元dogfightのぼやき
2008年1月
エッセイ&コラム

あけましておめでとうございます観戦と参戦思考のすれ違い省エネ法ブレーキは?えべっさん新テロ法案可決へ二つの講演会Made in China青い鳥酒とタバコ犯人疲労空白の街道正義の味方一人暮らしになって減築と耐震化三隣亡官製不況再び官製不況再び2官製不況再び3官製不況再び4官製不況再び5マナーとモラル大阪府知事選名ばかり管理職


あけましておめでとうございます
080105(土) dogfight
あけましておめでとうございます

大晦日まで働き、その足でふるさとへ帰り「酒三昧の三が日」を目論んだのですが、世の中そうは甘くなかった!
二日の夕方から「胃腸風邪」に取り付かれ、下痢と嘔吐の同時攻撃です。その激しさたるや「半端ではない」ものでした。這うように大阪へ帰り、多くの方に迷惑をかけて、何とか今日は初出を果たしました。といってもまだ本調子とは程遠く、下痢が収まりません。

さて?どんな年になりますやら・・・
今年も宜しくお願い申し上げます


観戦と参戦
080106(日) dogfight
かつて巨人は「プロ野球の盟主」と豪語していた。
プロ野球の発展とは「巨人の隆盛」を意味し「常勝巨人」が義務付けられているとも。なんと、奢った考えであろうか!
巨人ファンは「全国にいる」ことを自慢してきたが、それが巨人の衰退に繋がるとは、流石のナベツネ氏も思いも寄らなかったであろう。

楽天(仙台)や日本ハム(札幌)が地方を目指したことで「地域化」がチーム生き残りの秘訣であることが分かってきた。(サッカーでは最初から地域主義であった)
これを後押ししたのがCATV。地方のチームでも「何時でもテレビで見ることができる」ようになり、熱狂的な「地元ファン」を持つことができた。元来、地域密着型であった、阪神・広島・中日なども、とても元気である。こうした地域密着の「熱狂的地元ファン」を持たぬチームとの格差は「強さ」に現れるまで至った。

上品な巨人ファンは「野球を観戦」するそうだが、熱狂的地元ファンを持つ地方チームは「野球に参戦」すると言う。何ともいい得て妙ではないか!
追記
阪神ファンで有名な国枝教授。アングラ情報では、大阪府知事選擁立の動きもあったそうですが「同和のしがらみ」が嫌で断ったとか!
一方で、国枝教授は「道州制」の提唱者。近畿州が出来た暁には
 ・州の旗は「トラ」
 ・州の歌は「六甲おろし」
が夢だそうな。私は中日ファンだが、これなら許す。その代わり「中部州の旗は龍」でお願いしたい

追記2
細木数子氏の占いに寄れば「今年は巨人VSロッテ」だそうな!当たるかな?


思考のすれ違い
080107(月) dogfight
近隣自治体で体験した「市民協働」事例(2例)の資料を、大阪狭山市の市民協働担当氏に送りました。単に「参考にして欲しくて」送ったのですが、丁重なお返事をいただきました。

この往復書簡で、図らずも「思考のすれ違い」が浮かんできた。送った事例とは
 ・河内長野市における観光マップとそれを活用する市民団体
 ・堺市鉢ヶ峰自然ふれあいの森における「指定管理者制度=市民団体に管理委託」
どちらも、複数の市民団体と行政の「市民協働」事例です。

これに対する担当氏の感想は〜〜行政の側に立つ者として共通して感じることは、「特定の個人」や「特定の(1次的な)団体」との直接的なコラボレーション(協働)をうまく回避することの巧みさです〜〜とある。
裏読みする必要はない。まさに「特定組織との癒着」を避け、複数組織を動かして実績を上げることが『行政としてあるべき姿』と考えればよいのであろう。この考えに異論はない。特に、役人なれば「心がけるべき」ことであろう。

NPO法人あまの街道は、己の利益だけを求めて行政に働きかけているわけではない。私たちは、あまの街道愛好者の価値観が様々であることを十分承知している。
 ・NPO法人あまの街道のように「森への回帰」を目指すグループ
 ・公園化やお花畑を目指すグループ
 ・里山を目指す人たち
だからこそ提案書で、私たちは『価値観の住み分け』を求めてジャッジ(判断)をお願いしたのです。しかし回答はまったくはぐらかしたものでした。
  http://amanokaido.web.fc2.com/images/doc/teiansho-kaito.jpg
大阪狭山市は「あまの街道をどのように保全するのか?」抽象的な言葉遊びではなく、具体的に(ゾーンを定めて)意思表明をすべきであろう。私たちは、あまの街道全てを「森に戻せ」といっているわけではない。行政の判断には従うと表明しているのです。そのなかで『森』を目指す部分に私たちのパワーを集中します。

