元dogfightのぼやき
2010年2月
エッセイ&コラム

手相ヤマトの行状政治資金法治国家の限界与信理不尽な内規老人会の高齢化太陽光発電の経済性110番通報久々の鳥見総理の「脱税の奨め」ソフト偏重時代生命と財産週刊文春がおもしろい!今年もまた…風邪らしい誕生日だそうな「知らない」仕事の進め方成長する「腹」定期券スタンスああオリンピックあまの街道沿いの谷底清掃栗焼酎生活リズム「もののけ」象のシャツ
手相
100201(月) dogfight
先週末、飲み会の二次会のこと。
男どもの会話にすっかり入り込んだ、北のスナックのママさん。私に「手相を見せて」と言う。 なにせ、占いなどしたこともないので「どちらの手ですか?」とお尋ねしたら「両方とも」と言う。

私の両手を見たママさんは「これは男の手ではない。女性の手です」と言う。
意味がわからない。
箸より重いものなど持ったことのない私ですから「肉体労働じゃないから…」と言うと、そんな意味ではないと言う。結局説明がない。何だろう?
(私はホモ趣味もありません。至ってノーマルです)

次は「死別の痕がない」と言う。これは手相に現れるそうですが、どこに出るのか?尋ねても答えてもらえず「たから男の手じゃない」と言う。相変わらず謎が続く。

「ホンマにお金の溜まらん相やね」
これには全員大笑い。
私はよく稼ぎ、よく遣った。5年前に自己破産したように、お金に関しては大浪賞です。今は素寒貧ですが、生涯年収なら多い方であろ。私は、充分面白おかしく過ごしてきた。

最後の占いは「近々に大病するから気をつけて」でした。これは言葉を選んだからだろうと思う。
私は、親兄弟の平均死亡年齢を超えており、既に一族では長生きに入っている。江戸時時代から続く旧家ですが、父が初めて60歳代まで生き、まだ誰も70歳代を経験したことがない。まさに、何時「大病=死病」を宣告されても驚かない。こんなことも手相で見えるのか?感心してしまう。

それにしても…「男の手ではない」とは何だろう?


ヤマトの行状
100202(火) dogfight
家の前の県道は、最も交通量が多い道路の一つです。ナツはここで事故死しているので、ヤマトは外へ出さないようにしている。ところが…

ヤマトが大脱走をした!
県道にはでなかったのですが、外を徘徊して、お腹がすくまで帰ってこなかった。
帰ってからのヤマトは、それはそれはゴマすり名人です!
こちらがおこっているのを充分承知で、これ以上ないとばかりに体をすりよせ、甘えてくる。こうなると、つい許してしまう。

昨夜は、大阪・神戸から遠来の客があった。これまたハイになってはしゃぎまわっている。賑やかなのが好きみたいだ!
普段は、私たちと「川の字」に寝るのに、この夜はお客様の布団から出ることはなかった。
おのれ〜ヤマトめ!裏切ったな

で…
朝になって、またすりすりしてきた。
もうまったくの八方美人です。ああ〜あ、また許してしまった!


政治資金
100203(水) dogfight
事業を始めて、会計顧問が必要になった。最初に注意されたことは「財布は厳密に分けろ」ということでした。つまり、個人の財布と事業の財布です。

個人企業から法人に切り替えると、さらに厳密になった。個人の私と法人の私は、法律上「別人格」として扱われる。だから、法人の私から個人の私への「お金の流れ」には、税が付きまとうことになる。こんなことは我が国における税制の基本なのですが、どうも政治家先生はご存じないらしい。
鳩山総理の12億円に上る親子間の資金提供は、当り前であるが「贈与税の対象」です。年間60万円を超える贈与は「50%の税金がかかる」こんなことは、国民の多くが知っている。例えば、親の金で家を建てるなどというときは、税務署は虎視眈々と狙っている。
鳩山総理は「知らなかった」の一点張りですが、総理自身が知らなくとも、経理担当の秘書や会計顧問といった専門家がいるわけで「知らない」で済む話ではない。贈与税の時効は5年で、鳩山総理は時効分の税は払わず、知らなかったということで追徴税も払っていない。
自信を持って言えることは、これが一市民だったら、税務署は絶対に許さないことだ。これでは、国民の納税意識は著しく減退する。あしき例を残したといえるだろう!

