元dogfightのぼやき
2011年8月
エッセイ&コラム
生石山から(基礎工事)ふるさとへふるさとへ(続き)京都の仕事オリベストリート確信犯本当はどうよ?焼きそば長年の夢近畿の和歌山リバウンド中送り火と放射能あの日無法無天お食い初め準備盆踊り危険な贈り物民主党の『K』趣味のコスト特許権バブル原発再考危大先輩からの贈り物無法無天2志願制大臣闇の政治舞台想定外韓国ドラマ休養民主党代表決まる毒草

生石山から(基礎工事)
110801(月) dogfight
2年ほど前から「土日が詰まる」ことが増えてきた。山小屋が出来ても、ウイークデーの利用が多いのではないかと想像している。

土曜日は早朝に『山小屋の現場』へ行ってきました。

山小屋は基礎工事

リョウブ

クロアゲハ?
基礎の鉄筋が組まれ、仮枠工事です。
コンクリート打設は月曜日(8月1日)の予定です。

棟上げはちょっと遅れて、7日(日曜日)になりました。
家の近くにある神社で「棟上げ札」を頂くようにしました。

生石山では、リョウブの花があちこちで咲いています。

現場近くで見つけたツル性植物(写真上)。たくさん実を付けています。葉を見た時は、アケビの仲間「むべ(郁子)」と思ったのですが、ちょっと自信がありません。秋になればはっきり分かるだろう。

お山には実のなる木が多く、秋が楽しみですね!
関係のない追記
今週は嬉しい贈り物が続きました。ふるさとからシラス、沖縄からマンゴ、高知からはカツオのたたきが届きました。ご馳走様でした


ふるさとへ
110802(火) dogfight
今週は、遠距離出張の可能性が3度あって、そうなっていたら体力が心配でしたが、幸い、出張は岐阜だけで済むことになった。

もし、強行軍になっていたら昨日は山口泊で、早朝から山口で検査に立ち会った後に名古屋に向かう予定でした。
それが行かずに済んだので「ぽっかり時間が出来る」筈でした。そこで、久しぶりにふるさとへ墓参りに行こうと考えていたのですが…
時間が出来ると、それを埋めるかの如く出来事が起きる。今回は、出戻り仕事が発生して、墓参時間が取れるかどうか?怪しくなりました。

明日は、岐阜(多治見)で9時から会議。和歌山スタートでは、この時間には無理なので、今夜は姉の家に泊めてもらいます。岐阜での仕事を済ませたら、名古屋で友人とイッパイ呑み交してから帰ろうと思います。


ふるさとへ(続き)
110802(火) dogfight
仕事を放置したままふるさとへ向かうわけにはいかない。朝から大車輪で仕事を片づけふるさとへ向かう。

お墓のある林泉寺

藤井達吉美術館

ハイセンスな住宅

金物ミュージアム

ふるさとの駅に着く直前に、46年前にふるさとを出た時の風景を思い出した。ふるさと到着は16時。古くなったばかりで、新しいものはない。

たしか花屋があったと記憶していた場所に行ってみた。とっくに廃業したようだ。結局、お墓に供える花もないまま墓参した。ご先祖様に語りかけることの多さに、我ながら驚いた。

古い町だが、こんなハイセンスの家もあった。たしか、パチンコ屋さんがあった場所のように思うが、良く分からない。

墓参りと合わせて寄りたかったのが、ふるさとの美術館。新しいイベントの案内が届き、見てみたかったのですが日にちを間違えていた。

ふと寄ったのがこのお店。ご主人に「お店ですか?ご趣味ですか?」とお尋ねしたら『趣味』とのこと。ただ、内容は半端ではない。昨年まで続いた金物販売のお店だそうで、展示用に江戸時代からの「金物」を残して展示している。

