元dogfightのぼやき
2008年4月
エッセイ&コラム

9ヶ月が過ぎて歴史のロマンプロ野球始まる情けない話し初めてのお客様初めてのお客様2マイホーム無様な聖火リレーわが町の西高野街道初年度の終わり経歴書何で寒いのかわが町『歩き隊』妻への手紙あきらめ鳥インフルエンザワクチン後期高齢者医療制度威信を賭けた恥さらしトレッキングシューズ突破空調屋外機救急医療の危機国益聖火リレー狭山池祭りフラストレーション公共性の担保(予告)


9ヶ月が過ぎて
080401(火) dogfight
昨年6月20日からの改正で、建築確認申請の制度まるで変わりました。
それ以前の制度の数倍の手間隙が掛かり、DGPを下げる要因までになりました。国交省は、運用の緩和を言いますが現実は強化されている部分も目立ちます。

改正の目玉は「適合性判定」と言う、2階建てのチェック体制です。ただ、一定規模以上のものに適用するとして、対象を絞っていたはずなのですが…
 ・鉄筋コンクリート造なら高さが20m以上
 ・鉄骨造なら4階建て以上
 ・木造なら軒高9m以上
あれから9ヶ月が過ぎて、経過報告が出されました。
その結果、適合性判定を受けた8割が、上記の規模以下であることが分かりました。それは何故か?

構造計算には3種類の密度があります。一番簡易な「ルート1」から高度な処理をする「ルート3」まであります。ところが、適合性判定から除外されているのは、ルート1だけ。柱間隔(スパン)が6mを超えるものは、ルート2以上になります。木造以外で、スパンが6m以下はほとんどないため、小さな規模でも、2階建てチェックの対象になってしまいます。
つまり、国交省が想定していた5倍も対象になっているわけで、審査時間が大幅に増えています。そのため、地方によっては「処理できない」と言う理由で、建築確認申請の提出を「予約制」にしだしました。つまり、事業主側の予定で建築が出来ない事態を招いています。
追記
11月からの法改正で資格制度が変わり、更なる混乱が予想されます。
我が国の建築はどうなるのであろうか?


歴史のロマン
080402(水) dogfight
特定非営利活動法人あまの街道では、定期的に、あまの街道「歴史と自然」文化教室を開催しています。大阪狭山市や堺市でご活躍の先生(歴史の専門家)をお招きして「あまの街道」を様々な視点からお話をいただいております。
大阪狭山市内には五街道が通っていたそうです。
・ 西高野街道
・ 下高野街道
・ 中高野街道
・ 伊勢道
・ 天野街道(あまの道)
 これだけの街道が大阪狭山市内で交差(地図参照)しながら宿場町はなく、残念ながら「通過点」に過ぎなかったようで、文献も少ない。

ところが面白いのは西高野街道と天野街道の関係です。
高野山信仰は高野聖によって伝播されましたが、その足跡(石造物)は、天野街道と金剛寺から慈尊院に至るルート(地図で緑色表示)集中しており、西高野街道にはあまりありません。その理由にとても興味があります!

現在の、西高野街道は江戸時代に新田開発された「茱萸木新田」を通っています。
つまり江戸時代中期以前には存在しなかった道です。では江戸時代中期以前の、空海が高野山を開山した当時の『道』は何処であったのか?空想が広がります!
高野山は、空海が816年に嵯峨天皇の許しをえて開山したものです。
高野山の参詣道として高野街道が出来たと思われがちですが、それは違います。

紀州の物産(古代の貴重品『水銀』は紀州天野で産出)を都へ運ぶ「産業道路」が、古代からあったことが知られており、空海は「堅固な経済基盤」を前提に高野山を開いたと思われます。

ではそのルートは何処であったのか?
再度、地図をご覧頂きたいのですが、天野街道金剛寺〜岩湧山の脇を抜け〜慈尊院へ至るルート(緑色で表現)が今も昔もあり、地図で分るように最短ルートとなっています。既に述べた理由を総合すると、古代の産業道路は「天野街道であった可能性が高い」と、私たちNPOあまの街道は考えています。ちなみに、天野街道の地名は、紀州天野から神社を勧進したことから来ています。これを持ってしても、夢の膨らむ話しです。