小沢氏に至ってはもっと不可解である。
政治資金管理団体とは何ぞや?これが疑問でした。冒頭に述べたように、個人なのか法人格なのか?それが、オピニオン雑誌を読んでいて、やっとわかった。摩訶不思議な存在である。
政治資金管理団体が法人格を得るには、裁判を起こして認定してもらう必要がある。
言い換えれば「個人」なのだ。つまり、小沢氏の政治資金管理団体「陸山会=小沢個人」ということです。ところが、政治資金管理団体名義で不動産を購入しても税金がかからない。そのくせ、政治資金管理団体を解体すると、その資産は「個人」に帰るそうで、その時も税がかからない。まるでマジックを見ているような「便利な組織」というわけです。

小沢氏は過去2回政党をつぶして」いる。解散時に残っていた、政党助成金(税金から投与)22億円は、陸山会に吸収された。勿論、無税である。
  何のことはない!
陸山会名義で土地や現金をしこたま貯め込んでいるが、結局は小沢氏の個人資産を無税で形成しているにすぎない。
こんなことができる「政治資金規制法」を作った張本人が小沢氏と言うから、もう呆れるしかない。
ちなみに、政治資金で不動産を買うなど想定していなかったから、何処にも蓄財禁止と書かれていない。この盲点を利用したのは、小沢氏だけというから、これは「確信犯」でしかない。
江戸時代には、こんな法律があった。
 ・勘当:道楽息子と縁を切る法律
 ・闕所(けっしょ):不正蓄財を没収できる法律
国民は、鳩山総理を「勘当」し、小沢氏は「闕所」にするべきではないか!


法治国家の限界
100204(木) dogfight
小沢氏不起訴の方針となるようです。
昨日「政治資金」について日記を書きましたが、これを書きながら「不起訴」の予感がありました。理由は、処罰できる法律が見当たらないからです。
法治国家は、法に触れなければ処罰できません。
小沢氏が作った政治資金規正法、その抜け道を誰よりも熟知している本人が、法に触れないように蓄財をしたわけです。

民主党内部でも、小沢氏へ尾を振る姿勢が目立ちだした。これでより権力が集中するだろう。

残念ながら、日本は暗黒時代に突入する。
これで、外国人参政権法案も通ることになるだろう。毎年、5万人規模で増える中国人に参政権が与えられれば、遠からず「中国の省」になるだろう。そんな姿を見たくないもんだ!


与信
100205(金) dogfight
不況感が続く中、企業防衛として「与信」を行うことが多い。
早い話が、取引相手の信用調査である。与信の報告が悪ければ、堂々と取引を拒否してくる。腹が立つこともある。なぜなら、信用保証ができないというなら「お互いさま」の話だからです。
与信の方法は主に二つです。
 ・帝国データバンクと有料契約をして、信用状況の調査報告をもらう。
 ・経審 http://www.ciic.or.jp/
建設関係なら、この両者を合わせて判断する場合が多い。ところが、調査間隔は半年から1年で、何処までリアルタイムの情報か?分からない。大手企業ならいざ知らず、小企業の情報なら、タイムラグがあると思った方がよい。
半年前は優良企業であったが今は危ないとか、半年前は危なかったが、今は乗り切ったといった情報が調査報告に反映されていない可能性が高い。

こんな激動のご時世では、結局は自己責任での判断だと思うが、企業の管理職は自己責任を避けたがる。その結果、チャンスを逸したり大やけどを負うこともあるだろう。

いま、仕事上で「与信」で不愉快な思いをしているので、こんなことを書いてみた。
(写真は造成の進む診療所建設予定地)


理不尽な内規
100206(土) dogfight
大阪市内で作っている倉庫(写真)が、2月末で竣工を迎える。そこで、各種竣工検査を受ける準備に入っています。
建築の世界も、法に従って設計や工事を行います。法には
 ・法律(例えば建築基準法)
 ・条例
 ・通達や告示
以上は、間違いなく「法」ですが、いささか怪しげなものに「指導要綱」があります。かつては大手を振っていた指導要綱ですが、あいつく訴訟で「法ではない」として敗訴している。
悪名高き指導要綱は影を潜めたが、困り者は『内規』です。

  内規=内部規則
文字通り組織内の規則なのに、法を凌駕して押しつけらることがある。
竣工検査を受けるための書類を所轄消防に持っていったところ「必要な消防設備がない」として、受け付けてもらえない。当方は分けが分からない。
設計段階で消防協議も行っているし、建築確認申請書も消防同意が得られている。

再度、理由を聞きにいって驚いた。所轄消防の内規に合致していないという。更に、内規は非公開だそう!
不服を申し立て訴訟をすれば勝てるはずだが、クライアントへの引渡しは1月後の約束で、とてもそれまでに結審するはずもない。
結局は、契約履行を優先して理不尽な内規に従うことになる。なんとも腹立たしいことだ!