私には馴染みの金物でも、今は生産していないと伺って驚いた商品が多い。

きっと、若者や子供なら「なにかな?」と思うものばかりだろう。

貴重なものが多く、個人の趣味ではなく「公で保存できればいいですね」と問いかけたら、それだけは絶対に嫌だと言われた。なにやら、根深い経緯があるようだ。

ここでしっかり時間を取ってしまい、寺町を歩く時間が無くなった。それは次の機会にしよう…


京都の仕事
110803(水) dogfight
仕事を頂けるのは嬉しいのですが「京都の仕事」と聞くだけで、身構えてしまう。
何も私だけではなく、民間検査機関でも同様だそうな。検査機関がチェックした書類を、京都市へ送り「同意」を求めても、へっちゃらで突き返してくるという。

コカコーラのサイン(看板)を認めず、世界で京都だけは「コーラのサインが違う」と言うことを自慢する自治体です。やることなすこと「天上天下唯我独尊」で、他の法律との関連性や整合性など、ハナから考えていない。何せ、とんでもないローカルルールが多く、戦々恐々となる。
仕事は欲しいが「京都はイヤ!」と言うのが本音です。

京都の物件は、やっと事前協議を終えて確認申請提出にこぎつけた。ああ〜シンド!

でもなあ〜
京都で、別の引合いが来ている。お声が掛かるうちは頑張るかな…
追記
日曜日に「川西の家」の地鎮祭(写真)がありました。
これで、監理する現場は山口と合わせて2ヶ所。
9月には、更に京都が加わります。


オリベストリート
110804(木) dogfight

本町オリベストリート

本町オリベストリート

本町オリベストリート(うなぎ屋さん)

本町オリベストリート(交番)

和菓子付コーヒー
仕事で多治見にやってきた。

朝9時からの会議で、遠方組は誰も眠そう(私も6時起きであった)。
その割には、議題が整理されておらず、長い会議となった。

私は、多治見市役所で調べたいことがあり14時で中座したが、さて?何時までかかったのだろう。

あわよくば「多治見の観光」を目論んでいたのですが、とてもそんな時間はない。

会議場所から市役所へ向かう途中、運転手さんに観光名所を尋ねたら、しっかり怒られた。

何と、会議場所のホンに近くに「もっとも有名な窯」があるそうで、それは失礼だという。

郷土を誇りにする方が怒るのは当然で、次に機会があれば必ず訪ねようと思う。

市役所で調査を終え、直ぐ近くにある「本町オリベストリート」を散歩した。
火曜日はお休みのところが多い上に、あいにくここでも余り時間がなく、次の機会にはゆっくり歩きたいと思った。
おりべの由来は、戦国武将で、有名な「織部焼き」からきている。このストリートに立派なうなぎ屋さんがあった。一度ゆっくり内部を見学したいものだ。

帰りのタクシーで運転手さんに伺ったところ、多治見にはうなぎの店が多いそうだ。
その分けは、窯の暑さは重労働で、古くからスタミナ補給に食されたという。

ちなみに、多治見は「日本一暑い処」と言う記録を持っている。気温が37度を超すと、駅でうちわを配るのだそうな。
暑ささえも観光資源にする逞しさに感心した。
追記
夕方からは、名古屋で友人と酒を酌み交わした。
良き酒、良き友である!


確信犯
110805(金) dogfight
本当はどうよ?
110806(土) dogfight
焼きそば
110807(日) dogfight
「焼きそば」なるものを知ったのは高校時代である。
ふるさとで、小さな店が出来た。ベニヤ張りで、早い話がバラックである。 主人の話によれば「関西で修行してきた」そうで、関西風と銘打って、お好み焼きと焼きそばを出していた。田舎者の私には驚くほど美味であった。

関係のない追記
「おどるんや・紀州よさこい祭り」へ行ってきました

高校を出て、大阪で暮らすようになった。
ふるさとの「関西風焼きそば」が、酷くインチキに思えた。

ふるさとに帰った時、義兄に「焼きそばの旨い店があるから」と、連れて行かれた。立派な店構えになっていたが、店主はあの人であった。そうか「出世しはったンや!」と思った。

