元dogfightのぼやき
2009年1月
エッセイ&コラム

あけましておめでとうございます減価償却隙間新春風景非正規雇用イスラムって?初孫歳相応に定額給付金逆から見れば悪しき友ニートの話し差別危機への対応落ち葉効果町並みから歯が大変!毎度お馴染みの寿司のネタ鍋パーティー中国てなもんや商社自然ってなんだ?千三つ不況と内部留保ポインセチア高くついた本早いもので…


あけましておめでとうございます
090103(土) dogfight
   あけましておめでとうございます
私はふるさとで正月を迎えました。

ふるさとの氏神様(写真)でカウントダウンをし、厄年を迎えた若衆から「厄落とし」の振る舞いを頂きました。
両手にみかんやお菓子、お神酒におでん…
今年も呑んだくれかな

寺町のあちこちから除夜の鐘が聞こえてきます。
私も、一つ突かせて頂きました。
祈るのは「みなの無事息災」です。

さて?どんな年になりますやら・・・今年も宜しくお願い申し上げます。
追記
今年は、3日から出勤しました。仕事があることが嬉しいですね!


減価償却
090104(日) dogfight
年末年始の時間に頭に浮かんだことを纏めてみました。数日にわたり掲載します。
事務所の経理処理…まるで冗談みたいに簡単だと笑われた。そりゃそうだろう
設計事務所には「仕入れ」がない。だから在庫管理も棚卸しもない。売り上げは、入金ベースで行っており、売り掛けや未収を計上しない。
現金の動きは銀行通帳に記帳される。一応、複式簿記だが、現実は小遣い帳(現金出納帳)に近い。私の頭の中の管理もこれに近い。現預金と入金予定を足して、月額経費で割る
  〜あと何ヶ月大丈夫〜これだけです!
こんなことを、呑みながら話して…
  〜これってオカシイやん!
売り上げの元手は「頭脳」です。考えたことをパソコンでペーパーに直しているが、基本は無形です。
でも、これって「生産マシーン」な訳だから、当然「減価償却」の対象になってしかるべきだろう!
現に、頭脳は無限ではない。何処で耐用年数が来るのか?いつもビクついている。
  私の頭脳にも減価償却を適用してくれ!
  そして、減税してくれ!!!!!


隙間
090105(月) dogfight
100年に1度の大不況
にもかかわらず、ほんの僅かだが「躍進する企業」もある。どんな時代にも「隙間」があり、的確に見つけて、飛躍する人がいる。そんな才覚もない仲間で「何処かに隙間がないやろか」という話になった。
話題が進む中で、私は「隙間にいるのではないか」と思うようになった。
私は設計事務所をもう30年以上も続けている。波乱万丈などと言う気はないが、それなり大波であった。年収は、最高2000万円から最低108万円まで。我ながら笑ってしまう!

今は愛娘(只今、産休中)と二人で、月の事務所経費は60万円。勿論、二人分の給与・交通費・光熱費・家賃・消耗品費等を含んでです。仲間に言わせれば「そりゃ安すぎる!」となる。
娘は旦那の扶養家族。私には扶養家族はおらず、ボロアパート暮らしで金の掛からぬアウトドア趣味。世間から見れば「安すぎる給与」だろうけど、不自由はしていない(娘よゴメン!)。
別段、ダンピングではないのに、この安い経費が武器となって「着実な受注」となっているのではないか?勿論、着実に仕事をしていると自負している。
  〜安くて堅実な仕事〜
こんな「隙間」に私はいるのではなかろうか。ならば「良いもんだ」と思っている


新春風景
090106(火) dogfight
年末年始の休みは9日間あったのですが、実際に休んだのは6日間。それでも例年より長い休みでした。
 鍋とお造り
休暇中は上げ膳据え膳でしたが、3日に家へ帰ると、たちまち現実の世界です。一人暮らしの主食は「日本酒」です!副食の定番は鍋とお造り。それも一人鍋となると、代わり映えもしません。灯りもなく冷えた部屋に帰るのは寂しいものですね!最近は、一人暮らしに辛さ感じるようになりました。