これは担当氏の責任ではなく、もっと上の意思決定の問題と思う。
『特定の団体との直接的なコラボレーションを回避』といいながら、あまの街道に関してならば、如何なる団体(グループ)ともコラボレーションをしていない。ようは、これは大儀名分に過ぎず、実は「何もしていない」のが現実ではないか!更にいえば
「特定の団体と云々」といいながら、狭山池委員会とは一体に見えるが如何であろうか?
大阪狭山市のホームページを見れば、行政が「狭山池」しか見ていないことがよく分かる。それ以外には、およそ関心がないようで、求められたジャッジすらしない。
担当氏は続けて言う
〜〜大阪狭山市の場合は、市民公益活動促進補助金の制度を設けています。この制度のポイントは、公益活動に対する支援の可否の決定に(市でも申請者でもない)第3者機関の関与を取り入れていることと、できるだけ透明性の高い制度を目指していることです〜〜
これとて、透明性というけけれど「誰が責任をとるねん」と突っ込みたくなりる。
第3者機関のポケットマネーで補助金を出すわけではあるまい。
貴重な税金を投与するなら、行政はビジョンを明確にするべきであろう。少なくとも『具体的な方向性』を示した上で、第3者機関の関与を促すべきである。少なくとも民間企業ならこうなる。第3者機関の関与が「透明性を確保」に繋がるほど、権限を与えているのであろうか?それは行政の責任放棄にはならないのか?

このたびの返事を読んで、担当氏が気の毒になりました。


省エネ法
080108(火) dogfight
省エネ法という法律がある。
http://www.city.kawasaki.jp/50/50kesins/home/kekouzou/shouene/shouene.htm
延べ面積2000u以上の建物に「届け出」を義務つけるもので、ようは
 ・建物から熱を出してはいけない
 ・外部から熱の影響を受けてはいけない
このように「エネルギーを隔離」しろという趣旨の法律です。最近の、CO2削減の機運の高まりにより、更に基準強化が取りざたされている。この話しをしたら、ある人が「魔法瓶のような家ですね」といった。まことに言い得て妙です!

実際、基準に従って計算をしていくと「冷凍倉庫」のような建物になる。省エネ法を守るには「膨大なエネルギーが要る」という摩訶不思議な法律です。
行政の担当窓口氏も「悪法」といって憚らない。とてもじゃないが「守れない」内容です。幸い、届け出義務があるだけで「遵守」を求めていない。結局「守れません」という届け出をすることになる。
  なんとも「形式だけの法」です!こんなのおかしいね


ブレーキは?
071222(水) dogfight
〜〜大阪狭山市は、市民公益活動促進補助金の制度があり、公益活動に対する支援の可否の決定に(市でも申請者でもない)第3者機関の関与を取り入れている〜〜
この文言が頭の中を駆け巡り、眠れなくなった。
第3者機関の権限が分からない。この機関にブレーキをかけられる存在はあるのだろうか?なにやら恐ろしい連想が湧いてくる。
あまの街道を「お花畑にしよう」とするグループがある。彼らが、市民公益活動促進補助金を申請したらどうなるのだろう?
一般論で言えば、公道の〜花いっぱいボランティア〜は『エエことや!』と思われるだろう。
出された申請はどのように審議されていくのであろうか?

大阪狭山市は、あまの街道沿道の私有地を、国の補助を受けて買い進めようとしています。買収後のビジョンを明かしていませんが、常識的に考えれば『景観保護』のためであろう。
ならば、木を切り倒して「お花畑に変える」とは思えないのですが、歴史的背景や景観を知らぬ「第3者機関氏」が〜花いっぱいボランティアはエエことや!〜と考えたらどうするのだろう。
第3者機関は何処まで関与するのだろう?イニシアチブをとるのは行政それとも第3者機関?どっちですか

更に連想は続く…
これはイカンと、私たちNPOも前言訂正で「市民公益活動」の申請をしたらどうであろう?
 ・花いっぱいボランティアは市民公益活動
 ・森へ回帰を目指す景観保護運動も市民公益活動
どちらも認定されたら、どうするのだろう?きちんとした「住み分け」のジャッジがなされなければ、混乱の極みになる。一方、花いっぱいボランティアを認めて、森へ回帰を目指す景観保護運動を却下すれば、行政が進めている用地買収の意思(?)に反してしまう。つまり、第3者機関を含めて、行政内で自己矛盾を起こしてしまうことになる。
行政が今後も沿道の用地買収を進めるなら、内部矛盾が起きる前に「ビジョンを発表」したほうがよいのではないのか?


