元dogfightのぼやき
2010年6月
エッセイ&コラム
ミニ果樹園覚悟はあるか?パクリの技術ペットの置物帯状疱疹治療中庭の餌木管政権の行方リーダーの条件ネット環境の開廃NPOの制度マニュアル化喧嘩上手体重の変化はやぶさの帰還予測された呆れた話田植えと治水右側の不調今日の事件ビーナスのBWH初めての体験引越し終わる町内デビューつまらない人生新薬への期待ヤクザの語源挫折主婦は偉大である只今工事中潜在失業者医療観光

ミニ果樹園
100601(火) dogfight
「健康なくして何も始まらぬ」これが持論です。ただ、時として健康に自惚れるようで、スケジュールに余裕がない。こんなときに寝込んだらどうなる?そんな疑念を持っていた…

ミニ果樹園の露地


ブドウ

ビワ

チェリー

イチジク


夏ミカン

糖尿病対策は長期になるが、ヘルペスは緊急事態です。幸い仕事は忙しくない、しばし仕事は放棄して治療に専念することにしました。

家から診療所への細い道。まるでミニ果樹園だ!
 ・ビワ
 ・ブドウ
 ・チェリー
 ・桃
 ・イチジク
 ・柿
 ・夏ミカン
どれも道から手の届くところにある。まもなく、チェリーが食べごろになる。その時は「ゴメン」と詫びて、一粒いただこうと思っている。
この道を歩くと故郷を思い出す。
故郷の露地もビワ・イチジク・グミ・夏ミカンなどが植えられており、何時も空きっ腹の子供にはありがたいご馳走であった。ここにはまだそんな雰囲気が濃厚に残っている。


覚悟はあるか?
100602(水) dogfight
韓国哨戒艇撃沈事件で、北朝鮮制裁を叫び韓国にエールを送る鳩山総理。
最近、やっと抑止力が分かった程度のご仁に、これから起き得ることへの覚悟はあるのであろうか?

近未来戦記に「第2次朝鮮戦争」は多い。
荒唐無稽と片付けるのは容易だが、鳩山総理より遥に緻密な推理に基づいて書かれている。勃発理由は作品によってさまざまであるが、共通することは「必ず日本が巻き込まれる」と言う設定である。

もし、北朝鮮が暴発すれば「後が無い」ことは誰でも想像が付くだろう。持てる兵器を使い切って金王朝の終焉を迎えようとする筈だ。その時、日本が攻撃対象外になると考える方がおかしい。北朝鮮が持つABC兵器ミサイルが降り注ぎ、国内で原発破壊を含むテロが横行するだろう。

大国と言えども、テロを未然に防ぐことは困難である。問題は起きたテロへの対応であり、普段からの覚悟と準備である。あの程度の総理ではとても心もとない…
追記
こんなことを書いたのに、鳩山さんが辞任してしまった。


パクリの技術
100603(木) dogfight
iPadが人気を博しているが、一足早く中国でiPedなる商品が格安で売り出されている。
  「1台目は輸入・2台目はコピー・3台目は輸出する」
と言う、中国の面目躍如と言うべきか、1万円以下で買えるパクリ商品は日本でも売れているそうな。
中華思想には西洋の価値観である「知的所有権」はないという。
知的所有権を話し合う国際会議で、中国代表が「我が国は漢字の特許使用料を取ったことが無い」と発言し、価値観の差を如実にした。
一方「讃岐うどん」が、中国で商標登録され、我が国が使えない事態が起きている。つまり、知的所有権を主張した方が儲かる時は認めるわけだ。だから「どっちが儲かる?」が、中国における知的所有権の使い分けの基準となる。

韓国の技術的追い上げが激しい。
我が国が苦労して作り上げた最新技術が、僅か1年で肩をならべられてしまうと言う。中国のようなパクリではないと言うが…
韓国は、日本のトップ技術者を「何十倍という給与で釣り上げ」同じものを作らす手法を使う。日本企業もこればかりは防ぎようがないとお手上げ。
中国も韓国も、金と時間と頭脳の要る部分をショートカットして、トップレベルに肩を並べる。しかし、この手法では抜きんでることが出来ない。パクリが常に勝者なら、技術は衰退する。中華思想・儒教思想とは「勝てばいい」と言うことで、進歩を目指しているわけではない。地球が滅ぶとすればこれが原因だろう…


ペットの置物
100604(金) dogfight
京都に、火作りの老舗よし与工房がある。この分野では日本最古の工房ではないかと思う。よし与工房では、毎年、お得意様に「干支の置物」をプレゼントする。今では、私の楽しみとなっている。

家内のお友達が我が家でそれを見て「愛するワンちゃんの置物が欲しい」と言いだした。よし与工房に照会したところ、単品でも作ってくださるそうで、このほどスケッチと模型が届きました。

決してお安くはありませんが、良い記念になるでしょう。
追記
恐れていたように、我が家でも「ヤマトの置物が欲しい」と言いだした…


帯状疱疹治療中
100605(土) dogfight
帯状疱疹の治療は、1週間の抗ウイルス剤服用を終わり、今後は塗り薬と、痛み止めで治療中。ドクター曰く「一月はかかる」そうです。

塗り薬の注意事項に「避妊具を溶かすことがある」とあります。うむ〜
ヘルペスの種類は多く、性器ヘルペスと言うものがあるそうです。きっと、このヘルペスにもこの塗り薬を使うのだろう。
ヘルペスを体験して、最大の印象は「痛い」です。性器ヘルペスだって、きっと痛いのだろう。そんなときに、避妊具を使うような行為をするのだろうか?思わず笑ってしまった。
あり得ないことでも訴訟される社会になりました。この注意書きも「企業防衛」なのでしょうね!
追記
本日は引越し準備。15時からあまの街道で「部分伐採」の試みです。
関係のない追記