我田引水を許していただけるなら、どうやら江戸時代中期以前は、天野街道=西高野街道だったと考えられるようだ。天野街道の名を歴史文献から見つけることが困難な理由は「天野街道=西高野街道だった」からと考えれば素直に頷けます。
最後になりますが、天野街道は、極楽寺山門(現:岩室観音院)から始まり天野山金剛寺山門までの区間の呼称だそうです。両寺は高野山より歴史が古く、まさに、いにしえ人の祈りの道だったそうです。


プロ野球始まる
080403(木) dogfight
プロ野球もパリーグに続いてセリーグが始まり、シーズン開始です。
セリーグの開幕戦は明暗くっきり!
見事なくらい、連勝組と連敗組に分かれた。
私は生まれながらの中日ファン(愛知県出身)。開幕を引き分けのあとはこれで4連勝。5試合で失点は僅か8点と、リーグ最小。今年も絶好調です!
お陰で毎日「勝利の美酒」に酔いしれています
(負ければ残念会ですが・・・)
海の向こうから、大リーグの結果が伝わってく来る。
わが中日から移籍した福留選手が開幕戦でホームラン!
なにやら複雑な心境です。
アメリカへの選手流出の先輩「巨人」の悲哀が分かるようになりました。


情けない話し
080404(金) dogfight
日本を代表する企業は「優秀な人材」を求めて、中国・インド・ベトナムへの『求人活動』を広めているそうな!
なんかなあ〜情けない話しと思わへんか?

「ゆとり教育」が始まって、教育レベルの世界ランキングはダダ下がり!
「受験地獄」をなくそうと教育界は立ち上がって、今日がある。あの頃、世界は「日本の強さは受験競争にある」と見ていたことを知っているのだろうか?
いくら教育現場から「競争を排除」してみても、社会へ出れば厳然たる競争がある。子供の頃から競争に生れていれば耐えられるものを、大学を出て初めて競争社会に揉まれれば、耐えられないヤツがいっぱい出てくる。

団塊の世代が頑張って、一所懸命日本を支えた。
その結果「働かなくても食える」と思った馬鹿たちがいっぱい誕生した。
ニートにフリータ、更には永久に「大学生活」を目指す勉強好きまで…
これじゃ日本のトップ企業は自国の若者をアテにはすまい。
                                  勤勉「ニッポン」今いずこ!


初めてのお客様
080405(土) dogfight
我が家へ客がやってくる!泊まりでやって来るのは初めてです。
 ・昨日から掃除に力を入れ、便器もバスタブもピカピカです。
 ・布団は干し、枕も購入。
 ・スリッパに歯ブラシや箸の用意。
 ・バスタオルもフェイスタオルもそれぞれの分をそろえた。
  (ただ、パジャマは持参をお願いしました)
冷蔵庫はいっぱい。今夜のメニューは
 ・お造り
 ・てんぷら(揚げながら食べる)
 ・豆腐(そうめん風)
 ・牛スジ土手焼き
アルコールは、天野酒・発泡酒・焼酎・ウイスキー、ようは何でもOK

さて!食材の下ごしらえに入りますか…
お客様が来る前に疲れてしまいそうだ
明日は朝からあまの街道へ・・・
ついでに西高野街道へご案内しようと思っている


初めてのお客様2
080406(日) dogfight
昨日の続きです

お客様にそなえて買い揃えたものに『食器』があります。
末っ子と住んでいたので、最低限の種類が2セットあるのですが、二人を迎えるにはどうしようもない。余りに揃わないものは3人分買い換えたりして、結構な量になりました。といっても、100均で揃えたので、まあ「お安いもの」ですが…

それでも忘れ物がありました。
風呂に洗面器がありません。
あはは…普段シャワーしか使わないので、気が回っていなかったのです。

食事は、私の手料理。予定通りのものです
パソコンを広げ、写真の交流やら、歴史談義とすっかり夜更かし
朝は6時起き
トースト・ハム・目玉焼き・ヨーグルト・野菜ジュース・牛乳そしてコーヒーで仕上げ
6時50分に家を出て、あまの街道から天野街道へ。少し戻って、西高野街道をご案内
天気予報は外れて今日は快晴。これで、昨日とあわせて48000歩。よく歩きました!