老人会の高齢化
100207(日) dogfight
地区の老人会が「高齢化で悩んでいる」という話を聞いて笑ってしまった。
しかし、考えてみたらこれは、日本人のメンタリティー故の話だと気づく。我が国は、居住の自由が保障されており、何処に住もうが勝手なはずなのに、実に人口の移動(流動)が少ない。その証拠に、中古住宅の売買は非常に低調です。

バブル期に山の手が盛んに開発され、団塊の世代が購買層となって新しい街ができた。しかし25年たって、住人はリタイアの時期を迎えている。若人たちの流入はなく、町に子供の遊ぶ姿がない。同様の理由で、古い町の老人会でも、新加入がないという。
今後若い人たちは、都市の駅前に集中的に済むだろう。そのため、25年前の新興住宅地ですら、ひたすら衰退期を迎えている。まさに、個々の街が人口の流動もないまま「起承転結」をして滅んでいくわけです。

「大草原の小さな家」は、自己責任を好むアメリカのフロンティア精神を表わしている。
しかし、わが国では戦後の「核家族生活」制度の普及で、有史以来の「大家族制度」が崩壊してしまっている。大家族制度では、家の中で世代交代が続いたが、核家族ではそれがない。アメリカのような自己責任意識もないまま「小さな家」が、次の住まい手もなく朽ちるという「初めて体験」を迎えている。
地区の老人会が高齢化で悩んでいるという話は「笑えない話」と言うしかない。


太陽光発電の経済性
100208(月) dogfight
1月の電気代が、ついに2万円を超えた(約27000円)。
しかし、昨年同期の電気代は5万円であったという。さらには、給湯とファンヒーターに灯油を使っており、炊事はガスであった。実に光熱費総額は7万円に達していた。
オール電化で、電気代が27000円ということは、光熱費が6割カットになったことを意味する。凄い省エネでです!考えられる理由は、
 ・家を新築した(規模は3倍になっている)
  高気密高断熱仕様ではないが、従前の家のように「隙間風が通る」ことはない
 ・電化製品を一新した
 ・照明は人感センサーを多用して無駄を消省いている
 ・太陽子発電
これらの相乗効果でこのような良い結果が出たのであろう。ちなみに新築部分が延べ45坪、既存の母屋が30坪あり、合計75坪の家で光熱費27000円は想像を絶する安さです。

太陽光発電は4kwを装備した。初期投資は、補助金との差し引きで約220万円。
昨年末に売電価格は48円/kwhと倍増したが、我が家では恩恵はない。なぜなら、発電量は自家使用してしまい、売電に回らないからです。発電量の記録が残るので、それを金額換算すれば2万円くらいでです。それでも、10年以内に元が採れるわけで、大きな効果と言えるだろう。
まだ、大きな災害にあってはいないが、災害時に自家用電源として使えるメリットも心強い。太陽光発電は、是非お勧めしたい!


110番通報
100209(火) dogfight
2月6日に地域主催の「陶器山清掃」があり、NPO法人あまの街道として、総勢7名で参加してきました。あまの街道(=陶器山)は、人口30万人が住むニュータウンの背骨にあたります。写真でご紹介するような自然が、奇跡的に残っています。

あまの街道と盗難品

清掃は順調に行ったのですが、メンバーの一人がとんでもないものを見つけてしまいました。林に少し入ったところで、財布やカード類が散乱しています。資格証明書や母子手帳まであります。これは警察へ連絡しなければと110番。

繋がった110番が大阪城そばにある大阪府警。あまの街道とは30km以上離れています。まず場所を正確に説明しろと言う。
 ・住所を言え
 ・具体的に個人宅名を言え
写真をご覧いただければ分かるように、ここは「自然遊歩道で、住所も家もない」と言っても通じない。あまの街道という名前から、住宅の街並みに通る道と思っているようだ。
こんなことは、派出所に連絡すれば、すぐに理解してもらえることだ。だんだん頭にきて「派出所へつないでくれ」と叫んでいた。「まあ落ち着いて」と30km離れた警察官は言うが、これが、暴力行為の進行中ならどうするのだろうか?
結局、駐在所からバイクに乗ってお巡りさんが来たのが30分後。

