元dogfightのぼやき
2008年8月
エッセイ&コラム

無防備大国「ニッポン」ブログ体験記旅行パソコンが使えない本を探す生命線高齢化はホント?国土と人口少子化は悪いこと?過疎化それとも集中化?ふるさと納税けったいな北京五輪食料自給率自給率アップの方策詐欺北京五輪地獄の一夜メタボと早朝ウォーキング文章数字の一人歩きツバメがいない携帯電話騒動資源立国季節外れの植物たち白人の合理主義


無防備大国「ニッポン」
080801(金) dogfight
神戸市は「都賀川の急な増水で5人の犠牲者」を出した事故から、次のような対策を発表した。
 〜六甲山系全ての川に「警報装置を設置」する〜
この対策を不要だとは言わないが、これで教訓が生かされるであろうか?
おそらく「警報が鳴らない限りは安全」と住民は思うだけで、危機にたいする心構えは芽生えまい。別の場所で同様なことが起これば、事故は繰り返される。どうして危機にたいする心構えを教えようとしないのだろうか?
この話しをしていたら、どんどん話題はエスカレートし、日米の防衛体制の違いにまで発展した。
我が国では「仮想敵国」を想定するだけで自衛官トップの首が飛ぶ!
仮想敵国なしの防衛計画など存在できない…こんなことすらタブーな「平和ボケ国家」である。我が国とアメリカは、共に「完全志願兵制度」であるが、中身に雲泥の差がある。

領海を守るのは、日本は海上保安庁、アメリカはコーストガード(沿岸警備隊)であるが、まるで違う。
海上自衛隊は防衛省・海上保安庁は運輸省で指揮系統が違う。それに対し、コーストガードは「有事に海軍指揮下」にはいることになっており、立派に軍事組織です。舟艇名も、海上自衛隊と海上保安庁では、いっぱい重複している。有事も共同活動の想定がないためこのようになっている。一方、アメリカ海軍とコーストガードは有事の共同行動を想定しているので舟艇名の重複はない。
 ※舟艇目が重複すれば軍事行動に大混乱がおきる

アメリカには「州兵」がある。
http://tagataga.hp.infoseek.co.jp/data/sennsou/gunj/military_powers/us.htm
日米とも完全志願兵制といったが、ここに大きな違いがある。
州兵の軍人たちは普段は日常生活を営んでいるが、年に定められた期間、訓練に参加する、「パートタイムの軍人」である。州兵は、有事には州知事の指揮を離れて合衆国軍に加わることになっているが、特筆すべきは、これら州軍がただの予備ではないという点である。州軍は正規軍とほぼ同等の装備を有し、空軍まで持っている。また、合衆国軍も州兵を有用な戦力と見なしている。州兵は「パートタイムの軍人」であるため、正規軍に較べて費用が安くあがるため、近年では州空軍が戦略爆撃機まで運用している〜
このようにアメリカでは、有事になれば一気に兵力の増強ができる制度を持っている。

我が国の「守る」姿勢はどうか?
自衛隊だけでは無理である。我が国では、交戦時に必要な「戦時陸戦法」の教育すらしていない。つまり、国民というバックグランドがない。
都賀川の水難事故から国防まで、我が国には「危機管理」の教育がまるでなされていない!無防備大国「ニッポン」はどうなるのだろう…


ブログ体験記
080802(土) dogfight
友人からブログを奨められた。
そこで、楽天を選びブログを始めてみた。といっても、格別日記を書いたわけではない!日々書いているホームページの日記をいくつか転載しただけである。

「楽天日記」を始めて2日でアクセス数は140を超えた。これは凄いと思ったけれど、中身を見てガッカリ!
曲がりなりにも日記を書いている(これで日記といえるのか?)のはホンの数人。あとは「PR」のオンパレード!事実上「広告合戦」です。こんなんではPR効果のほどもいかがわしい限りです。
淡い期待として「見知らぬ人と日記を通じて意見交換ができれば有意義だな」と思ったのですが、僅か2日で、これでは無理だと悟った。
以前、加入していたmixiが酷く「まじめ」に思えてくる。世は、猫も杓子もブログみたいだけど、なんやこの程度か、しょうもな!
追記
トラックバックなるものがある(よう分からんなあ)。あっという間に「Hサイト」が貼り付けられた。程度の悪さにも呆れた!


