元dogfightのぼやき
2010年8月
エッセイ&コラム
48時間(1)48時間(2)オーニング予測されたこと怪しげな話まわたり内科上棟式タッチパネル予測されたこと(続き)パソコンとプリンタヤマトの大脱走管談話今日からお盆NPOの解散手続き終わるプレパンデミックワクチン我家のLAN生きてるやろか?ニュースから自由業の定年らしさじっとする猪名川の花火内ゲバ民主党リリカブロック追記ご縁とご破算銀二貫重罰主義阪和ライナーコスト手書きの図面夫婦別姓

48時間(1)
100801(日) dogfight
土曜日(7月31日)は、神戸の家の1年目瑕疵検査です。関係者に10時集合を通知し、私も早朝に和歌山を出た。ところが、現地についても誰もいない。「?」である。
この日は、5時半に起床。牛乳だけを飲んで急いで家を出た。頭はまるで覚醒しておらず、携帯電話を忘れたことも気づかない。長い「48時間」の始まりです。

和歌山〜神戸間は、ちょっとした「遠足」です。昨夜、時間表を調べた時に、どうやら1時間間違えたようである。携帯電話は私の時計代わりです。時間の確認ができないまま、神戸へついてしまったわけだ。

強風時の雨や落ち葉の吹込みを防ぐ宿題を頂いた開口部

専門誌で紹介されたリビング
竣工時では、ひ弱に感じた樹木が逞しくなっている。1年というのは成長に充分な時間らしい。自然が愛でながら、それがもたらすデメリットもある。その件は先日近隣と話し合いが終わったばかりです。

建物に関する問題点は、クライアントから事前に知らせていただいている。瑕疵は殆どなく、一番大きな問題は、風雨の強いに日「車庫に雨や落ち葉が入る」というものでした。

ありがたいことに「雨漏り」はない。構造的な欠陥も見当たらない。ということで、重要な欠陥はないという判断ができました。気にしていたチョーキングも少ない。幸運にも恵まれた「よい建物」であったことを証明したものでした。
瑕疵検査を終えて大阪へ向かう。
大阪で、新規物件の打合せ。どうやら、のんびりした盆休みとはいかないようだ。こんな時代に引き合いは嬉しい限りです。
打合せを終えて京都へ向かう。
明日は、舞鶴への出張で、和歌山から出ていては間に合わない。そこで今夜は、京都で気の置けない仲間と飲む酒です。
それまでにまだ時間がある。そこで、京都伊勢丹で開催されていた「片岡鶴太郎展」をみる。
期待していたが、私も3年くらい勉強しなおした描けるかもしれないという、不遜な感想であった。
夜も更けてきた。家内とは、時折友人の電話を借りて話をしています。さて、ぼちぼち休もうか…おやすみ


48時間(2)
100802(月) dogfight

京都・東寺の夜景

はしだて1号

鉄骨製品検査
携帯電話を忘れたツケは大きい。
オヤスミコールも、おはようコールもできない。
更には、今日は舞鶴を集合場所に、集まってくるのですが、携帯電話での微調整ができない。
全員が、ズレなく集合できることを祈るばかりです。
かつて、京都にはよく来たもんだが、私生活に激変が起きてからは、すっかりご無沙汰になった。

こうして京都へ泊るのも久ぶりです。
何かと思い出も多かった京都を出発点に、今日が始まります。

7時に起床。朝風呂に入って、さっぱりしてからPCのスイッチを入れた。
おはようメールを入れてから、新規物件のリポート作り。ただ、日曜日で行政との連絡が取れないので、ネットで調べられる範囲でしかない。
9時25分発「はしだて1号」で西舞鶴へ向かう。

列車はひたすら、森や畑を走る。思わず、鉄道唱歌を口づさんでいた。

予定通り舞鶴に到着。本来の目的である「鉄骨の製品検査」を行う。問題なし!

舞鶴には「絶品」といえる蒲鉾がある。これを土産に帰路に就く。

18時10分、我が家に到着。待っていたのは、今夜のおさんどんであった。すき焼きを作り、土産の蒲鉾で飲み始める。

食事の後片づけも終わり、ホームページの整理を始めた。
間もなく、ベッドに入り「48時間」が終わる。夜が明ければ、新しい週の始まりです。今週も忙しそうだ!
追記
8月1日はPLの花火大会。もう、遠い思い出になってきている。


オーニング
100803(火) dogfight

オーニング設置前

オーニング設置後

居間の外にもう一部屋出来たみたい
梅雨明けの豪雨が過ぎ去ると、突然の猛暑になった。
我が家のウッドデッキは、コストと耐久性を考えて、木製チップと樹脂を合わせて作った人工素材にした。どうもこれが良かったかどうか?何せ、ウッドデッキに灼熱の太陽が降り注ぎ、素足で歩こうものなら火傷する。

家内が「オーニングをつけて」と叫び、私は急いで手配した。
何とか7月中に間に合ったのがこれ。電動で開閉し、風速10mまで耐えられるそうな。それ以上の風では折りたたむ必要がある。まあ、風が強いと感じれば閉じるほうがよいだろう。

「日陰はなかなかのもの」で、まるでもう一部屋出来たような気分です。爺様は、さっそくここへチェアーを出してご機嫌であった。来年は、孫がここでプールを使うだろう。オーニングで、ウッドデッキの使い道が一気に広がったようだ。私は当然、ここでビールを飲むのだ!

テント生地を選ぶとき、家内と相談してよいデザインを選んだのですが、大きな間違いがあった。綺麗に見えるのはお隣からで、テントの下は「白」でした。わはは・・・
関係のない追記
やっぱり、天井裏には物の怪がいる。強風に雨が組み合わさると、寝室の天井裏で「ポチャーン」と水を弾く音がする。大騒動で検査をしたが、水漏れはない。やっぱり「もののけの仕業」に違いない!


