6時に起床。朝風呂が気持ちよい!
バイキングの朝食を済ませ、この日の目的地へ。友人二人はふるさとへ帰り、私は一人旅です。
先ずは、天竜川ライン下りです。船出まで時間があるので、列車の手配をしました。
天竜峡10:30発ライン下り⇒約50分かけてJR飯田線唐笠駅まで・11:39発の電車で天竜峡駅へ戻る⇒12:22発特急伊那路で本長篠へ向う。
なにせ、電車は2時間に1本しかない。事前の調べもなしに、この程度の待ち時間で巧くいったのは、ラッキーでした。
男3人旅 |
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天竜峡ライン下り |
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特急「伊那路」 |
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鳳来寺山参道と石段の始まり |
ライン下りの船は「つめつめ」です。1艘に35人前後で、あぐらをかけば膝が当ります。それでも、川から眺める紅葉は素晴らしいの一語です。こんな紅葉は何年ぶりであろうか。
川下りの途中、投網で鮎を捕り、それを焼いてくれる。私は美味しくいただいのですが、あまり手を出す人がいなかった。折角だから、素直に童心に帰ればいいのに…
唐笠駅で下船し、JRで天竜峡駅へ帰る。時間は8分だが、2時間に1本で、これに乗り遅れれば「山中に一人ぼっち」です。
天竜峡駅前の食堂で、蕎麦をかき込む。贅沢は言うまい!
JR飯田線に、特急があることすら知らなかった。
昨夜の宿舎で「飯田線は不便ですよ!」と脅されていただけに、これに乗れたのは幸運です。天竜川の渓谷に沿って快適な旅です。車窓から見る紅葉が素晴らしい!
長野県から静岡県へ入る。佐久間(ダムで有名)で、静岡に別れを告げて愛知県へ。次の目的地は「
鳳来寺山」です。http://www.ma.ccnw.ne.jp/sanpomichi/horaiji.html
本長篠には、高校時代の友人がいて、何度か訪れたのですが、鳳来寺山に登った記憶がない。ブッポウソウ(本当はコノハズクの鳴声)で知られる、山頂の大伽藍です。最寄バス停から参道を1.5km歩いて、石段へ。石段は1425段もあるそうです。さらに山頂を15分歩いて伽藍に到着する(筈です)。ここからの展望は、紅葉の美しい「三河を一望」できるそうですが…
この日は「もみじ祭り」で、山頂駐車場への道はクローズということを、本長篠に到着してから知りました。これから徒歩で登っても、石段の途中で日没です。折角の絶景は「次の機会」と諦めました。
イベントの行われている参道をぶらぶらと歩く。途中五平餅で腹を補う。
鳳来寺山自然科学博物館へ入りました。http://homepage3.nifty.com/hourai99/
田舎の博物館と思いきや、これがとても楽しかった。ここで知ったのですが、私が車窓を楽しんだ飯田線は、中央構造線の上を走っている。地層的には、日本を東西に分断する地震の巣です。それだけに、ぶつかり合って出来た鉱石が多く、まさに石の博物館です。
山間の日暮れは早い!4時半には、山に日が落ち、薄暮となっていた。
本長篠−豊橋間は、1時間に1本の列車がある。ドアは手動だから、待っていても開かない。
豊橋に住むA夫妻に連絡、6時に待合せを決めて豊橋へ向かう。再開を祝し乾杯!
これで晩秋の旅は終わり、いよいよ「冬ごもり」です。
旅行中も、仕事の連絡(残念ながらトラブル処理)が続く中で、完全に「心晴れる」という状況ではありませんでしたが、良い思い出になると思います。
この日は、Aさん夫婦(高校の後輩)と「乾杯!」