元dogfightのぼやき
2008年9月
エッセイ&コラム

9月内側から見た自衛隊お好み焼き混迷日本一少ない国家資格事件車椅子利用の環境広島の旅あまの街道と車イス狭山池と車イス改正建築士法警察官の身分顔を描くアメリカが大変性悪説仏花匠の奢り薬害肝炎訴訟と立候補草刈メールが届かない秋分の日短命内閣?冬の時代五十歩千歩国民を金で釣る生活が変わった倒産危険度ランキング


9月
080901(月) dogfight
昨日は、久々の晴れ。
日曜日でしたが、この日も出勤。せめて出勤前にあまの街道を歩こうと、6時50分に家を出た。
3日間雨で、晴れ上がるの待っていた人たちが多かったのだろう。
普段よりずっと歩く人が多く
  〜50m歩くと仲間に出会う〜 
そんな状況でした。
あまの街道の、自然・景観保護を訴えるNPOは多くの問題を抱えている
 ・先日の市長懇談会で、疑問の多い「市長の回答」
 ・一貫性のない、あまの街道での「車イス利用」
 ・来週行われる宅地開発事業者との協議
日本は本当に民主主義国家だろうか?
私は、様々な立場の方と話しをしてきて、宅地開発事業者の話しが「一番信用できる」と思えるから困ってしまう。 きちんとディベートすればいいのに、話し合いの土俵に上がらず「他所を向いて文句」をいう人たち。 千年の森を守るのに必要なことは駆引きではない。
「何が出来るか」それを、真摯に話しあうべきだろう!
多数派工作で「声」を作り上げようとする人がいる。でも…
   和(やはらぎ)を以(もっ)て貴(たつと)しと為す
これは民主主義と関係ない。ルールではなく「赤信号・みんなで渡れば怖くない」と同じで、リンチの論理だ。
9月になった。

森に野鳥が戻ってきている
今年は少ないが「実」もつき出した
これからキノコの季節を迎える

私は、自然を愛でながらのんびり歩きたい。 うむ、そんな時は「いつ来るかな〜」
まだまだ、私は事件の中の住人でいそうだ


内側から見た自衛隊
080902(火) dogfight
  『内側から見た自衛隊』松島悠佐著(幻冬舎文庫)
昨日は「防災の日」
大震災が何時来てもおかしくはない。そんな折、この本を読んだ。
著者は、阪神淡路大震災の救援活動の陣頭指揮をとった最高指揮官。この本には自衛官の苦しみと悲しみ、それに「日本を愛しむ心」が書かれている。
 ・もし、兵庫県知事の「救援要請」がもっと早ければ死傷者を減らせた
  ⇒自衛隊による自主判断は許されない
 ・救援に向かう自衛隊車両は、緊急車扱いをされず「信号を守らされた」
  ⇒道路交通法の適用(被災地到着の遅れ)
  ⇒有事法がない
 ・消火栓が壊滅し、燃え盛る街・阿鼻叫喚。
  しかし、自衛隊による「空中消火」は知事に拒否された
 ・自衛隊による「仮設風呂の提供」は、なかなか許可されなかった
  ⇒公衆浴場法の適用
 ・自衛隊による「温かいご飯の提供」は不公平になるとして拒否
 ・救援ヘリとマスコミの取材ヘリの「衝突の危機」が常にあった
  ⇒自衛隊による「空中管制」は許されなかった
 ・救援ヘリの、救済地での離発着訓練は許可されなかった
  ⇒「軍事訓練は許可しない」だったそうです
このほか、こんなことも紹介されている
 ・自衛隊機地には「弾薬のストックがない」
  ⇒火薬取締法が適用され、基地に備蓄できない
 ・武器使用は「自己責任」の海外派兵
  ⇒指揮官が「戦闘指揮をしてはいけない」という、派兵条件
これで国を守れといわれても…
気の毒になる内容です。実態を知る意味で、是非ご一読を!


お好み焼き
080903(水) dogfight
愛娘かおりの、お腹が少し目立つようになった。出産予定は来年1月。11月からは産休に入る予定です。つわりの期間も終わり、久々に、一緒に食事に出ました。


粉もん文化・大阪の名物「お好み焼き」が今日のメインです。
店は行きつけの「甚六」関西では有名な店です。注文は、豚イカ・ミックス焼き(1350円)です。

甚六のお好み焼きの特徴は、
 ・たまご
 ・やまいも
 ・キャベツ
これを腕力に任せてこねます。
たまごには、大将の描いた絵があります。何でも、「お孫さん」だそうです。なんか、割って使うのがもったいない!