大阪府下を1か所でコントロールすることに無理がある。
今回のことは緊急事態ではない。だから私が要求したように「派出所から連絡させます」と言っていただければ、至極簡単に済んだことだ。
地理が分からぬ中央がコントロールしようとして、通報者の意見を聞かぬからこうなる。警察とは硬直した組織だと、つくづく感じた出来事でした。
追記
地域の消防は、あまの街道の200mごとにポイントナンバーを付けており、住所や家がなくても通報に相応できるようになっている。
警察にはこのようなきめ細かさがない。もし、あまの街道で襲われたら、通報しても通じないことが分かりぞっとしました。


久々の鳥見
100210(水) dogfight
よく晴れた日曜日
嫁はんと一緒に、鳥見に行きました。嫁はんはしょっちゅう行ってますが、私は久々です。本当は「美味い魚が食べたい」と言うのが動機で、k加太の海を目指しました。

ウミアイサ

イソヒヨドリ

ジョウビタキ

ミサゴ

灯台の下にウミアイサがいると言うので、歩き出したのですが…
道がありません。ご覧のように岩がごろごろしている海辺を、足を取られないように気をつけて歩くこと40分。

やっと海辺の道を通過。
長い石段を登り別荘地帯へ向かいます。日頃の体力不足でゼイゼイハーハーです。石段を登りつめたところに喫茶店があったので、しばし沈没。
呼吸を整えて、下界を目指して歩き出す。ところがこの道は野鳥の宝庫ででした。 草むらでがガサゴソ音がする。いきなりキジ♂と出会う。見事な色です!

海へ戻ったころにしっかり空腹になり、魚で「いっぱい」美味かった!

ほろ酔い気分で、珍しい鷹「ハイイロチューヒ」を見に行こうと移動。 場所は秘密です。ちょいと危ない道を歩いて分け入る。
1時間待ったのですが今日は現れないと言う。 日も西にしっかりと傾いてきて…あきらめて帰りました。 車まで戻って移動を始めたら「あらわれた!」と連絡がはいる。どうやらご縁がないようで!
この日出会ったのは、
トビ・アオサギ・イソヒヨドリ♂・ウミアイサ・ミサゴ・キジ・メジロ・コゲラ・シジュウカラ・ヤマガラ・ジョウビタキ♂・コジュケイ・ホオジロ・カワラヒワ・エナガ・カルガモ・カワウ・セグロカモメ・マガモ。楽しい1日でした!


総理の「脱税の奨め」
100211(木) dogfight
鳩山総理は御幼少のみぎり、母方のブリジストン株を大量(時価相場で言うなら100億円と言う)に贈与されていたそうな。
総理の母上様は、ブリジストンのお嬢様。この世に税金があることをご存知ないらしい。いやいや、鳩山家そのものが、税金を知らないのだ。だから、税も払わずへっちゃらで100億円が贈与される。

総理曰く
 ・知らなかった(当然だね!)
 ・時効になっている(これまた当然だね!)
ということで、誰も、いまだに1円すら税を払っていない。

またまた、総理は素晴らしい「脱税のすすめ」を身をもって示したくれた!
下々の国民よ!
間違っても税務申告などするでない
じっと、時効を待てばよい
そうすれば、1円たりとも税を払う必要がない

国権の最高責任者たる総理が示してくれている「脱税のすすめ」なのだ!みんなで見習おうではないか

うむ〜
でもなあ、脱税するほど所得がないなあ〜悲しいよう…
100212追記
総理の弟が爆弾発言。12億円におよぶ子供手当ては「総理からおねだりしたもの」だそうな!これなら素直に頷ける


ソフト偏重時代
100212(金) dogfight
もう15年以上も前の話ですが、ある異業種交流会で港湾施設を見学に行きました。
そこには、巨大な走行クレーンがあり、その建設費用は1基1億円と言うことでした。それを見たFさんは、事業を売り払い隠遁してしまいました。ちなみにFさんの職業は「TV画像の編集」でした。

数年経って、理由を伺う機会がありました。それは…
編集に使うパソコン程度の大きさの機器と、巨大なクレーンの値段が同じだと知って意欲をなくしたそうです。クレーンには日本産業を支える存在を感じたのに、いくら付加価値があるとはいえ編集機器の1億円に納得がいかなかったという。

