元dogfightのぼやき
2011年1月
エッセイ&コラム
明けましておめでとうございます爺様の正月ウィキリークス技術で対抗大手術仕事始めモッコリ古いデータ行動起こすべし雪の和泉葛城山商売繁盛たのんまっせ!教祖様漢方医学積立傷害保険検討模型家族寒い1日回転寿司エコは高くつく読書と作家神の島消えた神秘性笑えないジョークあまの街道その後陶器山の登り窯外付けHD石油を作る藻貴重な時間貴重な時間2美術館貴重な時間3

明けましておめでとうございます
110101(土) dogfight
天候大荒れの正月になりました。

皆様、明けましておめでとうございます。
どのような新年をお迎えでしょうか?

私は、朝寝坊。
昼前に、おせちを整え、家族全員で挨拶を交わしました(爺様は入院中でいませんでしたが…)。

その後に、家内と近所の神社を「初詣のはしご」をしました。
祈ることは「家族みんなの無事息災」です。
今年も健康で暮らせますように…
皆様、本年もよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
爺様の正月
110102(日) dogfight
爺様の入院は年を越した。
いったんは快方に向かったと思われた病状も、体からチューブを外して、重湯にしてみたら「やはり小腸に閉塞がある」と分かった。

重湯は3日で終わり、再び胃にバキューム用のチューブが挿入され、内部から吸い出しを始めた。12月29日、ついにドクターから「生きるための手術」を勧められ、1月4日に3度目の開腹手術となります。
3度の開腹手術には20年ほどのタイムスパンがあるが、3度とも執刀医が同じというのも「何かの縁」であろう。
爺様の正月は、この手術を乗り越えてからである。
手術の無事成功を祈るばかりです。
追記
年末に、家内が看病疲れから体調を崩した。
今年は否応なしに「家族の健康」と向き合う年になりそうだ…


ウィキリークス
110103(月) dogfight
昨年は「機密漏えい」が話題を呼んだ年であった。
我が国では、尖閣諸島の中国船突撃映像が、日本のあり様を揺さぶった。世界的に見れば、暴露の主役はウィキリークスであろう。

国家機密を「怪しからんこと」と見て、秘密暴露は「言論の自由」を保証する行為として持て囃すマスコミも多い。尖閣映像で見るように、ろくでもない機密が多いことは認めるが、何でもかんでも暴露すればよいことではないだろう。

民主党は、政権を取るとすぐに「日米密約の暴露」に熱心であった。民主党下で日米関係にひびが入るきっかけとなった。
私には「必要な密約」であったと思うが、民主党から見れば、にっくき自民党を潰すのに有効に見えたのであろう。

機密暴露など、所詮、政争の道具に過ぎない。
ウィキリークスにしても、入手した機密25万点のうち、現時点で公表したのは「加工の終わった2000点」に過ぎない。何でもかんでも「バラスことが目的」なら、ただ垂れ流せばよい。そこに「意思」があるのは当然だろう。マスコミともあろうものが、ただ「正義の味方」と持て囃すのは如何であろうか?

ウィキリークスを支える「資金」が報道されない。戦争ですら「経済」で論じることが出来るように、このような大規模なプロジェクトが、ただの義憤による自己犠牲やボランティアで出来るはずもない。「誰かが信金提供」しているはずで、その目的は「己にとって有利な環境作り」であろう。
  ウィキペディアより
ウィキリークスは、「我々の主目的は、アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハラ砂漠以南、そして中東の圧制を強いている政権を白日のもとに晒すことであり、また世界の全ての地域で政府や企業によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えている人たちを支援していきたい」と主張している
これを見れば、誰が資金提供をし、何が目的か見えてくるではないか。
皆さんは「すべてを知りたい」ですか?
すべて公表する世界に「本音の話し」などあると思えない。
夫婦間ですら「秘密は存在する」と私は考えている。私は、必要以外のことは知りたいと思わない。


技術で対抗
110104(火) dogfight
「必要は発明の母」と言われるがごとく、横暴な中国に一矢を報いる技術開発が報告された。
超微細(ナノ)技術を駆使して、レアメタルのパラジウムそっくりの性質を持つ新合金を作り出すことに、京都大の北川宏教授らが成功した。元素の周期表で両隣のロジウムと銀を材料に、いわば「足して2で割って」、中間のパラジウムを作り出す世界初の手法で、複数のレアメタルの代用品の合成にも成功、資源不足の日本を救う“現代の錬金術”として注目されそうだ。
世界のレアアースの7割を出荷する中国が、尖閣諸島で問題が出た途端に「輸出停止」を行った。中国にとって「友好」とは、中国のしもべになることに過ぎない。
かつて、ロシヤの天然ガス停止でひどい目にあったヨーロッパはこの処置に反発した。殺生与奪に等しい政策を簡単に繰り出す国は「信用できない」というわけだ。

第2次大戦中もドイツとアメリカに交易はあった。戦争は究極の外交であるが、それでも交易は止めない習慣がある。例外は、対日戦を強要するためにアメリカが行った対日禁輸政策くらいだろう。中国が「アメリカに倣った」というなら、対日宣戦布告が目的か?
カーボンケミストリーは日本の得意な技術である。
我が国は、これらの技術を駆使した代替燃料を生み出すだろう。その原材料は「水」に違いない。巨大な領海を持つ我が国は資源大国になる可能性を秘めている。中国はその海を狙っている!