トッピングは
 ・炒めたイカの切り身
 ・厚切りのバラ肉
これに、溶きたまごを掛けて焼きます。

焼き上がりに、
 ・ケチャップ少々
 ・マヨネーズ少々
 ・ソース2種
 ・ノリ

私はビール2杯をいただきました。娘は、ウーロン茶。
ご馳走様でした!
混迷
080904(木) dogfight
080901に突然発表された「福田総理の辞任」
なんとも不可解に思った人が多いのではないか?

2代続いた「総理の突然の辞任」で、普通なら政権交代なのですが、民主党で大丈夫やろか?
福田総理が投げ出した理由は定かではないが、混迷する政局と無関係ではあるまい。両院で勢力が逆転し、法案はすんなり通らない。自民公明が2/3を占めているから、まだ前に行くが、民主党政権ではそれもままならぬ。ようは、政権交代が「安定」に繋がらないところが辛い。
追記
先般の、参院民主党議員の離脱騒動。
姫井由美子参院議員の「撤回宣言」で新党結成もままならぬ。何でこんなアホ議員に振り回されるのか?不倫体験を出版する議員とは、この程度か!

関係のない追記
今日は「管理建築士」の受講・試験日です。
姉歯事件の置き土産で、1級建築士の権限が細分化されました。この資格を持っていないと「建築設計事務所」が開業できない。これも混迷の一つかな…


日本一少ない国家資格
080905(金) dogfight
姉歯事件の置き土産で、建築士法が改正された。
再発防止策で、建築士資格が細分化されたが「ホンマに不正防止になるやろか?」と疑問に感じる。とはいっても、法改正されれば従うしかない。

設計者資格は、1級建築士がオールマイティーであったが、下記のように細分化された
 ・1級建築士
 ・設備設計1級建築士
 ・構造設計1級建築士
一定規模以上の建物には、上記資格者が連盟で「法適合性証明」をしなければ、建築確認申請が出せなくなる。ちなみに、設備設計1級建築士・構造設計1級建築士の受験資格は、 〜1級建築士で専門分野(設備または構造設計)の実務経験が5年以上必要〜という狭き門。

私は、自分の職業を続けるために、設備設計1級建築士を受験した。もとより「専門分野」ではない。設備設計1級建築士の受験者は、全国で5200人。
  1級建築士で設備設計が専門
こんな人がどれだけいるというのか?受験資格そのものが過酷なのです。
今いえることは、これは日本一有資格者の少ない「国家資格」の誕生です!これで、一段と建設業界は不況になるだろう。官製不況ここに極まれりです。

設備設計1級建築士の合格発表は9月11日9時半です。
更に昨日の発表で「合格者以外は、試験欠席者も含めて追試」だそうです。これだけでも「無理な制度」だと思う。ちなみに、追試は10月19日と決まりました。

追記
これとは別に、建築設計事務所開設の資格(管理建築士)が創設され、私は昨日受験した。合格しなければ廃業しかない。還暦過ぎて、何でこんな試練にあうのか…
朝9時から講習が始まり、試験が終わったのが19時半。その間、エコノミー症候群にかかりそうな狭い椅子でした。試験は30問。28問は自信があるので大丈夫だろう。
それより講習の内容は、私を暗くするものでした。法改正は「大きな設計組織」を前提にしており、私のような一人で何でもこなす小さな事務所に将来はない。新制度で、私が持ちこたえられるとは、とても思わない。
虚しくなって、友達に連絡し「呑んで」帰りました。


事件
080906(土) dogfight
電車の中の出来事です。
ベンチシートの一番端に座っていた労務者風のオッサン。その隣に私が座って本を読んでいました(周りからは、労務者二人に見えたやろな)。
電車が駅に着いて…
扉付近に立っていた若い女性が、ピンヒールの先で思いっきり「オッサンの足を踏みつけて」降りていった。

オッサンは、踏まれた足の甲をつかんで、悶絶状態です。
偶然踏まれても痛いのに、わざと、思いっきり踏まれたら、そりゃ痛いだろ!
 ・踏んだ女の子は謝りもしない
 ・踏まれたオッサンは怒りもしない
あれれ・・・??????
オッサン、女の子に『痴漢』してたのやろか?
私も仲間と思われたら、イヤヤなあ〜
関係のない追記
さて、これから出張です。
ホンマは、7日に福岡で打合せがあるのです。その前に、以前から行きたかった「大和ミュージアム・安芸の宮島」に寄り道します。久々の『プラス1』実行です!