昨日、管氏が首相指名を受けました。問題は「脱小沢」で、それは閣僚名簿を見てコメントしたい。


庭の餌木
100606(日) dogfight
昨年、庭を作るとき「野鳥が好む餌木をたくさん植えよう」と決めた。ねらいは「野鳥の集まる庭」ですが、なかなか思惑通りにはならない。それでも最近、ようやく野鳥が来るようになってきた。

ジューンベリー

ヤマボウシ

シロヤマブキ

ナツツバキ

マンサクの実はしっかり食べられて消えた。
ジューンベリーの実は熟したものから食べられていく。
間もなウヤマボウシが熟すだろう。
シロヤマブキの実を齧ったら、2時間くらい口の中が痺れていた。これは食べないほうがよさそうだ。

ソヨゴやエゴもたくさん実をつけそうだ。
これからが楽しみです。

夏椿が咲きだした。可憐で、とても椿と思えない柔らかな花です。ただ、これは餌木になるのかどうか?
40年以上アパートやマンション暮しであったが「庭は良いもんだ」とやっと分かってきた。


管政権の行方
100607(月) dogfight
鳩山氏の辞任を受けて、民主党代表選が4日に行われ、管氏が次の総理となった。

「一度やらせてみれば」で、始まった民主党政権ですが、1番バッターの鳩山氏は、僅か8ヶ月の超短期政権となった。鳩山氏自身もチャランポランであったが、あれだけ小沢氏に横槍を入れられれば、政策の一貫性は無理であったであろう。

噂される主要人事は小沢色を薄めるものになっているが、管政権は、院政を敷こうとする闇将軍を排除できるのであろうか?
その他、気になることもある。外交方針が明確ではない(民主党共通の課題かな)し、かつての発言内容と首班指名後の発言に「大きなブレ」を感じる。

看板が変わり「支持率は一気に50%を超えた」が手腕は分からない。本来ならじっくり見たいものだが、1月後には参院選がある。結局「一度やらせてみれば」の延長になるのであろうか?


リーダーの条件
100608(火) dogfight
リーダーの条件ってなんだ?考えてみた。
 ・カリスマ性が必要
 ・ポリシーを明確にしブレが無い
 ・ビジョンを時間軸(直近・中期・長期目標)ごとに提示
 ・有能で幅広いブレーンを持つ

リーダーがオールマイティーである必要はない。ブレーンの能力を活用して、的確な判断力・評価力・決断力・実行力が発揮できればよいのではないか。
新内閣の主要人事が決まったようだ。管総理はどうであろうか?
追記
「あり得ない」というメールを複数いただきました。でも、名総理と言われる人にはこれに近いものがありましたね。いまは、政治家も小粒になったと言うことか!


ネット環境の開廃
100609(水) dogfight
引越し準備も大詰めになりました。
2ヶ所を引き上げ、1か所に集約するもので、都合3か所の移転は想像より大変です。引っ越し荷物は専門業者にお願いしても、個々に手配することのなんと多いことか。
 ・移転案内・HPの変更
 ・郵便や宅急便の転送手続き
 ・電気ガス水道の閉開栓手続き
 ・新事務所の空調・コンセント・照明設備工事手配
 ・法人登記(印鑑証明登録を含む)及び許認可の変更
 ・個人としては住民票の移動・保険年金・印鑑証明等の変更
 ・銀行(自動振替を含む)の住所変更
 ・進行中物件申請書等の住所変更
 ・OA機器の移動とネット環境の構築
これらで一番難航したのが「ネット環境」です。

新事務所の建物には「光ケーブル」が無かった。
そのため、まずケイオプに話をしたが調査から始まり光ケーブルが使えるようになるのに4カ月もかかると分かり断念。急遽、NTT系に切り替えて話を勧めた。ただ、ケイオプもNTTもカスタマーズセンターを通じてしか話しが出来ないため、イラつくことが多かった。
NTT系はケイオプよりずっとフットワークよく動いてくれたが、それでも引越しに間に合う保証が得られない。安全策としてADSLを確保したが、この出費もバカにならない。

狭山の自宅はJ:COMであったが、この廃止の手際の悪いこと!カスタマーズセンターを通さず直接話が出来れば何でもなかったと思うが、結局、引越しより半月早く契約解除になってしまい、HPの緊急避難を余儀なくされた。

ネット環境の開廃の煩わしさにウンザリしました。
最初の窓口はカスタマーズセンターでよいと思うが、実務レベルの遣り取りは「関係者が直に」の方が良いだろう。あまり行き過ぎたマニュアル化はユーザーに何のメリットもない。


NPOの制度
100610(木) dogfight
NPOは、特定非営利活動促進法に基づいて設立・運営・解散が行われる。
一口にNPOと言っても、予算規模が年間数億円の組織から、私が関与していた「NPO法人あまの街道」のように年間予算10万円程度まであります。このように、まるで規模が違うNPOが同一の規範で運営を要求される。当たり前ですが、年10万円程度の組織に専従職員など居るはずもなく、法に基づいて整備する書類だけでも大変です。

NPOを立ち上げるには、定款の認証が必要です。
定款作りはヒナ型に準じて行ったのですが、これが大きな間違いであった。ヒナ型は、企業で言うなら上場企業用のもので、私の関与したNPOには荷が重過ぎた。
 ・総会の招集および委任方法の簡素化
 ・理事会で決めることが出来る細則範囲を増やしフレキシブルな運営
  (総会の必要頻度を下げる)
 ・周知方法の簡素化(官報ではなくHPで掲示)
こんな風に、小規模組織用の定款にアレンジしておけば、設立後の運営が随分楽であっただろうと、今さらながらに思う。

NPO法人あまの街道は、5月31日に解散届を受理され、現在は官報を使って解散公示を行っています。NPOの起承転結を体験して、予算規模に応じたランク分けがあってもよいのではないかと感じています。

追記
いま相談を受けたのなら、私は多くのアドバイスが出来るだろう。うふふ…これを「後の祭り」と言う。


マニュアル化
100611(金) dogfight
予測通りとは言え、ホンマに暇になった。
1年かけてコンセプトから作り上げた診療所の設計…私が現役のうちに、このような設計が再度あるのだろうか?

