元dogfightのぼやき
2011年3月
エッセイ&コラム
俳優の高齢化美人メール時代の弊害の年金ネットカンニング野鳥にご馳走生きた化石の思考ISO呆れた話増え続ける病名民主党の国家観巨大地震恐怖恐怖(続き)復興への動き延びた通勤時間建築物と巨大地震寒い日の寒い話津波と建物想定外の裏側粗大ゴミ指揮系統BMIツイッター恐るべしヤマトが変だカラスミ騒動これでいいのか!有権者地震に備え思い出の地へ

俳優の高齢化
110301(火) dogfight
まあ、どうでもいいことなのですが…
ドラマと言えば「韓流ドラマ」花盛りです。
日本のTVは安直なバラエティー番組ばかりです。

こつこつと密度濃く作られたドラマなど、望むべくもない。それが理由かどうか?俳優さんの需要が減ったせいで、若い俳優さんが育っていない。特に「時代劇」が酷く、出演する俳優さんの高齢化が目立つ。

 ・NHKの大河ドラマなど、三姉妹の高齢化は目を覆いたくなる。「この役やったらもっと若い人だろうに」と思うが人材不足なのであろう。
 ・NHKの土曜時代劇、この主人公は舘ひろし。うむ〜「30代の役」はキツイよなあ〜
 ・水戸黄門の「悪役」も究極のマンネリです。設定が変わっても、役者がいつも一緒です。
関係のない追記
もう3月になりました。時間の速さに呆れる思いです!
今日は広島出張。3月は毎週、広島や山口へ行くことになるので、春の間に途中下車して「府中〜上下(広島県)」へ行ってみようとたくらんでいる。福塩線には、私の20代の思い出がいっぱい詰まっている。


美人
110302(水) dogfight
 美人は3日で飽きる
 ブスは3日で慣れる

と言いますが、これは「美人に縁のない」男の自分への慰めに過ぎない。
ただ、美人であれは「後はどうでもよい」と言う分けではない。
 ・価値観の共有
 ・それなりの教養と品
 ・健康と料理
その上で「美人」なら言うことはないだろうが、世間はそんなに甘くない。
TVでは、無造作に美人が登場するが、まあ、街を歩いても年に一度出会うかどうか?美人とはその程度である。第一、美人だらけでは気持ち悪いではないか!
先輩が、美人の定義について「嫁はんより綺麗やったら美人」と言った。名言であると思う。
ちなみに、私は嫁はんより美人になかなか出会えない。ヨイショ!!!
(ああ〜ネタがないなあ・・・)


メール時代の弊害
110303(木) dogfight
メールは万能ではない。なのに、メールだけで仕事を済まそうとする。

メールだけでの情報伝達には問題が多い。
 ・メールを相手が受信したことは確認できても「読んだ」保証はない
(情報の共有化と言うことで、関係者全員に流すが、当事者以外に「関係ない」ことも多く、逆に目を通さない事態が出る)
 ・「文章」で送るので、読む側が「異なる意味にとる」こともある
 ・出会っての打合せなら「重要度」も伝えられるのだが、それもうまく伝わらない

メールだけの打合せの危険性は多くの人が持っているのではないか。
しかし、技術屋の世界も細分化が進み、関係者は増えるばかり。全員が集まっての確認会議など、関係者のスケジュール調整がつかないため、つい「メールで済ます」ことが増えてしまう。

そんなことが多く重なって…
成果品を見て「ビックリ仰天」した。これでトラぶっている。
ノー天気な私も流石にストレスが溜まり、朝起きて「出勤しない」とストライキ宣言した。でも、そこはそれ「貧乏性」で、メールを明けてしまった。
結局、議事録の整理発送など、メールの往復だけで20通を超え、午前中が潰れてしまった。
「もうイヤ!」と、ネットのない温泉へ出かけた。それはこちらで見てください。
追記
大学入試にネットが不正利用された。インターネットの普及が「負の社会」を作り始めている。


主婦の年金
110304(金) dogfight
主婦の「年金かけ忘れ救済策」が問題になっている。

厚生年金や共済年金に加入しているサラリーマンの妻(専業主婦)は、夫の年金に包含されているため、個別に年金支払いの義務がない。
ところが、夫が厚生年金・共済年金から外れたり、離婚したりすると、妻は独自に年金に加入する必要がある。しかしそれを知らず、受給資格に満たない人が100万人もいるとかで、主婦の年金の救済が必要と言われていた。

ところが、課長通達と言うお手軽な方法で「2年分の保険料を払えばすべて払ったと同じ扱いをする」とした。こうなると、
 ・すべて払った人はバカを見る
 ・経済的苦境のため掛け金の減免を受けた人は年金を削減されたまま
つまり、後追いで2年分払った人だけが「得をする」と言う、きわめて不公平な制度です。こんな重要なことが、法改正でも大臣通達でもなく行われることが「相も変らぬ厚労省体質」を表している。
先日、年金保険庁から「遺族の方へ」と言う通知が届いた。
亡き妻の年金調査だという。何を今更と破り捨てた。

亡妻は4歳年上で、私より早く年金を受給した。ただ、受給開始数か月で死亡したため、打切りとなった。私が遺族年金(半額)を受取れば、自分の年金受給権利を放棄する必要があったからだ。

では、年金保険庁の記録に誤りはなかったか?
 ・結婚前のことは私は分からない
 ・結婚後、私のサラリーマン期間は厚生年金であった
問題はここにある。
私が年金を受け取るようになって、サラリーマン時代の厚生年金11年分が欠落していることが分かった。

当然、亡妻は受け取る権利がある「厚生年金分」は受給していなかったであろう。勿論、保険庁からの資料には、私が厚生年金に加入していた期間の記録はない。欠落したままなのであろう。
いまさら記録修正の労をかけても「打切り」が変わるわけではない。こうした修正メリットのない被害者はたくさんいるのだろう。馬鹿げた話である!