旅行
080804(月) dogfight
趣味は年齢・嗜好・経済状況などで変化する。
私の場合、20代始めで「読書」30代始めで「酒」が好きになり、今も続いている。50代半ばで「野鳥趣味」が加わり、それがアウトドアに変ってきている。
読書とアウトドア趣味は「貧乏」と密接に関係しており、私の場合は経済状況が趣味に影響を与えること多いようだ。

今まで、趣味で「旅行」を上げたことはない。しかし、案外昔から私の趣味であったのかもしれないと思いだした。
サラリーマン時代は「プラス1」といわれていた。
日帰り出張なら「1泊2日」1泊が必要なら「2泊3日」に水増しするのが常であった。ようは「プラス1」である。ボスも承知していたが、プラス1日が仕事の肥しになっていたことから、黙認されていた。

不遇な時代があり、年収も100万円まで落ち込んだ年があったが、それでも月に1回の旅行はしていた。1泊2日の旅を1万円で済ますため、往復旅費以外は「歩き」で移動。宿泊はYH。食事はコンビニで買って済ませた。それでも亡き妻と「同行二人」の旅は、心の静謐を得たものだ。

最近はもう少し余裕のある旅になった。今年になって
 ・2月:丹波篠山(シシ鍋堪能)
 ・3月:湖北(かも鍋堪能)
 ・5月GW:吉野川源流探索
 ・5月下旬:竜神温泉〜熊野古道
 ・7月:ヤマセミ温泉
 ・8月7.8日:天川村七夕神事「燈籠流し」
  http://www.tenkawa-jinja.or.jp/top/index.html
 ・8月(お盆):ふるさとの友人と山小屋で過ごす予定
どうも、携帯電話も通じない「山奥」ばかりです。そんな自然が好きな歳になりました。


パソコンが使えない
080805(火) dogfight
パソコンで利用できるソフトが飛躍的に増えている。使いこなせるならとても有用なことは分かるのですが…
以前からアップアップです。それどころか、所有するOA機器ですら満足に使えない。
私をアシストしてくれる職員が、何らかの理由で退職したら、もう事務所を閉めるしかない

「パソコンが使えない」
それで事務所を閉めた先輩が何人もいる。私もそちらに「仲間入り」するのも時間の問題です
うふふ・・・
  「古きよき時代」を懐かしんで暮らしましょうか・・・


本を探す
080806(水) dogfight
本を探す
毎月の新刊はいったいどれだけあるのだろう?
本屋には溢れんばかりに本があるのに、私の「読みたい本」を探すとなると、これが大変です。
私の好みに偏りがあることが大きな原因だろうけど、それにしても困る。毎月の前半は、新刊の文庫本で何とか凌げるのですが、後半となると、本屋で暫しうなることになる。

好きな作家を見つけると、とりあえず、片っ端から読んでいく。しかし最近は、新たな作家も品切れで「作家で選ぶ」方法もままならぬ。かくて私の本選びは悩みの種となっている!


生命線
080807(木) dogfight
私は占いが好きではない。自分の未来を、他人に預けるようで、嫌なのです。だから、まだ占いをしてもらったことがない。

雑談の中で「手相」の話しが出た。
手には、親指を取り巻くように「生命線」がある(そうな)
私の場合、右手が生まれ持った寿命で、左手が後天的要素を加味した寿命という。
言われるままに、我が手相を見て困ってしまった。
  何せ長いのです!
それも、左手の方が長い。生命線は手のひらを通り越しそうな勢いで、手の甲に向かっている。これでは90歳を楽に突破しそうだ。

私の一族に長生きはいない。
江戸時代から続く旧家であるが、父と長兄の寿命がもっとも長く、享年68歳(満年齢66歳)です。二人の兄は他界していますが、平均死亡年齢は60.5歳。私は、兄達の平均を超えてしまった。

そんな家系なので、私の老後設計に「70代はない!」のです
年金だって僅かだし、貯金も家もなし。元気で働けるうちは「稼ぐ」けど、私の予定は「寝込まずにポックリ」なのだ!
なのに、90歳を越すような生命線は困るではないか
どないしよう・・・とほほ


高齢化はホント?
080810(日) dogfight
議論好きな営業マンがいる。なかなかの論客である!
事務所へ来ても、営業そっちのけで「政治・経済」と論議が始まる。私も嫌いではない。そんな話題から取りとめもなく…
予想より早く、人口減が始まっている。
推計では、100年後に我が国の人口は5000万人を切るとしているが、実態はもっと早いのではないか!その理由は「死亡率」にある。

我が国の人口減の理由を「少子高齢化」としてる。
少子化は予想以上に進行し、高齢化にも大きな誤差が出るだろう。戦中戦前派のお年寄りが元気で、我が国の高齢化が進行しているが、次の「団塊の世代」はそれほど長生きはすまい。
昨年末、大阪在住で同世代の友達に「ヤモメと後家の集い」を呼びかけたら、なんと6人集まった。最近も高校同期の消息を話す機会があったが、既に1割が亡くなっていた。
高度成長期を支えた団塊の世代。暴飲暴食の限りを尽くし、不規則な生活に耐えて企業発展を夢見た世代です。ようは「長生きしない」のだ。

