出張で山口まで行くことになった。
目的地に午前中に到着するには、家を6時40分に出る必要がある。やはり、和歌山は遠いのだ!それも、最短時間の特急を乗り継いで、やっと間にあうスケジュールです。
自宅⇒貴志川泉⇒JR和歌山駅(快速電車)⇒日根野(特急はるか)⇒新大阪(新幹線)⇒新山口⇒レンタカー
こんな予定です。問題は、私が和歌山〜天王寺間のICOCA定期券を持っていることです。そのため
・乗車券は大阪市内〜新山口間を購入
・特急券は、日根野〜新大阪(座席指定は購入できないが料金半額)
新大阪〜新山口
こんな変則的な購入になります。
ICOCA定期券で和歌山駅へ入場した私は、特急を乗り継いで新山口へ向かってしまうため、
・ICOCA定期券に退場記録が残らない
・新山口への乗車券には、入場記録がない
つまり、退場記録のない定期券と、入場記録のない乗車券で新山口へ着いてしまうのだ。
「不正乗車ではない」という証明をどうすればよいのか?
みどりの窓口で尋ねてみたが、JRのシステムには解決方法はないそうです。出来ることは、新大阪駅で「駅員に説明して両者をマニュアル処理してもらう」しかないという。でも、こんな事例は山ほどあるだろうに…
和歌山〜天王寺間を結ぶ阪和線は、運行遅れの常習犯です。
もし、10分遅れることになれば、乗り継ぎ時間に余裕がなくなり、新大阪で駅員に説明する時間もない。
ちなみに、JRには、ICOCAから乗り継いだという「証明書発行」の制度もないそうだ。
どう考えてもJRの問題なのに、説明責任は乗客に課せられており、トラブル必至の出張になる。
※ICOCAは都会だけで通用している。新山口で、ICOCA定期券の退場手続きができればよいか、もし、大阪でしかできないとなれば、私が山口へ出張したという証明方法がない。
トラブルに備え、全てのコピーを取ったのがこの写真です。
追記
上記のことは予測されたことなので、事前にお客様コールセンターへ電話(有料)で相談をした。全てみどりの窓口で解決できるといっていたが、いい加減なもんだ!
回避方法がないわけではない。
・定期券をあきらめ、和歌山〜天王寺間のチケットも買う
・より早く家を出て、天王寺で下車し、トラブル原因となる要素を解消する。
この場合、特急の乗継割引は諦める
つまり、客が不利益を甘受すれば、想定されるトラブルを回避できる。でもこれって、おかしくないかい?
100906追記
息子からメールがあり「心配ない」という。新幹線自動改札機に、特急券と乗車券を入れ、ICOCAをかざせば自動処理してくれるそうです。たったこれだけのことを、コールセンターもみどりの窓口も、私の質問に回答してくれなかった。なんでやろ?