 仕事始め
5日からが正規の出社。正月休みにやっておいた計画案で早速打合せ。他にも約束があり、初日の打合せは2物件。どちらも「堅い話」だそうで、狼少年でなければ「今年も忙しそう」と思わせてくれます。こいつは春から「縁起が良いや!」です。

 初孫
愛娘かおりは、陣痛が始まり、昨夜(4日)から病院へ。きっともう生まれているだろう!
  無事に生まれて欲しい
  元気な子であって欲しい
「初孫おめでとう」と、仲間から祝福された。本当にそんな気持ちです。今夜は(5日)は祝い酒だね!


非正規雇用
090107(水) dogfight
  〜企業に縛られたくない!自由でありたい
これは、猫の手も借りたいときに、正規就労を拒否した若者たちが、胸を張ってインタビューに答えた発言です。そういえば、ニートを賞賛したマスコミもあったよな!

時は移り「100年に1度の大不況」が来て…
非正規雇用者の契約打ち切りが相次いでいる。マスコミはいっせいに「可哀相」を連発している。でも世間には、冷ややかな声も多いのではなかろうか?
  〜 正規雇用を拒否したり、正社員になる努力をしなかったのは「おまえ」だろ!
私もそう思っている一人です。私など30年以上、誰からもセーフティーネットを保証されたことがない。そう、個人事業主です。失業統計に計上もされない存在で、幸運と自分の才覚で生きてきた。
福祉の世界だって悲惨です!
箱物は随分整備されたけど「人がいなくて」閉鎖されている施設も多い。その理由は「キツくて低賃金」です。なぜそうなるかと言えば、収入源が「税による給付」で、年々削られている。
非正規雇用者が突然解雇され、寮も追い出されSOSを出している。そのくせ、求人を続ける福祉分野へ移動しない労働人口。そこにあるのは、政策不作だけではない。非正規雇用者の「甘えと意識の低さ」があるのではないか?
  自由でありたければ、そのリスクは負うべきである。私は白けている!


イスラムって?
090108(木) dogfight
世界で起きている主な紛争、その多くにイスラムが関与しているように感じます。私のような宗教的ノンポリには理解しがたいことが多い。今も、イスラエルによるガザ地区への進攻が行われている。

ユダヤ教(イスラエル)からキリスト教が分かれ、更にイスラム教(パレスチナ)が分かれている。それぞれが、エルサレムを聖地とししている。日本なら、上手く住み分けや共有を計るのだろうが、イスラエルもパレスチナ相手を追い出そうとしている。きっと、絶滅するまでこの争いは続くのではなかろう
ここでは、エルサレム争奪戦という争いが見えるのですが…

年末に、末っ子がバリ島へ新婚旅行に行ってきました。
ここで、数年前に大きなテロ事件があり、日本人も多くの犠牲者を出した。このせいで、日本人のツアー客は今も減ったままだそうです。不思議なのは…
インドネシアはイスラム国家と分類されている。ただ、バリ島だけはヒンズー教徒が8割を占めるそうな。それでも、この国でイスラム教徒が迫害されている訳ではない。なのに、イスラムがバリ島で大規模なテロ事件を起こす理由が分からない。

昨年末に起こった、インド・ムンバイのテロ事件も分からない。ここでも、ヒンズー教徒が8割を占めている。ハナから、イスラムは少数派なのだ。ムンバイの多くの市民はこのテロ事件を迷惑と感じている。
想像に過ぎないが、イスラムは「イスラム以外の存在を許さない」ということであろうか?ならば、宗教ノンポリの私でも「迷惑」でしかない!
追記
ガザ地区の映像を見る限り、とても裕福な土地には見えない。なのに、ロケット弾だけは無尽蔵にある。これは何だ!ますます私には理解できない


