元dogfightのぼやき 2009年8月		エッセイ＆コラム
■水着の異変■胴長短足Ｌサイズ■建築確認申請■刺激■人質外交■銘酒がいっぱい■三日坊主のダイエット■道州制■薬物と芸能界■保守VS革新■ペットドア■大きなお世話■消えた植物標識■変るＥＶの基準■合掌■９．１１疑惑■企業compliance■靖国神社■国家と政権交代■広がる新型インフルエンザ■幸福実現党■政権奪取後はどうか■アクセス解析やめた■民主党閣僚名簿■試掘■取り返しのつかぬ２年余■変った睡眠パターン■竜神村にて■攻守変る？
水着の異変 ■090801（土） dogfight 世界水泳選手権が開かれている。 昨年、新記録を独占した「レイザーレイサー社」の水着が振るわない。スポーツ用品各社は、必至の思いで「次世代高速水着」を開発したからである。その結果、無名選手による世界記録ラッシュとなっている。これを見れば「水着の差」が記録の差となっていることが分かる。 世界水泳連盟は、 　・布以外の素材禁止 　・体を覆う面積の制限 このような方針を打ち出した。 記録を「人のもの」に取り戻す意思表示と思う。ならば、今続いている「記録ラッシュ」をどのように扱うというのだろうか？フェアにするなら、レイザーレイサーの記録も含めて取り消すべきであろう。 関係のない追記 早いもので、もう８月になりました。今年もＰＬの花火が行われました（写真）。でもまだ、辛い思い出のほうが多く、楽しく見ることが出来ません。
胴長短足Ｌサイズ ■090802（日） dogfight 夏のパジャマを買いに行きました。迂闊な私は、長袖のパジャマを購入してしまいました。 買ったのはＬサイズ！ なにせ、胴長短足で、おまけにメタボですから、Ｌサイズでないと上半身が入りません。 でも、下半身は「刃傷松の廊下」の長袴状態です。自分のパジャマの裾を踏んづけて転びそうです。 今更ながらに、体形の悪さに呆れています。 でもなあ、胴と足の比率ばかりは、おいらの努力の範疇外です！
建築確認申請 ■090804（火） dogfight １０月着工予定の物件の建築確認申請が大詰めに入っている。この作業を通じて感じたことと、更に、この１月の間に受けた「完了検査」と併せて、感想をお伝えしたいと思います。 それは、最近再び建築確認申請の書類関係が、強化煩雑化されていることです。 書類偏重で批判が多かった、姉歯事件後の建築確認申請。いったんは「簡素化」に向かったのですが、ここに来て再び書類偏重に動いています。 　・竣工図書では、仕上げ材に関する施工写真の添付が増大 　・建築確認申請では、申請以外に使い道のない設計図書が増大。分かりきったことを、計算書や図面として要求される。 消費者保護を掲げての制度改正であったが、費用負担が消費者を襲っている。 追記 写真は、第２期工事が始まった神戸の住宅です。 第２期工事は「車庫」。これが出来ると、１期工事の全景は隠れてしまいます。この建物の一生で、全景が見える唯一の時です。
刺激 ■090805（水） dogfight なんとも安直な私は、テレビＣＭで衝動的に「○○が食べたい」と思う。これは視覚的な刺激に感応しやすくなっているからだろう。 臭いを作る会社があるそうな。いまは３００種。食品売り場で「臭いを流す」ことで、売れ行きがまるで変るとか。嗅覚の刺激は、更に食欲を誘うのだろう。世の中には、おもろい商売があるもんだと、楽しくなりました。 追記 私の腹は「ダイエットは明日から」では済まないレベルとなってきた！ この暑いさなかでも、私の食欲は衰えない。困ったもんだ
人質外交 ■090806（木） dogfight クリントン元大統領が北朝鮮へ電撃訪問。捕らわれていた米国籍の女性記者２名の「恩赦」を受け連れ帰ったという。 発表が当日であっただけで、現実は電撃でもなんでもなく、水面下の交渉がづっと続けられていたという。恩赦という名の解放の条件が「クリントン元大統領の訪問」で、これは北朝鮮の要求通りであった。 米国は否定するが、北朝鮮は「米国の謝罪」を前面に打ち出し、プロパガンダに１００％利用している。６ヶ国協議をデッドロックに乗り上げさせ、米朝２国間協議を要求する北朝鮮の思惑通りといえよう。穿った見方をすれば、米国籍の女性記者２名を拘束したは、この日のための事前工作であったと思う！ 一連の報道を見ていると、民主国家の人権外交は「人権無視の独裁国家には通じない」と思えてならない。 　　我が国のヒューマニスト（ＮＰＯやＮＧＯ）に願いたいものだ！ 米国の二の舞にならぬよう、北朝鮮を利する不用意な活動を、中朝国境付近でしないで欲しい。我が国ならば、米国以上に屈辱的外交を迫られるであろう…