建築屋の私は、ハード側の人間なのだと感じる出来事がありました。
ある建物の出入室を管理する制御システムが、ドア本体や制御システムによって動く電気錠などの「ハード総額」よりはるかに高い。
また、1か所30万円のドアに取付けるアシストモータが80万円すると言った、ハード費用とソフト費用のアンバランスに呆然としたのです。
そのくせ、ハードだけでも建物は成り立つが、ソフトだけでは成り立たない。
ソフトの持つ付加価値を無視するものではないが、行き過ぎた「ソフト偏重」には、私は危機感を持ちます。

次の会話を皆様はどのように感じるであろうか?
ソフトは電源供給によって成り立っている。では、停電時にはどのような状態が望ましいか
私は、停電時には「ロック解除」にしてほしいと望んだ。
その理由は、火災や地震台風といった災害時に停電はつきもので「避難」を考えればロック解除が当たり前と思うからです。
しかしソフト側は、停電時は「ロック状態」が良いという。
その理由は、故意に電源ケーブルを切断されると、セキュリティーが解除されてしまうからだという。

つまり、人命が大切かセキュリティーが大切か?という問題に帰結する。ソフト偏重は「思想の問題」であるようだ!
関係のない追記
奈良県で工事が始まったミニプロジェクト。今は基礎工事中(写真)です。


生命と財産
100213(土) dogfight
(昨日の続きです)
日本国憲法は、国民の生命と財産を守る目的で作られています。
勿論、これが理想であることは言うまでもありません。しかし、現実には「生命か財産」のいずれかの選択を迫られることも多いのだと思います。

建築における「構造設計指針」の前文には、国民の生命を守るため、建物が瞬時壊れることなく「避難時間の確保」を目指す旨が書かれています。これは、財産である建物を守ることを放棄したわけではありませんが、極限状態では、生命を優先することを宣言したと言えます。
同様に消防法の精神も、極限状態では生命を優先することが分かります。江戸時代の破壊消防から、近代に「消火消防」に移行はしましたが、それでも建物を無傷のまま人命救助をするのは無理があるからです。

昨日、電気制御されているロックの「停電時の扱い」について書きました。その中で〜人命が大切かセキュリティーが大切か?という問題に帰結する。ソフト偏重は「思想の問題」であるようだ!〜と結んだ。
セキュリティーは「財産を守る」ことからスタートした経緯があり、このような思想になってきたのであろう。
かつては、無人の建物のセキュリティーであったものが、ソフトが高度化するに従い、有人状態でのセキュリティーが大切になってきた。しかし、思想は容易に変わらぬようで「停電時はロック状態」発言に繋がるのであろう。

生命と財産を考えるのなら、正解は「真中」にあるだろう。停電時のロックの制御は、
 ・中からの避難は「解錠状態」
 ・外からは施錠状態
こう言う制御が、当たり前にできるハードとソフトが必要なのだと思う。
追記
埼玉県で起きた老人ホームの火災事故。多くのお年寄りが亡くなったのですが、その管理責任が問われている。この施設では、徘徊を防ぐために、外部へ出るドアに鍵が掛っていたことが、死者を増やしている。
もし、電気的な制御がありパニックオープン(非常時に解錠)の機能があれば、被害が減ったかもしれない。
二日間にわたって書いたことは、パニックオープンの是非である。やはり、人命か財産かに帰結してしまう。


週刊文春が面白い!
100214(日) dogfight
トヨタバッシングは、普天間の仕返し
ブッシュ時代も日本バッシングはあったが政府が止めたそうな。しかし、トヨタバッシングは「煽りこそすれ止めようとしないオバマ政権」と言うことで、普天間の仕返しと言う見方が出てきたという。勿論、底辺にあるのは「鳩山不信」であることは間違いなし

小沢書記長
一党独裁国家では、政府トップより「政党トップの方が偉い!」のが特徴。いまや、小沢幹事長に誰も苦言がいえない民主党。まさに、小沢書記長による一党独裁国家と皮肉ったもの。
それにしても、政権奪取の手段で小沢氏を取り込んだが『庇を貸して母家を取られた』と思っている党員も多いだろうな!