えべっさん
080110(木) dogfight

大阪の祭りは「えべっさん」で始まる
合せて、これが済まないと、正月が明けません

えべっさんは言うまでもなく、七福神の恵比寿様
「商売繁盛」の神様です。

私は毎年、今宮戎にお参りに行っています。願うことは一つ「商売繁盛」です!
ご利益のほどは「?」ですが、一種の恐れですね。だから行かないわけには参りません
ついでに、可愛い「福娘」も拝んできました


新テロ法案可決へ
080111(金) dogfight
洋上給油再開を目指した自民党の「新テロ法案」が可決の見込みとなりました。

無様なのは民主党です。
国会会期の再延長になってようやく「対案」を出したものの、他の野党の支持が得られず、民主党案は参議院ですら可決の見込みがない。更には自民党案の「継続審議」にも賛同が得られず、苦し紛れの『参議院での自民党案否決』を選ぶこととなった。これとて、60日以内の可否がなければ「否決と見なす」という憲法の規定適用では「格好がつかぬ」という、まことにマイナー選択に過ぎない。

このていたらくでは、とても「政権を任せてみよう」とは思わない。
大連立を選択して政権に関与した方が、よほど有効であろうに…


二つの講演会
080112(土) dogfight

朝もやに霞む狭山池。稜線は「あまの街道」
まったくの偶然ですが、当日、二つの講演会が開かれます。
今日は、NPO法人あまの街道主催・第3回あまの街道「歴史と自然」文化教室の日です。

会場は、堺市南区岩室 和泉西国第八番札所/岩室山観音院です。重要文化財・本尊十一面観音並に阿弥陀如来の安置された本堂で、岩室山観音院大西住職さまの講話を拝聴します。
岩室山観音院は行基菩薩御創立で1200年の歴史を持ちます。

もう一つの講演会は、大阪狭山市主催「第5回建築家安藤忠雄講演会in狭山池」

大阪狭山市にもたくさんの「文化資産」があると思うのですが、常々言ってきたように、行政には狭山池しか見えていない。なんとも皮肉なことですが、奇しくもこんな組合せになってしまいました。

安藤先生はきっと、大阪狭山市に「あまの街道」があることもご存じないだろう。まして千年の歴史景観をとどめる「自然の森」があることを!
一度歩いて欲しいものだと言う気持ちもあるが「桜を植えましょう」などと、たわけたことを言われたら堪らない。行政からみれば安藤先生は「神様」だから、なまじ知られないほうが良いかもね

徒手空拳のNPOですが、歴史に根ざした内容の濃い講演会なら、安藤先生に引けを取りません
関係のない追記
昨夜、新テロ法案が衆院で再可決されました。57年ぶりの出来事で、野党は暴挙と言うが、私には当然としか見えない。
ちなみに、57年前の再可決案件は、サンフランシスコで結ばれた単独講和条約の批准であった。この講話条約がなければ『戦後の日本はなかった』分けで、これほど大切な出来事が『再可決』で生まれている。
新テロ法案の再可決も、半世紀後に『大きな評価』を受けるかもな…


Made in China
080113(日) dogfight
学研の関連会社が、中国に「音声ガイダンス付きの地球儀の生産委託」をした。ところが…
『台湾』に関する記述に政治介入が行われ、中国政府の主張を丸呑みする地球儀が作られた。学研の関連会社は地球儀の回収を発表したが、汚点を残したことは否めない。今更回収するくらいなら、中国政府の要求を拒否して、発売を断念するべきではなかったのか!

これは、今後に大きな禍根を残した。コストダウンだけを求めて、中国へ生産委託をしたら、政治介入があるということです。
学研の関連会社がやったことは、国益より『社益を優先』し、世間の顰蹙を買って引っ込めたと言う図式です。いくらプライドをないがしろにする教育が続いたとはいえ、日本企業として、あるべき姿ではない!
中国は、国際会議で合意したはずの『共同コミュニケ』で、違う内容をヘッチャラで発表する国である。
Made in Chinaを利用するなら、それだけの覚悟が必要なことを知るべきだ!


青い鳥
080113(日) dogfight

冬の天候は変わりやすい
昨日までの雨が上がり、晴れ間がのぞいていたので、出勤を取りやめあまの街道へ歩きに行きました。

先日来「青い鳥」の目撃が伝わってきたのですが…
昨日も雨の中一瞬出会ったのですが確認はできませんでした。 ところが今日はバッチリ撮影できました。きれいですね!   (写真は、ルリビタキ♂)


酒とタバコ
080114(月) dogfight
酒とタバコ…『どちらが止められるか?』そんな話になった

私はタバコをやめて8年以上になりました。ただ、酒が止められない!
ところが、病院では『逆』だそうな
生きるか死ぬかの選択を迫られると、案外「酒をやめる」という。それに対し、病院内に「喫煙所」の何と多いことか!
だから、タバコをやめることのほうが困難だという結論になった。
酒は適量なら「百薬の長」なのに、タバコは「百害あって一利なし」といわれる。危険なものほど魅力的という鉄則が、ここでも生きているのか。堪らんなあ〜


犯人
080115(火) dogfight
インフルエンザの特効薬「タミフル」が、突然自殺する異常行動の原因物質と疑われた。その後、インフルエンザに感染した人たちに、タミフルとは関係なく、突然自殺する例が多く報告され、インフルエンザそのものが異常行動を引き起こす可能性が高まってきた。まだ、無罪と認定されたわけではないが、冤罪であった可能性が高い。