NO 図面種類 必須記入事項 マニュアル化
1 案内図 建設地の表示
近隣状況の記入
図面フォーム
凡例
2 設計概要 面積や高さ等の
建物概要
図面フォーム
3 配置図
屋根伏せ図
建物位置
各部の高さ
排水ルート
道路状況
図面フォーム
凡例
4 敷地求積図 敷地形状と面積
求積計算書
図面フォーム
計算表書式
5 建物求積図 建築面積と床面
積計算書
図面フォーム
計算表書式
6 室別求積図 室ごとの面積(
・気積計算書
ALVS集計表
図面フォーム
計算表書式
集計書式
7 外部仕上げ表 - 図面フォーム
凡例
8 耐火性能リスト
断熱仕様リスト
耐火・断熱性能を
図示
図面フォーム
ディテール集
9 内部仕上げ表 シックハウス性能
内装制限
図面フォーム
凡例
10 平面図 法令チェック事項
(延焼線・防火戸
・避難通路等)
建具記号
図面フォーム
凡例
11 立面図 - 図面フォーム
凡例
12 断面図 建物と天井高さ
開口部の高さ
図面フォーム
凡例
13 高さチェック図 道路斜線制限
高度指定制限
採光斜線チェック
図面フォーム
計算表書式
14 建具特記仕様 建具性能 図面フォーム
凡例
15 建具表 建具ごとの
:採光面積
:換気面積
:排煙面積
図面フォーム
計算表書式
集計書式
引合いが無い分けではないが、仕事内容が大きく変わってきた。小粒な物件で「最小限の費用で、工事用にも使えて、許認可に必要な設計及び申請図書(欲張りだね!)」を求められることが増えてきている。

姉歯事件以降、ごろっと変わった申請作業、負担軽減された部分もあるが、私の受持っている分野では、むしろ作業量は増えている。

右表は、規模の大小や用途にかかわりなく、建築確認申請に最低限必要な図面で15種類に及びます。
ただ、申請内容の説明用図書と言った色合いが濃く、マニュアル化が出来そうに感じていた。

暇になったこの機会にマニュアル化を始めました。まだ、始めたばかりですが…
 ・種類別に専用図面フォームを作る
 ・必須記入事項の凡例を充実させ記入を簡易にする
 ・必要な計算書ごとに専用計算書式を作っておく
 ・別シートで、必要なパーツ(ディテール図面)を作っておき、性能リストに挿入する
 ・仕上げ関係は構造種別でヒナ型を作っておき、修正で転用する


これだけでも、かなり作業を軽減できそうです。
これ以外の設計図書も多いのですが、必ず必要になる申請図書のマニュアル化がきっと役に立つだろう。
関係のない追記
韓国初の人工衛星打ち上げが失敗した。安直な技術取得(100603パクリの技術)が原因でなければよいが…


喧嘩上手
100612(土) dogfight
管総理を「喧嘩上手」と評した評論家がいた。
新内閣の政策はまだ見えないが、参院選に勝利するため「国民新党を切り捨てた」手腕に、喧嘩上手は本当だったと感じている。
鳩山内閣を手玉に取った亀井代表だが、管総理に簡単にひねられてしまった。郵政票より「強行採決による国民の反発が怖い」との思惑を、亀井氏は読めなかったのだろうか?結果論だが、福島党首の方が亀井代表より喧嘩上手であった。

管総理も、長期政権を目指すなら「参院選必勝」が条件であろう。敗れれば、闇将軍・小沢が虎視眈々と狙っている。
今さら、闇将軍の傀儡による利権政治は願い下げである。反面、管政権が勝利すれば別の心配もある。管氏の政治スタンスは「社会民主主義」だと思うので、外国人参政権法案や夫婦別姓法案は、早期に成立するだろう。保守政権を望む私には、いづれにしろ不安になる。

クリーンなはずの民主党新閣僚に、自民党時代に「さんざん批判して辞任に追い込んだ疑惑」が、そっくりそのまま起きている。これでは同じ穴のむじなではないか!人を批判するなら、まず「わが身を正せ」と思うのであるが、如何であろうか?


体重の変化
100613(日) dogfight
糖尿病対策で、体重を60kgまで落とすよう、ドクターから厳命されている。何と12kgオーバーからのスタートです。 
  食事管理と運動量の増加
言うは易しですが、簡単なことではありません。まず出来ることから…と言うわけで「計るだけダイエット」を始めました。
朝晩の体重をつけます。指導では、できるだけ精度のよい体重計を用意するようにとのことですが、我が家のものは100g単位のデジタルです。使ってみて、100g単位で充分だと思うようになってきました。
計るだけと言いますが、しっかりプレッシャーになります。計ることで、食事の質や量に気配りするようになります。それがダイエットに繋がるのでしょう。


体重を測るのは、パジャマに着替えた時とパジャマを脱いだ時です。ようは寝る前と起きた時なのですが、この一晩の体重差に驚く。1kgくらいの差はザラにあり、最大差は1.7kgに及んでいます。
 ・夜の測定は食事後
 ・朝の測定は食事前
こんな理由もあるのですが、食事量、水分摂取量、排便の有無などで簡単に数百グラム変動します。だから、短期間で一喜一憂しても始まらぬのですが…モデルケースのように「綺麗な右下がり」にはなりません。それでも2週間で緩やかに下がってきているのが分かる。
生活と体重変化の因果関係がまだつかめない。
ヘルペスで安静にした期間は一気に体重が増えた。運動量が体重に影響することは良く分かった。万歩計を何時もつけているので、これからは歩数も記録しようと思う。
しかし、朝晩の体重差がなぜ「大波」なのか?因果関係が分からぬことが多過ぎる。それでも、肉食の翌日に跳ね上がったことが分かる。やはり、質のコントロールが不可欠です。

まずは、1か月の変動を見てみたい。グラフは朝の体重をつなげて判断(ブルーの線)するそうです。それでも70kgの壁が厚いことを感じている。昨日からやっと60kg台に入った。これを維持し、かつ下げていく。道のりは遠い…