先日、墓参りに行った。
たまたま、あの店の前を通ってみた。シャッターが赤くさびており、随分前に店を閉めたようだ。

出会いから45年。さて「関西で修行した」と言うご主人に、如何なる栄枯盛衰があったのだろうか?
ただそれだけの話である。
関係のない追記
爺様のお見舞いに行ってから、生石山へ向かいます。
今日は山小屋の棟上げです。どんなふうになっているだろう


長年の夢
110808(月) dogfight
30代の初めに生石山で別荘を作る仕事をした。その時、何時かはここで山小屋を持ちたいと、何の根拠もなく思った。

 110524
現地調査(写真上は既存の老朽建物)この建物を利用するかどうかでなやまされた。

近未来の大震災を考え基礎から新築することに決めた

 110613 
工事用進入路確保の伐採

 110703
鉄骨以外が撤去された現地
 (下から移す)

 110724
鉄骨も撤去された
 (上から写す)
 110730 基礎工事(コンクリート打設は110801)

 110807 棟上げ(道路から見上げる)

110807 居間のサッシ前に立って
あれから35年が流れ、偶然から生石山で土地を入手した。

しかし、山小屋建設には予想より予算が掛かることが分かり、規模も仕様も後退を続けたが、それでも昨日、棟上げまで漕ぎつけた。

規模は10坪。
くつろぐための、最小限の大きさです。
外部はトタン張り、内部はべニア張りで、「雨露をしのぐ」最小限の仕上げです。

道路から眺めると、斜面に建つだけに大きく見えるのですが、中に入ると「やっぱり10坪」でした。

一番下の写真は、居間のサッシ前に立って写してもらいました。
眼下には海までの眺望が広がっています。
画面左側の樹木は、視線を遮る頂部だけカットする予定です。
画面右側は山桜の巨木です。山小屋からの「素敵な花見」が、今から楽しみです。

真夏でも冷房が要らない涼しいところです。
しかし…
断熱は施しましたが、零下5℃に耐える設備や暖房はあまりに高コストで、厳冬期は閉鎖を考えています。
ただし、寒さ対策と、凍結に細心の注意を払っていただけるなら利用はできます。

ここには、都会的な娯楽は何もありませんが、自然を満喫できます。
野鳥、植物、昆虫などどれをとっても楽しめます。
そんな趣味を持つ方にご利用いただければ、とても嬉しいと思っています。
追記
私たちが「何時まで利用できるのか?」それは神の領域だと思っています。息子たちが続いて活用するとは思えません。その時は「野鳥の会に寄付しよう」と夫婦で合意しています。


近畿の和歌山
110809(火) dogfight
和歌山は「近畿の恥さらし」と言われてきた。
私も長くそう思ってきたが、和歌山に引っ越して2年近くになると、「住むには素敵なところ」だと、良く分かる。

 ・豊富な温泉
紀州には火山帯があることで、古くからの温泉が多い。泉質も豊富で様々な温泉が楽しめる。
 ・豊富な果物
温州ミカンで知られるように、紀州は柑橘類の宝庫である。桃や柿は和歌山を代表する果物であるが、梨・葡萄・イチジク・イチゴも楽しめる。また、梅も日本一の産地である。
 ・豊かな自然
海から標高1000mを超す山まであり、生態系も豊富で、動植物や野鳥も多い。
 ・豊かな海や山の幸
海や高山があれば「食」も豊富である。高野山のマッタケ、マグロの水揚げで知られる勝浦やクジラの太地もある。更には地酒も多い。
 ・歴史の宝庫
古代より、政治亡命者を受入れた歴史があり、ここは古代史の宝庫です。
 ・世界文化遺産
歴史に裏打ちされ、熊野や高野山と言った世界文化遺産がある。
田舎には違いないが、それは恥ずべきことではない。この地では、心豊かに暮らすことが出来る。
ただ、東京へ行くより時間が掛かる「県内」が多いのには難儀している。便利さと豊かさは相反するであろうか?