CO2が地球温暖化の原因物質との説が一方的に騒がれているが、良心的な科学者は「断定できない」としている。今は、人が排出するCO2が大幅に増えていることと「温暖化」が結びついているが、50億年の地球の歴史では、人とは関係なくCO2が増えた時期もあれば、CO2と関係なく温暖化が起きたこともある。
〜〜人が排出するCO2が増えていることが温暖化の原因〜〜とすると、過去の地球の気象変化が説明できなくなるからです。
このように、科学者の冷静な判断を待たず、政治やマスコミが「犯人」に決めてつけてしまう事例が多いのではないか!
中国では「鳥インフルエンザの人から人への感染」が確認された。
中国は、その後報道管制しており、WHOの取材すら許していない。しかし、これは「未知のウイルス」の発生であり、悲観的な説に寄れば「人類の15%が死ぬ」と予測されている。いわば『人類の危機』と言える!
未知のウイルス『鳥インフルエンザ/人バージョン』に効くかもしれないと言われているのが『タミフル』で、わが国には2000万人程度の備蓄があるそうな。

タミフルは、一方で犯人扱いされ、片方で「救世主」になっている。
先日、NHKが珍しく「未知のウイルス」の発生を扱ったシミュレーションドラマを放映していた。タミフルを大量に備蓄する先進国として、後進国の怨嗟の的になる姿が描かれていた。
「未知のウイルス」が猛威を振るうのは遠い将来ではあるまい。そのとき日本はどうなるのだろう?


疲労
080117(木) dogfight
あまりの忙しさに疲労の蓄積を感じる
こなす仕事量より、溜まっていく方が多い。これが精神にプレッシャーを与え、夜も不眠状態が続く。導眠剤を服用しても、眠れるのは4時間ほどで、とても疲労回復に繋がらない。横になっても仕事が頭から離れない。因果な商売で、場所を問わず「考える」ことが仕事で、睡眠中でも可能です。若い頃は、体を休めながらも「思考は停止せず」ができたのですが、還暦を過ぎれば、流石にこれはえらい。
忙しいのは仕事だけではない。プライベートに関与しているNPO活動も佳境に入ってきている。長生きをしたいとは思わないが、これでは「命を縮めている」のかもしれない。

1日平均10時間の勤務を終え、帰る途中に買い物をして、家で料理を作る。食事を始める頃は夜の9時近い。「ただいま」と言って家に帰れば、暖かい食事が待っている…そんな生活があればよいのですが、現実は一人暮らし。
数年続いた貧乏生活に、味の「本家帰り=ふるさとの味付けは濃い口醤油」があって、外食は好みではない。結局、疲れて帰って、心を癒すのは「一人酒と手料理」これが体の疲労を増していく…かくて疲労の連鎖が断ち切れない
更に疲れを増す要素がある。
昨年は建築基準法の改悪があって、官製不況を招いた。これには何とか対応できたが、今年行われる「建築士法の改正」は、昨年以上の官製不況をもたらすだろう。これは、個人的な努力で乗り越えられるものではない。無策のまま「その日」を迎えるなら、私は『廃業』しかない。還暦を過ぎて、何故こんな『試練』に会うのか!シンドイなあ〜


空白の街道
080118(金) dogfight
高野街道は4ルートあります。
 ・東高野街道
 ・西高野街道
 ・中高野街道
 ・下高野街道
東高野街道は、京から生駒山麓を通り、高野山に至るルートですが、他の3ルートは、大阪〜堺〜大阪狭山(大阪狭山市内を3ルートは枝分かれ)を通り、河内長野で合流します。特に、西高野街道は参詣道だけではなく、重要な産業・商業ルートでした。平野郷(大阪氏平野区)を発し、堺港を経由し、紀ノ川に至るこのルートは、古代における重要物資『水銀の道』でもありました。

西高野街道に魅入られた知人に寄れば…
ルート上に位置する平野郷・堺市・河内長野市は密度の高い『ガイドマップ』が用意されています。だけど『大阪狭山市内だけは空白や!」だそうです。
研究をしている先生がいないわけではありません。NPO法人あまの街道が開いている、あまの街道「自然と歴史」文化教室では重要なテーマで、講師の先生にお話を伺っています。
派手である必要はありませんが、内容の充実した「ガイドマップ」が、早く欲しいものですね!


正義の味方
080119(土) dogfight
テレビ朝日のニュースキャスター古館氏
「正義の味方」で気持ちいいだろうな!

でもなあ〜
国の経済を、低所得者の立場(の振りして)で論じていいのやろか?
企業トップが平サラリーマンの思考で会社運営したら、その企業はすぐに倒産すると思うけど…

私はようやく「生活保護世帯」並みの所得から脱出したけれど、最低最悪のときでも、古館氏のような「正義の味方」にはなれなかった。
規模の違いで「価値判断が変わる」と思っている。国の運営が「庶民感覚」だけで事足りるなら『政府』などいらないだろう…
ゲストで呼ばれた大田経済担当大臣(民間登用)
建築基準法改正が「誤算だった」と言うけれど、認識は付け焼刃だった。この程度の感覚だと、国の経済を見あまりそう。古館氏と「ええ勝負」と見えましたよ!