ネットカンニング
110305(土) dogfight
ヤフー「知恵袋」を使ったカンニング受験の犯人が分かり、その処罰の是非が問われている。
ツイッターでは〜厳正な処罰どころか、報道通りだとすれば、19歳の出来心で多分この子の人生終わりだと思いますよ〜と、犯人を特定したこと自体が「悪」のように意見も多い。

私は、この行為は許されないことだと思う。
彼は、これが発覚しなかったら、これからも「安直な道」を選んだであろう。一体、何時まで「甘える」つもりであったのか?
学生ならカンニングでも済ませたかもしれませんが、社会へ出れば「自ら切り開く」しか、前進の道はない。

もし、罪の意識もないまま行われたのなら、「いけないこと」と言う判断すらできない教育が続いてきたことも問題にすべきだろう!
追記
高校時代にカンニングペーパーを見せてもらったことがある。手のひらに隠せる小さな紙に、米粒以下の文字がびっしり書き込まれていた。
これだけ労力を費やせるなら「勉強した方が早いのでは」と思ったもんだ。当時のカンニングには遊び心があったのだろう。
(ネットカンニングからは「遊び心」は感じない)


野鳥にご馳走
110306(日) dogfight
春がやってきますね!
ただ、野鳥にとっては「今が一番厳しい季節」です。実りの秋の恵み(木の実)は底をつき、春の恵み(新芽や幼虫)はまだである。(写真は我家の庭のネコヤナギ)

恵みを求めてやってくる野鳥は大歓迎です。
そこで、野鳥が好む餌木を、広くはない庭にできるだけ植えるようにしている。

2月半ば、野鳥が好む紅紫檀の若木を6本購入し庭に植えました。若木ですが赤い実を付けており、野鳥の来訪を期待していたのですが、なんと!数時間後には「全て食べられて」おり、野鳥の来訪を知ることすらできませんでした。

2月の終わりに八朔狩りをして、庭に「八朔の輪切り」を置いているのですが、まことに野鳥の評判が良い。ヒヨドリやイソヒヨドリがやってくる。
咲き出した蝋梅の花も野鳥にはご馳走のようで、これも食べられてしまう。

昨年の猛暑で枯れてしまった夏椿。それに代えて「秋楡」を植えました。秋楡の実は「野鳥の大好物」で、他の木の実がなくなる1月頃には、これを求めて多くの野鳥が来るだろう。気の長い話だが、楽しみにしています。


生きた化石の思考
110307(月) dogfight
日曜日午前中は政治番組が多い。
今週は、入試のネットカンニングの評論も多かった。ネット社会に詳しい評論家は、
 ・入試形式が時代遅れ
 ・海外ではネットカンニングは大々的に行われている
と言うことで「騒ぐ方がおかしい」という論調であった。

私が驚いたのはこの続きである。
大学教育で「ネット検索で分かることを何故覚える必要があるのか?」と声を揃えた。更には、宿題から卒論まで「有料で代行してくれるネットサービス」を紹介していた。こうなると、
 ・ネットカンニングで入学
 ・授業は「代返」に依頼
 ・卒論を含む提出物は代行で
ようは、大学など行かなくたって「卒業」できる。こんな時代がもう来ていることになる。
日本が永遠に平和で、今の環境が続くならあり得るだろうが、何らかで電気が止まれば「電池の切れたオモチャ」と同じではないかと感じた。そこには「知識の蓄積のない人間ばかり」で、サバイバリティーなどかけらもない。
安全保障とは「人の力だけで生き残れる」最小限の知識を持つことではないのと、生きた化石の私は思ってしまう。


ISO
110308(火) dogfight
公共事業は受注していないので分からないのですが、民間での仕事の仕方が変わってきた。

住宅は個人の発注ですが、それ以外は「企業発注」です。
その多くの企業はISOに加入していることで、設計業務も大きな変化を強いられている。
ISOでは、記録を大切にするようで、電話で打ち合わせたことでも、後程メールで発信して「記録を残す」ようになった。
私自身はISOに加入してはいないが、相手に合わす職業上、この数年で作る「記録」はウンザリするほど増大している。

情報化社会と言えども対応力にバラツキは多い。
情報の共有化も変化の一つで、メールは関係者へ「一斉送信」が多い。協力事務所から「何故これを私に送るのか?」と言った抗議も届く。情報量が増えることで、「見ていない情報」「忘れてしまった情報」も増える。これが設計者間の祖語をきたす理由になっている。

私は、否応なく染まるしかないが、クライアントに直結していない協力事務所から「ついていけない」と言う声が聞こえてくる。世間の動きが見えていない分けではないだろうが、60代(仕事仲間は皆この歳)にはシンドイのだろう。嫌な時代になったもんだ!
追記
メール社会を非難しながら「忙しいからメールで送って」と言う。本当は、デジタルとアナログの組合せが必要なのだと思う。
追記2
昨日は山口まで日帰り出張。往復10時間、現地滞在3時間。やっぱ、疲れるなあ


呆れた話
110309(水) dogfight
巨大マスコミの100%出資子会社がアイディアコンペを行った。
違反建築を無届で建設するアイディアを募るものである。

昨年末、巨大マスコミ系子会社から私にオファーがあった。
ただし、クライアントの希望は建築基準法で不可とされている内容のため、違反行為であることを報告して私は断った。

その後、別の建築士の指導の下、冒頭の仕儀となったそうです。
マスコミにとって、コンプライアンスとは他人に強要するものらしい。
今更私には関係ないが、正義を気取る巨大マスコミ系も、一皮むけば「この程度か」と呆れた。いい気なもんだ!