予測されたこと
100804(水) dogfight
東京都で、男女の最高齢者の生存が疑われている。背景にあるのは「生きていると装って年金の受け続ける」ことにある。
全国に、100歳以上の高齢者は4万人いるそうですが、その安否確認はなされておらず、以前から生存を疑う声はあったようです。それがついに表面化したわけです。

類似する話は、他の分野にもあるのではないか?
私の棲む建築の世界でも、1級建築士の登録制度はあるが、実態はつかめていない。新規登録ナンバーを累進するだけで、死亡や廃業の管理がなされていない。
その一方で、資格の重要性が増し、死亡したはずの建築士が現役で活躍してるのではないかと、私は疑っている。
建築士も早晩、弁護士のように「建築士会に所属しなければ、資格が有効にならない」制度に移行するだろう。そうなるまで、正確な資格管理(欠番管理)は無理ではないかと思っている。

他の分野では「欠番管理」をどのように行っているのであろうか?是非ご意見を聞いてみたいものです。
追記
姉歯事件以前のことですが、建築の紛争調停で鑑定書を依頼されたことがある。原告側の建築士(設計者)に疑問を持ちし調べたところ、資格詐称であった。すぐに依頼者に報告したが、うやむやにされたようだ。
何せ、資格詐称に気付かず、建築確認申請が下りて(審査した行政の責任)、完成した建物の紛争調停(調停を受付けた公的機関の責任)や弁護士など大変なことになる。
取得が困難な資格だが、運用はこのように杜撰である。


怪しげな話
100805(木) dogfight
午前中の講習会をおえて、次の約束のため、難波に向かった。地下鉄の改札を出たところで「久しぶり!」と握手を求められた。
しかし、思い出せない。そうしていると、
○○で世話になった電気屋の××です。今は奈良に住んでいて、久しぶりに出てきました」という。私の職業からいえば関連があり、まんざら嘘でもない。でも、思い出せない。それでも、私が相槌を打ったのが間違いで、お茶に誘われた。

そこへ、××さんのお友達がやってきて、3人で喫茶店へ。
お茶をしながら世間話なのですが「今日は当り馬券の金を交換に来た」そうです。それも「100万円を超すと窓口が違う」そうです。そのうち「絶対当たり馬券が買えるルートがあるから、嫁ハンにお土産でもこうてやれ」という。だから「2万円出せ」となった。流石にこの話には乗れないので、急いでいますからと断って席を立った。

話の中で、確かに知人の名前が出てきたが、あれは偶然の一致だろうか?
結局どこまで本当の話か?分からぬまま終わったが、最後は「怪しげな話」になったことは事実です。さて?新手の詐欺話か、それともホンマに親切で出たことであろうか…


まわたり内科上棟式
100807(土) dogfight
家内から「オオカミ老人」と言われそうだ。
今年は暇になるので「週に三日も出勤すればよい」と言っていたのに、間もなくお盆に入るのに、どうも暇にならない。それでも休日出勤は減ったのですが…

まわたり内科上棟(奥は薬局の工事)

外装が進むマンション建設現場
嬉しい上棟式です。昨年5月からプロジェクトが始まった「まわたり内科」は、今年6月初めに着工し8月6日に上棟を迎えました。
年末の竣工を目指して、着々と進行しています(詳しくはこちらをご覧ください)。
奇しくもこの日は、お隣で進行する「岡村ファーマシー(薬局)」の上棟と同じでした。お互いに、新年の開業を目指しています。

マンションの建設現場も、躯体工事が終わり、外装に移ってきました。こちらも年内竣工を目指して、着々と進行しています。
お盆明けには、新規物件の地鎮祭があります。「暇になる」どころか、仕事が増えている。これでは、オオカミ老人だ!

でも、嬉しいことです。お声がかかるうちは、引退しなくてすみそうだ!
関係のない追記
家内と二人、ちょっとそこまで出かけてきました。是非ご覧ください。


タッチパネル
100808(日) dogfight
ノートPCを持つようになって仕事が増えた。予想されたことですが「いつでもどこでも」というユビキタスはシンドイものだ。
もともと「移動時間を有効に使いたい」という動機があったわけで、忙しくなったのは自業自得です。ただ、困っているのは、移動中は「省エネモード」を強いられるわけで、画面はブラインドタッチに近い。おかげで、後でみると「誤字脱字だらけ」です。こんなわけですから、みな様ご容赦を!

ノートは一見スマートに見えるが、使いだすと不細工になる、両横に様々なスティックが串刺しされていく。
 ・マウスの受信機
 ・インターネット通信用のBアクセス
 ・CADのプロテクター
 ・テンキー
こうなると、タッチパネルが便利かなと思う。これなら、おそらくキーボードもマウスもいらないだろう。
ところが、CAD入力は「数値」で行うため、タッチパネルでは無理だという意見が強い。本当はどうなんであろうか?
追記1
iPadと同じ大きさの、タッチパネルの定価は60万円余すると聞いたことがある。ところが、iPadは8万円程度で売られている。どこかで仕掛けがないとできない。


予測されたこと(続き)
100809(月) dogfight
100歳以上高齢者は4万人と言われていたが、かなり怪しい話となってきた。
  「長寿国・ニッポン」はホンマやろか?
全国で、100歳以上の行方不明が100人に達しそうな勢いです。
でも、本当に怖いのは、年金受給者の全員調査です。所在不明・生死不明は65歳以上の年金受給者にいっぱい居ると思うよ。核家族化は「老人放棄」をよんだ。こんなことは、当然予測されたことだろう。
現状では、死亡届が出ない限り、永遠に「長寿者」になってしまう。保険の利用状況、年金受給の状況、預金通帳の流動性など、背番号でチェックできれば、恒常的な生存確認が容易になる。