銘酒がいっぱい ■090807（金） dogfight 季節柄、私の好きなアルコール類がたくさん届きます。 ビールの他、日本酒、焼酎などです。銘酒がそろい「美味しそう」なのですが… どうも体のほうが、昨年ほどに酒を欲しがりません。相変わらず「日々酒を飲む」のですが、酒量は随分減ってきました。お陰で、我が家には銘酒が溢れかえるほどになっています。きっと、体内にあるセルフヘルス装置が作動しているのでしょうね 追記 お中元で「ジュースセット」を送ってくださった人があります。 「何と無粋な」と思ったのですが、今では一番重宝しています。
三日坊主のダイエット ■090808（土） dogfight 先日の竣工式では苦労した。 昨年購入したスーツが入らず、随分前のスーツを引っ張り出して、ムリヤリ腹を押し込んだ。これはイカンとダイエットを決意するのですが･･･ 　・油物を減らす（勝率７割） 　　⇒このクソ暑いのに「鍋物」に代えた。 　　　冷房を効かせて食べる鍋料理。案外美味いもんだ！ 　・量を減らす（勝率３割） 　・酒を減らす（勝率５割） 運動量を増やすべきなのですが、天候がやる気を奪う。やっと梅雨が終わったと思ったら台風の影響でグヅつき気味。おまけに蒸し暑いこと！これでは、早朝といえでもウォーキングができない（と、言い訳）。 かくて成長した我が腹は「居座り」を続けていく！ 関係のない追記 写真は、日暮れになると蓮池に集まるツバメです。その数は、数千羽に達する壮観な眺めだそうです。 私のカメラでは、とてもこんなに綺麗には写せません！ あと１月もすれば、ツバメは南に帰っていきます。 狭山池でも、ツバメが集まりだしています。 蓮池に集まるツバメよ！命をかを賭けた「渡り」の前に、充分力を蓄えてくれ。
道州制 ■090809（日） dogfight 総選挙を人質にとって、地方分権を迫る全国自治会。一部の知事の活躍が目立つが･･･ 地方分権が進めば、裁量権も増える一方責任も増大する。地方分権が進めば、補助金運営ではなく、独立採算が必要になる。それが不可能な都道府県が出ることは火を見るより明らかです。 当然の帰結として「道州制」が必要になると思うですが、知事会内での道州制賛同者は「ごく僅か」というから、戸惑ってしまう。 題名を忘れてしまったが･･･ 東京が壊滅する設定の小説があった。多くの議員が巻き込まれ、日本は指導者のない国になってしまう。本来なら、知事会が立ち上がり、国会を構成すべきなのに、うろうろするばかり。結局、米国の信託当事国になってしまう。 この小説が訴えたことは、国会議員は国益を考えず、知事は政治に無責任というものでした。 道州制を求めない知事の本音は 「もっと金をよこせ」「でも、これ以上責任は持ちたくない」そんなところではなかろうか？ もし、道州制が導入されるとしたら、それは、強烈な指導者（おそらくはクーデターで生まれる）が現れ、トップダウンで強制したときではなかろうか･･･ 関係のない追記 夜半から降り出した雨。今日明日の天候は「荒れ模様」だそうな。 明日、コンクリート打ちを予定している現場が２ヶ所ある。天候に左右されるだけに心配です。建設現場は１２〜１６日までおやすみ。その前にコンクリートを打ち、休み中を養生期間に当てたいわけです。ここでコンクリートが打てなければ、工期が２週間ずれるだけに必至です！
薬物と芸能界 ■090810（月） dogfight 私はまったく芸能界に疎い。 それでも「ノリピー」と呼ばれる女性がいることは知っていました。しかし、覚醒剤容疑で指名手配されたことが、台湾･中国･韓国でもニュースになるほどの有名人だとは知らなんだ！ そんなに人気がありながら「何で覚醒剤に…」と思わざる得ない。夫も弟も覚醒剤で逮捕されているとか。なんか家族ぐるみの「薬漬け」を想像してしまう。人の幸福と名声には何ら関係がないということであろう･･･ 追記 この１年だけでも、有名スターの多くが「覚醒剤所持で有罪」になっているという。 罪の意識もなく使っているのだろうか？それとも、文字通り「スター気取り」で使うのか！
