元dogfightのぼやき
2011年7月 |
エッセイ&コラム |
■ウンチの量■営業マン■成人病のスイーツ■ちょっと足踏み■今日は■視聴覚の老化■未曾有の悲劇■関ヶ腹■日光へ行こうか■ヤマトの好物■思い■八朔畑■不況がやって来る■つぶやき■プリンセストヨトミ■セシウム牛■移動距離■LED神話■加齢臭■節電■出来事から■大名商売■町内の床屋■ソフト離婚■キチガイに刃物■酷い1日■山小屋のこと■今週はすれ違い■植物は大活躍■つぶやきから■一気読み
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ウンチの量 |
■110701(金) |
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成人病のスイーツ |
■110703(日) |
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ちょっと足踏み |
■110704(月) |
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今日は |
■110705(火) |
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バイオリズムが下降している。
周りへの迷惑を最小限にするためにも、こんな時は焦らずに、目の前の問題を一つずつ確実に処理していくしかない。
・日曜日、山小屋計画棚上げを大工さんに伝え、今までの掛かりも清算した。
これで、プライベートな問題を処理。
・次回山口出張は14日です。作るべき資料はあるのですが、それは来週に。
・京都の物件(用途変更の申請業務)は、月曜日に近隣説明の目途を付けた。
これで1月間の周知期間に入る。
大幅に予算を超えてしまった住宅、最もゆるくない問題です。
今日1日をかけて見積の分析をする予定です。往復4時間の通勤時間がもったいないので、自宅で作業します。
何せ、見積をしてくださった4社を内容を精査するには、神経衰弱ゲームのような集中力が必要です。何とか解決への道筋を見つけたいと思っています。
関係のない追記 民主党の人材不足は酷いね!松本復興大臣の、上から目線の命令口調。おまけに内容は恫喝に満ちている。あれで、震災復興の指揮が取れるのかね?本人は周りの反発に驚いているが、まあ空気が見えないのだろうな!
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視聴覚の老化 |
■110706(水) |
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未曾有の悲劇 |
■110707(木) |
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日光へ行こうか |
■110709(土) |
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ヤマトの好物 |
■110710(日) |
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不況がやって来る |
■110713(水) |
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権力は魔物と言われるが、管総理を見ていると確かにそう思う。今や、己の権力維持のためにだけに精力を傾けているとしか見えてこない。
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プリンセストヨトミ |
■110715(金) |
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万城目著「プリンセストヨトミ」文藝春秋
大阪夏の陣以降も、豊臣家の末裔が大阪の民により保護され続けたという、荒唐無稽なストーリーです。ただし、太閤贔屓の私は、こういう話が大好きです。
明治維新、資金不足にあえぐ新政府は、豊臣家の末裔を保護する組織から資金援助を受けて維新を成功させる。その反対給付として「大阪国」の存在を認め、条約を結び批准する。それに基づき、日本国は大阪国に補助金を渡し続ける。
時は過ぎて平成の世。会計監査のエリートは、隠匿され続けた大阪国を、補助金の「不正受給」として世間に暴こうとする。
大阪国総理はそれに反発。大阪国の非常事態を宣言し、大阪国成人男子200万人が立ち上がり、大阪は麻痺する。
ただ、まことに非暴力で迫力に欠ける。
どうせ荒唐無稽なら、日本が存亡の危機に至るくらいに「ハチャメチャなストーリー」でもよかったのではないか!
と不満が残る作品でした。
追記
写真右側が買い置きの本。読み終えた本は左に置いておけば処分されていきます。
関係のない追記
昨日の疲れ(往復10時間の出張)が取れぬまま、眠れぬ夜となった。私だけで結論は出せないが「出来ることは何か?」を考えていた。明け方にメールを出したが、さてどうなるか…
今日は京都へ、暑いだろうな。和歌山は「起点として遠い」ことを、疲れが教えてくれる。
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セシウム牛 |
■110716(土) |
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LED神話 |
■110718(月) |
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7月1日から電力の大口需要家に対し電力制限令が37年ぶりに発動された。省エネが「正義」として語られる時代がやってきた。
節電と言えば、真っ先に言われるのがLED照明。ただ、私はLEDの省エネは「神話」だと思っている。LED照明の省エネ性に
・寿命が長い
・消費電力が少ない
・発熱が少ないので空調負荷が少ない
これが「売り」になっているが、ホンマやろか?