もういい加減に「国民背番号制」にしたどうなんだ!
コンピュータ時代に、背番号もつけずに管理などできるはずもないだろう。管理されることで不利益が生じる人もいるだろうが、それは「不正利益を得ている」人達だろう。

個人の政治信条に基づき、背番号を拒否する人も認知すればよい。その代り、国民として受けることのできる利益(公共サービス)も放棄してもらう。
国には国の、許容できる管理コストがある。もっとも、ローコストで確実性の高いものが「国民背番号制」である。背番号の受入れ拒否を認める代わりに、「自己責任・自己負担」にすればよい。個人的信条を満足させるために生じる「国家の経費増」を、一般国民が負担せねばならぬ理由はない!
日曜日(昨日)に、我が家で「お食い初め」が行われた。
孫が生まれて100日。初めて先方の親御さんとお会いしました。順序が狂うとこうなるということか!これは「予測外のこと」であった。


パソコンとプリンタ
100810(火) dogfight
事務所に5台もパソコンが揃ってしまった。
 1.私の仕事専用機
 2,かおりの仕事専用機(サーバー兼用)
 3.打合せ室用PC
 4.ノートPC(新規購入)
 5.個人用PC(仮眠所から移動)
二人しかいない事務所に「どうするネン!」というところです。

1〜3のパソコンは必須です。ノートは「以前から欲しかったもの」でやっと念願がかないました。あれば便利なもので、移動中も本を読むより作業することが多くなりました。

仮眠所(狭山)から引き揚げてきたPC、最近ではスイッチを入れることも稀になってきました。幸い事務所が広くなったおかげで、邪魔になるわけではありません。経験則で「パソコンは突然壊れる」ことを知っているので、予備機においておきます。
突然壊れたのはレーザープリンターです。4年と1月使ったものですが、本体が故障したわけではありません。

元々、ネットワークに適していなかったものを、無理やりLANを組み、更にはメモリーが少ないところに、310枚のpdfを送り込んだところ、受信部がダメになりました。
ネットワークではなく、1:1でなら「何の問題もない」ので、家で使おうかと思っています。

新機種(写真左側)は、A4/A3対応で両面印刷も可能になりました。

これで出力系は、A3レーザプリンタ・高画質用A3カラープリンタ・複合機(A3カラー対応)・A1プロッターと4機種です。
こうして事務所は、OA危機に埋もれていくのですね!


ヤマトの大脱走
100811(水) dogfight
朝起きて、居間の換気のために、ウッドデッキに面したサッシを大きく開けた。
それを忘れて、朝食の支度に入ってしまった。家内と食事しながらデッキを見ると、ヤマトがにっこり笑っている。脱走成功である。

ヤマトの世界は狭い。
 ・走る車が怖くて道路には出られない。
 ・野良猫のテリトリーには行けない。
と言うわけで、ヤマトの世界は、我が家の敷地だけとなる。それでも、3時間にわたり脱走を続け、トイレのために家へ戻って御用となった。あはは…ヤマトは家猫なのだ!

水槽に興味津々のヤマト

今は、6kgにもなるヤマトですが、いつまでたっても「人間大好き」で、お客様があれば、目いっぱいの愛想を振りまく。

子供のころのように川の字にはなりませんが、眠る時は、いつも私たちのベッドです。
居間に、水槽が増えた。メダカと、名前を忘れたが珍しい魚がいる。
ヤマトは、興味津々です!さて?水槽はいつまで無事であろうか…


管談話
100812(木) dogfight
敗戦記念日を前にして、管政権は国辱的な談話を発表した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100810/plc1008101141007-n1.htm
いったい、いつまで土下座をすればよいのか!

管談話は、ごく限られた側近と練られたもので、一応「閣議決定」とされているが、突然署名を迫られた閣僚から、抗議の声が上がったといわれる。勿論、関係官庁にとっても寝耳に水だったようで、今後「密室政治になるのではないか」との懸念も起きている。

管談話は短いものだが、100年前にさかのぼり「日韓合併条約」は間違いであったと取れる言葉で始まっている。その真意は、戦後補償を決めた「日韓基本条約」の否定にあり、終わっているはずの「個人補償」に繋がっていくのではないかと懸念されている。こうなれば、日本国内のばらまきだけでは飽き足らす、韓国を主とする近隣諸国にも、補償という名のバラマキが始まることになる。
また新聞報道では、皇室が保管している文化財を、我が国が奪ったものとして返還する意思があるとも伝えられている。

これは、明治維新から、先人が行ってきた歴史を全否定する談話です。
流石はアーリントン墓地には参拝しても、靖国神社には、閣僚が誰一人参拝しない、管内閣と言える。
いったい何処まで自国を貶めれば気がすむのであろう?日本が嫌いな政権、日本は日本人だけのもではないという内閣。日本は滅亡への道を歩んでいる。
関係のない追記
台風4号が日本海側を北上中。各地に、風雨による被害を出している。私もこの日は出勤をやめ、おうちでの仕事にします。


今日からお盆
100813(金) dogfight
お盆やなあ〜
何の予定もない「お盆」って何年ぶりやろか

二人からお誘いをいただきました。
 ・奥吉野(天川村)でノンビリせえへんか
 ・丹後の宮津に別荘と船があるねんけどどうや
どちらも魅力的でした。
でも、嫁はんがリハビリ中ながら、頑張って「盆踊り」の役員をしているので、私一人だけ旅行を楽しむわけにはいきません。
そういえば、故郷にも「帰る」と言っていたのですが、約束を守れず仕舞いです。