車椅子利用の環境
080908(月) dogfight
大阪狭山市には素晴らしい散歩コースが2ヶ所ある。
狭山池周回道路とあまの街道です。ところが、車椅子で散歩を楽しむ方と出会うことがない。何で?
車椅子利用者には2種類あると思う
 ・事故あるいは病気で若くして障害者になった(電動車椅子利用者が多いように思う)
 ・高齢化による機能低下
何らかな理由で障害を持ったが、アクティブに生きる人に電動車椅子が多いと思う。〜家から駅、更に公共交通機関で移動〜こんなふうに利用されている。
一方、機能低下を補う意味で車椅子を利用する場合は、手押しの車椅子が多いと思う。移動も、介護つきが多い。
電動車椅子と手押し車椅子、活用方法が少し違うと思う。随分軽くなったとはいえ、電動車椅子はまだまだ重い。車に積んで移動し、目的地でおろして使うなら、手押し車椅子の方が便利です。まとめると、
 ・電動車椅子=家から目的地へ電動車椅子で移動。駐車場は不要だが、行動半径は制限される
 ・手押し車椅子=車で移動し、目的地で車椅子を利用する。駐車場が必要だが行動半径は広い
では、狭山池周回道路とあまの街道について、車椅子の環境を探ってみます。(続く)


広島の旅
080909(火) dogfight

上:大和ミュージアム/下:安芸の宮島
念願かなって、広島の旅へ行ってきました。

9月7日、福岡県飯塚市へ向かう。クライアントを案内して、知り合いの芸術家を訪ね、建物に組み込む作品を依頼するためです。
その前(6日)に、寄り道で、大和ミュージアムと安芸の宮島へ行ってきました。
大和ミュージアムは、戦艦大和の記念館です。
戦争を賛美するわけではありませんが『今の日本』があるのは、尊き諸先輩の命の上にあると、私は思っています。

安芸の宮島は43年ぶりに訪問。高校時代の強烈な印象を、再び味わってきました。

詳しくはこちらでどうぞ!
http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/kinki-tanbo/080906hirosima/hirosima.htm
あまの街道と車イス
080910(水) dogfight
   (車椅子利用の環境・・・の続きです)

大阪狭山市長は、あまの街道に舗装が必要な理由として「車イスの利用」を挙げた。

あまの街道愛好者は多い。多くはご高齢で健康維持を兼ねて楽しんでいらっしゃいます。
なぜ、あまの街道ですか?
そう、お尋ねすると、決まって帰ってくる答えは「土の道だから」です。
あまの街道は片道3.5km。遊歩道整備された区間だけなら「3km弱」といったところです。あまの街道の標高差は50m。緩やかなアップダウンで構成され、膝に優しく適度な「有酸素運動」の場となっています。

私が、あまの街道を歩くようになって7年。
一度も車イスの方に出会ったことはありません。念のため、何人かの方にも伺いましたが、やはりないそうです。車イスで利用できない理由があるのだろうか?それは何か、考えてみます。

あまの街道は、緩やかとはいえ、アップダウンがあります。数ヶ所ですが写真で見るように「車イスにはキツイな」と思える勾配もあります。実験をしたわけではありませんが…
・ 道路勾配を見直さない限り「車イスでの自走」はきついのではないか
・ サポートがあれば、現況「土の道」でも、充分利用できると思う。おそらく、電動車イスなら問題ない
如何なる道も車イス対応するべし…これを突き詰めれば「富士山のてっぺんまで車イスで」と言うことになってしまう。私は「歩く人」を大切にする道が有ってもよいと思う。

確かに、舗装したほうが「車イスが利用しやすい」ことは否定しません。
では、あまの街道を舗装さえすれば「車イス」利用者が増えると言うのだろうか?それはないだろう。
車イス利用の条件は「舗装」だけで決まるわけではない。
あまの街道まで歩いてきて、あまの街道に着いてから車イスを利用するなど考えられない。常識的には、車であまの街道に来て「車イスで散策」するのだろう。こうなると、あまの街道と一般道の接道個所に「駐車場が必要」になる。
あまの街道付近で利用できそうな駐車場は西山霊園しかないが、ここからあまの街道へ登るには、健常者でもうんざりする「キツイ階段」がある。