リバウンド中
110810(水) dogfight
私は昔から「夏になると食欲が出る」タイプで、夏痩せどころか太ることが多い。
ドクターからは、体重は現状維持でよいと言われたのですが、これが難しい。

痩せるのが至上命令であった時の方がスムーズで、今はつい「これくらいはイイだろう」で、あっという間に1kg以上リバウンドした。

それでも食欲は止まらず、前々日は「ハモ鍋」でいっぱいやってしまった。
昨日は「うなぎが食べたい」と思ったらもう我慢できず、仕事のついでということで1時間近くかけて「うなぎの旨い店」まで行った。

江戸風の蒸してから焼く蒲焼だが、これが旨いのだ!
うな重(上)1800円。かおりと二人分で3600円は「会議費」と言うことにした。
関係のない追記
爺様は、またも奇跡を起こした。
消化系に閉塞があるとして、火曜日に今年2度目の切腹をする筈であったが、前日に「2週間ぶりのつうじ」があって、様子を見ることになった。

で昨日は、家内は看護のお休みをもらい、生石山へ行ってきた。
涼しいお山で、嫁と孫と一緒に食べる弁当はとても美味しかったそうです。

下界から登ってきた花前線。今はオニユリとナデシコが真っ盛りです!


送り火と放射能
110811(木) dogfight
あの日
110812(金) dogfight
無法無天
110813(土) dogfight
普段は「頭を休める」ために軽い本を読んでいるのに、つい、重い本を買ってしまった。内容も「重い」が、物理的に重い本である。

 〜中国とことん「無法無天」な世界〜湯浅誠著(ウエッジ)
 ・儲けるためなら何をしても良い
 ・騙される方が悪い
と言うことで「なんでもあり」である。

中国人は「何でも食べる」と言われるが、この本を読むと、呆れることが「これでもか」と出てくる。
食べるのは「食品」とは限らない。
人権も良心も食べてしまう。国家予算は食べつくされて末端に届かない。公害防止の法律はあっても予算は食べられてしまい、大気も水も汚染まみれ。汚染された水を飲んで健康を壊し、インチキ薬でさらに悪化。医者は賄賂なしでは治療をしない。それを訴えても、役人は賄賂なしでは動かない。

中国4千年の歴史と言うが、民が主役になったことがない。常に権力者の「食い物」になってきた歴史である。いまは「共産党」と言う皇帝が権力者である。
この本を読むと、何時「易姓革命」が起きてもおかしくない。現に、共産党幹部の海外逃避が、毎年数千人単位で起きている。

ただ、この本の結びで「中国の民は必ずしも自由(民主主義)を求めているわけではない」とあった。いまも昔も中国は「専制君主国」が最適と言う分けである。
先の「高速鉄道事故」で見せたあの対応は、この本を読めば「当たり前」と分かる。我が国や欧米の基準で中国を見てはいけないのである。

こんな国が米国と肩を並べる程「核兵器を所有」している。中国の自壊は歓迎するが、核兵器のことを思えば憂鬱になる。そんな重い本であった!


お食い初め
110814(日) dogfight
8月13日お盆。
朝から一心寺へお参りに行く。まるでラッシュアワー並みの混雑です。右から並んで押し出されるように左へ流れる。その間に「お参り」である。やはり特定の墓がないだけ
に、思い出に浸る余裕も余韻もない。

余りの暑さに、頭がボーっとする。日影に入っても「空気が熱い」ので気休めにもならない。

午後から「定例会議」
夕刻からは、初孫わかばの「お食い初め」です。

ホテル阪神で用意してもらった「お食い初め膳」
へえ〜何でもあるんやと、私は感心した。

膳の中央の白石は、神社でお払いを受けたもの。
健康な子に育つようにと願いを込めて、わかばの口に運びました。

わかばは、まだ首が座っていませんが、とてもはっきりした顔立ちになってきました。

9月10日に「東京へ引越」だそうで、これから寂しくなる。
8月末で山小屋が出来るので、出発前に「是非おいで」と言っておいた。

千鳥足での帰り道。
月明かりが道を照らしてくれる。

親子がこれほど「それぞれの道」を行くのも、珍しい家族なんだろうと、ちょっとセンチになった。
14日。
本日から「岐阜」の設計に入る。今年もお盆返上です


準備
110815(月) dogfight
盆踊り
110816(火) dogfight

団七踊り

昔ながらの盆踊り

紀州よさこい
今年も「盆踊り」がやってきた。

毎年のこととはいえ、今年は爺様の看病もあり、キツそうにしている。
そこで、少しは「手を抜くよう」に勧めるのですが、やはり「根が好き」なのでしょう。結局、今年も頑張っている。

