をお祝い(し)ます」の横断幕〜 この民族は常軌を逸している。こんな奴らに日本の参政権を与えたいと願う民主党の気がしれない
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残念ながら2 |
■110930(金) |
dogfight |
新築物件が減り、リフォーム部門を充実する建設会社が多い。だが…
先日来、当社で設計した物件の補修が上手く行っていない。
ケース1
先日の台風12号以来、某建物の外灯が消えた。漏電ブレーカーが働いたもので、屋外仕様の照明器具に水が溜まっていた。
早速関係者(電気工事店・照明器具メーカ)に連絡したが、まるで反応が無い。
10日間待って我慢が切れた。久しぶりに電話で怒鳴っていた。翌日全員が集合(怒鳴らいとアカンのか)。ちなみに施工したゼネコンは倒産して既にない。
現地では、予想通り「原因のなすりあい」である。ここでも我慢の限界が来て、声を荒げようとした瞬間に、老練な電気工事店社長が中に入ってくれて
・故障したLEDユニットはメーカーが提供する
・取付工事は電気工事店が行う
・念のため、器具に「水抜き穴」を設ける
(これは当時の建築担当者にお願いした)
ケース2
エレベータピットに漏水した、築後10年で3度目である。これを施工したゼネコンも、会社更生法の適用を受けており、連絡したときの第一声は「会社更生法適用以前の建物の責任は継承していない」であった。
何とか、現地調査と見積もりをお願いしたが、20日間なしの礫であった。結局これも大声を出す羽目になった。ただ、まだ解決法を見出すに至っていない。
これでは、リフォーム部門を充実って『何やったン?』と思う。
建設業界が成長産業であったころは、もっと面倒見がよかった。昨日の件と言い、まことに「残念ながら」この世界は「貧すれば鈍する」状態を辿っているように思う。 |
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