追記
今夜は一人。宴のあとは寂しい
さて、晩飯の支度を始めようか…


マイホーム
080407(月) dogfight
週末、我が家へ初めてのお客さまでした。
超高層マンションの最上階から夜逃げして、3年以上になります。息子が彼女と暮らすようになって半年。ようやくお客さまを迎えられる条件が揃いました。

お客様は、隣の物音に驚いていました。
夜遅くまで話していたら、壁をノックされました。きっと「うるさい」と思ったのでしょう!
まあ、そんなボロアパートです。
引っ越した頃は、私自身がカルチャーショックを味わったものです。息子から「今まで違うことに早く馴れろ」と説教されたことを懐かしく思い出します。
超高層から、1階に変わり、これなら地震が来ても大丈夫と思うようになりました。断水しても水を持ち上げる心配もない。馴れって恐ろしいですね!
追記
ボロアパートですが、コンロが2口あって、調理には便利です。部屋数は2DKで、家賃は5万円。
自分が設計するワンルームマンションには、とてもじゃないが住みたいと思わない。綺麗なだけで、不便の固まりです。それよりずっと便利に暮しています


無様な聖火リレー
080408(火) dogfight
北京五輪の聖火リレーが始まった。

しかし、五輪は「政治と切り離すべき」という建前が如何に虚しいものかが分かる。
ロンドンやパリの聖火リレー風景は、無様としか言いようがない。抗議の嵐の中、警備陣に取り囲まれ、あるいはバスで移動するなど、中国の威信を傷つけているとしか見えない。中華思想が如何に「世界の人権意識」からかけ離れたものである証拠である。

この後、アメリカでの聖火リレーになるが、人権団体がてぐすねを引いて待っている。
終盤に日本にもやって来るが「迷惑な」と思わぬでもない。

さて?無事に「北京五輪」は終わるのであろうか…


わが町の西高野街道
080409(水) dogfight
  【茱萸木】
大阪狭山市の南東部、西高野街道ぞいの、南北に細長い地域を『茱萸木(くみのき)』といいます。
この地は、今から360年ほど前に開墾されて、『茱萸木新田(くみのきしんでん)』と呼ばれました。江戸時代に書かれた「河内誌」によれば、古来、グミの木がたくさんはえたので村の名前になったとあります。グミの木の種子や根が、漢方薬として効能があったそうです。

ところで『茱萸木』のフリガナが、なぜ『ぐみのき』ではなくて『くみのき』なのでしょうか。13世紀、鎌倉時代に書かれた国の公文書「太政官符(だじょうかんふ)」によると、このあたりの地名が「佐志久美岡(さしくみのおか)」だと書いてあります。『久美』はグミの和名。当時から、地元の人びとはずっと『くみのき』と称してきたのです。
昭和45年に狭山町は、それまでの『ぐみのき』表示に代えて、地元の伝承をとり入れ正式に『くみのき』と表示することを決定、告示しました。
(大阪狭山市『狭山の地名五十話』・『大阪狭山市史12巻・地名編』)
お客様を案内して、わが町の『西高野街道』を歩きました。
江戸時代初期に出来た「茱萸木(くみのき)新田」を通る道です。
茱萸木新田は1637年から開墾が開始された記録が残るのですが、完成されたのは何時であろうか?

歴史年表を見てみよう
 ・1616年北条氏が狭山藩を開く(1637年陣屋完成)
 ・1635年「参勤交代」の制度確立
 ・1637年茱萸木新田開墾始まる

僅か11,000石の狭山藩。参勤交代の費用捻出だけでも大変であっただろう。とても自費で新田開発をしたとは思えない。
江戸時代の公共事業は、今で言うPFI(民間資金の活用)が普通であった。さて?誰が新田開発を請け負ったのであろうか…
茱萸木(くみのき)のいわれは、
このあたりの地名が「佐志久美岡(さしくみのおか)」
だそうな。こんな氏名の豪農がいたのでは?などと、無責任に想像しています。

写真をご覧ください。
往時の雰囲気を残す大きな屋敷が並びます。表札を見れば「同姓」が多く、一族が軒を連ねる。きっと、新田開発に尽力した家の末裔であろう。

瓦屋根、その鬼瓦の表情から、当時の『しきたり』が伝わってきます。
三日市(河内長野市)に残る「西高野街道の雰囲気」には及ばないけれど、今なら保存が間に合いそうです…行政が立ち上がってくれへんやろか!そしたら私も参加するのに!


