元dogfightのぼやき
2007年12月
エッセイ&コラム

偽装の1年千年前の砂防施設大楠公の生業納骨ネット社会が変えたもの新制度と賞味期限波乱万丈田上山丹波篠山グルメ旅法治国家地球温暖化15000歩菩提樹橋下氏出馬喪中葉書NPO元年今年最後の鳥取へプリンター古巣でのクリスマス何で今頃?土の道多数決と決断車椅子と狭山池北向きの鬼瓦イベリコ豚基準の変遷今年もありがとうございました


偽装の1年
071201(土) dogfight
なあなあ・・・
もう12月やん!早いなあ

昨年は、建物の「耐震偽装」で揺れた。
今年は、食品偽装が「これでもか」と表面化
 ・製造年月日や賞味期限の偽装⇒「北海道:白い恋人」や「伊勢:赤福餅」「吉兆」「マクドナルド」
 ・生産地偽装⇒「比内地鶏」「宮崎地鶏」「吉兆:但馬牛」
 ・原材料偽装⇒「ミートホープ」
これだけ出ると『まともな食品はあるのか?』と思ってしまう

政治の世界でも「偽装」が多いね!
年金問題に防衛問題。民主党の追及も、自作自演の「偽装」も?
私も今日は「偽装」です。「なにを?」って、それは秘密です。
あまの街道を歩いてその足で出勤します


千年前の砂防施設
071201(土) dogfight
明日は滋賀県で行われる「土木学会文化講座」と歴史的砂防施設&石山寺千年紀探訪・プログラムA+Cプログラムへ参加します。

朝5時起きの参加で、更に「登山」つきです。おいらの足は大丈夫やろか?

案内に寄れば、充分に昼食時間が取れないかもしれないと言うことで、簡易な弁当の用意を促していました。

サンドイッチの食材を買い求め、野菜たっぷりのサンドイッチを作りました。
ちょいとつまみに唐揚を。でもこれは既製品。酒は遠慮しました

あはは・・・
まるで遠足気分です。私は子供のようにわくわくしています。

夜になって風が強くなり、気温も下がってきました。明日は「木枯らし」かも

しっかり目覚ましをセットして、朝起きたら熱いコーヒーをポットに詰めれば「準備完了」です。さて?どんな口座になりますやら・・・


大楠公の生業
071203(月) dogfight
足利の大群を迎え撃った楠正成
成算のない戦いの動機は不可解であるが、その戦費の話になった。河内の豪族に過ぎない楠正成が、あれだけの継戦能力を支えた「経済力」は何であったのか?

楠正成の支配地は、今の行政区分で言えば、大阪狭山市(わが町)・富田林市・河内長野市などです。河内の国の物資の集積地は河内長野。ここで集められた物資は、石川(大和川)〜河内湖〜淀川の水運を使って京に運ばれた。この水利権を握っていたのが楠一族。
河内長野に集積された物資で最も高価なものが「水銀」。水銀の産地は、丹生津姫の名で知られる和歌山県「天野」です。紀伊峠を挟み隣同士です。どうも、水銀売買が最も収入源だったらしい。
更に、楠正成は「盗賊業」もやっていたのではないか?警察権等ない時代です。力こそ全ての時代、豪族=盗賊であったであろう

こうなると分からない。正業で「水運業と水銀」を持ち、裏家業で盗賊。これなら普通は「時の権力者」になびくものなのですが…
楠正成は何に「へそを曲げた」のでしょうか?

これは、先日の「西高野街道」を歩きながら、ガイドさんと話し合ったことです。
河内湖
http://www.osaka-udce.or.jp/bridge/chap1/11/opmap.htm
今の大阪市街地は湖底であった。淀川、大和川による堆積で徐々に範囲は狭めていたが、本格的に陸地化するのは「太閤の干拓」による。大阪駅がある梅田は、明治時代初期まで湿地帯であった


納骨
071204(火) dogfight
家内が亡くなって3年以上になります。世間では、3回忌を目処に墓を作るそうですが、私はどうも…
悪戦苦闘していた商売のほうは、何とか「水面近く」まで浮上してきましたが、まだ「墓を構える」までの余裕がもてません。せめてどこかのお寺に納骨をと考えることが多くなりました。