初孫
090109(金) dogfight

愛娘かおりが女児出産です!
早速、お祝いに行ってきました。
 2009年1月6日誕生
 身長45cm体重2856g
名前はまだありません。
私に似て、黒髪ふさふさです!
オモチャみたいに可愛いですね


歳相応に
090110(土) dogfight
只今61歳11ヶ月、まだ生活習慣病はありません。
メタボ基準をオーバーをしているのは、腹囲だけです。
まあ、健康な方だと思いますが、歳相応にガタが来ています!
 ・血圧は正常ですが、乾燥肌が酷い。
  無意識に引っかいているのでしょう、手の届くところは傷だらけです。
 ・視力は正常です。野鳥観察も文庫本を読むにもメガネは要りません。
  でも、部分入歯の洗浄剤は欠かせません。
 ・家内の突然死以降、導眠剤が欠かせません。
 ・前立腺は正常ですが、痔が悪くなってきました。
緑黄野菜と果物が好きではありません。食生活はアンバランスですが、何処といって不調はありません(うふふ…なんとなく全体に不調ですが)。だから、常用するサプリメントはありません。

仕事は「現役」です。ただ、技術屋としての賞味期限は分かりません。
プライベートでは、自然景観保護をしています。これも、歳相応かな・・・
関係のない追記
1月9日から「えべっさん」です!関西では、これが済まないと正月が明けません。
早速「商売繁盛」をお願いしてきました。(写真は今宮戎)


定額給付金
090111(日) dogfight
野党の反対する定額給付金。審議半ばですが、不毛な議論ですね!
閣僚は「給付金を受取るのか?」執拗に質問していますが、何の意味があるのか。結局は野党の反対で、時期を逸しての給付になるのだろう。その時、野党議員はどうするのか?
こんなアホな質問で時間稼ぎをするのなら、まずは野党議員も「仮に給付されても受取らない!」くらいは、先に言明するべきであろう。

私は、給付金より医療福祉の充実に回すべきだと思っています。でも、給付されたら受取ります。そして「一瞬で使い切ります」それが、せめても趣旨にかなうことだと思っています。
追記
派遣切りされた人たちを救うとして、自治体が臨時雇用や空いている官舎の提供をしている。
  これって、本当に救済だろうか?
救済期間は1ヶ月から長くても半年。それも、恩恵に預かるのは「ほんの僅かの人」に過ぎない。私には「美談を作る」ネタに過ぎないように思える。更に言えば、救済期間が過ぎたとき、新たな問題提供になるだけだろう…


逆からみれば
090112(月) dogfight
世間で「正義」と言われていることを、逆からみればどうなるか?考えてみました。
野党中心に「労働派遣法を廃止法案」が検討されています。
相次ぐ、非正規雇用者の解雇の嵐、その元凶が労働者派遣法だとして、これを廃止すれば解決できるとしている。私から見れば、こんな短絡的な思考はない。労働者派遣法は、景気調整をしやすくするために設けられたもので、企業側の理論から作られたことは否定しない。しかし、これを禁止すれば、雇用関係が安定するなどとは考えられない。