では、人口減は悪いことなのか?
 ・輸出立国
 ・無資源国
 ・食料自給率の低さ
どれも、大きな人口を維持するために無理をしてはいまいか
(以下は翌日に)


天川村更に再び
080811(月) dogfight

8月7〜8日
天川村・天河神社「七夕神事」に行ってまいりました
天川は3度目の訪問です。心洗われる地です
詳しくはこちらでご覧ください
http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/kinki-tanbo/nara/tenkawa/nara-tenkawa080807.htm


国土と人口
080812(火) dogfight
人口密度 面積 人口
  (/km2) (km2) (2002-07.)
日本 336 377,835 126,974,628
イギリス 244 244,820 59,778,002
ドイツ 233 357,021 83,251,851
イタリア 192 301,230 57,715,625
フランス 109 547,030 59,765,983
 〜高齢化はホント?〜の続きです!
右表はヨーロッパ主要国の国土面積・人口を表示したものです。
 ・50年後の日本人口は6500万人
 ・日本の適正人口は6000万人
こんな研究もあるそうですから「少子化は悪いことか?」一度考えても良いのではないか。

日本の国土面積で、6000万人の人口なら「ヨーロッパ主要国並み」ということであろう。しかし、ヨーロッパ主要国の可住面積70%あるのに対し、我が国のそれは30%程度。可住面積当たりの人口密でヨーロッパ並みになるには「人口4000万人」が適正といえるかも。
私は、ヨーロッパ礼賛主義者ではない!ただ、50年後の人口が半減した姿を想像するとき、どうもヨーロッパ主要国の現状が近そうだと思うだけである。
以下、分野別に「少子化は悪いことなのか?」私なりに考えて行きたい。


少子化は悪いこと?
080813(水) dogfight
 〜国土と人口〜の続きです!
団塊の世代が早死にし、少子化が進行すれな、人口が半減するなど分けはない。ただ、嘆くこともないのではないか!身にあった付き合いをすればよい。

 ・国土面積そのままに人口が半減するなら、食料自給率アップも容易になるだろう。
 ・人口が減れば、必要な資源やエネルギー消費も減る。
 ・養う人口が減るので、国を維持するべき「輸出圧力」がさがる。
   ⇒輸出で稼ぐノルマも減る⇒それだけ資源圧力も減る
 ・ODAなど止めればよい
 ・国連分担金の見直し(我が国が16.7%も負担するのはおかしい。中国2.7%の半分でよい)
  http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/yosan.html
身にあった国にするだけで、随分気楽になるだろう。出来もしない「政治大国」など目指す必要もない。小粒で豊かな国、これこそ人口が半減したときがチャンスと思う。如何であろうか?
関係のない追記
今日からお盆休み。でも、私は出勤です。勤めを終えて、その後でふるさとへ向かいます。
ふるさとでは、中学同期・高校時の友人と会う予定です。16日から仕事再開。ロートルには、仕事があることが嬉しいですね…


過疎化それとも集中化?
080815(金) dogfight
 〜少子化は悪いこと?〜の続きです!
人口が半減すれば「過疎化が進む」という意見がまず出そうだ
国土面積が減るわけではないから、過疎化はおきるだろう。
それより、政策的に「人口の流動化」が必要になる。
  人口が減れば、税収も減る。
減った税収では、今まで以上に「効率的な運営」をしないと、何も出来なくなる。満遍なく密度が減った状態で「効率的運営」はきっと無理だと思う。そのためには、
 ・都市部の人口密度を維持する
 ・地方では「自然に戻す」地域を設定する
私は以前から、人口が半減したら「国土の半分を国立公園」にしてはどうかといってきた。山を崩してまで、まばらに住むのを止め、居住地と「自然」に住み分けしてやれば
 ・財政の集中運用ができる
 ・自然保護が広範囲に行える

過疎化を逆手に取り「集中化」すればよい!これが私の主張です。
生産の効率性を維持するにも「人口の集中」が必要です。高度医療制度維持や財政投融資も、人口の集中があれば効率よく行われます。その代り、週末は「国立公園で暮らす」そんな生活はどうであろうか?