一人暮らしになって
080120(日) dogfight
父子とは不器用なもんで、一つ屋根の下に暮らしながらも、会話もない。そのくせ、住み分けをしている。
末っ子は同棲を始め、既に半年、事実上の一人暮らし。3月には籍を入れるそうで、その後は名実共に「ヤモメの一人暮らし」になる。これが、結構「生活の変化」をもたらせている。
二日に一度洗濯していたものが「4日に1度」でよくなった。冬の間は、室内干しで2日は掛かる(我が家に乾燥機はない)。このため、衣類は6セットが必要になった。

ゴミ出しも、週2回から週1回でよくなった。見事に半減です。私は自炊、末っ子はホカベンが多かったのですが、ホカベンのパッケージも馬鹿にならぬ量があったのだろう。

冷蔵庫が満タンになることはない。そんなことをすれば『無駄』の象徴になるだろう。

掃除は末っ子の役目であった。
綺麗好きな子供に比べ、私は苦手です。気をつけて掃除を掛けるのですが、末っ子ほどに綺麗にはならない。ただ「うすら汚れた部屋」って、生活感があって好きです。息子が知ったら怒るだろうな…


減築と耐震化
080121(土) dogfight
阪神淡路大震災の13回記念日に、既存建物『耐震補強』をNHKが特集していた。
児童(生徒)数が減少する中、校舎の耐震補強を迫られる現状が紹介されていました。耐震補強には思わぬ費用が掛かる。ならば『空室まで補強する必要はない』と言う発想が出てきた。
紹介された事例は、4階建校舎の4階を撤去して『3階建て』にしたものです。1層分の負担消えたわけで、それだけ建物強度に余力が出てきます。だから、新耐震基準に整合させるのに『僅かな補強で済む』と言うものです。

問題は、昨年実施された「基準法改正」です。
世に現存する建物は、全て『既存不適合』と言う名の〜違反建築物〜にされてしまいました。違反建築物は如何なる対応をしても『違反建築物』と言う原則がある。まして、既存不適合建物の『構造をいじる』ことはご法度になっている。
今後、減築を耐震補強の手段として活用することは許されるのであろうか?
きっと、柔軟な建築基準法運用がなければ不可能ではないだろうか…


三隣亡
080122(火) dogfight
昨日はろくでもない日であった!
朝起きるなり、充電器のコンセントへの差込金物を踏んでしまい、足の裏を2cmほど切ってしまった。その後、6時半に家を出て「雪のあまの街道」を歩いてから、朝一の打合わせ会場に向かった。
朝一の打合わせを終えて事務所に帰ったのが、15時半。
20枚ほどの写真を添付した、一通のメールが私を待ち構えていた。「1合枡に1升は入らぬ」と言うことを、何度も説明しているのに、どうして理解してもらえないのだろう。私はどっと疲れが出た!
世間は、私の職業を「土建屋」と及び、あたかも低俗な職種と思われがちですが、おそらく、世界最古のハイテク産業であろう。ジャスト・イン・タイム方式は、トヨタが作ったと思っている人が多いが、建築の世界は数千年前からジャスト・イン・タイムであった。

このクライアントには、もう一度説明をしようと思う。でも、それでご理解をいただけないのなら、この仕事はご縁がなかったと辞退するつもりです。


忘れ物
080123(水) dogfight
昨夜のこと…

今夜は、鶏肉で鍋をしようと、美味しい肉を買い求めました。
家へ帰る途中に友人に電話を入れました。これが運の尽き!で、「呑みに行こう」と言うことになりました。友人は、HPで私の屈託を知っていたのです。
  〜〜最初の店で、鶏肉を冷蔵庫に入れてもらいました〜〜

次の店で、友人のカラオケの最中
突然、思い出しました
  「鶏肉を忘れた!」
唄っていた友人は、笑い崩れました
その理由を聞いたママさんも笑い出して止まらない

結局、全員が「腹がいたい」と叫びながら笑いました 。折角の鶏肉は失いましたが、屈託も吹っ飛びました 。いい「忘れ物」でした!


官製不況再び
080124(木) dogfight
昨年行われた建築基準法は、GDPを0.6%押し下げる「官製不況」を招いた。
この状態は今も終息しておらず、本格的な不況は「これから」と言われる(080117NHKニュースより)。何故なら、建設業界は、最大の裾野を持つ産業で、あらゆる分野の需要に影響を与えるからです。
ところが、この傷口が塞がらぬうちに、新たな『官製不況』が起きようとしている。それは、建築士法の改正です!