高野山普賢院に江戸時代から納骨しており、ここのお世話になろうかとも考えたのですが、私のふるさとと、結婚に際して悶着があり、ご先祖様と同居では、家内の居心地が悪そうです。
宗派を問わず受け入れている、大阪天王寺の「一心寺」も考えたのですが、商売上手がどうも気になる。納骨と言っても、ここではお骨を粉末にしてして仏像の一部に使うため、固有の骨が残るわけではない。

私の気持ちも揺れている。
骨になったとはいえ、いつも傍にいることで安らいでいる自分がいる。納骨を考えながら「傍におきたい」気持ちが、いまだ消えない。
追記
こんなことを思い悩んでいるとき、長男から電話があって「墓を作らないか」と言われた。
息子の協力があれば墓は作れそうであるが、息子は「転勤族」で永続性に問題がある。悩みは続きそうだ…


ネット社会が変えたもの
071205(水) dogfight
 再生巨流(楡 周平著)新潮文庫

楡 周平氏の作品を読みました。
氏の作品は「ハードボイルド」が多いのに、この作品は「経済小説」です。
左遷されたやり手社員が起死回生の「新規事業」を提案し、掟破りをしながら実現にまでこぎつける感動作品です。ハードボイルドなどまるでなく、見事なまでに理詰めで展開される。
登場するのは、物流業界・通販業界・大型店舗に押される「町の電気屋さん」・年寄り夫婦の生活…

鳥取出張のバスの中で一気に読んでしまいました。思わず「うむ〜」とする作品です。
作品を読んで、インターネットの普及で「流通ルートがカットされていく」プロセスが見事に描かれています。まさに産業地図が「塗り替え」される様がよく理解できました。
追記
バスが中国山脈へ近づくにつれ「車内が冷えて」いく。外は雪!寒いはずだあ〜


新制度と賞味期限
071206(木) dogfight
新制度に挑戦していた「建築確認申請」
ついに許可されました。懸念されていた「適合性判定」も20項目ほどの指摘(これはとても少ない)が1度あっただけでした。これで、新制度に対応した5%の仲間入りです!

おかしなものですね!
今年の春先、もう「自分の賞味期限は終わったのではないか」と真剣に悩んでいたのですが、新制度に挑戦する機会を与えられ、賭けてみる気になりました。
現実は厳しいもので、何度も制度の壁に跳ね返されながらも、お盆過ぎに事前チェックをパス。よくここまできたもんだと思う。
自分の体験を同業者に伝えようとするのですが…聞く耳を持たぬ人や、無関心の人が多い。
先日も同業者の図面を見る機会がありました。「この図面では事前審査はパスできんやろな…」と感じました。まだまだ新制度を「甘く考えている人」が多いですね!おかげで私の賞味期限はまた延びそうだ


波乱万丈
071207(金) dogfight
私の40代。鼻持ちならぬ自信家であった(だろう)…
そんなときにボランティア活動をしていたのだから、今なら考えられないことであった。
大阪ボランティア協会のリーダーから「ボランティは太く短くでいい」と言われたことがきっかけでした。
ようは、ボランティアは「できる人が・できる時に・できることをすればよい」と言うことだ。この考えは今も変わっていない。

NPO法人を立ち上げたが、根本はボランティアです。
活動に効率を求めてはいけないし、点数を付けるべきでもない。そう私は思う
100人集まれば「100の考え方」があると思った方がよい。
意見統一はボランティアに必要だろうか?それぞれが「違う」ことも認めあれば協力できる。
回り道でよいと思う
   ・・・
なんかなあ〜
波乱万丈は「私の憑き物」だろうな
そんなことを、自分に言い聞かせながら、これを書いている・・・


田上山
071208(土) dogfight
2日の日曜日、滋賀県で行われた「土木学会文化講座・歴史的砂防施設&石山寺千年紀探訪」へ参加してきました。

田上山・鎧堰堤

集合場所石山駅

湖南アルプス登山口

天神川にそって新旧の堰堤が見える

この地域は風化花崗岩

ここから山に入る

堰堤の上はこのような広場に

目的地は「田上山にある鎧堰堤」です。
石山駅からバスで、湖南アルプス登山口まで。そこからは歩きです。
『田上(たなかみ)の山』と呼ばれるのは、太神山を主峰とする5つの山を含むエリアを指します。

