忙しくて、10日振りにあまの街道を歩きました。
そこで見たものは、土木グループの対応に失望でした。
10月4日に舗装工事と利用者のアンケートを取ったのに、その結果発表がないまま、舗
装工事だけが終っている。 二度、アンケート結果を知らせて欲しいと連絡を入れたが、反応がない。余程行政にと
って都合の悪い回答が多かったのであろうか? 大阪狭山市は、誠意を持って、結果を公表すべきである。
次に、舗装の評判がすこぶる悪い。 全くのだまし討ちである。 アンケートを取るための「試験舗装区間」と、本工事が行われた個所では、色も硬さも まるで違う。今度ばかりは「試験区間という証拠がある」ため、土木グループも言い逃 れは出来まい。 NPOメンバーは、あまの街道愛好者の少数でしかない。しかし、このたびの舗装工事 の悪さに対する批判は、NPOとは関係なく起きている。近いうちに、市役所にデモが 行われるであろう。
さらに失望したことがある。 大阪府国民健康保険団体連合会が行ったサイン整備である。 NPOが計画して
いたルートと重複するので、このサインに「あまの街道」の表記を入 れてい欲しいと要望していた。土木グループでもそのように指導するという回答であっ たが、結果はNOでした。 健保連合会とNPOが個別にサインを設ければ、またまた「看板銀座」を作りかねない 。だからこその申し出であったのに、まことに残念です。大阪狭山市は、いまからでも 「ステッカーを貼る」などの対応をすべきである。
上記の抗議文を市長宛に送ったところこんな回答が来た。
まず、アンケートの結果が送られてきた。抗議をする前に、提出すべきであろう。
結果は予想通りであった。
利用者の年代であるが
・60歳以上で85%
・50歳以上で94%
まさに『お年寄りの道』である。だから、口をすっぱくして『柔らかい舗装』を主張している。
せっかく実験をしたのに、何も生かされていない。
次に、抗議に対し、岡田都市整備部長名で下記の回答をいただきました。
「市長への提言」にいただいた件について下記のとおり回答させていただきます。
記
○アンケートの結果につきましては、平成19年10月18日に「陶器山トンネル上の
広場」と「実験補修区間」の2箇所に掲示し、同日にNPO法人あまの街道にお渡し致
しました。
○アンケート結果により、「違いがわからない」が54%で一番多かったため、遊歩道
の標準配合比率である8%で施工いたしましたが、舗装場所の地形・土の水の含み具合
により差異が生じている可能性があります。 今後、歩きやすさや強度等の観察を行っていきます。
○健保連合会の設置するコース案内看板で、看板作成に間に合ったものについては「あ
まの街道」の表示をし、 すでに設置いたしております。 また、作成に間に合わなかったものについては、現在作成中であり、速やかにシールに
よる表示を行います。 |
あまの街道の舗装を見れば 不信感をぬぐえない。そこで新たな抗議文を市長宛に送った
舗装について >舗装場所の地形・土の水の含み具合により差異が生じている可能性があります。
このようにありますが、とても「現地を知る」回答とは思えない。 試験区間と、本舗装はまるで別物です。 私だけではなく、まるでNPOがあの舗装を指示したかのように、抗議を受けたという 報告が来ています。 そこで、責任ある方に現地を一緒に体験していただきたいと思います。両者を歩いていただ き「誤差の範囲」かどうか?確認してください。多くの方が騙されたと思っています。
次に、現地での声を聞き、愛好者のアンケートを再度お願いしたい。 決して潤沢ではない予算の中で、愛好者が非難する舗装を何故するのか!明確な説明を
願いいたします。 机上の空論を弄ぶのはうんざりです どうぞ、現地で話しましょう。
NPOは少数派です。 現地で多くの声を聞いてください |
同日、先に提出していた要望書への回答が文章で届いた。
正直言って、あまりに軽薄な内容で、市長にも失望した!
吉田大阪狭山市長のマニフェストに『市民協働』がある。市民と行政が手をとりあって前進を目指すのかと思っていたが、大きな間違いであった。(回答内容は、あまの街道公式ホームページでご覧ください)
行政の費用負担を避けるため、私たちが資金集めを行い、行政だからこそ出来ることと『協働』を申し入れたのに、回答は
〜〜申請をすれば補助金を出す〜〜
というものです。これでは、市民は『行政の下請け』扱いではないか。もういいかげん官尊民卑の思想を捨ててはどうか!
こんな考えだから、愛好者の85%が60歳以上というあまの街道をセメントで固めるのであろう。不要で迷惑な予算を使うのはもう止めればいい!いいかげんにして欲しいものだ