昨年の失敗は、周知期間や習熟期間を無視したからです。
法施行日だけが決められていて、改正内容の決定が遅れ、施行日前日ですら「内容不明」なことがあった。更には、分かってきた内容が「極めて非常識」であったことが、混乱に拍車をかけた。聞くところに寄れば、現場などまるで知らない官僚が「机上の空論を法律にした」と言われる。

建築士法の改正も同じ道を辿っている。
改正は、数度に分かれるが、施行日は決まっている。変えることも分かっているが「どう変わるのか?」は未確定。もう一つ分かっているのは『昨年以上に非常識』なことである。今日から数回分けて問題点を挙げていきます。
●消費者保護を目的として「特定住宅瑕疵担保責任の履行」義務付け
 ・住宅瑕疵担保責任保険法人の指定(2008年4月予定)
 ・保険契約に関する住宅の紛争処理体制の整備(2008年4月予定)
 ・保険や供託の仕組みを活用した資力確保の義務付け(2009年10月)
消費者保護が法制化されるのはよいことですが、これに要する費用は消費者負担になる。設計上の瑕疵が不明確であるが、これにも触れることになるだろう。何れにしろこの改正で「資力のないものは廃業」間違いない

今後の紹介で触れてまいりますが、建設業界の縮小を目指しているのではないか?と思われる内容が多く含まれています。


官製不況再び2
080125(金) dogfight
今まで、1級建築士は「オールラウンドプレーヤー」であった。
世の中がこれだけ専門化してきているのに、1級建築士の資格があれば、建築関連は「何でも出来る」ことがおかしいのです。だから「1級建築士の権限」の見直しを図るべきと言う意見が多かった。
この度の、建築士法の見直しではどうなるのか?今日はそれに触れてみます。

●資格の住み分け
設計にも工事にも1級建築士の資格が必要です。今までは「いっしょくた」でしたが、今後は経歴管理が行われ、工事系と設計系1級建築士に分けられ、能力研修が行われる。特に設計責任者となる「管理建築士」の研修が強化されます。
このことはいいことなのですが、小規模の工務店では困ることが多くなるだろう。今までなら、一人の1級建築者で「何でもできた」のに、このように権能が分離されると、設計施工での受注ができない組織が増えることになる。
※経歴重視が機会均等を奪うことになる。今までなら、独学でも1級建築士への道が開けていたが、今後は「学歴重視」が打ち出された。弁護士の受験資格に続いて建築士までがこうなるとは…

●あたらな資格
1級建築士が、工事系と設計系に分離されるだけではありません。新たに、
 ・構造設計1級建築士
 ・設備設計1級建築士
この二つの資格が創設されます。
もともと、分離されていなかった方がおかしいわけで「良いこと」と思いきや、驚愕の発想でした。どうして中央官僚(キャリア)の考え方は『非常識』なのであろうか?次回で詳しく見て行きます


官製不況再び3
080126(土) dogfight
1級建築士資格が「総合職」なら、構造設計1級建築士や設備設計1級建築士は「専門職」と考えられるます。1級建築士がオールラウンドプレイヤーであることがおかしいわけで、専門化はよいことなのです。しかし、その認定の仕方がまったく「異常」で、現実を無視したものです。その変化を追って見ます
従来 改正後
1級建築士 施工系1級建築士
設計系1級建築士
(経歴で分離)
1級建築士(意匠・法規)
構造設計1級建築士
設備設計1級建築士
●変わる1級建築士制度
従来の1級建築士を施工、設計に分離することはよいと思うが、これも、一人の1級建築士で切り盛りしていた組織では「設計施工」が困難になる。
次に、設計系の1級建築士が専門別に分離されるのはよいのですが、その分離の仕方が問題です。

 ・1級建築士の受験資格が強化される(経歴学歴の強化)
 ・1級建築士の受験科目の強化(5科目から6科目へ)
これで分かることは、1級建築士をさらに総合職にしようとしている。まあ、この強化を受け入れたとして問題は、構造設計1級建築士と設備設計1級建築士の受験資格です。
両者は、元来、建築の中でも専門職で、総合職試験である1級建築士に挑戦しても、合格率が低い。特に、設備設計では極端に少ない。この分野の仕事は「資格はないが優秀な技術者」で成り立っている。
だから、構造設計1級建築士と設備設計1級建築士は、従来の1級建築士とはまったく別のルートで創設されると思っていた。ところが、国交省が設けた受験資格は「総合職である1級建築士取得後、専門職を5年以上の経歴を持つ」と定めた。もうむちゃくちゃである!