田上山の歴史は古く、奈良県明日香村の藤原宮の造営に田上の木材代が切り出されています。その後、平城京・平安京造営に建材を提供。江戸時代に、伐採禁止が言い渡されたときは、時既に遅く『東西1里半・南北1里、田上の山に1本の木もなし』と言われるまでの禿山となりました。

木を失った山は、洪水の原因となりました。明治政府は、この山の治水治山に取り組みました。それは今も続けられています。その足跡を見学にまいりました。

天神川にそって、紅葉を楽しみながら歩く。
治山治水の戦いを示す「堰堤」が次々に姿を現す。
ちなみに、高さによって呼称が変わるそうです。
5m以下:底固め
5m以上15m以下:堰堤
15m以上:ダム
ここ、田上山にはダムはないそうです。

いよいよ、鎧堰堤に向かいます。
天神川の飛び石をわたり、右写真の巨岩脇の道を登ります。
ここから、鎧堰堤まで800m(東海道自然歩道に指定されていて、国土交通省によって整備されている)の胸突き八丁です。
整備されているとはいえ「岩場を登る」ことに変わりはない。手摺などなく、時には四つんばいで前進。
滝のような沢にそって登るのですが、そても風景を楽しむ余裕がない。

翌日、太腿が筋肉痛。
体をリフトするのに普段使わない筋肉を酷使したことが分かる。

募集80名に対し参加者は20名ほど。数は少ないのですが、落伍者はいないどころか、主催者側が予定した時間より、大幅スピードアップ。
やはり「足に自信」がある人が参加したようです。

堰堤の目的は「土石流を止める」ことにある。
鎧堰堤はその役を立派に果たした120年前の施設です。
まるでサッカー場のような広がりがあります。
ここが一面の禿山だったのかと、感慨もあたらでした。

今は松が主ですが、表土作りの使命を終えて、今後広葉樹に転換していくそうです。
この後は、国土交通省の展示施設「アクア琵琶」を見学。最後は講演会でした。
この講演会、とてもよかったのですが、それは何時か別の機会でご紹介します。


丹波篠山グルメ旅
071210(月) dogfight

『美味いボタン鍋を食べよう』と仲間を誘いました。
上:夕食/下:朝食

ボタン鍋なら「丹波篠山」だと、自動的な思考で、決めました。私の頭の中では、篠山市内の何処かで食べようと考えていたのですが、仲間が見つけた民宿で牡丹鍋を頼んでしまった。結果的に、これが大正解!冒頭の写真となった。
ちょっと雰囲気が違うことにお気づきなら「通」です。
シシ肉は、中国山脈で「箱獲り」された天然のイノシシです。〜シシ肉は臭い〜と言うイメージがあったのですが、本物を知らない浅知恵でした。
鉄砲で仕留めたものは血が回って臭くなるそうですが、箱(わな)で捕ったものはそうはならない。また、人里離れたところで、ドングリや自然薯で育ったものは臭いがないそうです。
朝取りのシシ肉を、冷凍しないまま「手切り」したものがこの写真。
ボタンのように見える肉は、白身を接着剤でつなぎ合わせて冷凍し、機械でスライスしたものだそうです。

これぞ「本物のシシ肉」なのです!
白身は脂肪ではなくコラーゲン。その証拠に「鍋に油が浮かない」のです。もっと白身の多い「ロースのしゃぶしゃぶ」はもっと美味しいそうです。こちらは送ってもらうことにしました。

民宿のご主人は「こだわりの人」
ボタン鍋の味噌は自家製。野菜類(主に根菜)も自家製。干し柿のてんぷら、丹波地鶏の卵、黒豆、ぜ〜んぶ「自家製」です。
シカ肉のタタキもいただきました。こちらも臭いはありません。本物は美味いゾ〜!
追記
ご主人は、酒もこだわりの人で、冷蔵庫から全国の地酒の新酒が続々出てくる。しっかり出来上がりました!酒が回って9時前にjは爆酔。目が覚めたの朝食(8時)の20分前。濁り酒がよく利いたみたいだ!