初年度の終わり
080410(木) dogfight
平成19年3月9日に大阪府より認証を受けた「特定非営利活動法人あまの街道」は、2月末に第1期を終えました。さあ、報告が大変です!
 ・会計事務所の指導を受け、なれない会計をまとめました。
 ・大阪府へ提出する「事業報告書」を作成し、下見を受けました。
  (どちらも満点の評価でした)
 ・本日、18:30から理事会を開き、引き続き4月例会で皆様に報告します。
社員総会は5月8日の予定で、ここで承認を受ければ、大阪府へ正式に事業報告書を提出します。これで初年度が全て終わります。

社員総会では、2年度の事業計画と予算を審議してもらいます。
初年度のご祝儀評価はもうありません。これからが正念場ですね!
追記
4月21日に、補助金をいただいた大阪府の会計監査があります。監査を受けるついでに、新年度の『補助金大幅アップ』の嘆願をしようと、先月の例会で決めていたのに、今になって「都合がつかない」という。私は「一人相撲」をとっているのであろうか?


経歴書
080411(金) dogfight
設備設計1級建築士の講習申込が始まりました。
この中で経歴書があります。条件は、
 ・1級建築士取得後『5年以上の設備設計経験』を証明する経歴
 ・重複する実務経歴は認めない

誰が考えたのか?相変わらず現実を無視したノー天気です!
私は、設計事務所の設計監理責任者として31年の経歴があります。本職の「意匠設計」のほか、設備設計や構造設計の調整監修を行い、工事が始まれば全分野の監理を行ってきました。
物件ごとに要求
される記載項目

 ・延べ面積
 ・構造
 ・階数
 ・用途
 ・業務内容
 ・業務期間
仮に、31年の経験のうち2割を「設備設計の経験」と認められれば、必要な『5年以上の設備設計』をクリアできます。ところが「何割認定されるのか?」発表されないため、疑心暗鬼になります。

更に「重複する実務経歴は認めない」という条件も困ってしまいます。
常に複数の物件がオーバーラップして進行するのが普通なのに、業務機関のオーバーラップを認めないため、実際に行っているのに、削除せざるを得ない物件が1/3に達しました。
   「適当に書けば良いだろう」
と、言われそうですが、ランダム調査の対象になればそれで終わりです。

何とか、書き出した経歴が20年半でした。
25%評価で、やっと『5年以上の設備設計』に達しますが、もし20%しか認めないとされれば、受験資格すらないことになる。
現実を言えば、1級建築士取得後『5年以上の設備設計』をしている人など、事実上いないに等しい。
おそらく私のように「設備にも関与していました」という人が受験するケースがほとんどであろう。
29歳で1級建築士の資格を取得。あわせて管理建築士として事務所登録をしてきました。つまり「設計責任者」の立場に、既に31年あるのですが、その私ですら受験資格が怪しいわけで、これからを背負う若者にキツイ話ですね


何で寒いのか
080412(土) dogfight
夕方からお腹が痛み出した。
寒気がする…
セーターを着込み、暖房を入れた

おかしいなあ〜
なんでやろ?

明日はイベントがあり、多くの人を案内して歩く予定です
一晩で体調が回復すればいいのですが…


わが町『歩き隊』
080413(日) dogfight
朝、快晴
狭山ぶらっと歩き隊
市民活動支援センター(10:15)⇒ 狭山池⇒副池(副池自然づくりの会)⇒ 西新町公園⇒池之原⇒池之原農道(水利)⇒ 岩室(岩室観音)⇒あまの街道(NPO法人あまの街道)⇒陶器山トンネル15時頃解散
オプションで西高野街道散策
これで夕方から『雨』という。でも、いいか!それまでにはイベントが終わっているだろう
昨夜の「体調不良」は収まっている。
予定通りなら10kmを歩くつもり。
会場に向かう途中でおにぎりを買い、用意してある煮物とあわせて弁当とします。何せ、今日は『案内役』だけに、弁当で酒を飲むわけにはいかない。それだけが窮屈です。
追記
夕方から、大阪で末っ子夫婦と食事。楽しみです!