企業は利益を挙げることを宿命付けられている。
過剰な人員を雇用し続けることを法律で強要するなら、一方で、法律で「企業利益」を保証するとでも言うのであろうか?そこまで「法は万能」ではあるまい。
追記1 労働者側の都合で「突然退社」するのは、制限がない。
追記2 ホームレスから年商130億の企業を起こした人がいる。
     彼は、政府支援にすがる非正規雇用者を批判する。
      ・支援を受けることは恥だ
      ・支援を受け続ける限り将来はない
     ようは、何よりも本人の自覚自立が必要だ!
変動する景気に対し、雇用は大きな調整装置です。法律で「雇用調整を許さない」というなら、企業は防衛するしかない。つまり、ミニマムを基本に雇用を行うことになる。その結果求人意欲が減退し、失業者は今以上に増えることになる。
内定取り消しの企業名が公表されました。
内定取り消しは企業倫理にもとることで、100万円単位で補償がされると言う。でもなあ〜
何社からも「内定通知」をもらい、何処へ就職するのか?最後まで決めようとしない学生に、何のペナルティーもないのは何故だ
 ・企業の学生に対する不実行為は弾圧される
 ・学生の企業に対する不実行為は「自由」として保障される
これっておかしくないか?
昨年の、ガソリン価格の乱高下。呆れるしかない!
1リットル当たり、150円を越えたころから「流通価格のコストアップを容認しない企業」が槍玉に上がった。
日に日に食品価格は上がり、市民の悲鳴が聞こえるようになった。「ガソリン価格は200円を越えるのではないか」と言うところまで行ったところでリーマンショックがおきた。
それから3ヶ月あまりで、ガソリン価格は100円を割り込むまでに下がった。
 ・ガソリン価格下落分の流通価格を下げたい・・・こんな話はない
 ・値段は据え置いたが、量を減らした食品。これは戻ったのか?
あれだけ騒ぎ立てたのに、マスコミは何故、追跡報道をしないのか?我が国のマスコミは不思議な存在だ!


悪しき友
090114(水) dogfight
徒然草に「良き友」と「悪しき友」が出てくる。
吉田兼好さん(まるで友達みたいな表現だね)の考える「良き友」とは
 ・物くれる人
 ・医者
 ・知恵ある人
うむ〜結構身勝手ですね!これって「自分にとって都合のよい人」と言うことだろう
一方「悪しき友」はどうか
 ・高くやんごとなき人
 ・若き人
 ・病なく強き人
 ・酒を好む人
 ・猛く勇める兵
 ・嘘をつく人
 ・欲深き人
何故「悪しき友」なのか?よく分からないことも多く、吉田兼好さんの「僻み」が入っているように感じますね!
私が当てはまるのは、酒を好む人・嘘をつく人・欲深き人かな…
皆様は如何ですか?
関係のない追記1
スナックのマスターから強引に借り出した本
 斉藤栄著:棋聖忍者天野宗歩(集英社文庫)1.2.4.5.6 巻
正月に読もうと思っていたのですが、他の本を10冊ほど読んでしまい、こちらは手付かず。正月が終わって、やっと読み出したら「これが面白い」
今は、2巻まで読み終えて困っている。このシリーズは、全8巻あるのですが、3・7・8巻がない。本屋に行ったら「絶版」だそうで、古本屋を当たってくださいと言われてしまった。どうしよう…
関係のない追記2
年末に「源氏物語」のことを書いたら、田辺聖子著「源氏物語」全3巻が届いてしまった。これも読まなくちゃ(ちょっと気が重いね)
関係のない追記3

愛娘かおりんの赤ちゃんは「ひかり」と名付けられたそうです


ニートの話し
090115(木) dogfight
最近は、ニートの話題を耳にしなくなった。
そう思っていたら、現実にニートが減っているそうです。その理由は「親に余力がなくった」と言うから笑ってしまう。
  (以下の話は、本当に社会適合できない人を除きます)
かつて、マスコミはニートを社会的弱者として扱い「社会が悪い」と言っていた。更には、自由を主張する行為だと賞賛すらしたマスコミもある。ところが、世の中が不況になり、非正規雇用者の失業があふれ出したら、この有様です。何のことはない、これでは親に寄生していたグウタラではないか!