朝食は、昨夜の鍋で「雑炊」
シシ肉の出汁が利いて絶品です。ヤマノイモのとろろ、自家製ヨーグルト、自家製豆腐の味噌汁、野菜・タマゴ・鮭の盛り合わせ、自家製漬物。もう満腹です。
1泊2食付(酒代は別)13000円。街中で冷凍肉のシシ鍋を食べても5〜6000円もするのでこの料金は安いよ


丹波焼きの郷から、立杭の街を見る。登り窯があちこちに…
何せ、グルメ旅が目的なので観光はお座なり。ろくに写真も取っていない

昼に、篠山へ着いた。
この日(8日)は、ホコテンでイベントをしていました。いきなり、シシ汁を振舞われた。ラッキーです!

ボタン鍋のほか、鯖鮨を食べるのも目的です。篠山名物「鯖鮨と箱鮨」を堪能です
  鯖鮨と牡丹鍋
目的を達してしまうと、翌日の目標がない。
ご主人に相談したら「丹波焼きはどうか」と言う。送っていただけるとのことで、立杭まで15kmの道のりをお願いいたしました。
窯元見学をした後、丹波伝統工芸公園「立杭・丹波焼きの郷」へまいりました。

立杭は、日本六古窯の一つです。今も、60あまりの窯が稼動しているそうです。

ここで「グルメ旅の仕上げ」です。
丹波篠山に名物は多い。鯖鮨・箱鮨・シシ肉・ヤマノイモ・・・最後は、蕎麦です!
濃い目の出汁に、鶏卵・ヤマノイモとろろ・刻みネギ・わさびを入れて蕎麦を食べる。中国山脈に広く伝わる蕎麦の食べ方です。

これで「丹波篠山グルメ旅」は仕上がりました。
なに?写真って…あはは、撮り忘れました
  ご馳走様


法治国家
071211(火) dogfight
薬害エイズに続いて、薬害肝炎が問題になっている。それは…
汚染された血液製剤「フィブリノゲン」でC型肝炎に感染した疑いが強い418人のリストが放置された問題で、厚生労働省のあり方が非難されている。C型肝炎は肝硬変から肝臓ガンになる可能性が高く、死に至る人が続出している。

厚生労働省の職員2名が「厳重注意」と言う処分を受けたが、それは「文書管理が杜撰」と言う理由で、患者に告知しなかったことが問われたわけではない。放置すれば死に至る可能性が高いわけで、官僚の責任は重大です。では、それで処罰できるのか?現行法規では「告知義務」は明記されていない。日本が法治国家である限り、残念ながら、官僚に「業務上過失致死」を問うわけには行かない。官僚に対する非難は、マスコミによるモラルに基づいたものでしかない。

私が不思議に思うのは、薬害エイズが表面化したときに、何故「告知義務」を付加した規則に改正できなかったのであろうか?誤りが分かれば「直ちに改める」ことこそが政治のあるべき姿であろう。


地球温暖化
071212(水) dogfight
地球が温暖化していることを否定する人はいないだろう。
しかし、その原因がCO2とする意見には異論も多い。何故なら、産業革命以前にも、地球は温暖化と氷河期を繰り返しており、CO2が増えていないのにも関らず温暖化した時代があるからです。

先日の土木学会のイベントで、テレビ朝日のお天気キャスター氏の講演がありました。
平均気温が2℃上昇すれば、大阪の気候は「種子島と同じ」になるそうで、僅かな気温の変化でも大きな影響があるもんだと驚きました。温暖化が原因と思われる「異常気象」が頻発。しかし、温暖化のモデル化でできておらず、予報が当たらなくなっているそうです。
追記
野鳥の「渡り」ルートは日本海沿岸に沿って移動するのが普通でしたが…
この数年、わが街でも珍しい野鳥に出会うことが増えました。これは「渡りルートの南下」が原因です。でも、温暖化が進んでいるのなら、ルートは北上するはずです。なんでや?
中国を原因とする「越境汚染」が、野鳥の南下を招いているとしたら大変だ!野鳥の問題は、何時か「人」への影響として表面化するだろう


15000歩
071213(木) dogfight
万歩計をつけて約1ヶ月。感覚的な数値ですが、1万歩に満たなかったのは1割程度。2万歩を超えたのは2割くらいか…「平均15000歩」と言ったところです。歩幅60cmで換算すれば9km。
車を使わない(車の運転が出来ない)ので、普通の人より多いかもしれない。ただ、これでもまだ運動不足です。
これから冬に向かい、夜明けが遅いのですが、気温から考えれば「歩きやすい」季節です。
あわせて「野鳥の季節」歩くのも楽しみです!
春までに「体重5kgのダウン」を目指して、頑張るべえ
家を出るときに万歩計をつけるのですが、何処にもよらずに事務所へ向かうと、3450歩前後で到着します。誤差は10歩程度で、歩幅って案外正確なんだと驚きます。