はやぶさの帰還
100614(月) dogfight
小惑星探査機はやぶさが、幾多の苦難を乗り越え、7年間の宇宙の旅を終えて帰還してきました。
  おかえり!
大気圏突入のためみカプセル分離と言う最後の難関を終えた。カプセルは予定通りに落果したようで、今日中にも回収される見込みです。これは世界に誇れる成果だといえる。
この感動の瞬間をNETのライブで見ました。
http://news.mag2.com/archive/20100614100000
この世界に誇れる成果をTVは中継しない。不思議やなぁ〜

我が国の無人誘導衛星技術は素晴らしい。
はやぶさだけではなく、月周回衛星かぐやは、長期にわたり月を探査、昨年6月に使命を終えた。また、宇宙ステーションにも機材や補給品を輸送できるように考えられていた日本版シャトルHOPEも評価が高い。

韓国初の人工衛星打ち上げが失敗した。
技術進歩目覚ましい韓国、韓国には日本を侮る風潮がある。韓国の躍進を充分認めるものですが、それでも、
一朝一夕で築けない技術もあることを知ってほしい。
追記
帰還を撮影しながらライブ放映しなかったNHKに批判が集中しています。私も不思議でした。


予測された呆れる話
100615(火) dogfight
大阪狭山市から大阪市へ住民登録を移しました。異なる自治体への移動は23年ぶりで、予め出来事を予測していたのですが…

大阪狭山市へ出向き「転出届」を出しました。
この段階で、大阪狭山市に登録していた印鑑証明書・住基ネットカード・国民健康保険が失効し、回収されました。国民健康保険については「滞納が無いか?」チェックされて放免されます。まあ、出ていく奴に用はないと言うことで予測範囲内です。

次に、引越し先の東住吉区役所です。
 ・大阪狭山市からの住民票引き継ぎ書
 ・転入届
 ・印鑑証明書・住基ネットカード・国民健康保険の申し込み
これを添えて窓口に提出しました。これまた予測通り、まずは「本人確認」の話です。
 「本人と確認できる保険証はありますか?」
ある分けが無い。つい先ほど、大阪狭山市で没収されたばかりです。私は運転免許書が無いので、保険証や住基ネットカードを取り上げられれば証明するすべがない。だからこそ、大阪狭山市からの住民票引き継ぎ書が出ているのではないのか。

恐らく「こうなる」と言う予測内なので、用意しておいた「1級建築士免許証明書=クライアントに身分証明を提示するために、建築士法で定められている非常に由緒正しい証明書」を出した。これは写真入りで証明者は国土交通大臣です。ところが…これが本人確認の証明書になるのか?と区役所内で相談が始まった。区役所から見れば、国土交通省など「どこの馬の骨か分からぬ」役所らしい。私も流石にイラついて凄味を見せ始めたところで、書類は受理されました。これだけ「本人確認」に拘るなら、国家発行のIDカードにしてほしいものです。

30分ほど待たされて…
転入届は完了したのですが、印鑑証明書・住基ネットカード・国民健康保険の3種類は、4〜5日後に「個別に受領書」が送られてくるそうです。
国民健康保険証の受領には、受領書と身分証明が必要だそうで、また今日のドラマが必要になるのでしょう。
印鑑証明書・住基ネットカードの受領には、受領書と国民健康保険証が必要と言うことです。
何のことはない、個別に受領書を送られたところで、国民健康保険証が無ければ「何も始まらない」と言うことです。お役所の作業って、何時までたっても無駄だらけですね!

問題はこれからです。
私は現在ヘルペスの治療を受けている。保険証が発行されるまで「私の診療はどうなるのか?」と尋ねたら、なんと「自費診療を受けてください」という。そんなアホな!
私はドクターに事情を話し「継続治療」と言うことで保険扱いにしていただきましたが、急な発病では、やはり自費診療になるらしい。これは制度欠陥ではないかと思うが如何であろうか?

年金はどうなるのか?この質問もしてみました。私のような受給者は「年金保険事務所へ」と言われてしまいました。これとても質問しなければ、何の説明も無いでしょう。

もしこれが「民間」で行われたのら、引越しに必要な手続きの一覧があって「漏れのない」システムを作るでしょう。まして、医療保険の空白など考えられないと思う。予測されたこととはいえ、呆れた1日でした。


田植えと治水
100616(水) dogfight
例年より遅いそうですが6月13日に気象庁は「梅雨入りの模様」と発表。今週は「雨の日曜日」で始まりました。
周りの田んぼは田植えを終わりました。
昔ながらの風景ですが…水田には〜治水を背景とした土木技術の集約が必要であった〜そんなことを思い浮かべていた。

ウィキペディアの資料から、日本とヨーロッパ最長の川を比べてみる。
信濃川水系:長さ367km、流域面積11,900km2、源流の標高2475m
ライン川水系:長さ1233km、流域面積185,000km2、源流の標高1602m

ミシシッピー川水系:長さ6019km、流域面積3,250,000 km2、源流の標高450m

我が国の川が如何に激流か分かる。勾配がきつければ流れが速く、洪水を繰り返す癖に、保水力が弱く水田への「利水」には向いていない。それだけ我が国の水耕は、古来より水との闘いであったと想像します。

大阪府には、淀川と大和川の1級河川がある。ともに、江戸時代に「河川付替え」と言う巨大事業がおこなわれた。
淀川の付替えは、川幅約500mで、河口から約10kmを直線的に及んでいる。

いくら権力を嵩にきた事業であったとしても、人力しかない時代に、如何にして行ったのか?私には長く疑問でした。

ある講演会で、その謎が解けた。それは「最初から天井川であった」と言う言葉です。川の付替えは「掘り下げる」と言うイメージです。でも、考えてみれば当たり前の話ですが、そんなことをすれば勾配が合わず流れません。特に河口付近なら、掘り下げれば「海水を導入」してしまいます。