市長が本気で、あまの街道の「車イス散策」を望むなら、舗装することではなく「条件整備」だと思う。
・ フラットな接道個所にトイレと駐車場を設ける
・ 舗装を考えるのではなく、車イス利用をサポートするボランティアを組織する。この分野なら,NPO法人も協力できると思う。
朝の3時間だけで300人以上が散策(アンケート調査結果)するあまの街道。歩く人を大切にしながら、車イスの利用をサポートすることは可能だと思うが、
   さて?市長さん「如何でしょうか」
追記
机上の空論で出口のない議論をしても始まりません。あまの街道に車椅子を持ち込み、様々なケースで実験をしましょう。行政もNPOも、その結果を真摯に受け止め「よりよい方向」をみつけませんか!
関係のない追記
三笠フーズの「インチキ米事件」
こんなこと「何れ分かる」ことぐらい、分からんかったやろか?信用低下で操業縮小だそうな!従業員こそ「いい迷惑や」   今頃「犯人探し(内部告発)」の真っ最中やろな


狭山池と車イス
080911(木) dogfight
   (あまの街道と車椅子・・・の続きです)

狭山池は、あまの街道よりはるかに良好な車椅子環境です。
写真のように、池の堤防となっている周回道路(1周2.85km)は、完璧なフラットです。舗装もされており、トイレも駐車場も整備されています。
それでも、車イスで散策する方と出会ったことがありません。何故でしょう?

狭山池には日影がありません。風を遮るものもありません。真夏は暑さで、真冬は寒さで、歩くことを躊躇します。季節の変化を感じるのは、桜花と水鳥くらいです。あまの街道が持つ「季節の移ろい」とは比べようもありません。
ただ、これが「車イス散策の阻害要因」かどうか?分りません。
どうやら〜〜舗装さえすれば「車イスの環境が整う」とはならない〜〜これだけは確かなようです。
関係のない追記
自民党総裁選の顔ぶれが出揃った。麻生・石破・小池・石原・与謝野の各氏です。第6の候補は「民主党小沢党首」だと囁かれている。日本の安定は遠い!


改正建築士法
080612(金) dogfight
11月28日から、改正された建築司法がスタートします。
それに先駆け、改正内容の講習と、新たな資格の試験がありました。

改正内容は「消費者保護」を前面に打ち出していますが、私のような小さな事務所には辛い内容です。
◎「大きな組織」を前提にした改正内容
◎膨大な書類の整備
・ 設計契約に先立ち「重要事項説明書」を義務付けているが、小さな事務所ではシンドイだろう
・ 業務実績の公開(財務諸表・所属建築士名簿・瑕疵保険の有無など)
⇒売上高、利益を何で公表せにゃあかんのや
⇒瑕疵保険の負担は半端じゃない。それに「壊れないと出ない保険」にどれ
だけ意味があるのか?
◎設計契約書に「再委託先」を明記する。それは既に行っているのですが、問題は、再委託先の資格を「法で明確にした」ことです。
・ 建築士の有資格者であること
・ 登録された設計事務所に所属していること
この結果、有能だけど無資格の技術者や、フリーランスの技術者は締め出される。もし生残りたければ、大きな組織に従属(服従かな?)するしかない。
私は、一応条件を満たしているが、早晩行き詰まることは間違いない。
この改正からは「弱小潰し」の悪意を感じて仕方がない。
追記
設備設計1級建築士の試験結果が出ました.。季節はずれですが、残念ながら「桜散る」です。
合格率は45% 。合格者の内訳は、建築技術者2割・設備技術者8割 。やはり、建築屋には「狭き門」でした。これで、10月19日の敗者復活戦(追試)に挑戦となります。追試は、学科と製図に分かれますが、私は学科は合格しましたので「製図」だけです。 これは、受験時の感覚と全く同じです。
自分でも「ダメだ」と思った製図をもう一度受験するのは… 本業ではない「設備製図」 うむ〜気が重いなあ


警察官の身分
080913(土) dogfight
キャッチコピーに負けない面白さに「刑事・鳴沢了」シリーズ(中公文庫)を読み続けている。
相変わらず、複数の本を同時進行で読んでいるが、それでも第9巻まで来てしまった。
今日ご紹介するのは、第7巻『血烙』です。主人公・鳴沢了が、1年のニューヨーク研修で事件に巻き込まれるものです。ストーリーは本で味わっていただくとして、ここで新たな知識を得ました。ご紹介します