大手術
110105(水) dogfight
爺様の手術が終わりました。
この10日余りで、一気に体力気力を落としていただけに、とても心配でした。腸閉塞という予測はあったのですが、開いてみないと分からないということでした。

手術時間は予測大きく超え、縫合前に説明がありました。
それによれば、腹腔内に出来た大きな癌が、膀胱・S字結腸・小腸を癒着させたのが腸閉塞の原因だったそうです。
既に壊疽状態であった小腸3mを含め、取れるところは取ったそうですが、癌は腹腔内全域に転移しており、早晩、直腸も閉塞するだろうという診断でした。人工肛門も考えたが、余命との兼ね合いで止めたそうです。

手術成功かどうかは、
 1.麻酔から覚めるか
 2.縫合した臓器が繋がるか
この2点に掛かっているそうですが、早くも第1関門はクリアできそうです。
爺様の生命力は、ヤワな私と違い逞しいので、きっと大丈夫と信じたい気持ちでいっぱいです。
追記
切除した臓器を見ました。
これほど悪化していたのに、痛み訴えなかった爺様に脱帽です。ただ、痛みという自覚症状があれば、もっと早く発見できたかもしれない。そんな思いがあります。


仕事始め
110106(木) dogfight
1月5日は「仕事始め」です。
年賀状の整理をして、本年初の会議を兼ねて、フレンチへ行きました。

昭和町にある、長屋を改造した小粋なお店4軒のうちの一つです。これで、私は3軒をクリアしたことになります。

お昼でもあり、1800円のランチコースを頼みました。
前菜・スープ・グラタンと出て、メインディッシュは「肉か魚」を選べます。

私は肉、かおりは魚(写真)でした。正月の間、シーフードだったので、肉を頼んだのですが、減るのは野菜ばかり。どうも、歳相応に食生活が変わって来ているようです。

この後、デザートとドリンクが出て「余は満足ある」でした。
関係のない追記
爺様は驚異的な回復を見せている。まるでスパゲティーみたいだったチューブの多くは外され、今日(5日)は、ベッドに座ったそうです。流石、帝国軍人は鍛え方が違う!


モッコリ
110107(金) dogfight
数年前のことだが、同業の女性と飲んだことがある。
酔いも手伝ってか、大胆な発言が飛び出しだした。彼女は、恋多き女性らしく、
 ・料理
 ・H
 ・マッサージ
この3つを駆使すれば、どんな男でも虜にできると豪語した。更には、Hの下手な人は「許されへん」とも。

うむ〜、私にはHの上手下手が分からない。
そこで「そんなんあるんですか?」と尋ねたら、さては「下手やなあ〜」さげすまれた。幸い私は、彼女好みではなかったので、虜になることもなかった。
正月の特番で、つい見てしまった番組がある。
世の中、なんでも研究対象になるらしく、Hの良し悪しは「モノの大小に比例する」という研究論文があるとか。更には、モノの大きさは
 ・身長
 ・一指指の長さ
これに、比例するそうな。ただし、統計値なので「例外も多い」という慰めが付いていた。

流石に比べっこはしたことはないが、友人の自慢話を聞いていると、どうやら私は「小さい」らしいと思っていたが、これに研究論文が追い打ちをかけた。
ということで、私は小さいだけではなくテクにも欠けるということが分かってきた。そこで、家内にどうかと聞いてみたが「知らない」という返事であった。


古いデータ
110108(土) dogfight

1月5日の初出。
いただいた年賀状に「20年経ちますが今も斬新なデザインです」という言葉が添えられていました。

その日の夕刻に電話があり「20年経って設備系の更新が必要になった」という相談を受けました。

7日、予備調査を兼ねて現地へ出向きました。
用途は外科の診療所。私の感想は「歳を取らぬ建物」でした。

大阪芸大のゼミの対象になっている建物で、ご覧のように20年経った建物とは思えません。
勿論、こまめなメンテをしていただいています。

それでも設備系の老朽化は避けられず、近代化を含めた更新計画を立てます。
そこで、建物データを探し他のですが…
私の事務所は、OA化の草分け的存在で、1983年にCAD化しています。

ソフト・ハードとも、現在に至るまで4度の大変革を経ています。当物件の設計当時(1990年)は、まだ5インチFDの時代で、ハードディスクは存在していませんでした。ソフトももっとも古い時代で、残念ながらCADデータはありませんでした。

当事務所で、いまも読み込むことが出来るデータは1991年以降です。
この更新計画では、保存図面か再度入力が必要です。残念!