かといって、おいら一人、どうするねん!
まあ、ちょいと墓まりへ行くかな
追記
永らく、亡くなった妻の夢を見ていなかったのに、二日続けて夢を見た。先の夢では声までしっかり聞いた。一体どうしたのだろう?お盆に帰ってくるのだろうか、それとも私を「お迎え」に来るのか


NPOの解散手続き終わる
100814(土) dogfight
NPO法人あまの街道の「解散手続き」がすべて終わりました。そのことをお知らせする葉書が、皆様のお手元に届いた頃かと思います。

作るときも大変でしたが、解散はもっと大変でした。以下はそのドキュメントです。
 ・平成22年2月NPO法人あまの街道第3期終了
  社員総会の準備に入る。資料作成とその送付
NPO法人あまの街道の運営に限界を感じながらも頑張っていたが、その頃、その糸も切れるような出来事があった。
 ・平成22年4月社員総会
集まってくださった会員に、後継者を求めるが、手を挙げてはもらえなかった。そこで、気力が尽きたことを表明し「解散したい」旨を伝える。
 ・平成22年4月事業報告を大阪府へ提出
この時、解散したい旨を伝え、手続きについて指導を受ける。
 ・平成22年4月解散を決める社員総会の準備
  資料作成と送付
 ・平成22年5月16日解散を決める社員総会
  総会で解散を決め、私が清算人となる
ルートガイドサインや掲示板を行政に引きついていただく。また、受託していた「公園美化活動」を任意団体へ引き継ぐ。
 ・平成22年5月大阪府へ『解散届』提出
 ・平成22年5月法務局へ清算人登記
 ・平成22年6月3〜6日「解散する旨」官報へ掲載(3回)
  清算人名義で、解散する旨を官報で掲載。意義申立がないか、2か月間待つ。
 ・平成22年8月社員総会(これは簡略化した)
  結了事務報告。会計残金の確定と処分方法(寄付)を決める。
 ・平成22年8月9日法務局へ「法人抹消登記」を行う
  結了事務報告。会計残金の確定と処分方法を添えて提出
  抹消登記完了を待って
 ・平成22年8月10日大阪府へ「結了届」提出
  NPO認証書を返却して法的手続きはすべて完了
 ・平成22年8月11日
  結了事務報告に従い最後の行動。
会計残金を「大阪狭山市・緑のまちつくり基金」へ寄付する手続きを行う。なお、寄付行為は大阪狭山市公報に掲載されるようにした。
最後に、設立から抹消まで一期一会のあった皆様に「無事終了」をお知らせする葉書160枚を投函。

           ありがとうございました。


プレパンデミックワクチン
100815(日) dogfight
  森詠著「新・日本朝鮮戦争」第1〜4巻
遅筆作家・森氏の「新・日本朝鮮戦争」がやっと完結したので、4巻まとめて購入しました。私の好きな「近未来戦記もの」です。
日本の総理は「民主党・原総理=きっと原口さんだろうな」で、アメリカは初めての女性大統領。きっと、執筆中はクリントン候補が有力だったのだろう。

ストーリーは、北朝鮮で「強毒性の鳥インフルエンザ」が発生。大流行で北朝鮮国民が大脱走を始める。中国は国境を閉鎖するが、対応の遅い日本は、大量の感染難民の上陸を許してしまい、我が国でパンデミック迎えてしまう。
一方北朝鮮は、この鳥インフルエンザを「日本の謀略」と決めつけ、更には、金正日の後継者争いから、日本への核攻撃を敢行する。

つまり、この小説は二本の柱から成り立っている。
 ・強毒性新型インフルエンザへの対応
 ・核を含む軍事攻撃への対応

アメリカ大統領から「日米安保に基づいて核の報復を行う」と通告を受けた民主党政権はそれに反対する。更には、憲法9条と集団自衛権を認めいていないという理由で、参戦拒否を表明し、アメリカ大統領を呆れさせる。
今の民主党政権なら「きっとそうなるだろう」と思わせる展開です。

専門家の忠告を軽く考えた政権は、強毒性インフルエンザも対策も後手に回る。
プレパンデミックワクチンとは、想定される「新型インフルエンザ」に向けて、基礎的免疫力を高める目的のワクチンです。感染しないわけではないが、予め免疫を高めてあるので、軽度の症状で済む。
この部分は、作者は専門書流用しており、精度が高い。
それによれば、アメリカは国民数以上に備蓄しているが、我が国は2千万人分しか備蓄していない。それが、後手に回る大きな理由にもなっている。
プレパンデミックワクチンは「急には作れない」
作品中で専門家は「戦闘機1機分で全国民にわたる量が備蓄できる」と叫ぶ。子ども手当なら、国民に500回配れる量のワクチンが備蓄できることになる。

口蹄疫の封じ込めにも失敗し、被害を甚大化させた民主党。この政権下で、小説のような事態が起これば「日本は滅亡するな」と思わせる内容でした。
追記
今日は敗戦記念日。多くの英霊に感謝の意を込めて合掌


生きてるやろか?
100817(火) dogfight
お盆が終わりました。
仕事を持ち帰ったこともあり、家で仕事をすることが多かったのですが…

出来れば家で仕事はしたくないですね。
家で仕事をするとエンドレスになります。これは物理的ことだけではなく、精神的にもよろしくない!私は、1日の仕事を終えると、その検証を睡眠中に行う癖がある。皆様は信じられないかもしれませんが、その日に行った仕事が睡眠中によみがえってきます。脳の中に、図面が広がり、まるで「ゲーム神経衰弱」のようなクロスチェックが始まります。睡眠が終わると、早速図面を広げて照合します。実は睡眠中のクロスチェックが「一番整合性の高い検証」になります。そんな分けで普段より早起きのお盆でした。
独身生活の5年間は、家で仕事ができる環境を作らなかったので、これがなかったのですが…また、家に環境を作ってしまったのです。ノートPCを持った功罪です。