増え続ける病名
110310(木) dogfight
私の子供のころは「アトピー」などと言う病名はなかった。
医学の進歩とともに〜病名は増え続けるばかり〜これが私の印象です。
特に、精神科の病名が一番増えているように感じるが、如何であろうか?

パーソナル症候群と言う病気があるそうだが、私には「我侭」との違いが分からない。
私の子供のころなら「怠慢だ!」と、叱られたようなことが、社会的弱者という理由で「精神科の病気」となってきた。
ニートも精神疾患という説が強い。私にも、ニートの二男がいるが、確信的サボタージュで、とても精神疾患とは思えない。

どうも私には、弱者の気持ちが理解できていない。今日の日記は多くの顰蹙を買いそうだ…


民主党の国家観
110311(金) dogfight
民主党・土肥議員の「竹島」に関する行動について、管総理は確かめることすらしていないという。
鳩山前総理も「日本は日本人だけのものではない」そうで、子ども手当は外国に住む子供まで配った。

一体、民主党はこの日本をどうしたいというのだろうか?
もし「日本が大嫌い」というのなら出ていけばよい。私は決して止はしない!

アメリカ国務省日本部長メア氏が更迭された。
「沖縄はゆすりの名人」発言を受けての処置であった。個人的には「そんなに間違っていない」と思うが、メア氏の発言の裏には、民主党政権への苛立ちがあるだろう。
関係のない追記
今日は、高校時代の同級生の見舞いへ行く。末期ガンの告知を受け、随分気落ちしているようだ。私も覚悟しているが、その場に臨んで毅然と出来る自信はない。


巨大地震
110312(土) dogfight
NZ地震は対岸の火事ではないと思っていたら、宮城沖で巨大地震(太平洋東北沖地震)が起きた。

一夜が明けて、被害が少しずつ見えてきた。
マスコミは、この巨大災害を「リアルに茶の間へ届けた」。映像から伝わるものは恐怖です!

我が国観測史上最大の巨大地震で、震源地は宮城県沖から千葉県沖までの500kmに及ぶ。ここでは地震が連鎖しており、数分おきに震度3〜5程度が続く。
最大の地震は
 ・M8.8
 ・震度7
 ・津波高さ10m以上(計器の故障で正確には測定できない)
津波は防波堤を軽々と越え、逃げる車を呑みこみ、集落を丸ごと破壊していく。消えた町や村は一体どれだけあるのだろう。行方不明の列車は4つもあり、どこでどのように呑みこまれたのだろう。
津波の海水が溜まったままの地域も多く、これは「広域な地盤沈下」を示しているのではないか。残念ながら「海底都市」になる可能性は高い。

気仙沼市は丸ごと焼けた。見渡す限りの「火の海」であった。また、千葉や仙台ではコンビナートに火が入った。消火するすべもない猛威。

福島原発にも被害が起きた。地震による「故障警報」は正常に出たし、対策チームも即応態勢に入ったが、老朽化した原発には「想定以上の地震」であったようで、徐々に危機が広がっている。「人体に影響はない」としているが、バイタルから放射能漏れが起きているようだ。

ライフラインも深刻な影響を受けている。
広範囲な停電が続いている。電気の復旧は早いのが普通だが、今回は原発に被害出ており、復旧は容易ではないだろう。

被害の確定は半年ほど先のことであろう。
想像もつかない被害であることは間違いない。人的被害だけでも数万人に及ぶのではなかろうか?
太平洋東北沖地震とリンクするかのように、甲信越でも地震が活性化している。太平洋側も神奈川沖まで震源が広がってきた。
私の住む和歌山でも「東南海沖地震」がいつ起きてもおかしくない。ハザードマップによれば、我が家は
 ・液状化する
 ・津波予測は2m
液状化に備え、地盤改良は行っていますが有効性は「起きてみなけりゃ分からない」と言うのが現状だろう。

地震に持ちこたえたら、津波に備え「2階へ避難」するよう家族に話した(太平洋東北沖地震程の津波なら諦め)。乾燥食品は2階にストックする必要がある。

ただ、私は現役で働いており、何処で地震にあうかわからない。
最悪は地下鉄での被災です。この時は覚悟が必要かも知れない。地震発生後2時間で大阪に津波が到達する。それまでに水門を閉められれば良いが、訓練でも成功していないのに、本番だけ成功するとは思わない。

押寄せる津波は川を遡上し、大阪の中心部は水没すると予測されている。地下鉄・地下街は全滅であろう。もし、第1撃を生き残れば「高み」を探すことになる。
いずれにしろ、大阪で被災すれば「暫くは家族と通信途絶」は間違いない。歩いて、和歌山ヘ向かうことになる。
さて?私のサバイバル能力はどれだけあるのだろう…



恐怖
110312(日) dogfight
太平洋東北沖地震の報道が二日間続いている。
流石に気分がめいってきた。家内が「何処かドリフターズでもやってないやろか」と言ったが、全く同感である。とはいえ、目の前にある恐怖から逃れることはできない。
映像時代では、これでもかと「恐怖の映像」が流れる。そんな映像から感じたことを綴ってみたい。
■津波と建築
多くの潮位計が破壊され、津波の正確な高さが分からないそうである。ただ、破壊から逆算されるパワーから「津波は20m」という推計も成り立つそうである。