妻への手紙
080414(日) dogfight
おかあさん・・・
久しぶりに手紙を書きたくなりました

昨日は、大阪狭山市のイベントに参加し12kmを歩いてきました。
コースは〜市民活動支援センター(10:15)⇒ 狭山池⇒副池(副池自然づくりの会)⇒ 西新町公園⇒池之原⇒池之原農道(水利)⇒ 岩室(岩室観音)⇒あまの街道(NPO法人あまの街道)⇒陶器山トンネル14時頃解散です。それぞれのセクションが案内役を買って出て、面白いイベントだったのですが、定員35名に対し参加者は、十数人。ようは関係者ばかりでした!
『自然』をテーマにしたイベントの難しさですね

オプションの「西高野街道」の参加者は「0」
用意した資料は役に立ちませんでした。
16時前にいったん家へ帰り、シャワーを浴びて汗を流し、再び家を出ました。
末っ子との会食です!
今週末に、彼女の母上に挨拶に出向き、そのあとモルジブで挙式するそうです。
彼女が作る料理の味は『お母さんの味にとっても近くなった』そうです。
   ・・・
幸せそうな我が子を見て嬉しくなりました
もう一度家族が集まる日が来れば良いですね、おかあさん!
(今はそんな場所がない。それが悔しいな)
追記
昨日1日の歩行距離18kmでした


あきらめ
080415(火) dogfight
文化で飯が食えるわけではないが、なければ寂しいもんだ!

先日も、松原市の無料配布地図を見た。市内に点在する「文化財」を網羅したもので、これだけで「わが町の文化」を楽しみながら歩くことが出来る。
市境を接する、河内長野市・堺市・富田林市にも同様のものがある。それどころか、人口数千の小さな村ですら、このような地図を持っている。

わが町「大阪狭山市」にはこのようなものが一切ない。
近隣市で活躍するボランティア仲間からも「空白地帯」と笑われている。
市の予算が潤沢ではないことはよく知っているが、優先順位が「0」というのも困ったもんだ!
何せ、観光行政を農政課が兼務する有様です。それも、市庁内部でもそれを知る職員は少ないのではないのか。どうやら「市内には歴史的資産はない」と思い込んでいるようだ。
   おらが街の文化や歴史を知ろう!
そんな運動をしてみたい気持ちがあるが、先日の「ぶらっと歩き隊」を見ていると、行政が共に立ち上がるとは思えない。やっぱり「あきらめ」やねえ〜


鳥インフルエンザワクチン
080416(水) dogfight
中国に端を発した、鳥インフルエンザの「人への感染」
世界的な流行は必至といわれている。日本だけでも60万人の死亡が予想されるほどで、世界全体でどれだけ被害を出すであろうか?

我が国ではワクチンを作り(「種」は何処から入手したのだろう?)、まずは医療関係者6000人へ接種するという。まだ、とても全国民への接種量は確保できていないが、世界に先駆けて、接種を始めたことは評価するべきだろう。
世界的流行が始まる前に、国民への接種が済ませられればよいが…

世界には貧富の差があり、持てる国と持たざる国がある。世界的流行が始まれば「日本だけ助かれば良いのか?」という怨嗟の声が上がるのは必至です。そのため、自国民を犠牲にして「世界中にワクチンをばらまく」事態が予想される。
「早すぎるワクチン接種」などはない。1日でも早い「全国民への接種」を望みます!


後期高齢者医療制度
080417(木) dogfight
後期高齢者医療制度が酷く評判悪い!落ち目の自民党には、新たな「逆風」となっている。
ただ、制度は2年前に決定されたもので、相変わらず「広報不足」が混乱の原因といえよう
  後期高齢者医療制度
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/c_hoken/roujin/koukiindex.html

ネットで調べてみましたが、やはり分かり辛い。しかし、必要な制度だとも思う!
今まで、負担をしてこなかった人には「負担増」になるわけで、その部分だけがマスコミや野党に取り上げられているが、全体を俯瞰すれば「75歳以上の後期高齢者」の負担減を促す制度です。現に、若者の負担増とセットになっている。

老人医療の無料化が「正義」のように語られるが、医療保険制度の圧迫を招いている現実を見ない議論です。無料化は、病院をサロン化し、医療費の無駄遣いの温床になっている。つまり、
   自己負担は『ブレーキ役』を果たす
この原則はあらゆる分野でいえることで「負担があってこそ人は真剣になれる」現実がある。私も年金をもらう立場(後期高齢者ではありません)ですが、後期高齢者の「1割負担」はよいことだと思う(若者は4割負担でお年寄りを支える)。
さて?皆様のご意見は如何でしょうか…
関係のない追記
本日から鳥取です。いよいよ竣工で『検査』が続きます。暫く更新できません