上の図は私の想像ですが、そんなに間違っていないと思います。想定した川幅中央部を浅くすきとり、その土で堰堤を築いたであろう。
我が国の川は「激流」と述べた。水量は、通常時に比べ洪水時は30倍になると言われている。だから、図で示すような川の構造は理にかなっているのです。ここでも、先人の知恵を感じに居られない。
数年前に起きたミシシッピー川の大洪水。ミシシッピー川のキャパは3倍しかないため、洪水に耐えられなかった。
ヨーロッパで繰り返されるライン川の大洪水も、ミシシッピー川の理由に似ている。ライン川の古城めぐりをしたことがあるが、あのたおやかな風景は「水面と陸がほとんどレベル差が無い」ことから来ている。もし、ライン川の治水をするのなら、我が国の様な天井川にするしかなかろう。ただ…あの風景は消える。


右側の不調
100617(木) dogfight
昨年は「右わき腹の痛み」に悩まされた。様々な検査を受けたが原因は分からずじまい。恒常的な痛みはないが、今も時折わき腹に痛みを覚える。

今年は「右足の痛み」で始まった。
診療所では原因が分かず、最後の頼みで靴の専門店を訪ねた。足を計ってもらったところ「右足の重心が狂っている」ことが分り、靴の新調と共に重心を補正する中敷きを作った。これで、一気に痛みから解放されたが、何故「突然重心が狂ったのか?」その理由は分からないままです。

次に来たのが「右側の痛み」でした。これは、帯状疱疹の発症で原因が分かったが、何故これほど「右側の不調」が続くのか?
帯状疱疹発症から3週間以上になった。疱疹跡の瘡蓋も大方とれたのに、広範囲に広がった痺れと痛みは治らない。ドクターに症状を訴えるのですが、痛み止めの処方だけ。流石に私も心配になってきて、ネットで調べてみました。
帯状疱疹の痛みは感染から来る二次性の神経炎で、これには抗ウイルス薬は効かないと考えた方がよいです。後遺症(神経痛)が残るかどうかは、神経炎の程度によるのですが、今痛みがあるならば、痛みの専門家に受診して貰った方がよいと思います。(途中略)痛みのある状態を長く無治療でいるのは好ましくありません。あと、痺れ・感覚麻痺は、帯状疱疹の典型的な症状ではありませんので、一応他の疾患の鑑別(脊柱管狭窄症など)も必要かと思います。
そこで、家から通える範囲でペインクリニックを探してみました。
某専門医が見つかりHPを広げてみれば〜ペインクリニックとして、腰痛や頚肩痛、帯状疱疹(ペルペス)後の神経痛など、様々な疼痛に対して神経ブロック療法を行っています〜と、あります。さっそく電話で問い合わせたところ、受診を勧められました。

さて、どんな診断が下るのでしょうか?まだ見つかっていない余病があるのだろうか。これからもっと酷いことが起きるのではないか、ちょっと弱気です。


今日の事件
100618(金) dogfight
 昨日の出来事を纏めました
何かと事件の多い家内です。今日は、探鳥の最中に斜面でこけて、右手首を複雑骨折、リハビリを含めて全治3ヶ月。かつて私も、同じ状況で右手首にクラックが入ったことがあります。
 ・鳥見で足下を見ていない
 ・カメラを庇うため右手で全体重を受け、右手を傷める
野鳥趣味共通の原因です。
いまは「痛み」で気が回っていませんが、夏を迎え、そのうち「痒い」と文句が出るでしょうね。ちなみに最近はギブスではなく、濡れたテーピングが乾燥と共に固まるようになっていました。日進月歩ですね。

3ヶ月後はケアンズで野鳥三昧の予定。「それまでに治るやろか」と家内は不安顔。いまは治療に専念だろう。家事は家族で分担。私は、洗濯物・風呂掃除・ゴミだし・・・とヤマトの糞の始末。こんなところか…

引越しのメイン「事務所の移転」が終了。私も腰痛が酷くなるばかりで、費用は余分にかかりましたが「梱包込」で頼んでおいてよかった。それでも、細部の片づけがある、腰は痛むばかり。夫婦で大変だ!
事務所を構えて34年。初めてJR環状線の外へ出ました。広さは3倍になりましたが家賃は同じ。お陰で狭山の仮眠所が閉鎖できました。でも、やっぱり「都落ち」の感は否めない。

東住吉区に転入届をけ出して4日たったが、保険証の受取書が届かない。土曜日にペイン治療の予約をしており、保険証がなければ大変。困ってしまい、区役所へ電話をしてみたら、なんと! 
 ・配達は1度だけ
 ・その時不在ならば不在配達通知を残さず役所へ返却
だそうな。ようは「4日間、一歩も家を出ず配達を待て」と言うことだ。流石は「大阪王国」と言われる大阪市のお役人様。やることが無配慮無慈悲高圧的だね!
かくて明日は、再度、健康保険の申込みに区役所まで出向くことになった。こうして、高額なペイン治療を自費で受けることになった。


ビーナスのBWH
100619(土) dogfight
クイズ番組で、ミロのビーナスのBWHサイズをネタにしていた。
ミロのビーナスが作られたのは紀元前130年。当時の「美人の基準」を表すものとしておもしろい。それによると、
 ・バストサイズはハイティーン
 ・ウエストサイズは30代
 ・ヒップサイズは50代
だそうです。ちなみに、乳房はBカップだそうな。
乳房がBカップなのは、ブラジャーのない時代では、これ以上大きいと型崩れするという理由があったのではないかと推測していました。

下半身が太くなるのは「豊穣(子作り=子孫)」の願いからであろうとのこと。洋の東西を問わず「安産型」が存在したのだろう。
現代が「細い体に巨乳」が持て囃される、子作りは重要事項ではない?・・・随分違いますね!
追記
右手首骨折中の家内は自分でブラが着けられない。まあ、ブラが無くてもタレるほどの巨乳でなくてよかったね!と、変な慰めでした。