私も20年近くニートの息子に悩まされた。家内の突然死があり、私自身も債務不履行にあってニートを養いきれなくなった。そうなっても自立しようとしない息子。
何のことはない、自分の生活を守ることが、結局はニートを守ってしまう。早くからそのことは気付いていたが、家内が生きている間は「家を捨てる」ことが出来なかった。
決断すれば行動あるのみが私です。家を捨てて4年近くになります。今は、あの決断が間違っていなかったと思っています。


差別
090116(金) dogfight
差別には2種類あると思う
 ・人種差別
 ・制度差別
人種差別には、民族・伝統・文化など「違い」が存在する。言い換えれば、違いを認め合えれば解消できる差別である。
しかし、制度差別は根が深い!
ここには「違い」が存在しない!インドのカーストや日本の部落問題は「俺よりもっと下がある」と見せることによって、国民の不満のガス抜きをしてきた経緯がある。
年末に2週続いて、大阪のTV局が「部落問題」を討議した。おそらく、東京のキー局では無理な内容とは思える。
長年にわたり「部落問題解消」の施策が続いてきて、随分解消したと思う。一方で、部落であることを「飯の種」にしている人が今も存在する。つまり、部落問題解消の抵抗勢力が、差別側非差別側双方に存在している。
私は「部落」を知らないまま育ち、大阪で就職し仕事を通じて始めて知った。それは「逆差別」ではないかと思えることで、部落問題解消はむしろ「非差別側の問題」と感じたものです。

10年余前に、自分のルーツが気になり調べてみた。その結果、母方が「部落出身」であったと思えるようになった。だからといって、私はそれを隠そうとは思わない。このホームページの「ルーツ」で紹介している通りです。私に部落民の血が流れているとして「何処が違う」分けでもない。何も恥じることではないと思っている。


危機への対応
090117(土) dogfight
ニューヨークの空港を飛び立った旅客機が、3分後にハドソン川に不時着水した。
原因究明は今後ですが「エンジンが野鳥を吸い込んだ」と言われています。エンジン状況を適切に判断し、一人の犠牲者もださぬ、完璧な不時着をしたと、日本でも賞賛されています。勿論、
 ・ハドソン川河口付近には橋がない
 ・充分な川幅あった
 ・船との衝突がなかった
 ・近くの船が救援に駆けつけ、水没前に救助できた
このように、幸運も多かったのだと思いますが、やはり、機長の判断が第一であったと思います。
今日は、阪神淡路大震災の記念日
毎年、同じことを思い出すのですが、ハドソン川への不時着水と真逆であった思う。左翼系の知事と首相が、救援に向かおうとした自衛隊を阻んだ。犠牲者6000余人の半数は、行政責任者が政治思想を優先したからである。こんなアホな事態は、二度として欲しくない。

あの時の、私の環境は今はありません。家内は亡くなり、家を失い家族もはなればなれ。今はボロアパートで一人暮らしです。それにも慣れ親しんできました。これも「風化」ですねえ…


落ち葉効果
090118(日) dogfight
あまの街道の落ち葉が、踏まれて粉々になってきている。
粉末状になった枯葉が、土と馴染み、程よい湿気と弾力を与えています。
とても歩きやすいです。
落ち葉の効果は素晴らしいですね!

心配した「濡れ落ち葉による滑り」もありませんでした。土の路面では、滑ったりしません。

風で吹き寄せられるのか?それとも誰かが掃くのか、街道から落ち葉が消えかかってきました。KさんとSさんが足で街道に戻していました。
 お疲れ様!


町並みから
090119(月) dogfight
私は建築屋。住宅地を歩きながら、様々なことを感じる!
 ・ハウスメーカーのプレハブ住宅はすぐに分かる。
  「手作り」の雰囲気はなく、やはり工業製品だと思う。
 ・住む人が「拘ったのだろう」そんな雰囲気がすぐに伝わってくる家もある。
 ・設計事務所へ依頼した建物もすぐに分かる。だてに設計費用を掛けたわけではない。
 ・家から建築主の「懐具合」が想像できる。
因果な商売だと思うが、私の感じたことはそんなに間違ってはいないだろう。
家の特徴から「職業が想像できる家」もある。
例えば、道路面にも隣地側にも窓がない家がある。どんな職業を想像なさいますか?
我が国で「窓ない家」を最も必要とする職業は「893の親分」です。
全国組織の某暴力団の組長宅を設計したことがあるが、特異な注文に驚いたことを思い出す。
わが町にも、そんな職業の豪邸がある。写真を紹介すれば分かりやすいのですが、私にはそんな勇気はない。