菩提樹
071214(金) dogfight
写真は菩提樹です 。
葉の中央から『実』をつける変わった木です。
この写真はあるお寺で写したものです。お釈迦様にゆかりの木だけに、お寺に多いのでしょう。
わが国では、インド系と中国系の2種類があるそうですが、私には見分けがつきません。

名曲『菩提樹』はウイーンの森で書かれました。
今もその木はあって、ひっそりとたたずんでいます「案外小さい木だ」と言う印象が残っています。ちなみに、ヨーロッパの菩提樹は、上記2種と違うそうです
お釈迦様は菩提樹の下で悟りを開いたそうです。
私は・・といえば、悟りとは程遠く、家内のお墓をどうしようと悩んでいます。
墓地を購入すると、立派な墓石にまでお金がまわりそうもない 。簡単な石に墓碑だけ刻み、菩提樹を植えようか…


橋下氏出馬
071215(土) dogfight
まったく不人気だった太田知事は出馬を諦め、各党の候補者が決まってきた。
そんな中で、マスコミで人気の橋下弁護士が自民党推薦で出馬表明しました。
まだ、マニフェストの発表はなく、希望を述べたに過ぎない。型破りの弁護士で、過激ではあるが芯のある発言が目立つ。それだけに「野にあったほうが良かった」のではないかと、私は感じている。

一方、共産党推薦の庶民派弁護士氏。私の地元に在住だそうですが、マニフェストをチラリと見ただけで「マユツバやな」と思った。
 ・健康保険料免除枠の拡大 ・高校授業料の値下げ
ただでさえ「再建団体」寸前で、府民に負担を求める決断が必要なときに、財政的裏付けのない「飴」ばかりをならべる手法はどうであろうか?

民主党は大学教授氏の担ぎ出しを画策中のようです。
美濃部都知事・黒田府知事…日本を代表する都市の政治が停滞したときの「学者知事」を思い出す。実務、実社会を知らぬ学者や官僚の政治はどうもなあ〜
党利党略ではなく「大阪府民」のためになる政治をお願いしたいものです!
追記
佐世保のスポーツクラブで「銃の乱射事件」がありました。まるでアメリカ並みになってきました。いやな時代やな〜
関係のない追記
馬肉の赤身に脂肪を注入して「霜降り肉」としたことが問題になっている。
  うふふ…
  今頃、鮨屋はパニックだろうな!
リーズナブルな価格のお店で提供される『ネギトロ』はこれと同じです。
「家庭でもできる」と紹介されている簡単な工夫で「マグロのせせりにサラダオイルを混ぜればトロとそっくりさんが出来る。これにネギを入れて、細マキにすれば「安価なネギトロ」の出来上がり!
客も承知の「お店の工夫」ですが、馬肉が詐称なら、これも立派に『詐称か?』議論が出そうだ
あまりに厳密にすると、世間が狭くなる。詰まらんことですな


喪中葉書
071217(月) dogfight
今年は喪中葉書が多かった
先日届いた喪中の通知。 私がまだ30代、事務所経営も万全でない頃に、お世話になった方です。
  亡くなったのは奥様(こちらがクライアント)で、私と同じ年の60歳。
ご主人はお医者さん。奥様は若くして卵巣癌の手術をしており、子供ができないことを承知のご結婚だったそうです。
亡くなった家内が、出産のストレスから癲癇を発症したとき、約10年にわたり治療をお願いした先生です。

月並みの喪中葉書ではなく、思い出が面々と書かれた書面から、先生の思いが伝わってきます。
私も、家内の喪を知らせる葉書に「思い出」を書き連ねましたが、そういう喪中葉書が増えてきましたね…


NPO元年
071218(火) dogfight
NPO法人あまの街道が認証を受けたのは今年3月。
今年挙げた「成果」は、当初の予想より遥かに大きい。
会員数は、初年度にして95名となった。これは大阪府下有数の規模だそうな!
先日も「その秘訣は?」と、市の職員氏に尋ねられましたが、私自身が驚いていて、秘訣などある筈もない。