今年もまた…
100215(月) dogfight
バレンタインデーなど「商人がたくらんだ企て」と僻んでみても、義理チョコもなけりゃ寂しいもんだ!かおりに無理を行って、なんとか一人分を確保したが、後が続かない。
こうして、バレンタインデーが過ぎると次は誕生日(17日で63歳)。こうして今年もまた時間が過ぎていく。
65歳を迎えるまでは「現役でいたい」と思っているが、それも後2年となりました。今年1年分の仕事は抱えているので、健康さえ維持できれば、可能性は高いだろう。
関係のない追記
二組の夫婦4人で、飲んで食べて語る機会がありました。
友人から「おまえは右翼だ」と言われる私ですが、それでも「あなたの考え方は左翼に汚染されている」と言われてしまった。あはは…上には上がいるもんだ!


風邪らしい
100216(火) dogfight
暫く休みがない…
と言うことで、代休を取ろうかと考えた。予定表を頭に浮かべ「月曜日に休もうかな」と考えながら眠ったら、朝から「鼻水・鼻詰り・くしゃみ」の連続です。目も痒いので、今年も花粉症かと診療所へ行った。

診断は風邪。気が緩んだ途端にこれだ!
風邪の診断をされると、何やら熱も出てきたようで…結局、月曜日1日は「寝て暮らす」羽目になった。病は気からと言うが、ホンマにそうやなあ〜と思う1日でした。
関係のない追記
時、あたかも冬季オリンピックの真っ最中!
殆ど終日「オリンピック放送」をやっているのに驚いた。それにしても「日本は勝てん」なあ〜


誕生日だそうな
100217(水) dogfight
時は容赦なくめぐってくる。欲しくもないのに今年も誕生日が巡ってきた。
いややなあ〜これで63歳やん。
ケーキは、ヤマト(黒猫)も一緒に食べました。
まずは目標の65歳まで、現役で元気に暮らしたいものです!
この数カ月、最高血圧が140を超えており、この日もドクターから「降圧剤の服用」を勧められたばかり。
あと2年ですが大丈夫やろか?


「知らない」
100218(木) dogfight
民主党小林議員が北教組から1500万円以上の裏献金を受けていたとして捜査を受けている。 小林議員は「知らない」を連発してノー天気でいるが、そんな安易なことではない。教育は中立が原則のはずなのに、特定の政党に献金してよいのか?こうなると、政治の根幹に関わる問題となる。

民間なら何万人といる社員の不祥事でも「社長は引責辞任」を強いられる。
それが、民主党では側近が関与したことでも「知らない」といえば免罪されるらしい。まあ、総理や幹事長が見本を示すので、こうなるのだろう…
こうして次々に明るみに出る民主党の金権体質を見ていると、自民党以上ではないかと思う。酷いもんだね!
追記
北教組は、広島・大分とともに「H2O」と並び称される日教組の牙城。 日の丸・君が代が大嫌いで「竹島は韓国領土」を唱える組織である。果たして、如何なる国の公務員であろうか?そこから裏献金を受ける議員を選出した国民の質にも、多いな疑問を感じます。


仕事の進め方
100219(金) dogfight
事業を縮小して、私とかおりの二人になって10年近くになります。
技術系は私が行い、その他と私のアシストをかおりがしてくれています。従って、業務責任の所在は全て私で、極めてシンプルです。
大きな物件では、一人ですべて受持つことが困難なこともあり、一物件を複数の担当者でこなすことは多々あります。
相互に補完できることが理想ですが、これが案外難しい。
複数で担当する場合、序列を決め命令系統と責任を明確に出来ればよいのですが、案外この辺りが曖昧なことが多い。その結果、相互に「相棒がやって入れくれる」と思いこんで
 ・対外的な連絡に欠落が多い
 ・いつまでも結論が出ない
こんな状態が起きやすい。

私のように「自己責任」でやるしかない立場でみると、酷くフラストレーションに襲われるのはこんなケースである。


成長する「腹」
100220(土) dogfight
わが「腹」は、私の意思とは関係なく成長を続けていく。
スーツを着る機会など、地鎮祭や竣工式と言った)フォーマルな時しかありません。
昨年、一昨年と地鎮祭のたびにスーツを購入しました。お陰で、春夏物なら何とか「腹」が収まるスーツがあるのですが、冬物がない。
2月27日に、マンション(37戸)の地鎮祭がある。これに合わせて、首吊りのスーツを購入しました。もうこの当りで、腹の成長は止まらないものであろうか…
追記
私はスーツを着ると、周りが笑う。馬子にも衣装と言うが、我ながらそう思うのでイヤになる。
関係のない追記
スーツは、ダイエーのエコポイントカードで購入しました。
まず、ダイエーへ出向き金券と交換するのですが、ここでひと悶着。ダイエーから私に贈られてきた引換券の住所と、身分証明を示す住基ネットカードの住所が違うと言って、引き換え拒否に出たのです。ダイエーの不思議さは「ダイエーが住所の記入を間違った」と思わないことです。勿論、凄みのある声で換えてもらいました!