我が国の警察組織は「都道府県別」に成り立っている。地位は、
 ・警視(大警察署副署長、中小警察署署長・副署長)までは地方公務員
 ・警視正(大警察署署長・自治体警察本部部長)以上は国家公務員
だそうです。
でも日本の場合、大阪府警の警察官が、東京へ旅行しても「身分は警察官」のままですが、アメリカでは違うそうです。
アメリカでも警察は「州単位」です。しかし、所属する州以外では「警察官の身分が認められない」というから驚きました。しかし、それで理解できたこともあります。
◎この制度では、犯人が「州を越えて逃亡」すれば追跡ができません。だから州をまたぐ捜査のためにFBIが存在します。どうやら、FBIと警察官はとっても仲が悪いようです。
◎アメリカでは州によって「刑法が違う」
ところ変われば品変わるというが、これは凄い話ですね!
追記
「暗礁」黒川博行著(幻冬舎文庫)を読んでいて、笑ってしまった。関西の県警は「2強・3弱・1虚弱」だそうな。これは、県警の実力を表現したものです。
 2強:大阪府警・兵庫県警/3弱:京都府警・滋賀県警・奈良県警/1虚弱:和歌山県警
県警の弱いところほど凶悪犯罪が多いというデータもあり、笑ってばかりもいられません。


顔を描く
080915(月) dogfight
朝の通勤電車
膝いっぱいに広げた化粧品
まさに「顔を描く」作業.。器用なもんだ
これを車内でやらかす…

ビフォーアフターにビックリ

帰りの電車
朝、顔を描いていた女性とまた乗り合わせた
ご愛嬌かな・・・
今度は着替えも電車のなかでやって欲しいもんだ!


アメリカが大変
080916(火) dogfight
リーマンブラザースが経営破綻。メルリリンチは吸収されるという。これで僅か半年で、アメリカの5大証券中3社が破綻という事態です。
先週は、アメリカの2大住宅金融会社が、政府の管理下におかれた。
サブプライムローンだけではなく、プライムローンまでおかしくなり、更には証券不安。これでは、経済が堅調なはずがない。

「素寒貧のお前には関係ないだろう!」と言われそうですが、金は天下のまわりもの。預貯金のない私にも、回りまわって影響が来る。
日本だって、しっかり影響が出ている。
私は、向こう2年は大丈夫と、半年前は嘯いていたが、あっという間に「来年の目処立たない」有様
今日は「アメリカが大変」と言っているが、明日は「日本が大変」になりそうである。


性悪説
080917(水) dogfight
事故米が世間を騒がしている。
〜〜ウルグアイ・ラウンド合意に基づいて輸入されたコメの一部で、倉庫に保管中にカビが生えたり異臭が発生したりして食用に適さないと判断されたコメ。年間2千トン程度ある〜〜
このように説明されているが、実態は国際協定に基づいて、いやいや輸入した「はなから食べる気のない米」と言ったところが本音です。農水省がこれを「事故米=食用にしない」として売ったのに、いつの間にか化けて「食用米として流通」した
食品の世界では、モラル破壊が進行している。
いままでは「中国はケシカラン」などと、他国を非難していたが、それどころではない。今度の「事故米」が化けていく様を見ていると、我が国に『食の安全』はない。呆れるほど「安全が無視」され、命の危険さえあることが、いとも簡単に行われる。

今度の事故米の被害者は「無限の広がり」を見せている。これは、日本人と米が切り離すことができない関係にあることを示している。言い換えるな「日本人の魂を売る」ような犯罪と言える!
これだけの犯罪でも、刑罰は「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」と囁かれている。ようは、不正がばれた時のリスクと、不正による利益を天秤にかければ『文句なしに儲かる』図式があるのだろう。
最大の不正防止は『不正は引き合わない』と思わせる〜性悪説を前提とした法制度の整備〜であろう
 ・法人の倒産
 ・責任者の破産および収監
儲けを吐き出しても「まだ間にあわぬ」くらいの罰金と、懲役200年くらいが必要であろう
後を絶たぬ「情報漏れ事故」
ネット社会で「安全」を求めるなら、不用意なデータ管理や、安易な漏洩に対し「立ち直りが困難な懲罰」を与える必要がある。ここにも、ばれたときのリスクより「儲けが大きい」構造がある


仏花
080918(木) dogfight
もう少しで4年になる
なのに、いまだに仏花の善し悪しが分からない
僅か数日でダメになる花もあれば、数週間持つときもある。分からんなあ〜
分からん…と言えば、家内が好きだった花は何だったんだろうか?
「聞いておけばよかった」と、今更ながらに思う