ふるさと納税
080816(土) dogfight
ふるさと納税制度ができた http://www.f-tax.jp/site/about_tax
一般的に“ふるさと”とは、“生まれ育った地域”と捉えられ、“ふるさと納税”については、地域への恩返しや地域で暮らす親への生活支援等のために納税することを指すと考えられがちです。しかし、自分を育ててくれたのは、生まれ育った地域のみならず
 ・すばらしい歴史や自然を有する地域
 ・心温かいもてなしをしてくれた人たちが暮らす地域
 ・将来この地域に住みたい
 ・この地域でとれる農作物を食べていきたい
つまり、人それぞれが生まれ育ったふるさとのみならず「第二のふるさと・心のふるさと」を持っており、各々の思いのある地域を選んで納税することができる制度といえます。
私は「ふるさと」が大好きです!
お盆の休日、ふるさとに帰ってきました。
中学時代・高校時代の友達と会ってきました。それぞれ、定年を迎え(私は自由業で定年がない)、楽しい第2の人生を過ごしている。


ふるさとのウナギ

ミッドランドスクエア展望台から
ふるさと納税にとても興味があるのですが、なにせ私のふるさとは、全国でも有数の「豊かな自治体」です。地方交付税も受けておらず、独自の財源で黒字財政を続けています。
まあ、たいした税金を納めているわけではありませんから、余り役にも立たないだろうが「将来この地域に住みたい」そんなところを見つけたら、納税しようと思います。
14日は、ふるさとの寺町を歩いてきました。
朝の10時から3時まで。ろくに日影もなく、熱射病に注意しながら(ふらふらになって)歩いてきました。
※寺町探訪は改めて掲載します
途中、ウナギの櫃まぶしで昼食。
わがふるさとは「日本一のウナギの産地」です。先日も、怪しからぬ輩が「中国産を日本産」と偽ったところです。
戦国時代、徳川家康の戦費を賄った貿易港で、昔からウナギの専門店があります。

15日は、名古屋駅前にできたミッドランドスクエア(トヨタ自動車本社ビル)の46階展望台に昇ってきました。
うふふ・・・ちょっと怖かった!
けったいな北京五輪
080818(月) dogfight
オリンピックは「記録映画」を作ることになっている。
北京五輪も当然「映画」を作る。
スピルバーグ氏は、スーダン・ダルフール問題への中国政府の外交姿勢を不満として、北京五輪の芸術顧問から退き、チャン・イーモウ氏が監督となった。チャン・イーモウ氏はCGを駆使した色彩豊な映像作りをするので、どんな開会式になるのか興味津々であった。

長すぎる開会式でいささかうんざりしたが、色彩の使い方など「流石」だと思った。
しかし、その後伝わってきたことは「それはやりすぎだろう」と思われることばかりです。
 ・口パクのテーマソング
 ・CGを混ぜた映像
私など職業柄(建築屋)、開会式会場「鳥の巣」の
 ・屋根の色が変わる
 ・屋根から上がる花火
どんな造り方をすれば、色を変えたり、火災を起こさずに花火が上げられるのか不思議で仕方なかった。それも、CGを駆使したと聞けば「な〜んだ」と思う。

でも、おかしいやん。これでは『記録』ではないだろ!

さらに驚くことが伝わってきた。
多数民族の融和を謳いあげた「56民族の行進」は、漢人の演技であったという。こうなるのと、もうヒットラーもビックリの『やらせの祭典』ととしか言いようがない…
北京との時差は1時間
今度のオリンピックは「眠さと戦う」必要ないとおもっていたのに…
アメリカの放送局が「放映権を買取った」とかで、決勝など「アメリカ時間」が多い。昨日も、日付が変わってから三段跳びの競技をしていた。余計なことだろうけど、観客は「どうやって家に帰るのだろう?」と思ってしまう。 こうしてオリンピックは変質し、自国民にすら優しくないイベントとなっていく


食糧自給率
080819(火) dogfight
 〜過疎化それとも集中化?〜の続きです!
食料自給率はエネルギーで計算する方法と量で計算する方法がある。国は少しで大きく見せようと使い分けて発表しているが、何れにしろ最悪に違いない。
我が国農業は「利権の塊」である。農家の定義を厳密に定めており、新規参入を拒否している。そのくせ、一方では農家の高齢化が絶望的までに進み、後継者はいない。農地の荒廃が年々進行する事態を見てもわかることで、あと5年もすれば「農家がない」ことになる。
では、自給率アップの方策は如何に?それは次の機会に…