私が担当している、山口県でのプラント建設(写真:基礎工事中)。ここでも世の声に押されて「照明はLEDに変えるように」とトップダウン指示が来ているそうです。
ここでは、プラント建物をLED化した時のメリットを検討してみよう…
寿命が長いのは事実です。
設計で採用している高性能蛍光管より13倍の寿命を持ちます。しかし、それでもコストが合いません。
蛍光管とLEDを比べる場合、照明台数を1:1で比較しますが、当プラントでは3800ルーメンと言う高性能な蛍光管を採用している(一般的な蛍光管は2000ルーメン)。
そのため、LEDで同じ明るさを確保するには、台数比率を1:4にする必要があります。器具1台当りの値段比率は1:8で、これを明るさで置き換えると、LEDでは32倍のイニシャルコストが掛かることになります。
これを整理します
・寿命は13倍
・コストは32倍
これでは永遠に採算が取れません。
次に消費電力を検討します。
省エネ化に成功したのはLEDだけではなく、蛍光灯も劇的に消費電力を減らしているのです。そのため、LEDの1.5倍しか消費しません。これを整理してみます
・同じ明るさ確保には4倍の器具が要る
・その結果、同じ明るさを確保するには2倍の電力が必要
LEDにすれば電気代(エネルギー)は嵩むばかりです。
発熱量についても検討します。LEDは紫外線の発生が少ないのですが、赤外線は減りません。カタログを見ても「発熱がある」と注意しています。消費電力が倍になれば、発熱量も増える分けで、冷房負荷が減ることはありません。
LEDには大きな嘘があります。
器具が1:1なら消費電力(2次エネルギー)は減りますが、LEDを作るための1次エネルギーは比較の対象になっていません。もし、これも少ないのなら、製品コストが8倍もかかる筈がありません。将来的には、名実ともに省エネの時代が来ると思いますが、今はまだ「LED神話」が多いのです。美味しい話には注意しましょう!
110719追記
長男から「発熱」について間違いを指摘されたので訂正します。
発熱理由は赤外線ではなく(LEDは赤外線を出さない)「回路設計」にあるというものでした。LEDと従来型配線回路を兼用しているために、回路からの発熱を抑えられないというものです。将来、LED専用の回路が採用されるようになれば解消されるだろう。でも、まだ時間はかかりそうです。
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加齢臭 |
■110719(火) |
dogfight |
気をつけているのですが、加齢臭からは逃れられない。
先日、電車で隣に座る人が席を移動していった。きっと、加齢臭が酷かったのだろうと、想像できた。この出来事があってから、風呂に入るだけではなく、出勤前にシャワーを浴びて、少しでも体臭を落とすように生活を変えた。
老化は必ずやって来る。
冬でもないのに乾燥肌になり、頭皮が痒く、顔面に老化から来る湿疹が出る。そこで、日々のケアが必要なのだと感じるようになった。
化粧品を買うなんぞしたことがなかったのですが、
・ヘアトニック
・スキンケア
・オードトアレ
どれも微香性を選んだのですが、みんなに笑われそうです。
追記
昨日、打合せに向かう途中に末っ子からメールが入った。
打合せ後に食事をした。
孫は2ヶ月になり、こんなしっかりした顔になりました。
私によく似ているというのですが、ママにそっくりだと思います。
8月は「お食い初め」を迎える。
9月には東京へ引越すそうだ。寂しくなるなあ〜
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出来事から |
■110721(木) |
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町内の床屋 |
■110723(土) |
dogfight |
髪が少ないからと言って、散髪代が安いわけではない。
床屋へ行くのは2ヶ月に1度。それも2000円未満の安いところである。
少ないくせに、未練がましい髪が延びて「むさ苦しく」なった!
事務所の近所で床屋を探したが…
・数の多いことに驚いた
・格安の床屋はない
事務所のある付近は、空襲も受けずに「昔ながらの町」が残っている。
そのため、大阪ではめっきり見なくなった職業の店も、ここなら見つけることが出来る。ようは、エアポケットのような町である。
床屋が多いのも、昔ながらの「町内ごとの単位」が今も生きているからであろう。銭湯こそ無くなったが、昔は、町内で全ての生活が完結できた。その名残がこの町にはある。
久しぶりの「3500円の床屋」である。
ただ「値打ちはあるもんだ」と感心した。店は綺麗だし、タオルも豊富に使う。おまけに
散髪・髭剃り・洗髪、そのどれをとっても丁寧である。やはり気持ちがいいもんだ!