行動起こすべし
110109(日) dogfight

鳥影が激減した狭山池

あまの街道

NPOとの約束は守られて、
街道沿いだけ自然が残っている
(奥は伐採が完了している)

只今造成中

アオジ

ツルウメモドキ
外科診療所の設備更新予備調査を済ませた後、久しぶりに、あまの街道へ足を延ばしました。
途中、狭山池を経由。疎らにしかいない水鳥に、寂しさを覚える。

某高名な建築家先生の「桜いっぱい運動」で、バカの一つ覚えのような植生に変えたため、野鳥が集う環境がどんどん消えている。
市長はじめ、この運動を推進する人は「生態系を狂わしている」ことに気付かない。

あまの街道へ入る。昨年11月以来の散策です。

まずは、普段通りの風景です。ただ、良く見れば「あったはずの樹種」が消えている。これは昨年の猛暑の傷跡だろう。

造成現場に出た。
ここは、巨大キノコや、ショウジョウバカマ・コクラン・シュンラン・ササユリなどの巨大自生地。
残念だが、これで終わりだろう。

現場工事監督とも話をした。
抗議の声は届くそうである。ただ、アクションはない。
憲法9条があれば「平和が続く」と同じ論理だ。

2年かけて工事にこぎつけた開発。
「開発と保護の両立を探る時間は充分あったはずだが、NPO以外は行動しなかった。
地域最大の自治組織で、市の自治予算を握る「安卓会議」も結局は、なにも行動を起こさなかった。

この、かけがえのない自然を本気でも守るなら「行動」が必要だ。
交渉はパワーであり、経済戦争でもある。お題目だけで自然が守れるなら苦労はない。

かつてNPOが提案した、市有地を街道沿いとチェンジする「等価交換」を、土木Gや公園緑地Gは理解してくれたが、市長の拒否で不調に終わった。

造成地の端に孤立し利用方法もない「市民の森(市有地)をみながら、ここを守る術は等価交換しかなかった筈と、改めて思った。

写真上は、谷底に捨てられたゴミである。
昨年2月に大清掃して1年もたっていないのに、この有様である。

和歌山に移り住み1年以上がたち、私はいま「傍観者の目」で見るように変わってきた。
あれだけで多くの人が日々利用しながら、守るより汚す人になっている現実が見える。

NPOは円卓会議に事後を託して解散したが、活動の跡は見えない。所詮は「守る意思」などないのだろう。
追記
アオジとツルウメモドキに出会えたことが、せめてもの慰めであった。
(110107探索記)


雪の和泉葛城山
110110(月) dogfight
「和泉葛城山にオオマシコ・ハギマシコが来ている」という情報が届きました。

家内は爺様の介護、私は仕事が、正月休みも殆どなく続いています。息抜きをしたい、気分転換もしたい。そんな気持ちがあったので、昨日午後から出かけました。
良いリフレッシュになりました。詳しくはこちらをどうぞ!
http://new.wildpig.web.fc2.com/tyotto2011/tyotto-1101/tyott1101.htm


商売繁盛たのんまっせ!
110111(火) dogfight
10日は「えべっさん」
関西では正月の風物詩です。これがないと、正月が終わらない。

連休中でしたが、打合せがあり出かけたので、今宮戎へお参りに参りました。

どうも、これを怠ると、商売にたたられるような脅迫感があり、どうしても欠かせません。

はい!
しっかりと「商売繁盛」を頼んできました。
ついでに、福娘さんもパチリ!
肖像権侵害などと、硬いことはいいなさんな


教祖様
110112(水) dogfight
新興宗教を作った。
私は「教祖様」である!

教義は「夫婦仲良く」で、信者は、すべからくこのペンダント(写真)を掛けなければならない。

ちなみに、信者は家内しかいない。
ということで、このペンダントを掛けるのは、我ら夫婦のみ。
家内のお友達が、作って送ってくださったもので、私は大変気に入っている。


漢方医学
110113(木) dogfight
佐藤雅美氏は好きな作家である。
作品は時代小説であるが、文体も内容も硬いものが多く、読み辛いと感じる読者も多いかもしれない。
主なシリーズに
 ・物書同心居眠り紋蔵(記録係りの同心もの)
 ・縮尻鏡三郎(お勤めをしくじった旗本)
 ・八州廻り桑山十兵衛(無法地帯の関八州取締役)
 ・町医北村宗哲(やくざ上がりの町医)
 ・半次捕物控
このように、江戸時代を支えた「裏方」を紹介する作品が多く、地味な主人公ばかりである。

文庫本最新シリーズ「やる気のない刺客 」― 町医北村宗哲 角川文庫を読んだ。
この中で、江戸時代後期の医学水準を紹介している。
それによれば、漢方医学は「上工は未病を治し、己病を治さず」としている。その意は、病の予防をするのが「良い医者」と言うことだそうな。
従って、漢方薬は「未病を治す」ためのものが多いとか。漢方がこのような思想であったことを初めて知った。

もう一点「目からうろこ」の記述があった。それは、医学水準そのものの比較である。それによれば、江戸時代では
 ・外科、眼科は蘭方が優れていた
 ・本道(内科)は漢方が優れていた
内科において、西洋医学が漢方を凌駕したのは明治期に入り、物理的な実証法(細菌の研究など)が出来てかららしい。
追記
以下は私の想像である。
江戸時代の「入歯」技術は、素材こそ竹であったが、なかなか優れていたようだ。これはどうやら、我が国独自の施術だったような…