団七踊りは、伝統文化としてドキュメンタリーの対象になっている。
今年は、TV局からの長期取材が行われており、例年になく参加者も多いように感じました。

昔からある「盆踊り」はいささか精彩をかいている。
これは時代の流れと言うべきか。

それとは逆に、元気が良いのが「紀州よさこい」である。
よさこい踊りは、全国的に隆盛にあり、これから「夏の風物詩」として定着していくのだろう。

ここでも「時代の変化」を感じずにはいられない。
危険な贈り物
110817(水) dogfight
重なる時は「こんなもん」である。
あちこちから「土産」が届いた。私の大好きな「スイーツ」であるが、今はとても『危険』なのだ!
 ・タイ土産
 「ドライフルーツ」
 ・鹿児島土産
 「西洋風唐芋」
 (ハイカライモ)
 ・ふるさとから
 「種無し巨峰」
 ・クッキー
 (おいらが買ってしまった)

どうすンねん!
オレは「太る」しかないヤン
でも・・・食べるぞ!


民主党の『K』
110818(木) dogfight
趣味のコスト
110819(金) dogfight
趣味も高じれば「それなりに金が掛かる」のは世の常です。
世間よりは遅かったのですが、私のバブルがはじけて、交際費などままならぬようになったのが10年ほど前。〜金の切れ目が縁の切れ目〜は現実で、浮いた話どころではない。

  金が掛からず、時間が潰せて、健康的なこと
この3拍子を揃えるのが「自然への回帰」であった。野鳥を追いかけて歩くことが、いつの間にか趣味になった。そうなると、自然景観への興味もわく。あって当たり前と思っていたものが「奇跡」で残っていることにも気づいたりもした。

あまの街道の保存運動は見事に敗れたが、この間に得た知識は生涯の財産になった。妻の突然死から打ちのめされた私に、新たな出会いを作ってくれたのは「野鳥趣味」であった。
和歌山で新しい生活を始め、共通の趣味「野鳥」が嵩じて、ついに生石高原で山小屋を作り出した。
これが出来れば「野鳥の基地」になるということで、野鳥荘と名づけることにしたが、高い趣味になったことも事実である。

欲しいカメラ(野鳥撮影用の高性能カメラ)があったのですが、踏ん切りがつかぬうちに、何倍も高い「山小屋」になってしまった。野鳥を追い求めて国内外を巡りたっかのに、もうその資金も思うに任せないであろう。
追記
ゴルフもせず、車も持っていない「生きた化石」の私だから、普通の人が負担している費用が要らないはずなのに…その金はどこに消えているのだろう?


特許権バブル
110820(土) dogfight
原発再考
110821(日) dogfight
大先輩からの贈り物
110822(月) dogfight
私が40代のライオンズクラブ時代にお世話になった大先輩から、本が贈られてきた。大先輩は今年「傘寿」だそうで、まことにおめでとうございます。

大先輩は大手ゼネコンの大阪支店長を最後に引退、晴耕雨読の生活に入られた。毎年届く年賀状には、ご夫婦での農作業風景があった。
ある年、目があまり見えなくなってきたので「年賀状はこれが最後」とあり、それから音信が無くなっていた。

「どのようにお過ごしか?」と思い出すことが多かったのですが、そこへ『壮心究覚人生徒然』が届いたのである。
大先輩に接したのはわずかな時間でしかない。この本を読んで、大先輩の多才・多趣味に驚かされた。大先輩の矍鑠たる姿が目に浮かぶようである。
追記

P社のショールームへ行きたかったのですが、
24時間TV会場のため、駐車場が使えなかった
私も「エッセイ集を出す」夢があり、ホームページに13年前から「日記」を掲載している。だが駄作が多く、本に収録できそうなものは少ないが、それなりに読書もいらっしゃるようで、日々続けている。