歯が大変!
090120(火) dogfight
寝る前の歯磨き
チャリーンと音がした
見れば、左上の差し歯2本のかぶせ物です。
40代の始めに入れたもので、もう20年近くお世話になっていた歯です。

朝起きて、懸念が現実になりました。
上の前歯が「部分入歯」なのですが、この部分入歯を受けてくれていたのが、チャリーンと落ちた歯なのです。これで、上の歯が全滅状態。
で・・・何も食べられない、トホホ…
早く診療所が開かないだろうか!応急処理をしてもらわないと、私はやせ細ってします!
(メダボやから、ちょうどええかな…)
090119 歯の修理は済みました。ホットです!


毎度お馴染みの
090121(水) dogfight
私の大好きなTV番組「水戸黄門」
なにせ、絶対「正義は勝つ」番組で、安心してみていられます。ただ…
毎週「悪役」が出てくるのですが、役どころは変れど、役者は同じ。
時代劇俳優、特に悪役の人材が払拭しているのでしょうね
久々に大相撲が活況を呈している。
朝青龍というヒール役が元気だからです!
正義が勝つには、悪者が必要ということでしょうね

090125追記
朝青龍が全勝優勝しました。おめでとう!
寿司のネタ
090122(木) dogfight
寿司と言えば「江戸前」
寿司のルーツは古いのですが、江戸前寿司は徳川幕府開闢以降のことです。仕出の握り飯におかずを載せたのが「にぎり寿司」の始まりで、江戸前とは「江戸の目の前の海で取れた魚」を意味します。

先日、ある本を込んでいたら面白き記述がありました。
考えてみれば頷けるのですが、冷蔵庫のない時代では、寿司に使用できる「江戸前の魚」は限られていました。それは「ひかりもの」と言われる、酢ジメの魚でした。
(江戸時代、砂糖は高価なもので、酢メシとは文字通り「酢ご飯」であった)
ところが、天保年間に酷い不漁期があって、ひかりものに変って、マグロなどの「赤身魚」が使われるようになったそうです。ただ、赤身魚は酢ジメが出来ませんから、中毒事件が多かったそうです。
追記
別の本によれば、振袖火事で江戸が丸焼けになり、寿司職人が浪速に避難したことがあるそうです。その時、浪速の海のネタを使ったことで、にぎり寿司のネタが増えたそうです。面白いですね!


パーティー
090123(金) dogfight
雨続きです。

天気予報をにらめっこしながらの準備でした。
そんな中での「あまの街道・鍋パーティー」

日ごろの心がけがよいのか悪いのか?
鍋パーティーの時間だけ「雨が上がって」くれて決行です。でも、予想より少ない集まりでした。

晴天なら、歩く人の飛び入り参加が多いのですが、この日(22日)はあいにくの天気で、それもありません。

結局、なんやかんやと昨夜からの呑み続けです。ちょいと胃袋を休めてやらなくちゃ!

中国てなもんや商社
090124(土) dogfight
  中国てなもんや商社(文春文庫)谷崎光著
抱腹絶倒で読み進んだ本です。
大手スーパーが、中国から商品を輸入するため設立した商社で、新入社員(女性)が奮闘しながら成長する過程が、面白おかしく描かれています。信じられない出来事が「これでもか」と登場しますが、谷崎氏の体験談です。これを読んで感じたことは「中国はルールが違う」と言うことです!
  思想が違う
  価値観が違う
これは奇麗事でしょう。
ビジネスの基本に「騙される方が悪い」があり、契約や約束は何の意味も持たぬ。