耐震設計と言っても「津波の衝撃」までは考慮していない。壊滅した陸前高田市の映像から、生き残った建物が「鉄筋コンクリート造」しかないことが分かる。
 ・強度的には同じはずの鉄骨造も、津波にはもろかった
 ・木造では津波に無力である
この地震を受けて建築基準法が改正されることは間違いない。その中で、今まで構造基準になかった「津波への抗靱性」が盛り込まれるだろう。具体的には
 ・津波で浮き上がることを防止する質量の確保
 ・アンカーボルトの強度変更
 ・外壁材の耐衝撃性
 ・海からの距離や標高による強度基準の強化
こんなことが見直されると思う。

景色のよい「海辺の家」がとても危険なことが分かった。少なくとも、津波の危険性がある場合は、鉄筋コンクリート造3階建て以上が「生き残り」の条件だろう。

■メルトダウン
福島第1原発が、どうやらメルトダウンを起こしたらしい。メルトダウンが事実なら世界で3例目である。避難距離は政府発表の20kmではとても済みそうもない。これぞ恐怖である。

私は、原発を「必要悪」と認め、日本の技術を信じてきた。残念ながらそれは裏切られたようだ。
何も原発に限ったことではない。絶対故障しない設備など作りようはない。問題になるとしたら、故障警報が出ずに「対策が後手に回る」ことである。その意味では、原発は「正常」に機能した。

予め設定されていた安全プログラムに沿って推移するはずであった。
原発は自動停止したが、炉心を冷却する必要がある。そのための安全装置が、予備電力を含めて破壊されてしまい、幾重にも張り巡らせたはずの「安全」が機能しなかった。
阪神淡路大震災では、地震を制御する筈の制震装置が第一撃で破壊され機能しなかった。
メルトダウンでは、この笑えない悲劇が繰り返されたことになる。安全装置は「守るべき対象よりより強固」の原則がなかったのだろう。

アメリカは、緊急炉心冷却材を日本へ送ったことを発表しているが、使われたのであろうか?政府はそれを公表していない。一説によれば「受取拒否説」もある。事実ならば許せない行為である。
まだ、ライフラインや自衛隊について触れたいのだが、あまりに長くなるので次回にします。


恐怖(続き)
110314(月) dogfight
昨日の続きである。追記を含め書いてみたい。
■津波と建築
映像から感じたことを追記する。
建築基準法で定める「耐震基準」には津波を想定していない。阪神淡路大震災では「直下型地震」を体験し、縦揺れに対する強度基準が大きく変わった。

揺れに対する強度だけでは、津波に対応できないことが「映像」で突きつけられた。早急に『津波地域』を設定し、津波に対しる耐衝撃設計を義務付ける必要があるだろう。
 ・木造では2mの津波で倒壊するという説を聞いた
 ・鉄骨造のALC板は見事に脱落していた
(風に関しては、海からの距離で設計強度が定められている)

もう1点、映像で気付いたことがある。ひたひたと押し寄せる津波が、田園地帯を背骨のように走る道路で堰きとめられた映像です。津波が考えられる地域では「陸の防波堤」ともいえる道路計画が必要だと思う。

つらい体験ですが、この教訓を生かしたいものです。

■計画停電
海水注入(廃炉覚悟)で、福島第1原発1号機は小康を得ているようですが、3号機のメルトダウン(炉心溶融)は予断を許さぬようだ。
福島原発10基が停止しおり、東京電力は「計画停電」を発表した。国民生活に混乱を起こすだろうが、一方で「原発に支えられた文明」を認識する機会にもなった。

建築同様、この苦い体験を有効に生かしてほしい。このような事故があっても、原発は「文明を支える必要悪」だから。ただ、もう「新規建設」はないだろうな。

■ハザードマップ
自治体ごとにハザードマップを整備をしている。これには
 ・洪水範囲(津波を含む) 
 ・液状化地域
 ・断層の有無
などが記入されており「我が家」の置かれている、大まかな状況が分かる。我々も折角ある資料だから、頭に入れておきたいものです。
なお、ハザードマップに、予想される「津波の到着時間」が記入されておれば更に良い。

■自衛隊
自衛隊を、暴力装置と吐き捨てる政治家もいるが、心強い存在です。
災害救助の自衛隊派遣が10万人へ増強されるそうです。
自衛隊の総数は24万人(充足率は達成されていない)、うち陸上自衛隊は15万人。国防に欠かせない人員や後方支援要員を考えると、管総理の号令は分かるが「実行できるのだろうか?」と思う。現に、防衛省では混乱をきたしていると聞く。

■ライフライン
一時は450万戸の停電が起きたが、半数は翌日に回復している。今回の地震でも、電気の立ち上がりの速さが目立つ。
水道やガスの復旧は相当先になるだろう。今回の地震で、ガス復旧の指揮を大阪ガスがとっていると聞いて、前途多難を感じる。電力会社に比べ、ガス会社の規模の小さいことが、災害では機動力に欠ける理由になっている。
今後、警察・消防・医療・建築関係者が続々と派遣されていくだろう。
私でもお役にたてることがあれば参加したいと思っている。


復興への動き
110315(火) dogfight
東日本を襲った巨大地震、命名が乱れている。
 ・太平洋東北沖地震
 ・東北関東大震災
 ・東日本大地震
どれかに統一して欲しい。
■指標
地震の規模が、当初のM8.8からM9.0に変更され、観測史110年で、世界第4位の巨大地震となった。この地震で、日本列島全体は2.4m余ずれて、地球の自転速度が変化した。それほどの規模であった。

■自衛隊
災害救済のため、自衛隊は「予備役招集」を始めるようだ。実行されれば、自衛隊発足以来のことになる。

■義捐金
麻生元総理は私財1億円を寄付した。
岩手出身の小沢氏は何処へ行ったのだろう?こんな時だけに「不正取得の資金」を寄付して免罪をこうのは如何であろうか。
政府は台湾からの義捐金を断ったという。これも意味不明だ!