そもそも、あまの街道へのめり込んでいった分けは「自分を正常に保つ手段」であった。
家内の突然の死に端を発し、大口の債務不履行、ニート問題の表面化、自己破産、これでもかと押し寄せる苦難に、何度「後追い」をしようかと思ったことか。そんな気持ちを追い出す手段が「自然への傾倒」であった。その延長上に、NPOがあったに過ぎない。だから、とても「自慢」できるものではない
もう1年を振り返る季節になったもんだと思う。
NPO活動に傾倒した1年であったが、一方で仕事も「とても忙しい1年」であった!
10月決算の私の事務所では、決算報告書の作成も大詰めになっている。資本金(1000万円)を割り込んだ「債務超過」状態は今年度で解消。予想通りに推移するなら、新年度で累積会計も「黒字転換」になるだろう。
会計事務所からは、今の「高卒初任給並み」の年収ではだめだと言い渡された。ボロアパートで一人暮らし、ささやかではあるが年金をもらうようになれば、今更年収が増えてもなあ〜


今年最後の鳥取へ
071219(水) dogfight

2週間に1度の鳥取。鳥取駅前でのホテル建設ですが、年が明ければ「上棟」の予定で、もうここまでできました。
昨日、今年最後の鳥取へ行ってきました。前夜は風邪気味で熱もあり心配でしたが、日本酒3合で風邪は吹き飛びました。

鳥取へは経費節減もあり、往復高速バスです。
大阪難波OCATを出ると、宝塚、西宮で止まって、後は鳥取へ。鳥取市内で3ヶ所止まり、鳥取駅前が終点です。この日は往復とも「ケッタイなこと」があった。

まずは往路
鳥取市内のバス停で降りた乗客(オバハン)が、ばあ様とであった。そのばあ様は駅前まで行く予定だそうで、普通のバスを待っていた。ところが、オバハンは高速バスの運転手に「駅までの乗せてって」と交渉。同意を取ったまではいいのだが…オバハンとばあ様は「延々と世間話」を始めた。業客はイライラ。オバハン恐るべし!
復路では
鳥取市内のバス停で、乗客の一人が突然「下りる」と言い出した。運転手は呆然!
あれは何やったのか?

不思議なバスの旅でした


プリンター
071220(木) dogfight
この1年で、OA機器を随分入れ替えた。
次々と寿命が来た、あるいは寿命が来て停止していたもので、
 ・パソコン3台
 ・A3レーザープリンタ
 ・A1フルカラープロッタ
これだけに留まらず、年も押し迫って…
頑張っていたA3カラープリンタもついに「縦縞が入る」ようになり、鮮明な印刷ができなくなった。そこで、買いに行ったのですが…
  キャノンとエプソンが2大勢力
かつては、キャノンで揃えていた出力機器だが、今はすっかりキャノン嫌い。
今回もキャノンを進められたが、やはりエプソンにしました。その理由は「キャノンならキャノンのカメラと直接繋げる」と言うキャッチフレーズ。
キャノンには『キャノンならどのカメラとも繋げられる』と言う発想がない。技術の普及より「自社製品の差別化」が露骨なのだ。私は、どうしてもこの体質が好きになれない

カラープリンタの接続がうまくいかない。原因までは分かった。その理由は「アンチウイルスソフト」
プリンタドライバーを「ウイルス」と認識してしまう。対策については、ただいま照会中…
関係のない追記
今夜は、古巣「ライオンズクラブ」の忘年例会。年に一度になりましたが、懐かしい友に出会ってきます


古巣でのクリスマス
071221(金) dogfight
昨夜は古巣でクリスマス
もう、見知った人がすっかり減りました。それに、メンバー数も1/3ほどに減りました。何や寂しいなあ…

ゲストはシャンソン歌手さん
そんな中で、シャンソンではなく「我が家のかぐや姫」というオリジナル曲が披露されました。娘さんが生まれ嫁ぐまでを歌ったバラードで、長男を思い出しました(なんでやろ?)