初めての体験
100620(日) dogfight
帯状疱疹も3週間が過ぎ、後遺症の治療に入ってきました。現在は「痒み・痛み・痺れ」と戦っています。そこで、ペインクリニックを訪ねました。

初めて知ったのですが、腹部の神経は「輪切り状」にあります。そこで、帯状疱疹痕から「どの神経が障害を受けているか」を探します。次にX線で、ブロックしたい位置に骨が障害になっていないかを確認します。
痺れは、脊椎内の血流が悪くなることでおきる。正座をすると痺れるのと同じ理由です。治療法は、脊椎内へ血管を拡張する注射を打ち、血管の流れをよくします。麻酔をして行うのですが、痛くはないにしても感覚はそのままで、かなり気味が悪い。さらに続けて3ヶ所にブロックの注射。だが速効性はないようで、注射1本で「けろっと治る」なんてことはありません。やはり「痛む」ときは、痛み止めの服用となります。

痛みは、ウイルスで神経が障害を受けることによる。治療は薬とブロック療法で行っていく。治療期間はウイルスの数(検査中)によって異なるそうですが、最悪、最長1年半くらいのロングランを覚悟する必要があるそうです。ブロックは安くないだけに、毎週必要となれば懐は大打撃を受けることになる。

一方、処方された神経治療薬は「漢方薬」であった(ちょっと驚いた)。
MA先生から、こんな新薬の情報を戴きました
帯状疱疹後神経痛の治療薬(リリカカプセル)が、6月22日に発売開始。神経の伝達をブロックすることで、痛みを緩和する
新薬ならブロック治療は要らないみたいです。でも、私からそれを言えない。やっぱり、漢方薬が続くのやろか?

痒みは、水泡後のかさぶたが矧がれると同時に起きてきた。これは傷が治る時の症状で耐えるしかない。痒み・痛み・痺れはどれも辛いなあ〜


引越し終わる
100621(月) dogfight
体調不良の中、2ヶ所を引き上げ1か所に集中させる「引越し」は、かなりキツイものがありました。終盤には家内が骨折して、戦力ダウンもありました。それでも、なんとか引越しが終了しました。以下はドキュメントです。
 6月14日
10:00狭山の最終荷造り。
11:00大阪狭山市転出手続き。
13:00大阪市東住吉区へ転入手続き。
 6月15日 滋賀県へ出張
 6月16日 
9:30狭山の空調・水周り・照明器具の撤去。
10:30引越し業者による搬出準備始まる。
10:00天満の事務所では空調・電源設備の撤去。
11:00新事務所の空調・水周り・電源増設・照明器具取付の工事開始。
16:00狭山から新事務所へ荷物搬入開始、17:00終了
※この日は、綱渡りの1日であったが、重複せずに作業終了。19:30まで整理
 6月17日
9:30天満の荷造り開始(引越し業者へ依頼)
14:00新事務社へ荷物搬入開始、18時終了。20:00まで整理
 6月18日
10:00大阪市東住吉区役所にて、保険証・印鑑証明・住基ネットカード受領
10:00ADSLにて新事務所のネットワーク構築
※「光」への切り替えは22日の予定
11:00新調備品搬入
 午後から「現場定例会議」へ
 6月19日
8:30ペインクリニックへ。安静の指示だが、退去確認のため狭山へ
16:00狭山退去確認
 6月20日骨折中の家内に変わって家事
 6月21日
15:00天満退去確認
これから、法人移転登記や事務所登録の変更など公的な手続きが待っています。
引越しに関わった人たちは、
 ・空調、水回り工事…4人
 ・電機工事…2人
 ・引越し専門業者…2日間で延べ12人
 ・ネットワーク構築…2人
 ・備品補充…2人
この他、NTTや大阪ガスの開栓立合いなど。

多くの方にお世話になりましたが、私には大事業でした。引越し先はこちらです。お近くにお越しの折は、是非お立ち寄りください。


町内デビュー
100622(火) dogfight
今週月曜日から新事務所で業務開始です。
早速、親友がシャンパンを下げてきてくれました。事務所でシャンパンを飲干した後、街へ探検に繰り出した。町内デビューです。

設計室

打合せ室

出かけた途端に雨が降出した。
目の前にあった「プチ居酒屋」へ飛び込む。カウンターの4席だけの小さな店です。
焼酎の水割りを自分で作り、アテはスーパーの20%引きのお造り。貰いもんだと言うモロキューに、茎ニンニクの炒め物。居合わせた客との会話も弾み、一人2000円でした。

ママの紹介でスナックへ。若いママ(60歳代)のお店は満杯で、お歳を召したママ(70歳代)の店へ。
水割りとカラオケ5曲で1000円でした。ここでも客と話が弾んだことは言うまでもない。

まずまずの町内デビューでした!
付近のお店を制覇するには1年はかかりそう。オモロイ街へ引っ越してきたもんだ!
新事務所は、家賃は同じで面積は3倍。

リビングは設計室へ。ここなら居候(設計者)の一人くらいは受入れできる。
和室は資料室になりました。二つある寝室の一方は打合せ室になり、もう一方は仮眠室です。
広いと言うことはありがたいことです。


つまらない人生
100623(水) dogfight
大阪市から通知が届いた。
次男が生活保護を申請したそうで「親族として補助義務がある」と言うものです。

今年は先妻の7回忌。パラサイトを続ける次男には、母親の急死も立ち直るきっかけにはなりませんでした。同時期に大きな債務不履行で経済的に行詰まっていた私には、とても次男を抱える余裕はありませんでした。家がある限り次男は自立しません。家があればそれを守るために、結果としてパラサイトを許してしまうからです。私は自己破産の道を選び、何もかも失うことで「それぞれが自己責任で生きていく」ことを求めました。

私が家を捨ててからも1年以上にわたり居座り続けた次男。超高層マンションの最上階で、電気ガス水道が止められた生活を続けた次男。これが出来るくらいなら「何でも出来るだろう」と思うのですが、次男の価値観は違っていたようです。「働く」より、電気ガス水道のない原始生活を選んだに過ぎない。裁判所命令による「強制立ち退き前日」に家を出た次男。おそらく、強制執行回避の代償に何がしかを手にしたのだろう。