13日は、資料不足を補うため出勤しました。夕方からは、末っ子夫婦と墓参りです。ところが…
亡くなった妻の納骨をした一心寺には、墓があるわけではありません。一心寺では、納骨をされた遺骨の一部を使って、10年間に1体の仏像を作ります。それが墓代わりになります。次に仏像ができるのは平成28年。うふふ…それまでおいらは「生きてるやろか?」

直径55cmのマットに収まりきらなくなったヤマト

お盆の家内は地域のお世話で忙しい。詳しくはこちらでご覧ください。
骨折後のリハビリに頑張っていますが、少し無理をすれば痛みが起きます。間もなく同居することになる若夫婦はいるのですが、生活スタイルがひどく違います。無理に摺合せをすれば軋轢が起こるだろうろ。そんな分けで、お盆の間の家事の度合いは、一段と高まりました。そうですね…お蔭で、夫婦の絆が強くなったと思うが、独りよがりでなければ良いですね。

おそらく、家内のリハビリは進んでいるのだと思う。それでも私は家事を続けている。それでいいのだとも思う。
亡き妻に「このくらい家事を手伝っていれば」どうだったのだろう?そんなことをふと思う。過去は思い出して大切にできても、改善ができるわけではない。
  でも「今」なら改善できる。
そうですねえ…これからを大切にしていくことが、今の私にできることだろうと思う。そんな思いを抱いたお盆でした。
関係のない追記
今日は、和歌山市内で「地鎮祭」です。和歌山市内での仕事は初めてです。


ニュースから
100818(水) dogfight
NO1
 〜雀百まで踊り忘れず〜と言いますが、浜幸さんが、また逮捕された。
政界引退後、辛口でタフなコメンテーターとして人気があったのですが「博打好き」が卒業できず、多額の借金から詐欺事件となり逮捕された。

私は博打をしない。でもきっと、私も博打好きなんだろうと思う。ただ、のめり込む性格を分かっているだけに避けてきた。
浜幸さんは、人気の絶頂期になると博打で躓いている。きっと、死ぬまで治らないのだろう。やくざな生活の一方で、きちんとした国家観を持っている人だけに、残念である。懲りない人というのはどうしようもないということか!

NO2
中国で「ミルクを飲んだ乳児のオッパイが大きくなった」というニュースがあった。流石は「何でもあり」の中国だ。
それを見た家内が「私もほしい」と!  
この世には「貧乳友の会」があるそうで、ちなみに家内は会員だそうな

関係のない追記
NPO法人あまの街道の解散手続きがすべて終わり、一期一会のあった皆様にその通知をしました。そうしたら、NPO活動に熱心に参加してくださったKさんから、細かい文字で葉書にびっしり書き込まれた礼状をいただきました。嬉しかったですね!僅か4年で力尽き挫折した運動でしたが、こうして感謝してくださる人がいる。
うふふ・・・少しは役にたったということか。


自由業の定年
100819(木) dogfight
この歳になって、周りを見渡せば「人生の終盤」を迎えた人の暮らしが見えてくる。

悠々自適の定年後ライフは、残念ながら多くはない。経済的不安はなくても、定年後の目標を見つけられなくて無為に暮らす人もいる。永遠に自転車をこぎ続けなければ倒れてしまう奴もいる。

先日「先生は定年が無くていいですね」と言われた。
でもなあ〜自由業って、自分で定年を決められない。
客からお声がかからなくなった時が「定年」なのだ!
それでも、65歳までは定年延長したいと、私は頑張っている。
かといって、65歳以降の目途が立っているわけではないが、まあ〜夫婦が健康であればなんとかなるだろう。

65歳を超えて、いつまで現役でいられるのか?
まさに「神の領分」になるが、私の努力で「魅力を持ち続ける」ことが、カギになるだろう。
13年前の日記に、
〜そのくせ「若さを保つ」ことを夢見ている。物理的な老化はいかんともしがたいが、精神的若さは保ちたいものである。そこで、
 ・好奇心 ・チャレンジ精神 ・色気
この三つを大切にしたいと思っている。 
このように書いている。さて?どれだけ維持できていることか…


らしさ
100820(金) dogfight
職業は、その人が持つ「雰囲気」を作り出す。その職業らしい服装も伴う。
ところが、私はどうも「らしさ」がない。
      がさつでデリカシーに欠け、センスもない

ある呑み会で、こんな話になった。
インテリアデザイナーに、アイアンワークの作者。どちらも「らしさ」いっぱいの服装で、雰囲気から職業を当てることができるだろう。
それに引き換え私は、
 ・頭には豆絞りの日本手ぬぐい(これはとても涼しくてよい)
 ・腕まくりしたシャツ
 ・ローライズのジーパン(腹が出てズボンが下がってしまう)
 ・スニーカー
 ・バックパック
こんな服装で、更には間違ってもイケメンではない私です。職業を漂わせる雰囲気もない。そんな分けで、まあ〜

おいらの職業はわからんやろな!


じっとする
100821(土) dogfight
親友の嫁はんで、このホームページの愛読者から「じっとするのって嫌いか?」と聞かれた。HPからは、私の「じっとしている姿」が浮かんでこないのだそうな。そう言われれば、最近は「じっとしていないなあ〜」とも思う。なんでやろ?