この本は1996年に書かれたものです。すでに、10年以上前の本ですが、昨年の毒入り餃子に見るように、中国が変ったとは思えない。かといって「避けて通れない相手」でもあります。読みながら、とても考えさせられる本でもありました。是非、ご一読を!
 追記
私が中国を訪れたのは、もう20年ほど前です。たった一度の旅行で「二度と中国へは行きたくない」と思ったものですが、あの時の感想がよみがえる内容でした。


自然ってなんだ?
090125(日) dogfight
 〜自然を大切にしよう
この呼びかけに、NOと言う人は少ないだろう。「自然」という言葉には、反対しづらい響きがある。
では「自然ってなんだ?」と問われると、途端に答えに詰まってしまう。
NPO運動を始めて、第2期が終わる。設立準備を含めれば3年近い活動になります。
当初の活動方針は作文に過ぎず、90余名のメンバーをまとめるお題目の感があった。突き詰めて方針を議論すれば「同床異夢」で、10名も残らなかったのではないか?

3年近くが経って、方針が収斂してきたように思う。
3期目の活動方針をまとめる時期に来ている。次の社員総会では「明るい森」を議案として出そうと思う。この過程で「自然とはなんぞや?」という議論を避けて通れない。
  「明るい森」
これは〜人が心地よい森〜をイメージしている。季節の変化があり、散歩したくなる森です。
私が、あまの街道を歩くようになって7年。その変化に気付きだした!

森は放置すれば刻々と変化していく。人の干渉がなければ、常緑樹が落葉樹を駆逐していく。それが「遷移」です!その結果、森から四季が奪われ、冬なお暗い森が出来る。これが「極相」です!
ご神体と言われる「神社の裏山」が鬱蒼たる森になる。あれを想像していただければよい。陽は地面に届かず、キノコも虫も生きられない。

明るい森とは、常に「人が手をいれ整える森」です。四季があり、キノコから昆虫まで、生物がはぐくまれます。ただし、公園ではありません(説明が難しいですね!)。
  自然を壊すのか!
そんな声が聞こえそうです。
それは「今の自然ですか?」
放置すれば「黒い森」になってしまいます。それでいいのですか?

「自然」って、何時の自然ですか?
1億年前ですか?1000年前ですか
500年前は、黒い森だったようです。1630年代に「くみの木」が開墾され、この森は里山に変っていったと思う。戦前のあまの街道は「里山」でした。明るい森は、それに近いイメージです!

自然は変化する!
何を自然とするのか?それは四季のある風景か漆黒の森か?
あなたの希望で「自然」は変るのだと思う


千三つ
090126(月) dogfight
不況になると「怪しげな話」が大手を振って歩き出す。
冷静なら、見向きもしないだろうに「藁をもつかむ」気持ちが、ガードを下げるのだろう。
どんな仕事にだってリスクがあるが、ものには限度がある。なのに、不況になると、ほとんど成功の可能性がない「リスクの塊」みたいな物件に群がる人が増える。何とかモノにしようとする気持ちが、周りを巻き込むことに気付かない。例えば、
 〜某社が所有地の有効利用を求めている〜
こんな情報が流される。
実現性の高い物件なら、情報を制限するはずだが、怪しげな話しは広くばらまかれる。それに飛びつく人が、複数の設計事務所へ「成功報酬(ようは無償で)でプレゼンテーションを作って」と依頼を流す。

そんなわけで、鼠算式にあっという間に「あたかも仕事」として広がっていく。
ヨタ話が、3回ほどFAXやメールを潜ると、100社くらいが動くことになる。当然、こんな話は「千三つ」で、実現したためしなどない。多くの人が経費を使って動くけど、誰も報酬を受けることはない。更には「時間競争」とばかり急がされる。
だから、避けるようにしているのですが、それでも断りきれない取引先がある。お陰で1月だけで既に休日出勤が4回もある。