■必要なもの
被災者にとって必要なものが報道されるようになった。避難所から「家族の安否情報が欲しい」と言う悲痛な声に、私は涙した。
水や簡単に食べられる食品、紙おむつ等が、今すぐにも必要になっている。しかし私にできることは寄付くらいしかない、家族で話し合い応分の寄付をすることにしました。

■秩序
このような事態でも、暴動も略奪も起きない秩序に、世界が驚嘆している。
仕事関連で、復興需要に伴う「建設物価」について予測を話し合った。我が国では、人の弱みに付け込んで「買占めに走る」ような民族性はない。阪神淡路大震災でも、建設物価の異常な高騰はなかった。

■関西広域連合
橋下大阪府知事の提唱で結成した「関西広域連合」が動き出した。参加府県で救援先を割り振った。重複で起きる無駄を省く動きである。ただ、連合非加入の奈良県はここでも参加がなかった。
福島第1原発が心配である。1号機、3号機に続き、2号機が最悪の事態にひんしている。今は祈るばかりである。


延びた通勤時間
110316(水) dogfight
私の通勤時間は「近畿では長い方」だと思う。
自宅⇒貴志川線神前駅(7分)貴志川線和歌山駅(乗り換え)JR和歌山駅(70分)JR環状線天王寺駅(乗り換え)JR阪和線美章園駅下車⇒事務所へ
乗継が上手く行っても片道1時間50分かかります。

JRのダイヤ改正があり、快速が増えた。おかげで、通勤時間がさらに伸びた。
  なんのこっちゃ?!
快速電車は「関空・紀州路快速」という、2足のわらじ快速です。
環状線京橋駅を起点に、大阪駅・天王寺駅を経由して阪和線へ入り、日根野駅まで一緒に走ります。日根野で切離し、前4両が関空へ。後ろ4両が和歌山へ向かいます。この切離し時間が6分。緩くないロスです。

和歌山から大阪への通勤客は延びる一方です。始発の和歌山駅ですら、通勤時は立つことがあります。2足のわらじ快速ではなく、和歌山〜天王寺間直通快速の増発が望みなのですが、ダイヤ改正でやったことは
 ・関空・紀州路快速の増発
 ・和歌山〜日根野間の各停減少
 ・和歌山〜日根野間は、快速と言う名の「各停」に変わった

つまり、本来快速区間であったものが、鈍行に変わったわけです。そのため、通勤時間が10分伸びた!堪らんなあ〜
昨日は大阪市内で打合せ。環状線京橋駅で関空・紀州路快速に乗ったのが17:52発。和歌山着が19:41(延着なし)
ところが、快速の時間が伸びたので、30分に1本の貴志川線と乗継が出来ず、ここで30分待ち。我が家へ着いたのは20:30でした。
帰りの通勤時間は実に2時間40分。遠いよなあ〜


建築物と巨大地震
110317(木) dogfight
東日本を襲った巨大地震。時期尚早と思いながらも、建築物への影響について触れてみたい。

地震の規模は桁外れに大きかったが、もし、津波がなければ案外被害の少ない地震であったのではないかと思う。
繰り返し「津波に押し流される住宅」が放映される。ところが、津波に襲われる前の住宅から「損傷」は伺えない。

この度の地震が「長周波」であったことが分かっている。
研究から、長周期の揺れで影響を受けやすい建物は
 ・超高層建築物
 ・巨大建築物(巨大スーパーなど)
このように言われている。

震源と大きく離れた大阪で、超高層オフィスの内装にひび割れや脱落と言う被害が出ている。
事務所は中層建物であるが「眩暈かな?」と思うような、緩やかな揺れであった。
和歌山の自宅では、木造であるため誰も感じなかったという。木造住宅が最も影響を受けるメートル波は今回なかったので、津波さえなければ壊れることはなかったと思える理由です。

東北地方に、超高層建築物や巨大建築物が少なかったため、こちらも津波がなければ被害は目立たなかった筈と考えられる。
構造基準で想定している巨大地震はM8クラスで、M9は「想定外」と言う。それでも、地震で倒壊はなかったわけで、耐震基準は「問題なかった」という構造の専門家の意見を聞きました。
では「福島原発はどうだ!」と言われそうである。
福島原発1号機の着工は1967年9月である。それに対し、土木・建築に関する「新耐震基準」が作られたのが1981年です。新耐震でも、制定当初と今では大きく強化されている。
1967当時の一般建築物の強度基準は、現行基準の2〜3割程度です。原発がどのような強度基準で作られたのか分からないのですが「今とは違う」だろう。

原発の寿命は30年を目途としているそうだが、重要の伸びに応じるために閉鎖できなかったツケがここで大きく回ってきたと言える。これは国民全体の責任であろう。

さらに「安全」に関する概念が今とまるで違うことも指摘できる。
原発の万一に備えたセーフティー機能が、原発と一緒に壊れていることである。それも、セーフティー機能が原発本体より海側に配置されており、津波に直撃破壊されている。
想定外の津波だという言い分は分かるが、セーフティー機能を「より安全側へ」と言う根本思想から言えば、やはりお粗末としか言いようがない。