自給率アップの方策
080820(水) dogfight
 〜食料自給率〜の続きです!
自給率アップ。その方策について
 ■その1「農協の工業化」
これができるなら、自給率は急速に回復するだろう。ようは、自給率の低さは「政治のせい」に過ぎない!
 ・我が国では「農家の定義」が厳しき決められている。
 ・さらには、農家以外の農業への新規参入を厳しく制限している。
 ・だいいち、農家以外が農地を持つことを禁止している。
後継者不足と、農政の無策で農地の荒廃が進んでいる。もし、農業を企業に開放すれば、農地の有効利用が進み、米だけではなく「麦や大豆」の作付けが進むだろう。これにより、主要な作物の自給率が大幅に改善する。
 ■その2「農業のハイテク化」
都市の屋上の「農場化」を義務付けたらどうなるだろう?
どんなビルだって、屋上には太陽が降り注ぐ。ビルの屋上を「農地」にし、野菜の水耕栽培をすれば
 ・消費地で野菜の供給が賄える
 ・ヒートアイランドの防止にもなる
 ・CO2削減に寄与できる
これで、中国の「危険な野菜」から、かなり回避できる。ただし、いくら企業化工業化しても、中国野菜よりはコストアップになるだろう。日本人も「安全確保にはコスト負担が必要」なことを知っても良いであろう!
以上、述べた自給率アップの方策も、いくつかの前提条件がある!
 ・農業の自由化に制限を儲ける
 ・農業にはエネルギー確保が絶対条件(石油輸入の確保と原子力の活用)
 ・安全な有機リン農薬の代替物質の開発生産(天然のリンは偏在しており、日本では産出しない)
私の「老い先」は短いけれど、若い人の未来のため、是非とも「食料自給率のアップ」を図って欲しいものです!


詐欺
080821(木) dogfight
中公文庫「刑事・鳴沢了」シリーズを読み出した。
文庫化されているのは8巻。本を探しあぐねて読み出したが、これが面白い。まもなく第4巻が終わる

第4巻は「熱欲」
100億円単位で繰り広げられる『詐欺』をテーマにしている。
こんな巨額の詐欺事件は、絵空事ではない。我が国では「豊田商事」事件以来、延々と繰りかえられている。それも、犯人は「毎度おなじみ」の人間で、詐欺事件は美味しいらしい!

騙される方にもパターンがある
 ・小金を持っている
 ・少しで増やそうと「欲」がある
現に、巨額の詐欺事件に「何度も騙される人」が後を絶たない
そこで自分はどうかと考えた!
うふふ…欲はあるが「金がない」これでは、騙されようがない。第一、こんな素寒貧には、詐欺師の「甘い言葉」が掛からない。一度いいから「騙し文句」を聞いてみたいもんだ


北京五輪地獄の一夜
080822(金) dogfight
知り合いの知り合い(ようは私とは面識がない)の、北京五輪開会式の体験談です。ご了解を頂いて、載せさせていただきます。ちなみに、ご本人はフランス人と結婚した女性だそうです。
まず開会式に行くのに、ホテルを4時に出発。途中変な所で車を下ろされて、ここからは地下鉄でしか行けないと言われた。我々VIP(一応VIPの仲間にいれてもらって)は、ガイドの後をついてトボトボと地下鉄に降りたが、ここが戦場の様な有り様。
スゲーッ!人人人人人…で、ガイドを見失うのではないかと思うほどの人の中を、押されながらプラットホームにおりる。電車を乗り換えて、また人の波におされながら、やっとついた場所からはオリンピックスタジアムが見えないのだ。

会場は何処何処!!??と言い合っているVIP達の前に電気自動車が到着。そこからは、電気自動車でオリンピックスタジアムに(VIP以外は歩き)向かった。やっとスタジアムが見えたが、凄い人で会場の席に着くまでに、またひと歩き。その間、日本の夏を彷佛させる様な暑さ、席に着いた時には全員汗だく、しかもクーラーは無いのだーッ! 蒸し風呂の様な会場の暑さの中に座らされたVIP達はただただボーゼン。

ここまで来るのに、なんと2時間かかっているのじゃ。
しかし、開会式は夜の8時これからまだ2時間もクーラーなし。こんな蒸し風呂の中に座らなければならんのかーっ!?(笑いごっちゃないでー)
その上、紙袋に入った食料とミネラル水とコーラ(生温くなった)を渡されたが、VIPの夕食は
 ・ 菓子パン
 ・ プラスチックのパックに入ったソーセージとハム(ヒッヒヒーデェこんな暑いの に)
 ・ プラスチックに入ったザーツアイ(ヒッヒッヒーデェ)
VIPがなんで菓子パンとザーツアイ食べんのぅ??? VIPの女達はセットした髪も汗でベチョ ベチョ、主人の頭からは玉のような汗がポトポト。

私は、行く前の悪い予感を信じて、扇子とタオルを持ち、短パンにTシャツで来たので助かった。VIPの中には、ネクタイに上着で来ていたのもいて彼等は失神寸前の状態。私は素早く飲料水の店に走り、冷たいコーラを飲んで「今日は夕食抜きだ」と決意を新にしていたが、途中で怒って帰って行ったVIPはもっと酷い目にあったんです。

自動車がスタジアムの近辺には入れないので、地下鉄で帰らねばならない。しかし、VIPは中国語が全然分らない。
一方、8時に国賓の人達が到着。ブッシュ、サルコジ、福田、etc,etc,とお歴々の方々到着。しかし、席は我々と同じ様な小さい席にみんな座らされている!