本来、私はじっとするのが好きである。
かつて「雨の日曜日」が好きでした。理由は、じっとしている言い訳がいらないからでした。その内、また「じっとする日」が来るだろう。

何事も理屈をこねる私は、じっとする理由を考えた。
最高に素晴らしいのは「忙中閑あり」だろう。暇で「何もすることがない」のは最悪だなと思う。もしあなたにお時間があるのなら、一度考えてみてください。
追記
何もすることがなくなりそうだ。うむ〜これは困ったことになるぞ!


猪名川の花火
100822(日) dogfight

Kさん「料理番」ご苦労様

ちょっとだけ、下ごしらえを手伝う3人組
夏の風物詩と言えば「花火」ですね!

最近は、近畿各地で花火大会が行われるようになりました。
そんな中で老舗になる猪名川の花火にご招待(土曜日)いただきました。
阪急沿線、雲雀丘の高台に建つ、Kさん宅のデッキでバーベキューです。
この日は、すっかりお客様になりきって、御馳走をしっかりいただきました。

Kさんは、建設中のまわたり内科の関係者。いつもお世話になっています。

お呼ばれした、まわたりプロジェクトの3人組。一番の活躍は「呑むこと」で、とっておきのお酒をいただきました。

肝心の花火ですが、うふふ…酒の肴でごめんなさい。時々見ては「乾杯」でした!
内ゲバ民主党
100823(月) dogfight
円高と株安で日本が酷いことになっている。
政府が国際社会から信用されず、コケにされた挙句、国際的な経済不況のツケを一身に背負わされている。なのに、何ら対策を打ち出さず、民主党政権は「内ゲバ」に明け暮れている。
間もなく開かれる民主党代表選挙。
ダーティー小沢が出馬するらしい。民主党内の力関係を考えれば、おそらく党首に選ばれるであろう。そうなれば、僅か1年で3人目の総理誕生である。自民党の短命内閣を嘲笑ったのは、何処の誰であったのか!

小沢政権が誕生すれば、我が国は「暗黒時代」を迎えることになる。
前世紀の遺物としか言えない「利権体質」の権化で、再び陳情先を一元化して、全ての利権の集中を図るに決まっている。更には、悪法3法(外国人参政権法案・夫婦別姓法案・公民権法案)も、強引に通しにかかるだろう。

こんなことをしているうちに、ああ〜日本が沈没していく。
誰だよ!「民主党に一遍やらせてみたら」なんて言った奴は。
こんなことも見えなかったのか!


リリカブロック追記
100824(火) dogfight
6月半ばに発売された新薬「リリカブロック」を服用している。
帯状疱疹後の後遺症で神経症が起きることがある。今までは、治療薬がなかったため有効な治療法がなく痛みとの戦であった。それだけに、特効薬として期待されていた薬です。

我国では新薬だが、既に105ヶ国で使用されており、許可が待たれた薬品です。
当初、ネットで検索しても僅かしか情報がなかったが、今は様々な体験談があふれている。
私の場合、ペインクリニックなどで痛い思いをして後遺症を和らげようとしていたのですが、新薬の発売開始と同時に服用を始めました。2か月間の服用で、体験として分かってきたことがある。
 ・痛みより長引くといわれる「神経の損傷で起きる痺れ」が見事に取れた。
 ・痛みは継続しておりボルタレン(25mm)と併用して日常の苦痛から解放されている。

2か月前に骨折した家内は、今はリハビリに通っていおる。痛みは和らいでおり、リハビリ効果が上がっていると思うが、中指の痺れが取れない。どうやら、骨折の折に神経の損傷があったようだ。

私の体験でも、痺れは痛みと双璧の不快感を伴う。リリカブロックで痺れから解放された私を見て、家内も服用をしたいと言い出した。
海外の事例(ネットでたくさん紹介されるようになった)では、このような症例でも処方されている。また、我国でも骨折の後遺症による神経症の治療薬として申請されているそうだが、許可されていない。
神経の修復に有効な薬なら、帯状疱疹に限らないだろうと、素人の私でも想像がつく。ただ、現時点では入手方法がない。私の薬を横流しすることは可能だが、それでは私が困ってしまう。
副作用の症例も紹介されている。その中で目を引いたのが「肥満」である。
私も、リリカブロックを服用しだして、酷いリバウンドが起きている。これが原因かと、早速、不摂生を転嫁している。


ご縁とご破算
100825(水) dogfight
照明器具メーカーE照明の、LED照明の新商品展示会へ行きました。
これがきっかけで、工事進行中の診療所に、同社の照明器具を使おうと思った。同時期に、クライアントから「LED化を検討して欲しい」と言う要望があったことで、数度の打ち合わせを重ねた。具体的なプレゼンに続いて、ショールームで現物確認をしようというところまで話が進んだ。

私は、クライアントの利益を守り、代弁者たろうとしているが、重要なファクターはクライアントに立合いを求め、確認をするようにしている。
クライアントはとても忙しい。休診日は日曜日だけ。それも休日診療の担当をこなし、患者さんへ携帯電話を公開して、電話での相談や緊急の往診も行っている。ウイークデーは7:00〜21:00まで休む間もない。過労から健康を損なわないかと私は心配している。そんなわけで、クライアントにショールームへ出向いていただくのは、日曜日しかない。

E照明の担当者レベルでは、ショールームの日曜日解放の了解を得ていたのですが、上司は不可の判断だそうで断ってきた。
照明器具は、インテリアの大きなファクターです。それをクライアントの確認なしに進める気は全くない。E照明の代表取締役にも直訴したが、なしのつぶてである。折角、ご縁があったのに、これではご破算もやむなしである。