うふふ・・・ブログやツイッターの時代に、何とも「時代遅れ」だと思いながら、この歳で出来ることはこんなもんと開き直っている。


無法無天2
110823(火) dogfight
先に紹介した〜中国とことん「無法無天」な世界〜湯浅誠著(ウエッジ)からの抜粋である。

 世界から非難される「仁義なき商法」
中国経済の将来を見る上で見逃せないもう一つのポイントは、カネ儲けのためなら何でもするという「仁義なき商法」が世界的な批判にさらされ、経済活動に不可欠な信用が中国には欠如していることである。

中国の「仁義なき商法」としては、
 @農薬や有毒化学品が付着・混入した野菜、食料品、薬品の生産・販売
 Aニセモノの生産・販売、ブランドの盗用、知的財産権の無視
 Bビル・道路・橋などの手抜き工事
 C役人による企業へのたかり、賄賂・宴会・リベートの強要
 D企業の粉飾決算、E株式や不動産のインサイダー取引
 F契約を守らない、借金を返さない、期限が来ても買掛金を支払わない
 G金融機関による情実融資などで、これらの例は山ほどある。

中国人同士が国内で、こうしたやり方でビジネスをするのは自由である。中国人にとっては当たり前の「商慣行」なのかもしれないからだ。しかし、国際的にはこれらは「仁義なき商法」であり、決して通用するものではない。


筆者は、国際的にはこれらは「仁義なき商法」であり、決して通用するものではない。としているが、現実は、強引(中国は武力をちらつかせてでも)にこの商習慣を強要してきている。
「話せばわかる」と度量を示せば、土足で上がりこまれる。隣国の価値観をきちんと理解しておきたいものである。


志願制大臣
110824(水) dogfight

 『国防』石破茂著(新潮文庫)

平成17年に書かれた著書であるが、国防の本質が良く分かる本である。
石破氏はコワモテの風貌であるが、イメージと違い分かりやすい言葉で丁寧に書かれている。とかくセンセーショナルに騒ぎ立てるマスコミと違い、我が国の「国防の問題点」が浮き彫りにされている。
右翼の読む本だなどと先入観を持たずに、是非お読みいただきたい本です。
著書の中で、石破氏が面白いことを書いていたので紹介します。
総理大臣が閣僚人事を決めるのですが、適材適所などほとんどないのが現実です。不慣れだけではなく、無知の上に不勉強な輩が、ある日突然大臣になって、官僚に「いいように丸め込まれる」ことが多い。

そこで、石破氏は「大臣を志願制にする」ことを提案している。例えば
 ・私は防衛大臣になりたい
 ・なった暁にはこのような防衛政策を実行したい
このように普段の準備(勉強)を怠りなくやって志願する者を指名してはどうかと言う。これなら、総理は自分のグランドデザインに近い閣僚を選ぶことが出来るではないか!


闇の政治
110825(木) dogfight
舞台
11826(金) dogfight
自己破産したのが6年前。ドン底で誓ったことは「絶対もう一度舞台に立ってやる」であった!
多くの人に助けられ、幸運にも恵まれて、この誓いは果たせたのではないかと思っている。ただ、もう大舞台はシンドイので、小さな舞台のちょいと渋い脇役がありがたい。
只今は、監理する現場は3ヶ所あり、これとは別に「趣味の山小屋」が間もなく竣工する。そんな分けで、掛かってくる電話毎に物件が違う。若いころは何でもなかったのに、最近はこのマルチ状態でパニックになりそうです。

新規物件は決定待ちをしていたが「フライングでスタートして欲し

110825山口の現場
い」と連絡がった。
私にとって大きな舞台で「主要な脇役」が役どころです。
もう少し軽い方が望みなのですが、このご時世に「仕事がある」ことを喜ぶべきなのでしょう。