積立傷害保険
110114(金) dogfight
積立傷害保険に加入している。
5年ごとに満期を迎え、50万円の還付金が戻ってくる。還付金を受取ったのは3度。思えば長い加入になる。
最初の還付金は何に使ったのか?記憶がない。きっとろくでもないことで消えたのだろう。
2度目の還付金は、夜逃げ同然に「家を捨てた」直後で、情けないほど困窮していた時期でもあり、貴重な生活費になった。
3度目の還付は昨年で、新婚旅行の費用となった。

保険適用を受けたのも3度。ただ、いずれも家族で、私自身の利用はない。
痛い思いをしたはずなのに、治療が終わってから請求するため「臨時収入」の感があるようだ。
慰謝料は無理だが、還付金と保険受け取りで、掛け金の元は取っているようだ。
自己責任で安全を図るには、保険とは有り難いものだ。
ちなみに、3度目の保険金を受け取ったのは家内で、昨年、山でこけて骨折した通院費である。先週受取ったようであるが、何に使うつもりだろう?
掛け金は私が出しているのだから「少し奢れよ」と思うが、まだ誰からもそんな経験はない。
関係のない追記
管政権は、内閣改造をするそうな!
「昔の名前で出ています」人たちが多く登場するようだ。なんと!元自民党で「たちあがれ日本」の共同代表であった与謝野氏が、離党の上で入閣らしい。仙石氏は官房長辞任だが「より重要なポスト」だとか。政治とはなんと面妖なのだろ…


検討模型
110115(土) dogfight
設計の分野も「説明責任」が重要な時代になった。
平面計画はまだ説明しやすいのですが、空間を理解していただくのは容易ではない。3次元入力でパースを作る手法もあるが、さて?どこまで判っていただけるのか…

どうもアナログ人間から抜け出せない私は、スチロールを削りだして模型を作るのが手っ取り早い。
まことに精度が荒くお恥ずかしい限りだが「立体形」の検討には、手にって見るとことができるだけ、パースより優れているのではないかと思う。
傾斜道路側に駐車場を計画したPB-101案
1階の多くをピロティーにし、メインフロアは2階で計画したPB−202案
PB−202案のローコスト化をめざし、メインフロアを1階にしたPB-203
101系と202系の折衷を試みたPB-204案。平面計画では「おもしろい」と感じたが、削ってみて、いささか「無理押し感」が出てきた。
写真は某住宅の検討模型である。
模型を作ることは、説明のためだけではなく、私自身のイメージの確認もある。実際に削っていくと、自己評価が高まるものと下がるものが出てくる。
作りながら、際限もなく「亜種」が湧いてくる。これも模型の効用だろう。

当計画の計画NOはPAを過ぎて「PB−○○○」に入っている。だが、私自身が納得できていないので、まだまだ枝番が付きそうに思えてきた。併せて問題点も見えてきている。
現時点では、
 ・駐車ゾーン
 ・フォーマルゾーン
 ・プライベートゾーン
 ・サニタリーゾーン
といった「ブロックの割り付け」であるが、次のステップではゾーン内の計画に入る。
その段階では、プロの模型制作者に参加してもらい、組み合わせの検討が出来る模型を作ることを予定している。
山口出張を強行軍であったが日帰りに切り替え、この模型作りに、かおりと二人で1日半掛けた。疲労はピークに達しているが、今年も遣り甲斐のある仕事に巡り合えたと思っている。


家族
110116(日) dogfight
家族の接着剤であった妻が突然逝って、私は家族の絆を持続することが出来なった。おそらく、私の性格が障害になったのであろう。

妻の死後、続いて自己破産した。
多くの理由はあるが、その最大のものは、ニートでパラサイトを続ける二男に自立を促すことであった。家がなくなれば寄生できなくなと思ったのですが…
あれから5年以上たって、パラサイトの二男は、いまは大阪市内で「生活保護」を受けている。つまり、最大の目的は達せられなかったのである。
反面、家族が集う「場」をなくしたことが、家族の絆をさらに弱める理由になった。皮肉なものである。

長男は、大学進学で家を離れた。卒業後は転勤族で、いまは広島に家庭がある。
三男は、子供が生まれたのち「東京へ転居する」と連絡があった。
私も一昨年に再婚して、いまは和歌山に暮らすようになった。
かくて、家族が集まるのは法事の時くらいである。三男の転居すれば、孫の顔も容易には見られまい。
先のことは分からない。
家系通りなら私は長生きはしないだろう。ピンピンコロリが理想だが、せめて、気付いたときは「余命三ヶ月」で終わりたいと思っている。これならきっと、息子たちに余り世話を掛けることもないだろう。こんな気持ちが、ますます絆を希薄にさせるのだろうか?