定期券
100221(日) dogfight
30歳になる少し手前で独立をして事務所を構えました。
あれから、通勤定期券を買うことなく過ごしてきました。私鉄の通勤定期券は、月に20日の利用がないと元がとれません。

30代、下請け仕事に明け暮れる私は、安い報酬を補うため長時間労働を余儀なくされた。家に帰ることは週に数日で、幼い子供から出勤時に「パパ!また来てね」と言われる有様であった。
40代は元請けに脱皮でき、泊まり込みで働くことは減りましたが、余裕が出来ると「悪い遊び」を覚え、また帰らぬ日が増えた。
バブル時代は、タクシーで帰る日が月に10日もあり、とても定期券の元が取れるだけ電車に乗ることもありませんでした。
50代半は仕事もめっきり減り「冬の時代」となった。「通勤に及ばず」と言った日が多かった。
60代になって、私は再び舞台に上がる機会に恵まれた。
土日も休めることが減り、通勤定期の元がとれるはずであったが、直行で出歩くことも増えて、やはり定期券を求めることはなかった。

ところが、昨年の終わりに、縁があって和歌山に住むようになった。
和歌山−天王寺間のJR運賃は830円。往復で1660円です。通勤定期は1月24750円で、15日間乗れば元が取れるようになった。相変わらず土日も休めないことが多いので、ついに定期券を購入しました。33年ぶりのことです。

こんなことが日記になる〜私もそんな時代を迎えたのかと思っている。


スタンス
100222(月) dogfight
建築設計は
 ・意匠設計(法律チェックや機能・デザイン)
 ・構造設計
 ・設備設計
大きくはこの3種から成り立っている。
しかし、仕事へのスタンスはひどく違う。
意匠屋は、計画の初期から関わる。私の場合は、引き合いがあってから着工まで、通常1年掛っている。そこ間に、計画(機能・資金調達・事業収支)〜設計(行政協議・近隣協議・異業種調整)を行い、見積徴収や申請業務を経て、着工に至ります。
工事が始まれば監理業務があり、各種の検査を終えて竣工を迎えます。このように、ごく普通の規模の物件でも数年単位になります。

これに対し、構造設計の関わりは、設計のごく一部の期間です。設備設計は、計画段階から関与するので構造よりは長いのですが、それでも、意匠屋の長さとは比べ物になりません。
更には、新技術の登場や技術の細分化で、専門化とコラボで設計をするケースが増えていることも、意匠屋の負担を増やします(専門家ほど「全体を見ない」傾向があり、調整役として意匠屋が必要になる)。

平成22年2月22日上棟を迎えた
奈良県でのミニプロジェクト
仕事に「思い入れ」ができる。
当然、関わりが濃い意匠屋がその傾向が強い。こんなことが、仕事へのスタンスとして違いが出てくる。それは「温度差」と表現してもよいかもしれない。
ただ、私が感じる「思い入れ」を、構造や設備に求めるは無理だと感じている。でも、思い入れが共有できたら素晴らしいだろうなと夢見ています。


ああオリンピック!
100223(火) dogfight
バンクーば五輪真っ最中です!
スポーツの祭典は、ワールドカップや世界陸上、世界選手権など各種ありますが、オリンピックが別格のようですね!
ただ…オリンピックが4年に1回と言うところに、スポーツ人生の幸不幸があるようです。競技人生のピークは、どうやら4年も続かないようで、己のピークとオリンピックがオーバーラップしなかったために、涙をのんだ選手も多いのではないだろう。
メダルを期待された選手の喜悲こもごもをみながら、そんなことを感じていました。


あまの街道沿いの谷底清掃
100224(水) dogfight
昨年から、あまの街道沿いの谷底にゴミが目立つようになりました。
「ゴミがゴミを呼ぶ」
と言われるように、放置すれば鼠算的にゴミ投棄が増えます。有効な阻止法方法は「ゴミを排除」し、綺麗さを保つことです。
平均年齢が70歳近いNPOメンバーでは、深い谷底に降りるのは危険すぎると判断し、堺市および大阪狭山市の公園担当に共同作業を呼びかけました。その結果が、本日の谷底清掃になりました。
実施日時 
 平成22年2月23日
 9時半〜11時半