保守VS革新 ■090811（火） dogfight 異例の長さの選挙戦。それが普段と違う様相を呈してきている。 マニフェストを早々と発表した民主党。後出しジャンケンの自民党。そこでマニフェストを訂正し始めた民主党。そんなんありかよ！と思ってしまう。 他の政党も次々にマニフェストを出しているが、与野党に共通するのは 　・国民負担の軽減（小さな政府） 　・国民需給の拡大（大きな政府） どのようなマジックを行えばこんなことが出来るのか？国民はアホばかりであろうか… そんな中で、自民党が「保守」を前面に打ち出し始めた。これなら、民主党との違いをアピールできる！ 党本部における記者会見。その会場に、 　・自民党には国旗がある 　・民主党には国旗がない 民主党には、国旗を飾るコンセンサスがない。それを行えば分裂しかないだろう。でもなあ、 　　政権党が「自国の国旗を否定する」 こんなん許されるのやろか？教育の根本から大混乱がおきそうだ。これは国民にとって悲劇だろう！ 麻生総理がやっとたどり着いた「選挙戦略」ということであろうか。 関係のない追記 早朝に、駿河湾を震源とするＭ6.6の地震がありました。 建築基準法では、災害に対する建物強度で、地震と台風を同時に想定する必要はない。しかし、今回は台風９号のさなかに震度６弱の地震であった。
ペットドア ■090812（水） dogfight ペットを「飼う」という表現が適切なのかどうか？分からない。それほどペットが大切にされ、犬猫に「人権」を与える人が多いと思う。それをとやかく言って始まらない。もう定着しており、現実として考えざるを得ない。 建築屋として「ペット」を考えるとき、人の動線だけではなく、「ペットの動線」も考慮せざるを得ない。その中で出てくるのが「ペットドア」です。現在では犬猫が対象ですが、将来的には、蛇や子豚も登場しそうだ。 犬猫用のペットドアですが、どうも、犬と猫では行動パターンが酷く違うようだ。 犬は人と行動を共にする習性があるが、猫は単独行動が目立つそうな。こうなると、防犯に配慮しながらペットが自由に出入りできる構造が必要になる。 私は動物大好きですが、ペットと暮らせる環境にない。 慣れないことゆえ、戸惑いながらペットドアを考えてみた。用途として 　・室内−室内 　・室内−室外 この２種類があり、性能的にも 　・ペットの習性（ペットから見た使いやすさ） 　・強靭性 　・防犯機能 　・防災機能 こんなことを考慮する必要がある。 ペットは通れるが人は通れない。これなら「防犯」になるが、トンネル状（奥行きが深い）になれば、ペットは嫌がるだろう。ペットの視線で見れば、ドアの厚みが限界ではないかと思う。壁厚に設けると15ｃｍ以下にはならないので、小型の犬や猫には体長の５割を越えてしまう。 室内−室内ならば、ドアに仕込むことで、人とペットの動線を共有できる。厚みも最小限ですむ。 ところが、ペットドアを仕込んだ既製品ドアは、とても少ないのが現実です。その理由は 　・ドア本体のデザインに制約が生まれる 　・ペットの出入りに伴い、ドア本体に傷がつき易い 　・ペットドアを仕込むことで、ドア本体の強度が落ちる 結局、建築主の「自己責任」で、ペットドアを組み込むしかなさそうです 室内−室外では、更に選択肢がない。壁に写真のようなペットドアを仕込んでも、トンネルになってしまいペットが嫌うだろう。建築的にも、暴風雨や火災時の問題がある。 アルミサッシにペットドアを仕込んだ商品は「新日軽」１社のみが出している。そのため、私が関与している住宅建設では、建物全体のサッシを新日軽で選ぶことになった。他社が作らないのが不思議である。なお、暴風雨や火災時に備えて「シャッター」を併用しました。よく考えてお選びください！