家を出て間もなく爺様が死んだ。纏まった遺産を手にした次男は、働くことなく食いつぶしたのだと思う。
昨年「金の無心」の電話がありましたが、勿論拒否しました。あれから1年経って、今度の大阪市からの通知です。悲しいですね…

私は必至で働くことでしか、家族を養う方法を知らなかった。3人の子供をもうけ、同じように育てて、何処で何が狂ったのか?私の働く姿を見て育った筈なのに・・・
次男は、努力することや頑張ることが嫌いで、子供の頃から「俺は働かんと生きていく」と宣言していた。今はもう40前、相変わらずこれだけは守っているようだ。何と言うつまらない人生を歩んでいるのだろう。
まったく自助努力をしない次男を、助けるつもりはない(そんな余力もないが)。
私にも、老後をささやかに生きる権利はあるはずだ。もし、無理にでも私の元へ次男が押しかけてきたのなら、世間によくある「親子間の殺人」になるだけである。大阪市へはそのことをきちんと書いて返事を出すつもりです。


新薬への期待
100624(木) dogfight
第2回目のペイン治療に行ってきました。

検査結果によると、ウイルス数が128以上と言うことで、長い治療(1年くらい)が必 要とのことでした。 ただ、とても口の重い先生で、充分な説明が聞けません。そこで、診療が一段落するのを待って「何故ペイン治療が有効なのか?」伺ってきました。

硬膜外ブッロク(脊椎に針を入れて麻酔薬等を注入)の目的は
 ・痛みをブロックする
 ・血流をよくする
血流をよくすることで「自然治癒力を増す」狙いがあるそうです。 自然治癒力が増大すれば、
 ・ウイルスを抑える
 ・侵された神経の隔壁の修復
と言う、とても迂遠な方法で、これでは時間が掛かるはずだと理解できました(即効性を期待していたのは私の勘違いでした)。

次に、ブッロクの効果持続時間をお尋ねしたら
 ・個人差があるが、数時間から1週間程度(凄い巾です)
 ・ウイルス数が多い間は持続時間が短い傾向がある
と言うことで、痛み止めが処方されている理由も理解できました。ただ、処方された薬はどれも対処療法で、帯状疱疹後神経症の治療薬とは思えません。
なお、ペイン治療は「毎週通うように」との指示ですが、治療後は「安静」を指示されるほ どシンドイ治療です。これが1年続くと考えるだけでうんざりします。
今週発売された新薬は、痛みのブロックと帯状疱疹後神経症の治療とあり、これでペイン治療から解放されたいと期待しております。 金曜日から服用を始めます!


ヤクザの語源
100625(金) dogfight
花札賭博は昔からある。8と9の札を引けば「7」となり勝つ可能性が高い。さて3枚目の札を引くかどうか?
3枚目が「3」なら、合計は「0」のブタ。これじゃまるで役に立たない!
賭博で役に立たぬことを「893」といったのが転じて、
  893=やくざ・・・
これが、やくざの語源になったそうな。
私は、やくざを数字でたとえて、893の隠語にしたのだと思っていましたが、語源はまるで逆でした。面白いですね…
追記
またまた相撲界が揺れている。相撲も興行である限り、暴力団と完全な縁切りは難しいのだろう。ただ、角界を丸呑みする野球賭博はいただけない。


挫折
100626(土) dogfight
身近である出来事があり「挫折」について考えてしまった。
まず、私の60年余をダイジェストで振り返ってみる。
 ・5歳で家業が倒産
 ・赤貧の少年時代
 ・自分で稼がねば行けなかった高校生活
 ・周りの勧め(大学進学)を振り切り決断した就職
 ・筈か半年で解雇になった就職先
 ・早すぎた結婚と貧乏(家族を養うため「建築家への道」を諦め、地道な建築を目指すことになった。ただ、そのことを後悔はしていない)
 ・30歳を前にして独立(自営)
 ・度々あった倒産の危機
 ・妻の突然死と自己破産(家をなくすことで次男との決着を目指す。その代償として家族の離散)

こうして列記してみると、まるで「挫折の連続」のように思われるかもしれませんが、決してそんなことはない。
わが身を振り返ってみれば、私にはターニングポイントという選択肢がなかった。あったのは「飛ぶか墜落か」であって、途中で引き返すと言うことがなかった。必然的に「飛ぶしかない」わけで、行動は粘り強くアクティブであった(悪く言えば「しつこいヤツ」であった)。私は短気であるが、粘り強いと言う面では気長である。誰もが「そんなことは無理」と言った出来事を、何年も掛けて成し遂げたことも多い。こんなことが「挫折」の少なさに繋がっている。

一方、どこかネジが抜けているようで「ストレスを貯めない」性格です。
至ってボヤキは多いが、ボヤいているときはまるで諦めていない。更に、己の努力で「何となる」ことには粘り強いが、なんともならないことは、それが不幸なことであって「笑って受け入れるしかない」と割り切っている。お陰で、この歳になっても胃潰瘍の痕すらない。

挫折かどうか?それはとても主観的なことだと思う。私なら何でもないことでも「耐えられない人もあるだろう」そう考えるしか理解できない出来事であった。それでも「彼は苦境を切り抜ける努力をしたのだろうか?」と言う疑問は残る。自助努力をしないものに「時の氏神」は現れない。

最後に…
最近における私の挫折は、NPO法人あまの街道の解散です。ただ、挫折感と同じくらい「出来ることはやった」と言う達成感も持っている。

追記
私が今日あるのは
 ・頑健な体(最近でこそ病気がちであるが、元来はとてもタフです)
 ・強運(いつも時の氏神に救われた)
 ・繊細な神経と図太さの同居
つまり「体力・精神力・運」の3拍子に恵まれていた。