うふふ・・・
この顔で、長男誕生のときに「こんにちわ赤ちゃん」を歌ったもんだ
ちょっと涙が出た


何で今頃?
071222(土) dogfight
国際貢献「洋上給油」を目指す自民党の新法提案に、嫌味の限りを尽くす民主党。
あれほど国会の会期延長を罵倒しながら「会期再延長」になってから、今頃『対案提出』だそうな!
  もう呆れるしかない
 ・洋上給油そのものに反対なら、参院でどうどうと否決すればよい
 ・対案も示さず「自民党非難」だけを繰り返す
これで、本気で「政権担当」をする気があるのであろうか?
今頃になっての対案提出も「これ以上何もしないと民主党に不利なる」といった思惑で、国家利益や国際情勢などまるで頭にない!
  こんなの最低の政党だ


土の道
071223(日) dogfight
昨日、堺市のビッグアイで行われた「町つくりフォーラム」に参加してきました。
フォーラムのパネラーとして参加した川崎市宮前区の区長は、市民協働に触れ「お互いに知恵を出し合い汗をかくこと」と発言。あまりの違いに、今朝の出来事にゲンナリする気持ちでした!
このイベント会場へ行く前に、昨夜、大阪狭山市政策調整室市民協働・生涯学習推進グループから届いた質問に対する解答を書いていました。
もし、行政サイドに「お互いに知恵を出し合い汗をかく」という発想があれば、こんなことで時間を費やすことはなかったであろう。
NPO法人あまの街道の活動は、大阪狭山市に偏っていましたので、これはよい機会でした。
ただ、主催者側も初めてのことで、不慣れな部分は否めません。折角の来訪者も誘導がないため、展示スペースに寄らずに帰る人が目立ちました。
あまの街道の所在地を示す大きな地図。堺市発行のものでした。大阪狭山市発行の地図を使える日は来るのか?ちょっと寂しい気持ちです。

お年寄りでは、あまの街道をご存知の方が多く、皆さんの感想が「あそこは土の道でええなあ」でした。

多数決と決断
071225(火) dogfight
民主主義の原則は「多数決」
それでも「多数の横暴」と言う言葉があるように、少数意見への配慮は必要なのだが…

かつて『革新勢力』が猛威を振るった!
 ・美濃部東京都知事
 ・黒田大阪府知事
 ・蜷川京都府知事
彼らの共通点は「ひとりでも反対があることはしない!」であった。
全体主義国家でもあるまいに『100対0』の意見などあるはずもない。ようは、何も決断しない、何もできない政治となった。終わってみれば「退潮の10年」と評価されている。
単純過半数が乱暴だというなら、2/3あるいは3/4といった決議もある。政治に求められるのは『決断』であろう
今年、NPO設立に伴って、行政と協議(バトル?)することが多くなった。
当方の抗議あるいは要求に対し、拒否回答の根拠に、何時もレアケースを持ち出してくる。これは「「ひとりでも反対があることはしない!」と同じで、行政担当者としての決断を放棄している。

あまの街道の舗装に反対したときも、行政側が示した舗装理由に「車椅子の利用」がある。私は、あまの街道を歩き出して6年目となるが、車椅子利用者に出会ったことがない。
私はかつて、介護ボランティアをしていた。その経験で言えば、緩やかなアップダウンとはいえ、あまの街道での車椅子走行は無理です(パラリンピック選手ならできる…とまたレアケースが出るかな)。あまの街道で車椅子運用をしたいのなら、舗装するだけではだめで、50mほどある高低差を平らにする必要があるだろう。
  そうなれば・・・
ちらほら車椅子利用者は来るかもしれませんが、今までの愛好者は激減するだろう
あらゆる状況で全ての条件をクリアできる・・・そんなことはありえない。単純過半数を求めるものではない。3/4決議でもよいから多数決を求め、行政は「決断」をするべきであろう


車椅子と狭山池
071226(水) dogfight
 昨日の続きです

大阪狭山市最大の史跡「狭山池」、国や大阪府の投資を受けて整備されたのですが…
ハード舗装に平らな道。車椅子使用の条件がそろっているのに、ここでも車椅子利用者に出会わない。行政はこの理由を考えたことがあるのだろうか?