大きなお世話 ■090813（木） dogfight 建物の積載荷重は、建築基準法で用途ごとに決められている（右表参照）。 住　宅 180ｋｇ/�u 事務所 300ｋｇ/�u 店　舗 350ｋｇ/�u 決められていない用途は、自由裁量でよいはずなのですが･･･ 姉歯事件というバカのお陰で、建築における自由裁量が殆ど消えた。 決められていないことは「自由」の筈なのに、事件以降は「決められていないことは不可」となっている。 私は、倉庫の設計を行い、その建築確認申請を出している。 その過程で、積載荷重の根拠について呆れるくらいチェックが入る。その理由が、荷重不足を防ぐ目的なら理解できるのですが･･･ 現時点の倉庫の使い方を明確にして「荷重根拠」の資料提出を要求された。 積載荷重の設定が「必要以下」なのは論外だが、これでは将来の変化の可能性を保持するために、荷重設定を「大目」にすることも不可です。 建物の寿命は長い。 長い年月で、建物の活用法も変遷すると考えるのが普通だが、姉歯事件以降は、このように「現時点」に縛りをつけるようになった。これは、越権行為ではないのか！ 　　下世話に言えば『大きなお世話』だ！ 建築確認申請という言葉の通り、内容を『確認』するに過ぎない。決して、許認可ではない。だから、確認した建物の将来に責任を持ってくれるわけではない。それどころか、竣工後にチェック側が建物をおとづれることもない。少なくとも「大は小を兼ねる」くらいの自由裁量は認めるべきではないか！
消えた標識 ■090814（金） dogfight お盆に咲くタカサゴユリ。去年は、つぼみで刈り取られてしまいましたが、今年はきれいに咲きだしました。 その近くに、鈴なりに実をつけたミツバアケビがあります。こちらも例年、熟す前にもぎ取られてしまいます。 いつも、あまの街道を楽しんでいらっしゃるグループから「なんか守る方法がないやろか？」とお声がかかりました。 柵を作るわけにも参りませんから、植物標識を掲げて呼びかけようと考えました。 ミツバアケビは晩秋までの長丁場になりますので、耐久性を高めるためアルミ板で作りました。 ８月１１日、雨の中で取り付けたのですが、翌日に消えていました。さて、標識の寿命は何時間あったのでしょうか？ いたずらならば近くに落ちているのではないかと探してみたのですが、何処にもありません。 結んでいた紐のかけらもなく、悪意を感じる消え方です。 もし、ＮＰＯの行動に不満があるなら、申し出てくれればいいのにと思うが、どうも、議論以前の人間性を疑うような卑劣な行為です 幸い、ユリもアケビもありますが、標識が消えたことに私の心は傷ついています。 追記 過去にも、ゴミを持ち帰るよう呼びかけたボードやあまの街道の感想を書いてもらおうと設置した足跡帳が、即刻「取り去られ」ています。今度も信念を持って取り払ったのだと思う。きっと、ＮＰＯ活動に嫌悪を抱く人がいるのだろう･･･
変るＥＶの基準 ■090815（土） dogfight 頻繁に建築関連の法令が変っていく。今年は、エレベータに関るもので 　９月２７日･･･ＥＶの安全装置を義務付け 　１０月１日･･･バリアフリー新法先取りの条例改正 バリヤフリー新法で核になるのは「一定規模以上の建物に福祉用ＥＶの設置を義務付ける」ものです。問題は、 　・一定規模が「200�u〜500�u」に設定されており、特に大きい訳ではない 　・対象用途は多岐にわたり、対象外の方が少ない 　・福祉用は車イスがＥＶ内で回転できる大きさ（11人乗り）が必要 既存建物も、今後改善が要求されていく。つまり既存建物といえども改正の対象外ではない。従来、マンション用ＥＶは9人乗りが最大でしたから、これから大変です！ 棲み分けも許されない。例えば２階建ての建物で「１階にバリアフリーを集中し、２階は障害者は利用しない」こんな前提は許されなくなります。つまり、２階に障害者が利用する用途がなくても、福祉用ＥＶの設置が要求される。 弱者救済を大義名分にした新法です。でも、費用負担は建築主に回されます。バリヤフリーの全てを「物理的に解決」することを法で定めることが適切であろうか？棲み分けや工夫あるいはボランティア活動でカバーするバリヤフリーがあってもよいだろうに。 何かあればヨーロッパを引き合いに出す有識者先生！ヨーロッパから工夫とボランティアを除けば「バリアフリーは成り立たない」ことを是非紹介してください。 こうした過重な負担が日本の経済力を奪っていく。 追記 来年春に予定されている「改正省エネ法施行」 個人住宅以外の用途に適用され、その対象規模は300�uです。個人住宅以外の殆ど全てといっても過言でない。これは「京都議定書」を実現するためだそうな！ＥＶなど比ではない「過重な負担」が日本を襲う。 ああ〜アホラシ！ 関係のない追記 本日は敗戦記念日。靖国神社へお参りに参ります。私が東京滞在中に「大震災」が起きませぬように･･･