秋の夜長
虫の声が大きくなりましたね
1年で1番寂しい季節です
今夜も、本を読みながら…やすもう

おやすみ


匠の奢り
080919(金) dogfight
「100円の素材を200円に見せる」これは、工夫と技術で可能だと思う。
私は設計の中で、素材の選択だけではなく「使い方」にも注意している。
しかし工夫だけでは、1,000円の素材に太刀打ちするのは難しい。
100円の素材が、1,000円以上の値打ちを持つとすれば、それは「芸術的価値」であろう。ただ、100円出せば芸術的価値が手に入るわけではない。
福岡県へ出張で行った。
少し時間の余裕が出来て、筑豊の石炭王「伊藤伝右衛門邸」を見学しました。
http://www.fukuokayokatoko.com/spot_history/chikuho/no_004.html
立て板に水の女性ボランティアにご案内いただいたのですが…
彼女の自慢は「素材の素晴らしさ」です。確かに、いまどき入手困難な高価な素材がふんだんに使われています。更に、ガイド氏は「匠の技(施工技術の高さ)」を協調した。確かに狂いのない精度の高さに目を見張るものがある。

でも、何故か私には感動が伝わってこない。
設計者の話しが出てこない。
芸術点を高めた作品が持つ「格調の高さ」が伝わってこない。
材のよさに満足して「工夫を置き忘れた」ような気がして仕方ない。
ただ、私の感性不足かも知れませんが…
追記
建築には「逃げ仕事」という、匠の知恵がある。
誰も彼もが「最高の素材」を使えるわけがない。経年変化を前提に「僅かな手間で修正できる技」これが〜逃げ仕事〜です。私は、これこそが「匠の技」だと思う。
伊藤伝右衛門邸では、逃げ仕事が無視されて「完璧な完成品」となっている。最高の素材だからできたことであろうが、私には「匠の奢り」と見えた!


薬害肝炎訴訟と立候補
080920(土) dogfight
来るべき総選挙に備え、民主党小沢党首がやっていることは「刺客作戦」
これって、小泉元総理の二番煎じではないの?

まあ、細かいことは抜きにして、刺客候補に「薬害肝炎訴訟」で、沈着冷静な対応をして印象に残っている女性がいた。
  なんとも複雑な心境です!
薬害で被害を受けたご本人が「政治の世界で再発防止を訴える」そのことに、なんら不思議はありません。では、何故「小沢党首の説得」で出るのだろう?政党とは関係なく「薬害再発防止」を掲げて出るなら、もっと素直な気持ちで応援できるのに…そんなふうに感じました。
追記
政権奪取になりふりかまわぬ、民主党小沢党首。
郵政民営化見直しを掲げる国民新党と合併を図ったが、ドタキャン。そりゃア無理だろう…今更「元に戻す」と言われても、郵政三社も迷惑だろう
関係のない追記
只今4:50/台風一過。天気はよさそうだ!
今日は「あまの街道で草むしり」肉体労働をしてきます


草刈
080921(日) dogfight
歳はとりたくないもんだ!
昨日のこと。
なんと目が覚めたのが、夜中の2時半。流石にこの時間では、布団の中でぐずぐず 。結局、4時半におきて5時20分に家を出る。

それから12km歩行。
途中、1時間半の草刈 をしました。
参加者は、NPOメンバーが7人、市の緑地グループから2人来てくださいました。
場所はあまの街道、昨年の植樹祭会場です。すっかり茂った雑草の4割程度の草刈が終わりました。後はぼちぼちいきます。

昨日までの雨で、草は抜きやすいのですが、土が濡れているので膝がつけない 。中腰での作業で、腰や太ももがパンパンです
「明日は大変や!」っていったら「いや、あさってや」と言われてしまった。そやろな…
帰りにマッサージへ行った。少しは効果があるやろか?
追記
私があまの街道を紹介しているホームページ「身近な自然」をご覧いただいたご婦人が、
「怖い道みたい。私一人で歩いても大丈夫やろか?」と
この風景の何処が怖いのやろか?分からんなあ〜