寒い1日
110117(月) dogfight
昨日(日曜日)、あまの街道へ行ってきました。
時折、サラサラの雪が舞う天気です。今季1番の冷えこみです。気温の変化は右下の表の通りです。

造成地の先に孤立する「市民の森」

開発者から説明受ける

私が滞在したのは10〜14時ですから、気温は0〜2℃と言ったところです。

私の持っているもっとも重装備で行ったのですが…
帽子+耳当てをしていても、耳がジンジン冷えてくる。

普通は歩けば体温が上がるものなのですが、この日は温もることがない。
あまの街道来訪の目的は、
1・開発現場の説明を聞き、現地確認をすること
2.今後の問題点の確認
この2点です。

開発からあまの街道を守りたいけれど、開発者側へ提供できるメリットがない現状では、良識と善意に頼るほかはありません。

NPOが存在していたころに約束していたことはほぼ守られていますが、それでも復元を必要とする箇所もあります。
また、特定の植物を守るため、造成対象から外し、擁壁設置に費用を費やしていただく場所もあります。

この開発が済めば、更に次の開発に移るはずです。それを防ぐもっとも有効な方法は、使い道のない、孤立した「市民の森」と、次期開発予定地の1:2での土地交換です。開発側は2倍の敷地提供を了解しており、市長が決断すれば可能です。
ここまであまの街道の開発が進行した理由は、
 ・市長に景観保護の意思がない
 ・沿道自治会の無関心
 ・あまの街道利用者の無気力(守る意思がない)
それでもこの日、口コミだけで10人ほどが集まってくださいました。まずは関心を持って行動することです。地元の皆様はどうするのでしょうね?


回転寿司
110118(火) dogfight
日曜日、あまの街道の帰りに狭山池を歩いた。
これで2週続きの訪問だが、やはり水鳥の少なさが気になった。ただし、この傾向は全国的なものらしい。
水面のカモはヒドリガモの小さな群れだけであった。除川河口に、セグロセキレイ・イソシギ・ツグミがいて、草むらで出会ったのはホオジロ・モズ・ヒバリ・ヒヨドリくらい。数年前のように、歩けば30種に出会えるというわけにはいかない。

狭山池の散歩を終えて、1年ぶりくらいに回転寿司(スシロー)へ行った。
狭山のボロアパートで暮らした5年は、寂しさと貧困との戦いであった。あの頃の最高のご馳走がこれであったことを懐かしく思い出したが、感激して食べたあの「味」は蘇って来ない。
いつの間にか贅沢に慣れた自分に気付いた。ただ、それが幸せかどうか?

追記
あまの街道の有志が、景観保護に向けて動き出した。
私も、出来る限りの手助けをしよう!

関係のない追記
阪神淡路大震災から16年が過ぎた。震災被害が拡大したのは、当時は左翼政権だったからという指摘があります。更に、時の兵庫県知事は有名な自衛隊嫌いで、災害出動に最後まで抵抗していた。今はまた「自衛隊を暴力装置」と言う左翼政権下。ここで大災害が起きたらと考えると「ぞっ」とするなあ〜


エコは高くつく
110119(水) dogfight
エコにつながる「省エネ」として推奨される、太陽光発電やLED照明。
「10年で元が取れる」とされていますが、眉唾と思った方が無難だろう。エコのために導入するのなら、経済性は云々しないことです。
 ・太陽光発電なら「非常用電源」になる
 ・LED照明なら「虫を呼ばない」
と、言ったように別の価値観で採用しないと、きっと裏切られるだろう。

改正された「新省エネ法」で、深夜電力を利用した電気温水器が採用し辛くなった。新省エネ法対象建物では禁止と思った方が良い。そのためこの分野から撤退した企業もある。

電気温水器不可の理由は、消費電力の効率が悪いからだという。だから、電力効率の良い「エコキュート」を使えというわけだ。
ところが、電気温水器は深夜電力使用で、利用者の電気代は日中の1/3で済む。原発の多い関西電力では、深夜の発電量を捨てるより「使う」ほうがエコのはずである。どうして、日中の電力を使うエコキュートが「エコ」なのか?良く分からない。
このように、エコと言う名の高コストがまかり通る。
省エネを実現するための「断熱工事」だって、いったいどれだけのエネルギーを使うのだろう?これも、とっても疑問に思っている。


読書と作家
110120(木) dogfight
小説作家にも流行がある。
いま店頭を飾っているは、池上篤氏にとって代わり「東野圭吾氏」である。白夜行が映画化されるに合わせて、大売出しと言ったところです。

私は、東野氏の作品を読んだことがない。
だから、良し悪しも、私好みかどうかも知らない。唯一、氏の作品で映画化されたものを見たが「重いなあ〜」と言う印象であった。

私は、決めた作家の小説を読み続ける癖がある。
逆に、お初の作家の小説にはなかなか手が出せないでいる。私にとって、人気沸騰中の作家とはいえ、東野作品に手を出すのは「勇気」がいる。
追記
それでも、私が好んだ作家は、後に人気作家になることが多い。
藤沢周平氏、佐伯泰英氏は、ほとんど無名時代から好きな作家であった。