合掌 ■090816（日） dogfight 京都では五山の送り火がありました。 秋が来れば、家内が突然死して５年が経ちます。 突然死は私の精神に変調をもたらせました。精神安定剤は半年ほどで服用は終わったのですが、導眠剤なしでは眠られなくなりました。それが４年以上も続いて･･･ ある日「導眠剤をやめよう」と思いました。 もう１０日以上服用しておらず、導眠剤からの脱却ができそうです。 タバコをやめたときも、ふと「タバコをやめよう」と思ったのがきっかけでした。自分が納得できれば、苦痛なく止められる。それが、タバコをやめたときの感想です。 導眠剤も、同じ感覚を味わっています。 私はいま、やっと家内の突然死を受け入れられたのだと思う。 　　合掌
９．１１疑惑 ■090817（月） dogfight 　　　ベンジャミン・フルフォード著『暴かれた９．１１疑惑の真相』 マユツバで読む「トンデモ本」と思って購入したのですが、読むほどに唸ってしまった！ 写真とデータを駆使した本で、とてもデマカセを書いたとは思えない。 ４機の旅客機がハイジャックされ、大きなビルに突入したが･･･ 「機体の残骸も、死骸も燃え尽きた」という。どう考えてもおかしい！ ＷＴＣビルの倒壊も不自然だ！ 　・ジャンボ機の突入と崩壊の時間差（建築仲間でも議論を呼んだ） 　・ミクロン単位に粉砕されたビル（単なるビルの倒壊ではこうはならない） 資料は高性能爆薬で、文字通り「粉砕」されたことを物語る アメリカは「ヤラセ」で戦争に突入した前科を、多く持つ国です。 ９．１１が、アメリカ政府による「戦争理由を作る」手法だったとしたら、資本主義とは何と惨いのであろう！
企業compliance ■090818（火） dogfight compliance / 法令遵守 法令違反は、マスコミで叩かれ、株主から追及され、社会から顰蹙を買う。 ということで、いまや企業の存在意義を示す言葉に成長しつつある。しかし、 　・法令は完璧であろうか？ 　・法に書かれていないことはネガティブか？ 企業を引っ張るのはフライイングではないかと、私は思う。 しかし、企業complianceはフライイングを嫌うかのようだ いま、企業complianceの名の元に、企業が萎縮しているように見えて仕方がない！ 関係のない追記 本日、総選挙が告示されました。投票は８月３０日。選挙戦は事実上の終盤。政権交代必至といわれています。
靖国神社 ■090819（水） dogfight お盆の休みは１５．１６日だけ。そういえば、正月もまともに休めなかった。 まあ、こうして、お仕事のお声が掛かるだけ「エエかあ〜」 １５日は敗戦記念日。以前から行きたかった靖国神社へ参拝することにしました。 東京は何年ぶりだろう･･･１０年以上は経っていると思う。東京駅に降り立ち、エスカレータに乗る。 　　そうか！東京はキープレフトなんや そんなことから東京を感じ始めた。ビルが馬鹿でかい！座席のない電車、呆れるばかりだ。 市ヶ谷を目指す。中央線に乗って、御茶ノ水で中央・総武線に乗り換えるのですがそれに気付かない。いきなり迷子になる。おいらは立派に御のぼりさんです！ 市ヶ谷駅から徒歩約500ｍ、靖国神社へ到着。今日は記念日だから人出が多いのか?それとも普段からこんなに多いのだろうか… 参拝の列に並ぶ。靖国神社が「どんなところなのか」知らずに来たとしか思えない若者も目立つ。それでも、拝殿に近づくに従い、若者に変化が出てくる。場が持つ厳粛な雰囲気に染まっていくようだ。 親子連れがいる。子供は参拝の儀礼を教わりながら拝殿に近づいていく。 炎天下、約３０分並ぶ。拝殿に近づくにつれ、胸にこみ上げてくるものがある。 