メールが届かない
080922(月) dogfight
世の中にスパムメールが溢れている。その駆除に、誰もが苦労しているのではないか。
私の場合、スパムメールのフィルターを設けており、毎日200通くらいが、これでふるい落とされる。それでも、通り抜けるものは、個々に「迷惑メール」に登録していく。問題は、この二つの過程です。
 ・スパムメールのフィルターは正確正常か?
 ・個々にふるい分ける時、正確に内容を確認しているか?
つまり、必要なメールを、無意識のうちに削除している可能性が否定できない。
行政へ送った、NPOの連絡メールが「届いていない」という。
行政の用意したフォームを使用しており、こちらには送信記録がある。また、エラーメッセージも届いてはいない。どう考えても、当方に落ち度があったとは思えない。そこで調べてもらった。
結果は「内容確認をせずに各課で消去していた」そうである。今後は、絶対にそんなことがない様にして欲しいものです


秋分の日
080924(水) dogfight

サンショウクイ(20cmを超える大きさです)

コサメビタキとアカメガシワの実

エゾビタキとクマノミズキの実
秋分の日。
よい天気につられ、車に乗っけてもらい、海南市の「雨の森」までいってきました。標高400mを越す一帯で、山頂に「雨迎大明神」があることから、この名がついたそうです。今でも日照りが続くと、ここで「雨乞い神事」が行われるそうです。

最近は、探鳥に行っても写真を撮ることが少なくなり、この日も予備バッテリーを持たずに出かけてしまいました。ところが、雨の森では珍しい野鳥に出会い、途中でバッテリー切れ!ああ〜あ

どれも旅鳥で、移動の途中。よいタイミングで出会うことが出来ました。

写真の木の実は、どちらも野鳥の大好物。雨の森には、アカメガシワやクマノミズキが多いことから、旅鳥が「栄養補給」に立寄ったのだろう。

楽しい1日でした。山道を歩いているうちに、草刈でおきた「太股の張り」もとれ、一石二鳥の秋分の日となりました。
追記
雨の森も、この夏は少雨酷暑の影響が大きかったようです。今頃「赤い実」を付けているはずの木々は寂しい限りでした。
また、竹のような「オオブタクサ」を始めてみることが出来ました。


最短内閣?
080925(木) dogfight
23日、麻生内閣が誕生しました。
マスコミによれば、補正予算(与野党合意済み?)を通した後、解散。11月2日に投票。こんな日程らしい。総選挙後は、自民が2/3を占めることなど考えられず、政局の不安定化はいっそう進むであろう。
  さて、その後の展開は如何に?
総選挙の結果は予断を許さない。どちらが勝っても僅少差であろう!
仮に、自民党が勝ちを拾ったとしても、参院の壁が聳えることになる。総選挙後の内閣がぶち当たる壁は
 ・来年度予算案
 ・自衛隊のインド洋派遣
さて・・・
今までのように2/3で再可決とはいかない(予算案は衆院に優先権あり)。
以下、私の根拠のない予感です(無責任なHPは何でもいえる)。

麻生内閣は「投げ出す」のではなかろうか?そして、民主党に「やれるもんならやってみろ!」とケツをまくる。
そうなると「イジメ」れば良かった民主党が、いじめられる立場に変わる。参院には、単独過半数の政党はない。民主党が政権維持をするには、社民党ないし共産党との連立が必要になる。アンチ自民なら一致できた参院野党であるが「政権政党」として、共同歩調が取れるであろうか?
国民には悲劇だが、能天気な民主党に「苦しみ」を経験させなければ、国民に対し責任を持つ態度を持てないのではないか。この不幸なプロセスを辿った後で、本当の「話し合い体制」ができるだろう
追記
麻生内閣に対し、私は暴れん坊のイメージをもっている。
この内閣に期待するものは「捨て身」で、野党に『責任』を迫ることです!


冬の時代
080926(金) dogfight
東京に本社を置く、中堅ファンドのR社が、080924に破綻しました。
1年前に25万円ほどあった株価が、この8月に1万円台まで下がっていて、予想された破綻でした。

R社は、私には「時の氏神」でした。
事務所の経営に行き詰まり、明日の目途がない時に、声が掛かったのがR社の物件です。建築基準法の大改正(姉歯事件の再発防止)を目の前にし、先行き不透明で、誰もが戸惑っていた時でした。言い換えるなら、負組みや賞味期限切れの技術者でも、同じスタートラインに就ける「チャンスの時」でした。

設計したマンションは、確認申請という「未知の海」を渡りきり、順調に工事も進みました。私には、嬉しい再スタートとなったのです。
しかし、6月になるとR社の資金繰りに陰りが見え、ついに8月に工事中断となりました。外国投資家が手を引いたのが理由と言われています。
この頃になると、溢れていた筈の物件が次々に姿を消し『冬の時代』を予感させることとなりました。
海の向こうでは、リーマンブラザースやAIGの信用不安が表面化。
吹けば飛ぶような小さな事務所を、世界の出来事が直撃する時代を否応なく思い知らされます。

バブル崩壊後始めて〜〜売上は2000万円の大代を超え、累積赤字一掃〜〜の筈でしたが、この数ヶ月で急降下。それどころか「皮下脂肪がある」うちに、冬眠をする必要に迫られてきました。
とても厳しい冬がそこまでやってきている!