威信を賭けた恥さらし?
080421(月) dogfight
北京五輪の聖火リレーは続く。それも、国家の恥をさらしながら…
聖火リレーを受け入れた国にとっては「迷惑千万」であろう!
 ・アメリカは、倉庫に入り込んだあと暫く行方不明。突然ゴール付近に現れて終わり
 ・パキスタンは競技場内部だけの聖火リレーで民衆の目に触れていない
決定的な妨害が起これば、受入国に「中国の抗議が殺到」することは間違いない。分かりやすい結論は、国民から隠すことで、その傾向が強まっている。
我が国はどうするのだろう?
スタート地点の予定であった善光寺は辞退。嫌がらせと思われるペンキの落書きを受けている。
長野県警は中国政府の「聖火防衛隊=まるで治外法権みたい」を拒否。大幅に警備を増やすとしているが、そんなことより「パキスタン方式」が無難に思う。リスクを犯してまで「中国の威信」を守る必要はなかろうに…


トレッキングシューズ
080422(火) dogfight
5月4日に、吉野川源流を訪ねるイベントに参加することにしました。
   http://55075507.at.webry.info/200712/article_35.html
源流の森保護のため、普段は入山禁止ですが、管理者にご案内いただきます。
   川上村の自然・歴史・民俗にふれる。各イベント参加者受付中!
   http://www.genryuu.or.jp/index.htm
申し込み先からの資料では「足元はトレッキングシューズが必要」とあり、勿論、雨具も…
今までのお気楽な山歩きより、少しキツイようです。
まずは、トレッキングシューズの入手です。スポーツ店では無理で、登山専門店に出向きました。親切に指導をしていただいたのですが、どうも小さなものを入手してしまったようです。お店で、購入した手のトレッキングシューズを履き、そのまま海岸からそそり立つ胸突き八丁の山(標高291m)に、いきなり登りました。足首を絞めて歩くと、今までと違う筋肉を使うようで、太ももが痛くなりました。
今は「慣れよう」と、日常でも履くようにしています。
何で「いまごろ…」と思っています。まさか、この歳になってこんな趣味を持つとは、夢にも思いませんでした。
トレッキングシューズを、これで3日連続「試験履き」してみました。随分馴染んできました!


突破
080423(水) dogfight
昨日から鳥取へ行っていました。

二日間で、消防設備・エレベータ設備・建築の3種類の竣工検査がありました。
すんなりいったのはEVの検査だけ。
消防検査は昨日あったのですが、イージーミスが見つかり今日、再検査となりました。避難を案内するオートアナウンス装置の声が「男女が入れ替わっていた」と言う、思わず笑ってしまうミスでした。

メインイベントとは建築検査なのですが…
昨年、基準が変わってから、初めて検査を受ける物件だけに緊張の走るものでした。書類の不備はなかったのですが、顔色が青ざめる指摘事項が2点ありました。
1点は「法の解釈」で合意が出来、対処なしで無事パスしたのですが、大きな問題が残りました(ちょっと内容は言えません)。違法行為をすればとりあえずクリアできるのですが、これはクライアントが最も嫌う方法です。

思いついたのは「逆転の発想」です。問題となった原因を違う角度から見ると、簡単に対策が見つかりました。直ちに、検査機関に報告し同意を求めたところ、OKでした!
本来なら「祝杯」を挙げたいところなのですが…
数日前から風邪気味だったのに、昨日から発熱。節々が痛み、全身がだるい。咳が激しく喉が痛い!
ドクターの診断では「喉が真っ赤」だそうです。
難問に取組んだ時はシンドさを忘れていたのですが『突破』した途端に病状がぶり返しました。シンドイ体をバスに乗せ、大阪へ帰りました。

明日も明後日も終日打ち合わせが続きます。その後はGW入りです。公私共に予定が詰まっており、この体を癒す時間はあるだろうか…


空調屋外機
080424(木) dogfight
昨年、建築基準法の改正と運用強化があり、いまだに現場は混乱しています。そんな中の出来事をご紹介します!
 ベランダに空調屋外機を置く
そんなん「当たり前やん!」と言われそうですね。ところが…
ベランダには「用途」が発生しないとして『面積除外』になっています。そこへ、空調屋外機を置くなら『機械置き場』という用途が発生することになり、面積算入となります。これが原則なのですが…
かつては、運用が曖昧で、面積算入などしませんでした。それが昨年から「厳密運用」になり、きちんとチェックされます。