ミーハーな若者も、親子連れも、そして私も･･･拝殿最前列で「二礼・二拍手・一礼」でお参り。 　　ありがとうございました。あなた達のお陰で今日の日本があります やっと、靖国神社へ参拝することが出来ました。涙が出ていた。 遊就館へ行く。 ペリー来航から今日までの外圧の記録が展示されている。 力が正義であった時代が長く続いた。西欧の植民地主義に立ち向かった日本。アメリカに戦争を迫られた大東亜戦争。日本は植民地解放を掲げて戦い、多くの犠牲の上にアジアは独立を果たしたことは事実だ。 手紙･･･ 私は涙を流しながら読んだ。国を憂い、愛する家族に別れを告げて死地に赴く息子や父親。手紙から冷静な言葉と風景が浮かぶ。私たちは、もっと素直に英霊に感謝しても良いのではないか！ いまは、総選挙の運動中。靖国を「政治の踏絵にしないで欲しい」と、私は強く願う。 追記 １６日はふるさとの友と酒を酌み交わした。ふるさとはいいもんだ･･･
国家と政権交代 ■090820（木） dogfight 政権交代必至と言われる選挙戦が続いている。 アメリカや英国のような二大政党による政権交代なら良いのですが、自民党と民主党では 　・外交政策 　・防衛政策 　・根幹を成す国内政策 　　⇒年金、医療、福祉政策 　　⇒雇用政策 　　⇒農業政策 このような「国の根幹」をなす政策に、二大政党間で共通性がないことがとても不安です。 政権が変ると、外交方針がまるで変り、国内の根幹政策が真反対にブレる！これでは国民も困惑するだろう。民主党の政権奪取は「決まり」のようですが、冒頭に述べた項目に関しては、二大政党間にコンセンサスを持って欲しいものです。 「継続は力なり」これは個人だけに限らない。国家においても、１００年の計を共有できる二大政党であって欲しい！ 追記 民主党は「非核三原則」を法制化するそうな！ 軍事の専門家が聞けば呆れるであろう、何故なら軍事力は「曖昧」であってこそ抑止力となる。核に関する世界の趨勢は「レンタル時代」である。自国では核開発はしないが、核大国の核を配置して、その「行使権」を保有することで抑止力とするものです。 日本の政治家には、中国や北朝鮮のような「核行使をためらわない国」に本気で対応する気があるのだろうか？
広がる新型インフルエンザ ■090821（金） dogfight ８月１９日、厚生労働省は「新型インフルエンザ(A/H1N1）の流行入り」を宣言した。 大方の予想では、冬を迎えて流行するだろうというものであったが、この真夏に大流行の様相です。今週に入り、全国で「新型インフルエンザによる死者が３名」出た！ 現時点では、新型インフルエンザの死者は、既往症を持っている方に限られています。だからと言って安心できる訳ではない。歳をとれば、多かれ少なかれ「持病」を持つ訳で、予備軍には違いない。 さて？私も、遠からずそんな日が来るのだろうな･･･
幸福実現党 ■090822（土） dogfight ある日突然、幸福実現党なる組織が現れた。 ８月１８日の衆議院選挙の公示で、３００名を越える候補者を擁立している。どうやら、某宗教組織をバックグランドにしているそうで、立候補に伴う供託金「約６億円」は教団から出ているのだろう。 マニフェストの二本柱は 　・憲法９条の改正⇒防衛力の整備 　・消費税の廃止⇒どないするのやろか？ 私は「国があって国民がある」と思っている。どんな素晴らしい政策も「他国の占領下」では実現のしようがない！ 憲法９条を改正し、防衛（軍事）力の整備を前面に打ち出すという点であれば、出色の政党に違いない。ただ、国内政策の方法論が見えてこない。 追記1 国民の一人として真剣に考えるべきであろうが、野次馬としてなら「おもろい選挙」というしかない！ 追記2 日曜日に打合せが入ることが多いので、念のため期日前投票を済ませました。