もう一度現実を言うが、構造や設備分野と言った専門分野から、総合職の1級建築士は取得し辛く、この分野での1級建築士有資格者は少ない。私は、43年間(1級建築士になって31年)この職業をしているが、1級建築士の資格を持つ設備設計者を誰も知らない。

考えてみても欲しい!
世の中の一般的な推移は、専門職でスタートし、総合能力に優れた人が「総合職=役員」へ昇っていくだろう。何故、建築士の資格が「総合職⇒専門職」を辿るのであろう?この方式を辿るのは、キャリア官僚くらいだろう(だからそうなのか?)これでは専門職からスタートした技術者に門戸を閉じている。

あたらな資格試験は6月からスタートらしい。11月の制度スタート時点で、おのおの3000名の「構造設計1級建築士と設備設計1級建築士が確保できる」と言うのが、国交省の目論見であるが、まず無理であろう。

●変わる建築確認申請制度
11月から、3階建て以上または床面積5000u以上の建物は、設計系1級建築・構造設計1級建築士・設備設計1級建築士の3者の『法適合確認』がなければ、建築確認申請が提出出来なくなる。
いまどきは、木造住宅と言えども3階建てが主流になりつつあるので、多くの建物が対象と考えてよい。
特に、設備設計1級建築士の不足が予測される中で、法適合確認に必要な3資格者を揃えられる組織がどれだけあるのだろう?おそらく、大手設計事務所と大手ゼネコンに限られるのではないか。
この制度は『建築確認申請が出せない』と言う、全国的なパニックを招くだろう。
秋以降『申請が出せない』と言う理由で廃業に追い込まれる設計組織が無数に出来ることは間違いない。
追記
建設団体が、国交省に再考を求めているがどうなるのであろうか?
そんな中で〜〜1級建築士取得後、専門職を5年以上の経歴を持つ〜〜の交渉に興味がある。
私は管理建築士(設計組織の責任者)を31年行っている。管理建築士は『全ての分野を総覧』してきたわけで、何割かは「実務経験」と認めるべきだとしている。仮に「設備分野として2割を認める」となれば、私は6年の設備設計事務経験を持つことになる。
結果は覚束ないが、受験資格が得られるなら、ダメモトで受験しようと考えています。


官製不況再び4
080127(日) dogfight
建築士法の改正がもたらす影響について、特に、被害を受けるかの盛が高い「設備設計」部門かた、このような懸念が表明されています。
(日経アーキテクチャ・メルマガより)
設備設計事務所の建築士事務所としての登録状況を都道府県別に調べた日本設備設計事務所協会は、2007年12月、設備設計一級建築士などを定めた改正建築士法や専門資格者による法適合確認を求めた改正建築基準法の施行がもたらす影響について追加調査した。アンケートからは、設備設計を担う技術者の悲痛な叫びが聞こえてくる。その一部を以下に紹介する。回答のなかで最も目立ったのは、制度自体に問題があるという批判だ。なお、意見を寄せた設備設計事務所の所在地をコメントの後ろにカッコで表記した。
ベテランでも異分野のチェックは無理
30年の経験を持つ電気設備設計者でも空調や給排水設備の設計内容をチェックすることは難しい。その逆も言えるだろう。改正建築基準法では、それを設備設計一級建築士という一級建築士を基にした資格者に求めている。相当の無理がある。(九州)
中小規模の建物にも目を向けよ
法適合確認を求めない3階建て未満、床面積5000m2以下の建物の設計の質が確保できるのか疑問だ。二級建築士を持つ建築設備士に設備設計二級建築士のような資格を付与して、規模の小さい建物の設計品質を担保する仕組みがあってもよいのではないか。(東北)
誤解を招く
設備設計では建築基準法のほかにも電気事業法や電気設備技術基準、消防法など様々な法令や規則を満足する必要がある。設備設計の法適合確認が建築基準法を中心とした一部のルールのチェックに留まるのであれば、一般の発注者には誤解を与えかねない。発注者は設備設計一級建築士が法適合確認していれば、法令などを完全に満たしていると判断してしまう恐れがあるからだ。(東北)
天下りを助長
新しい資格をつくっても、国土交通省の外郭団体などに流れる金が増えるばかりだ。天下りを助長するだけではないか。(九州)

制度移行時、資格の不正取得や名義借り、それらに伴う弊害が発生することを懸念する意見も目に付いた。
情報開示が進まない
設備設計一級建築士になるために、建築設備士は一級建築士を受験しなければならない半面、一級建築士であれば実務経験と講習などで設備設計一級建築士を取得できる。その結果、法改正前と同様に本当の設備設計者は発注者の前面に出ることが難しくなるだろう。これでは、発注者やエンドユーザーに正確な情報が伝わらなくなる。(関東)
“ピンはね”の温床に
設備設計者には50代や60代の高齢の人が多く、生活に追われながら仕事を進めている。こうした人たちが一級建築士の資格に本当に挑戦するのだろうか。意匠設計者が実務経験などを偽って無理に設備設計一級建築士の資格を取得するようなことになれば、設備設計業務は“ピンはね”の温床になりかねない。(北陸)
現状でも名義借りの疑いが
建築士事務所登録をしている設備設計事務所には名義を借りているようなところが少なくないとみる。そうしたなかで、新たに建築士を採用して事務所登録をするような会社は増えていかないと思う。(北陸)