神の島
110121(金) dogfight
宗像(福岡県)で仕事をしたことがあり、宗像大社を構成するのは三社であることは知っていた。
 ・宗像市田島の辺津宮
 ・筑前大島の中津宮
 ・沖ノ島の沖津宮
うち、辺津宮は内陸にあるので参拝することが出来た。中津宮も、頻繁に船が出ており、行こうと思えばいつでも行ける。だが、沖津宮は「上陸禁止」の島である。こうなると「行ってみたい」と思うのは人の常。
仕事先が、沖津宮の世話役で、祭礼に「同行させてください」とお願いしたことがある。この時は、丁重に断られが「次があるさ」くらいに思っていた。ところが…
 今野 敏著「ST沖ノ島伝説殺人ファイル」講談社ノベルス
を読んだ。一気読みのできる軽い本ですが、これを読んで、沖ノ島の「神秘」が分かった。とても、「沖ノ島へ連れってください」とお気軽に頼めるようなものではない。
島には神官が常駐しており、
 ・厳選された信者しか行けない
 ・女人禁制
 ・斎戒沐浴して島に上陸
仮に殺人事件があっても、警察すら承諾なしで上陸できない。 こんな島である。

沖ノ島の沖津宮は4世紀半ばから存在した「海の神様」で、金毘羅様や住吉大社と格が違うようだ。
明治期に入って、3次の発掘調査が行われ、その出土品は「すべて国宝指定」と言う、宝の島なのだ。
 ・島からは草木と言えども持ち帰ってはいけない
 ・島での出来事は語ってはいけない
今もこのことが守られているとか。こんな島が今もあるなんて、なんとロマンであろう!


消えた神秘性
110122(土) dogfight
私には分からないが、最近では、下着と区別がつかないウエアもあるそうです。それが理由かどうか?電車で、大股開きで座る若い娘さんたちが目立つ。

座るときに「足を閉じない」のは、
 ・躾の問題か?
 ・見せても減るもんではない?
 ・足を開いてで座るのも「女性解放の証」であろうか?

私のようなオジンには「足を閉じて座る」ほうが、
 ・とても美しく感じる
 ・上品である
 ・何よりも「神秘性」がある

そういえば、最近は「H」と称して、簡単に「寝る」そうで、貞操など死語に近いとか。私など、かみさん一筋で縁がないが、性の乱れも相当らしい。
ここでも、神秘性は消えている。
まあ〜どうでもエエか…


笑えないジョーク
110123(日) dogfight
今の日本に必要なことは、
 ・缶切り(管切り)
 ・栓抜き(仙抜き)
だそうな。
おもわず笑ってしまった。
でも、ことは深刻だね!
それにしても、管氏仙石氏にまつわる言葉の何と多いことか!
 ・伊達直人は「子供にランドセル」を、管直人は「子供に借金」を背負わせる。
 ・管仙(専管)事項
ろくでもない比喩ばかりではないか。


あまの街道その後
110124(月) dogfight
あまの街道沿道で始まった開発工事。
日々散策する人たちにも「目に入る」わけで、危機感が少しづつ広がっているようです。
だが残念ながら、何もしない人が、保存に努力する人を批判する現実がある。かつて大阪狭山に住み、NPOを結成して保存運動に関わっていた私に、「見通りがようなりましたなあ〜」と皮肉を投げかけてきた。
旧NPOメンバーで、今でもあまの街道の保存に尽力する皆様の、少しでも応援になればと作った資料が下記のものです。
問題提起 提起の根拠
知っていますか?1
あまの街道は「車も走れる一般道」です。だから、あまの街道から出入りする建売住宅が並んでも違反ではありません。それがないのは、開発者が自主規制しているからです。
建築基準法で「建物の敷地は道路に接しなければならない」とあり、併せて道路の定義があります。今のあまの街道は、この「道路の定義に合致」しており、家を作ることが出来ます。
歩道専用道にすれば、建築基準法の定義から外れ、家を作ることが出来なくなります。
では何故、歩道専用道にしないのか?
歩道専用道には、国からの道路給付金が出ないからです。
知っていますか?2
西山台の開発は、全て合法的に行われています。何故なら、大阪狭山市は、あまの街道沿いの開発を制限する区域に指定していないからです。
都市計画法に基づき「市街化調整区域」に指定すれば、宅地開発を制限できます。ただし、調整区域の税は減免されるため、調整区域にすれば税収が減ります。
知っていますか?3
大阪府では大多数の自治体が「景観条例」を制定していますが、大阪狭山市にはありません。だから、あまの街道の景観を「法で守る」ことは不可能なのです。
大阪狭山市では、景観条例を制定しない理由に「私有権の制限は憲法違反」しています。
しかし、今や「景観は国民共有の財産」と言う概念が認知されています。現に、大阪府下で景観条例を制定していないのは、僅か1割程度です。
知っていますか?4
西山台の開発では、あまの街道沿いに僅かででも自然が残っています。これは、開発者が自主規制しているからです。造成の施工上やむを得ず削られた部分には復元計画もあります。
あまの街道の景観を「法で守る」ことは可能ですが、大阪狭山市は如何なる法的保護も実施ていません。
我が国は法治国家です。
法で制限していない限りは、開発者は「何をしてもよい」わけですが、それをしないのは開発者の誠意なのです。
知っていますか?5
あまの街道には貴重な植物がたくさんあります。保存を望む人たちの声が届き、貴重な植物の群生地が開発区域から外されました。
知っていますか?6
西山台の開発計画には次があることを!次の開発計画は、三都神社の参道まで延びます。そうなる前に、これ以上の開発を防止できる道を探りませんか!
毎日数百人が利用するあまの街道を守るため、利用不可能な市民の森と、沿道の土地を交換すれば、新たな費用負担なしで保護の実現を計ることが出来ます。
知っていますか?7
あまの街道近くに、急傾斜地のため誰も利用できない「今熊市民の森」があります。開発の危機にさらされている、あまの街道沿い民有地と市民の森の「交換」を早く話し合ってほしい。
行政サイドの不作為がこの表を見ると良く分かります。特に、1〜3の項目は、議会や行政の意思と熱意で出来たことで、実行されていれば、今と違うあまの街道があったと思います。