政権奪取後はどうか？ ■090823（日） dogfight 新聞各社の世論調査が終わり、選挙予測が出るようになった。 各社とも、民主圧勝で３００議席を越えるとしている。候補者全員当選の声もあるほどの予測で、これはまず狂わないだろう。 では、政権奪取後はどうか？ 民主党の寄り合い所帯の欠点が露出するのではなかろうか。 　・憲法に対するスタンスも、憲法改正派から護憲派までいる 　・日米安保も真反対の勢力が同居 　・公官労を支持母体としながら官僚改革をするという いままでは「自民党に反対する」ということで、まとまることが出来た。しかし、３００議席を越える圧倒的多数になったとき、民主党内でまとまらない事態になるのではないか！ 民主党と自民党がガラガラポンで「組合せ」を変えることが、日本を救う唯一の方法だと思うが、さて？日本丸は何処へ行く…
アクセス解析やめた ■090824（月） dogfight 半年ほど続けたアクセス解析.。ある日、エラーが出て動かない。面倒だから消してしまった あれがあると、つい数字に拘ってしまう。それが強迫観念にもなりそうで･･･ これでよかったと思っている。 関係のない追記 神戸の住宅の第２期工事。あと１月で竣工です！ 設計通り、奥にある本体がほとんど見えなくなりました
民主党閣僚名簿 ■090825（火） dogfight ２３日に民主党から「政権を取った場合の閣僚名簿」が発表されました。 閣僚２１名中、労組出身が３名、さらに日教組２名が含まれ、重複しますが旧社会党出身が６人います。労組・日教組・旧社会党出身者あわせて８人で、閣僚の４割を占めます。一方、自民党出身が６人もおり、これで纏まるのやろか？と、心配になります。 しかし、これだけ閣僚名簿に「国歌国旗反対勢力」が名を連ねるなら、民主党本部に「国旗掲揚」がないのが理解できますね！これで民主党政権では、教育現場から国旗国歌が消えることは間違いない。さらに、日米関係を機軸にした外交防衛体制の継承など出来るはずもない。 巷では、民主党に「一度やらせてみればよい」という声が満ちている。これに対し、某ＴＶ番組で「笑わぬ弁護士」として人気が出た某氏が「取り返しの付かぬことになる」と、この考えを切り捨てた。私も同じ懸念を持っている。
試掘 ■090826（水） dogfight １０月着工予定の現場で、２４日に試掘をしました。 なにせ、難波の宮跡と大坂城跡（何故か大阪ではない）が重なる、文化財が出やすいところです。 出れば「全面発掘」で、工事は重大な影響を受けます。 この場所は、過去に何度も建物があったことがあり、とても文化財があるとは思えなかったのですが･･･ 大阪市から調査にいらっしゃった学芸員氏。瓦礫と思われた中から「土師器」を見つけました。ただ、 　・微量であったこと 　・基礎の深さと同レベルからの出土で、埋蔵文化財があったとしても、重大な影響を及ぼさない･･･ そんなことで、全面発掘を避けることが出来ました。ひとまずホットです！
取り返しのつかぬ２年余 ■090827（木） dogfight 姉歯事件再発防止を掲げて、２年前の６月に建築基準法が大きく変えられた。法だけではなく制度も大きく変えられ、ついていけない建築士がたくさん脱落した。そんな中で「これは理不尽」と思えるものに、事実上の増築禁止があった。 再発防止と何の関係があったのか？耐震基準が大幅に引き上げられ、それ以前の建物は「既存不適合」とされました。 既存不適合とは「現行法規にあっていない」というもので、違法建築物と扱いは変りません。つまり、日本全国全ての建物を「違法」と宣言した訳です。そして、既存不適合の建物に「増築は許さない」としたのです。 この理不尽な「法適用」で、 　・予定していた工場の生産拡大が出来ない 　・手狭になった住宅の増築が出来ない こんな被害者が続出したのです。今も工事が続いている神戸の住宅も、増築が出来ないために、僅か築後１２年の建物を建替えすることにしたのです。 ９月１日から、この理不尽な「増築禁止」が改正され、昭和５６年の新耐震基準で作られたものなら「増築ＯＫ」となります。取り返しのつかない２年余でした。経済的損失は計り知れないものです！ 追記 民主党は、政権交代後に建築基準法を見直すそうな。 さて、どちらにブレるのだろうか？消費者保護という名の元に、消費者に負担を強いるものでないことを祈るばかりです。 しかし、政権交代のたびに法は変るのも「かなわんなあ〜」