五十歩千歩
080927(土) dogfight
三笠フーズの事故米事件に「日本の良心も地に落ちた」と感じたものです。これでは「中国と変らんじゃないか」と感じたが、さにあらず!流石「本家・中国」である。
  乳製品への「メラミン混入事件」にビックリです。
メラミンは、焼き物や建材の着色剤で、誰も「食品に混入する」なんて考えなかった。だから、検査対象にすらなっていない(メラミンを混入すると「蛋白質が多い」と誤った計測値が出るため、水増し乳製品の品質をごまかすために混入された)。
これによって、公式発表だけで、5人の乳児が死亡。5万人以上の乳幼児に健康被害が出ている(実態はこんなもんではなさそう)という。メラミン混入食品は、世界中でパニックを起こしており、これで一段と「中国食品離れ」が起きるだろう。ただ…排除は難しいだろうな
事故米など、違反には違いないが、健康被害は出ていない。まるで「目くそ鼻くそを笑う」みたいな話しだが、それでも、日中では食品偽装の程度が違う。
事故米事件は、警察による立件となった。
しかし、刑罰は「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」と言うもので、仮に詐欺罪が成立しても懲役4年程度。中国のように死刑になるわけではない。
違反建築の罰則が強化され「最高1億円の罰金」と比べれば、屁みたいなもんだ!


金で国民を釣る
080928(日) dogfight
駅で時間待ちしてたら…
  はよ選挙にならんかなあ〜
  そしたら、絶対に小沢さんに勝ってもらわにゃ
  うち、子供が4人おるやん
  民主党が勝ったら、毎月10万円貰えンねん

民主党の公約「子供手当てを支給」のことです。 金で国民を釣る政党も困ったもんだけど、簡単に釣られる国民もなあ〜
追記
僅か5日で辞任した大臣。出鼻をくじかれ、怒る麻生総理。
なあ〜、大臣になったら「ホンマのこと」言うたらアカンやん!


生活が変わった
080929(月) dogfight
最近は外食が多くなった。理由は、いくつもある
 ・長らく忙しくて、家で食事を作る時間が持てなかった
 ・仕事が増えたことで「付き合い」も増えた
 ・生活に余裕ができて、外食でもフトコロが耐えられるようになった
自分でも感じていたが、光熱費の請求書を見て、数字で感じました。それは、電気・ガス・水道の使用料が、昨年と比べて『4割減』になっていることです。

これは困ったことです!
建築屋は「一番先が見える商売」と、私は思っています。肌で感じる先行き感は酷いもので「冬の時代」が目の前に来ている。野放図になっている「私の経済」を、もう一度引締める必要を感じています。


倒産危険度ランキング
080930(火) dogfight
「冬の時代到来」をひしひしと感じる私は、吊革広告を見て「これは読まなくちゃ!」と思った。
週間ダイアモンド10/4号「倒産危険度ランキング」とあります。副題は「危険水域に入った624社」とあります。
経済専門誌で、専門用語も多く、私が理解できるのは、半分あるかどうか…
ちなみに「危険水域に入った624社」には、電鉄会社から電力会社まで含まれており、このリストに名が出ないようじゃ「有名企業と違う」と思ってしまうほどです。本当に危ないのは、さて?どれだけでしょう
〜〜あなたの取引先は大丈夫か!?「危ない会社」を見分けるチェックポイント〜〜
こう題して、20項目のチェックポイントが挙げてある。これを読みながら笑ってしまった。私の事務所など、このチェックポイントの対象にすらならない。もう「企業以下」と言うことであろう。でもまあ、
 ・金融機関には相手にされない代わりに、借入もない
 ・資金繰りは、1年くらいは大丈夫かな
今期のバランスシートはグッドです!累積赤字一掃まであと少しまできました。心配は、来年後半ですね…























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