行政の不誠実がベースにあって、保存を困難にしている。
旧地主は、市に買い取られることで保存を望み、市側も買取約束をしながら履行しないできました。バブル期も民間への売却を断り、市の履行を待っていたのですが、税の減免処置もないまま、ついに代替わりが起き「現物納税」で土地は競売に掛かりました。

NPO活動は、行政の不作為の壁、地元自治会や住民の無関心でとん挫し、敗北感を持って終えました。唯一、理解しあえたのが開発者とは皮肉ですが、いまも、一番太いパイプを持っているのは、旧NPOだと思います。

残された景観を守るのは、存在意義に疑問が残る「市民の森」との土地交換だと思いますが、それとて諸手続きにはかなりの費用が必要です。
交換に伴う土地の地積更正、現況測量、明示申請等の測量業務だけで800万円ほどの予算が必要になります。(途中略)当方の交換交渉や測量業務費用はどうするのか?
市民運動と言えども、実行に伴う必要資金に知らんふりでは「本物」とは言えまい。
土地交換は、行政と民間開発者で合意の上で行うわけで、まずは、費用折半だろうが、民間側負担の相当分を「保存運動側」も負担すべきであろう。


陶器山の登り窯
110125(火) dogfight


「陶器山」という地名から予測されていたことですが、あまの街道の造成現場から「登り窯跡(写真下)」が見つりました。
開発者から、写真とともに下記のメールを頂きました。

登り窯といっても堺側よりあった物であまの街道に分断されて原型を留めていない状態です。

堺市と大阪狭山市にまたがる登り窯跡で、あまの街道で分断されており、見つかったのは狭山側のホンの僅かと言った所です。

今回、廻りの部分を文化財の掘削と共に緑地を撤去していますので、表土を集めて植樹を計画しておりますのでお知恵を拝借したく思います。

日本初の官営「須恵器工場」のあった1500年前の遺構に違いなく、開発者の努力に頼るだけではなく、行政と共同でメモリアルにしたいものです。
私が出来ることはたかが知れていますが、資金カンパを含めて、協力をしていきたいと思います。


外付けHD
110126(水) dogfight
50代までは、朝昼晩で違う仕事が出来た。60代になって、流石にそんなに頭の切り替えが出来なくなっている。
それでも「考える」ことが仕事で、何時でも何処でもできる。それこそ、トイレは勿論、食事中でも睡眠中で考えることが出来る。だから、私の睡眠時間は導眠剤が効いている4時間だけかもしれない。

現在進行中の仕事は、
 ・設計中1物件
 ・計画進行中2物件
 ・その他(アフターケアやリニューアルの相談等)
時間配分の差はあるが、なかなか一つに集中できない。とはいえ、以前ほど配慮が行き届かないのも事実で、突然「未処理の仕事」を思い出す。
だが、直ぐには対応できないタイミングも多く、そんな時は再度忘れないように、かおりにメールを出しておく。

私がPCなら、かおりは「外付けハードディスク」の役目を果たしてくれる。これがないと、きっと今頃は多くの方に迷惑をかけているだろう。
追記
仕事だけではなく、旧NPOメンバーの補助にも時間が必要で、読書量が激減している。通勤時間はたっぷりあるが、電車の中でCAD入力しているようでは、まるで気持ちに余裕がない。


石油を作る藻
110127(木) dogfight
 藻類「オーランチオキトリウム」の沖縄株
藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。
 ・海水で増殖する藻
 ・これまで有望だとされていた藻類のボトリオコッカスに比べて、
  10〜12倍の量の炭化水素を作ることが分かった。
 ・大規模なプラントで大量培養すれば、
  自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう。
 ・この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、
  生活排水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる一石二鳥
海そのものが資源と言うとてつもない話です。中国は海を狙い、石油メジャーは研究潰しをするだろう。実用化は10年後らしいが、それまで国家は保護できるだろうか?