うちわを渡され自分でバタバタあおぎながら、国賓達は上着を脱ぎ始めた。上着なんか着てられなーい。来た事を後悔した国賓もいたと思うよ。
しかし、中国の首相は涼しい顔で上着を着たまま座っている。やはり鍛えてんだなぁ。
太鼓やダンスやら、やってくれるがすべて国賓席に向かって作られているので 、我々VIPの席からは一部しか見られねぇ。その上チョット「ひつこい」んじゃないの思われるぐらい何度も同じテーマの音楽が繰り返される。途中、ピアノに合わせて女の子が歌う場面があったが、これは吹き替えで本当に歌ッた子は顔がマズイから影で歌った事が後でばれて、ますますひんしゅくを買う始末。

やっと終わったのが12時過ぎ。汗と埃にま見れたボロボロの顔で、VIP達はすごすごと引き上げたんですが、これからがまたあの地獄の地下鉄。行きは ヨイヨイ帰りは恐いとは良く言ったもの。帰りは本当に恐かった。
ヒッヒッヒッヒト人人人が多過ぎて足元が見えなーい!!
階段が何処から降りているのか分 からなーい!!
誰かが転けたら将棋倒しダーッ!!
その上12時を過ぎているのに暑いーっ!!
これじゃ地獄よりヒデー!VIP達も観念した顔でヨロヨロ後ろから着いて行くしかなーい。それでもやっと地下鉄から降りて、自動車のある所までたどり着き、ホテルに帰ったのは午前2時だった。

ホテルに着いた途端、誰かが「腹へたあー!」と叫んだので、食事をする事になった(私は直ぐシャワーを浴びたかった)。VIPに付き会わなければならないので、ワンタン麺(変に貧ぼー臭い)を食べたが、終わったのは午前4時。食事が出るまでの時間が長過ぎて、こっくり寝てしまいそうなのを、ただただ我慢してたが、こんなに疲れたのは何年ぶりかと思われる。
ところで、あの怒って帰ったVIPはなんと!あれから4時間の間、オリンピックスタジアムの回りを徘徊し続けなければならなかった。彼が会った中国人はみな英語が出来ない人ばかりでした。

ホテルは、未だオープンしていないホテルに招待されました。
大変素敵なホテルだったのですが、まだオープンしていないので、試験的に入らされて、試しに食事とかスパとか行きました。食事は北京で一番美味しかったですが、やはりシェフは香港から来ていました。他の店では、アヒルの油臭い味が鼻についたり、イマイチな味が多かった。

オリンピックは、国賓席に居たらきっときれいに全て見えたんだと思いますが、反対側の方にいたんで全ては見えませんでしたし、また宙を飛んでいる人達も、とても小さくて望遠鏡で見ないと分からない感じでした。
花火はスタジアムの中からはほとんど見えませんでした。スタジアムから上がった花火しか見えなくて、外で上がった花火はスタジアムの中のテレビスクリーンで見ていましたので、家のテレビと変わりませんでした。
現場はこんなもんでしょうね。
しかし、あの暑さと湿気には参りました。拷問ですよ。カンカンに怒って帰った人も、中国人の招待と言う事を忘れて他の国と同じ様考えていたんでしょうが、これは甘い考えです。
私はショートパンツにTシャツだったから良かった。また、主人もネクタイなんかで行こうとしたんでポロシャツに着替えさせて良かったです。それでなかったら、彼頭から湯気出してぶっ倒れたんじゃないか?
しかし、現場の中国人達が全々汗をかいていない様な雰囲気だったので、無気味で恐い気がしました。
彼等は人間じゃないのかも??本当は宇宙人だったりして。中国人はその昔、宇宙人に身体を乗っ取られたんじゃないか?