変った睡眠パターン ■090828（金） dogfight 導眠剤をやめて３週間、睡眠パターンが変ってきた。 いつも酔って休むのですが･･･ 酔った勢いで寝入ります。酔いが醒めれば、いったん目覚めます。 導眠剤のお世話になっていた頃は、これでもう寝ることが出来ず、いつも睡眠不足でした。 いまは、明け方にもう一度「ぐっすり」眠ります。 朝早い約束があるときは、目覚まし時計が不可欠です。 眠りの質がよくなったと、自分で感じています。
竜神村にて ■090830（日） dogfight 金曜日、ちょっと早引きして、高野山経由で竜神村へ行きました。 泊まりは、いつもの 「季楽里」です。翌朝、朝寝坊してから風呂に入り、食事をしながら「どないしょう」と考えた。答えは、アトリエマップに従い、村おこ しのリーダーを訪ねることにしました。 まずは、地釜とうふ工房るあんへ行きました。豆腐だけではなく食事もおいしいそうですが、残念ながら臨時休業でした。縄で縛って持ち歩けるほど硬い豆腐には出会えませ んでした。 次は、地元でとれる野草や野菜をベースにドレッシングを作っている梅樹庵。ここで梅 ドレッシングを購入。 少し戻って、パン工房の「もんぺとくわ」へ。ここは自然素材に こだわった石釜で焼くパン屋さんで、火を入れたばかりの窯を見せていただきました。 もんぺとくわは「モンペと鍬」の意味だそうです。土産用に少しパンとケーキを買いました。帰ってから食べたのですが、これは絶品です！ お世話になっている診療所の皆様に配ろうと「パウンドケーキ」を注文しました。 もんぺとくわから、ちょっと足を延ばせば、茶房梅樹庵です。 ここでは、自然食材の料理を頂けますが、まだおなかが大きいのでコーヒーを！ ここのご主人は、早くから竜神へ移り住み、村おこしの草分け的存在だとか。 このあと、季楽里で見た「チェーンソーアート工房」を訪ねるつもりでしたが、作家の城所さんが間もなく来ると言うことで、待たせていただきました。 チェーンソーアート の話も面白かったのですが、氏がいま力を入れている「有機農業」の話がとても興味深い。 　 ・カエルがいなければ無農薬の米作りは不可能 　 ・農薬で虫が減り、食物連鎖でスズメが減っている 　 ・野生動物で農作物に被害 　　⇒クマ、イノシシやシカは柵で防げる 　　⇒猿は柵を乗り越える 　 ・昔は犬の放し飼いで、野生動物で作物被害を防いでいた 　　⇒放し飼いの禁止 　 　　⇒犬のペット化（ひ弱になった） 昔は「山〜里山〜里」であったため、里山が野生動物の緩衝地帯となっていた。犬はそこで活躍していたそうな！里山が消えた今、野生動物は、山からダイレクトに里へ降りてくる。そこには天敵の犬はいない。こんな構図です。 　　では、里山を戻せば被害は防げるのか？ そうはならないと氏は言う。なぜなら、人の作る作物は「野生より美味い」ことを、野生動物は知っているからだと言う。どうも、壊れた生態系は容易に治らない。 さらに、主に龍神村の材木を使った家具工房を見学して帰路に着きました。 皆さん、まだお若いのに「龍神村へ骨を埋めるつもり」でやってきた。ここにはそんな人たちを呼び寄せる魅力がある。 関係のない追記 ８時を待って、総選挙の開票速報が始まる。開始後１０分で、民主党が３００議席を超える圧勝の報道。 もうテレビを見る必要もないので、おやすみ・・・
攻守かわる? ■090831（月） dogfight 民主党圧勝！おめでとうございます。 これから攻守が変りますが、大丈夫ですか？ 社保庁の内部情報で、自民党政府を追い詰めてきた民主党。その情報提供者を告発するのでしたね！頑張ってくださいね 新型インフルエンザという火中の栗を拾うのですよね！大火傷をすると思いますが頑張って 労組の支援を受けてきましたが、これから国家公務員を切っていくのですようね！裏切り者として狙われるかもしれません。気をつけてくださいね これから「大盤振る舞い」ですね！ 埋蔵金発掘で「出来る」そうですね。頑張ってくださいね 写真は、民主党大会のものです。 党旗がなくて、日本国旗２枚を切りきざんで急遽作ったものです！流石ですね これから国際会議があっても、国旗は掲げないおつもりですか？ きっとそうでしょうね！ なにせ、こうして自国の国旗を平気で切り刻むくらい嫌いなんですから さぞや教育現場で、この手法が生かされるのでしょうね！