(写真:町内のスナックにて。ホンマにハゲやなあ)
関係のない追記
ついに和歌山にも「セシウム牛乳」が売られていたことが分かった。でも、とっくに腹の中に納まっている。農家は政府が考えるより「賢い」のだろう。問題が表面化する前に「売り抜けた」のかもしれない。
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ソフト離婚 |
■110724(日) |
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キチガイに刃物 |
■110725(月) |
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山小屋のこと |
■110727(水) |
dogfight |
山小屋の建設地へ行ってきました(110724)。
古い鉄骨も解体されて、25日から基礎工事です。
どうやら、大工さんはフライングで用意していたみたいで、なんと棟上げは8月4日の予定だそうな。
お山では、蜩(ひぐらし)が鳴いていた。
流石は標高が高いところだ!
ひぐらしは、まさに「しみいるような」鳴き声です。
陽が高くなれば、ピタリと泣き止む。
山小屋が出来て、泊まれるようになれば、暮れなずむ中で、心にしみる「ひぐらしの声」をきくことができるだろう。
生石山では多くのユリが楽しめる。
ササユリが終わり、ぼちぼちヤブカンゾウ(写真上)も枯れてきた。
今は、ウバユリが、盛りです。
これが終わるころはタカサゴユリが咲き出す。
こうして、春から秋までユリが楽しめます。
山での用事を済ませ「明恵上人の湯」へ向かった。
途中、釜飯の予約を入れておき、
美味しい「アマゴ釜飯」を食べて来ました。
何やら気忙しい日が続き、夫婦で温泉へ行くのは久しぶりでした。
山小屋が足場となれば、行く機会も増えてくるだろう…
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今週はすれ違い |
■110728(木) |
dogfight |
今週は、見事に家内と「すれ違い」になっている。
曜日 |
家内 |
私 |
月 |
地元の天神さん
(舞いの奉納) |
ー |
火 |
団七踊り保存会 |
ー |
水 |
ー |
山口出張 |
木 |
ー |
山口出張 |
金 |
団七踊り保存会 |
ー |
土 |
ー |
呑み会 |
日 |
ー |
地鎮祭 |
こんなことはめったにないのですが、今週は同じ食卓(夕食)を囲む機会もない。
今は、家内との夕食が一番楽しい私ですが、自営業を始めた30歳から25年間は、家で食事をすることも稀であった。思えば、バカな期間が長かったもんだ。
来週も、
・月曜日は京都
・火曜・水曜日は岐阜へ出張
と、家内とゆっくりできるのは8月4日の「山小屋の棟上げ」まで、お預けになりそうです。
棟上げの様子は、ハンディカムで撮影しようと思う。
追記
団七踊りは、今年は「伝統文化記録保存」のため、和歌山市からプロカメラマンが派遣されており、練習風景から、お盆の本番まで詳細に記録されるそうです。擦れ違いは寂しいですが、応援しています!
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植物は大活躍 |
■110729(金) |
dogfight |
阪和線の桜の名所「山中渓」駅。
春に、花見を楽しんだ桜は、今はしっかりと深緑になっている。それを見て、最近は甘いモノに飢えている私は「桜餅」を思い浮かべた。
植物は「食べる」だけではなく、様々に利用されている。
お菓子なら
・桜餅(桜葉の塩漬け)
・柏餅(カシワやサルトリイバラの葉)
寿司にも多く利用されている
・柿の葉寿司
・めはり寿司(高菜の漬物)
・笹寿司
これらは味付け香り付けだけではなく、保存と殺菌も兼ねている。
香辛料と殺菌を兼ねて活用されているものは、
・わさび
・生姜
・山椒
・紫蘇
ホウ葉は、飛騨の名物「ホウ葉味噌」のように、料理器具として利用される。
葉ランや竹皮は「器」として利用される。植物は身近で大活躍している!
追記
自然の中に身を置いて暮らす日々…
肌で感じられる分けではないが、そんな日がそこまで来ているような気がする。
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つぶやきから |
■110730(土) |
dogfight |
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一気読み |
■110731(日) |
dogfight |
久しぶりに「一気読み」をした。
上田秀人著「勘定吟味役異聞」全8巻(光文社文庫)
手始めに第1巻を読んで「これは面白い」と思った。翌日には、2〜8巻を購入し、8巻を5日で読み終えた。
時代背景は、第5代将軍徳川綱吉の死去から第8台将軍・徳川吉宗就任まで。家康直系の血筋が途絶えて以降の、将軍職を巡る暗闘を縦糸にしている。
主人公の勘定吟味役「水城聡四郎」が実在したかどうか?定かではないが、新井白石・間部詮房・柳沢吉保・紀伊国屋文左衛門など実在の人物が横糸となって、物語は展開していく。
まさに『事実と事実の間をフィクションで結ぶ』時代小説の面白さを駆使した作品である。読みながら、歴史上の事実の裏側は「案外こんなもの」と思わせる迫力に満ちています。是非お読みあれ! |
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