あの中国の、首相の涼しげな顔を見ても人間とは思えないです!?サルコジもブッシュも大汗かいてたんですよ。私には絶対合わない国です。


メタボと早朝ウォーキング
080823(土) dogfight

狭山池とあまの街道
私のお腹は臨月です!
言うまでもなく「メタボ」で、これが最近特に酷くなった。

7年ほど前であったか?狭心症の疑いがあり検査入院しました。検査中に発作が起こり臨死体験。ドクターから「次に(発作が)おきたら助かりませんよ」と宣告された。このときの体重は79kg

最大の予防は「減量」です。これが私のアウトドアのきっかけになった。数年かけて体重は減りだした。家内が突然死した4年前の体重は72kg。永らく70kgの壁が越えられなくて苦しんでいた。

家内の突然死をきっかけに家庭内の問題が一気に噴出。それから半年で体重は64kgまで激減。ドクターから精神安定剤を処方していただき、体重の均衡を得た。1年余をかけて問題を乗り切った頃から、体重は上向きに転じた。今年になってから70kgの壁を突破し、いまでは73kgとなってしまった。

これだけ体重が変動すれば「服」が大変です!
この半年でジーパンはツーサイズアップ。これでは「イカン」と、今週から「早朝ウォーキング」を始めた。効果が出るのは2年後かもしれないが、リバウンドのない緩やかな減量に挑戦しよう。
コースは、あまの街道と狭山池周回道路の組合せで3種類。出勤前の、時間の余裕に合わせて選んでいる。
 ・10kmコース(130分)
 ・7kmコース(90分)
 ・4kmコース(50分)
今週は火〜金曜日の4日間で、早朝ウォーキング28kmを歩いた。
今までサボっていたので、ちょいとシンドイ!でも、これから週に3〜4回の歩行を心掛けています。
さて、今日(土曜日)は、あまの街道の仲間が集まる日。10kmをのんびり歩いてから出勤しよう!


文章
080825(月) dogfight
1998年に始めたホームページ。
プロフィール「何故にホームページ」で、このように書いている。

一度「エッセイを書きたい」と思っていました。
バブル崩壊後も忙しくなかなかそんな時間が無かったのですが、50歳を過ぎ世間並に不況になりました。そんなにアクセク働くこともありません。減速して生活を楽しみたくなりました。
書いたエッセイを読んで欲しくて誰彼なしに送りました。送られた方は堪りません。そこで「ホームページを作ろう」と働きかけてきたのです。おかげ様で、楽しい趣味を得ることが出来ました。

ホームページを始めて10年。初期の文章を読み返すと、10年で「文章がうまくなった」と思う。では、本来の夢であった「エッセイ集への挑戦」はどうか?
10年、ほぼ毎日書き続けて分かったことは「とてもプロには及ばない」と言うことである。  文章を書く
これは、才能の問題だと思う。そして、私に「そんなものはない」
これが分かってよかった。
うふふ…「読む人知らず」で、これからも、素人のたわごとを書き綴っていこう。


数字の一人歩き
080826(火) dogfight
北京五輪も終わった。
「寂しい」という人もいるが、なぜか私はほっとしている(何の根拠もないが…)

NHKで北京五輪の総集編をやっていた。ナレーションが「中国5千年の歴史で・・・」と入った
私は思わず「えっ!」といってしまった。
いつの間にか「千年増えている」ではないか!確か最近までは「中国4千年の歴史」だったはずなのに

中国では「数字が一人歩き」することが多い。それを無批判で追認するマスコミ(特にNHKと朝日が酷い)。
文明の起源を表現する歴史…特に、規定はないのだと思うが、一般的には「考古学で文明(遺跡のことではない)の存在が確かめられた」年代を言うと思う。
中国なら「夏王朝」がその起源になる。夏王朝の存在を認めない歴史学者もまだ多いと聞きますが、歴史小説では、夏王朝を起源とするものが多い。これだと「中国4千年の歴史」になる。ただ、今後考古学の発見で更に遡る可能性は高い。
さて?NHKは如何なる学問的裏付けで「中国5千年の歴史で・・・」と報道したのであろうか。是非聞いてみたいものである。
中国では、数字が一人歩きする。
私は、旧日本軍が中国大陸で非道な振る舞いをしたことを、全て否定するものではありません。しかし、中国政府発表の「日本による中国人の死傷者数」は年々太っていく。もうビックリするしかない…こんな記事もありました

【日中戦争における中国人の戦争犠牲者数】 ≪掲示板への書き込みから≫
1946年8月、東京裁判で、中華民国の軍政部長 何応欽 が提出した戦死者数は、130万人。(死亡が確認された軍人 だけの数…131万9千人)。
1978年、中華民国(台湾)政府発表、軍人の死亡132万人、行方不明13万人、民間の死者578万人。(軍民の死者 723万 人)。
1989年、中華人民共和国政府発表、死亡932万。(これに行方不明289万人、負傷者947万人を合わせて、死傷者2168 万人というのが、江沢民発言前の中国政府公式発表)
1995年、江沢民主席がモスクワで、軍民の死傷者の数は、3500万人と述べた。

いったいどんな方法をとればこれだけ殺せるのだろう?