収益マンションの設計では、容積率(許容延べ床面積)を残すようなことをしません。
言い換えるなら、空調屋外機で「面積を食われる」など真っ平です!
そこで、屋外機をベランダの床に置くのではなく「天井から吊る」方式になってきました。これなら面積算入されません。
ところが、この空調屋外機。実用一点張りでデザインがなっていない。
床においていた頃は、他から見えないからたいした問題にはならなかったのですが、ベランダの天井から吊り下げるようになると「四方八方から見える」ようになりました。折角、景観に配慮してマンションのデザインに工夫を凝らしても、これでは「ぶち壊し」です。

クーラーメーカーの皆さん
この時代の変化に耐えられるグローバルデザインを考えていただけませんか?
追記
同文を2大クーラーメーカーに送りました。
M社からの返事 D社からの返事
弊社ルームエアコンをご愛用いただき、ありがとうございます。 また、この度はエアコンの室外機デザインに関するご意見をい ただいたこと、重ねて御礼申し上げます。ご意見は、直ちに反映させて頂くとのお約束は出来ませんが、 製作所の設計・製造担当部門に内容を送付致します。ご意見を真摯に受け止め、より良い製品作りに邁進して参りますので、今後とも弊社製品をご愛顧賜ります様、宜しくお願い申 し上げます。貴重なご意見、本当にありがとうございました。 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 この度は貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 ご意見を開発の担当者へお伝えし、 今後の企業活動を行う上で参考にさせていただきたいと考えております。 今後ともかわらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 まずは略儀ながら書面にてお礼申し上げます。
さて?如何でしょうか
D社の返事はお座なりな感じですね。おまけに、自社内部に敬語を使っている。日本語教育から必要みたい…


救急医療の危機
080425(金) dogfight
救急医療が危機を迎えている。毎年減り続ける医療予算が原因と言える。
療養病床(一般病棟)が毎年減るため、救急で受け入れた患者が救急病院に居座ってしまう。それが、救急病院の受入れ態勢を窮屈にする。そんな悪循環が起きています。
医療現場の職場環境が悪化しているため、医師のなり手が減っていることも問題であろう。早い話が、医療へもっと潤沢な資金を回さなければ、解決の第1歩はないだろう。

資金確保には「消費税」しかない。そんなことは、政治家もマスコミも分かっているはずです。先進国の消費税は20%程度が当たり前です。5%の消費税で出来ることは今が限界ではないか!
   これを言うと「まずは無駄を省け」と言う声が挙がる。
その通りですが、これに拘ると何も進まない。行政に無駄があるのは日本だけではない。むしろ人口比で言えば日本は役人の割合は少ない。
「無駄を省く」ことに心血を注いでも、10%改善するのに100年掛かるかもしれない。
橋下大阪府知事の悪戦苦闘を見れば一目瞭然ではないか。「総論賛成・各論反対」がいつも改革を阻んでいる。更に言えば、各論反対の支持者は野党やマスコミではないのか!
つまり、無駄を省き終わるまで消費税アップを許さないという態度は、実は「何もしない」と同意語です。

我が国医療制度の100年後のために、政治家(特に野党)に本音で対策を望みたい


国益
080426(土) dogfight
 読売新聞から
日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長は4日の記者会見で、テレビ国際放送を行 うためにNHKが設立した新会社「日本国際放送」への事業参加について、「国益を中心に伝えるのは国策放送。(国益を主張するなら)民放は参加できない」と明言した。 NHK経営委員会の古森重隆委員長が、同社が行う国際放送について、国益を主張すべきと訴えていることに異議を唱えたものだ。広瀬会長は「放送法上、国内放送では多様な意見を紹介しなければならないのに、国 際放送はそれではいけないというのでは、うまくいかないのではないか」と述べた。
4月4日の報道が、今もくすぶっている。古い話題ですが、取り上げてみます。
これは、国際放送のあり方を問うもので『国益』が問題になっている。