原発被害を最小に抑えるために、命を懸けて格闘する皆様を非難しているわけではない。建設当時の思想の欠如を指摘している。
全国各地にある原発の、早期の再検証を望みたい。


寒い日の寒い話
110318(金) dogfight
17日のこと、3月も半ばと言うのに雪が降っている。
朝起きて、PCを起ち上げながら、寒い中へ出勤する気が無くなった。今日は家で仕事をしようと決めて、7時半から、頼まれていた計画案の続きを始めた。結果的にこれが正解?となった。
昼前に連絡があり「夕方までに計画案が欲しい」という。
計画地の敷地データ(推計できる程度)が届いたのが前日で、それを今日欲しいという。私はスーパーマンではない。物には限度があり、これは無茶苦茶である。

注文主は、計画案作りを「簡単なこと」と考えているようだ。
計画案とは事業を左右する重要な作業だと思っている。地域環境を頭に描きながら構想を練り、関係法規をクリアして、1枚のシートに注ぎ込む。つまり、様々な要素を盛り込んだエスキスである。

複合用途の計画では、関連法規の裏付けを取るだけでも時間がいる、それを「翌日夕刻に」という。もし、、私の仕事を正当に評価してくれるなら、こんな無理難題はない。今後もこのようなことが続くなら、長いお付き合いをする自信はない。
私も「口を開けて仕事を待っている」ほど暇ではない。片道2時間の通勤時間が今日は不要であったため、何とか対応できたが、普通に出勤していたらとても無理であった。

結局「裏付けの確認はできていない」というコメントを付けて計画案を送った。
ただ、この手のことは「独り歩き」で苦汁を呑むことが多い。いつのまにかコメントが無視されて「計画案が間違っていた」と言われることが多い。
私は、正確な成果を提供していきたいと心掛けている。寒い日の「寒い話」にならなければよいがと、危惧している。


津波と建物
110319(土) dogfight
3月18日の産経新聞に「津波高さ50m」と言う記事が載った。これは、災害から逆算された「津波の到達高さ」の予測です。
ただ、津波は高さ10mの堤防を軽々と超えており「20m近い津波」であったことは間違いないようだ。

リアス式海岸へ押し寄せた津波は「水鉄砲」の原理で、狭隘部になるほど圧力を高め、遡上していったと考えられる。
標高50mまで津波に覆い尽くされたわけではなく、川沿いや谷あいに注入するように津波が押し寄せたであろう。

我が国の民家の9割は、沿岸部や川沿い、谷あいに作られており、津波に弱い基本的な問題を持っている。更に言えば、生活に便利な地形は「津波に襲われやすい」地形でもある。
津波に強い建物を考えてみる
 ・立地を選ぶ:海岸沿いや隘路を避け、高台を選ぶ
  ⇒どうしても海岸沿いなら3階までは水没を覚悟する
 ・高台でも1階はピロティーにして水に洗われても良いようにしておく
   (ただし、直下型地震にはピロティーは弱い)
 ・構造は鉄筋コンクリート造が望ましい
 ・安全を担保する設備は「より高台に分散設置」する
ここに記入したことは、津波対策だけである。高台に作れば「山崩れ」の安全性もいる。
与えられた立地でベスト尽くすしかないが、それでも「想定外」はある。結局は、何もかも「安全」とはいかないと言うことを知っておくべきであろう。


想定外の裏側
110320(日) dogfight
「110317建築物と巨大地震」の続きです。
建築確認申請は、全ての建物に必要なわけではない。厳密に言えば、「旧建設省管轄」の建物だけで、例えば、駅舎は旧運輸省管轄なので対象外である。公立学校も文科省管轄のため「計画通知」である。

原発に関しての許認可は「安全院」がおこなっている(このことを含め、安全院なるものがあることを初めて知った)。こうなると、原発が確認申請の対象であったかどうか?
施設の設計は「専門家(地震学者・気象学者等)」の災害予測に従って行うそうです。ちなみに、福島原発の災害予測では「震度6・津波高さ3m」であったらしい(報道情報だけで確認できない)。
これでは、民間建築物以下と言われても仕方がない。津波が想定内であれば、民間建築物は案外被害が少なかったのに、原発だけが酷いことになっている。

専門家の災害予測以上であれば「想定外」と言うことで、誰も責任を取る必要はない。悪いのは「東京電力だけ」と言うことになる。
   巡視艇まつしまに津波が到達した際の映像
では、本当に想定外か?江戸時代の被害記録から、今回と同程度の津波があったという。どうやら歴史的記録には目をつぶり、専門家の信託に頼っている。

では「頓珍漢な専門家」に、何故頼るのか?
「震度7+津波10m」これに安全係数を加味して設計基準を作れば、膨大な建設費になるからである。そのため、低い災害予測をしてくれる学者を探すことになる。
ここにある思想は「国民の安全」ではなく利権優先でしかない。
「千年に1度の災害」にどう対処するか?
私はダブルスタンダードであるべきだと考える。
建築基準法の構造設計指針では、震度6+以上なら「避難時間を確保」するとしており、無傷を原則としてはいない。
つまり、国民の生命と安全を優先し、財産(建物資産)は二の次にして、民間に膨大な費用負担を強いることを避けている。

しかし、国民の生命や安全を担保する施設(原発や病院、治安維持施設)には、震度7でも「びくともしない強度」を求めるべきであろう。
関係のない追記
管総理は自民党谷垣総裁に「入閣要請」をした。
それはおかしいだろう。入閣は大連立を意味する、政策協議もなしにそれはない。管総理には「国民の不幸」とテコに、失地回復が見え見えである。入閣と言わず、震災復興に限っての政策協定であるべきであろう。
関係のない追記の追記
管総理の要請電話より早く「読売」が報道した。想像できることは「ナベツネの暗躍」である。ナイターの強行といい、この人は自分を『神』と思っているのだろうか?