引退を視野に入れながら「もうエエやん」と言う自分と「もうちょっと頑張れや」と言う自分がいる。
それだけに「引き際が見えない」心配が付いて回っている。


想定外
110827(土) dogfight
私のスケジュール表には「予備日」が無い。
土日祭日関係なしに予定を入れていくが、もしケガをしたり寝込んだらどうなるのだろう(他人事じゃないよな)。



韓国ドラマ
110828(日) dogfight
「高給取り」で知られる放送業界だが、収入は減少の一途のようで、厳しい経済環境が伝わってくる。
経営難を乗り切るのに、職員待遇を見直すのではなく、商品である筈の『番組』の質の低下で臨んでいる。それが、ドラマから撤退し、安直な「バラエティー番組の氾濫」である。

この隙間を埋めているのが『韓国ドラマ』
私は見ていなかったのですが、ついに家内が、韓国ドラマの一つ「王と妃」に嵌ってしまい、録画してみている。いつの間にか私も隣で見るようになったのですが…

まあ〜番組の6割は泣いており、残りは怒鳴っている。
つまり「喜怒哀楽」しかない、まことにドロドロした番組なのだ!
少なくとも、このドラマから当時の韓国の政治が伝わってこない。実際にも、李王朝で聡明な政治が行われたのかどうか?怪しい限りである。

韓国は「恨の文化」と言われるが、このドラマを見ていても陰謀と恨みしか出てこない。今もって、韓国では政権が変わると「逮捕される」のは、この文化のせいという分けであろうか?
追記
民主党党首選は、韓国ドラマに負けないドロドロになっている。小沢は海江田を推すそうな!これでは「管政権よりよくなる」保証がまるでない。本気で「日本を潰す」つもりのようだ!


休養
110829(月) dogfight
久々に夏風邪を引いた。
たいしたことはないのですが、喉が痛く、咳が出て、微熱がある。こんな状況で4日間「外回り」を続けていたので、体が休養を要求している(私は微熱でも、からきし熱に弱い)。外回りでの、議事録や報告書が溜まっているので、今日は休養を兼ねて「家でデスクワーク」にしよう。

若いころなら、一晩寝れば体力は元通りだったのに、今はそうはいかない。週の後半からはハードワークになるので、今のうちに体を治しておこう。
そのくせ…
来週の山口は一泊どまりの出張予定。ついでで「足を延ばしたい」と企んでいる。
関係のない追記
今日は民主党党首選日。辛口批評家も、数の論理から『海江田有利』と見ているが、海江田内閣では「年内で終わり」と、早くもささやかれている。小沢の100%傀儡でも総理になりたいもんなんだろうか?


民主党代表決まる
110830(火) dogfight
毒草
110831(水) dogfight
自己破産後の最悪の生活の中でも「楽しむ」ことは忘れなかった。我ながら、天晴れな自分であったと思う。僅か1万円だけで、1泊2日の旅を随分楽しんだものだ。

丹波篠山から更に足を延ばし、1日数本しかないバスを乗り継いで「薬草園」へ行ったことがある。
当時、自然への興味を持ち始めたころで、楽しみにして行ったのですが…
薬草園を歩きながら、普段見ている草木ばかりで、ガッカリしたことを覚えている。薬草と言うと、特殊な草木を思い浮かべるが、身の回りの当たり前の草木が、薬効を持っていることをこの時知りました。

  平岩弓枝著『華族夫人の忘れもの(新・御宿かわせみ2)』文春文庫
西洋帰りの医師「神林麻太郎」が主人公で、薬草の話がよく出てくる。その中で、事件に使われた「毒薬」が3例紹介されている。
 ・マユミ:実は美味であるが、種に致死性の毒がある
 ・テイカカズラ:葉や茎に致死性の毒がある
 ・万年青:根や茎に致死性の毒がある

マユミやテイカカズラは、山野を歩けば容易に出会えるツル性植物である。花や実が愛らしく、私も好きでしたが、こんな毒を持っているとは知りませんでした。
万年青(おもと)は、江戸時代に投機対象となった植物です。これも身近にあったわけです。知らないこととはいえ「毒は身近」ですね!
























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