官製不況再び5
080129(月) dogfight
以上、建築士法改正に伴う「官製不況」の恐れに触れてきた。
主に、内部の意見を紹介してきたが、クライアントにとっても
 ・設計事務所探しが困難になる
  ⇒名義貸しが横行すると思うので、責任が曖昧になる
 ・制度改正に伴う「負担増」はクライアントに転化される

昨年の改正(建築基準法)で、建築確認申請の提出が「大変になった」が、今年の改正では「建築確認申請が出せない」事態が予想されている。〜法適合確認ができる3資格者がそろっている組織が1軒もない〜そんな「空白の都道府県」ができる可能性すらあります。このような地域では、3階建てマイホームを建てるため、申請の出せる設計組織を求めて他府県に行くことが予想できる。
もっと突き詰めれば、型式認定で対応できるプレハブ住宅以外は困難になるのではなかろうか?これは、地方の圧迫(地元工務店の苦境)が起きることだけは間違いない。
うがった見方もある
GDPに占める建設産業の割合は低下してきているのに、産業人口は低下しない。従業員10人の会社が倒産すれば「10社ができる」と言われる業界で、産業人口が流動しない。
業を煮やした国は、強制的に「産業の転換」を図るため、2年続きに改正に出たのではないか?
何れにしろ、雪崩を打ったように「廃業」が続くだろう…


マナーとモラル
080129(火) dogfight
生活に困窮した数年前。最高の贅沢が「回転寿司」でした!
あれ以来、私はすっかり回転寿司が好きになりました。

先日のこと、ある回転寿司の店。それは信じられない光景でした!
親子連れの客。子供はもう満腹で退屈らしい。そこで…
箸箱から、百膳ほどの箸を取り出し、まだ親が食べているテーブルの上に並べ、積んだり崩したりして遊びだした。親は注意しない!!!
  (なんでやねん)
帰るとき、子供がその箸を、箱に戻しだした。
それを見ていた店員、注意も交換もせず・・・
次の客が座った
  (信じられヘン)
もし、赤の他人がこんなことして、あなたは「その箸」を使うだろうか?
もう日本は終わりやね・・・
何で注意せえへんのかって?だって、まだ死にたくないもん

竜神温泉へ行ってきました。
帰りは、田辺市へ下り、以前から行きたかった「天神崎(写真)」へ足を伸ばしました。
天神崎は、ナショナルトラスト運動の発祥の地。海中生物の宝庫です!
でも…そこに見た風景は悲しかった。
写真に写る沖合いの人々。自然保護に共鳴してきた人たちではなく、釣り客ばかりです。
   散乱するゴミ
数十年の歳月をかけ、血のにじむような運動を繰り広げたこの地。でも、釣り人には「関係ない」ようだ


わが国から、マナーもモラルも消えたのか・・・


大阪府知事選
080130(水) dogfight
本命不在と思われた大阪府知事選。開票してみれば自民党府連の推薦、公明党府本部の支持を受けた無所属新人の弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)が圧勝となりました。
   ◆大阪知事選確定得票
 当1,832,857橋下  徹 無新
    999,082熊谷 貞俊 無新
    518,563梅田 章二 無新
     22,154高橋 正明 無新
     20,161杉浦 清一 無新

大阪府は、再建団体寸前の財政状態。とてもじゃないが「福祉ばらまき」など不可能な状況なのに、熊谷・梅田両候補は「甘い言葉」が多かった。
一人「財政危機」を訴えた橋下候補を私は支持したのですが、38歳と言う若狭を危惧する声も多かった。

当選した次期橋下知事は「国との対話」を掲げており、他の2候補より現実的であったと思う。
何れにしろ「死に体」に近い大阪府の再生は楽ではなかろう。野にあった頃は「言いたい放題」であったが、それを実行に移して欲しいと願う府民は多い。
------------------------------------------------たのんまっせ!


名ばかり管理職
080131(木) dogfight
マクドナルドの店長が「管理職とは名ばかりだ」として、残業代を払うよう提訴していた。
判決は「経営側の都合だけで、名ばかりの管理職を増やしてはならない」と言うことで「過去2年分の未払い残業代など約755万円」を支払うよう命じた。
〜〜時間外労働や休日出勤について労働基準法は、会社に割増賃金の支払いを義務づけているが、「監督・管理の地位」にある者には適用されない〜〜この規定を利用して「管理職」を粗製濫造しているチェーン店が多い。

マクドナルドの事例をマスコミ報道から見ると
 ・2ヶ月間一度も休みがない。同一日に2度勤務の日もある
 ・厚生労働省が「過労死認定基準」としている残業時間をはるかに超えている
これに対してマクドナルドは「残業時間が長いのは、管理者能力に欠けるから」としている。
これだっておかしいではないか!
管理能力がないというなら、企業責任を全うするためにも、管理職を解任すべきであろう。
管理職だ店長だと言いながら「店独自のイベント」を企画する権限もなかったそうで、やはり『名ばかり管理職』と言われても仕方がなかろう























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