E照明の創業は約30年前。創業当時、設計事務所が集まりフォーラムを開くなどして応援をしたものです。私もその一員でしたが、今では全国7か所にショールームを持つ大企業に成長しました。
E照明のショールームは、土日祭日盆暮れが休みとなっている。勿論、残業はない。社員にとって、まるで絵にかいたような理想的な「勤務体制」です。ただ、そこにはユーザーを視野に置く姿はない。E照明の勤務体制に合わせられない人は「売ってほしければ企業に合わせろ=不要な客」と言う分けだ。
もう、E照明との取引は考えられない。
と言っても、工事は着実に進行しており、待ったなしで「次を決める」必要がある。そこで、ネットでLEDをキーワードに調べた。それによれば、T芝ライティングとPソニック電工が充実している。

T芝ライティングには、照会者を介して連絡を入れてもらった。
〜急いでプレゼンを作ってもらい、おおむね器具を定めておいて、9月12日(日)に、ショールームで決定したい〜と申し入れた。
ちなみに、T芝ライティングのショールームは東京にしかない。
ところが、T芝ライティングの大阪支店担当者氏は「12日に東京のショウルームで話をしてください」と言う。どうも話がかみ合わない。なんとか設計事務所担当氏に連絡を取ってほしいと伝えたが、連絡が付いたのは夜であった。

Pソニック電工に連絡したが、あいにく当事務所の担当者が休暇中で、その上司に代ってもらった。上司氏に「LED照明は何処へ行けば見ることが出来るか?」を尋ねた。答えは「ショールームへ行ってください」であった。更に私は伝えた「ショールームにはあまりLEDが無いのでお尋ねしています」と。後ほど連絡しますと言って、それっきりとなった。

我が国は、15年ぶりの円高で、企業は危機感を募らせているそうな。ホンマやろか?
定価で言えば1千万円にもなる商取引が降って沸いているのに、この反応である。上記で紹介した上場企業から、危機感など微塵も伝わってこない。時間内だけ所在すればサラリーがもらえる「お気楽な人たち」でしかない。

結局、大阪地場で頑張る大光電機へ押しかけた。
なにせ、私の風体が怪しいため、相手も信用し兼ねていたようですが、有名企業イトーキのTさんが参加してくださり、ようやく信じたようです。

我が国はありがたいと思う。
メーカーが変われど技術水準が均一化している。打ち合わせと器具の選択が進み、9月3日にプレゼン提出、12日には、ショールームできちんと現物確認が出来そうである。きっと、これが「良いご縁」になるであろう!

朝からこのことに関わりっぱなしで、疲れた1日であった。併せて、多くのことを考えさせられた日でした。


銀二貫
100826(木) dogfight
  高田 郁著「銀二貫」幻冬舎時代小説文庫
高田氏の第4作「銀二貫」を読みました。
氏の作品は、どれも料理をモチーフにしている。今回の作品も「練羊羹」誕生までを、銀二貫をキーワードにして、見事に描ききっている。
大阪天満の寒天問屋井川屋主人和助は、1778年の大火で焼け落ちた「大阪天満宮」の再建に、銀二貫を寄進することを決めていた。
ようやくにして銀二貫を調達したその日、和助は仇討に出会う。和助は、仇討を銀二貫で買い取ることで、少年(松吉)の命を救う。

5歳の松吉は、助けられたことを感謝し、武士を捨てて商人の道を歩む。
天満宮への「銀二貫」は貯まるたびに寄進されることなく、様々なことで使われていく。その銀二貫で助けられた多くの人生を描きながら、松吉は成長していく。
和助に助けられてから19年後に、松吉は故郷の土を踏む。そこには記憶と違う「緑なす台地」が広がっていた。緑なす台地は、19年前の銀二貫で開墾され土地であった。

間もなく実りの秋、でも暑いねえ

恩義ある人との約束を守るため、寒天の可能性を求めていた松吉は、練羊羹の製法を見つける。それは和菓子の世界で革命を起こすような画期的な技術であった。しかし、製法を独占することなく、広くに開放。今日の和菓子に多大な影響を残す。それは、寒天の販路を広げることに繋がる。
あれから22年。松吉は和助の跡継ぎ大団円を迎える。滂沱なくして読めない作品であった。
追記
小説の舞台は、33年に渡り事務所を構えていた地域で、私の頭の中にある地図で読めたのが、とても楽しかった。


重罰主義
100827(金) dogfight
家族全員でシンガポールへ行ったのはもう30年前になる。道路にタバコのポイ捨てをすれば「5万円の罰金」と聞いて驚いた記憶がある。

我が国で、飲酒運転の罰金が一気に跳ね上がった時は憤慨したもんだが、今は良いことだと思っている。
今でも「飲酒での事故」が報道されるが、いつの時代にもバカはいる。
私の周りでは、飲酒運転をするものなど皆無だ。呑み会を通知すれば、全員公共交通機関でやってくる。重罰主義が飲酒運転をなくしたといえる。同様な事例が駐車違反である。これも激減傾向にある。

一方、捕まっても金勘定の合う犯罪も多い。
 ・脱税(わが国では総理大臣も行う)
 ・収賄
 ・詐欺
 ・横領
これらの経済事犯は罰則が軽く、刑を務めても一財産を残せる可能性が高い。
言い換えれば、重罰主義になり「勘定が合わない」ことになれば、この手の犯罪も一気に減ると思う。
やはり、性善説には無理があるのではないか。他の犯罪でも重罰主義なれば減るものが多いだろう。
追記
民主党では、いままさに訴追されようとしている人物が総理を目指している。犯罪者が国のトップになるようでは、外国から信用されない。勿論、私はうんざりしてる。