参加人員 
 堺市建設局公園緑地部泉ヶ丘
 公園事務所4名(軽トラ2台)  大阪狭山市公園緑地グループ
 4名(軽トラ1台)

 NPO法人あまの街道10名

全長3.5kmのあまの街道で、スタートから200m足らずで、軽トラ2台が満杯になりました。上から見えるゴミは、谷底に降りてみると氷山の一角に過ぎません。とても行政の皆さんに谷に下りていただくだけでは済みません。NPOメンバーも谷に降りて、ロープで、あるいはリレーで上げていきます。

・バイク3台
(1台は重いうえに手作業では
 危険なので諦め)

・冷蔵庫
(重いうえに手作業では危険な
 ので諦め)

・ゴムタイヤ多数
・ドラム缶・1斗缶は山ほど
・ガラス瓶も山ほど
・傘(あきれるほど多数)
・産業廃棄物
・空き缶
(ビール缶やジュース缶)

・犬のフンを入れたビニール袋
(あきれるほど多数)

・飴やガムの袋
悪意の産業廃棄物から何気なく捨てたものまで、まさに呆れるほどの量です。軽トラで延べ5台分のゴミ回収をしたところで、もう用意した仮置き場が満杯となり、この日の作業を断念しました。残念ながらとても全長の清掃とはなりませんでした。

この作業で感じたことは、これは行政やNPOだけでは対処できないということでした。

景観は『国民の財産』と言う認識が浸透してきました。しかし、「誰かが守ってくれる」ものではなく、地域が主体となって守るものだと私は思う。地域の皆さまのご参加を切にお願い申し上げます。


栗焼酎
100225(木) dogfight
高知県馬路村出身の友人から、珍しい焼酎をいただきました。
四万十川自然郷地の酒/無手無冠(むてむか)/栗焼酎四万十川源流特産
 ダバダ火振
アルコール度25%
友人の売り言葉通り、まことにさわやかな味で、においも無く、ストレートやロックで飲むのがとても美味しい。つい飲みすぎてしまう!


生活リズム
100226(金) dogfight
念願かなって再び所帯を構え、まもなく5か月になります。
11時に就寝、6時半に起きる生活リズムは正確に刻まれています。外食は減り、飲み会への参加も減りました。先日も友達に笑われたのですが「家へ帰るのが楽しい」のです。

食事リズムも安定し、規則正しく「食べ過ぎ」になっています。
うふふ…これが太る原因なのはよく分かるのですが、食事も酒も旨い。困ってしまう!


「もののけ」
100227(土) dogfight
夜中に目が覚めた
・・・・重い
胸が苦しく
手が動かない

何か、祟りだろうか?
思い当たらない
このまま黄泉へ旅立つのだろうか

そんなことが頭をよぎるうちに視野がはっきりしてくる
なんと!布団の上でヤマトが眠っていた
あはは…よかった!


象のシャツ
100228(日) dogfight
昨日、地鎮祭があってスーツを着ました。
スーツなど、年に数回しか着ることもない。特に、所帯を持って5か月で4kgの幸せ太りで、急いで間に合わせのスーツを購入しました。 ところが、久々に履いた革靴が入らない。 私は、足も太ることを忘れていた。結局、革靴っぽく見えるスニーカーで急場を凌ぎました。

白のカッターシャツは1枚しかない(必要ないので)。これは事前にクリーニングしておいた。 以前は、なんとも思わなかったのですが、あまりにブカブカの大きさを嫁に笑われた。
なにせ、身長165cmで体重73kg。首の太さは42cm。でも行きは短いのです。
以前は、カッターは全てオーダーしていたのですが、5年前に自己破産した後は、既製品で間に合わせている。首と行きで合わせば、胴回りは「私の体が二つ入る」くらいに太い!
   まさに「像のシャツ」です。
でも、めったに着ないから「まあいいか…」
関係のない追記
3週間ぶりの休日です。今日は1日、パジャマで暮らすつもりですが、報道によれば、刻々と津波が近付いているそうな。ハザードマップによれば、この当りも津波が押し寄せることになっている。 昼飯を食べたら避難に備えて着替えておこう。























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