主婦は偉大である
100627(日) dogfight
家内の骨折から10日が過ぎました。うふふ…夫婦で病院通いです。
固定した手首は痛まないが、手の甲と指先に痺れと痛みがキツイ。
骨折の処置にあたってくださったのは、近所の病院の大先生(院長)。腕は確かだと思うのですが、何せ説明がない。「ほんまにこれでエエんやろか?」と疑心暗鬼の家内。かといって大先生にお尋ねすることも出来ず、骨折経験のある先輩諸兄に「電話掛け捲り作戦」に出た。結果、「こんなもんだ」と分かり、一件落着。どんな世界も「説明」が重要ですね!
家内の骨折で分かったことが二つ!
 ・主婦は偉大である
 ・電化製品は素晴らしい

家事を家族で分担している。
料理は調理士免許を持つ末っ子。
 食事の後片付けは、私と末っ子で受持っています。
 ただ、食洗機のお陰でとても助かっています。
風呂掃除は最後に入る長男の役目
私の役目は
 ・洗濯干しは「朝一」の役目
 ・夫婦の朝食(用意と洗物)
 ・週2回の「ゴミ出し」
ヤマトのお世話は夫婦で気付いた方が行っています。
部屋の掃除はお掃除ロボット
どちらかと言えば出番のなかった「お掃除ロボット」ですが、ここに来て俄然脚光を浴びています。

まあ、手首の固定が取れるまでまだ1月はあるだろう。その後はリハビリが続き、機能回復まで3ヶ月コースといったところです。家族のサポートはまた緒についたばかり。これで皆の意識が変れば、よい教訓になるでしょう。


只今工事中
100628(月) dogfight

まわたり内科新築工事

某マンション新築工事
建材メーカー関係では「週休3〜5日」が珍しくない。
ようは仕事が無いのだ!そのくせ原材料が高騰しており、スタグフレーション進行中。これでは先は暗くなるばかり。
世間の流れには勝てず、私も「最後の仕事」を行っている。
まわたり内科は始まったばかり。
毎週ホットな定例会議を展開。上棟を迎える7月末までに施工図を固め、決めごとを済ます必要があり、これからハードな交渉が続く。
竣工は11月末の予定ですが、初めての試みが多いだけに工程管理が重要になる。

某マンションは今週で上棟します。
施工図の承認は終わり仕上げの色決めも終わった。後は粛々と工事の進行を監理していく。
外部仕上げを9月末までに終わり、引き渡しは11月末の予定。それから防犯マンションの認定を受ける予定なので、私の業務は年内いっぱいとなる。
新たな長期プロジェクトの引き合いが無く、両者が終われば「冬の時代」を迎えることになりそうだ。
事務所の移転も来るべき冬に備えた処置です。私の目標である65歳定年。それまで冬を凌げるであろうか…


潜在失業者
100629(火) dogfight
工事現場での定例会議。関係する職種の責任者に集まってもらって行っている。工程に合わせて決定すべきことの結果をメーカーに伝えていくのですが…
ところが、多くの建材メーカーの工場が週休3日になっている。一番休日の多いの某社では週休5日、つまり週に2日しか工場が稼働していない。だから決定事項が、生産現場に伝達できない事態が起きている。

そんなに休んで会社が持つのか?と思ったが、これらの工場では、政府の休業補償を受給して生産調整を行っている。


上図は、我が国の失業率の推移です。リーマンショック後再び失業率が上がったことが分かる。民主党政権になって、高水準だが「横ばい」になっているが、ではこの数値は信用できるのか?

先に述べた企業への休業補償制度。当たり前ですが「雇用継続」を条件にしており、これらの企業では雇用者の削減は行わない。つまり、雇用統計には失業者とならず、失業率に反映しないようにした裏工作です。
更には、私のような自由業も雇用統計に反映されない。受注が無ければ自動的に休業なのですが、労働者のように雇用されているわけではないので、統計の分母(労働者)にもカウントされていない。

実質の失業者は一体どれだけいるのだろう?本当の失業率は、きっと10%を超えているのだと思う。
長年、建設関係は「構造不況業種」で、世間が好景気でも恩恵を受けることが少ない。建設関連業種の実質的な失業率は、とんでもない数値になっているのではないだろうか。


医療観光
100630(水) dogfight
新成長戦略の策定チームは、菅内閣の目玉政策の一つとして、海外から患者らを呼び込む「医療観光」の推進などを盛り込んだ。
医療観光とは何だろう?耳にしたことが無かったので、少し調べてみました。
主に中国の富裕層をターゲットに「高度医療を提供」しながら、我が国の観光も促すものです。つまり「高度な医療チェックと観光旅行をセット」したものです。

おもしろい発想だと感心したのですが、この分野では韓国・インド・タイ・シンガポール等が先行しているそうな。我が国の医療水準、特に高度治療では、韓国やタイより更に抜きんでている。先行国が比較的安価な医療観光に対し、我が国なら「トップレベルの医療を提供して差別化を図る」戦略になると思われる。

この構想に対し、医師会は反対を表明している。その理由は「混合診療反対」の立場からで、医療観光が推進されれば、混合診療の既成事実化が起きると考えているようだ。
混合診療は、医療の差別化を招くのは間違いない。お金持ちが、より高度な治療を受けられるのは「平等の原則に反する」と言う建前堅持からの反対であろう。しかし現実は、医療観光以前に、既に差別化された医療が着々と進んでいる。能力格差が所得格差に繋がる時代で「格差社会」の進行は止めようがない。まして、そんなことは法律で禁じることも出来ない。これは社会問題であり、経済の問題でもある。
私は昨年、自費で高額な健康診断を受けました。医療機関もこうした差別化をした施設を運営しており、日本医師会が「平等」の建前を振りかざしたところで、医療の世界はビジネス化している。

検査だけなら、もっと安価な方法があっただろうが「差別化した施設を体験」してみたかった」のです。
医療観光の報道を聞きながら、私が体験したよりもっと「差別化した豪華版医療」がビジネス化されるのだと想像した。ひょっとしたら、あの体験(高額な検査費用)が生かされる時が来るのかもしれない。ならば「良い投資であった」と思う。























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