粗大ゴミ
110321(月) dogfight
折角の連休を私は粗大ゴミで過ごした。
和歌山へ住みだして、このように時間を過ごしたのは初めてだと思う。
  ちょっとそこまでをご覧ください。
関係のない追記
民主党とは不思議な政党である。子ども手当・高速道路無料化・農業所得補償・高校無償化の予算を「復興資金」へいう野党の主張はもっともだし、予算的にも無理があることは政権は承知であろう。いまなら大義名分を持って変更できる。
それを、小沢派(小沢は生きているのか?屁のような政治家だね!)は反対している。何万人と言う日本人が生きるか死ぬかの時に、まだ党内争いをしている。

管政権も褒められたものではない。米軍の支援をことごとく台無しにしている。
 ・地震直後の緊急冷却材提供の受取拒否
 ・米無人偵察機からの写真情報の無視
 ・沖合に待機する米軍専門家集団の非活用
何故、我が国に未曾有の厄災が襲うときに「暴力装置」という思想を持つ輩が政権を取っているのか。
これは米軍のツイッターである。素直に受け入れ、心から感謝したいものである。


指揮系統
110322(火) dogfight
未曾有の災害から11日が過ぎた。
国民のモラルは高く、秩序正しく復興に立ち上がっている。最も混乱しているのは、政府を頂点とする指揮系統としか思えない。こんな時くらい、独断専行と言われようとも「国民にとって何が必要か」と言う観点から動けないものだろうか?

下記は、民間企業の申し出を無視する政府を態度を報道したものです。
三重県の中央建設が保有するドイツ・プツマイスター社製のポンプ車「M52 Multi‐Z」。 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故封鎖の際にも使用された重機と同型で、トレーラータイプは、
 ・折りたたみ式の車載アームは最長52メートルにもなる。
 (国内にあるポンプ車最長で、国内3台中2台を同社が保有)
 ・毎時約150トンの水を投入可能
 ・機械から約100メートル離れた場所から遠隔操作できる
 ・通常でも7〜10時間の連続運転可能
17日に、東京電力へ提供を申し入れたが、すげなく“門前払い”された。やむなく同日夜、地元選出の国会議員を通じ、政府に提供を申し入れた。だが、政府からもいまだ返答はなく、せっかくの善意と“即戦力”が宙に浮いた形になっている。
米軍提供のポンプ車も使わずに放置している。政府の行動基準は一体なんであろう。

半面、素晴らしい立ち上がりを見せたのが「関西広域連合」である。
逸早く、復興担当地域を連合加入県に割り振り、援助の重複を避けている。避難住民の万単位の出の受け入れも発表している。

震災復興の総括が何時かなされるだろう。その時、広域連合の有効性が評価されて欲しいものだ。


BMI
110323(水) dogfight
BMIとは、世界共通の肥満度の指標で「Body Mass Index」の略です。身長と体重から
  BMI=体重(kg)/(身長(m)x身長(m))
このように計算されます。
人種年齢男女の区別なく、平均値22.5だそうです。

我が国では、標準22と定め、BMI25以上が「肥満」に入ります。
ところが、欧米では30以上が肥満で、日本は非常識と非難されている。何故そうなるのか?どうやら、医療薬品業界の都合だと知るとゲンナリする。

我が国ではBMI30以上の比率は4%程度。これでは、商売にならないから、最も数の多い「25〜30」を肥満に認定し、医療行為の対象に加え「薬を処方する」ことになる。
メタボ基準を作ったO阪大学医学部教授は、製薬会社から6年間で9億5千万円の寄付を得ている。こうなると、メタボや肥満って「ホンマかいな」になる。

私のBMIは27で、我が国の基準では立派に「肥満」である。
ところが、BMI5ポイントごとの生存率の統計では、25〜30が最も長命と言うから呆れてしまう。逆に、痩せすぎが「短命」と出ており、医療薬品業界の常識と、寿命の長さは違うらしい。
コテステロールも「悪役」だが、これの通説もかなり怪しい。
脳には必須の物質だし、究極のサバイバル(今回の震災など)を迫られた場合、肥満の方が痩せより生き残る可能性が高い。…とうそぶいて、私は今夜も酒を呑む!


ツイッター恐るべし
110324(木) dogfight
もう桜が咲く季節だというのに、とてもそんな気分になれませんね!
ツイッターの類が、中東で政権を倒したと聞いたときは、いささか「マユツバ」ではないかと思ってものだが、東北関東大震災でのツイッター情報を目の当たりすると「恐るべし」と、肌で感じる。

海江田大臣は、東京消防庁職員を恫喝し、石原都知事の抗議でなりを潜めた。
計画停電は長期化しそうだ。福島第1原発6基の廃炉で「原発が文明を支えていた」事実を無視できない。
海江田大臣から電力消費抑制の指示を受けた業種は600を超えるが、パチンコ業界は除外されている。
日本のパチンコ店の年間電力消費は平成21年度で81億kWh余り。一般家庭の年間消費電力は5500kWhなので比較すると147万世帯分にも上る電力の浪費が。命に関わる電気が切られる一方この浪費は聖域で手つかず。
このようなツイートがのった。流石は「外国から献金を受る政党だ」と思ってしまう。