関係のない追記
昨夜は疲労のピーク。家へに帰ってもパソコンは明けないことにした。家に帰ってまでの仕事が疲労を大きくしていることが良く分かる。


貴重な時間
110128(金) dogfight
昨日は雪の降る寒い日でした。
何を勘違いしたのか、1時間間違えて家を出た。駅へ着いたら電車は出た後で、雪の中で20分待ちである。

ここで、普段から考えていたことを実行した。
メタボの進行は留まるところを知らず、体重は増えるばかり。当然、体型も変わるわけで、行事の度にスーツを買う羽目になっている。
体重の増加でよいことなど何もない。体調不良の自覚も、原因はこれであろう。
しなければならないのは「食事制限と運動」です。狭山を離れてから、通勤途中に散歩コースがなく、運動不足を自覚していた。
家から私鉄を使わず、JR和歌山駅まで歩くと40分。忙しい時は「大きな時間」です。コースは、県下一の交通量と言われる県道。これも、歩く気にならなかった理由です。

昨日は、踏ん切りを付け、雪の中を歩き出した。
貴重な時間は、電車との差し引きで30分。健康が大事か?それとも仕事か!

都市計画が無茶苦茶な和歌山の宅地開発。袋小路の住宅地が多く、おまけに土地勘がない。それでも、駅の方向だけは分かっているつもりである。
交通量の多い県道を避け、裏道をジグザクにすすむ。
結果的に大きな間違いもなく、無事和歌山駅に到着。早足で40分であった。駅に着いたときは、すっかり汗ばんでいた。
健康への「貴重な時間」である。これからは積極的に歩いてみよう!


貴重な時間2
110129(土) dogfight
昨夜は、1年ぶりの友人と飲んだ。
おりしも、一昨日夜中から、猛烈なクシャミと鼻水で、タオルが欠かせない状況になっている。つまり、体調は最悪であった。ただ、熱はなく食欲も普通で、風邪と言うより花粉症かもしれない。
最悪の体調でも、酒が入れば、その時は体調が回復する。呑兵衛の悪い癖です。

呑みながら、懇々と諭された。
「もっと家庭を大切にしと」と言う。彼は、昔の私もよく知っており、忙しすぎる私に「二の舞になりはしないか」と懸念する。それは、私自身が感じていることで、今の忙しさを何とか乗り切ってから、もっと「夫婦の時間」を持つよう努力したい。

奇跡の復活を果たした爺様が月曜日に退院する。
家内は今まで、病院へ日々詰めていて、これも夫婦の時間が少なくなっていた原因である。ただ、爺様が退院すれば、介護は100%家庭に掛かるわけで、家内の負担はもっと増えるだろう。夫婦で「そんな巡りあわせの年やなあ」と話していた。
追記
爺様の回復ぶりは、術後の「余命予告」と明らかに反している。家族には嬉しい誤算であるが、一方で、ドクターの余命予測が狂わないことも承知している。
爺様の退院は、手放しで喜べるのか?私は疑問に思ている。
 ・90歳での手術の予後が読めない
 ・病院で出来ることはない
これがドクターの示した退院の理由である。完治による退院とは言い切れない。
残された時間がどれだけなのか?分からないが「神様が与えてくれた時間」を家族の一員として大切にしたいと思っている。


美術館
110130(日) dogfight
まわたり内科の竣工写真が出来た。
(近日中にHPにアップします)

内容を知らぬまま写真を見た人が「美術館ですか?」と言った。嬉しい感想です!

勿論、用途は「内科診療所」ですが、美術館の運息を持っており、個展を開く気になれば、充分目的を達することが出来るだろう。

29日に、使用開始1月点検があり、工事関係者が集まって点検。
診療所側からも改善要求はあったのですが、大きな問題はありませんでした。

この日は、新たに絵画が持ち込まれ、かねての予定地に設置しました。
今まで、お祝いの花が占拠していた壁ですが、これからはオブジェ・絵画・お花が共存する配慮が必要になる。
1月ぶりに仲間が集まれば「新年会」になった。与太話の花盛りでした。


貴重な時間3
110131(月) dogfight
連日、沢尻エリカの「離婚問題」が報じられている。
私は、彼女に会ったことや話したこともなく、まったく彼女の実像を知らない。それでも、毎日多くの電波を占領する「価値ある報道」とは思わない。ようは「どうでもエエやん」である。

こんなことに報道時間枠があるのなら、もっと「政治報道」をしてほしい。
私は、自民党が全てよかったとは思わないが、民主党政権は、いかなる政党とも「比較することが無駄」なほど酷い。
かつて自民党を批判した民主党は、批判内容丸ごとを「更に酷くして、かつ拡大して」行っている。この政党には「我が身を振り返る」習慣がない。ましてや、学習効果などまるでない。
その民主党に「一度やらせてみればよい」とリードしたのは、マスコミそのものではないか。これほど結果が出ているのだから、引導を渡すのもマスコミの責任であろう。

いまや、日本が滅ぶのが早いか?民主党が滅ぶのが早いのか…とんでもない競争になっている。
関係のない追記
MACのHPを更新しました。まわたり内科の竣工写真をアップしています。是非ご覧ください!http://www12.ocn.ne.jp/~m.a.c/























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