ツバメがいない
080827(水) dogfight
先週後半から気温が下がった。
朝夕めっきり涼しくなり、休むときもクーラーから開放されました。

街の雰囲気が「何かヘン」だ
ああ〜「ツバメが消えた」
もう帰ったンだ!今年は早いね

ツバメは、数万単位で集まって「渡って」いく
日本で生まれ育った若鳥たち。どれだけ無事に帰って行くのだろう…
そしてどれだけ来年もやってくるのか?

ツバメが、成鳥になる割合1/5に過ぎない。その多くは渡りの往復で、命をなくすのではなかろうか。それは、宿命それとも本能?なんと過酷な性だろうか


携帯電話騒動
080828(木) dogfight
先週から始めた早朝ウォーキング。
昨日も7kmを歩いて、8時半に整骨院へ。1日おきに受けているマッサージを済ませて業務連絡の電話を入れようとした。と、その時…
携帯電話が手を離れて道路に落下。電話の蓋が開いて、バッテリーは溝の中に
溝にはグレーチングの蓋があり、固定されている。道具がなければ溝蓋を開けることもできない。
携帯電話は買い替えを予定していたので、バッテリーは諦め、ドコモショップへ行った。携帯電話はすぐに買えるのですが、問題は登録してある電話帳の移し変えです。バッテリーがなければデータの取出しができないそうです。

なにせ、私が使っていた電話は、超小型の「プレミニ」です。
軽くて、手のひらに入るサイズですが、いまや、マニアの世界ではプレミアがつくほどの骨董品です。生産はとっくに中止されており、今更何処かでバッテリーが手に入るはずもない。

私は決断をして市役所へ向かった。
道路を管理する土木課へ行き、分けを話して協力をお願いした。
先方は「笑い」をこらえながらも、道具と人を出してくれました。バッテリーを無事回収。何とか動いている。しかし、もう限度だろうから早いうちに携帯電話を変え、記録を保存する必要がある。
半日を費やした「携帯電話騒動」でした


資源立国
080829(金) dogfight
20世紀経済は「技術」であったが、21世紀経済は「資源」だという。
  日本に資源はない!
20世紀を謳歌した日本は、沈没の一途を辿るだろう。それが嫌なら「資源を作る」しかない。
日本のトップ企業が目指す研究は、石油の合成技術になるそうだ。現に、非石油からナフサを作る(合成)実験プラントの建設が始まるという。
この報道を見ながら、昨年読んだ本を思い出した。
資源は偏在している。いま、好景気を謳歌する資源産出国。彼らは努力の結果「飛躍」を果たしたわけではない。地球という共同体全体の「生活向上」が、需要の飛躍的拡大に繋がったのが原因である。

  わが世を謳歌しはじめた「資源国」
彼らがもし、脅威を感じるとしたら…それは『代替資源』であろう
代替資源開発こそ、技術立国の真骨頂であるが、資源立国を脅かす最大要因となる。その時、資源国による『技術破壊テロ』が起きることは充分予想される。政府は、有効なテロ対策をしているのであろうか?昨年読んだ本は、それを警告していた


季節外れの植物たち
080830(土) dogfight
季節は秋に移っているのに、猛暑の影響か?今頃若葉を出す植物が少なくない。写真は「秋の味覚」アケビです。ゴヨウアケビ(5葉)ミツバアケビ(3葉)の若葉です。今は食べごろに近いはずのアケビの実は、今年は極端に少ない。

普段なら、宝石のような実をつけているはずのノブドウも、蕾がいっぱい付いている。


朝顔に似た小さな花。何という花だろうか?
景観保護活動なんてほっておいて、のんびり歩きたいと思うようになってきました…
白人の合理主義
080831(日) dogfight
スポーツルールを作るのは、白人社会に独占権があるらしい。
もっとも甚だしいのは柔道で、ヨーロッパに行ってから、まったく変質した。
スポーツのテレビ観戦中、何時の間にかルールが変わっていて驚くことが多い。偏見を持って言えば、白人が勝てなくなると「ルールを変えて優位を取戻す」ことが繰返されてきた。

北京五輪でも、ソフトボールと野球で『タイブレーカー』と呼ばれる方式の延長戦(無死二塁からプレー開始)が採用されている。敬遠も、4球ボールを投げる必要はなく、宣言すればよい
 〜スピーディーに決着をつける〜
これだけを目指した方式で、弱者が知恵をめぐらせて、勝を拾う可能性を排除してしまっている。
スポーツからメンタルな要素が消える…これが白人の合理主義であろうか























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