一方、産業界の苦境を尻目に「東京ドームのナイター強行」を目論むナベツネ様。この人は自分を「神」だと思っているのだろう。
復興担当の蓮舫大臣も、視察ファッションショーで批判を受けたのが唯一の成果。
その他、米軍支援の不活用・高性能放水機の無視など、ツイッターで血祭りにされて知られたことも多い。


ヤマトが変だ
110225(金) dogfight
ヤマトが変である。
 ・もう4日連連続、私たちのベッドでウンチした
 ・異常な甘え方
 ・爪を立てるようになった

原因は、孫の成海と思われる。
成海は毎日やってくる。ヤマトが大好きで「遊びたい」のです。ただ、猫との接し方が分からず、さわるつもりが「叩く」になっている。
 ヤマトは逃げる。
 家内にしがみついて爪を立てる。
家内が孫を可愛がるのも「取られる」と見えるのかもしれない。

夜は、私たちのベッドの周りで寝るヤマト。
明け方に蒲団に潜りこんでくるのが普段なのですが、この頃は、私たちがベッドに入ると同時に入ってくる。朝まで、べったり、家内に抱かれて眠る。まるで、私たちの愛情が失われていないのを確かめるように。

人の言葉が話せないヤマト。
ウンチをして困らせるのが、せめての意思表示なのだろう。怒らずに、抱きしめてやることにしている。
関係のない追記
写真は、サブウエイのサンドイッチ。パンからドレッシングまで選択でき、私の好きなサンドです。
ポテトフライとアイスコーヒーを含め750円。ランチとしては高いかな…


カラスミ騒動
110326(土) dogfight
もう、10日前のことであるが…
台湾土産のカラスミをいただいた。珍味である。
薄くスライスし、ホンの僅かを「つまみ食い」をした数分後に顔が腫れあがった。更には、蕁麻疹も出たようで全身が「カイ〜イノ」状態となった。

ネットで調べたらヒスタミンでこうなる「アレル―症状」だそうな。
改めて、自分が「過敏体質」であることを思い出した。急いで薬局へ行き「アレルギー錠」を購入し、服用した。ネット情報にあるように、約30分でこの症状はおさまり、ホッとした。

カラスミのつまみ食いは、私の他に家内とヤマト(黒猫)がしたが、両者には影響がなかった。
ちなみに、私は過去にもカラスミは食べているが、このような症状にはなっていない。ネットでは、わざわざ「台湾のカラスミ」とあり、日本と製法が異なるのであろうか?
送っていただいたOさんには申し訳ありませんが、カラスミは処分させていただきました。悪しからず…
追記
土産のカラスミには「食べ方」は書いてあったが、アレルギーを起こすかもしれないという注意書きはなかった。この辺りが日本と違うと思った。


これでいいのか!有権者
110327(日) dogfight
東北関東大震災被災地以外で、まもなく統一地方選が始まる。
下記は、ツイッターに載っていたものです。
選挙前に「誰がやっても同じ」「自民党にお灸を」と言ってた有権者。
 同じでしたか? 
 お灸で日本の血の巡りはどうですか? 
 あなたの血流をよくしてくれましたか? 
あなたの一票が作る日本の現在と未来に責任を持て。言い訳しても現実ほど厳しいものはない。騙されたと逃げるな。
本当に「選んで」欲しいものです!

次は、放射性物質飛散シミュレーションです。
政府も東電も秘密主義。原子力安全保安院は無能。これでいいのか!

福島第1原発から、半径20〜30km範囲の自治体が、独自で「自治体ごとの避難」を始めた。後追いで、政府は「自力避難」を呼びかけた。
  こんな「アホな話し」はあるか!
  それやったら「政府はいらん」やん。

一度やらせてみたら…そんな政府が、思いっきり「無能さ」を振りまいている。もう、奥州国を作って独立した方が、国民も国連も援助がし易いのではないのか。
  これでいいのか!有権者
  もっと怒れよ!!!!



地震に備え
110329(火) dogfight
いささか泥縄であるが「サバイバルグッズ」を備えた。

家では、2階に
 ・ペットボトルの水と乾燥食品
 ・電池式ラジオとホイッスル
 ・各種袋
 ・ローソクとライター
などである。寝室は全て2階にあるので、衣類も2階にある。また休む時は、ノートPCや携帯電話を寝室に持っていくことにした。

事務所でも同様の準備をした。
事務所は大阪市内で高台に当たり津波の心配はない。ただ、2階に事務所があるので避難はロープになるかもしれない。
さて「その時」どうなるかは、まさに運次第であろう…
追記
今度の大震災では「想定外」が多すぎる。どうも、ハザードマップは「過小評価」の気がしてならない。

東南海沖地震が起きたら、2階へ籠城ではなく、ドングリ山(写真:標高100m)目指して逃げるべきかと悩む。時間はどれだけあるか?爺様をどうして運ぶ…
解決すべきことがまだまだ多い。


思い出の地へ
110330(水) dogfight
今は、広島県府中市になっているが、かつて甲奴郡上下町と呼ばれた地に公立病院があった(今は府中市立になっている)。
 上下公立湯が丘病院
設立当初こそ違うが、病院の拡張期(第1期〜3期)は、私の20代の思い出と繋がる。
当時、1日2往復しかない福塩線で7年間通った。少しでも打合せが長引けば帰れないため、途中の府中で下車して泊まったのが、江戸時代から続く旅籠「恋しき」であった。今は、公園の一角に保存されているそうである。
今日、出張の仕事を終えた後、この地を訪れる。37年ぶりである。
追記
家内を連れて、出張を兼ねた1泊旅行です。大家族とは良いものだ!爺様の介護は家族に頼んで行ってきます。























inserted by FC2 system