ハード面の理由ならすぐに指摘できる。それは、車椅子で、狭山池周回道路に到達する術がないからです。
 ・南側は一般道にフラットで接しているが、駐車場がない
 ・北側には駐車場はあるは、10mを超える堤防の上に「車椅子で上がる」術がない
お馬鹿なお役人様は「スロープがあるじゃないか!」というだろう。あの、200mを超えるスロープ、それもデコボコのピンコロ石で作られたスロープを、車椅子で上がった人があるのだろうか?あれは「法を守る方便」で作られたものに過ぎず、実用に耐えるものではない。

狭山池をウォーキングする人は多い。
しかし、お年寄りの利用者が極端に少ないことが特徴ですす。理由は
 ・日影がない
 ・道路が硬い
ハードな舗装を嫌って、道沿いの芝生を歩く人が多く、一筋、芝がはげている。
あまの街道と狭山池は「対照的な立地」になっている。
行政は「足して2で割る」ような政策を行うのではなく、住み分けをするべきではないのか
 ・狭山池での「車椅子利用」環境をつくる
 ・あまの街道は「お年寄りが安心して歩ける」環境を整備
まずは、徹底した利用者調査を行い、実態を把握すべきであろう。その後に必要なものは『決断』しかない


北向きの鬼瓦
071227(木) dogfight
鬼瓦は和式建築物の棟の端などに設置される板状の瓦の総称。魔よけと装飾を目的とした役瓦

鬼瓦は一対で作られます。
阿形と吽形です。
写真は「陽」を示す「阿形」の鬼で、人の始まり「おぎゃ〜」と声を上げた様を示しています。
吽形は逆で「陰」を示し、口はしっかり閉じたまま。人の終わり「臨終」を現します。

阿形は南側、吽形は北側の鬼瓦となります。まあ、当然北側の鬼瓦のほうが不気味になります。
昔は、不細工なご婦人を評して
「北向きの鬼瓦みたい」と言ったとか!
(きついなあ〜)


イベリコ豚
071228(金) dogfight
イベリコ豚は、イベリア半島で飼育される黒豚。その美味しさで「世界のブランド」になっている!
飼育法も変わっていて、野で放牧される。餌は「コルクガシのドングリ」

と、ここまで聞いて思い出したことがある。
先日、シシ肉の美味さに驚いたが、イベリコ豚にそっくりな話です。
〜ドングリや自然薯を餌に育った野生のイノシシ〜これが臭いにもなく美味しいシシ肉の条件だそうです。

   そうか「自然は美味しいのだ!」と、納得しました。


基準の変遷
071229(土) dogfight
久しぶりに個人住宅の設計に入っている。
マンションもそうですが、個人住宅になると、特に「トレンドの検証」が不可欠になります。

家具に電化製品をビルトインする傾向が強いのですが、今だけではなく「将来を読む」必要がある。ところがこれがなかなか当たらない。今回の住宅設計により分かったことで、過去の物件の推測で「間違っていたもの」が見えてきた。ご紹介しましょう

□テレビ
 ・テレビが薄くなり「壁掛けサイズ」になる
 ・大型化する
ここまでは予測通りだったのですが、狂ったのは「高さ」です。画面は大型化し、ワイドサイズなったのに、形の変化で一番顕著なのは「高さ」でした。ワイド寸法は将来予測で広く取っていたのですが、高さが収まらないケースが多くなりました。

□冷蔵庫
 ・冷蔵庫の容量が大きくなる
 ・サイズは幅が広くなり、高くなる
冷蔵庫の容量アップは予測通り、高さもそうです。ところが、幅は据置で「奥行きが深くなった」のです。

テレビ・冷蔵庫の幅が抑えられた理由は「買換え需要を重視」したからだと思う。
では、冷蔵庫の奥行きが増えた理由はどうか?これは、システムキッチンの普及に思い至る。
システムキッチン以前の流し台の奥行きは55cmでした。ところが、システム化する過程で、60cm、更には65cmが標準になりました。こうなれば、冷蔵庫の奥行きが55cmである必要がなくなったのです。

基準の変遷は、生活と共に移り行く
関係のない追記
本日で仕事納め。今夜は忘年会です
仕事始めは7日
でも、私は関係なく「仕事」です


今年もありがとうございました
071230(日) dogfight
冬本番になりましたね!
年末年始は「冬の嵐」の予報です。大阪でも雪が降り、最高気温は6〜7℃程度とか、皆様風邪を引かないようにしてください
今年のホームページはこれが最後です。
1年間、ご愛顧いただきましてありがとうございます。
皆様「良いお年をお迎えください」

追伸
大晦日まで働き、ふるさとで正月を過ごします。暦の都合で9連休になった正月休みですが、私はただの3連休になりそうです。























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