千三つ話を避ける一番の方法は「費用請求」です。
何処からも費用の出ない話しだけに「ボランティアはしない」と言う態度が抑止力を持つ。かつて、この手の話しが数年続いて「体力をなくした苦い経験」がある。不況なときだけに、体力の温存に勤めるべきなのに…


不況と内部留保
090127(火) dogfight
この不況…深刻ですね!
企業は存亡を賭けて「経費削減」を行っている。マスコミは「派遣切りをしているくせに内部留保が増えている」と非難している。
   不況になれば、体力温存を図る
何のセイフティーネットもない私から見れば、内部留保を積み増しするのは「当たり前の話」です!
一方で企業が行っている、正社員への締め付けを、何故マスコミは伝えないのであろうか?

一般家庭でも「不況になると貯蓄を増やす」のに、企業が内部留保(貯蓄と同じ)を増やすと、どうして非難されるのか。もし、マスコミが言うように、内部留保を取り崩して非正規雇用者を保護した挙句「企業倒産」の憂き目を見たとき、マスコミは責任を取るのであろうか?企業にとって、セーフティーネットは自ら作るしかないのです。
企業倒産は、非正規雇用だけではなく正社員すら守れなくなる。さらには、国家予算さえ危うげにする。もっと、大局的に考えるべきであろう


ポインセチア
090128(水) dogfight
観賞用植物を育てたことがない。
実を言えば、格別好きではないし、面倒なのです。
ペットを飼っても「放し飼い」が原則です。動物は好きですが、面倒見がよいわけではない。だから、こんなボロアパート暮らしでは、その気にならない
こんな私に、昨年12月11日にポインセチアが届いた。
正月用なのか?それともクリスマスのためなのか分からないが、せったくいただいたのだからと、窓際において、3日に一度水をやっている。
もう1月半になるのに、枯れもせず、写真のように綺麗なままである。

ところが…
これは珍しいことだと聞いてビックリした。
ポインセチアは、そんなに長持ちするものではないそうな!

色気のない我が家で、まさに「紅一点」です。
何時までもつのか?ついでで、面倒を見ていこうか…


高くついた本
090130(金) dogfight
年末に、始めて行ったスナックのマスターから強引に借り出した本
  斉藤栄著:棋聖忍者天野宗歩(集英社文庫)
暫くほったらかしでしたが、読み出したらこれが面白い。
マスターが古本屋で見つけたのは、1・2・4・5・6です。そこで調べてみたら、全8巻と言う。これでは消化不良になってしまうので、探しました。
分かったことは、もう古い本で、既に「絶版」になっているという。
そこで、大きな書店の在庫を調べてもらった。旭屋・紀伊国屋・ジュンク堂…全滅です。ついに、古本屋を当たってくださいと言われてしまった。

天牛書店などの、大手の古本屋を当たったがない!
そうしたら「ネットで見つかった」と言う連絡が入った。ただし、バラ売りはないという。8巻まとめて、送料込みで2700円。マスターが、1冊50円で買ったのと比べれば「高い」もんですが、弱みはこちらにある。

この辺の経緯をマスターに伝えに行くだびに「呑み代」が掛かる。ホンマに「高い本」になったもんだ!
追記
この本もまもなく終わる。また「本探し」が必要になる。買い置きが5冊あるが、3日で2冊ペースなので、補充も大変です!


早いもので…
090131(土) dogfight
つい最近新年を迎えたつもりなのに、もう1月の終わりです。
朝からちょいと歩いて、その後神戸の現場へ行きます。
仕事を済ませてから「ふるさと」へ向かいます。早いものですね…
明日は、長兄の3回忌です。

まもなく誕生日です。私は、62歳になります。
まだ若いと思いたいのですが、親や兄弟の家庭を見渡せば、元気な人より「送った人」の方がはるかに多くなりました。なんとも短命な家系ですね…























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