阪和ライナー
100828(土) dogfight
私は和歌山に住み、大阪で事務所を構えている。
通勤時間は、うむ〜かなり長い。
家を出て、徒歩2分で最寄駅に着く。和歌山と貴志川を結ぶローカル線で、JR和歌山駅まで所要時間は7分。
和歌山駅では、10分〜15分程度の乗り継ぎ時間で快速電車が大阪へ向かう。乗り継ぎ時間のロスは多いが、確実に座るには和歌山始発の列に並ぶほかない。何せ、大阪のキーステーション天王寺駅まで、快速で1時間10分もかかるのだ。この時間を立ったまま通勤するのは辛いものがある。事務者へは、天王寺から一駅バックする。それから徒歩7分で事務所へ到着。占めて、通勤時間は、1時間40分ほどになる。
問題は帰りです。
和歌山始発で「座れるかどうか」が問われるくらいですから、帰りの電車で座るのは至難の業です。この安全保障をしてくれるのが『阪和ライナー』です。
昔々の「こだま型」車両で、新幹線ができるまで花形であった車両です。乗り心地は決して良くはありません。

快速電車と特急列車の中間的存在で、和歌山ー天王寺間を1時間で結んでいます。18:30が1号で、1時間間隔で4本運行している。座席は、中途半端な指定席です(横列だけ指定している。横4席の奪いあい)。料金は310円で、私のささやかなぜいたくです。
追記
この夏は流石にバテてきた。食欲は落ち、朝起きるのが辛い時が増えてきた。疲れた時の310円は「値千金」である。今週はやっと土日が休め、私はホッとしている。


コスト
100829(日) dogfight
全ての解散手続きが済んだ「NPO法人あまの街道」
今や、それが存在した証も、10月にサーバー契約が切れる「身近な自然」という、ホームページの記録だけです。

NPO活動中は何かとお世話になったKさんとお話しした折、記録を狭山池博物館へ寄贈して欲しいという、嬉しい申し出がありました。
データを整理したのですが、大半はガラクタ同然の写真ばかりです。それでも、2003年から2010年までの定点観測だけに、ひょっとしたら役に立つかもしれません。

データ量は、55GBになりました。
これを、4.7GBのDVDに焼付ようと作業を始めました。4GBのデータの焼付に約1時間かかります。それも、最初は失敗ばかり。1台のパソコンでは間に合わぬと、事務所にあるパソコンを総動員したのですが…一体何時になれば完了するのだろう。なにせ、失敗やエラーの山を築いていきます。
で、DVDでは無理だと判断して、最近はSEをお願いしている某社営業マンに相談したところ、外付けのHDを勧められました。電気製品の量販店へ出向き、350GBのHDを購入。初期設定不要で、接続のUSBケーブルまでセットになって6850円。これで、データコピーを取ったら2時間で終了しました。

こうなると、データコピーのため購入したDVDデスク(50枚で1350円)が無駄になった。ディスクカバーや整理用シール、ディスク収納ファイルまで合わせれば約3000円でした。でも、手間暇や焼付の成功確率を考慮すれば、HDの方が余程良い。これを購入したYカメラの店員さんは何故HDを勧めてくれなかったのだろう?
それにしても、こうした工業製品の安さに呆れてしまう。
我が国の産業別コストはひどくアンバランスだと思う。
大先輩の社長が、打合せの谷間の昼食で、パンをかじりながら「このパンが100円で買える」と半ば呆れていた。単品生産の建設現場で、職人さんたちは「こんな儲からん現場云々」と文句をいうが、建設業の1人工でどれだけの工業製品が買えるだろう。これでは「淘汰される産業」だと納得してしまう。


手書きの図面
100830(月) dogfight
CADの時代になりました。
パソコンが使えなければ設計ができない。いや、設計者になれない、そんな時代です。

現場で、私が「社長」と呼ぶ大先輩がいる。
大柄で、良く通る大きな声で話す。まさに、現場で鍛えた地声です。施工図は手書きの図面。私には良く分かるのですが、時代にそぐわないのも事実です。
誰もがCADで図面を書き、整合性をチェックするため、データを重ね合わせる。そんなときは、手書きの図面ではどうしようもない。そのため社長の会社では、手書きの図面を見てオペレータの社員が入力するそうです。ただ、専門知識がないため、スケールの合わないことが多い。
私は、手書きの図面がとても好きですが、そんなことで現場を遅らす分けにはいかない。それで、お盆を利用して集中的に図面を書いた(CAD入力)。

  〜古き良き時代〜
そんな思いが巡ってくる。
社長はパソコンが使えないだけで、誰よりも深い技術を持っている。僅かでも曖昧な打合せをすれば、すかさず鋭い質問が飛んでくる。
何時までも活躍してほしいと、尊敬の念を込めて願っている。


夫婦別姓
100831(火) dogfight
夫婦別姓法案が取りざたされている。
私は法案に反対だが、私生活は「夫婦別姓」である。理由は、思想とか政治信条からではない。二人合計120歳で再婚すれば、自分たちの気持ちだけでは決められない柵(しがらみ)が多い。

私が先に逝くという保証があれば問題ない。しかし、神様の気まぐれまではわからない。私が残ることで起こり得るもめ事を事前に防ぐため「籍はいれない」ことを結婚の条件にした。

夫婦別姓は、日常生活でとても不便である。
最近は夫婦で一緒に出掛けることが多い。自己紹介をする時などまことに不具合である。宿帳の記載も面倒だ。
便利な点は、年金が別々に入るくらいで、どこが夫婦別姓が良いのか、私には分からない。

関係のない追記
夫婦の接着剤「ヤマト」箱が大好きで、入って遊ぶ。ストレス解消は「箱をかじる」こと























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