私にはまことに不思議な議論です。国策で行う国際放送に「国益を中心にすえる」のはケシカランと言う。だったら、国際放送など止めてしまえばよい。
逆に言うなら、国益を求めない国際放送を行っている『国』が何処にあるのだろう?
自国の主張を伝え、自国に有利に働くよう、国際世論を誘導することが何故いけないのであろうか?私には理解できない。


聖火リレー
080427(日) dogfight
昨日、長野市で「聖火リレー」がありました。
まあ、それなりにトラブルがあって、どう贔屓目に見ても「祝福された聖火リレー」とは見えませんでした。沿道には全国から集まった「中国人留学生」がいて、これはこれで異様な風景です。

トラブルから聖歌を守るため、厳重なガードで固めれた走列の中で、いったいどれだけの人が「聖火」を見ることが出来たであろうか?見えたのはガードの列だけかもしれない。
何れにしろ「不毛な聖火リレー」と言う印象しか私は持っていない。
この聖火リレーに如何なる意義があるのであろうか?
それでも、これで疫病神みたいな聖火が「日本から去ってくれる」といえることです。もう要らないね…


狭山池祭り
080428(月) dogfight
27日、狭山池祭りがあり、NPO法人あまの街道として参加してきました。今年は一際人手が多かったように思います。
1500枚用意したガイドマップも足りませんでした。

快晴の空の下!狭山池祭り参加は2度目です。この1年の活動で、少しイベント参加にもなれました。あまの街道の魅力を紹介する「写真展示」のほか、
◎写真で見るあまの街道全3巻◎NPO法人あまの街道活動報告
◎あまの街道「サイン整備」への協力呼びかけなど、昨年よりアクティブな活動が出来ました。

写真で見るあまの街道全3巻も揃い踏み。
NPO法人あまの街道会員による、あまの街道に拘った「写真集」が内容を充実して揃いました。収録した分野は
第1巻
 ・ あまの街道の四季
 ・あまの街道の花
  (木に咲く花)
 ・ あまの街道の木の実
第2巻
 ・あまの街道の野鳥
 ・あまの街道の草花
第3巻
 ・ あまの街道の昆虫
 ・あまの街道のキノコ

あまの街道愛好者は、60歳以上の片が8割を超えます。それだけに、まだまだ「隠れたオーソリティー」がいらっしゃると思います。次に増えるジャンルは何でしょう?とても楽しみです!

写真で見る「あまの街道」をご希望の方はご連絡ください、お送りします。その代り、ご寄付のほど、宜しくお願いいたします。


フラストレーション
080429(火) dogfight
先日から、イラつくことが続いている。
オーバーフローする仕事を外注するが思うような結果が出ない。 結局、いままでの経費を払ってキャンセルすることにした。お互いフラストレーションを抱えたまま続けても「シンドイだけ」であろう!

GW明けに提出すべき計画案が2物件あります。その1つを昨日終わったのですが…
この物件、某社が先に提案しており、その対案を要請されたものです。 何かなあ〜
「こんなんに対案がいるのかよ」と思うほどレベルが低い。何しろ、駐車場に至る車路復員が3mしかない。面積計算は間違いだらけ。各種の高さチェックをしているとも思えない…

建築の世界から魅力が消えているらしい。若い人の技術力低下は目を覆うばかりです。これでは「日本はどうなるのだろう」と思ってしまう。

追記
今日は祭日。それを忘れていた。11連休と言うけれど今日も出勤。明日は出張…
楽しみは、4日の「吉野川源流探訪」です。それ以外は全部仕事。余裕がないなあ〜

関係のない追記
自然保護のNPO。誰もが「お客様意識」でこのままでは分解しそうだ。金・知恵・汗を持ち寄って、自分たちで守ると言う意識に欠ける。日本民族の根底は「お国が守ってくれる」と思うのであろうか?
これなら「同好会」でよいではないか…そんなふうに思うことが多くなってきた


公共性の担保(予告)
080430(水) dogfight
自然保護運動を目的としたNPOに参加しています。私の役目は事務局。
NPOは「免税を受ける組織」だけに、会計も厳密に行っています。会計監査の場で、私たちの活動に対し「公共性の担保はあるのか?」という質問が出ました。これはとても大切なことです!

「公共性の担保」についてきちんと書きたいのですが、きっと「論文」になると思います。
日々の仕事に追われるいま、とても纏め上げる時間がありません。近いうちに「必ず書く」というプレッシャーを自分にかけておきます。























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